
WEBデザインを独学で学ぶ方法とは?学習期間はどれくらい必要?
最近人気の職業となっているWEBデザイナー。
- パソコン1つで時間や場所を問わず働ける
- 手に職がつけられそう
- WEBデザイナーって響きが格好いい!
そんな理由から気になっている方もいるのではないでしょうか。
WEBデザインを学ぶにはオンラインスクールや専門学校に通う方法があります。
しかし急にスクールなどに通うのはハードルが高いので、まずは独学で勉強してみたいと思っている方もいるかもしれませんね。
とはいえ
「独学で勉強するには何から始めたらいいんだろう?」
「どれくらいの期間独学で勉強したらスキルが身につけられるの?」
「独学で効率的に勉強を進める方法ってあるのかな?」
なんて疑問を持つこともありますよね。
今回はそうした方のために、WEBデザインを独学で学ぶ方法と学習期間について解説していきます。
独学の方法や必要な学習期間を知ることは、自分の学習計画を立てる時にも役に立ちますよ。
ぜひこの記事を読んで、参考にしてみてくださいね!
目次
WEBデザインを独学で勉強する場合、学習期間の目安はどれくらい?

WEBデザインを独学で勉強しようとしたときに、気になるのはやはり学習期間ではないでしょうか。
あまりに長い時間が必要となると、やる気が続くのか心配にもなりますよね。
まずは学習期間の目安について見ていきたいと思います。
1日7~8時間程度のまとまった勉強時間が取れる人
長期休みに入った学生の人や無職または休職中の人などは、比較的自由に使える時間が多く融通も利きますよね。
WEBデザインの勉強にも毎日7~8時間ほど時間が取れる人の場合、目安は3~6ヵ月です。
ただし、学ぼうとしている範囲や使う教材によっては6ヵ月以上かかることもあります。
会社などに勤めながら空いた時間を使って勉強する人
会社などに勤めている人だと、平日確保できる勉強時間は多くても2~3時間程度になるでしょう。
休日には時間があるといっても、毎週必ず7~8時間の勉強時間を作ることは難しくもありますよね。
日中あまり自由に使える時間がなく、隙間時間で勉強する人の場合、目安は4~8ヵ月です。
こちらも学ぶ内容やどのような教材を選ぶかで目安の期間を超えることもあります。
WEBデザインの勉強内容と学習期間

実際にWEBデザインを学ぼうとしたとき、一体どのようなことを勉強すればよいのでしょうか。
ここではWEBデザインの勉強内容とそれぞれに必要な学習期間について解説していきます。
コーディング
コーディングとは、プログラミング言語を使いコードを書くことです。
WEBデザインで使われるのは主にHTMLとCSSになります。
HTMLはWEBサイトを作るために使われる言語、CSSはWEBサイトを装飾するために使われる言語です。
WEBデザインとコーディングは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、
コーディングを勉強しておくことで、サイトの作りを理解することができます。
簡単なWEBサイトを作るぐらいの基礎知識を身につけるためには、大体1~3ヵ月程度の学習期間をみておくとよいでしょう。
その他にはJavaScriptやjQueryといったプログラミング言語もあります。
最初から覚える必要はありませんが、よりコーディングを極めたい方は勉強の範囲に加えてみてください。
ですが、最短でWEBデザイナーを目指すのであれば、コーディングの勉強は最低限におさえて、デザインの勉強を重点的に頑張るという方法もあります。
WEBデザイナーとコーディングの関係について、記事にまとめているので参考にしてみてくださいね。
WEBデザインにコーディングは必要?WEBデザイナーとコーダーの違いをご紹介
デザインツール
WEBデザインに必要なツールには、PhotoshopとIllustratorがあります。
Photoshopでは画像やグラフィックの作成、写真の加工などをおこなうことが可能です。
一方Illustratorはイラストやロゴの作成に利用できます。
どちらもWEBデザインで使われるツールではありますが、
WEBサイトの作成に向いているのがPhotoshop、印刷物の作成に向いているのがIllusttatorと考えられています。
そのためWEBデザインの勉強を始めるときは、まずはPhotoshopを先にするとよいでしょう。
学習期間の目安はPhotoshopのみを学ぶ場合1~3ヵ月、Illustratorも含めると2~6ヵ月程度になります。
WEBデザインに使うツールとは? 未経験者が知っておきたい基礎知識を解説!
WEBデザインの知識
デザインに今まで関わってこなかった場合、デザインの基礎知識を学ぶことも必要になります。
デザインの考え方や配置の仕方、色の選び方などは一通り頭に入れておきましょう。
また基礎知識が身についたあとは、他の人のサイトを見てデザインの勉強することも大事です。
自分のデザインの幅を広げるためにも、日頃から色々なサイトを参考にデザインの研究をしてみてください。
素敵だなと思ったデザインは自分のパソコンにブックマークしておくのもおすすめです。
基礎知識を身につけるだけなら学習期間は1ヵ月ほどになります。
しかし、WEBデザインの知識の学習に終わりはありません。
プロになったあとも常に学び続け、デザインスキルを磨く姿勢が大切だといえます。
独学でWEBデザインを勉強する方法

