WEBデザインの仕事では、一定のスペックを備えたパソコンを使用する必要があります。
しかし、メーカーやモデルなど様々なパソコンが販売されているため、「何を選べば良いのか迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
まず、WEBデザインで使うパソコンの購入を検討している方は、以下のようなスペックを基準に考えてみましょう。
- メモリ:16GB以上
- CPU:Intel Core i5以上
- ストレージ:SSDの512GB以上
- 画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上
本記事ではお伝えしたスペックについての詳しい解説と、WEBデザインに最適なパソコンの「選び方」「コツ」「注意点」についてさらに掘り下げ、分かりやすく解説していきます。
また、作業スタイルや予算に合わせて選びやすいように、実際におすすめのパソコンについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
現役WEBデザイナーが伝授するパソコンの選び方(動画)
日本デザインスクール人気講師のふじもんとけんぼーが、受講生に本当におすすめしているパソコンをこちらの動画でご紹介しています。
イヤホンをお持ちでない方・記事で読みたい方はこちらをご覧ください。
WEBデザインのパソコンを買うときに知っておくべきことまとめ
WEBデザイン用のパソコンは、普段使いするものとは違う基準で選ぶ必要があります。
そこでまずは、WEBデザイナーがパソコンを購入する時のポイントについてお話します。ポイントは、以下の7点です。
- WindowsとMacは基本どちらでも良い
- 経済的に余裕があるならMacがおすすめ
- Macのパソコンはハブを買うのがおすすめ
- WindowsのパソコンにOfficeはいらない
- ノートパソコンとデスクトップならノートパソコンがおすすめ
- MacはデザインだけならAirで動画編集もするならProがおすすめ
- WEBデザイン用パソコンの費用相場は10〜20万
ひとつずつ、順番に解説していきましょう。
WindowsとMacは基本どちらでも良い
パソコン選びにおいて、まず重要なのが「OS(Operating System)」の選択です。
OSとは、コンピューター全体の管理・制御を行うソフトウェアのことで、パソコンの動作や機能を大きく左右します。
パソコンには「Windows」と「Mac」2種類のOSがありますが、WEBデザインに必要なツールは、どちらを選択しても同様に使うことができます。
そのため、「Windows」と「Mac」のどちらを選んでも、基本的には問題ありません。
ただし、OSによって操作性や価格帯に違いがあるので、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
Windowsの特徴
Windowsは、世界で最も普及しているOSです。パソコンの周辺機器やソフトの互換性も高く、安心して使うことができます。
メリット |
選べる種類が豊富 価格が安いものが多く、コスパが良い 周辺機器やソフトウェアの対応が豊富 サポート体制が充実している |
デメリット |
Macより画面の美しさが少し劣る どちらかというとビジネスシーン向け WEBデザインで使用するフォントが最初から搭載されていない |
Macの特徴
Macは、分かりやすい操作性と洗練されたデザインなど、WEBデザイナーに嬉しい特徴が揃っています。
メリット |
操作が分かりやすい 画面が綺麗でWEBデザイン向き デザインツールとの相性が良く、動作が安定しやすい WEBデザインでよく使うフォントが最初から搭載されている |
デメリット |
Windowsに比べると価格が高い 故障した時に修理してもらえるところが少ない 一般的なシェア率が低いため、対応できる周辺機器が限られている |
経済的に余裕があるならMacがおすすめ
WindowsとMacの特徴については先述した通りですが、
「結局どちらを選ぶべきか、まだ迷っている」
という方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、経済的に余裕があるなら、Macを購入するのがおすすめです。
理由①:起動が速い
Windowsに比べて起動が速いため、作業を開始するまでの待ち時間が少なく済みます。
理由②:自動でバックアップできる
Macには、Time Machineという自動バックアップ機能が標準で搭載されています。この機能を使えば、データを定期的にバックアップでき、万が一のデータ紛失にも備えられます。
理由③:ショートカットキーが打ちやすい
キーの位置の関係でMacのショートカットキーは、Windowsのショートカットキーと比べて打ちやすいと言われています。
理由④:デザインデータの受け渡しがしやすい
デザイナーはMacを使っている人が多いので、Macで作成したデザインデータを他のデザイナーに渡す際に、互換性の問題を気にする必要がありません。
