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WEBデザイン独学大全|勉強方法や必要なものをロードマップで解説!

WEBデザイン独学大全|勉強方法や必要なものをロードマップで解説!

WEBデザインを勉強したいけど、お金はかけられない!

でも、、、

「独学でWEBデザイナーになれるのかな…」
「稼げるまでにどれくらいの期間が必要なの…」
「どうやって勉強すればいいかわからない…」

といった悩みを抱えているのではないでしょうか。

この記事はそんなあなたの悩みを解決するためのものです。

今回は当ブログを運営している日本デザインスクールが、1700人以上のWEBデザイナーを未経験から育ててきた知見をもとに

  • 独学でWEBデザインを勉強する前に知っておくべきこと
  • 独学でWEBデザイナーになるためのロードマップ
  • 独学をするうえで役立つコンテンツ

をご紹介していきます。

この記事を読めば独学の実態や具体的に独学でWEBデザインを学ぶ方法がわかるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

この記事の内容

独学前に知っておきたい!WEBデザインに関すること

独学のお話をする前にまずは、WEBデザイナーを目指す方が知っておくべきWEBデザインの仕事内容と将来性をお伝えしていきます。

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事内容はWEB上にあるWEBサイトや広告バナーを作ることです。

より具体的にいうと次の流れで仕事をしていきます。

  1. 制作物の企画・設計
  2. 制作物のデザイン
  3. 制作物のコーディング

※広告バナーはコーディングをする必要はありません。

まず、クライアントから「何を作るか」「誰向けに作るか」「どんなものを作るか」をヒアリングして制作物のテイストやレイアウトを決めていきます。

それをクライアントに提案して、認められれば次はデザインの実施。

クライアントからヒアリングをしたことに沿って、配色やレイアウトを決めていきます。

そして、最後はコーディングです。

容量の大きなデザインデータにコードを入れることで、WEBサイトにアップできるようにしていきます。

ただし、WEBデザイナーのなかにはコーディング専門のコーダーに仕事を依頼して、制作物のデザインだけをしている人もいます。(制作会社でも同じです。)コードが書けないとWEBデザイナーになれないわけではないので、その点は間違わないようにしてくださいね。

WEBデザイナーの将来性は?やめとけって本当?

WEBデザイナーを目指している人のなかにはその将来性が気になっている方もいると思います。

結論をお伝えすると、WEBデザイナーは将来性のある仕事です。

なぜなら、WEBデザイナーの需要はこれからも伸びていくからです。

現に矢野経済研究所の調査では、2018年に1兆6990億円だったインターネット広告の市場規模は2024年に3兆2740億円になることが予測されており、インターネット広告を作るWEBデザイナーがより求められるようになることがわかります。

また、将来性に加えて「WEBデザイナーはやめとけ」といわれているのも気になるところだと思います。

実際のところ、「WEBデザイナーはやめとけ」という言葉を気にしすぎる必要はないのですが、その理由を解説するととても長くなってしまうので気になる方は以下の記事を読んでみてくださいね。

参考:矢野経済研究所「インターネット広告市場に関する調査を実施(2021年)」

独学でWEBデザイナーになるのは可能?

WEBデザインを独学で勉強しようと考えている方には、本当にWEBデザイナーになれるのかなと思っている方もいるはず。

そのため、まず独学でWEBデザイナーになれるか、どれくらいの難易度なのかを解説していきますね。

独学でWEBデザイナーになることは可能

最初に答えをお伝えすると、独学でもWEBデザイナーになることは可能です。

クオリティの高い作品を作れるようになれば、どんな人でもWEBデザイナーとして稼いでいけるからです。

現に、独学でWEBデザイナーになった人もいますし、当社の代表も独学でWEBデザインを学び、半年で月収150万円を達成しています。

独学だからWEBデザイナーになれない、稼げないというわけではないので安心してくださいね。

独学で稼げるレベルになるのはかなり難しい

独学でもWEBデザイナーになれますが、難易度が高いのは間違いありません。

現にWEBデザインスクールに通う人の3人に1人が「独学に限界を感じた」という理由で、WEBデザインスクールへの入学を決めています。

また、これまでサポートしてきた方のなかには、1年間独学をしたにもかかわらず1円も稼げなかったという方もいます。

あとから独学で勉強するデメリットで難しい原因をお伝えするので、ぜひそちらも参考にして独学をするか決めてくださいね。

WEBデザインを独学で勉強するメリット・デメリット

独学は難しいとお伝えしましたが、それだけで独学でWEBデザインを学ぶか判断するのは難しいですよね。

そのため、ここからは独学で勉強するメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

WEBデザインを独学で勉強するメリット

まずはメリットからお話ししていきますね。

費用が安い(または無料)

