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WEBデザイナーの需要は?将来性が不安視される5つの理由から見えた生き残るためのポイント

WEBデザイナーの需要は?将来性が不安視される5つの理由から見えた生き残るためのポイント

​近年、AI技術の進歩により、さまざまな職種の将来性について不安視する声が高まっています。

WEBデザイナーも例外ではありません。

「10年後もWEBデザイナーとして活躍できるのだろうか?」
「AIに仕事を奪われてしまうのではないか?」

このような不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

結論から言えば、WEBデザイナーの将来性は決して悲観的ではありません

確かに、単純作業はAIに取って代わられる可能性があります。

しかし、AIでは代替できない高度なスキルを持つWEBデザイナーは、今後も需要が高まると予想されています。

では、10年後も活躍し続けられるWEBデザイナーになるためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?

本記事では、以下の内容を解説していきます。

この記事で分かること
  • WEBデザイン業界の現状をデータに基づいて解説
  • WEBデザイナーの将来性が心配される理由と真相
  • 10年後も活躍できるWEBデザイナーに求められる「必須スキル」と「プラスアルファのスキル」
  • WEBデザイナーに関連する職種の将来性
  • WEBデザイナーのキャリアパス
  • WEBデザインの業界研究をする方法
  • WEBデザイナーの年収相場について

この記事を読めば、WEBデザイナーとして長く活躍できる具体的な方法が分かります。

将来について不安を感じている方、スキルアップ方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

WEBデザイナーの需要は今後も伸びる!3つの理由

先ほど、WEBデザイナーは今後も需要があるとお伝えしました。

しかし、ただ「今後も需要がある」といわれても、納得してWEBデザイナーを目指すのは難しいですよね。そこで、ここからは今後も需要があるといえる理由をお話ししていきます。

以下の動画でも解説しているので、動画もあわせてご覧くださいね。

▼WEBデザイナーの将来性について解説している動画はこちら

インターネットの利用が増加しているから

WEBデザイナーの需要があるといえる理由として、インターネット利用時間が増加していることがあります。総務省の調査では2010年に78.2%だったインターネット利用率は、2019年には89.8%と10年間で10%も上がっています。

インターネット利用が増えるということは、それだけWEBサービスを使う機会も増えるということ。つまり、WEBサービスのデザインを担当する、WEBデザイナーの需要が伸びたということです。

世界的には、2020 年には 38.8 億人だったインターネット利用者が、 2025 年には46.5 億 人になると予測されています。

日本でも同じようにインターネット利用者は伸び続けると考えると、WEBデザイナーの需要が伸び続けると考えられますね。

参考:総務省
参考:「世界全体のインターネット普及率とパソコン 設置台数の将来予測」

なお、弊社日本デザインではWEBデザイン業界の裏側が知れる、無料のオンラインセミナーを開催しています。

就職してから後悔したくない、寄り道をせずWEBデザイナーになりたいという方はセミナーに参加してみてください。

インターネット広告費が増加傾向だから

インターネット広告費が増加しているのも、WEBデザイナーの需要が伸び続けるといえる理由です。

大手広告会社である電通の調査では、2017年に「1兆2206億円」だったインターネット広告費は2021年には「2兆1571億円」になり、新聞・雑誌・テレビ・ラジオで流れるマス広告費を抜いています。

WEBデザイナーの仕事にはインターネット広告や、インターネット広告をクリックしたあとのWEBページを作ることがあります。

つまり、インターネット広告費が増えれば増えるほど、WEBデザイナーの仕事も増え続けるのです。

株式会社矢野経済研究所の予想では、2024年のインターネット広告費は3兆2740億円となっており、これからもインターネット広告の需要、そして、それを作るWEBデザイナーの需要は伸び続けることが予想できます。

参考:株式会社矢野経済研究所

参考:株式会社電通

1年に14万もの企業が設立されるから

現在、日本では1年に14万もの企業が設立されています。

企業が設立されるということは、同時にその企業のホームページが作られるということでもあります。

実際にはホームページを作っている企業は全体の約5割なのですが、それでも1年に7万ものホームページが作成されるということですね。もちろん、企業が作るのはホームページだけではありません。商品を消費者に届けてもらうための広告なども必要になってきます。

