- WEBデザイナーに向いている人の特徴
- 「向いていない=WEBデザイナーになれない」ではない理由
- WEBデザイナーに必要なスキル
- スキルをつけるための勉強法
自由な働き方ができる、手に職を身に付けられる、という理由で年々人気が高まっているWEBデザイナー。
あなたも「WEBデザイナーって楽しそう!」「SNSでWEBデザイナーを見かけてから、ちょっと憧れている…」と興味を持っているのではないでしょうか?
ただ、その反面、「自分はWEBデザイナーに向いているのか」という不安もあって、なかなか一歩踏み出せない方もいると思います。
そこで、今回はWEBデザイナーに向いている人と向いていない人の特徴、そして、WEBデザイナーに必要なスキルやWEBデザインの勉強方法といったWEBデザイナーになるために必要な情報をお伝えしていきます。
この記事を読めば、WEBデザイナーに向いているかや、WEBデザイナーになるうえで知っておくべきことがわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
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WEBデザイナーに向いている人の4つの特徴
では、さっそくWEBデザイナーに向いている人の特徴をお伝えしていきます。
動画も載せおくので、「文字読むの少しめんどくさいな…」という方はこちらをご覧ください。
モノづくりが好き
WEBデザイナーに向いている人の特徴として、一番に挙がるのはモノづくりが好きなことです。
WEBデザイナーはクライアントから要望を叶えるために、ゼロからWEBサイトを作っていく仕事です。
そのため、「学生時代に図工が好きだった」「小さい頃からずっとハンドメイドが好き」という方にとってはとても楽しい仕事であり、趣味感覚で取り組めます。
実際、当社の調査でフリーランスWEBデザイナーに「あなたがフリーランスWEBデザイナーになった経緯を教えてください。」と質問したところ、40.8%の方が「元々デザインやものづくりに興味があった」と回答しています。
モノづくりが得意な人にとって、WEBデザイナーはピッタリな仕事なのです。
自分を根暗だと思っている
意外かもしれませんが、「自分は根暗かも」と思っている人もWEBデザイナーに向いています。
根暗な人は言い換えると内向的な人です。
内向的な人は1人で考えることが好きなので、黙々と作業を続けるWEBデザイナーはとてもあっています。
よく「WEBデザイナーはコミュニケーションが得意な人が向いている」と言われるので、根暗な人は向いていないと思われがちですが、そんなことはありません。
コミュニケーションはスキルであり、練習さえすれば上手になれるからです。
▼コミュニケーションのコツを解説した動画はこちら
新しい刺激が好き
新しい刺激を感じるのが好きな方もWEBデザイナーに向いていると思います。
理由は次の2つです。
新たなデザインに挑戦できるから
WEBデザイナーは新しい体験をすることがとても多いです。クライアントによっても作るデザインのテイストはさまざまですし、季節によってもデザインは変わります。そのため、デザインをしていて飽きるということがありません。
トレンドを押さえるのが大事だから
WEBデザインはトレンドの変化がはやいです。デザインの流行りが変化していくのはもちろん、新しいツールや機能もどんどん出ていきます。そのため、新しいものをすぐに取り入れるのが好きな人にとってはピッタリなのです。
コツコツ作業をするのが好き
コツコツ作業をするのが好きな人もWEBデザイナーに向いていますよ。
WEBデザイナーは作品が華やかなことから、キラキラしたイメージを持っている方も多いと思いますが、仕事内容は地味なものも少なくありません。
配色を決めたり、文字のサイズを1つ1つ工夫したり、コツコツ積み上げたりすることで作品が出来上がっていきます。
コツコツ作業をするのが好きな人にとって、時間をかけた分、よい作品が完成したときの達成感はとても大きいものになります。
WEBデザイナーに向いていない人の3つの特徴