理由⑤:デザイナーがよく使うフォントが最初から搭載されている
よく使う「ヒラギノゴシック」が搭載されているのは大きなメリットです。Windowsでヒラギノゴシックを入れる場合、ソフトをインストールする必要がありますが、Macならその必要はありません。
ただし、MacはWindowsに比べて高価なため、予算が限られている場合はWindowsを選んでも基本的には問題ありません。
どちらか1つだけを選ぶなら、Macの方がWEBデザイナー向きということは覚えておくとよいでしょう。
Macのパソコンはハブを買うのがおすすめ
OSにMacを選ぶ場合には、ハブの購入も検討しましょう。
Macのパソコンの場合、USB差し込み口が「type-C」となっています。
しかし、一般的なUSBは「type-A」が多いため、Macのパソコンを選ぶと以下のような場面で不便を感じることも少なくありません。
- USBメモリが挿せない
- プロジェクターのコードが挿せない
- スマートフォンの充電コードが合わない
- 外付けのハードディスクやマウスなどが接続できない
そのため、仕事でこのような場面が多い人は「type-A」の差し込み口を増やすためのハブを用意しておくと便利です。
ハブを使えば、type-AのUSB差し込み口を増やすことができるだけでなく、HDMIやSDカードなど、他の種類の差し込み口も増やすことができます。
ハブは、1000~3000円程度で購入できるので、Macのパソコンを購入する際には、ぜひ一緒に検討してみてください。
WindowsのパソコンにOfficeはいらない
Windowsのパソコンを購入する際、Officeソフト(Word・Excel・PowerPointなど)はオプションとなっているため、最初に入れるかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。
Officeソフトは、WEBデザインの作業に直接的に必要なものではありません。
そして、「仕事上でWordやExcelを使用する機会があるので、ないと困る」という場合でも、Officeソフトの代用となる無料ソフトは、インターネット上で簡単に見つけることができます。
代用できる例
Word | ・Googleドキュメント |
Excel | ・Googleスプレッドシート |
PowerPoint | ・Googleスライド ・Adobe Spark ・Canva |
このようなことからも、少しでも初期費用を節約したいと思っている方は、Officeソフトを入れないという選択肢も視野に入れておきましょう。
ノートパソコンとデスクトップならノートパソコンがおすすめ
ノートパソコンとデスクトップパソコン、それぞれに良い面があるため、どちらを選べばよいのか迷う方も多いと思います。
- ノートパソコン最大のメリット→持ち運びができる
- デスクトップパソコン最大のメリット→スペックが高く、容量が多い
これらを考慮しても、WEBデザイナーが最初に購入するパソコンには、ノートパソコンの方をおすすめします。
なぜならWEBデザイナーには、パソコンを持ち運ばなければならないような場面が多々訪れるからです。
例えば、
- クライアントと外で打ち合わせする
- セミナーや勉強会に参加する
- 外出先でデザイン作業をする
といった場面では、ノートパソコンがないと仕事ができません。
そのため、最初からデスクトップを買うのは、外での作業が必要なWEBデザイナーにとってはリスクがあります。
持ち運びができないデスクトップは、2台目のパソコンを検討する時に購入すると良いでしょう。
MacはデザインだけならAirで動画編集もするならProがおすすめ
Macのノートパソコンには、「MacBook Air」と「MacBook Pro」の2種類があり、どちらも人気の高いモデルとなっています。
しかし、Macのノートパソコンを検討している方の中には、
「2つの違いは何?」
「どっちがWEBデザイナー向けなの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。まず、「MacBook Air」と「MacBook Pro」それぞれの特徴を見比べてみましょう。
軽さ | 画質 | 価格 | 速度 | |
Air | ||||
Pro |
「Air」は、CPUやメモリなどの基本スペックは「Pro」に比べるとやや劣りますが、デザインやプログラミングなどのクリエイティブな作業には十分な性能を備えています。
- WEBデザインの作業を行う場合→MacBook Airがおすすめ
- 動画編集や3DCGなどの負荷の大きい作業を行う場合→MacBook Proがおすすめ
価格もAirの方が安いので、デザインだけを行うWEBデザイナーの方は「MacBook Air」を購入しましょう。
WEBデザイン用パソコンの費用相場は10〜20万
WEBデザインを行うためには、一定以上のスペックを満たす必要があります。
その水準を満たすパソコンの費用相場は、10万〜20万円程度であるのが一般的です。
ただし、「Windows」と「Mac」どちらのOSを選択するかによって、価格帯も異なります。