このように企業を設立するときには、必ずといってよいほどWEBデザインは必要になってくるのです。つまり、毎年、数万〜数十万の需要が生まれるということですね。

このことからもWEBデザイナーの需要が伸び続けるといえます。

参考:東京商工リサーチ

需要が伸びているのにWEBデザイナーの将来性が不安視される5つの理由

WEBデザイナーの仕事は増えていますが、将来性が心配されている側面もあります。

そこで、ここからは、WEBデザイナーの将来性が心配される理由と、それに対する見解をWEB業界で働いている人の声や統計データをもとに解説していきます。

簡単にデザインできる無料ツールが増えたから

WEBデザイナーの将来性が心配されている理由として、誰でも簡単にデザインができるツールが増えたことがあります。

例えば、Wix、ペライチといったツールを使えば、デザインスキルがなくてもWEBサイトを作れますし、Canvaを使えば簡単にオリジナルのデザインが作れます。

しかもこれらのツールは基本無料。そのため、利用者もここ数年で一気に増えています。

このような簡単にデザインができる無料ツールがたくさん登場していることで、「もはやWEBデザイナーはいらないんじゃないか」と言われているのです。

心配される理由に対しての見解

確かにWEBデザインツールはノンデザイナーにとって、ものすごく便利なものです。

一定のクオリティの作品が作れるので、スキルレベルの低いWEBデザイナーは仕事を奪われる可能性があります。

ただ、逆にいえば、スキルのあるWEBデザイナーが仕事を奪われる可能性は限りなく低いです。

無料のデザインツールが作れるのは、あくまで簡単なデザイン。プロレベルのデザインを作成するのはほぼ不可能です。

また、WEBデザインツールで作れるものは、あくまで「なんとなくオシャレなデザイン」であって、人の視線を誘導したり、人の心を動かしたりするような「商品・サービスが売れるデザイン」ではないのです。

このように、無料のツールで作れるデザインとプロのWEBデザイナーが作るデザインには大きな違いがあります。

そのため、WEBデザインツールがWEBデザイナーの将来性に影響を与えることはほとんどありません。

稼げる・稼げないデザイン

WEBサイトを作らない企業が増えたから

最近では、WEBサイト(ホームページ)を持たない企業や店舗が増えています。SNSや告知サイトなど、WEBサイト以外で集客できる場所が増えたからです。

そもそもWEBサイトを作るのにはかなりのお金と時間がかかります。

そのため、「WEBサイトにお金をかけるくらいなら、もっと他のところにお金をかけたい。どうせSNSでも集客できるし。」と考える企業や店舗が増えているのです。

この現状から、WEBデザイナーの仕事はいずれなくなると言われています。

心配される理由に対しての見解

WEBサイトの需要が少なくなることに対して、あまり心配する必要はありません。

なぜなら、WEBデザイナーが作るものは、WEBサイトだけではないからです。WEBデザイナーが作るものはWEBサイト以外にも

  • 広告バナー
  • Instagramの投稿
  • Twitter、Facebookのヘッダー
  • YouTubeのサムネイル
  • LP(ランディングページ)

など多岐にわたります。そのため、WEBサイトの需要が減っても、WEBデザイナーの需要が減ることはないのです。

むしろ、現役WEBデザイナーのなかには「WEBサイトは手間の割にあまり儲けられないから、SNS系の制作物の需要が増えて嬉しい」という声さえあります。

なお、弊社日本デザインではWEBデザイン業界の裏側が知れる、無料のオンラインセミナーを開催しています。

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WEBデザイナーが増えて仕事が取りにくくなっているから

近年、WEBデザイナーの人数はかなり増えました。

YouTubeやUdemyなどで無料〜数千円でデザインが学べるようになったほか、オンラインのWEBデザインスクールも急増し、誰でもどこでもWEBデザインが学べるようになったためです。

そして、WEBデザイナー人口が増えたことによって、「WEBデザイナーは仕事が取りにくい」「飽和してるから将来性がない」と言われるようになりました。

心配される理由に対しての見解

WEBデザイナーが増加し、ライバルが多くなっているのは事実です。

しかし、だからといってこれからWEBデザイナーになる人の将来性がないとは言えません。その理由は次の2つ。

  • 現場で活躍できるレベルのデザイナーは多くないから
  • WEBデザイナーの増加数よりWEBデザインが必要な人の増加数が多いから

ここ数年「在宅ワーク」や「ノマドワーク」などの言葉が流行っており、未経験からWEBデザイナーになる人の数は一気に増えました。

しかし、WEBデザイナーとして稼げるスキルレベルの人はそれほど多くありません。

そのため、プロからWEBデザインを学び、スキルを身につければ十分仕事を取ることはできます。

また、WEBデザイナー以上に、WEBデザインを求めている人(起業家)は増えています。

東京商工リサーチの調査によると、2022年の起業数は14万2189社。ひと月に約1万2000社が設立されています。

仮にプロレベルで活躍できるWEBデザイナーが月に1000人生まれたとしても(かなり多く見積もっています)、WEBデザイナー1人に対して12個もの会社が生まれていることになります。