独学のよいところは、学ぶ費用が少なくて済むということです。

あとから詳しくご紹介しますが、本、YouTube、WEBサイトなど、低価格でWEBデザインが学べるコンテンツは多くあります。

スクールであれば数十万の費用がかかりますが、独学なら数万円で抑えられます。

「WEBデザイナーが向いているかわからない」という方でも、低リスクでWEBデザインを学ぶことができるのは独学の魅力ですね。

自分のペースで学習できる

自分のペースで勉強できるのも独学のメリット。

職業訓練校やWEBデザインスクールは学習期間が決められており、そのペースに合わせて勉強する必要があります。

それはメリットでもあるのですが、自分のペースで勉強したいという方にとっては大変ですよね。

一方、独学ならその心配もいりません。

好きな時間に好きなだけ勉強できるので、会社に勤めている人、育児や介護をしている人でも無理せずスキルアップできますよ。

調べる力がつく

独学のメリットとして、調べる力がつくということもあります。

WEBデザイナーとして働くうえでは自分で調べる力がとても大切です。

しかし、スクールの場合、すぐに教えてもらえるのでその力がつかない恐れがあります。(調べる力をつけるためにすぐに教えないスクールもありますが、全てのスクールがそのようなスタイルではありません。)

一方、独学ならその心配はいりません。教えてくれる人がいないので調べる力が強制的につくのです。

WEBデザイナーになったあとに苦労しないのは独学のメリットですね。

WEBデザインを独学で勉強するデメリット

続いて独学で勉強するデメリットをお伝えします。

習得に時間がかかる

独学は一般的にスクールよりも時間がかかります。

スクールでは既にWEBデザイナーとして稼いでいる人が「この勉強は無駄だった」というものを省いて教えてもらえます。

しかし、独学の場合はその「無駄」を知らずに勉強を進める必要があるのです。

また、独学の場合はわからないことを全て自分で調べなければいけません。

そのため、どうしても時間がかかってしまうのです。

モチベーションの維持が大変

独学はモチベーションの維持も大変です。

そのため、本業、育児、介護などで疲れたり、なかなか上達しなかったりするとモチベーションが下がり、勉強をしなくなるリスクがあります。

また、独りで勉強するのもモチベーションが下がる原因です。

職業訓練校やスクールでは一緒に学ぶ仲間がいて、わからないところを教え合ったり、励まし合ったりできますが、独学でそれをするのはかなり難しいです。

もちろん、SNSで積極的にコミュニケーションを取ったり、交流会に赴いたりすれば仲間は作れますが、逆にいうと、それをしなければ仲間ができないというのはデメリットだといえます。

時間をかけてもスキルが身につかないことが多い

独学の恐ろしいところは時間をかけてWEBサイトを作れるようになったとしても、それが仕事を取れるレベルではない場合があること。

自己流で作ってしまうので、作品のクオリティがプロレベルまで行かないのです。

自分のなかではいい感じにできていると思っていたけれど、プロから見ると「これで仕事を取るのは難しいかな」ということも多々あります。

また、1年間独学をし続けた結果、変な癖がついてしまった方もいます。

一生懸命勉強したのに、上手くなるどころか下手になってしまうリスクがあるのは独学の大きなデメリットです。

独学でWEBデザイナーになるまでに必要な期間

独学でWEBデザインを勉強する場合、一般的には次のようなことを学ぶ必要があると言われています。

独学で学ぶ必要があること
  • WEBサイトに関すること(40時間)
  • Photoshop(30時間)
  • Illustrator(30時間)
  • HTML、CSS(150時間)
  • JavaScript(250時間)
  • 実際のサイト制作(100時間)