Windowsの場合
相場 | 10万~20万円(15万円前後のものが中心) |
選べる価格帯が幅広いため、低価格でも最低限のスペックを備えたものが豊富 |
Macの場合
相場 | ・デスクトップ:15万円以上 ・ノートパソコン:25万円前後 |
価格は高めだが、高スペック |
相場としてはお伝えした通りですが、実際には10万円切るパソコンは多くあります。スペックが揃っていれば10万円を切るパソコンでも十分使えますよ。
【4つのポイントに注目!】WEBデザイナーのパソコンの選び方
OSと形態が決まったら、いよいよ製品ごとに記載されているスペックを確認していきます。
「パソコン用語なんてわからない……」
「なにがどう違うのかピンとこない」
という方でもこれからお伝えする4つの項目を押さえておけば、パソコン選びで失敗することはないのでぜひ参考にしてくださいね。
メモリ:16GB以上
4つのスペックのなかで特に重要なのが、メモリの容量です。
メモリはよく机の広さに例えられます。
机が狭ければ書類を同時に広げられず、作業効率は悪くなります。
反対に机が広ければ、書類をたくさん広げたまま効率よく作業できますよね。
メモリにも同じことがいえます。
書類をアプリケーションに置き換えてみましょう。
メモリの容量が少ない場合、複数のアプリケーションを同時に立ち上げると動きが遅くなってしまいます。
反対に容量が多ければ、サクサク快適に作業できます。
WEBデザインの現場では、「Photoshop」や「Illustrator」など複数のアプリケーションを使ううえに、デザインをしながら、チャット上でクライアントとやりとりすることも少なくありません。
このようにマルチタスクが日常茶飯事であるため、ある程度高い処理能力を備えたメモリが必要なのです。
最低でも16GBのメモリを搭載した製品を選びましょう。
Windowsの場合は、あとからメモリを追加して容量を増やすこともできます。
8GBのパソコンに同量のメモリを足して16GBにする、なんてことも可能です。
ただこれだと面倒なうえに割高になってしまうので、最初から16GBのパソコンを買いましょう。
ちなみに「32GBのメモリ搭載」なんてパソコンもありますが、最初はそこまで容量があるものを買う必要はありません。
32GBは、より高度な作業や動画編集などをするときに必要なメモリです。そのため、ひとまずは16GBにしておきましょう。
CPU:Intel Core i5以上、Ryzen 7以上
CPUとは「Central Processing Unit」の略で、キーボードやマウスからの情報を受け取って制御・演算をおこなうものです。
人間でいうと脳のようなものです。
性能がよいほど処理能力が上がり、仕事を早く進められます。
反対に性能が低いとアプリケーションの動きが遅くなり、場合によっては止まってしまうこともあるのです。
CPUでよく使われているのは、Intel(インテル)社とAMD社の製品です。
この2社について知っておけば、CPU対策はバッチリです。
まずは「インテル入ってる」というCMでおなじみの、Intel社から見ていきましょう。
Intel社の製品で特に使われているのが、「Intel Core i」というシリーズです。
ラインナップは、性能が高い順にCore i9、Core i7、Core i5、Core i3となっています。
このシリーズのなかでWEBデザインに適しているのは、Core i5からです。Core i7以上になると、動画編集・ゲームなどにも耐えられます。
一方、AMD社でおすすめなのが、2017年より登場した「Ryzen」というシリーズの製品です。
Ryzenシリーズは、IntelのCore iシリーズと同じくらい高性能なのに、低価格という特徴があります。
Ryzenシリーズ搭載のパソコンなら、Ryzen7やRyzen9と書かれたものを選ぶとよいでしょう。
ストレージ:SSDの512GB以上
ストレージはデータ保存の場所にあたります。
メモリを机の広さに例えるならば、ストレージは引き出しの多さと言えます。
ストレージの数字が大きいほど、大量のデータを保存できます。
ストレージには、「HDD(Hard Disk Driveの略)」と「SSD(Solid State Driveの略)」の2種類あります。
このうち、SSDを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。
容量はノートパソコンなら512GBは欲しいところです。
WEBデザイナーは保存するデータが多いです。
PhotoshopやIllustratorのファイルなどは容量を食うため、そのくらい必要になってきます。
とはいえ、データの保存場所についてはいくらか融通を利かせられます。
例えば、外付けHDDを使って保存するという方法もありますし、「Google Drive」や「Dropbox」といったクラウドサービスも活用できます。
画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上
最後にお伝えしたいのは、画面の大きさです。
