- MacとWindowsの違い
- ノートパソコンとデスクトップの違い
- WEBデザイン用パソコンのスペック
- WEBデザイン用パソコンを選ぶコツ
- WEBデザインにおすすめのパソコン
WEBデザインの仕事をするうえでは、ある程度のスペックを備えたパソコンが必要になります。
WEBデザインを学ぶにあたって、新しくパソコンを買う人も少なくないでしょう。
でも「どんなパソコンを買えばいいの?」という悩みを持つ方も少なくないはず。
「安いから」と値段だけを見て買うと失敗することも……。
そこで、この記事では、現役デザイナーがパソコンの選び方をご紹介します!
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WEBデザイナーはWindowsとMacのどちらがよいか

パソコン選びにおいて、まず重要なのが「どのOSにするか」という問題です。
OSとは「Operating System」の略で、コンピューター全体の管理・制御をするものです。
パソコン、スマートフォン、家電製品など、身の回りのあらゆる製品にOSが組み込まれています。
パソコンの場合だとOSは、大きく分けて「Windows」と「Mac」の2種類があります。
ここからは「Windows」と「Mac」どちらを使うべきかについてお伝えしていきますね。
基本的にはどちらでもOK
基本的には「Mac」「Windows」どちらを選んでもWEBデザインの仕事はできます。
どちらもメリット・デメリットがあるので、購入前には、どちらが自分に合うかしっかり確認しておきましょう。
Mac
メリット |
・WEBデザインでよく使うフォントが最初から搭載されている ・画面が綺麗で見やすい |
デメリット |
・価格が高い(コストパフォーマンスが悪い) ・一般的なシェア率が低い(ユーザー目線での作業がしにくい) |
Windows
メリット |
・価格が安い(コストパフォーマンスがよい) ・一般的なシェア率が高い(ユーザー目線で作業がしやすい) |
デメリット |
・WEBデザインでよく使うフォントが最初から搭載されていない ・画面の綺麗さが少し劣る |
WEBデザイナーがおすすめするのはMac
基本的にはどちらでも問題ないとお伝えしましたが、金銭的な余裕があるのなら、Macを購入するのがおすすめです。
その理由は次の5つ。
- 起動がはやい
- 自動でバックアップできる
- ショートカットキーが打ちやすい
- デザインデータの受け渡しがしやすい
- デザイナーがよく使う「ヒラギノゴシック」が最初からある
特にヒラギノゴシックが最初からあるというのが大きな理由です。
Windowsでヒラギノゴシックを入れる場合、ソフトをインストールする必要がありますが、Macならその必要はありません。
また、デザインデータの受け渡しが楽なのもよいところです。
デザイナーはMacを使っている人が多いです。
基本データの受け渡しは同じOSを使っている人とのほうがしやすいので、Macを買っておくと仕事がスムーズに進みます。
Macの人はハブを買うのがおすすめ
Macの購入を検討している人は、ハブを買うことをおすすめします。
ハブとはパソコンの差し込み口の種類を増やせるものです。
Macの差し込み口は「USB type-C」です。
しかし、世の中で広く使われているのは「USB type-A」であるため、不便なことも多くあります。
このときに活躍するのがハブです。
ハブがあればどんな種類のUSBも挿せるようになるので、「パソコンでスマートフォンを充電したいのに、充電コードが挿せない」「発表でプロジェクターを使いたいのに、プロジェクターのコードを挿せない」などのトラブルを防げます。
WindowsにOfficeはいらない
Windowsを購入するときに、初期設定としてWord、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトを入れるか迷う方も少なくないと思います。
たしかに、Officeソフトを入れていれば、何かしら役立つときはあるかもしれませんが、基本的には必要ありません。
Officeソフトに入っているWordやExcelは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートで代用できますし、パワーポイントもGoogleスライド、Adobe、Canvaを代わりに使えばよいだけです。
そのため、少しでも初期費用を抑えたいという方は、Officeソフトを入れないことをおすすめします。
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WEBデザイナーはノートパソコンとデスクトップ、どちらがおすすめ?

