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WEBデザイナーはやめとけ?後悔する?理由と真相を現役が暴露

「WEBデザイナーはやめとけ」と言われる13の理由とその真偽

「WEBデザイナーはやめておいたほうがいい」
「WEBデザイナーなんかになったら後悔する」
「WEBデザイナーは哀れな末路を迎える」

近年、WEBデザイナーが増えた一方で、次のような理由でこのように言われることが増えてきました。

WEBデザイナーはやめとけと言われる7つの理由
  • 収入が低くなりがちだから
  • 長時間労働になることが多いから
  • 人口が多すぎて稼ぐのが難しいから
  • 将来的にAIに仕事を奪われるから
  • キャリアの選択肢が狭まるから
  • トレンドの変化が激しくついていけないから
  • クライアントに振り回され疲弊するから

働き方を変えたくて、WEBデザイナーに興味があったり、これからWEBデザイナーになろうと思っている人からするとすごく心配な言葉ですよね。

ですが、安心してください。「WEBデザイナーはやめとけ」という言葉を必要以上に心配することはありません。

この記事ではWEBデザイナーがやめとけと言われる理由とその真相をお伝えし、WEBデザイナーになったことを後悔しないために何をすれば良いかお伝えします。

記事が読み終わる頃には、WEBデザイナーの働き方に関して正しい認識を持ち、正しい行動ができるようになっているので、最後まで読んでみてくださいね。

この記事の信頼性
  • ブログ運営元が1000名以上のWEBデザイナーを未経験から育成
  • 卒業した受講生の声をもとに記事を作成
  • 当社のWEBデザイナーの声をもとに記事を作成
この記事の内容

「WEBデザイナーはやめとけ、後悔する」と言われる7つの理由と真相

現役WEBデザイナーが「WEBデザイナーはやめとけ」についてお話しした動画です。
記事と合わせて見ると理解が深まります!

WEBデザイナーはやめとけ、と言われる理由は、大きく分けて7つほどあります。

これらの理由は、具体的にどのようなことからそう言われているのでしょうか。

また、実際のところはどうなのでしょうか?心配される理由への見解も含めて、WEBデザインの仕事の真相をご紹介したいと思います。

収入が低くなりがちだから 真相は?

WEBデザイナーなんてやめとけと言われる理由として、年収が低く、稼げないことがあります。

大手転職サイトのdodaの調査では、全職種の平均給与が403万円なのに対して、WEBデザイナーの平均給与は361万円と、平均を大きく下回っています。

WEBデザイナーの中には「働いた分の給与に見合っていない!」「全然稼げないからやめておいたほういい!」と言っている人が一定数います。

WEBデザイナーはやめとけの真相

確かに平均年収だけを見ると、それほど稼げる仕事ではないといえますが、これには理由があります。

WEBデザイナーはクリエイティブな仕事。アーティストやお笑い芸人のように、下積みの期間があるので、どうしても駆け出しの期間は収入が低くなってしまうのです。

逆にいえば、下積み時代が終わり、1人前として現場で出れば、収入は伸びていきます。

1人前のWEBデザイナーになれば収入は決して低くはありませんし、さらにレベルアップしてディレクションやマネジメントができるようになれば他の職種より稼ぐことも可能です。

WEBデザイナーの収入事情に関する図解

ちなみに、会社員だと50〜60万円くらいが限界ですが、フリーランスになれば上限がなくなります。

私たちの調査では、フリーランスWEBデザイナーで月収100万円達成している人の割合はおよそ10%。

全職種で年収1000万円達成している人の割合がおよそ5%であることを考えると、フリーランスWEBデザイナーはかなり夢がある仕事だといえます。

フリーランスWEBデザイナーの月収に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月10日〜同年5月22日
有効回答:フリーランス、個人事業主のWebデザイナー103名

下に載せた記事を読んでいただけると、WEBデザイナーの年収についてより詳しく知っていただけます。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査」

長時間労働になることが多いから 真相は?