ここまでご紹介した3つと比べると、些細なことに思えるかもしれません。
しかし画面が小さすぎた場合、表示範囲が狭く、ストレスがたまってしまうため、侮れないチェックポイントです。
パソコンの画面サイズは、「インチ」で表されます。
1インチ=2.54cmで、画面の対角線の長さで「○インチ」と決まります。
ノートパソコンを購入するなら、画面サイズが15インチ以上あるものがおすすめです。
ただし、あまりに大きいモデルは持ち運びに不便なので注意しておいてください。
外出時に「カバンに入らなかった……」なんてこともありえるので、じっくり検討する必要があります。
デスクトップパソコンの場合は、21インチ~27インチが一般的です。
自宅で使用することが多くなるはずなので、ゆったり使えるものを選びたいですね。
【2024年最新】WEBデザインにおすすめのパソコン11選
WEBデザインに使用するパソコンを選ぶ際には、グラフィック処理能力やディスプレイの解像度などのスペックを考慮する必要があります。
しかしそれだけではなく、作業スタイルや予算に合わせて選ぶことも大切です。
そこでまずは、今回ご紹介するおすすめパソコンのスペックを一覧表でまとめてみました。
【表の見方】
最低限必要なスペックよりも | 価格 | 重量 |
優れている→◎ 同等→◯ それ以下→△ | 15万円以下→◎ 15万円~20万円以下→◯ 20万円以上→△ | 2kg以下→◎ 2kg~3kg→◯ 3kg以上→△ デスクトップ→ー |
上記を基準にしながら、おすすめパソコンのスペックや価格を見比べるのにお役立てください。
おすすめパソコンのスペック一覧表
価格 | 容量 | 画面 | 重量 | 解析度 | 速度 | 軽さ | ||
DAIV Z6-I7I01SR-A | ||||||||
raytrek R5-AA6 | ||||||||
THIRDWAVE DX-R7 | ||||||||
HP Pavilion 15 | ||||||||
mouse B5-I5I01SR-A | ||||||||
HP ENVY x360 15-fh | ||||||||
Dell Inspiron 14 AMD | ||||||||
raytrek MED16 | ||||||||
mouse DT5 | ||||||||
MacBook Air | ||||||||
Apple iMac |
価格 | 容量 | 画面 | 重量 | 解析度 | 速度 | 軽さ | ||
DAIV Z6-I7I01SR-A | ||||||||
raytrek R5-AA6 | ||||||||
THIRDWAVE DX-R7 | ||||||||
HP Pavilion 15 | ||||||||
mouse B5-I5I01SR-A | ||||||||
HP ENVY x360 15-fh | ||||||||
Dell Inspiron 14 AMD | ||||||||
raytrek MED16 | ||||||||
mouse DT5 | ||||||||
MacBook Air | ||||||||
Apple iMac |
Windowsのおすすめパソコン
まずは、Windowsの中でもWEBデザイナーにおすすめのノートパソコン7つと、デスクトップパソコン2つをご紹介します。
Windowsのパソコンは、価格やスペックが幅広くラインナップされているため、用途や好みに合わせて選べることが特徴です。
高コスパのクリエイター向けPC|DAIV Z6-I7I01SR-A(ノートパソコン)
「DAIV Z6-I7I01SR-A」は、クリエイター向けのパソコンとして人気の高いモデルです。
画像の編集作業が多いWEBデザインでは、高い処理性能が求められますが、DAIV Z6-I7I01SR-Aは、その点においても優秀な性能を発揮します。
高性能なCPUとグラフィックボードを搭載しているため、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールもストレスなく使用することが可能です。
また、細かい作業の多いWEBデザイナーにとっては、大画面の16インチにも関わらず、軽量で持ち運びがしやすい(薄さ:約18.5mm、重量:約1.49kg)点も、魅力のひとつと言えます。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 16型 液晶パネル |
価格 | 199,800円~ |
おすすめの人 | クリエイティブな作業をする人 細かい作業をする人 重い作業をする人 PCを持ち運ぶことが多い人 |
購入はこちら | mouse公式 |
Illustratorの使用頻度が高い人におすすめ|raytrek R5-AA6(ノートパソコン)
「raytrek R5-AA6」は、優れた色域とNVIDIA GeForceグラフィックスを採用した、Illustratorの使用頻度が高い人におすすめのパソコンです。
CPUには第12世代Core i7-12700Hを搭載し、デザインツールの作業速度を高速化。効率の良い作業が実現します。