このように、需要に対するWEBデザイナーはまだまだ足りていません。そのため、WEBデザイナーには将来性がないとは言えないのです。

起業数とWEBデザイナーが生まれる数

参考:東京商工リサーチ「2022年「全国新設法人動向」調査 」

AIによって仕事を奪われるから

WEBデザイナーの将来性が心配される背景には、AIの進化もあります。

ここ数年AIの進化が凄まじく、Midjourney、Canva、Adobe Fireflyなど一瞬でイラスト画像を生成できるツールが増えました。

その結果、これまでイラストを作成していた人は必要なくなり、既に大量のイラストレーターが失業しています。

この悲劇を見て「次はWEBデザイナーがいらなくなるんじゃないか」と心配されているのです。

心配される理由に対しての見解

結論、AIに仕事を奪われるかどうかは、WEBデザイナーが持っているスキルによって大きく変わります。

まず、コーディング(プログラミングの一種)メインでデザインをしているWEBデザイナーの将来性はかなり怪しいです。

なぜなら、AIは指示されたことを高速でやるのがとても得意だから。

指示してあげれば、人間よりも早いスピードでWEBサイトなどを作ってくれるので、人間の仕事が奪われる可能性はとても高いです。

一方で、仕事を奪われる可能性が低いのがデザインをメインにしているWEBデザイナーです。

デザインには綺麗に見えるルールはあるものの、これが絶対正解といったものがありません。

そのため、AIに指示を出すのが難しいですし、創造性のないAIが自分で答えを出すのはほぼ不可能です。

また、商品・サービスを売るためのデザインを作るときには、視線を誘導したり、ユーザーの感情を動かしたりするためのデザインが必要になってきます。

AIが人間の感情を理解して、文字のフォントや大きさ、レイアウトや配色を考えられるのは、ずっと先のことになります。

このようにAIに仕事を取られるかは、どんなスキルを身につけるかによって変わってきます。AIについて詳しく解説して記事を載せておくので興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

WEBデザイナーとして生き残るための必須スキル

WEBデザイナーとして生き残るためのスキルをお伝えします。

高いレベルのデザインスキル

WEBデザイナーとして仕事をしていく上で何よりも重要視されるのは、デザインスキルの高さです。

そもそも「デザイン=美しいもの」と思われがちですが、見た目を整えることだけがデザイナーの仕事ではありません。

最も大切なのは、デザインを通して商品やサービスの魅力を伝え、ターゲットに行動(商品の購入やサービスへの申し込み)をさせることです。

また、クライアントによって希望するデザインが異なるため、幅広いデザインに対応できるスキルも求められます。

【具体例】

クライアントの種類求められるデザイン
企業のWEBサイト商品やサービスの魅力を分かりやすく伝える
ECサイトユーザーが商品を探しやすく、購入しやすい
教育サイトユーザーが学びやすい、理解しやすい
ニュースサイト最新の情報が分かりやすく伝わる
エンターテインメントサイトユーザーが楽しめる、没入感のある

どのようなジャンルのデザインにも柔軟に対応できるWEBデザイナーは、クライアントからも非常に重宝されます。

デザインの基礎を学んだ後は、多くの実戦経験を積み、デザインスキルのレベルアップを目指しましょう。

リサーチスキル

クライアントは、「売れるデザイン」を求めています。

「売れるデザイン」とは、「ユーザーの訴求力が高いデザイン」のことです。

世の中のトレンドをリサーチしておくことで、

  • ユーザーがどのようなデザインを好んでいるのか
  • どのような情報を求めているか

などを知ることができます。

また、ユーザーのライフスタイルや価値観は時代とともに変化しているため、常にアンテナを張っていることで、その時々のユーザーに寄り添ったデザインを実現しやすくなります。

