スキルを客観的に証明するのに役立つ資格。
WEBデザインにも多くの資格がありますが、
「一体どの資格を取ればいいのか転職できるの?」
「そもそも資格がないとデザイナーになれないの?」
という疑問を持つ方も少なくないと思います。
実は、WEBデザイナーにとって資格は必須ではありません。
日本デザインスクールの卒業生も、デザイン1本で月収100万円を叶えた方が多くいますが資格は一切持っていません。
卒業生のストーリーはこちらからご覧いただけます
→活躍中の卒業生にインタビュー
今回は、実際にWEBデザイナーへの転職アドバイスや面接官も担当した経験のあるプロのWEBデザイナー監修の元、
- なぜWEBデザイナーに資格は必要ないのか
- 資格を取るとしたらおすすめの資格7選
をご紹介していきたいと思います。
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- WEBデザイン業界の「最新」ウラ事情
- WEBデザイナーにおける「未経験OK」のワナ
- WEBデザインの学習で失敗した「しくじり先生」の話
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【結論】WEBデザイナーは資格を取らなくていい
先ほどお伝えした通り、WEBデザイナーに資格は必須ではありません。
医者や弁護士のように、この資格がないとデザイナーを名乗れないという決まりはないですし、正直資格の有無で採用/不採用が決まることはほとんどありません。
そもそも制作会社は資格自体よく知らない人も多かったですし、面接のときには資格欄ではなく「ポートフォリオ」(実際の作品集)を見ます。

実際に、デザインが微妙だな…と思った人に限って資格をたくさん持っていることも多いです。苦笑
なので、「WEBデザイナーとして転職したい」「フリーランスになって自由に働きたい!」という方にとって、資格取得は必要とはいえないですね。
詳しくは、こちらの動画でご紹介しているのでぜひあわせてご覧ください。
WEBデザインの資格はどんな人が取得すべき?
最短最速でWEBデザイナーとして稼げるようになりたいなら、資格の勉強をするよりも制作の経験を詰んだりコンペに応募して作品のクオリティを上げていく方が絶対に良いです。
とはいえ、WEBデザインの資格が一切役に立たないわけではありません。
ここでは、「強いていえば、こういう人なら資格を取ってもいいかも!」と思う方をカンタンにご紹介しますね。
趣味としてデザインを勉強してみたい方
資格の取得が趣味の方や、趣味に活かすためにデザインを勉強してみたい方は資格を取得しても良いと思います!
資格取得の大きなメリットは締切や合格点などの基準があること。
ダラダラと独学を続けるよりも、試験日が決まっている資格の方が気合いを入れて勉強できますし、合格点から逆算して必要な勉強ができます。
そして何より「合格」というご褒美があるのは嬉しいですよね。
どうしても受かりたい企業がある方
「どうしてもこの企業に受かりたい」
「絶対に転職したい」
という方が、藁にもすがる気持ちで資格を取得するのは、アリだと思います。
ただしそれはあくまで、デザインスキルがしっかり付いている前提です。
ただし、そもそも高いクオリティの作品があれば資格は不要なので、転職が目的であれば資格は取らなくて良いと思いますよ。
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WEBデザイナーにおすすめの資格7選
WEBデザイナーにおすすめな資格は
- ウェブデザイン技能検定
- Webデザイナー検定
- カラーコーディネーター検定試験
- Webクリエイター能力認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Photoshop® クリエイター能力認定試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
の7つです。
ウェブデザイン技能検定(難易度:低)
数あるWEBデザイン関連の資格で、この「ウェブデザイン技能検定」は唯一の国家資格が取れる検定です。
1~3級まであり、試験内容はインターネット概論、WEBデザインのスキル、WEBサイトの運用などと幅広く、学科と実技の試験があります。
1級の合格者には厚生労働大臣より、2級および3級の合格者には、この検定を運営しているインターネットスキル認定普及協会より、「ウェブデザイン技能士」として認定され、合格証書が発行されます。
1級、2級は実務経験者しか取ることができないので難易度が高いですが、3級は未経験の方でも比較的簡単に取得できるものです。
– | 受講料(非課税) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 (100点満点) |
---|---|---|---|---|
1級 | ・学科:7,000円 ・実技:25,000円 | 学科・作業実技 ペーパー実技 | 学科:90分 ペーパー実技:60分 実技:180分 | 70点以上 |
2級 | ・学科:6,000円 ・実技:12,5000円 (35歳未満は7,000円) | 学科・実技 | 学科:90分 実技:120分 | 70点以上 |
3級 | ・学科:5,000円 ・実技:5,000円 (35歳未満は3,000円) | 学科・実技 | 学科:60分 実技:45分 | 70点以上 |