全て合計するとWEBデザイナーとして稼ぐまでは600時間かかることになります。

1日に2時間勉強するとだいたい300日かかることになりますね。

しかし、実際にWEBデザイナーとして稼ぐことを目的とするなら、600時間もかかりません。

稼ぐのに必要なスキルだけを正しい方法で学べば、半分以下の時間で学べます。

なぜなら、デザイナーとして仕事を取るためにはHTML、CSS、JavaScriptを本格的に勉強する必要がないからです。

下に載せているような作品を作れるようになれば、コーディング(プログラミング)ができなくても仕事は取れますよ。

ホームページ
日本デザインスクールの受講生が未経験から45日で作った作品です。

独学の期間について詳しく解説した記事を載せておくので、ぜひ参考にしてくださいね。

独学でWEBデザインを勉強するのに必要なもの

ここからは勉強を始めるときに準備しておくものをお伝えします。

WEBデザインは仕事の9割をパソコンでおこなうため、パソコンやその周辺機器がどれだけよいものかによって、疲労度や作業スピードが大きく変わります。

収入にも大きく影響するので、これからお伝えすることを参考にして、よりよいものを選びましょう。

一定以上のスペックを持ったパソコン

WEBデザインを勉強するときには、パソコンが必要です。

ただし、パソコンであれば、なんでもよいというわけでもありません。

WEBデザイナーは容量の大きいデータを扱うこともあるので、パソコンにも一定以上のスペックが求められます。

以下が最低限求められるパソコンのスペックです。

CPUインテル Core i5以上
メモリ16GB以上
ハードディスク500GB以上
画面のサイズノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上

デスクトップとノートパソコンのどちらでもWEBデザインはできますが、持ち運びができるノートパソコンがおすすめです。

WEBデザイナーにおすすめのパソコンを紹介した記事を載せておくので、パソコンを買うときに読んでみてくださいね。

作業を楽にしてくれる周辺機器

これから本格的にWEBデザインを勉強していきたいと考えている方は、パソコンだけではなく、マウスやモニターなどの周辺機器も買っておくのがおすすめです。

もちろん、パソコンだけでもWEBデザインの勉強はできるのですが、周辺機器を揃えることでより楽により早く作業できます。

先ほどもお伝えしたようにWEBデザイナーは仕事の9割をパソコンでやるので、仕事を楽にしてくれる機器を買っておいて損はありませんよ。

パソコンの周辺機器について現役デザイナーが解説した動画があるので、ぜひ参考にしてくださいね。

いまイヤホンをお持ちでない方、記事で内容を読みたい方は
下に載せているこちら記事をご覧ください。

WEBデザインをするためのツール(PhotoshopやIllustrator)

パソコンが用意できたら、次はWEBデザインをするためのツールを揃えましょう。

ツールとして一般的なものはPhotoshopとIllustratorです。

Photoshopは主に加工や補正などの画像編集に使用され、Illustratorはテキストや図形といった細かなデザインを施すときに使用されます。

他にもWEBデザイナーが使用しているツールはありますが、多くのWEBデザイン会社でPhotoshopやIllustratorが使用されています。

もちろん、両方使えるようになるのが一番よいのですが、これからWEBデザインの勉強を始める方には、簡単に画像を編集できるPhotoshopがおすすめです。

ちなみに、それぞれを単体で契約することも可能ですが、他のAdobeツールも使えるようになるコンプリートプランというものもあります。

WEBデザインのツール(PhotoshopやIllustrator)について詳しく解説した記事を載せておくので実際にツールを買うときにはぜひ読んでみてくださいね。

コーディングをするためのHTMLエディタ(Dreamweaverなど)

デザインツールだけではなくて、コーディングするためのHTMLエディタも用意しておきましょう。

コーディングとはHTML/CSSというものを用いて、デザインをWEBサイトにアップできるようにする作業で、サイト制作には必須です。

最近では、サイト制作が分業制になっており、WEBデザイナーがコーディングを本格的にできる必要はなくなっていますが、コーディングの基礎的な知識を勉強するのは大切です。

