WEBデザインに最適なパソコンの選び方|4つのポイントを見て購入しよう! 

WEBデザインのお仕事をするうえでは、ある程度のスペックを備えたパソコンが必要になってきます。
そのため、これからWEBデザインに挑戦する人の多くは、新しくパソコンを買うことになるでしょう。

「でもどんなパソコンを買えばいいの?」

お店やショッピングサイトを覗くと多種多様なパソコンがあり、迷ってしまいます。
「安いから」と値段だけを見て買うと失敗することも……。

何らかの判断基準があれば、自信をもって買い物を成功させられますね。

そこでこの記事では、4つのスペックに着目したパソコンの選び方を紹介します!

【WindowsとMac】どちらのパソコンを使うべきか 

パソコン選びにおいてまず重要なのがOSはどれを使うか?」という問題です。

OSとは「Operating System」の略で、コンピューター全体の管理・制御が役目です。
パソコン、スマートフォン、家電製品など、身の回りのあらゆる製品にOSは組み込まれています。

パソコンの場合だとOSは、大きく分けて「Windows」と「Mac」の2種類あります。
では、WindowsとMacのうち、WEBデザイン向きなのはどちらなのでしょうか?

基本的にはどちらでも問題ありませんが、おすすめなのはMacです。

理由として、動作がとても安定していることや、ショートカットキーを打ちやすいキーボード配列などが挙げられます。
また、デザイナーさんにはMacを使う人が多く、データのやり取りするときにMac同士のほうがトラブルを回避できます。

そしてMacでは、Windowsも使えます
「Bootcamp」という機能を利用すれば、MacのなかにWindowsをインストールすることができますよ。

ノートパソコンとデスクトップパソコンでは、どちらがおすすめ? 

ノートパソコンかデスクトップパソコンかを選ぶにあたっては、それぞれの特性をふまえ、何を重視するかが決め手になってきます。
ノートパソコンはいつでも好きな場所で開けること、デスクトップパソコンは基本的にスペックが高いことが魅力です。

両者のうちおすすめなのが、持ち運び可能なノートパソコンです。

ノートパソコンはカフェなど自宅以外の場所、さらには海外でも使うことができます。
移動中にサッと開けるのも魅力ですね。

そしてWEBデザイナーには、ノートパソコンが必須の場面がいくつもあります

クライアントさんと外で打ち合せするときや、セミナーや勉強会に参加するときに、「今日はパソコンなしで!」というわけにはいきません。

とはいえ、「デスクトップパソコンも気になるんだよなぁ……」という人もいるかもしれませんね。

デスクトップパソコンについては、WEBデザインのお仕事でお金が入ってから購入を検討するのはいかがでしょうか?
それを目標にお仕事を頑張るのもいいかもしれませんね。

ちなみに作業効率をアップさせる手法として、モニターを2つ並べる「デュアルディスプレイ」を取り入れる人もいます。
「1つはコーディング用、もう1つはデザイン用」というふうにモニターを使い分けることで、仕事のスピードを格段に跳ね上げます。

もちろん、WEBデザイン初心者がいきなりデュアルディスプレイにする必要はないため、「そういうのもあるんだ」くらいの認識でいてくださいね。

【4つのポイントに注目!】パソコンの選び方

OSと形態が決まったら、いよいよ製品ごとに記載されているスペックを確認していきます。

「でもパソコン用語なんてわからない……」
「何がどう違うのかピンとこない」

そんな方でも大丈夫!
最低限おさえておくべき項目は4つだけです。

メモリ:16GB以上 

4つのスペックのなかで特に重要なのが、メモリの容量です。

メモリはよく机の広さに例えられます。
机が狭ければ書類を同時に広げられず、作業効率は悪くなります。
反対に机が広ければ、書類をたくさん広げたまま効率よく作業できますよね?