Webデザイナー検定(難易度:低)
コンセプトからWEBページのデザイン、テスト、評価、運用まで、WEBデザインに必要な知識を測るテストです。
ベーシックとエキスパートの2種類があり、ベーシックは主に、WEBサイトの企画・制作・デザインに関する基礎知識が問われ、エキスパートでは、WEBサイトの企画・制作から運用までの専門知識の理解と、知識を応用する能力が問われます。
エキスパートまで取得すれば、WEBデザイン業界全体のフローが分かるようになるので、WEBデザインのみならず、WEBに関連するさまざまな職種の人にとっても、役立つ資格です。
受験生の約70%が合格していることからも、それほど難しい資格ではないことがわかります。
– | 受講料(税込) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 (100点満点) |
---|---|---|---|---|
エキスパート | 6,700円 | 学科 マークシート(10問) | 80分 | 70点以上 |
ベーシック | 5,600円 | 学科 マークシート(10問) | 60分 | 70点以上 |
カラーコーディネーター検定試験(難易度:低)
色の性質・特性など、色彩に関する知識はデザインをするうえで役立ちます。
1995年にスタートしたカラーコーディネーター検定試験は、2020年6月に全面改訂され、色の基本ルールを理解したうえで、それをWEBデザインを含む様々なビジネスシーンで活用できるものになりました。
スタンダードクラスとアドバンスクラスの2種類があり、スタンダードクラスは、色の表現方法などの基礎的な知識が求められ、アドバンスクラスは色の基礎知識をもとに、様々な場面でそれらの知識・技能を発揮できることが求められます。
合格率が約70%あるため、難易度は低いといえます。
– | 受講料(税込) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 (100点満点) |
---|---|---|---|---|
アドバンス | 7,700円 | 知識 (マークシート) | 120分 | 70点以上 |
スタンダード | 5,500円 | 知識 (マークシート) | 120分 | 70点以上 |
Webクリエイター能力認定試験(難易度:低)
WEBクリエイターに必要とされる、WEBサイト制作のためのデザイン能力、WEBページのコーディング能力を測るテストです。
スタンダードは実技問題のみで、主にHTML5をマークアップすることや、CSSを用いながらWEBページのデザインやレイアウトをすることが求められます。
エキスパートは知識問題と実技問題があり、WEBサイトに関する知識と、ユーザーにとっての使いやすさや情報へのアクセスのしやすさなどを考慮したWEBデザインのスキル、スクリプトを用いた動きのあるWEBページ表示や、新規サイト構築などの能力が求められます。
難易度自体も高くなく、HTML5版の合格率は90%です。
– | 受講料(税込) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|---|
エキスパート | 7,500円 | ・知識問題 ・実技問題 | 知識問題:20分 実技問題:120分 | 65%以上 |
スタンダード | 5,900円 | 実技問題 | 130分 | 65%以上 |
HTML5プロフェッショナル認定資格(難易度:中〜高)
HTML5、CSS3、JavaScriptなどの知識が問われ、WEBデザイナーをはじめ、WEBに関わる人に人気の資格です。
レベル1とレベル2があり、レベル1は、HTML5に関する広範囲の基礎知識が問われ、静的なWEBページを作る技術が認定されるもので、レベル2は、先端のWEBアプリケーションや動的WEBコンテンツの開発・設計ができることを求められます。
レベル1の主な対象者は、WEBデザイナー、マークアップエンジニア、WEBディレクターなど。
レベル2の主な対象者は、WEBアプリケーションを開発するプログラマー、マークアップエンジニア、最近では、ゲーム開発者、サーバーエンジニアといった職種にまで対象範囲が広がっています。
コーディングの知識が問われるため、人によってはかなり難しく感じられる試験です。
– | 受講料(税別) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|---|