WEBデザイナーに向いている人の特徴をお話ししたので、次は反対に向いていない人の特徴をお伝えします。
スケジュール管理が苦手な人
WEBデザイナーに向いていない人の特徴として、スケジュール管理が苦手なことが挙げられます。
WEBデザイナーの仕事にはほぼ全て納期が存在するので、どのくらいの期間でデザインを完成させ、いつ納品できるかを考えて行動する必要があるのです。
しかし、スケジュール管理が苦手だと、納期に間に合わせるようにスケジュールを組めず、ギリギリになったり、納期に遅れてしまったりします。
苦手意識がある人はスケジュールの管理方法を調べて、自分に合った管理方法を見つけましょう。
細かい作業が苦手
細かい作業が苦手な人もWEBデザイナーには向いていません。
先ほどもお話ししましたが、WEBデザイナーの仕事は細かい作業の繰り返しです。
一つ一つ丁寧に進めていく必要がありますし、たった0.1mmの違いで全体の印象がガラッと変わってしまいます。
そのため、細かい作業が苦手な人にとってはかなりストレスが溜まる仕事でしょう。
変化が速いのが苦手
変化が速いのが苦手な人にもWEBデザイナーも向いていないといえます。
デザインのトレンドはもちろん、WEB業界全体が速いスピードで変化しているからです。
そのため、WEBデザイナーとして活躍するためには流行りのデザインや、新しいサービスの情報にアンテナを張っておく必要があります。
もちろん、変化が速いのが苦手だからといって、WEBデザイナーとして活躍できないわけではありませんが、その変化の速さに苦しむことは多いです。
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「向いていない=WEBデザイナーになれない」ではない理由

ここまでWEBデザイナーの向き不向きについて話してきました。
もしかしたら、向いていない人の特徴を聞いて、「WEBデザイナーは諦めようかな…」と思った人もいるかもしれません。
しかし、それだけで判断してしまうのは危険です!
WEBデザイナーに向いていないからといって、WEBデザイナーになれないわけではありませんし、WEBデザイナーとして稼げないわけでもありません。
ここからはその理由について解説していきますね。
向き不向きは1つの指標でしかないから
そもそも向き不向きはWEBデザイナーになれるかどうかを判断する1つの基準でしかありません。
確かに、今回お伝えした向いている人の特徴を持っている人のほうが、WEBデザイナーに多いのは確かです。
とはいえ、向いてない人の特徴に当てはまる人でも、WEBデザイナーとして活躍している方は数多くいます。
そのため、向き不向きだけでWEBデザイナーを諦める必要は一切ないのです。
最も大切なのは向き不向きではなくスキルだから
WEBデザイナーになるうえで、本当に大切なのは向き不向きではなく、スキルがあるかないかです。
デザインスキルがあれば、WEBデザイナーに向いていなかったとしても、稼ぐことは可能です。
デザインを始めた頃は「自分には向いてないのかな…」と思っていても、スキルが高くなることで、向いていることに気づく人も数多くいます。
そのため、向き不向きですぐに決めつけるのではなく、デザインスキルを身につけてみるというのはとても大切です。
WEBデザイナーに必須の知識やスキル
WEBデザイナーにとって重要なのは向き不向きよりも知識やスキルだとお伝えしましたが、「具体的にどんなスキルがいるの?」と思う人も多いはず。
そこで、ここからは具体的にWEBデザイナーにどのような知識やスキルが必要かをお伝えしていきます。
WEBデザインの基礎的な知識
WEBデザイナーになるうえで、まず身につけなければいけないのは、WEBデザインに関する基礎的な知識です。
デザインは配色、配置、フォントが少し違うだけでクオリティに大きな差がでます。
そのため、デザインの基礎知識を知っていなければ、綺麗なデザインを作るのは難しいのです。
逆に、デザインのルールさえしっかり押さえれば、誰でも綺麗に見えるデザインを作れるようになるので、まずはWEBデザインの基礎知識を勉強してくださいね。
Photoshopでデザインするスキル