ノートパソコンはいつでも好きな場所で開けること、デスクトップパソコンはスペックが高いことが魅力ですが、基本的にはノートパソコンがおすすめです。
WEBデザイナーは、ノートパソコンが必須の場面がいくつもあるからです。
クライアントと外で打ち合せするときや、セミナーや勉強会に参加するときに、「今日はパソコンなしで!」というわけにはいきませんよね。
そのため、最初からデスクトップを買うのはかなりリスクがあります。
デスクトップのパソコンは、WEBデザインの仕事でお金が入ってから購入するのがおすすめです。
それを目標に仕事を頑張るのもよいかもしれませんね。
ちなみに作業効率をアップさせる手法として、モニターを2つ並べる「デュアルディスプレイ」を取り入れる人もいます。
「1つはコーディング用、もう1つはデザイン用」というようにモニターを使い分けることで、仕事のスピードが格段に上がります。
もちろん、WEBデザイン初心者がいきなりデュアルディスプレイにする必要はないため、「そういうのもあるんだ」という認識で大丈夫です。
【4つのポイントに注目!】WEBデザイナーのパソコンの選び方

OSと形態が決まったら、いよいよ製品ごとに記載されているスペックを確認していきます。
「パソコン用語なんてわからない……」
「なにがどう違うのかピンとこない」
という方でもこれからお伝えする4つの項目を押さえておけば、パソコン選びで失敗することはないのでぜひ参考にしてくださいね。
メモリ:16GB以上
4つのスペックのなかで特に重要なのが、メモリの容量です。
メモリはよく机の広さに例えられます。
机が狭ければ書類を同時に広げられず、作業効率は悪くなります。
反対に机が広ければ、書類をたくさん広げたまま効率よく作業できますよね。
メモリにも同じことがいえます。
書類をアプリケーションに置き換えてみましょう。
メモリの容量が少ない場合、複数のアプリケーションを同時に立ち上げると動きが遅くなってしまいます。
反対に容量が多ければ、サクサク快適に作業できます。
WEBデザインの現場では、「Photoshop」や「Illustrator」など複数のアプリケーションを使ううえに、デザインをしながら、チャット上でクライアントとやりとりすることも少なくありません。
このようにマルチタスクが日常茶飯事であるため、ある程度高い処理能力を備えたメモリが必要なのです。
最低でも16GBのメモリを搭載した製品を選びましょう。
Windowsの場合は、あとからメモリを追加して容量を増やすこともできます。
8GBのパソコンに同量のメモリを足して16GBにする、なんてことも可能です。
ただこれだと面倒なうえに割高になってしまうので、最初から16GBのパソコンを買いましょう。
ちなみに「32GBのメモリ搭載」なんてパソコンもありますが、最初はそこまで容量があるものを買う必要はありません。
32GBは、より高度な作業や動画編集などをするときに必要なメモリです。そのため、ひとまずは16GBにしておきましょう。
CPU:Intel Core i5以上、Ryzen 7以上
CPUとは「Central Processing Unit」の略で、キーボードやマウスからの情報を受け取って制御・演算をおこなうものです。
人間でいうと脳のようなものです。
性能がよいほど処理能力が上がり、仕事を早く進められます。
反対に性能が低いとアプリケーションの動きが遅くなり、場合によっては止まってしまうこともあるのです。
CPUでよく使われているのは、Intel(インテル)社とAMD社の製品です。
この2社について知っておけば、CPU対策はバッチリです。
まずは「インテル入ってる」というCMでおなじみの、Intel社から見ていきましょう。
Intel社の製品で特に使われているのが、「Intel Core i」というシリーズです。
ラインナップは、性能が高い順にCore i9、Core i7、Core i5、Core i3となっています。
このシリーズのなかでWEBデザインに適しているのは、Core i5からです。Core i7以上になると、動画編集・ゲームなどにも耐えられます。
一方、AMD社でおすすめなのが、2017年より登場した「Ryzen」というシリーズの製品です。
Ryzenシリーズは、IntelのCore iシリーズと同じくらい高性能なのに、低価格という特徴があります。
Ryzenシリーズ搭載のパソコンなら、Ryzen7やRyzen9と書かれたものを選ぶとよいでしょう。
ストレージ:SSDの512GB以上
ストレージはデータ保存の場所にあたります。
メモリを机の広さに例えるならば、ストレージは引き出しの多さと言えます。