そのため、WEBデザインを学ぶときにはDreamweaverなどのHTMLエディタを準備しておきましょう。

何から始める?独学でWEBデザイナーになるロードマップ

独学は職業訓練校やスクールとは違い、勉強の手順が決められていません。

そのため、次に何をすればよいかわからないという事態が起きて、挫折してしまいがちです。

そこで、今回は独学でWEBデザインを勉強するロードマップをご紹介していきます。

ロードマップに従えば、迷うことなくスキルアップでき、WEBデザイナーとして稼げるようになりますよ。

ステップ1.WEBデザイン業界について詳しく知る

独学する前にはWEBデザイナーの働き方やWEBデザイン業界についての知識を深めましょう。

WEBデザイナーは他の職種と比べて少し特殊なところがあります。

そのため、WEBデザイナーについて詳しく知らないと、勉強を始めてからやWEBデザイナーになってから後悔する可能性があるのです。

具体的には

  • WEBデザイン業界の裏側
  • WEBデザイナーの働き方
  • WEBデザイナーのなり方
  • WEBデザイナーの稼ぎ方

は詳しく把握しておきましょう。

記事やYouTubeを見ればWEBデザイナーへの知識を深められます。

ただ、記事やYouTubeで調べるとキリがないですし、ときには間違った情報を手にしてしまう場合もあります。

「サクッとWEBデザイナーについて知りたい」「正しい情報を知りたい」という方は当社がやっている「WEBデザイナーという働き方セミナー」に参加するのも1つの手ですよ。

WEBデザイナーという働き方セミナーが気になる人はこちらの記事を読んでみてくださいね。

ステップ2.目標と期日を設定する

WEBデザインの勉強をするときには、まず目標と期日を決めるようにしましょう。

「1ヶ月でデザインの基礎を完璧に覚える」
「半年で仕事を1件受注できるようになる」
「3ヶ月後にはオリジナルデザインを作れるようになる」

といった目標とその期日を決めると、ダラダラと勉強してしまうことを防げます。

どれくらいの目標を立てればよいかわからない方は、過去に独学をした人に話を聞いたり、独学をした人のブログを読んだりしてみましょう。

ステップ3.勉強時間を確保する

仕事をしながら、育児・介護をしながらWEBデザインを勉強しようと考えている人が、ぶつかる壁は勉強する時間がないということだと思います。

WEBデザインを勉強したい気持ちはあるけど優先度が低いから後回しになってしまうということも少なくありません。

その状態ではWEBデザインを身につけるのは難しいです。

そのため、勉強時間を確保する必要があります。ぜひ、1日のスケジュールを振り返って、少しでも勉強ができる時間がないか探してみてください。

ステップ4.WEBデザインの基礎を学ぶ

目標が決まり、勉強時間も確保できたら、いよいよWEBデザインの勉強をはじめていきましょう。

まず、やるのはWEBデザインの基礎を学ぶことです。

デザインは芸術的なセンスが重要だと思われがちですが、実は芸術的なセンスよりも綺麗に見えるルールを覚えて、応用していくことのほうが大切です。

そのため、WEBデザイナーになるときには、基礎知識を身につける必要があります。

覚えるべき知識をすべて出すとキリがないのですが、未経験の方がまず覚えるべきなのは以下の3つです。

  1. 配色の基礎
  2. フォントの基礎
  3. レイアウトの基礎

最近は本やYouTubeなど、あまりお金をかけなくてもWEBデザインの基礎を学べるコンテンツがたくさんあります。

あとからおすすめのコンテンツを詳しくご紹介するので、それらを使って勉強してくださいね。

WEBデザインの基礎について解説した記事も載せておくので、こちらを見て勉強するのもよいですよ。

ステップ5.デザインツールの使い方を覚える

デザインの基礎が身についてきたら、PhotoshopやIllustratorの使い方を覚えていきましょう。

先ほどもお伝えしたように、WEBデザイン未経験の方はPhotoshopを使えるようになるのがおすすめです。

いきなり、バナー(インターネット広告に使われる画像)やホームページの制作に挑戦する必要はありません。

自分が持っている写真を使って、色を変更してみたり、自分を切り抜いたりしてツールの基礎を身につけましょう。

ただし、デザインツールの機能には実務では使わないものがたくさんあるので、デザインツールの勉強に時間をかけすぎないように!