メモリにも同じことがいえます。
書類をアプリケーションに置き換えてみましょう。
メモリの容量が少なければ、複数のアプリケーションを同時に立ち上げると動きが遅くなってしまいます。
反対に容量が多ければ、サクサク快適に作業できます。

WEBデザインの現場では、「Photoshop」や「Illustrator」など複数のアプリケーションを使います。
そして同時に「コーディング」という作業をしつつチャットツールでクライアントさんとやり取りも……。

こんな並行作業が日常茶飯事であるため、ある程度高い処理能力を備えたメモリが必要なんです。
具体的な数値として、最低でも16GBのメモリを搭載した製品を選びましょう。

Windowsの場合は、あとからメモリを追加して容量を増やすこともできます。
8GBのパソコンに同量のメモリを足して16GBにする、なんてことも可能です。

ただこれだと面倒なうえに割高になってしまうので、最初から16GBのパソコンを買っちゃいましょう。

ちなみに「32GBのメモリ搭載」なんてパソコンもありますが、最初はそこまで容量があるものを買う必要はありません。

32GBは、より高度な作業や動画編集などをするとき必要になってくるメモリです。
そのため、ひとまずは16GBというのを目安にしておいてください。

CPU:Intel Core i5以上、Ryzen 7以上

CPUとは「Central Processing Unit」の略で、キーボードやマウスからの情報を受け取って制御・演算をおこないます。
人間でいう頭脳と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか?

WEBデザインの作業では複雑な画像加工をしていきます。
性能が良いほど処理能力が上がり、仕事を早く進められます

反対に性能が低いとアプリケーションの動きが遅くなり、場合によっては止まってしまうこともあるのです。
そのため、CPUの処理能力を重視しなければいけません。

CPUでよく使われているのは、Intel(インテル)社とAMD社の製品です。
この2社について知っておけば、CPU対策はバッチリです。

さて、まずは「インテル入ってる」というCMでおなじみの、Intel社から見ていきましょう。

Intel社の製品で特に使われているのが、「Intel Core i」というシリーズです。
ラインナップは、性能が高い順にCore i9、Corei7、Core i5、Core i3となっています。

このシリーズのなかでWEBデザインに適しているのは、Core i5からです。
Core i7以上になると、動画編集・ゲームなどにも耐えられます。

一方、AMD社でおすすめなのが、2017年より登場した「Ryzen」というシリーズの製品です。
Ryzenシリーズには、IntelのCore iシリーズと同じくらい高性能であり、自社工場をもたないために低価格という特徴があります。

Ryzenシリーズ搭載のパソコンなら、Ryzen7やRyzen9と書かれたものを選ぶといいでしょう

ストレージ:SSDの256GB以上

ストレージはデータ保存の場所にあたります。

メモリを机の広さに例えるならば、ストレージは引き出しの多さと言えます。
ストレージの数字が大きいほど、大量のデータを保存できます。

ストレージには、「HDD(Hard Disk Driveの略)」と「SSD(Solid State Driveの略)」の2種類あります。
このうち、SSDを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。

少し前まではHDDが広く使われていましたが、最近はSSDが主流です。

HDDと比べてSSDには、読み書きが速いうえに消費電力が少ないという長所があります。
また、音も出ないため作業の妨げになりません。

容量はノートパソコンなら256GBデスクトップパソコンなら500GBは欲しいところです。

WEBデザイン作業では保存するデータが多く、PhotoshopやIllustratorのファイルなどは容量を食うため、そのくらい必要になってきます。

とはいえ、データの保存場所についてはいくらか融通を利かせられます。
例えばあまり使わなくなったデータなどは、外付けHDDを使って保存するという手があります。

1TB1000円程度という価格の低さも魅力です。
あるいは「Google Drive」や「Dropbox」といったクラウドサービスも活用できるため、あまり深刻に考えなくても大丈夫ですよ!

画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上

最後にお伝えしたいのは、画面の大きさです。

ここまでご紹介した3つと比べると、些細なことに思えるかもしれません。
しかし画面が小さすぎた場合、表示範囲が狭くストレスがたまってしまうため、侮れないチェックポイントなんです。

パソコンの画面サイズは、「インチ」で表されます。
1インチ=2.54cmで、画面の対角線の長さで「○インチ」と決まります。

ノートパソコンを購入するなら、画面サイズが15インチ以上あるものがおすすめです。

ただし、あまり大きいモデルは持ち運びに不便なので注意しておいてください。
外出時になってみて「カバンの中に入らなかった……」なんてこともありえるので、じっくり検討する必要があります。

デスクトップパソコンの場合は、21インチ~27インチが一般的です。
自宅で使用することが多くなるはずなので、ゆったり使えるものを選びたいですね。

その他、知っておきたいパソコン選びのコツ

ここまで、WEBデザイン用のパソコン購入時に要確認のスペックをお伝えしてきました。

ただそれ以外にも、気を付けておくと良いことがあるんです。
ここをおさえておけば、よりパソコン選びで成功しやすくなりますよ!