どれだけデザインの知識を覚えたとしてもそれを使いこなせなければデザイナーになるのは難しいです。
そのため、Photoshopでデザインができるようになる必要があります。
ただ、Photoshopにある全ての機能を使えるようになる必要はありませんよ。
現場で働いているWEBデザイナーもPhotoshopの機能をすべて使えるわけではないからです。
Photoshopの使い方を勉強するのに時間を使いすぎて、デザインの練習がおろそかにならないように注意してくださいね。
WEBデザイナーにコーディングは必須ではない

多くの方が勘違いしているのが、WEBデザイナーになるにはコーディングスキルが必要だということです。
実はWEBデザイナーにとってコーディングは必須ではありません。
その理由は次の3つです。
①WEB制作が分業になっているから
近年、WEB制作(ホームページ制作)は「ディレクション」「デザイン」「コーディング」の分業制になっています。そのため、WEBデザイナーは「コーディング」をする必要がなくなっているのです。また、フリーランスだとしても、コーディングは外注できるので、WEBデザイナーがコーディングスキルを身につける必要はなくなっています。
②コーディングなしで作れるツールがあるから
「Wix」「ペライチ」といったコーディングなしでWEB制作ができるツール(ノーコードツールと呼ばれています)が増えてきたのも1つの理由です。これらのツールを使えば、コーディングスキルがなくてもWEBサイトを作れるので、わざわざ「コーディング」を覚える必要はなくなっています。
③コーディングよりデザインの単価のほうが高いから
コーディングとデザインはどちらともサイト制作に必要なものですが、単価が大きく違います。デザインはゼロから作るものですが、コーディングはある程度の型が決まっているからです。株式会社ラブリィ・ワークスの出している値段表ではホームページのトップページにかかる単価はデザインが5万〜13万円なのに対して、コーディングは2万〜3万円になっています。わざわざコーディングをしなくても、デザインができれば稼げるのです。
以上の理由から、WEBデザイナーにコーディングは必須でないといえます。
▼コーディングがいらない理由をより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
WEBデザインの勉強方法
WEBデザインに必要なのは「WEBデザインの基礎的な知識」と「Photoshopでデザインするスキル」だとお伝えしましたね。
では、それらをどのように身につけていくか。
ここからはその方法をご紹介していきます。
独学する
自分のペースでWEBデザインを勉強したいという方には独学がおすすめです。
独学であれば好きなタイミングで勉強できますし、勉強にかける金額も調整できます。
現在では、本を読んだり、YouTubeを見たりすれば、WEBデザインの情報をたくさん集められるので、独学でWEBデザイナーになることは可能です。
ただ、独学は稼げるようになるまでにかなりの時間がかかりますし、途中で挫折する方も多くいるので、その点を考えてから独学を始めてくださいね。
スクールに通う
WEBデザインを学ぶ方法の1つとしてスクールに通うという方法もあります。
通うといっても最近ではオンラインスクールが数多くあるので、全国どこでもWEBデザインが学べます。
スクールのメリットはWEBデザインスキルを学ぶカリキュラムが既に用意されているため、独学より短い期間で学べることです。
また、現役WEBデザイナーが講師をしているスクールを選べば、プロから直接デザインの指導を受けることもできます。
ただ、スクールによっては講師がデザインのできない人だったり、スクールとは言っているけれど中身はほとんど独学だったりすることがあるので、スクール選びは慎重にしましょう。
おすすめのスクールをまとめた記事を載せておくので、気になる方は読んでみてくださいね。

WEBデザイナーについてよくある質問
最後にその他WEBデザイナーについてよくある質問にお答えしますね。これからWEBデザイナーを目指すうえで一つの参考にしてもらえればと思います。
Q:センスがなくてもWEBデザイナーにはなれる?