▼現役デザイナーがPhotoshopの使い方を紹介している動画はこちら

ステップ6.デザインをトレース&模写する

デザインツールの基本的な使い方を学べたら、WEB上にあるデザインをトレースしていきます。

トレースとはお手本を下において、それをなぞって真似する練習法です。

トレースをすることによって、プロのWEBデザイナーがどんなテクニックを使っているのかを実感できるのはもちろん、プロの感覚が身についていきます。

トレースするときに特に注目すべきなのは次の6つです。

  • レイアウト
  • 文字サイズ
  • フォント
  • 配色
  • 余白
  • 写真

まずはどんなテクニックが使われているかを分析して、それが終わったらPhotoshopを使ってデザインをトレースしていきましょう。

また、トレースができるようになったら模写にもチャレンジしてみましょう。

模写は参考のデザインを横において、それを真似すること。

下に敷いたお手本をなぞって真似するだけのトレースと比べると難易度が上がりますが、その分スキルアップができますよ。

ステップ7.コーディングの基礎を学ぶ

WEBデザイナーはコーディングを本格的に書ける必要はありませんが、コーディングの基礎知識(HTML/CSS)を身につける必要はあります。

コーディングに関する本やYouTubeがたくさん出ているので、それを参考にして勉強を進めれば十分コーディングの基礎を押さえることができます。

また、「Progate」「ドットインストール」などの、コーディングを無料で学べるサイトで手を動かしながら勉強するのもおすすめです。

WEBデザイナーがコーディングの基礎を解説している動画を載せておくので、こちらも勉強するときの参考にしてくださいね。

ステップ8.オリジナルのデザインを作ってみる

デザインやコーディングの基礎が身についたら、実際にオリジナルのデザインを作ってみましょう。

WEBデザインの現場では、「温かみのある感じ」「高級感がある感じ」など、言葉で指示を受けることが多いです。

そのため、何もないゼロのところから、オリジナルのデザインを作る練習が必要になってきます。

最初はとても難しいと思いますが、今まで学んできたことをフル活用してコツコツ作っていきましょう。

地道に作り続けた作品が完成したときには、大きな達成感を得られますよ。

多くの方がいきなりWEBサイトに挑戦されますが、WEBサイトをゼロから作るのは難易度が少し高いので、まずは比較的簡単なバナーを作るのがおすすめです。

ステップ9.WEBデザイナーから添削を受ける

オリジナルのWEBデザインが完成したら、現役のWEBデザイナーから添削を受けましょう。

WEBデザインスキルを上げるうえで、WEBデザイナーから添削を受けるのはとても大切です。

自分が気づかなかったことに気づけるのはもちろんのこと、仕事を獲得している人が実践しているテクニックを知ることで、作品のクオリティや制作スピードを上げられます。

逆に添削がないままだと、間違った知識のまま勉強を続けてしまうリスクがあります。

せっかく時間を投資したのに上達しないという結果になると費やした時間やお金がもったいないので、必ずプロからの添削を受けてくださいね。

オンラインサロンやSNSで、現役のWEBデザイナーに出会えるので、積極的に繋がりにいきましょう。

現役WEBデザイナーが、デザイン勉強中の人の作品を添削している動画があるので、添削でどれくらい作品が変わるか気になる人はぜひご覧になってくださいね。

ステップ10.ポートフォリオを作成する

オリジナル作品を作ることと、WEBデザイナーからの添削を受けることを何度か繰り返して、デザインスキルが上がってきたら、次はポートフォリオを作っていきましょう。

ポートフォリオとは、「自分がどんな人間で、どんなものを作れるのかをアピールするもの」です。

クオリティの高いポートフォリオがあると、転職するときには採用されやすくなりますし、副業やフリーランスをするときにも仕事を取りやすくなります。

ポートフォリオを作るときに大切なのは量より質です。

どれだけ量があっても1つ1つのクオリティが低いと採用されません。

そのため、ポートフォリオは丁寧に作りましょう。

ちなみに自社で調査した結果、ポートフォリオの形式はあまり合否に関係ないことがわかっています。

ポートフォリオに関する調査

WEBサイトでもPDFでも自分の作りやすい形式で作ってくださいね。

ポートフォリオについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。

ステップ11.案件を獲得する

ポートフォリオが完成したら、案件を獲得しにいきましょう。