事務などのデスクワークなどに比べ、長時間労働をしなければいけないというのもWEBデザイナーはやめとけと言われる理由です。

  • 業務量が多くて定時内に制作が終わらない
  • 完成したのにクライアントから何度も修正を受けることになる

という理由で深夜まで仕事をするのが当たり前の仕事だと言われています。

WEBデザイナーはやめとけの真相

WEBデザイナーの中には、長時間の残業をしている人も確かにいます。

特に駆け出しの頃は、上司やクライアントからOKをもらうのに時間がかかり、終電まで修正を続けるなんてこともあります。

ただし、全ての企業がそのような働き方とは限りません。

自社商品を持っている会社のWEBデザイナーはある程度、仕事量に融通が利きますし、制作会社でも定時で帰るのが当たり前のところもあります。

ユウクリの調査でも、半数以上のクリエイター(WEBデザイナーとグラフィックデザイナー)が「残業時間は20時間未満」と回答しています。

引用:クリエイターワークス研究所「クリエイターの仕事満足度調査①(労働時間)」

労働時間が長くなるかどうかは、どんな会社に就職するかによって大きく変わるようです。

※ちなみに当社のWEBデザイナーも若い頃は終電まで残業していたそうですが、「作業自体が楽しいから、めっちゃきついってわけではなかったよ」と言っていました。労働時間も大切ですが、それと同じくらい「WEBデザインが好きか、熱中できるか」が大切なようですね。

参考:doda
参考:株式会社ユウクリ

人口が多すぎて稼ぐのが難しいから 真相は?

リモートワークが普及したこともあり、好きな時間や場所で働けるWEBデザイナーになる人は年々増えています。

多くの人がWEBデザイナーとして理想の働き方を実現している反面、WEBデザイナーが一気に増え、飽和状態だから、もう仕事がないから、WEBデザイナーはやめとけと言われることがあります。

また、SNSが普及し、WEBサイトの需要が減少しているのもWEBデザイナーの仕事がなくなっていると言われる1つの理由です。

WEBデザイナーはやめとけの真相

WEBデザイナーが人口だけ見てしまえば飽和しているかもしれませんが、だからといって仕事を取れないわけではありません。

クライアントが満足するレベルの作品を作れるWEBデザイナーが少ないからです。

現に私たちに日本デザインがした調査では、ITに力を入れようとしている企業のおよそ8割が「優秀なWEBデザイナーの採用に苦戦している」と答えています。

正しい学び方でスキルを身につければ、稼いでいくことは十分できますよ。

自社で調査した、あなたの企業では「優秀なWEBデザイナー」の採用に苦戦していますか。という調査の表。

また、WEBサイトの需要が減るからWEBデザイナーの仕事が少なくなっているというのも誤解です。WEBデザイナーが作るのはWEBサイトだけではありません。

広告のバナー、SNSのヘッダー、YouTubeのサムネイル、LP(商品を購入に繋げるページ)など、WEB上のあらゆるものを作るのがWEBデザイナーの仕事です。

WEBデザイナーの仕事は減るどころか、媒体の種類が増えるのにともなって増え続けており、むしろこれからWEBデザイナーはますます求められる仕事になります。

将来的にAIに仕事を奪われるから 真相は?

近年、AIの発展が目覚ましく、一瞬で高クオリティのイラストを描くAIイラストレーターが次々と登場しています。

優秀なAIイラストレーターの登場により、AIの将来性がかなり危惧されており、実際に中国では原画マンの3割が失業したというニュースも出ています。

そういったこともあり、WEBデザイナーもいつかAIに仕事を奪われてしまうのではないか、と言われているのです。

WEBデザイナーはやめとけの真相

AIに仕事を奪われるかどうかは、どんなWEBデザイナーになるかによって変わってきます。

WEBデザイナーにはデザインをメインでやっている人と、HTMLやCSSといったコーディングをメインにやっている人がいます。

2つの中でコーディングをメインにしている人は、AIに仕事を奪われる可能性があります。

AIに仕事を奪われる人・奪われない人に関する図解

AIは出された指示を実行するのがとても得意なので、簡単なコードであれば一瞬で書いてくれます。

これまでWEBデザイナーに依頼していたことを、無料かつ短期間で仕上げてくれるので、自然とコーディングメインで仕事している人の仕事はAIに奪われていきます。

一方、デザインをメインにしている人が仕事を奪われる可能性はかなり低いです。

なぜなら、クオリティの高いデザインを作るには、ユーザーの感情によってレイアウトや配色などを決めていく必要があるから。

AIは人の感情を汲み取ることができないので、本当の意味でクオリティの高いデザインを作れるようにはならないのです。

AIとWEBデザイナーについて下の記事で詳しくお伝えしています。

キャリアの選択肢が狭まるから 真相は?