中古で買うならここに注意!

パソコンは高価ですから、「できるだけ安いやつを買いたい!」というのが本音ですよね?
そんなときの心強い味方が、中古のパソコンです。

ただ、中古で買ったパソコンは当たりはずれが激しいうえに壊れたときの保証がないこともあり、購入にはリスクと不安がつきまといます。

それでもなかには掘り出し物があることも事実なので、その見極め方をここで知っておきましょう!

発売時期

まずは、そのパソコンがいつ発売されたのかを把握しましょう。
ザックリとした目安ですが、2年以内に発売されたものであれば、現行モデルなみの性能が期待できます。
5年以上も前のモデルになると、動作が重く、性能不足を感じる可能性大です。

消耗の具合

使い込まれたパソコンのメモリやCPU、ストレージなどの部品は激しく消耗しており、不安定な動作や突然のフリーズを招きます。
こうしたトラブルを回避するために、そのパソコンが使い古されたものでないかを確認しましょう。

では、パソコンの消耗具合をどうやって確かめたらいいのでしょうか?

おすすめなのが、キーボードを見て文字がかすれていないかを確認する方法です。
読めないキーがあったら、そのパソコンは相当使い古されていると見ていいでしょう。

また、USBポートも要確認です。
ホコリがたまりやすいUSBポートがきれいかどうかは、前の持ち主の使いぶりだけでなく、そのお店が信用できるかを測る基準にもなります。

そしてノートパソコンを買う人は、バッテリーの充放電回数のことも考える必要があります。

電源のない外出先でも使えるよう、ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されています。
バッテリーも使用と充電を繰り返すうちに劣化し、だんだん充電時間が長くなったり動作時間が短くなったりしていきます。

そのため状態のいいバッテリーを搭載したパソコンを購入したいところですが、その消耗具合は実際に使ってみるまで判断できません。
もしも不安なら、パソコンといっしょに新品のバッテリーを購入しておくほうがいいでしょう。

このように中古パソコン購入時には、消耗具合のチェックが必要です。

キーボードやUSBポートを見る方法は簡単なため、ぜひ取り入れてみてください。
一方で状態の判断が難しいバッテリーに関しては、新品と取り替えるのがベストといえるでしょう。

CPUの世代

「世代」というのは、そのCPUの新旧を表します。
例えばIntelの場合、同じCore i5に見えても世代が違う製品が複数あります。

知らずに購入してしまうと、「Core i5を選んだのに動きが遅いなぁ……」と首をかしげることになってしまいます。

場合によっては、古いCore i5よりも新しいCore i3のほうが高性能だった、なんてことも……。

そのため、できるだけ新しい世代のCPUを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。

Intel Core iシリーズでは、「i□-○○○○」という型番から世代を読み取れます。
ハイフンに続く4ケタの数字のうち、最初の数字を見て判断します。
例えば、「Core i7-8565U」であれば、ハイフンの次に来るのが「8」であるため、「第8世代」とわかります。

2020年現在、IntelのCPUは第10世代まで出ています。
第8世代であれば、比較的新しいといえますね。

信用できるお店で買う

中古でパソコンを購入するときは、パソコンを専門に扱うお店で買うようにしましょう。
専門店では買い取ったパソコンを初期化し、正規品のソフトを入れてくれます。
そのためウイルス感染の心配がありません。
また、プロの厳しい製品チェックを通過したものが並んでいるというのも魅力です。

そしてできれば、初心者にも分かりやすく説明してくれる店員さんのいるお店に行ったほうがいいです。
十分に納得したうえで買い物ができますからね。

ゲーミングパソコンは購入しない

「高性能なパソコンのほうがやる気が出る!」という人もいるのではないでしょうか?