WEBデザイナーにとってリサーチ力は、売れるデザインを作るためにとても重要なスキルなのです。

ヒアリングスキル

「WEBデザイナーはデザインするだけだから、人とは関わらない仕事」だと思われがちですが、そんなことはありません。

実際には、クライアントとコミュニケーションを取りながらニーズや課題を深堀りし、クライアントの意図を汲み取ったデザインを実現することが求められます。

つまりWEBデザイナーには、クライアントの立場になって、どのようなデザインが求められているのかを把握するヒアリングスキルが必要なのです。

例えば、WEBデザイナーがひとつのWEBサイトを作るためには、クライアントに対してこれだけ多くの項目をヒアリングする必要があります。

デザインを作る上でヒアリングが必要な項目
  • WEBサイトの種類
  • 目的
  • 業務内容
  • WEBサイトのコンテンツを決める
  • デザインを決める
  • コンテンツ素材(ロゴ、画像、原稿、写真素材など)
  • 納期などのスケジュールを調整する
  • 予算について
  • WEBサイトの仕様
  • クライアント情報
  • 完成後の更新やサポート
  • SEO対策やSNSの連携

ヒアリングは、クライアントとの信頼関係を築くための重要な機会でもあります。

ヒアリングを通じてクライアントへの理解を深めることで、より良いWEBサイトを制作することができるからです。

以下の記事では、WEBデザイナーが行うヒアリングについて詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

10年後にも活躍できるWEBデザイナーになるための+αスキル

続いて、プラスアルファで身につけておくことで、WEBデザイナーとして活躍の幅が広がるおすすめのスキルを4つご紹介します。

最低限のスキルを身につけていることが大前提となりますが、「WEBデザイナーとしてスキルアップしたい」と考えている人は、以下のスキルの習得も目指してみてはいかがでしょうか?

UI/UXデザインスキル

UI/UXデザインとは、ユーザーの使いやすさや快適さを追求するデザインのことです。

【UI/UXデザイン】

スクロールできます
UIUser Interface(ユーザーインターフェース)ユーザーが目にする画面や操作性などの機能美を考慮すること
UXUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)ユーザーにとって最適な体験を提供できるようにWEBサイトを設計すること

近年、ユーザーのニーズ(求めるもの)が多様化したことにより、ターゲット層を絞ったユーザー目線のデザインが求められています。

ユーザーのニーズを満たした使いやすく魅力的なデザインになれば、商品やサービスの売り上げアップにもつながるからです。

そのため、UI/UXデザインスキルを身につけているWEBデザイナーの需要は、今後ますます増加することが予想されます。

【このスキルを活かした仕事の仕方】
  • ユーザーのデータを分析し、使いにくい部分を改善する
  • ユーザーの心理を理解した上で、ユーザーが好むデザインを検討する

UI/UXデザインの詳細は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ディレクションスキル

ディレクションスキルとは、プロジェクトの全体を管理し、チームをまとめるスキルのことです。

WEBサイトをはじめとしたWEBサービスの制作には、デザイナーやエンジニア、ライターなど、さまざまな専門家が関わります。

ディレクションを担当する場合は、プロジェクトのスケジュールや予算を管理するだけでなく、メンバーの役割分担やコミュニケーションを円滑に行うことも重要です。

そのため、WEBデザインだけでなく、他分野の作業工程もある程度把握しておく必要があります。

ディレクションスキルがあれば、それぞれの専門家のスキルや考え方をうまく取り入れ、プロジェクトを成功に導くことができるでしょう。

【このスキルを活かした仕事の仕方】
  • プロジェクトのスケジュールや予算を管理する
  • 各分野の担当者のスキルや特性を把握し、適材適所に配置する

なお、ディレクターの仕事内容については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

プログラミングスキル

WEBデザイナーが、デザインとコーディングの両方を担うことは珍しいことではありません。

特に、WEBサイトやLP制作などをメインに行っているWEBデザイナーは、デザインスキルに加えてプログラミング(コーディング)スキルも身につけておくと、以下のようなメリットがあります。

【プログラミングスキルを身につけるメリット】
  • 実装につながるデザインができるようになる
  • コーダーやプログラマーとの連携がスムーズになる
  • WEBディレクターへのキャリアアップにつながる

WEBデザインで使用されるプログラミング言語は、そこまで多くはありません。

プログラマーのように難しいプログラミング言語を習得する必要はありませんが、主に次の4種類の言語を覚えておくと、WEBのシステム部分や仕組みを構築したり、実装できるようになりますよ。