レベル2 | 15,000円 | 知識 ・マウスによる選択方式 ・キーボードによる入力 | 90分 | サイコメトリックを導入し 正答率7割程度 |
レベル1 | 15,000円 | 知識 ・マウスによる選択方式 ・キーボードによる入力 | 90分 | サイコメトリックを導入し 正答率7割程度 |
Photoshop® クリエイター能力認定試験(低〜中)
WEBデザインに欠かせないPhotoshopを使って、画像編集やコンテンツ制作の能力を認定する試験です。
スタンダードとエキスパートの2種類あり、スタンダードはPhotoshopの基本操作をしながら、指示通りの作業を正確におこなうこと、エキスパートはPhotoshopを活用して、クライアントのニーズに応じた創造性の高いコンテンツを制作することが求められます。
世界基準のグラフィックツールですので、資格取得を目指しながら、Photoshopを活用できる能力を身に付けていくのもおすすめです。
スタンダードの合格率は約72%であり、難易度は低いですが、エキスパートになると難易度が上がります。
ただ、実務で使う知識はほとんどスタンダードで習得できますよ。
– | 受講料(税込) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|---|
エキスパート | 8,600円 | 知識/実技 実践 | 知識/実践:50分 実践90分 | 知識/実技の得点率65%以上 かつ実践問題の得点率70%以上 |
スタンダード | 7,600円 | 実技 実践 | 実技:40分 実践:90分 | 知識/実技の得点率65%以上 かつ実践問題の得点率70%以上 |
Illustrator®クリエイター能力認定試験(低〜中)
Photoshop同様、WEB業界では使いこなせて当たり前のデザインツールであるIllustratorを使って、 デザインやコンテンツ制作の能力を認定する試験です。
スタンダードとエキスパートの2種類あり、スタンダードはIllustratorの基本操作をしながら、指示通りの作業を正確におこなうこと、エキスパートはIllustratorを活用して、クライアントのニーズに応じた創造性の高いコンテンツを制作することが求められます。
新規ドキュメントから1つのコンテンツを作り上げるという実践的な試験内容なので、試験に向けて対策すること自体がスキルアップに繋がります。
Photoshop® クリエイター能力認定試験と同じように、スタンダートは難易度が低いですが、エキスパートは少し難易度が高いです。
– | 受講料(税込) | 出題形式 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|---|
エキスパート | 8,600円 | 知識/実技 実践 | 知識/実践:50分 実践90分 | 知識/実技の得点率65%以上 かつ実践問題の得点率70%以上 |
スタンダード | 7,600円 | 実技 実践 | 実技:40分 実践:90分 | 知識/実技の得点率65%以上 かつ実践問題の得点率70%以上 |
WEBデザインの資格を学ぶ2つの方法
未経験でWEBデザインの知識とスキルを身につけるにはどうしたらよいのでしょうか。
学び方はいろいろありますが、その選び方のコツは、モチベーションを保ち、挫折せずに学習を継続できるかどうかということ。
もし異業種からWEBデザイン業界へ転職したいという思いで、働きながら学ぶのであればなおさらです。
限られた時間を有効に使って、効率的に成果を出せるようにしたいものです。
独学で学ぶ
近年、書籍やYouTube、Udemyなど無料〜低価格のコンテンツも増えており、独学のための材料は豊富に揃っています。
特に資格は基礎的な知識が重要視されるので、独学でも十分に学べます。
独学で学ぶ方法を3つお伝えしますね。
本で学ぶ
現在ではWEBデザイン初心者向けの本がたくさん出版されています。
WEBデザインについてほとんどわからないという方は、本を読んでデザインの基礎知識を身につけておくのがおすすめです。
また、資格には公式の参考書もあります。
各資格の公式サイトに認定教材の紹介や、学習方法についての記載があるので、それを活用して勉強するのも効果的ですよ。
どんな勉強をするか迷ったら、テキストに沿って、資格取得を目指すのがよいです。以下におすすめの本を載せておきますね。
『入門Webデザイン』
デザインに関する基本的な知識を体系的に学ぶことができます。