独学でWEBデザインを勉強するには、次の3つの方法があります。
- 書籍で勉強する
- 動画を見て勉強する
- 学習サイトで勉強する
それぞれ見ていきましょう。
書籍で勉強する
1つめは書籍で勉強する方法です。
WEBデザインに関する書籍は基礎的なものから応用まで数多くあります。
最初は読みやすいものを選び、WEBデザインの基礎を身につけるようにするとよいでしょう。
またこの時、発売されてから長く時間が経っていない本を選ぶのもポイントです。
WEBデザインの世界は日々進歩しています。
新しい技術が取り入れられることも多く、
10年以上前などあまりに古い本だと今のWEBデザインに対応できないこともあるので注意が必要です。
本の購入時には比較的新しく、自分のレベルにあったものを探してみてください。
おすすめとしては、
・デザインの基礎がわかる「ノンデザイナーズ・デザインブック」
・デザインの考え方が学べる「なるほどデザイン<目で見て楽しむ新しいデザインの本。>」
・WEBサイトの作り方が学べる「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座」になります。
WEBデザインの勉強におすすめの本についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
【初心者におすすめ】WEBデザイナーを目指す人にお役立ち本8選
動画を見て勉強する
2つめは動画を見て勉強する方法です。
普段から利用している方もいるかもしれませんが、Youtubeにはさまざまな動画があり、WEBデザインに関するものもアップされています。
その中でもHTMLやCSSを解説する動画は多いです。
本をもくもくと読んでいてもなかなか頭に知識が入らない…という方は、動画を利用して勉強するのも一つの手になります。
動画は時間を問わず繰り返し見られるのが一番のメリットです。
通勤時間や隙間時間をうまく使い、自分のWEBデザインスキルのレベルアップを目指していきましょう。
学習サイトで勉強する
3つめは学習サイトで勉強する方法です。
録画した動画を見るものや生放送で授業をしてくれるもの、
動画を見たあとに課題が出されるものなど、学習サイトによって勉強の進め方が異なります。
色々試しながら、自分で勉強しやすいサイトを選ぶと良いでしょう。
コーディングに使うプログラミング言語の勉強は、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方にはゲーム感覚で学べる学習サイトもおすすめです。
「progate」は初心者向けのサイトで、イラスト中心のスライドを見ながら楽しく学ぶことができます。
HTMLやCSSがどのようなものか知りたいという方は試してみるのもよさそうです。
効率的に独学で勉強を進めるためには?