外光の映り込みが少ないノングレア液晶を採用しているため、長時間使用しても目が疲れにくく、じっくり時間をかけて美しいデザインを制作することが可能です。
OS | Windows 11 Pro |
サイズ | 15.6型 フルHD液晶 |
価格 | 209,980円~ |
おすすめの人 | illustratorをよく使用する人 細かい作業をする人 複数のソフトを同時に起動する人 ゲームをよくプレイする人 |
購入はこちら | ドスパラ公式 |
重い業務もさくさく進む高速SSD|THIRDWAVE DX-R7(ノートパソコン)
起動やアプリの立ち上げが高速な「THIRDWAVE DX-R7」は、作業の効率化を重視したいクリエイター達から人気のモデルです。
高速SSDを搭載しているため、Adobeのソフトや大量の画像データもストレスなく高速に読み込み・保存ができます。
また、CPUに第13世代インテル Core i7プロセッサーを搭載しており、パワフルな動作と高い省電力性の両立が実現。
最大3画面までのマルチディスプレイにも対応しているため、長時間作業することの多いWEBデザイナーでも安心して使用できるパソコンです。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 15.6型 フルHD液晶 |
価格 | 104,980円~ |
おすすめの人 | クリエイティブな作業をする人 複数のディスプレイを繋ぎたい人 効率的にPCR作業をしたい人 長時間PCを使用する人 |
購入はこちら | ドスパラ公式 |
高いコスパを誇る正統派PC|HP Pavilion 15(ノートパソコン)
「HP Pavilion 15」は、10万円以下という低価格ながら、十分な機能を兼ね備えているコスパの良いモデルです。
Pavilion 15には、Intel(HP Pavilion 15-eg)とAMD(HP Pavilion 15-eh)の2種類がラインナップ。
発色が良く、視野角が広い高精細なフルHDブライトビュー・IPSディスプレイを搭載しているため、クリエイティブな作業にも最適です。
また、タッチスクリーンにも対応しており、スマホ感覚で操作できる点も大きな特徴と言えます。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 15.6型 フルHDブライトビュー |
価格 | 93,600円~ |
おすすめの人 | なるべく安く購入したい人 コスパの良いPCがほしい人 クリエイティブな作業をする人 タッチスクリーンができるPCがほしい人 |
購入はこちら | Intel:HP Pavilion 15-egはこちら(HP公式) AMD:HP Pavilion 15-ehはこちら(HP公式) |
価格を重視したい人におすすめ|mouse B5-I5I01SR-A(ノートパソコン)
「mouse B5-I5I01SR-A」は、価格を重視したい人におすすめなスタンダードタイプのパソコンです。
第11世代インテル Core プロセッサーシリーズを搭載しており、日常的な作業からクリエイティブな作業まで、十分な性能を備えています。
機能と価格のバランスが良いので、
- これからWEBデザイナーとして仕事をしていきたい人
- WEBデザインの勉強をはじめようと思っている人
にもおすすめです。
また、数あるノートパソコンの中でも、比較的薄くて軽量(約1.68kg)なため、パソコンを持ち運ぶことが多い人からも人気を集めています。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 15.6型 フルHD液晶 |
価格 | 79,800円~ |
おすすめの人 | PCを持ち運ぶことが多い人 なるべく安く購入したい人 コスパの良いPCがほしい人 初めてのWEBデザイン用PCがほしい人 複数のディスプレイを繋ぎたい人 |
購入はこちら | mouse公式 |
世界初のIMAX認定モデル|HP ENVY x360 15-fh(ノートパソコン)
「HP ENVY15」は、使いやすさをとことん追求したクリエイター向けのパソコンです。
広い色域と鮮明なディスプレイは360度回転し、タッチディスプレイにも対応。
精細なデザイン制作や、動画編集などの時間がかかる作業も快適に行うことができます。
さらにこちらは、世界初のIMAX ENHANCED認定モデル。
映画館さながらの臨場感ある映像・サウンドが楽しめるため、パソコンで動画や映画をよく観るという人にもおすすめです。
また、最大13時間30分も使える大容量バッテリーに加え、急速充電やスマホとのペアリングなど、持ち運びに便利な機能も充実しています。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 15.6型 フルHDブライトビュー |
価格 | 159,500円~ |
おすすめの人 | バッテリー保ちが良いPCがほしい人 PCを持ち運ぶことが多い人 PCで映画や動画をよく観る人 タッチスクリーンができるPCがほしい人 |
