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プロ厳選|現場で使えるWEBデザインツール23選|無料&有料

WEBデザインに使うツールとは? 未経験者が知っておきたい基礎知識を解説!

働き方の自由度が高くなり、兼業・副業・複業の選択もできるようになりました。

手に職をつけて、新しい働き方を始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

オンライン化の加速もあり、自由な働き方が叶う人気の職業のひとつがWEBデザイナーです。

WEBデザイナーとは、その名の通り、WEBサイトのデザインをおこなう人のことです。

ネットが生活の隅々まで浸透している今、WEBサイトの制作はあらゆるビジネスにおいて必要不可欠であり、今後も需要が伸びていくと考えられます。

特に、誰もがスマートフォンを通して瞬時に情報にアクセスできる時代になり、視覚的にメッセージを伝えられる「デザイン」の重要性が高まっています。

とは言っても、

「WEBデザイナーに興味があるけど、難しそう」
「今から勉強しても大丈夫かな」
「未経験で、資格も持ってないし…」

という不安を感じている人も多いかもしれませんね。

WEBデザインが難しそうに感じるのは、そもそもWEBサイトのデザインがどのように作られているかを知らないからかもしれません。

WEBサイトのデザイン、設計・制作をするためには、「ツール」が使われます。

このツールを活用できるようになれば、未経験者でもWEBデザインができるようになります。

そして、経験を積んでいくことで、将来は好きな時間に好きな場所で働けるようになります。

自分に合ったライフスタイルへ変えていくことも可能です。

女性であれば、結婚・出産後に在宅でできる仕事にもなります。

ここでは、未経験者・初心者にもおすすめのツールを詳しく解説していきます。

ぜひツールを選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

\ 14364人にセミナーをして分かった!/

目次

WEBデザインに必須のグラフィックデザインツール5選

まずは、画像編集やイラスト作成ができるグラフィックツールを紹介していきます。

WEBデザインをするときに使えるツールばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

【有料】Photoshop|画像の加工が得意な王道ツール

WEBデザイナーが使うツールでもっともシェア率が高いのが、Photoshopと呼ばれるツールです。

Photoshopは画像の編集・加工が得意で、

  • 画像を明るさやコントラストの変更
  • 画像の不要な部分を消去
  • 画像の合成
  • 傾きの調整
  • 文字の挿入
  • 画像にエフェクトを追加
  • アニメーション
  • グラフィックデザイン

といったことができます。(これらはほんの一部の機能です。実際には扱いきれないほど多くの機能が搭載されています。)

とても便利なツールで、Photoshopがあればほとんどの作業ができてしまいます。実際にこちらの作品はPhotoshopだけで作った作品です。

料金・2728 円/月(Illustratorだけのプラン)
・6480 円/月(Adobe製品が20以上使えるプラン)
対応OSMac、Windows
公式サイトAdobe Photoshop

【有料】Illustrator|アイコンやロゴ作成が得意なツール

Photoshopと同じAdobe社が出しているのがIllustratorというツールです。

画像の編集が得意なPhotoshopに対して、Illustratorは

  • 図形や線の作成
  • 図形や線の編集                             
  • テキストのデザイン
  • イラストの作成

といったことが得意です。

現場で使われるのは、アイコンやロゴを作るときか、WEB制作で使うイラスト素材を作るときですね。

イラスト素材は素材サイトから持ってくることが多いのでPhotoshopより活躍する場面は少ないです。

オリジナルの素材を作りたい場合に必要になってくるツールですね。

料金・2728 円/月(Illustratorだけのプラン)
・6480 円/月(Adobe製品が20以上使えるプラン)
対応OSMac、Windows
公式サイトAdobe Illustrator

【無料】Canva|デザインをオールマイティにこなすツール

現在、大人気のWEBデザインツールが「Canva」です。

Canvaの特徴はその汎用性の高さ。

テンプレートを使えば簡単にWEBデザインができ、代表的なものだけでも

  • Instagramのストーリー
  • YouTubeのサムネイル
  • ブログのアイキャッチ
  • ホームページ
  • Twitterのヘッダー
  • ロゴ