ストレージの数字が大きいほど、大量のデータを保存できます。
ストレージには、「HDD(Hard Disk Driveの略)」と「SSD(Solid State Driveの略)」の2種類あります。
このうち、SSDを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。
容量はノートパソコンなら512GBは欲しいところです。
WEBデザイナーは保存するデータが多いです。
PhotoshopやIllustratorのファイルなどは容量を食うため、そのくらい必要になってきます。
とはいえ、データの保存場所についてはいくらか融通を利かせられます。
例えば、外付けHDDを使って保存するという方法もありますし、「Google Drive」や「Dropbox」といったクラウドサービスも活用できます。
画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上
最後にお伝えしたいのは、画面の大きさです。
ここまでご紹介した3つと比べると、些細なことに思えるかもしれません。
しかし画面が小さすぎた場合、表示範囲が狭く、ストレスがたまってしまうため、侮れないチェックポイントです。
パソコンの画面サイズは、「インチ」で表されます。
1インチ=2.54cmで、画面の対角線の長さで「○インチ」と決まります。
ノートパソコンを購入するなら、画面サイズが15インチ以上あるものがおすすめです。
ただし、あまりに大きいモデルは持ち運びに不便なので注意しておいてください。
外出時に「カバンに入らなかった……」なんてこともありえるので、じっくり検討する必要があります。
デスクトップパソコンの場合は、21インチ~27インチが一般的です。
自宅で使用することが多くなるはずなので、ゆったり使えるものを選びたいですね。
WEBデザイン用のパソコンを選ぶときの5つのコツ

ここまで、WEBデザイン用のパソコンを購入するときに、確認しておくべきスペックをお伝えしてきました。
ただそれ以外にも、気をつけるポイントは多くあります。
これからお伝えするコツを押さえれば、パソコン選びで失敗しにくくなりますよ。
ゲーミングパソコンは購入しない
「高性能なパソコンのほうがやる気が出る!」という人もいるのではないでしょうか。
確かに毎日使う仕事道具ですから、よいものを揃えたくなる気持ちもわかります。
プロゲーマーが使うような、高級ゲーミングパソコンの購入を考える人もいるでしょう。
しかし、WEBデザイン用ならそこまでハイスペックなパソコンを買わなくても大丈夫です。
しかも、ゲーミングパソコンにはファンが付属されており、作業の邪魔になる可能性すらあります。
GPU (グラフィックボード)なしでもOK
GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、画像描写のときの計算処理を担当してくれます。
言わば映像専門の頭脳で、美しいグラフィックを滑らかに描くのに役立ちます。
GPUにはCPUに内蔵されているタイプと、それ以外の「独立GPU」という2種類のタイプがあります。独立GPUはグラフィックボードとも呼ばれます。
WEBデザインにおいて、独立GPUはすぐに必要になるものではありません。
Illustratorなどのソフトであれば、CPUに組み込まれているGPUで対応できます。
その一方、動画編集・ゲームなどをする場合は内蔵GPUだけでは不十分なため、独立GPUを搭載しましょう。
無線LAN機能がついているものを選ぶ
電波によってインターネットに接続する機能には、「有線LAN」と「無線LAN」の2種類があります。
有線LANは文字通りケーブルを必要とする接続方法で、無線LANはケーブル不要の接続方法です。
パソコンを選ぶときは、このうち無線LAN機能がついたものを選ぶようにしましょう。
最近のパソコンは無線LAN機能がついているものが多いです。
しかし、安いノートパソコンには無線LAN機能がついていない場合があるので、念のため確認しておいてください。
色域の規格を確認しておく
パソコンを買うときには色域の規格も確認しておきましょう。
色域とは、液晶画面で表現できる色の範囲を表したもので、色域が広ければ広いほど、表現できる色が多くなります。
色域の規格にはいくつかあるのですが、WEBデザイナーにおすすめなのは「sRBG」と呼ばれるものです。
「sRBG」よりも色域が広い「Adobe RGB」「NTSC」という規格もあるのですが、これらは印刷物をデザインするときに使われるものなので、WEBデザイナーには必要ありません。