結論からいうと、センスがなくてもWEBデザイナーになれます。
厳密にいうと、先天的な芸術的なセンスはいりません。
センスがよいと言われるデザインにはルールがあり、そのルールにしたがって練習を繰り返すことで、後天的にセンスが身につくからです。
料理を例に考えてもらえるとわかりやすいのですが、料理も最初からできるわけではないですよね。
最初はレシピを見て、分量を測ったり、調理したりすると思います。
でも、慣れてくると、たとえ少し適当に作っても、それなりに美味しい料理は作れますよね。
これは料理を繰り返すことによって、センスが磨かれたからです。
デザインでも同じです。
最初はルールにしたがってデザインをしていくのですが、それを繰り返すうちに、センスがよいと言われるデザインができるようになっていきます。
そのため、現時点でセンスがないと感じていても、心配する必要は一切ありません。
センスはこれから磨いていけばよいのです。
Q:WEBデザイナーにはどんなキャリアパスがある?
WEBデザイナーのキャリアパスは次の3つです。
WEBディレクターになる
WEBディレクターはクライアントと打ち合わせをして、制作物の方向性を決めたり、クリエイターのマネジメントをしたりする仕事です。コミュニケーションスキル、デザインスキルはもちろんのこと、コーディング、ライティングなどの幅広い知識が必要です。
エンジニアになる
デザインではなく、コーディングに魅力を感じる方のなかにはエンジニアの道に進まれる方もいます。コーディングはコードを書くだけですが、エンジニアになるとプログラムの設計をする必要も出てきます。
コンサルタントになる
マーケティングを学んでコンサルタントになる方法もあります。デザイナーは依頼されたデザインを作るだけですが、コンサルタントになるとクライアントの売上がどうやったら伸びるかまで考え提案します。売上に関わるところなので、成功すれば収入は一気に上がります。
Q:WEBデザイナーの年収はどれくらい?
WEBデザイナーの年収をまとめたサイトでは、WEBデザイナーの平均年収は以下のようになっています。
調査元によってかなりばらつきがあるので、正確な数値はわかっていませんが350万円〜450万円が平均年収になるようです。
doda | 363万円 |
求人ボックス | 448万円 |
厚生労働省 | 478.6万円 |
また、株式会社日本デザインの調査によると、フリーランスWEBデザイナーの4人に1人は月収40万円以上、10人に1人は月収100万円以上稼いでいるようです。
月収100万円を目指せるという点で、WEBデザイナーはとても夢のある仕事ですね。
Q:WEBデザイナーに将来性はある?
WEBデザイナーには将来性があります。
今後、WEBデザイナーの需要が伸び続けることが予測できるからです。株式会社矢野経済研究所の調査では、2021年度に約2.5億円だったインターネット広告の市場規模が、2024年には約3.2億円まで伸びていることがわかっています。
インターネット広告の市場規模が伸びるとなると、もちろん作られる広告の数も増えますし、WEBサイトやSNSなどの広告を出す場所の需要も増えます。
そのため、広告のデザインをしたり、WEBサイトやSNSのデザインを担当するWEBデザイナーの需要も伸びつづけることが予測できるのです。
以上のことからWEBデザイナーの将来性は十分にあるといえるでしょう。
参考:株式会社矢野経済研究所
まとめ:WEBデザイナーの適性はあくまで1つの指標です
今回はWEBデザイナーに向いている人の特徴をご紹介しました。
向いている人の特徴をまとめると次のようになります。
- モノづくりが好き
- 根暗だと思っている
- 新しい刺激が好き
- コツコツ作業するのが好き
これら4つの特徴を持っている方は、WEBデザイナーに向いているので、ぜひWEBデザイナーにチャレンジしてみてくださいね。
また、本文でもお伝えしましたが、仮に自分が向いていない特徴に当てはまっても、WEBデザイナーを諦める必要はありません。
スキルが身に付いていないうちは、思い通りにデザインができないので「自分には向いていない」と思いがちですが、スキルさえ身につけばどんどんデザインが楽しくなってきますし、「センスがいいね」とデザインを褒めてもらえることも増えますよ。
この記事を読んで、WEBデザインの仕事に興味を持ってくださった方はぜひ、向き不向きを気にしすぎずに、どんどんスキルをつけていって欲しいです。
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