などを作れます。

また、Canvaは画像編集がメインであるものの、機能の一部にはAIによる画像生成機能もあります。

実際のところ、PhotoshopやIllustratorに比べると機能の数と精度は劣るので、プロのWEBデザイナーとして使うにはもの足りません。

しかし、簡単なデザインを短時間でサクッとするのには向いているので、SNSやブログで稼ぎたいノンデザイナーにはとても使えるツールですよ。

料金・基本は無料
・有料版は1万2000円/年
対応OSMac、Windows
公式サイトCanva

【無料】GIMP|無料でPhotoshopの代役になるツール

Photoshopの代役になると言われているのがGIMPと呼ばれるツールです。

オープンソースで無料で使えるにもかかわらず

  • レイヤー機能
  • 切り抜き
  • サイズ変更
  • 画像の加工や合成

など様々な優れた機能が揃ったツールです。

プラグイン(PythonやPerlなどのプログラミング言語を用いた機能拡張)も豊富で、初心者から上級者の方まで幅広く支持されています。

もちろん、Photoshopに比べると劣っている部分はたくさんあります。

ただ、「少しWEBデザインを体験してみたい」という方には、おすすめのツールですよ。

料金無料
対応OSMac、Windows
公式サイトGIMP

【無料】Inkscape|無料でIllustratorの代役になるツール

Illustratorの代役と言われているのが、Inkscapeという機能です。

Inkscapeは、無料で使えるイラスト作成ツールで

  • 図形の操作、編集
  • レイヤー機能

などアイコンやロゴを作るのに必要な機能が一通り揃っています。

使い方に関するチュートリアルやユーザーコミュニティもあるので、初心者も比較的すぐに使えるようになります。

ただ、Inkscapeはバグが少し多い、描き出せる形式が少ない、動きが遅くなることがあるといった欠点もあります。

その点は割り切って使う必要があるようです。

料金無料
対応OSMac、Windows、Linux
公式サイトInkscape

当メディアの運営元である日本デザインスクールでは、これからWEBデザインの勉強を始めようと思っている方向けに無料のオンラインセミナーを開催しています。

セミナーではWEBデザイン業界の裏側、勉強に失敗してしまった先輩の事例、時間を無駄にしてしまう勉強方法など、WEBデザインを勉強する前に知っておきたい内容をお伝えしています。

参加者の中にはWEBデザインの勉強に挫折してしまった方も多く、「勉強を始める前に知りたかった」という感想が多いので、WEBデザイナーを勉強している方、これから勉強しようと思っている方はぜひご参加くださいね。(※無理な営業などは一切ございません。)

▼セミナーの詳しい内容を見てみる

ゼロから素材を作れる画像作成AIツール3選

近年、AIが発達し、自動で画像(イラストや写真に近いもの)を作ってくれるAIツールが出てきています。

それらを使えば、欲しいのになかなか見つからない素材や、わざわざイラストレーターさんに作ってもらっていた素材を自分で作ることが可能なため、WEBデザイナーのなかにもAIツールの研究をしている人がたくさんいます。

そこで、ここでは今後使う人が増えていくであろうAIツールを紹介していきます。

【有料】Midjourney|ChatGPTとのタッグで真価を見せるツール

まず、ご紹介するのがMidjourneyと呼ばれる画像生成AIです。

機能自体はとてもシンプルで、AIに文章で出した指示を出すとそれにしたがって、イラストを作ってくれます。人やキャラクターのイラストは雰囲気が独特なので、WEBデザインに使うのは難しいです。

しかし、街並みや景色のイラストなら、ホームページやLP(ランディングページ)の背景として十分使えます。

一部の優秀なWEBデザイナーは文章作成AIの「Chat GPT」というツールで、プロンプト(AIに指示を出す文章のこと)を作り、それをMidjourneyに入力してより質の高い画像を作成するということもやっています。