WEBデザイナーはキャリアの選択肢が狭まるからやめとけという声もあります。

WEBデザイナーはあくまで制作職。

スペシャリストとしてWEBデザインを続けるか、WEBディレクターになるかしか道がなく、営業職やマーケティング職に比べて、キャリアの選択肢が狭いと思われているのです。

WEBデザイナーはやめとけの真相

キャリアの選択肢が狭いかどうかは人によりますが、少なくとも選べるキャリアが2つだけということはありません。

WEB制作の分野だけでも、さまざまな職種への道が開かれています。

引用:求人情報・転職サイトdoda「Webデザイナーのキャリアパスはどう描く?将来の考え方と転職モデル」

上の図はWEB制作の現場だけの話ですが、実はWEB制作に関する仕事以外でもデザインスキルは役に立ちます。

「デザインができる営業」「デザインができる事務」など、一度デザインを身につけてしまえば、WEBデザイナーをやめたあとにどんな道を選んだとしても、他の人と差別化できます。

トレンドの変化が激しくついていけないから 真相は?

WEB業界は日々変化が激しく、1年、2年状況がらっと変わるのでその変化に対応する必要があります。

Instagramなど新しいSNSの登場により作るものや販売方法、デザインのトレンドなども変わっていきます。

それに伴いWEBデザイナーも知識をアップデートする必要があるので、常に勉強し続けなくてはいけないという点が大変という声もあります。

WEBデザイナーはやめとけの真相

たしかにWEBデザイン業界の変化が速いですし、常に勉強し続けるのは大切なことですが、必要以上に心配しなくても大丈夫です。

WEBデザインの業界で大きく変化するのは作るものの形です。

かつてバナーやホームページの作成がWEBデザイナーの主な仕事だったのが、今ではYouTubeのサムネイルやSNSの投稿などが主流になりました。

この変化で戸惑ってしまうのは、基本的なデザインスキルがない人です。基本的なデザインスキルがないから形が変わると対応できなくなってしまいます。

料理にも美味しく作れる基本があるように、デザインにもどうすれば美しく見えるか、どうすれば良いデザインになるかのルールがあります。

そのルールに沿ってデザインができるスキルがあれば、多少形が変わったり、ノーコードツールなどの新しいツールが出たとしてもすぐに対応できます。

クライアントに振り回され疲弊するから 真相は?

WEBデザイナーは、クライアントの都合に振り回されるのも大きな理由。

「お任せします」と言ったのに修正を伝えてきたり、修正回数がとにかく多かったりといったことが多くあり、疲弊するからやめとけという人はとても多いです。

WEBデザイナーはやめとけの真相

クライアントの中には無茶な依頼をする人も確かにいます。そういった方に当たると振り回されてヘトヘトになります。

ただ、全クライアントがそういうわけではありません。むしろ、そういったクライアントはほんの一部です。

多くのクライアントさんは良いものを作るために、協力してくださいます。

また、クライアントワークが上手くできるかどうかは、自身のデザインスキルとコミュニケーションスキルがどれくらいあるかによって大きく変わってきます。

最初は上手くいかなかったとしても、正しくお客さんと認識を揃えるコミュニケーション能力、クライアントのイメージを超えられるデザインスキルを磨いていけば、クライアントに振り回されることは少なくなっていきます。

ちなみに、WEBデザイナーにはクライアントと仕事をしない「インハウスWEBデザイナー」という働き方も存在します。

「インハウスWEBデザイナー」は自社の商品・サービスのデザインを担当するので、比較的融通が利きます。

おまけ:やめとけと言っている人がどんな人かを確認するのが大切

「WEBデザイナーはやめとけ」という言葉を聞いて不安になってしまう人に考えていただきたいのは、「やめとけ」と言っている人がどんな人なのかということです。

正直なところ「WEBデザイナーはやめとけ」と言っている人の中には、自分のスキル不足・経験不足を認めたくないからそう言っている人もいます。

「WEBデザイナーはやめとけ」という人の実態を図解したもの。

WEBデザイン業界は実力を重視するので、正しい学び方でスキルを習得してコツコツ経験を積んでいけば、自由に働くこともガッツリ稼ぐこともできます。(あとから事例を紹介します。)

