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【AIの衝撃】WEBデザイナーの将来性はやばい!?今後の需要を解説

WEBデザイナーの将来性は?需要の高いデザイナーがやっている7つのこと

​近年、ものすごく人気のあるのがWEBデザイナーという職業。

パソコンひとつでノマドワークや在宅ワークができることから、多くの人がWEBデザイナーに転職しています。

しかし、その一方で、ノンデザイナーでも簡単にデザインができるツールや、自動で画像を生成してくれるAIが登場し、

「WEBデザイナーはオワコン」
「WEBデザイナーに将来性はない」

と言っている人も少なくありません。

こういったことを聞くと​​「WEBデザイナーでこの先もやっていけるの?」「今からWEBデザイナーを目指すのは遅いのかな?」と不安になりますよね。

そこで、この記事では現場の声や統計データをもとに、WEBデザイナーの将来性について解説していきます。

また、後半では需要が高く、将来的にも活躍できるWEBデザイナーがやっていることを紹介していきます。

この記事を読めば、WEBデザイナーの将来性がどれくらいあるのか、そして、ずっと活躍するためにどんなことが必要なのかがわかりますよ。

この記事の内容

WEBデザイナーの需要はあるの?WEBデザイン業界の現状

結論、WEB業界は伸びており、それにともないWEBデザイナーの需要も増え続けています。

動画や音楽などのデジタルコンテンツ市場は伸び続けており、経済産業省の調査でもその市場規模は、世界全体で3523億ドル(日本円でおよそ5兆円)もあるとされています。

デジタルコンテンツが伸びることで、それらを作るのに必要なWEBデザインの需要も自然と伸びてきます。

引用:経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」

また、矢野経済研究所が2021年に実施した調査によると、インターネット広告市場は、2018年から右肩上がりになっており、今後もその勢いが続くと予測されています。

インターネット広告や、その先のページを作るのもWEBデザイナーであり、このことからもWEBデザイナーの需要が伸び続けることがわかりますね。

引用:矢野経済研究「インターネット広告市場に関する調査」

WEBデザイナーの将来性が心配される4つの理由

WEBデザイナーの仕事は増えていますが、将来性が心配されている側面もあります。

そこで、ここからは、WEBデザイナーの将来性が心配される理由と、それに対する見解をWEB業界で働いている人の声や統計データをもとに解説していきます。

簡単にデザインできる無料ツールが増えたから

WEBデザイナーの将来性が心配されている理由として、誰でも簡単にデザインができるツールが増えたことがあります。

例えば、Wix、ペライチといったツールを使えば、デザインスキルがなくてもWEBサイトを作れますし、Canvaを使えば簡単にオリジナルのデザインが作れます。

しかもこれらのツールは基本無料。そのため、利用者もここ数年で一気に増えています。

このような簡単にデザインができる無料ツールがたくさん登場していることで、「もはやWEBデザイナーはいらないんじゃないか」と言われているのです。

心配される理由に対しての見解

確かにWEBデザインツールはノンデザイナーにとって、ものすごく便利なものです。

一定のクオリティの作品が作れるので、スキルレベルの低いWEBデザイナーは仕事を奪われる可能性があります。

ただ、逆にいえば、スキルのあるWEBデザイナーが仕事を奪われる可能性は限りなく低いです。

無料のデザインツールが作れるのは、あくまで簡単なデザイン。プロレベルのデザインを作成するのはほぼ不可能です。

また、WEBデザインツールで作れるものは、あくまで「なんとなくオシャレなデザイン」であって、人の視線を誘導したり、人の心を動かしたりするような「商品・サービスが売れるデザイン」ではないのです。