Midjourneyの使い方について、未だに研究が進んでいます。

他のWEBデザイナーと差別化するために、使えるようになっておいて損はありませんよ。

料金・無料(月に約25枚まで画像生成可能)
・10ドル/月(月に約200枚まで画像生成可能)
・30ドル/月(月に約900枚まで画像生成可能)
・60ドル/月(月に約1800枚まで画像生成可能)
対応OS全て対応
公式サイトMidjourney

【有料】Firefly|Adobeから出た超便利なツール

画像生成AIとして今、世界中から注目を集めているのが2023年3月に発表された「Firefly」というツールです。

注目されているのは「Firefly」がAdobe社のサービスだから。同じくAdobe社が出している「Photoshop」や「Illustrator」といったツールと連携しやすいので、AIツールを使うハードルは一気に低くなります。

また、「Firefly」自体の機能もとても便利です。

テキストから高クオリティの画像を生成できるのはもちろんのこと、画像から欲しい素材だけを取り出したり、画像のなかにいる人の表情を自由に変えられたりと「こんな機能があったらいいな」という望みを叶えてくれています。

この記事を執筆している現時点(2023年5月1日)ではまだリリースされていませんが、リリースされると同時に多くの人が使うツールだと予想できます。

Adobeに申請すればお試し版を使えるので、ぜひやってみてくださいね。

▼Fireflyでできる12のことを紹介しているので、どんな機能があるか気になる人はぜひ読んでみてくださいね。

料金発売前
対応OSMac、Windows
公式サイトAdobe Firefly

【無料】Leonardo.Ai|無料とは思えない画像を作れるツール

MidjourneyやFireflyはとても便利な画像生成AIですが、無料ではありません。

「無料で画像生成AIを使いたい」という方には、Leonardo.Aiがおすすめです。

Leonardo.Aiは、有料版と無料版があるのですが、無料版でも1日に150枚まで画像作成ができます。

画像のクオリティも高く「イラストレーターがいらなくなるのでは…」と思ってしまうレベルです。

ただ、Leonardo.Aiが得意なのは人やキャラクターのイラストであり、その他の画像を作るのは少し苦手。

ここまで紹介してきた有料のツールと比べると、やはりその使いやすさは劣りますね。

無料ツールでできることと有料ツールでできることを把握して、使い分けるのがおすすめです。

料金無料(1日に150枚まで画像生成可能)
対応OS全て対応
公式サイトLeonardo.Ai

サイトの使いやすさをアップするUIデザインツール4選

UIデザインツールとは、WEBサイトやモバイルアプリのデザインができるツールです。

UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース) の略で、画面の見た目の良さ・使い心地の良さに特価したWEBサイト作成のツールです。