仮に長時間労働を強いられる会社に入ってしまったとしても、スキルや実力があれば転職をしたり、フリーランスになったりと自由に働き方を変えられます。

厳しく聞こえるかもしれませんが、それができないということは、そもそも実力不足の可能性が高いのです。

ですので、そういった方の意見で不安になり、WEBデザイナーを諦めてしまうのはもったいないです。

WEBデザインについて情報を集めるときは、WEBデザイナーとして活躍している方から聞くようにしましょう。

「WEBデザイナーはおすすめ」と言える4つの理由

WEBデザイナーになるのはやめとけ、と言われてしまう理由はたしかにあります。その理由も事実ではありますが、だからといって諦める必要はありません。

WEBデザイナーだからこそ感じられるメリットももちろんたくさんありますよ。ここからは、WEBデザイナーがおすすめだといえる4つの理由をご紹介します。

将来性が抜群だから

WEBデザイナーの魅力はやはりその将来性。

マッキンゼーの調査では、デザインを経営に取り入れた企業の売上は全体平均よりも32%高いことがわかっており、世界的にデザインスキルを持っている人の需要が高まっています。

さらに、株式会社矢野経済研究所の調査でも、2021年度に約2.5億円だったインターネット広告の市場規模が、2024年には約3.2億円まで伸びると言われています。

引用:矢野経済研究「インターネット広告市場に関する調査」

インターネット広告が拡大し続けるとなると、それに伴って広告のデザインや、広告を出すプラットフォーム(ホームページ、YouTube、Instagram、Twitter、Facebookなど)のデザインが今以上に求められます。