購入はこちら | HP公式 |
とにかく安く購入したい人|Dell Inspiron 14 AMD(ノートパソコン)
7万円以下で購入できる「Dell Inspiron 14(AMD)」は、コストを抑えたい人や、初めてパソコンを購入する人などにおすすめのモデルです。
CPUにはAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサーを搭載し、日常的な作業からWEBデザインまで幅広い用途に使用できます。
また、メモリは8GBから16GBへの変更が可能なため、WEBデザイン作業をするのに必要なスペックは十分に備えています。
ただし、画面サイズは14インチなので、購入を検討する場合はその点だけ注意が必要です。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 14型 FHD+ |
価格 | 69,800円~ |
おすすめの人 | とにかく安く購入したい人 コスパの良いPCがほしい人 初めてのWEBデザイン用PCがほしい人 PCを持ち運ぶことが多い人 |
購入はこちら | DELL公式 |
マルチタスクもこなすWEBデザイナー向けPC|raytrek MED16(デスクトップ)
クリエイター向けのパソコンブランドとしても人気のraytrek。
その中でも、デスクトップパソコンを探している方におすすめなのが「raytrek MED16」です。(ディスプレイは別売り)
第13世代Core i5を搭載しており、IllustratorやPhotoshopなどの複数のソフトを同時に起動しても、快適に使用できます。
メモリやストレージはカスタマイズが可能なので、用途に合わせて自由に構成を変更しましょう。
例えば、画像や動画の編集をメインに行う場合は、メモリを32GBに増設したり、ストレージをSSDに変更すると、より快適に作業できるようになりますよ。
また、120mmの大型ファンを搭載しているため冷却性能も高く、長時間作業することが多いWEBデザイナーにも安心です。
OS | Windows 11 Pro |
サイズ | |
価格 | 129,980円~(ディスプレイは別売り) |
おすすめの人 | デスクトップPCがほしい人 クリエイティブな作業をする人 長時間PCを使用する人 後々メモリやストレージを増やしたい人 |
購入はこちら | ドスパラ公式 モニターはこちらから |
コスパと処理速度を重視したい方におすすめ|mouse DT5(デスクトップ)
「mouse DT5」は、コスパを重視したい人におすすめのデスクトップパソコンです。
低価格ながら優れた処理能力で、日常使いからクリエイティブな作業まで幅広い用途に使用することができます。
別売りのディスプレイを合わせても15万円以下に抑えることができるので、パソコンの購入コストを抑えたい方におすすめです。
ただし、メモリの標準容量が8GBなので、購入する際は16GBにカスタマイズしておきましょう。
OS | Windows 11 Home |
サイズ | |
価格 | 94,800円~(ディスプレイは別売り) |
おすすめの人 | デスクトップPCがほしい人 とにかく安く購入したい人 コスパの良いPCがほしい人 初めてのWEBデザイン用PCがほしい人 クリエイティブな作業をする人 |
購入はこちら | mouse公式 ディスプレイはこちらから |
Macのおすすめパソコン
次に、Macでおすすめのノートパソコンとデスクトップパソコンをそれぞれ1つずつご紹介します。
Macのパソコンは、Windowsに比べて選べる種類は少ないものの、Apple製品ならではの優れた操作性とデザイン性で人気を集めています。
特に、iPhoneを使用している方はMacのパソコンとの相性が良いので、その点もあわせて検討してみましょう。
持ち運びしやすく最初の一台におすすめ|MacBook Air(ノートパソコン)
「MacBook Air」は、軽量で薄型なので、持ち運びしやすく、外出先でも快適に作業できます。
M2チップを搭載し、高い処理速度と最大18時間のバッテリー駆動で、長時間作業をするWEBデザイナーでも安心です。
さらに、10億色に対応したLiquid Retinaディスプレイは、解析度も抜群。
鮮明なディスプレイで、デザインソフトのパフォーマンスを最大限に引き出してくれます。
13インチに加えて15インチも登場したので、WEBデザインをするなら15インチの方を選びましょう。
また、Mac OSは初心者でも使いやすい操作性も特徴で、初めてのパソコンとしても人気を集めています。
メモリの標準容量は8GBなので、購入する際は16GBにカスタマイズしておきましょう。
OS | macOS |
サイズ | 15型 |
価格 | 226,800円~ |
おすすめの人 | 分割で購入したい人 iPhoneを使用している人 スペックの高いPCを探している人 PCを持ち運ぶことが多い人 軽量かつコンパクトなノートPCを探している人 バッテリーの持ちがよいモデルを探している人 |
購入はこちら | Apple公式 |