ここでは、そんなUIデザインツールを4つ紹介していきます。

【有料】XD|Adobeツール連携できるツール

AdobeがリリースしているUIデザインツールが、XDです。

図形や文字を作成できるのは、PhotoshopやIllustratorと同じですが、XDはプロトタイプ作成(遷移機能)ができます。

プロトタイプとは、実際にWEB制作をする前に見本を作成し、完成形をイメージしやすくするためのもの。

作成したデザインに対して、デザイン同士を連結して実際のブラウザ上での動きを再現することができます。

XDの特徴は動作の速さと、Photoshop・Illustratorとの連携がしやすいところ。

スムーズに作業がしたい人、Adobe社の製品を使っている人にはおすすめのUIツールです。

料金・1298円/月(XDだけのプラン)
・6480 円/月(Adobe製品が20以上使えるプラン)
対応OSMac、Windows
公式サイトXD

【有料】Sketch|数百のプラグインでカスタマイズできるツール

自分好みのUIツールを作りたい方におすすめなのがSketchです。

Sketchの特徴はなんといっても、プラグイン(拡張機能)の多さ。

数百のプラグインがあるので、自分が良く使う機能だけを揃えることができます。

ただ、SketchはそのままではWindowsで使うことができません。

Lunacyというデザインツールに、ファイルをアップロードする必要があります。

ファイルを他に移さないといけないのは少し面倒ですね。

料金99ドル/年
対応OSMac
公式サイトSketch

【無料】InVision Studio|アニメーション作成ができるツール

InVision Studioは、無料で使えるUIデザインツールです。

プロトタイプを作成できるのはもちろんのこと、InVision Studioは細かいアニメーションの作成ができます。

その精度は有料のXDを超えるほど。

アニメーションをメインで使うWEBサイトを作るときには、InVision Studioを使うのがおすすめです。

料金無料
対応OSMac、Windows
公式サイトInVision Studio

【無料】Figma|共同編集ができる大人気ツール

近年、人気が出ているのがFigmaと呼ばれるツールです。

人気の理由はバランスの良さ。

無料でありながら「動作の軽さ」や「機能の数」がちょうどユーザーが満足できるレベルにあります。

また、共同編集ができるのもfigmaの良さです。

チームで仕事をするのにも向いています。

ただ、figmaにはヒストリー機能(履歴機能)がありません。

「前のデザインのほうが良かったな」と思ったときに戻せないのは、残念なところですね。

料金・基本無料
・1800円/年
・6750円/年
対応OS全て対応
公式サイトFigma

コーディングをする人におすすめのテキストエディタ3選

WEBデザイナーのなかには、WEBデザインだけではなく、コーディングまで自分でやりたいと思っている方もいるはず。

そこで、ここからはコーディングで使うテキストエディタを紹介していきます。

【有料】Dreamweaver|コードが苦手な人におすすめのツール

DreamweaverはAdobe社が出しているテキストエディタです。

同じAdobe社から出ているPhotoshopやIllustratorと仕様が似ているので、それらを使っている人はとても使いやすいですよ。

また、Dreamweaverは補助機能も優秀。

コードを2,3文字書いただけで、残りのコードを自動で書いてくれます。

かつては「機能がありすぎて、動作が遅い!」といった口コミがたくさんありましたが、現在ではその点もかなり解消されています。

ツールはAdobe社で揃えたいという人や、コーダー(コーディングを専門にしている人)になる気はないけどコードはいじれるようになっておきたいという人におすすめのエディタですね。

料金・1298円/月(XDだけのプラン)
・6480 円/月(Adobe製品が20以上使えるプラン)
対応OSMac、Windows
公式サイトDreamweaver