【WEBデザインに使用する主な言語】

言語役割
HTMLWEBページ内の文書を構造化する(見出し、本文など)
CSSWEBサイトの装飾を設定する(色、サイズ、フォントなど)
JavaScriptWEBサイトに動きをつける
PHPお問い合わせフォームやショッピングカートを構築する

デザインスキルを身につけた後にステップアップを目指すのであれば、WEBデザインとの相性が良いプログラミングスキルの習得も検討してみましょう。

【このスキルを活かした仕事の仕方】
  • デザインをHTMLやCSS、JavaScriptなどのコードで実装する
  • アニメーションや動きのあるデザインを実現する

プログラミングスキルについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

マーケティングスキル

WEBサイト制作におけるWEBデザイナーの仕事は、もちろん「デザインすること」です。

しかし、「なぜクライアントがWEBサイトを制作しようと思ったのか」その目的を理解していなければ、良いWEBサイトを作ることはできません。

WEBサイトを制作する目的は、

  • 売上アップ
  • 宣伝
  • 企業ブランドの価値の向上

など、クライアントによってもさまざまです。

その際に、アクセス解析サイト分析などのマーケティング知識があれば、クライアントのニーズに合わせたWEBサイトの提案ができるようになります。

【マーケティングで使うツール】
  • Google Analytics(アクセス解析ツール)
  • SEO対策(「検索エンジン最適化」と呼ばれるマーケティングの手法)

マーケティングスキルを身につけることで、より付加価値の高いWEBデザインを提供できるようになり、クライアントからの信頼も高まりますよ。

【このスキルを活かした仕事の仕方】
  • アクセス解析やサイト分析を実施し、Webサイトの課題を把握する
  • ユーザーのニーズを把握し、Webサイトの改善点を提案する

WEBデザイナーに関連する職種の将来性は?

WEBデザイナーの将来性に関しては先述した通りですが、WEBデザイナーと並ぶIT系の職種も同様に、将来を危ぶむ声が聞かれます。

そこでここからは、WEBデザイナーに関連する

WEBデザイナーに関連する3つの職種の将来性
  • WEBプログラマー
  • WEBディレクター
  • グラフィックデザイナー

これら3つの職種の将来性についても見ていきたいと思います。

WEBプログラマーはスキル次第でAIに仕事を奪われる

WEBプログラマーは、WEBサイトやWEBアプリケーションの開発を行う職種です。

近年、AI技術の進歩により、コード生成ツールなど、プログラマーの作業を効率化するツールが続々と登場しています。

しかし、単純作業はAIに取って代わられる可能性が高い一方、高度なスキルを持つWEBプログラマーは、今後も需要が高まると予想されます。

例えば、以下のような他者と差別化できるスキルを持っている人は、AI時代でもプログラマーとして活躍し続けることができるでしょう。

【AI時代を生き抜けるWEBプログラマーの具体例】
  • WEBデザインもできるプログラマー
  • 逆にAIを使いこなせるプログラマー
  • セキュリティに強いプログラマー
  • プロジェクトをまとめる力のあるプログラマー

プログラマーとしての将来に不安を覚えている人は、上記したようなプラスアルファのスキルの習得を目指しましょう。

WEBディレクターは引き続き需要があると見込まれる

WEBディレクターは、WEBサイト制作プロジェクト全体の指揮を執る職種です。

クライアントの要望を聞き取り、企画・設計・制作・運用まで一貫して管理します。

WEBサイト制作において、クライアントとのコミュニケーションやプロジェクト全体の管理は、AIでは代替できない重要な役割です。

そのため、WEBディレクターは今後も需要があると予想されます。

そしてさらに、以下のようなスキルを身につけることで、より付加価値の高い仕事ができるようになるでしょう。

【ディレクターになるためのスキル】
  • WEBデザインスキル
  • マーケティングスキル
  • マネジメントスキル
  • プログラミングスキル
  • WEBに関連する最新技術の知識