このようにWEBデザイナーは今後も需要が伸びていく仕事です。

WEBデザイナーの将来性は十分過ぎるほどありますし、クライアントを満足させられるスキルさえあれば今からでも、WEBデザイナー1本でも稼ぐことができます。

参考:『The Business Value of Design 』
参考:株式会社矢野経済研究所

働き方の選択肢が多いから

働き方が選べるようになるというのも、WEBデザイナーのメリットです。

会社員として働けるのはもちろんのこと、他の仕事をしながら副業をしたり、独立系フリーランスとして働くことも可能です。

働き方の選択肢が多いことを表した図解

ライフイベントの中で、仕事を休まないといけない場面が出たり、働く場所を変えたいと思ったりしたときに柔軟に働き方を変えられるのはとても良いですよね。

育児や介護などがあって一度仕事を辞めないといけないけれど、その間も収入が欲しい、キャリアを止めたくないという方にWEBデザイナーはピッタリです。

年齢関係なく始められるから

WEBデザイナーはやる気次第で年齢関係なく始められる仕事です。

WEBデザイン業界は実力主義。年齢よりも作れる作品のクオリティが大切なので、何歳からWEBデザイナーになったかを気にされることはありません。

特にクラウドソーシングで仕事を取る場合は、その傾向が顕著になります。

クラウドソーシングは年齢を隠した状態で案件に応募でき、単純に作品のクオリティで勝負できます。

そもそもクオリティの高い作品を作れるようになるのか、という疑問もあるかもしれませんが、結論として作れるようになります。

現に、これまで日本デザインスクールでは2000人の方をWEBデザイナーにしてきましたが、そのうちおよそ6割が30歳以上の方です。

日本デザインスクール受講生の年代分布

WEBデザイナーとして企業に就職する場合は話が変わってきます。詳しくはこちら(↓)の記事に書かれているので、気になる方は読んでみてくださいね。

仕事自体が比較的楽しいから

WEBデザイナーの魅力として仕事自体が楽しいこともあります。

WEBデザイナーが楽しい理由はたくさんありますが、その中でも次の2つを挙げる人が多いですね。

  • 自分の好きなモノづくりがずっとできる
  • 完成した作品を見せると感動してもらえる

WEBデザインに興味を持つということは、多かれ少なかれモノづくりクリエイティブなことに興味がある人のはず。

そういう方がWEBデザイナーになれば、自分の作品が少しずつ出来上がっていくことを楽しみながら仕事をしていけます。

業務自体が楽しいのに加えて、作った作品がお客さんに喜んでもらえるのもWEBデザイナーの楽しい部分です。

ときには、作ったもので感動してもらったり「◯◯さん!ほんとすごいですね!」と尊敬してもらったりすることもあります。

WEBデザイナーに転身して人生が変わった方の事例

ここまでお伝えしたように、WEBデザイナーは正しいやり方で、コツコツと努力すれば必ず身を結ぶ仕事です。

実際、私たち日本デザインスクールを受講された方の中には、全くの未経験からWEBデザインスキルを身につけて生き方や働き方をガラッと変えた人が多くいます。

ここでは、あなたに「WEBデザイナーには十分可能性がある」と感じていただくため、日本デザインスクールを卒業して人生を変えた人を一部抜粋してお伝えします。

今の生活を変えたい、今の自分を変えたいと思っている方は、ぜひ動画と合わせて見てくださいね。

30代で子育てをしながら、サービス業からWEBデザイナーに転身したみゆみゆさんの例

もともと飲食店、コンビニ、家政婦の3つの仕事を掛け持ちしていたみゆみゆこと、田中美有さん。コロナ禍で働いていたところが潰れ、家計が苦しくなったそうです。

何か新しい仕事を見つけないと思ったときに出会ったのがWEBデザイン。45日でWEBデザインが身につけられるという広告を見て日本デザインスクールを受講しました。

WEBデザインスクール卒業後、すぐに転職活動を開始そうで、面接に行ったところ「へえ、できてるじゃん。2ヶ月ですごいね」と言ってもらい、そのまま入社が決まりました。

現在は、掛け持ちしていたところを全て辞め、制作会社で勤めながら副業をしており、月の収入が13万円から40万円になったそうです。

その結果、子どものやりたいことにお金をかけてあげられるようになったらしく「先日も娘にアルトサックスを買ってあげました!」とおっしゃっていました。

50代でパソコンを購入してキャリアアップに成功したあっこさんの例

会社員として広報を担当していたあっこさんこと、岩男暁子さん。

50代になり、朝バタバタと準備をし、日中は会社で揉まれ、帰ったらまた家族のために家事をするという生活の繰り返しに「あれ?このままでいいのかな?」と思ったことが、WEBデザインを始めるきっかけだそうです。

「@」がどこにあるか、わからないくらいパソコンについて知らなかったそうなのですが、スクール側のサポートとご自身の努力で無事日本デザインスクールを卒業。

勤めている会社がWEBデザイナーを募集するタイミングで手を挙げたところ、そのまま製作を任せられるようになりました。

以前はどこかお荷物といった感じで、仕事が楽しくなかったそうなのですが、今ではデザインを含めた企画提案ができるようになり会社でのポジションがガラッと変わったそうです。(社長があっこさんのために、弁当を作ってくれるようになったそうです。笑)

さらに、収入も一変。成果に対して評価する会社らしく、週5出社から週3在宅勤務になったにもかかわらず、給与は月10万ほどアップ。副業を合わせると月15万収入が上がったそうです。

家族との時間のために脱サラして理想の生活を手に入れた藤澤さんの事例

もともと大手の企業に勤めていたふじもんこと、藤澤洋毅さん。会社員時代はものすごく忙しく、いつも家に帰るのが夜遅くなっていました。

転職を考える大きなきっかけになったのが、子どもが生まれたこと。

仕事の忙しさから出産に立ち会えなかった後悔や、子どもが生まれても帰るのが遅くて寝顔しか見れない現状から、WEBデザイナーになろうと思ったそうです。

日本デザインスクールを卒業後、すぐに交流会などに赴き集客活動を開始。

子育てをしながらも、なんと1ヶ月で月収100万円を達成しました。

「収入が一気に上がったのはもちろん、大好きな子どもと一緒に遊べるようになったことが個人的にとても嬉しいですね!」とおっしゃっていました。

WEBデザイナーに向いている人の特徴

それでは、WEBデザイナーに向いている人はどのような人なのでしょうか。

特徴を4つご紹介しますので、自分には当てはまっているのだろうか、などと考えながら読んでみてください。

これまで、自分には無理なのではないかと思っていた人も、実はWEBデザイナーの仕事が合っているとわかるかもしれませんよ。

クリエイティブなことをすることが好き

デザインをする仕事なので、なんといってもモノづくりが好き、クリエイティブな作業が好きという人はWEBデザイナーに向いています。

実際、現職のフリーランスWEBデザイナーに「あなたがフリーランスWEBデザイナーになった経緯を教えてください」というアンケート調査を取ったところ、40.8%の約半数に近い人が「デザインやモノづくりに興味があった」と回答しました(日本デザイン調べ)。