【無料】Visual Studio Code|動作が軽いMicrosoftのツール

世界で1番使われているテキストエディタが「Visual Studio Code」です。

何よりもその動作を速さが人気の理由。

長い時間コードを書く人でも、ストレスフリーで作業ができます。

また、Visual Studio Codeには、IntelliSenseという入力補完機能があるので、他のテキストエディタよりもコードを書けます。

Visual Studio Codeは無料なので、ぜひ一度試してみてくださいね。

※ちなみにVisual Studio CodeはMicrosoft社が開発したテキストエディタですが、MacやLinuxにも対応しています。

料金無料
対応OSMac、Windows、Linux
公式サイトVisual Studio Code

【無料】Vim|世界中に愛用者がいるテキストエディタ

世界中にファンがいるのが、​​Vimというテキストエディタです。

Vimの特徴はその操作性で、一度慣れたら他のものを使えないと言っている人が多いです。

ただ、注意しなければいけないのは、操作しやすくなるのはある程度Vimに慣れてからだということ。

慣れるまでは操作に手こずることになります。

Vimを使う場合、一定期間は作業スピードが遅くなるのを覚悟しておく必要があります。

料金無料
対応OSWindows、MacOS、Linux、UNIX
公式サイトVim

WEBサイトが作成できるデザインツール4選

WEBデザインツールには、簡単にWEBサイトを作れるものがあります。

それらを利用すれば、WEBデザインスキルがあまりない人でもWEBサイトを作れますし、WEBデザイナーもコーディングなしでWEBサイトを制作できます。

ここではそんな便利なWEBサイト作成ツール紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

【無料】STUDIO|ドラッグ&ドロップでサイトを作れるツール

STUDIOは、作成したデザインをそのままWEBに公開ができるというコンセプトのデザインツールです。

コーディングは不要で、「ボックス」を配置しながらWEBサイトを作っていくことができます。

ドラッグ&ドロップで素材を直観的に配置しながらWEBサイトを制作できるので、未経験者・初心者の方にもおすすめのツールです。

まずは無料プランで試すこともできます。

独自ドメインを使用したい場合は、ひと月980円からの有料プランがおすすめです。

料金無料
対応OS全てに対応
公式サイトSTUDIO

【無料】Wix|レベルに合わせてプランを選べるサイト制作ツール

Wixの強みは、ユーザーのレベルに合わせていくつものプランがあり、WEBデザイン初心者からコーディングができる方まで幅広く対応している点です。

STUDIOと同じくドラッグ&ドロップで素材を配置していきながらWEBサイトを作っていきます。

ブログやネットショップも作成できるので、Wixで対応できる幅は広いです。

無料プランから、趣味・個人サイトに最適なベーシックプラン(ひと月900円)、ネットショップに最適なビジネスプラン(ひと月1,800円)など、幅広くプランがあります。

料金・無料
・900円/月(ベーシック)
・1500円/月(アドバンス)
・2700円/月(VIP)
対応OS全てに対応
公式サイトWix

【無料】Jimdo|コードが書ける人におすすめのサイト制作ツール

Jimdoは、短時間でデザイン性のあるWEBサイトを制作できるデザインツールです。

質問に答えるだけで、AIが業種や目的に合わせて画像や文章を含めて最適なHPを作成してくれるので、効率よくWEBサイトが作れますし、WEBデザインの勉強にもなります。

コーディングでデザインすることもできるので、コードが書ける方にもおすすめのツールです。

無料でお試し利用ができます。

初回契約時無料のドメインとなるSTARTプラン(ひと月990円)もおすすめです。

料金・無料
・990円/月(START)
・1590円/月(GROW)
対応OS全てに対応
公式サイトJimdo

【無料】ペライチ|カスタマイズしやすいサイト制作ツール

ペライチは、テンプレートを用いてWEBサイトを作れるWEBデザインツールです。

制作代行サービスもあるので、プロに依頼することで高品質なWEBサイトを制作することもできます。

また、全国にペライチサポーターがいるので、ページに関する困りごとがあれば相談することもできるのも特徴です。

まずは無料プランで試すこともできます。

自分らしくホームページをカスタマイズしたい場合は、ひと月980円からのライトプランがおすすめです。

料金・無料
・1465円/月(ライトプラン)
・2950円/月(レギュラープラン)
・3940円/月(ビジネスプラン)
対応OS全てに対応
公式サイトペライチ

WEBデザインにおける配色選びに使えるツール2選

WEBデザインのクオリティを左右するのが配色です。

配色が上手いかどうかで、デザインがオシャレになるかが決まるといっても過言ではありません。

とはいえ、綺麗な配色を選ぶには経験が必要。初心者の方はどんな配色にするか悩むことも少なくないと思います。

ここからは配色を選ぶうえで役立つ2つのツールをご紹介していきますね。

【無料】Color Hunt|世界中で人気の配色が知れるツール

配色を選ぶうえで多くの人がどんな配色を綺麗と思っているか知れたら参考になりますよね。

Color Huntなら、それができます。

Color Huntには世界中のユーザーがおすすめの配色を投稿します。

その配色に対して「いいね」が送られており、世界中の人がどんな配色を気に入っているかが数値で知れるのです。

また、配色に使われるのが4色なのもColor Huntの特徴。

色の組み合わせは3〜4色が一番綺麗に見えるので、4色で紹介されているのはとても便利ですよね。

料金無料
対応OS全てに対応
公式サイトColor Hunt

【無料】Adobe Color|AIが配色を選んでくれるツール

Adobe社が出している配色ツールが「Adobe Color」です。

Adobe Colorの特徴は「配色ジェネレーター」と呼ばれるAI機能が色の関連性をもとにおすすめの配色を選んでくれること。

メインカラーが決まっているけれど、その他の色をどうすればいいかわからないときに役立ちます。

また、Adobe Colorはトレンドカラーや「クリスマス」「ハロウィン」といったキーワードで配色を探すことも可能です。

さまざまな場面で使えるツールなので、ぜひ一度触ってみてくださいね!