『Webデザイン コンセプトメイキングから運用まで(改訂第五版)』
WEBサイトのコンセプトを作るところから、制作、運用まで制作の流れを知ることができます。


動画教材で学ぶ
独学でWEBデザインを勉強するための動画教材もたくさんあります。
仕事、育児、介護で忙しい方でもスキマ時間で勉強できますよ。
資格の勉強ができるわけではありませんが、WEBデザインの基礎知識は十分に身につきます。
以下におすすめの動画教材を載せておきますね。
Udemy
Udemyなら低額でWEBデザインを学ぶことができます。さまざまなコースがあるのですが、おすすめなのは、「未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース」です。こちらはその名の通り400以上のレッスンを1960円で学ぶことができます。


スクールで学ぶ
独学で学ぶのが不安という方にはスクールで学ぶのがおすすめです。
スクールならわからないところがあっても、質問できますし、モチベーション管理もしやすいです。
資格が取得できるスクールはたくさんありますが、そのなかでもおすすめのスクールを2つご紹介しますね。
「WEBデザインを仕事にしたい」「今年こそ転職したい」「フリーランスになって自由に働きたい」という方は、WEBデザインの資格取得よりも日本デザインスクールで学ぶのがおすすめ。
なぜなら転職や個人で仕事を獲得するのに必要なのは「クオリティの高いポートフォリオ」だから。
日本デザインスクールなら、このようなクオリティの高い作品をたった45日で作れるようになれちゃいます。








※すべて、入門編卒業生の作品です。
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インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーは業界でも最大手のオンラインスクールです。
さまざまなコースがありますが、そのなかに「Webデザイナー検定コース」があります。
講師から直接学べる「ライブ授業」、講師と一対一で学ぶ「マンツーマン授業」、自分の好きな時間に学べる「オンデマンド授業」の3つがあり、自分の生活に合った学び方が可能です。
受講料 | 426,800円 |
授業時間 | 52〜104時間 |
受講期間の目安 | 3ヶ月〜4ヶ月 |
他のコースを受講したい方はこちらをご覧ください。
>>インターネット・アカデミー
KENスクール
KENスクールも資格を学ぶのにはおすすめです。
KENスクールで学べる資格は次の4つです。
- Adobe Certified Professional Photoshop CC 2020
- Adobe Certified Professional Illustrator CC 2020
- ウェブデザイン技能検定2級
- Webクリエイター能力認定試験
これらの資格を取得しようとしている方は、ぜひ検討してみてくださいね。
今回はそのなかでもウェブデザイン技能検定の詳細を載せておきますね。
受講料 | 59,400円 |
授業数 | 12時間 |
受講期間の目安 | 3ヶ月 |
他のコースを受講したい方はこちらをご覧ください。
>>KENスクール
資格なしでWEBデザイナーになるために必要な4つ知識・スキル