確かに毎日使う仕事道具ですから、良いものを揃えたくなる気持ちもわかります。
そうなると、テレビで見るプロゲーマーの人たちが使うような、高級ゲーミングパソコンを買うことも考えるかもしれません。

しかしこれまでお伝えしてきたように、WEBデザイン用ならそこまでハイスペックなパソコンを買わなくても大丈夫です。
しかもゲーミングパソコンはファンが付属していて、音が気になってしまうことが考えられます。

GPU (グラフィックボード)なしでもOK

GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、画像描写のときの計算処理を担当してくれます。
言わば映像専門の頭脳で、美しいグラフィックを滑らかに描くのに役立ちます。

GPUにはCPUに内蔵されているタイプと、それ以外の「独立GPU」という2種類のタイプがあります。
独立GPUはグラフィックボードとも呼ばれます。

WEBデザインにおいて、独立GPUはすぐに必要になるものではありません。

Illustratorなどのソフトであれば、CPUに組み込まれているGPUで対応できます。
その一方、動画編集・ゲームなどをする場合は内蔵GPUだけでは不十分なため、独立GPUを搭載していきましょう。

無線LANがついているものを選ぶ

電波によってインターネットに接続する機能には、「有線LAN」と「無線LAN」の2種類があります。
有線LANは文字通りケーブルを必要とする接続方法で、無線LANはケーブル不要の接続方法です。

パソコンを選ぶときは、このうち無線LAN機能がついたものを選ぶようにしましょう。

最近のパソコンは無線LAN機能がついているものが多いです。
しかし安いノートパソコンなどには無線LAN機能がついていない場合があるので、念のため確認しておいてください。

WEBデザインにおすすめのパソコン

ここまでWEBデザインに使うパソコンの選び方を見てきました。
最後に、おすすめのパソコンを紹介していきます。

Windowsのおすすめパソコン

Windowsのパソコンでおすすめなのは、マウスコンピューターが手掛けるPCブランド「DAIV」の製品です。
DAIVシリーズは、クリエイター向けのパソコンであり、WEBデザイナーとも相性バツグンです。

ノートパソコン:マウスコンピューター DAIV 5P

ノートパソコンでおすすめするなら、DAIV 5Pという製品です。
CPUはIntel Corei7、メモリは16GB、ストレージは512GBのSSD、さらには広色域ディスプレイ搭載と、WEBデザインに適したスペックとなっています。
また、20mmという薄型ボディのため持ち運びも楽チンです。

デスクトップパソコン:マウスコンピューター  DAIV A5

こちらもDAIVシリーズから出ているパソコンです。
エントリーモデルという位置づけではあるものの、初心者から上級者まで満足できるパソコンです。

メモリは16GB、CPUは高性能なことで話題のAMD Ryzen7、ストレージは256GBのSSDを搭載しています。
さらに税別11万円台と、コスパも申し分なしです。
カスタマイズにも対応しているため、スペックにこだわるようになっても長く愛用できます。

Macのおすすめパソコン

次に、Macのおすすめパソコンを紹介していきます。

ノートパソコン:Apple New Apple MacBook Pro

MacBook Proには13インチと16インチの2種類あります。
購入するなら16インチがおすすめです。
画面サイズが大きいほうが、複数のウィンドウを開いておこなう作業に適しているからです。

また、16インチの製品には「dGPU」というものが搭載されているおり、グラフィックが格段に良くなっています。
他にもCPUが第9世代のIntel Core i7であることなど、充実のスペックです。

デスクトップパソコン:Apple iMac

自宅で使うMacのパソコンを購入するなら、iMacがおすすめです。
画面サイズは21.5インチと27インチから選ぶことができます。
どちらの画面もWEBデザイン向けの大きさですね!

iMacのストレージにはHDD、Fusion Drive、SSDの3種類あります。
上でもお伝えした通り、SSD搭載の製品を選びましょう。

まとめ

パソコンと一口にいっても多種多様なスペックがあります。
これらを用途に応じて購入するのが大事なようですね!

WEBデザインで使用するパソコンは、以下の基準を満たすものを購入しましょう。

メモリ:16GB以上
CPU:Intel Core i5以上
ストレージ:SSDの256GB以上
画面サイズ:ノートは15インチ以上、デスクトップは21インチ以上

適切なパソコンを購入できれば、そのままWEBデザインの勉強やお仕事をスタートさせられますね。
そのために、今回ご紹介したパソコンの選び方を参考にしてみてください!

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