料金無料
対応OS全てに対応
公式サイトAdobe Color

WEBデザインの参考集めに使えるツール2選

WEBデザイナーとして活躍するために重要なのが日頃からWEBデザインの参考を集めておくこと。

良いデザインを日頃から見ることでスキルアップができますし、どんなデザインを作るか悩んだときも参考サイトが役に立ちます。

そこで、ここからは参考集めに使えるツールを2つご紹介していきます。

【無料】SimilarWeb|サイトの質を数値で知れるツール

参考集めで大切なのが、本当に良いサイトを見つけることです。

できるならユーザーがたくさん来て、長く滞在しているサイトを参考にしたいですよね。

そこで、使えるのがSimilarWebです。

SimilarWebを使えば「アクセス数」や「滞在時間」を知ることができます。

直感的にオシャレだと思うサイトだけではなく、数値として良いサイトがわかるようになりますよ。

料金無料
対応OS全てに対応
公式サイトSimilarWeb

【無料】Full Page Screen Capture|参考全体を保存できるツール

WEBデザイナーは仕事をするなかで、一緒に仕事をする人(クライアントやコーダー)に参考サイトを送ることがあります。

このときに役立つのがFull Page Screen Captureです。

「Full Page Screen Capture」はWEBサイトの1番上から1番下までをスクリーンショットできるツールで、WEBサイトの全体像を一目で見れるようになります。

Chromeの拡張機能なので、ツールのダウンロードも簡単。

クライアントからFull Page Screen Captureで参考を送るのを依頼されることもあるので、今のうちにダウンロードしておきましょう。

料金無料
対応OS全てに対応
公式サイトFull Page Screen Capture

初心者はどのツールから始めればいい?

ここまで、WEBデザインに使うツールをたくさんお伝えしてきましたが、なかには「結局どのツールを使えばいいの?」という方もいるはず。

そこで、ここでは初心者におすすめのツールを紹介していきます。

簡単なデザインなら「Canva」

もしあなたが本格的なWEBデザインではなく、SNSやブログで使う画像を作成したのなら「Canva」がおすすめです。

「Canva」にはさまざまな機能がありますし、何よりテンプレートが豊富です。

テンプレートを少しいじれば、オシャレなデザインがすぐにできます。

実際、当社でも社内用のスライドなど簡単なデザインならCanvaを利用しています。

無料でも物足りないと感じることはないので、とりあえず登録してみていろいろなデザインを試してみましょう。

本格的にWEBデザインをしたいなら「Photoshop」

「WEBデザイナーとして稼いでいきたい!」と思っている人におすすめなのはPhotoshopです。

その理由は次の2つ。

  • 機能が豊富で使いやすいから
  • シェア率が高いから

Photoshopは本当に機能が豊富。

そのため、Photoshopがあれば、WEBデザインの作業はほとんどできてしまいます。

現に当社のWEBデザイナーもほとんどPhotoshopでデザインをしています。(Illustratorを使うこともたまにあります。)

また、シェア率が高いのもPhotoshopがおすすめの理由。

PSDデータというPhotoshop独自のデザインデータを持っているWEBデザイナーが多いので、Photoshopを使えたほうがデータのやり取りがスムーズにいくのです。