Macのデスクトップならこれ|Apple iMac
自宅で使うMacのパソコンを購入するなら、iMacがおすすめです。
画面サイズは21.5インチと27インチから選ぶことができます。どちらの画面もWEBデザイン向けの大きさですね。
iMacのストレージにはHDD、Fusion Drive、SSDの3種類があります。
先ほどもお伝えした通り、SSD搭載の製品を選びましょう。
OS | macOS |
サイズ | 【最新型】24インチ |
価格 | 174,800円~(または月々4,855円の36ヶ月払い) |
おすすめの人 | ・クリエイティブな作業をする人 ・スペックの高いPCを探している人 ・音楽や動画をよく視聴する人 ・場所を取らないデスクトップPCを探している人 ・デザイン性の高いデスクトップPCを探している人 ・iPhoneを使用している人分割で購入したい人 |
購入はこちら | Apple公式 |
WEBデザイン用のパソコンを選ぶときの5つのコツ
ここまで、WEBデザイン用のパソコンを購入するときに、確認しておくべきスペックをお伝えしてきました。
ただそれ以外にも、気をつけるポイントは多くあります。
これからお伝えするコツを押さえれば、パソコン選びで失敗しにくくなりますよ。
ゲーミングパソコンは購入しない
「高性能なパソコンのほうがやる気が出る!」という人もいるのではないでしょうか。
確かに毎日使う仕事道具ですから、よいものを揃えたくなる気持ちもわかります。
プロゲーマーが使うような、高級ゲーミングパソコンの購入を考える人もいるでしょう。
しかし、WEBデザイン用ならそこまでハイスペックなパソコンを買わなくても大丈夫です。
しかも、ゲーミングパソコンにはファンが付属されており、作業の邪魔になる可能性すらあります。
GPU (グラフィックボード)なしでもOK
GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、画像描写のときの計算処理を担当してくれます。
言わば映像専門の頭脳で、美しいグラフィックを滑らかに描くのに役立ちます。
GPUにはCPUに内蔵されているタイプと、それ以外の「独立GPU」という2種類のタイプがあります。独立GPUはグラフィックボードとも呼ばれます。
WEBデザインにおいて、独立GPUはすぐに必要になるものではありません。
Illustratorなどのソフトであれば、CPUに組み込まれているGPUで対応できます。
その一方、動画編集・ゲームなどをする場合は内蔵GPUだけでは不十分なため、独立GPUを搭載しましょう。
無線LAN機能がついているものを選ぶ
電波によってインターネットに接続する機能には、「有線LAN」と「無線LAN」の2種類があります。
有線LANは文字通りケーブルを必要とする接続方法で、無線LANはケーブル不要の接続方法です。
パソコンを選ぶときは、このうち無線LAN機能がついたものを選ぶようにしましょう。
最近のパソコンは無線LAN機能がついているものが多いです。
しかし、安いノートパソコンには無線LAN機能がついていない場合があるので、念のため確認しておいてください。
色域の規格を確認しておく
パソコンを買うときには色域の規格も確認しておきましょう。
色域とは、液晶画面で表現できる色の範囲を表したもので、色域が広ければ広いほど、表現できる色が多くなります。
色域の規格にはいくつかあるのですが、WEBデザイナーにおすすめなのは「sRBG」と呼ばれるものです。
「sRBG」よりも色域が広い「Adobe RGB」「NTSC」という規格もあるのですが、これらは印刷物をデザインするときに使われるものなので、WEBデザイナーには必要ありません。
使わないにもかかわらず「Adobe RGB」「NTSC」が搭載されたパソコンを買ってしまうと、必要以上にお金がかかるので、パソコンを購入する前には色域の規格を確認しておくようにしましょう。
金属ボディのパソコンを選ぶ
パソコンのボディに使われている素材には「プラスチック」「金属」「カーボン」があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのですが、WEBデザインをするなら金属製のものを購入するのがおすすめです。
WEBデザインの仕事はほとんどパソコンでおこないますし、取り扱うデータも大きいので、パソコンがすぐに熱を持ってしまいます。
熱をうまく逃せない素材だと、パソコンの部品がすぐに劣化してしまい、買い替えの頻度が多くなってしまうのです。
金属製のパソコンは熱を逃しやすいという特徴があるので、長時間使ってもパソコンが劣化しにくいです。
そのため、WEBデザイン用のパソコンを選ぶのであれば、金属ボディのパソコンを選びましょう。
中古購入時の4つの注意点
パソコンは高価ですから、「できるだけ安いやつを買いたい!」というのが本音ですよね。そんな方におすすめなのが、中古のパソコンです。
中古で買ったパソコンは当たりはずれが激しいうえに、壊れたときの保証がないので、購入にはリスクと不安がつきまといます。
それでも掘り出し物があるのは事実なので、見極め方をここで知っておきましょう!