独学でWEBデザインの勉強を始めたとしても、効率が悪く時間がかかると勉強を続けるのはイヤになりますよね。
できれば勉強はさっさと終わらせて1日でも早く仕事としてやっていきたい!という気持ちも出てくるかもしれません。
ここからはどうすれば効率的に独学で勉強できるのかをお話ししていきます。
毎日勉強する時間を作る
WEBデザインの勉強はできるだけ毎日おこなうことをおすすめします。
勉強と勉強の期間が空いてしまうと、学んだ内容を忘れてしまうことがあるからです。
特にコーディングはその傾向があります。
前回学んだことが思い出せず見直しをしたりしていると、学習時間が余計かかってしまいますよね。
とはいっても、1日に2~3時間続けて学習時間を確保することが難しい場合もあると思います。
そうした時には隙間時間も活用していきましょう。
毎日の学習を継続するために、日々の時間の使い方を工夫してみてください。
質問できる環境を作る
独学は挫折しやすいと言われますが、その理由として考えられるのが「誰にも相談できない」という環境です。
分からないところが質問できない状況だと、悩み続けて学習時間をロスすることにもつながります。
さらに何が正しいのか分からないまま勉強を続けると、自分のスキルがちゃんと身についているのか不安になることもあるでしょう。
周りにWEBデザインに詳しい人がいる場合はよいですが、
そうでないときはネット上などで相談できる人を見つけておくのもおすすめです。
また、質問可能な学習サイトや講師がいるオンラインスクールを検討してみるのもよいでしょう。
インプットしたあとは必ずアウトプットする
WEBデザインの勉強はインプットした分、アウトプットすることが大事になります。
手を動かしながら学ぶことで、デザインツールの使い方も含め知識が定着しやすくなるのです。
アウトプットは自分の学習状況を客観的に見ることにもつながります。
もし学んだことをうまくアウトプットできなければ、その部分の勉強が不足していると知ることができますよね。
学んだことの復習や自分の苦手分野の把握ためにも、どんどんアウトプットしていきましょう。
【現役デザイナーが語る】未経験からWEBデザイナーになるには?
最短でWEBデザインを学びたい時はオンラインスクールの検討も

「学習期間は1日でも短い方がいい」
「短期間でしっかりスキルを身に付けたい」
「すぐに仕事としてやっていきたい」
そうした方はスクールで学ぶのもおすすめです。
独学にはないオンラインスクールの良さとは?
独学は自分のペースで学べることや、学習スタイルを自分で決められるのが最大のメリットです。
では、オンラインスクールの良さはどのようなところにあるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
カリキュラムがある
独学で勉強するときには、教材を選ぶことから学習計画立てることまで全て自分でやらなければいけません。
仮に計画より学習が遅れたとしても、チェックしてくれる人がいないため結果として学習期間が延びることも多いです。
その点オンラインスクールはあらかじめ学習のポイントをしぼり、学習しやすいカリキュラムがあるので効率的に学んでいくことができます。
プロから直接指導してもらえる
オンラインスクールによっては現役でWEBデザイナーをしている講師もいます。
現場の生の声を聞くことで、学習のモチベーションアップにもつながるでしょう。
またWEB業界は新しい技術が次から次へと入ってきます。
プロから直接指導を受けることで、最新の技術やデザインの流れを学ぶことができるのも良さの一つです。
実践で通用するスキルが身につく
オンラインスクールでは知識の獲得だけでなく、現場ですぐに使えるスキルを身に付けられます。
WEBデザインは学んだけど、知識ばかりでいざ仕事を受けようとしたらどうしていいか分からない…となってしまってはもったいないですよね。
プロの目線で現場に通用するスキルを学べるのは、オンラインスクールのよいところだといえるでしょう。
【2022年版】WEBデザインスクールおすすめ8選!
まとめ
ここまでいかがでしたか?
とりあえず独学でWEBデザインの学習を始めてみようかな?と思い始めた方もいるかもしれませんね。
WEBデザインを独学で学ぶために必要な学習期間は人によって異なりますので、無理せず、あなたにとっての最適を見つけていきましょう。
また、コーディング・デザインツールの使い方・デザインの基礎知識が必要になりますが、すべて学ぼうとせず、学習の範囲を絞ることも大切です。
効率的に学ぶコツとしては質問できる環境を整えたり、学んだことをアウトプットすることが挙げられます。
その中でも一番重要なのが毎日学習を続けることです。
なかなか一人では計画的に学習できない…といった悩みが出てきたときには、スクールの検討もしてみてくださいね。
WEBデザインは手に職もつけられる、一生使もののスキルになります。
ぜひ自分に合った方法で勉強を進め、スキルを身に付けていきましょう!
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