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AIに仕事を奪われるWEBデザイナー・生き残れるデザイナーとは?

AIに仕事を奪われるWEBデザイナー・生き残れるデザイナーとは?

2022年11月にChatGPTというAIがリリースされました。

その名の通り、チャットで質問をするとAIが応えてくれるうえ、簡単なプログラミングなら数分でできてしまいます。

このAIの登場に、自分の仕事が無くなってしまうのではないかと少し不安になった人もいるでしょう。

この記事では、WEBデザイナーの仕事はAIに取られてしまうのかについて解説します。

この記事の内容

WEBデザイナーの仕事は無くなる?

1年前からAIを研究しているWEBデザイン会社の社長が
WEBデザイナーの将来性についてお話ししている動画です。
こちらも合わせてみるとより理解が深まりますよ!

近年、デザインの自動作成アプリや、テンプレートを使ったホームページ制作サイトなどが増えました。

「かんたん自動作成」「誰でもできる」などのキャッチコピーで、ロゴやチラシの作成や、ECサイトまで作れるツールもあります。

誰でも使えて便利で安価なツールが次々と開発されているため、IT業界で働いている人たちは特に、仕事が無くなるのではという不安を感じています。

このままAIの進化が進んだら、本当にWEBデザイナーやプログラマーなどの職業は無くなってしまうのでしょうか?

WEBデザインの需要

経済産業省の調査では、IT人材はまだまだ不足していて、2030年までの試算では需要は伸びると予想されています。

需要の伸び率が低い場合は約16万人、高い場合は約79万人のIT人材が不足する見込みです。

書籍や映像、音楽などのデジタル化が進んでいて、デジタルコンテンツのニーズは高まっているので、WEBデザインの仕事は減るどころか、ますます増えていきます。

IT人材需給に関する調査p.20

AIに取られる仕事

ロゴやチラシの作成や基本的なコーディング、テンプレートで作成できるホームページなどは、AIで代用できてしまいます。

AIで作成したロゴやチラシに対して「ここまでできれば十分だ」「お金をかけてデザイナーに依頼するまでもない」と満足する人も一定数いるのが事実。

自動作成ツールで満足感を得られた利用者は、WEBデザイナーやプログラマーへ依頼をしなくなります。

シンプルなデザイン作成やプログラミングで、自動作成ツールと同じレベルの仕事はAIに取られてしまうでしょう。

そのため、より高いレベルのデザインスキル等が必要となってきます。

WEBデザイナーとして生き残るには?

AIの機能が日々進化していく中で、WEBデザイナーとして生き残っていくためにはどうすれば良いのでしょうか?

「AIに仕事を奪われるかも」と考えると脅威に感じますが、AIは決して万能ではありません。

AIに不安を覚える前に、まずはAIの特徴を知りましょう。

AIを知る

AIは人間にできないことができますが、だからと言って何でもできるわけではありません。

AIにも得意分野、不得意分野があるのです。

AIの得意分野AIの不得意分野
・大量のデータ処理
・決められた作業を正確に行うこと
 AIの不得意分野
・クリエイティブな仕事
・人の気持ちを理解すること

AIの得意分野

AIは大量のデータを処理するのが得意です。

例えば、ビッグデータのような膨大な情報は、人間では全部把握できませんが、AIは全体を把握して処理することができます。

大量のデータから傾向や特徴を導き出すのも得意です。

また、決められた作業をするのにも向いています。

作業内容とルールをインプットすれば、正確に作業してくれる、頼れる存在です。

AIの不得意分野

AIはクリエイティブな仕事は不得意です。

全く同じものを作ったり、データベースの範囲内である程度の作品を作ることはできますが、一から独自のセンスで物を作ることはできません。

また、AIは人の気持ちがわかりません。

人間の言動パターンなどを読み込めば、簡単な応答やマニュアル通りの接客などはできるでしょう。

しかし、人の気持ちを察したり、感情を理解することはできないのです。

マーケティング力を磨く

WEBデザイナーとして生き残るためには、マーケティング力を磨くのも有効です。

マーケティングとは、顧客が何を欲しがっているかを理解し、欲しい物を具体的に考え、製品やサービスにして提供すること。

それを実現するには、市場を調査し、企画や販売戦略を考える力が必要になります。

デザインだけでなく、世の中の需要全体も把握して、クライアントの相談に応えられるように、情報やアイデアを日頃から蓄えておきましょう。

デザイン力を高める

AIはクリエイティブな仕事は不得意だということをお伝えしました。

創造性や独創性でAIに負けないためにも、WEBデザイナーとしてデザイン力を高めることは重要です。

優れたUI/UXデザインを設計して顧客の満足度を上げたり、PhotoshopやIllutoratorだけでなく、 ScketchやAdobe XDなど新しいソフトの使用方法も学んで、デザインスキルを上げましょう。

コミュニケーション力を身につける

AIは人の気持ちを察することができません。

人に対するきめ細やかなサービスは人間の方が優れています。

クライアントが満足するWEBデザインを作成するには、コミュニケーションは欠かせません。

コーチングのスキルを学ぶのも有効です。

一人一人の話をじっくり聞き、相手の気持ちを考え、どうして欲しいのかを理解し、細かい要望に応えられるようコミュニケーション力を磨きましょう。

AIと共存するには?

世の中のいたるところでAIが使われている今、もうAIなしの生活は考えられなくなっています。

これからも進化するAIとどうやって共存していけばいいのでしょうか。

AIのデザイン機能

WEBデザインの機能を持つAIはいくつも開発されています。

その主なものをいくつかご紹介します。

ホームページ作成

テンプレートやテーマを選んで自由に編集したり機能を追加したりできます。

AIに自動で作成を任せることも、自分で一から作ることもできます。

テンプレートの種類も多いので、作りたいイメージに合ったホームページが簡単に作成できます。

Wix
WordPress
ペライチ

ロゴ作成

サイトの指示に従って、自分が作りたいブランド名やキーワードを入力し、好きな色などを選んでいくと自動でロゴを作成してくれます。

プロフィールのアイコンや名刺のデザインなどにも使えます。

Brandmark
Logomaker

バナー作成

テキストと画像を登録してデザインを選ぶだけで、バナー作成ができます。

約1000種類のテンプレートがあり、カスタマイズもできます。

Adnator

複数の機能

ロゴ、動画、音声合成、デザイン、テキスト作成の5つの機能があります。

このサイトだけでデザインに必要な基本ツールが揃っています。

DESIGNS AI

WEBデザインへの活用

前項で紹介したように、テンプレートを使ったホームページや、ロゴ、バナーなどは、AIを使った方がはるかに早く作れます。

ロゴやバナーは数分でできてしまうため、人間はこのスピードには敵いませんが、デザインの一部やデザイン案の作成などにAIを利用することはできます。

試作をいくつも作って比較したり、クライアントに複数のアイデアを提案するのにも便利です。

デザインの大まかなレイアウトやひな型はAIで作成し、細かいデザインや最終的なコーディネートは人間がやるというように、AIを上手に活用し仕事の効率をあげましょう。

まとめ

AIを使ったツールが増えて便利な世の中になりましたが、その反面、人間の仕事が奪われてしまうのではという不安も生まれました。

ですが、AIは決して万能ではなく、何でもできるわけではありません。

人間にしかできないこともあるのです。

WEBデザインの需要は増えていますし、WEBデザイナーはこれからますます必要とされる職業です。

クライアントの気持ちになり、クリエイティブなデザイン力を磨き、求められるWEBデザイナーを目指しましょう。

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