このときにはまだ自分の作品に自信が持てないかもしれません。ですが、だからこそ案件を獲得しにいくことが大切です。

厄介なことに、WEBデザインはどれだけ勉強しても、「まだまだだな…」と感じてしまうもの。

いつまで経ってもWEBデザイナーとして仕事を始められないことがよくあります。

そのため、少し自信がなくても仕事を取りにいきましょう

一度挑戦してみると、一気に仕事を取りにいくハードルが下がりますよ。

とはいえ、なかには案件を獲得するのが怖いという方もいると思います。

そんな方は、クラウドソーシング(仕事を依頼する人と仕事を依頼される人をマッチングさせるサービス)でコンペ形式の案件に応募するのがおすすめです。

コンペは何人かのWEBデザイナーのなかから、一番よい作品が選ばれる形式なので、案件に応募してもトラブルが起きることはありませんよ。

現役WEBデザイナーが仕事を取る方法を解説した動画を載せておくので、気になる方はぜひ見てくださいね。

WEBデザインを無料で独学できる方法

独学をするときに考えるのができるだけ費用を抑えたいということですよね。

そのため、ここからは無料でWEBデザインを勉強する方法をご紹介していきます。

無料サイトを活用する

WEBデザインを独学するときに使えるのは無料サイトです。

デザインやコーディングの基礎が学べたり、実際に手を動かしながらWEBデザインスキルを身につけられます。

おすすめの無料サイトは次の4つ。

  • サルワカ
  • chot.design
  • Adobe ラーニングとサポート
  • Schoo

どのサイトも無料だとは思えないくらい多くのことが学べますよ。

それぞれのサイトを詳しくご紹介した記事を載せておくので、どんなサイトなのかを把握してぜひ使ってみてくださいね。

ブログを参考にする

WEBデザインを独学するときにはブログも役立ちます。

ブログを利用することで

  • WEBデザイナーとしての働き方が知れる
  • WEBデザインのテクニックが知れる
  • 制作するときの参考を集められる
  • 勉強中の気分転換ができる

といったメリットがあります。

独学をする人におすすめのブログをまとめたものを載せておくので、デザインブログを探すときに活用してくださいね。

YouTubeを活用する

WEBデザインを勉強するうえで、YouTubeを活用するのもおすすめです。

かつては本を買って勉強するしかなかったのですが、現在ではたくさんのYouTubeチャンネルがありWEBデザインについて無料で学べます。

YouTubeではさまざまなことを知れますが、一番魅力的なのは現役のWEBデザイナーが「WEBサイトの制作」や「バナーの添削」を見せてくれることです。

現役のWEBデザイナーが、どんなことを考えながらデザインをしているかがわかり、スキルアップに繋がりますよ。おすすめのYouTubeは以下の2つです。

ゼロイチWEBデザイン:未経験からWEBデザイナーへ

HIROCODE.ヒロコード

WEBデザインを独学で勉強するときに役立つ本

無料ではありませんが、独学をするときには本を作って勉強するのがおすすめです。

本であれば知識がまったくない状態からでも、WEBデザインについて学べます。

ただし、本で勉強するときには、その本がいつ発売されたか確認しましょう。

WEBデザインの世界は日々進歩しています。

新しい技術が取り入れられることも多く、10年以上前の本だと今のWEBデザインに対応していないこともあるので注意しましょう。

独学に使える本をご紹介した記事を載せておくので、本を買うときには参考にしてくださいね。

独学以外でWEBデザインを勉強する2つの方法

ここまで独学でWEBデザインを勉強する方法を解説してきましたが、もちろんWEBデザインを勉強する方法は独学だけではありません。

「本当に独学ができるのかな…」と心配な方のために独学以外でWEBデザインを勉強する方法を2つご紹介しますね。

WEBデザインスクールに通う

独学や職業訓練校の他にWEBデザインスクールに通うという方法もあります。

WEBデザインスクールの魅力は、現役のWEBデザイナーから添削をしてもらえるところ。

独学の勉強法でもお伝えしたように、現役のWEBデザイナーから添削してもらうのは、スキルアップするうえでとても大切です。

また、デザインスクールによっては、チーム制を導入しているところもあり、仲間と協力しながら学ぶこともできます。

ただその分、スクールはお金がかかってしまいます。

デザインスキルが身につけば、支払った分のお金も回収できるのですが、なかには高い受講費を払ったのにスキルが身につかないスクールがあるのも事実です。そのようなスクールを選んでしまうと、時間もお金も無駄になってしまうので、スクール選びは慎重におこないましょう。