このように、無料のツールで作れるデザインとプロのWEBデザイナーが作るデザインには大きな違いがあります。

そのため、WEBデザインツールがWEBデザイナーの将来性に影響を与えることはほとんどありません。

OM装飾用/稼げるデザイン(保育園)
左がプロの作品、右が無料ツールで素人が作った作品です。

WEBサイトを作らない企業が増えたから

最近では、WEBサイト(ホームページ)を持たない企業や店舗が増えています。SNSや告知サイトなど、WEBサイト以外で集客できる場所が増えたからです。

そもそもWEBサイトを作るのにはかなりのお金と時間がかかります。

そのため、「WEBサイトにお金をかけるくらいなら、もっと他のところにお金をかけたい。どうせSNSでも集客できるし。」と考える企業や店舗が増えているのです。

この現状から、WEBデザイナーの仕事はいずれなくなると言われています。

心配される理由に対しての見解

WEBサイトの需要が少なくなることに対して、あまり心配する必要はありません。

なぜなら、WEBデザイナーが作るものは、WEBサイトだけではないからです。WEBデザイナーが作るものはWEBサイト以外にも

  • 広告バナー
  • Instagramの投稿
  • Twitter、Facebookのヘッダー
  • YouTubeのサムネイル
  • LP(ランディングページ)

など多岐にわたります。そのため、WEBサイトの需要が減っても、WEBデザイナーの需要が減ることはないのです。

むしろ、現役WEBデザイナーのなかには「WEBサイトは手間の割にあまり儲けられないから、SNS系の制作物の需要が増えて嬉しい」という声さえあります。

WEBデザイナーが増えて仕事が取りにくくなっているから

近年、WEBデザイナーの人数はかなり増えました。

YouTubeやUdemyなどで無料〜数千円でデザインが学べるようになったほか、オンラインのWEBデザインスクールも急増し、誰でもどこでもWEBデザインが学べるようになったためです。

そして、WEBデザイナー人口が増えたことによって、「WEBデザイナーは仕事が取りにくい」「飽和してるから将来性がない」と言われるようになりました。

心配される理由に対しての見解

WEBデザイナーが増加し、ライバルが多くなっているのは事実です。

しかし、だからといってこれからWEBデザイナーになる人の将来性がないとは言えません。その理由は次の2つ。

  • 現場で活躍できるレベルのデザイナーは多くないから
  • WEBデザイナーの増加数よりWEBデザインが必要な人の増加数が多いから

ここ数年「在宅ワーク」や「ノマドワーク」などの言葉が流行っており、未経験からWEBデザイナーになる人の数は一気に増えました。

しかし、WEBデザイナーとして稼げるスキルレベルの人はそれほど多くありません。

そのため、プロからWEBデザインを学び、スキルを身につければ十分仕事を取ることはできます。

また、WEBデザイナー以上に、WEBデザインを求めている人(起業家)は増えています。

東京商工リサーチの調査によると、2022年の起業数は14万2189社。ひと月に約1万2000社が設立されています。

仮にプロレベルで活躍できるWEBデザイナーが月に1000人生まれたとしても(かなり多く見積もっています)、WEBデザイナー1人に対して12個もの会社が生まれていることになります。

このように、需要に対するWEBデザイナーはまだまだ足りていません。そのため、WEBデザイナーには将来性がないとは言えないのです。

起業数とWEBデザイナーが生まれる数

参考:東京商工リサーチ「2022年「全国新設法人動向」調査 」

AIによって仕事を奪われるから

WEBデザイナーの将来性が心配される背景には、AIの進化もあります。

ここ数年AIの進化が凄まじく、Midjourney、Canva、Adobe Fireflyなど一瞬でイラスト画像を生成できるツールが増えました。

その結果、これまでイラストを作成していた人は必要なくなり、既に大量のイラストレーターが失業しています。

この悲劇を見て「次はWEBデザイナーがいらなくなるんじゃないか」と心配されているのです。

心配される理由に対しての見解

結論、AIに仕事を奪われるかどうかは、WEBデザイナーが持っているスキルによって大きく変わります。

まず、コーディング(プログラミングの一種)メインでデザインをしているWEBデザイナーの将来性はかなり怪しいです。

なぜなら、AIは指示されたことを高速でやるのがとても得意だから。

指示してあげれば、人間よりも早いスピードでWEBサイトなどを作ってくれるので、人間の仕事が奪われる可能性はとても高いです。

一方で、仕事を奪われる可能性が低いのがデザインをメインにしているWEBデザイナーです。

デザインには綺麗に見えるルールはあるものの、これが絶対正解といったものがありません。

そのため、AIに指示を出すのが難しいですし、創造性のないAIが自分で答えを出すのはほぼ不可能です。

また、商品・サービスを売るためのデザインを作るときには、視線を誘導したり、ユーザーの感情を動かしたりするためのデザインが必要になってきます。

AIが人間の感情を理解して、文字のフォントや大きさ、レイアウトや配色を考えられるのは、ずっと先のことになります。

このようにAIに仕事を取られるかは、どんなスキルを身につけるかによって変わってきます。AIについて詳しく解説して記事を載せておくので興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