未経験者がWEBデザインツールの操作を身につけるときのポイント

良いWEBデザインツールを選ぶことと同じくらい大切なのが、そのツールを使えるようになることですよね。

そのため、ここではWEBデザインツールの操作を身につけるときのポイントを紹介します。

勉強するツールは1つか2つに絞る

WEBデザインを勉強するときに、よくあるのがさまざまなツールに手を出してしまい、結局何も身につかなかったということです。

「Photoshop」「Illustrator」「XD」をとりあえず全部勉強してみたけど、結局どれも中途半端な状態になっているという人もよくみます。

たしかに、ツールを触るのは楽しいので、さまざまなツールをやってみたくなるのはとてもわかります。

しかし、ツールの操作を身につけるなら、できるだけ学ぶツールを絞ることが大切です。

まずは数あるツールのなかから、1つか2つ選んでそれを使えるようになりましょう。

WEB制作で実務で使う機能だけを学ぶ

WEBデザインツールの操作を学ぶときには「実務で使う機能だけを学ぶ」のも大切です。

なぜなら、WEBデザインツールに搭載されている数ある機能のなかで、実務で使う機能はほんの一部だから。

WEBデザインツールの機能を全て身につけたとしても、そのほとんどを使うことがないので、時間だけを無駄にすることになるのです。

そのため、WEBデザインツールの使い方を覚えるときは、必ずプロのWEBデザイナーから実務で使う機能を習いましょう。

WEBデザインツールについてよくある質問

では、最後にWEBデザインツールについてよくある質問とそれに対する答えをお伝えしていきますね。

無料のツールだけでもWEBデザイナーとして仕事できる?

結論、無料ツールだけでもWEBデザイナーとして仕事をすることはできます。

WEBデザイナーとして働くのにツールは手段でしかありません。

無料ツールでもレベルの高い作品を作れるのであれば、問題なく仕事ができます。

現に、無料ツールで稼いでいる人もいます。

ただ、無料ツールをおすすめできるかといわれると、難しいところがあります。

表現できる幅がかなり制限され、クオリティの限界が決まってしまうからです。

そのため、WEBデザイナーとして着実に稼いでいきたいという方には有料ツールを使うのをおすすめします。

WEBデザインツールは複数種類使えないとだめなの?

クライアントによって使って欲しいツールは違うことから「WEBデザインツールは複数使えたほうが良い」といわれることがあります。

しかし、実際にはそんなことはありません。

先ほどもお伝えしたようにツールはあくまで手段でしかなく、大切なのは最終的な作品のクオリティです。

そのため、クオリティの高い作品を作れるツールを1つ持っていれば問題ありません。

もし、クライアントに特定のツールで作品を作って欲しいといわれたら「なぜそのツールで作りたいのか」「本当にそのツールで作る必要があるのか」を確認しましょう。

そして、自分でも調べてみて、自分が使っているツールでも同じような作品を作れるならそちらを提案してみましょう。

本当に自分が使えるツールではできない場合もありますが、それはかなりレアなケースです。

そのレアなケースのために新しくツールの使い方を覚えるくらいなら、より質の高い作品を作れるように練習したり、使っているツールで取れる案件を探したりしたほうが稼げますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

未経験者や初心者の方にもおすすめのWEBデザインツールを紹介してきました。

またWEBサイトが作成できるデザインツールも合わせてお伝えしました。

それぞれのWEBデザインツールに機能の特徴があります。

WEBデザイナーとして仕事をしていきたい、ロゴを作りたい、ホームページを作りたいなど目的に応じてWEBデザインツールを選択することができます。

また、無料から有料のものまでありますので、月々の費用をどれくらいかけられるかも考慮しながら、最適のWEBデザインツールを選択してみてください。

未経験者・初心者の方でも使いやすいツールも増えていますので、あなたの目的に合ったツールを選んで、WEBデザイナーとして新しい扉を開いていきましょう。

WEBデザイナーのスキルはこれからも需要が伸びていくと思われますので、ツールを使いこなせるスキルがあれば、転職や副業にも有利になってきます。

資格も必須ではありませんし、未経験からWEBデザインの勉強を始める方も多くいるので、安心してくださいね。

この記事を通して、WEBデザインのツールに興味を持ち、学習を始めるきっかけになれたら嬉しいです!

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当メディアを運営している日本デザインスクールは、これまで14364人WEBデザイナーの仕事についてお伝えする無料セミナーを開催してきました。

その中で気づいたのが、WEBデザイナーへの誤解がある方が多いということ。中には一度勉強に失敗してからセミナーに来て「先に知りたかった」という方もいらっしゃいます。

そのような方が増えないために、特に多かった15の誤解を1つの資料にまとめました。勉強を始めてから後悔しないよう、ぜひ受け取ってください。

※非常に人気の資料であり、今後有料化する可能性もあるのでお早めに手に取ってくださいね。

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