労働時間の大半は制作時間に当てられるし、その時間が楽しくて仕方がないというWEBデザイナーも実際多いです。

また、WEBデザイナーは、ほかの優秀なWEBデザインを見てインプットしたり、トレンドを調べて研究することも必要になってきます。

勉強が苦手という人でも、クリエイティブなことが好きな人であれば楽しく学ぶことができますよ。

作業をコツコツするのが得意

作業をコツコツするのが得意な人も、WEBデザイナーに向いています。

WEBデザインは一見華やかな仕事に見えます。確かに華やかな面もありますが、実は作業工程は意外と地味だったりします。

配色決めや文字のサイズを1つ1つ考えたり、工夫してみたり。細かい変更も重ねて、地道に作品を仕上げています。

そうして細かい作業の末、時間をかけて良い作品ができたときには、達成感も大きいです。

完成の喜びをイメージしながら一歩一歩努力を重ねていける人、コツコツと作業を進められる人は、WEBデザインの仕事が適職だといえます。

細かいところにこだわりを持つ

作業をコツコツとできる人という部分にもつながりますが、細かい部分にこだわりを持って仕事ができる人はWEBデザイナーに向いています。

WEBデザインの仕事は、細かい作業の繰り返しです。1つ1つの工程を丁寧に進めていかなくてはいけません。

また、たった1mmのズレで、仕上がりの印象が全く異なってしまいます。

「こんなものでいいだろう」と妥協することなく、細部までこだわりを持って作業ができる人で、それが苦にならないという人であればクオリティの高い作品を生み出し続けることができるでしょう。

結果、そういう人は仕事も途切れずに稼ぎ続けることができるため、WEBデザイナーに向いているのです。

ネガティブな性格である

これは意外に思われるかもしれませんが、ネガティブな性格の人はWEBデザイナーに向いています。

「こんなものでいいのかな」、「もっとしっかりとやらないとダメだ」など、自分の作品に適度にネガティブな感情を抱いてしまう人のことを指します。

そういう人は、自分がこれでいいと思えるまで細部までこだわって仕上げます。前述のように、細かいこだわりを持てる人はWEBデザインの仕事に向いているのです。

WEBデザインとネガティブ・ポジティブに関する図解

当デザインスクールの生徒さんも、自分の作った作品を「全然ダメ」だと低評価している人ほど、作品のクオリティが高いという傾向にあります。

ただ、あくまでも、ネガティブな人ほど細かいこだわりを持つ傾向にあるという話です。

ポジティブな性格だと向いていないのかということではないため、ご心配なく。

ポジティブな人でも、妥協せずにこだわりを持って仕上げることで、よい作品を生み出すWEBデザイナーになることができます。

最短でWEBデザイナーになるのにおすすめなステップ

WEBデザイナーに向いている人の特徴を知って「自分、WEBデザイナーに向いているかも!」と思った方もいると思います。

そういった方が次に知りたいのは、どうやってWEBデザイナーになるかということですよね。

ここでは、最短でWEBデザイナーになるのにおすすめの3ステップを紹介していきます。

業界の正しい情報を知る

この記事で感じた方もいると思うのですが、実はインターネットに流れているWEBデザイン業界の情報には間違ったものもあります。

そういった情報を信じて行動してしまうと

  • 一生懸命勉強したのにデザインスキルが身につかない
  • やらなくてもいいことで挫折してWEBデザイナーになるのを諦めてしまう

といったことが起きてしまいます。

実際、私たち日本デザインスクールが、これまで2万人以上の方にWEBデザイン業界についてのセミナーをやってきましたが、1開催(1開催およそ10人)に1人か2人は「既に失敗してしまった」という方がいます。