グラフィックデザイナーは紙媒体が衰退するため危険

グラフィックデザイナーは、ロゴやポスター、パンフレットなどの印刷物やWEB媒体のデザインを行う職種です。

近年、インターネットの普及により、紙媒体の需要は減少傾向にあります。

そして、今後ますますWEBへの移行が進んでいくことも、本記事冒頭のデータからもお分かりいただけると思います。

そのため、紙媒体のデザインに特化したグラフィックデザイナーの場合、残念ながら将来性は期待できません

しかし、冒頭でもお話したように、WEBデザインやUI/UXデザインなど、デジタル領域での需要は依然として高まっています

これらのスキルを身につけることで、グラフィックデザイナーの将来性を見出すことができます。

10年後、20年後も生き抜くグラフィックデザイナーになるためには、時代の変化に合わせて技術をアップデートしていくことが大切です。

WEBデザイナーについてよくある質問

最後に、WEBデザイナーの将来性に不安を感じている方からよくある質問をQ&A形式でご紹介します。

WEBデザイナーのキャリアパスは?

WEBデザイナーのキャリアパスは、大きく分けて3つあります。

  • 専門性を高める:WEBデザインに加え、特定の分野に特化したスキルを磨き、スペシャリストを目指す
  • マネジメント職を目指す:チームを率いるマネジメント職を目指す
  • 独立する:自分の力で仕事を受注し、納品していく

どの道を選択するかはスキルや興味によっても異なりますが、どのようなWEBデザイナーを目指すにしても、スキルアップと経験を積むことが大切です。

【キャリアパスの具体例】

専門性を高める
  • フロントエンドエンジニアとして、複雑なWebサイトの開発に携わる
  • UI/UXデザイナーとして、ユーザーにとって使いやすいデザインを追求する
  • バックエンドエンジニアとして、Webサイトの基盤となるシステムを構築する
  • クリエイティブディレクターとして、WEB広告のビジュアル制作や広告戦略を指揮する
マネジメント職を目指す
  • プロジェクトマネージャーとして、複数のプロジェクトを同時進行で管理する
  • WEBディレクターとして、クライアントとの交渉やプロジェクト全体の指揮を執る
独立する
  • フリーランスとして、複数のクライアントから仕事を受注し、納品する
  • 自分の会社を立ち上げ、WEBデザイン事業を展開する

「どのような仕事が向いているか分からない」という方は、実際の仕事に携わることで、自分に向いているかどうかを知ることができます。

WEBデザイナーとしてのキャリアアップを目指している方は、日頃から最新の技術やトレンドにアンテナを張り、さまざまなスキルを磨きましょう。

自分のキャリアプランに合った仕事を選択することで、より充実したキャリアを築くことができますよ。

業界研究をするにはどうすればいいですか?

就職活動やキャリアアップのためにWEB業界についての理解を深めたいと考えている人も多いと思います。

効果的な業界研究を行うための方法としては、以下のようなことが挙げられます。

1.情報収集する

スクロールできます
方法メリットデメリット
クリエイター向けのWEBサイトで情報収集する最新情報やトレンドを把握できる情報量が多く、信頼できる情報を見つけるのが難しい
デザインギャラリーサイトで作品を見てみる・デザインのトレンドを知れる
・プロのデザインを見られる
素人では良いデザインと悪いデザインの判断が難しい
業界の最新情報やトレンドをまとめた書籍を読む体系的に知識を学べる情報が古かったり、最新の情報が載っていない場合がある
企業のWEBサイトで求めるスキルやキャリアパスを調べる具体的なスキルや経験を知ることができる企業によって掲載している情報量が異なる
SNSを使って情報収集する現役WEBデザイナーの現状を知れる間違った情報も多い
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方法メリットデメリット
クリエイター向けのWEBサイトで情報収集する最新情報やトレンドを把握できる情報量が多く、信頼できる情報を見つけるのが難しい
デザインギャラリーサイトで作品を見てみる・デザインのトレンドを知れる
・プロのデザインを見られる
素人では良いデザインと悪いデザインの判断が難しい
業界の最新情報やトレンドをまとめた書籍を読む体系的に知識を学べる情報が古かったり、最新の情報が載っていない場合がある
企業のWEBサイトで求めるスキルやキャリアパスを調べる具体的なスキルや経験を知ることができる企業によって掲載している情報量が異なる
SNSを使って情報収集する現役WEBデザイナーの現状を知れる間違った情報も多い