使わないにもかかわらず「Adobe RGB」「NTSC」が搭載されたパソコンを買ってしまうと、必要以上にお金がかかるので、パソコンを購入する前には色域の規格を確認しておくようにしましょう。
金属ボディのパソコンを選ぶ
パソコンのボディに使われている素材には「プラスチック」「金属」「カーボン」があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのですが、WEBデザインをするなら金属製のものを購入するのがおすすめです。
WEBデザインの仕事はほとんどパソコンでおこないますし、取り扱うデータも大きいので、パソコンがすぐに熱を持ってしまいます。
熱をうまく逃せない素材だと、パソコンの部品がすぐに劣化してしまい、買い替えの頻度が多くなってしまうのです。
金属製のパソコンは熱を逃しやすいという特徴があるので、長時間使ってもパソコンが劣化しにくいです。
そのため、WEBデザイン用のパソコンを選ぶのであれば、金属ボディのパソコンを選びましょう。
中古購入時の4つの注意点
パソコンは高価ですから、「できるだけ安いやつを買いたい!」というのが本音ですよね。そんな方におすすめなのが、中古のパソコンです。
中古で買ったパソコンは当たりはずれが激しいうえに、壊れたときの保証がないので、購入にはリスクと不安がつきまといます。
それでも掘り出し物があるのは事実なので、見極め方をここで知っておきましょう!
発売時期
中古のパソコンを買うときに、まず見るべきなのが発売時期です。
発売時期を見れば、だいたい性能がわかるので、購入を検討するパソコンを絞り込めます。
ザックリとした目安ですが、発売時期で以下のように区別できます。
2018年〜現在
→現行のパソコンとほとんど変わらない性能である
2015年〜2017年
→使い方によっては十分な性能である
〜2014年
→使用するにはかなり厳しい性能である
WEBデザインをするのであれば、現行のパソコンと同じくらいの性能が欲しいので、2018年以降に発売されたものをおすすめします。
消耗の具合
使い込まれたパソコンのメモリやCPU、ストレージなどの部品は激しく消耗しており、不安定な動作や突然のフリーズを招きます。
こうしたトラブルを回避するために、そのパソコンが使い古されたものでないかを確認しましょう。
では、パソコンの消耗具合をどうやって確かめたらよいのか。
おすすめなのが、キーボードを見て文字がかすれていないかを確認する方法です。
読めないキーがあったら、そのパソコンは相当使い古されていると見てよいでしょう。
また、USBポートも要確認です。
ホコリがたまりやすいUSBポートがきれいかどうかは、前の持ち主の使いぶりだけでなく、そのお店が信用できるかを測る基準にもなります。
さらにいえば、ノートパソコンを買う人は、バッテリーの充放電回数のことも考えましょう。
外出先でも使えるよう、ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されています。
バッテリーも使用と充電を繰り返すうちに劣化し、だんだん充電時間が長くなったり、動作時間が短くなったりしていきます。
状態のよいバッテリーを搭載したパソコンを購入したいところですが、その消耗具合は実際に使ってみるまで判断できません。
もしも不安なら、パソコンといっしょに新品のバッテリーを購入しておくのがよいでしょう。
CPUの世代
「世代」というのは、そのCPUの新しさを表します。
例えばIntelの場合、同じCore i5に見えても世代が違う製品が複数あります。
知らずに購入してしまうと、「Core i5を選んだのに動きが遅いなぁ……」と首をかしげることになってしまいます。
場合によっては、古いCore i5よりも新しいCore i3のほうが高性能だった、なんてことも……。
そのため、できるだけ新しい世代のCPUを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。
Intel Core iシリーズでは、「i◇-○○○○」という型番から世代を読み取れます。
ハイフンに続く4ケタの数字のうち、最初の数字を見て判断します。
例えば、「Core i7-8565U」であれば、ハイフンの次に来るのが「8」であるため、「第8世代」とわかります。
2020年現在、IntelのCPUは第10世代まで出ています。
第8世代であれば、比較的新しいといえますね。
信用できるお店かどうか
中古でパソコンを購入するときは、パソコンを専門に扱うお店で買うようにしましょう。
専門店では買い取ったパソコンを初期化し、正規品のソフトを入れているので、ウイルス感染の心配がありません。