中には「1年間間違った勉強をしていた」「40万支払って勉強したけどWEBデザイナーになれなかった」という方もいらっしゃいます。

そうなってしまっては本当にもったいないので、まずは業界の正しい情報を知ることが大切です。

活躍しているWEBデザイナーに直接話を聞きにいくのが確実ですが、とても手間がかかりますし、1人だけの意見では正しいかわかりません。

サクッとWEBデザイナーに必要な情報だけを知りたい方は、日本デザインスクールが無料開催している「WEBデザイナーという働き方セミナー」がおすすめですよ。

必要なスキルを身につける

正しい情報が知れたら、次はWEBデザイナーに必要な次の知識・スキルを身につけましょう。

必要な知識・スキル
  • WEBデザインの知識
  • デザインツールを操作するスキル
  • コーディングの基礎的な知識

WEBデザインの知識とツールの操作スキルに関しては、それぞれバラバラに覚えるのでなく、実際に作品を作りながら身につけていくようにしましょう。

また、デザインをメインに仕事をしていきたい場合は、コーディング(デザインをWEB上にアップするための作業)ができるようになる必要はありません。

コード(HTML/CSS)とはどんなものかを知っていたり、簡単なコードくらいなら直せたりすることができればそれで十分です。

身につけ方としては独学とスクールがあります。独学でもできないことはありませんが、難易度がものすごく高いですし、時間がかかります。

最短でWEBデザイナーになりたい、稼げるWEBデザイナーになりたいという方はスクールで勉強するのがおすすめです。(全てのスクールが良いわけではないので、スクール選びは慎重にしましょう。)

ポートフォリオを作る

スキルが身について、作品が作れるようになったらポートフォリオを作っていきます。

ポートフォリオとは簡単にいうと作品集であり、自分の実力をアピールするものです。

転職活動や集客活動において、重要視されるのはとにかくスキルのレベル(作れる作品のクオリティ)。

どれだけ人柄が良かったとしても、スキルを証明するためのポートフォリオがない(作品がない)とその時点で不合格になってしまうので、ポートフォリオは必ず作りましょう。

作るときのポイントは質より量を意識すること。

ポートフォリオの作品はその人の代表作です。どれだけ作品があったとしても1つ1つのクオリティが低いとスキルレベルが低いと思われてしまいます。

少しでも実力があると思ってもらえるよう、ポートフォリオには自分の自信のあるものだけを厳選して入れるようにしましょう。

まとめ:「WEBデザイナーはやめとけ!」に惑わされるのは危険!真相を確かめて、後悔のない選択をしよう。

今回は「WEBデザイナーはやめとけ!」と言われる理由とその真相についてお伝えしてきました。

お伝えしたことをまとめると次のようになります。

理由真相
収入が低くなりがちだから駆け出しの頃は低くなりがちだが、スキルや経験を積めばガッツリ稼げる仕事である
長時間労働になることが多いから労働時間は会社によって違うのでWEBデザイナー自体が長時間労働とは言い難い
人口が多すぎて稼ぐのが難しいから人口は増えているが求められているレベルに達している人は全然足りていない
将来的にAIに仕事を奪われるから人の心を動かすデザインの領域はAIに仕事を奪われにくい
キャリアの選択肢が狭まるから狭まるわけではなく、むしろWEBデザイナーのキャリアは多岐にわたる
トレンドの変化が激しくついていけないからデザインには普遍的なルールがあるからスキルがあれば変化にも対応できる
クライアントに振り回され疲弊するから付き合うクライアントや自分のスキル次第で大きく変わる

これが「WEBデザイナーはやめとけ!」と言われる理由と、その真相です。

読んでみてわかっていただけと思いますが「WEBデザイナーはやめとけ!」と言われる理由には少し極端だったり、間違ったりするところがあります。

WEBデザイナーやWEBデザイン業界について正しく理解すれば、スキルさえあればWEBデザイナーはどれだけでも活躍できる仕事だと気づけます。

今後もWEBデザインについての情報を知ることもあるかもしれませんが、誰がその情報を流しているのか、その情報の根拠はあるのかをしっかり見極めることで後悔のない選択をしてくださいね。

日本デザインスクールでは、10年以上WEBデザイン業界を見てきたり、2000人以上のWEBデザイナーを育成したりする経験から「WEBデザイン業界の裏側」や「多くの人が誤解にしているWEBデザインの常識」についてお伝えするセミナーを無料で開催しています。

WEBデザイナーを目指している方は、後悔のない選択をするために、ぜひセミナーにお越しくださいね。

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コメント一覧 (2件)

  • クリエイターと、アーティストが違うと云う事は、知りませんでした。安易に口にしない方が良いと思いました。

    • コメントありがとうございます!クリエイターとアーティストの違いはややこしいですよね。
      確かに安易に口にすると危険かもしれません!

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