2.経験者から学ぶ

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方法メリットデメリット
セミナーなどの業界イベントに参加する・最新技術やトレンドを学べる
・人脈を作れる
参加費がかかる場合がある
インターンシップや体験イベントに参加する・実際の現場の様子を知れる
・実務経験を積める
・業界の人脈を作れる
参加できる期間や人数が限られている
友人や知人でWEBデザイナーをしている人に話を聞くリアルな仕事内容やキャリアパスを知ることができるWEBデザイナーが近くにいないことも多い
転職エージェントに相談する業界の状況や求人情報を知ることができる転職を前提とした相談になる
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方法メリットデメリット
セミナーなどの業界イベントに参加する・最新技術やトレンドを学べる
・人脈を作れる
参加費がかかる場合がある
インターンシップや体験イベントに参加する・実際の現場の様子を知れる
・実務経験を積める
・業界の人脈を作れる
参加できる期間や人数が限られている
友人や知人でWEBデザイナーをしている人に話を聞くリアルな仕事内容やキャリアパスを知ることができるWEBデザイナーが近くにいないことも多い
転職エージェントに相談する業界の状況や求人情報を知ることができる転職を前提とした相談になる

このように、業界研究にはさまざまな方法がありますが、ただ闇雲にWEB業界について調べても、得た情報が間違っている可能性もあるため、注意が必要です。

業界研究を行う際には、以下の点にも注意しましょう。

  • WEB上には間違った情報も多いため、情報源の信頼性を確認し、間違った情報を鵜呑みにしない
  • WEB業界は変化が激しい業界のため、継続的な情報収集が必要

正しい方法で業界を研究すれば、「WEB業界は将来性がない」という誤った情報に根拠がないことも、お分かりいただけると思いますよ。

WEBデザイナーの年収はいくらですか?

一般的に、WEBデザイナーの年収は350万〜450万円程度と言われています。

ただしこれは、働き方によっても大きく異なります。

以下に、WEBデザイナーの働き方別の年収相場を一覧表で掲載しましたので、参考にしてみてください。

【WEBデザイナーの働き方と年収相場】

働き方年収相場
正社員のWEBデザイナー350万~450万円
派遣社員として働くWEBデザイナー300万~400万円
パート・アルバイト170万〜230万円
フリーランス100万~1000万円※個人差が大きい

企業などに雇用されて働くWEBデザイナーの場合、収入は安定していますが、大幅な年収アップは期待できません。

一方、フリーランスで働くWEBデザイナーの場合、収入にバラツキはあるものの、スキルや頑張り次第では月収100万円年収1000万円を稼ぐことも可能です。

それぞれの働き方にメリット・デメリットはありますが、

  • どのようなWEBデザイナーを目指すのか
  • WEBデザイナーとしてどれくらい稼ぎたいのか

などを明確にした上で、自分に合った働き方を探してみましょう。

WEBデザイナーの年収相場については、以下の記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

まとめ:WEBデザイナーの需要は今後も伸びる!必要なスキルを身につけよう

本記事では、WEBデザイナーの将来性について、さまざまな角度から考察しました。

結論として、WEBデザイナーの将来性は、依然として明るいと言えます。

しかし、AI技術の進化やWEBサイト制作ツールの登場により、求められるスキルや経験は変化していくと考えられます。

最後に、本記事の内容をおさらいしておきましょう。

【WEBデザイン業界の現状】
  • インターネットの普及やオンラインの進化によって、WEBサービスはますます重要になっている
  • IT人材の不足が深刻化しており、優秀なWEBデザイナーの確保が難しい
  • AIやChatGPTなどの技術の発展によって、WEBデザインの一部が自動化される可能性があるが、それでもスキルを持ったWEBデザイナーの需要は高まっていく

10年後も活躍できるWEBデザイナーになるためには、以下のポイントを意識しましょう。

10年後も活躍できるWEBデザイナーになるために
  • デザインスキルを高める
  • リサーチやヒアリングを丁寧に行えるWEBデザイナーになる
  • プラスアルファのスキルを身につけて、AIや他者と差別化を図る
  • 専門性を高めたり、最新技術を学ぶなど、常に学ぶ姿勢を忘れない

変化の激しい時代だからこそ、常に学び続ける姿勢が重要です。

積極的に新しいことに挑戦し、WEBデザイナーとしてのスキルを磨き続けることで、将来のキャリアを切り開くことができるでしょう。

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今からでも副業デザイナーを目指せる理由
正しいデザインの学び方と失敗事例
センスも経験も不要な理由

などをお話ししていて、このページからのお申し込みいただけたら、今だけ無料で参加できます。

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