需要の高いWEBデザイナーになるためにできる7つのこと

今後は多くのクライアントから大切にされる「需要の高いWEBデザイナー」と、あまり仕事がもらえない「需要の低いWEBデザイナー」に分かれていくと予想されます。

ここからは、需要の高いWEBデザイナーになるために、実際にたくさんの案件を獲得しているWEBデザイナーがやっていることを7つお伝えしていきます。

これからWEBデザインを学ぶ予定の方も、知っておいて損はない内容です。

ただし、これからお伝えすることは「高いデザインスキルがあること(ポートフォリオを見せただけで採用されるレベルのデザインができること)」が前提です。その前提を忘れないでくださいね。

UIデザイン/UXデザインの勉強

UIデザイン、UXデザインについて理解していないデザイナーは今後、どんどん需要が低くなっていきます。

UI(ユーザーインターフェース)とは、ボタンのカラーやテキストなど、WEBサイト上のほぼ全てのデザイン情報を指します。

一方でUX(ユーザーエクスペリエンス)とは、「使いやすい」「使っていて楽しい」といったユーザーが体験によって感じることです。

みなさんも「売れるデザイン」「反応が良いデザイン」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これらを作るためには、UIデザインやUXデザインの知識が必要です。

▼UIやUXについてよりわかりやすく解説した動画はこちら

プログラミングスキルの習得

WEBデザイナーは、プログラミング言語を記述できる必要はありません。

プログラミングを扱う部分はデザイナーではなく「コーダー」という職種の方がやるからです。

そのため、無理にプログラミングを学習する必要はないのです。

ですが、WEBデザインとプログラミングの両方ができるデザイナーは多くないので、今後も求められるWEBデザイナーになるにはプログラミングの勉強をするのも1つの手です。

WEBライティングスキルの習得

WEBデザインとWEBライティングはとても相性が良いです。

例えば、WEBデザイナーの仕事のひとつに広告バナーを作ることがありますが、ライティングのスキルを持っていれば、広告バナーのコピー作りとデザイン制作を合わせて受注することができます。

さらに、LP(ランディングページ)ライティングとデザインの両方をすれば50~100万円/1本で受注することもできます。

「昔から書くことが好きだった」という方や「デザインの仕事の単価を上げたい」という方には、WEBライティングスキルを身につけるのがおすすめです。

WEBマーケティングスキルの習得

WEBマーケティングスキルも、WEBデザインと相性の良いスキルです。

WEBデザイナーの中には広告運用の仕事を掛け持ちしている人が多くいます。

広告運用とはSNSやWEBサイトに載せる広告を作ったり、効果検証をしてどの広告が最も売り上げに繋がったかを分析したりする仕事です。

広告作りにはWEBデザインの知識が必要です。

デザイナーとして広告バナーを作りながら広告運用ができるようになれば、需要は一気に高まりますよ。

ディレクションスキルの習得

WEBディレクションスキルとは、WEB制作のプロジェクト全体を管理・進行する能力です。

「どんなサイトをつくりたいか」のヒアリングからWEBサイトの公開までを一貫して取りまとめることで、クライアントさんの意向に沿ったWEBサイトを制作できます。

またサイトの目的やターゲットが曖昧なクライアントさんの場合でも、詳しくヒアリングして、WEBサイトのコンセプトを詰めることができれば、ホームページ制作ツールよりも優れたデザインが可能です。