また、プロの厳しい製品チェックを通過したものが並んでいるのも魅力です。
逆にネットオークションで中古のパソコンを買うのはおすすめできません。
購入時にトラブルがあっても対応してもらえないうえに、何かしらのウイルスに感染している恐れがあります。
専門店で買うと少しお金がかかるかもしれませんが、オークションで買ったパソコンが壊れて、買い直しになると、どのみちお金がかかってしまうので、最初から専門店で買っておきましょう。
WEBデザインにおすすめのパソコン6選

ここまでWEBデザインに使うパソコンの選び方を見てきました。
最後に、おすすめのパソコンを紹介していきます。
Windowsのおすすめパソコン
まずはWindowsでおすすめのパソコンをご紹介します。
日本国内にはOSにWindowsを使っているパソコンが数多くあります。
今回はそのなかから、おすすめのパソコンを4つお伝えしていきますね。
ノートパソコン:マウスコンピューター DAIV 5P
まずおすすめなのが、DAIV 5Pという製品です。
CPUはIntel Core i7、メモリは16GB、ストレージは512GBのSSD、さらには広色域ディスプレイ搭載と、WEBデザインに適したスペックとなっています。
また、20mmという薄型ボディのため、持ち運びも楽です。
ノートパソコン:Dell Inspiron 14 AMD
安さでいえば、間違いなくDellのパソコンを選ぶのがおすすめです。
他のパソコンに比べてとてもシンプルですが、それでもWEBデザインをするには十分な性能をしています。
DellのなかでもイチオシはInspironシリーズです。
最もスタンダードなシリーズで、「パソコンがあまりわからない」という方でも失敗することがありません。
ノートパソコン:HP ENVY x360 15-ey
WindowsならHPというメーカーの商品を買うのもおすすめです。
HPのパソコンはアルミニウムでできています。そのため、頑丈なのはもちろんのこと、熱をしっかり放射してくれます。
そして、HPのなかでもクリエイターにおすすめなのが「ENVY」というシリーズ。
他のシリーズに比べ、少し値段が高めですが、その分画質がよいので、色にこだわりたいWEBデザイナーには打ってつけです。
デスクトップパソコン:マウスコンピューター DAIV A5
デスクトップパソコンであれば、DAIVシリーズがおすすめです。
エントリーモデルという位置づけではあるものの、初心者から上級者まで満足できるパソコンです。
メモリは16GB、CPUは高性能なことで話題のAMD Ryzen7、ストレージは256GBのSSDを搭載しています。
さらに税別11万円台と、コスパも申し分なしです。
カスタマイズにも対応しているため、スペックにこだわるようになっても長く愛用できます。
Macのおすすめパソコン
次に、Macのおすすめパソコンを紹介していきます。
ノートパソコン:Apple New Apple MacBook Pro
MacBook Proには13インチと16インチの2種類あります。
購入するなら16インチがおすすめです。
画面サイズが大きいほうが、複数のウィンドウを開いておこなう作業に適しているからです。
また、16インチの製品には「dGPU」というものが搭載されているおり、グラフィックが格段に良くなっています。
他にもCPUが第9世代のIntel Core i7であることなど、スペックはとても高いです。
デスクトップパソコン:Apple iMac
自宅で使うMacのパソコンを購入するなら、iMacがおすすめです。
画面サイズは21.5インチと27インチから選ぶことができます。どちらの画面もWEBデザイン向けの大きさですね。
iMacのストレージにはHDD、Fusion Drive、SSDの3種類があります。
先ほどもお伝えした通り、SSD搭載の製品を選びましょう。
WEBデザイナー用パソコンまとめ
パソコンと一口にいっても多種多様なスペックがあります。
WEBデザインで使用するパソコンは、以下の基準を満たすものを購入しましょう。
- メモリ:16GB以上
- CPU:Intel Core i5以上
- ストレージ:SSDの512GB以上
- 画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上
適切なパソコンを購入できれば、そのままWEBデザインの勉強や仕事をスタートさせられます。
そのために、今回ご紹介したパソコンの選び方を参考にしてみてください。
なお、パソコンと合わせて周辺機器も買いたいという方はこちらの動画をご覧ください。