おすすめのデザインスクールはこちらの

職業訓練校に通う

WEBデザインを学ぶ方法として、職業訓練校に通う方法もあります。

職業訓練校は入学するのに条件があるのですが、入学すれば無料でWEBデザインを学べます。

職業訓練校のメリットは、カリキュラムが用意されていることや、卒業後の転職サポートがあることです。

一方で、

  • 講師が現役WEBデザイナーではないことがある
  • 教えてもらえるのがデザインツールのことばかり
  • 本格的なデザインは就職先で学んでと言われる

というデメリットもあります。

職業訓練校に通うときは、学べる内容や、卒業生の働き方についてしっかり調べましょう。

独学でWEBデザイナーを目指す方からよくある質問

最後に、独学でWEBデザイナーを目指す方からよく聞かれる質問と、その答えをお伝えしていきますね。

資格の勉強をしたほうがいいですか?

資格の勉強は必須ではありません。

WEBデザイナーは資格がなくても転職や案件受注ができるからです。

WEBデザイン業界は良くも悪くも実力主義。

よい作品を作ることができれば、資格を持っているかどうかは関係ありません。

現に当社で活躍しているWEBデザイナーは全員資格を持っていませんし、当社がWEBデザイナーを採用するときも資格の有無を気にしていません。

ただし、どうしても入りたい企業が資格を必要としている場合は勉強をしましょう。

現役WEBデザイナーが資格について解説した記事はこちらです!気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

どのタイミングで仕事を取りはじめるべきですか?

独学をしている人が仕事を取り始める目安は次の2つです。

仕事を取り始める目安
  • プロのWEBデザイナーからOKをもらったとき
  • 仕事が取れている人の作品と同じレベルになったとき

プロのWEBデザイナーに添削してもらえる場合はその人の意見を参考にしてみてください。

プロのWEBデザイナーが「これなら仕事が取れるよ」というレベルになれば、仕事を取り始めても大丈夫です。

教えてくれる人がいない場合は、ココナラというクラウドソーシングサービスで仕事を取れている作品がどんなものかを見てみましょう。

その作品と同じレベルのものが作れるようになれば、仕事を取れますよ。

知人にWEBデザイナーがいれば独学できますか?

1人で独学をするよりもWEBデザイナーになれる可能性は高まります。

ただし、その場合は次の2つのことを確認してみましょう。

  • 教えてもらう人の作品はクオリティが高いか
  • 教えてもらう人はWEBデザインを教えた経験があるか

まず教えてもらう人の作品のクオリティが高いかを確認しましょう。

教えてもらう人の作品のクオリティが低い場合、その人から習ってもクオリティの高い作品を作れるようになれないリスクがあるからです。

また、その人にデザインを教えた経験があるかも聞いてみましょう。

全東大生が東大に入る人を育てられるわけではないように、WEBデザイナーになった人全員がWEBデザイナーを育てられるわけではありません。

特にWEBデザイナーのなかには感覚でよい作品を作れる天才肌の人もいて、そのような人に習ってもWEBデザインができるようにならないのです。

そのため、WEBデザインを教えた経験があるかは必ず確認しておきましょう。

まとめ

今回はWEBデザインを独学で勉強する方法とそのロードマップをお伝えしてきました。

この記事でお伝えした独学の流れは次のようになります。

独学の流れ
  1. WEBデザイナーについて詳しく知る
  2. 目標と期日を設定する
  3. 勉強時間を確保する
  4. WEBデザインの基礎を学ぶ
  5. デザインツールの使い方を覚える
  6. デザインをトレース&模写する
  7. コーディングの基礎を学ぶ
  8. オリジナルのデザインを作ってみる
  9. WEBデザイナーから添削を受ける
  10. ポートフォリオを作成する
  11. 案件を獲得してみる

独学でWEBデザインを学ぶときは、まずWEBデザイナーについて詳しく調べてみてくださいね。

記事やYouTubeを使えば、WEBデザイナーの知識を集められますし、当社がやっている「WEBデザイナーという働き方セミナー」でもWEBデザイン業界のリアルを知れますよ。

そして、WEBデザイナーについてわかったら実際に計画を立てて勉強をしてみてくださいね。

本文でもお伝えしたようにポイントは現役のWEBデザイナーに添削してもらうこと。

それができればWEBデザイナーとして仕事をするという目標にグッと近づくことができます。

あなたがWEBデザインスキルを身につけ、WEBデザイナーとして稼げるようになれるよう願っています。

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