SNSによる発信

SNSでの発信は、フリーランスや副業で稼ぎたいすべてのWEBデザイナーにおすすめ

なぜなら最近は、SNSきっかけでの案件獲得が少なくないからです。

Instagramに作った作品を載せてポートフォリオ代わりにしておけば、問い合わせや依頼がダイレクトメッセージに届くようになります。

ただし、SNSはすぐに伸ばせるものではありません。

コツコツ続けることでフォロワーが増え、多くの人に自分の存在が伝わります。早いうちにSNSに着手し、少しずつ発信してみましょう。

実際にSNSで案件を獲得した方のお話はこちらにあります。

最新トレンドのチェック

WEBデザインのトレンドは移り変わりが早いと言われています。

売れるデザイン(反応が取れるデザイン)も、毎年少しずつ変わっていきます。

そのため、WEBデザイナーたるものトレンドのチェックは欠かせません。

SNSやWEBサイトを定期的にチェックして、トレンドを押さえるようにしましょう。

こちらの記事で、2023年最新のトレンドについてご紹介しています。

未経験からWEBデザイナーとして転職するために…

最後に、未経験からWEBデザイナーとして転職に成功するため(またはフリーランスになるため)の4ステップをご紹介します。

これからWEBデザインに挑戦したい方、WEBデザインを始めるか悩んでいる方はぜひお読みください。

Step1.現場で認められる「デザインスキル」を身につけよう

まず必要なのは、高いデザインスキルです。

独学で学ぶこともできますが、スクールに通うことで体系的にかつ効率的に学ぶのがおすすめ。

実際に現場で使うツールや考え方だけを学んだほうが効率が良いからです。

ただし、Photoshopの使い方だけを教えているデザインスクールには注意が必要です。

Photoshopが使えるだけでオリジナルのデザインが作れないデザイナーは、需要が高いといえません。Photoshopの使い方ではなくデザインスキルが身につけられるスクールを探しましょう。

Step2.ポートフォリオを作成しよう

ある程度の作品が作れるようになったら、ポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオとは、WEBデザイナーにとっての履歴書のようなもの。

WEBデザイナーにとって重要なのは学歴や職務経歴ではなく、いま作れる作品のクオリティです。

このとき意識してほしいのは、自信がなくてもとりあえず作ってみること。

ポートフォリオを作ることで、いまのみなさんの市場価値(=需要)を知ることができます。

最初は、自分の作品に自信が持てないかもしれませんが、そのデザインに価値があるかどうかは、出してみないとわかりません。

そのため、まずは一度ポートフォリオを作ってみましょう。

また、ポートフォリオは、定期的に更新するのがおすすめです。

Step3.まずは副業で経験を積もう

ポートフォリオができたら、副業にチャレンジしましょう。

SNSを活用して仕事を取ったり、クラウドソーシングサイトで案件に応募したりするのがおすすめです。

副業としていくつか案件をこなすうちにデザインスキルが上がり、より良いポートフォリオも完成していきます。

「副業で20案件をこなしたら転職活動を始めよう」「副業で月に10万円達成したら会社を辞めてフリーランスになろう」など、具体的な目標を決めておくと良いですね。

Step4.副業収入が安定したら転職またはフリーランスに挑戦しよう

副業でデザインの案件が取れるようになってきたら、転職またはフリーランスに挑戦してみましょう。

面接では、副業WEBデザイナーとして過去に獲得した案件や、得ていた収入をアピールするのも良いです。

副業デザイナーの経験は大きなプラスポイントです。ぜひ自信を持って面接に挑んでくださいね。

まとめ

WEBデザイナーの将来性と、需要が高いWEBデザイナーになるためのポイントをお伝えしてきました。

この記事でお伝えしたことをまとめると次のようになります。

WEBデザイナーの需要・将来性についてのまとめ
  • WEBデザインの需要は今後も伸び続ける
  • 無料ツールがWEBデザイナーの仕事を奪うことはない
  • WEBサイトの需要が減ってもWEBデザインの仕事はたくさんある
  • WEBデザイナーよりもWEBデザインを求める人のほうが多く生まれる
  • 人の心を動かせるWEBデザイナーがAIに仕事を奪われることは当分ない

また、今後も需要の高いWEBデザイナーとして案件をたくさん獲得したり、安定した収入を得たりするには、

  • UIデザイン/UXデザインの勉強
  • プログラミングスキルの習得
  • WEBライティングスキルの習得
  • WEBマーケティングスキルの習得
  • ディレクションスキルの習得
  • SNSによる発信
  • 最新トレンドのチェック

など、+αで何かに取り組むことが大切です。

これから長きにわたって活躍できるWEBデザイナーになれるよう、常にスキルに磨いていきしょう。

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