発売時期
中古のパソコンを買うときに、まず見るべきなのが発売時期です。
発売時期を見れば、だいたい性能がわかるので、購入を検討するパソコンを絞り込めます。
ザックリとした目安ですが、発売時期で以下のように区別できます。
2018年〜現在
→現行のパソコンとほとんど変わらない性能である
2015年〜2017年
→使い方によっては十分な性能である
〜2014年
→使用するにはかなり厳しい性能である
WEBデザインをするのであれば、現行のパソコンと同じくらいの性能が欲しいので、2018年以降に発売されたものをおすすめします。
消耗の具合
使い込まれたパソコンのメモリやCPU、ストレージなどの部品は激しく消耗しており、不安定な動作や突然のフリーズを招きます。
こうしたトラブルを回避するために、そのパソコンが使い古されたものでないかを確認しましょう。
では、パソコンの消耗具合をどうやって確かめたらよいのか。
おすすめなのが、キーボードを見て文字がかすれていないかを確認する方法です。
読めないキーがあったら、そのパソコンは相当使い古されていると見てよいでしょう。
また、USBポートも要確認です。
ホコリがたまりやすいUSBポートがきれいかどうかは、前の持ち主の使いぶりだけでなく、そのお店が信用できるかを測る基準にもなります。
さらにいえば、ノートパソコンを買う人は、バッテリーの充放電回数のことも考えましょう。
外出先でも使えるよう、ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されています。
バッテリーも使用と充電を繰り返すうちに劣化し、だんだん充電時間が長くなったり、動作時間が短くなったりしていきます。
状態のよいバッテリーを搭載したパソコンを購入したいところですが、その消耗具合は実際に使ってみるまで判断できません。
もしも不安なら、パソコンといっしょに新品のバッテリーを購入しておくのがよいでしょう。
CPUの世代
「世代」というのは、そのCPUの新しさを表します。
例えばIntelの場合、同じCore i5に見えても世代が違う製品が複数あります。
知らずに購入してしまうと、「Core i5を選んだのに動きが遅いなぁ……」と首をかしげることになってしまいます。
場合によっては、古いCore i5よりも新しいCore i3のほうが高性能だった、なんてことも……。
そのため、できるだけ新しい世代のCPUを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。
Intel Core iシリーズでは、「i◇-○○○○」という型番から世代を読み取れます。
ハイフンに続く4ケタの数字のうち、最初の数字を見て判断します。
例えば、「Core i7-8565U」であれば、ハイフンの次に来るのが「8」であるため、「第8世代」とわかります。
2020年現在、IntelのCPUは第10世代まで出ています。
第8世代であれば、比較的新しいといえますね。
信用できるお店かどうか
中古でパソコンを購入するときは、パソコンを専門に扱うお店で買うようにしましょう。
専門店では買い取ったパソコンを初期化し、正規品のソフトを入れているので、ウイルス感染の心配がありません。
また、プロの厳しい製品チェックを通過したものが並んでいるのも魅力です。
逆にネットオークションで中古のパソコンを買うのはおすすめできません。
購入時にトラブルがあっても対応してもらえないうえに、何かしらのウイルスに感染している恐れがあります。
専門店で買うと少しお金がかかるかもしれませんが、オークションで買ったパソコンが壊れて、買い直しになると、どのみちお金がかかってしまうので、最初から専門店で買っておきましょう。
WEBデザイナー用パソコンまとめ
今回は、WEBデザイナーにとって欠かせないツールとも言える「パソコンの最適な選び方」についてお伝えしました。
今回ご紹介した内容を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- メモリ:16GB以上
- CPU:Intel Core i5以上
- ストレージ:SSDの512GB以上
- 画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上
WEBデザインにおすすめのパソコンはたくさんありますが、自分に合ったものを選ぶことで作業効率がアップし、より良いデザインを制作することができます。
今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合ったパソコンを探してみてくださいね。
なお、パソコンと合わせて周辺機器も買いたいという方はこちらの動画をご覧ください。
質問や感想があればご記入ください