WEBデザインの勉強をするために資格を取得するのはよいことです。
しかし、面接官やクライアントがWEBデザイナーを採用するうえで、重視するのは資格ではなく作品のクオリティであるのも事実。
そのため、最短でWEBデザイナーになりたい場合は、資格よりも実務で使えるスキルや知識を身につけるのがおすすめです。
そこで、ここからは最短でWEBデザイナーになるためのスキル・知識をお伝えします。
デザインの知識
デザインセオリーや色彩の知識はWEBデザイナーとしての基本です。
WEBデザイナーには芸術的なセンスが必要だと思われがちですが、デザインには綺麗に見せたり、人を動かしたりするルールがあるため、その知識を身につければ、誰でもWEBデザイナーになれます。
デザインの知識自体は無数にありますが、最低限「レイアウト」「配色」「フォント」の知識を身につけておく必要があります。
逆にこの3つを徹底的に学べば、素人っぽいデザインからは抜け出すことができますよ。
また、デザインの基礎を学べたら、日常生活のなかでそのテクニックが使われたデザインを探してみてください。
よいデザインを見極める力は、自分がデザインをするときにも役立ちますよ。
デザインツールを扱うスキル
デザインの基礎知識を身につけているのは大切なことですが、もっと大切なのがその知識を活かして実際にデザインを作れることです。
そのため、デザインツールを扱うスキルも必要になってきます。
デザインツールはたくさんありますが、多くのWEBデザイナーは「Photoshop」と「Illustrator」を使います。
Photoshop:色の変更や切り抜きなど、画像編集をするために必要なツール
Illustrator:アイコンやロゴなどのイラストパーツを作成するために必要なツール
どちらをどれくらい使うかはWEBデザイナーによって違いますが、多くの方はPhotoshopをメインに使っています。
WEBデザイナーは画像を編集することの多い仕事なので、未経験から始める方はPhotoshopから勉強するのがおすすめです。
コーディングの基礎知識
WEBデザイナーにはコーディングの基礎知識が求められます。
コーディングとはPhotoshopで作られたデザインをWEBで表現するための作業です。
コーディングの基礎知識がないと、WEB上で表現できないデザインを作ってしまうので、コーディングの知識を身につけておくのも大切です。
ただ、本格的にコーディングができるようになる必要はありません。
コーディングを専門にするコーダーと呼ばれる人がいるからです。
デザイナーは「どのコードがどんな機能を持っているか」を知っていれば、業務で困ることはありません。


関連動画
コミュニケーションスキル
さまざまな職種で重要視されているコミュニケーションスキルですが、WEBデザイナーでも必要なものです。
WEBデザイナーはクライアントの「言葉」をデザインにしなければいけません。
なかには「キラキラした感じで」「ちょっと大人っぽく」などの曖昧な表現で依頼されることもあります。
クライアントの要望を正しく把握するためには、クライアントが考えていることを聞き出す力が必要になってきます。
さらに、デザインをクライアントに見せるときには「なぜ自分がこのようなデザインにしたのか」を伝える力も必要になってきます。
実際、自社で現役WEBデザイナーに「WEBデザイナーに必要なスキルは何か」とアンケートを取ったところ、デザインスキルをおさえて、コミュニケーションスキルが1位(71.8%)でした。
このことからもコミュニケーションスキルがWEBデザイナーに必要なものだとわかりますね。
▼コミュニケーションスキルについて解説した動画はこちら
スキルが身についたらポートフォリオを作ろう
ポートフォリオとは、これまでの実績を作品集のようにまとめたものです。
自分のスキルをアピールするのに有効な手段で、「自分には何ができるか」を具体的に証明できます。
スキルが身についたら、自分のポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオの有無で、選考通過率に差が出てきます。
未経験でポートフォリオを作成するのは難しい…という人は、課題制作や卒業制作をポートフォリオにできるスクールもあるので、検討してみるのもよいでしょう。


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WEBデザイナーとして収入アップできるスキル
稼ぐために必須とはいえないまでも、身につけておくとWEBデザイナーとして収入アップできるスキルがあります。
基礎的なスキルが身についてきたときに、ぜひレベルアップとして考えてみてくださいね。
ディレクションスキル
WEBデザイナーとして、レベルアップしていくためにはディレクションのスキルも必要になってきます。
何か制作物を作っていくときに、WEBデザイナーだけで完結できることはほとんどありません。
セールス、ライター、コーダーなど様々な人が協力して1つの制作物を作ります。
そのため、それらの人々を管理するスキルを持っていれば、重宝されますし、WEBデザイナーとしての市場価値も上がるでしょう。
WEBデザイナーとして働き始めた頃は難しいと思いますが、徐々に身に付けていきたいスキルです。
WEBマーケティングスキル
WEBマーケティングスキルを身につけると、WEBデザイナーとしてさらに活躍できます。
ただ綺麗な作品ではなく、クライアントの「集客を増やしたい」「売上を上げたい」などの要望を叶えられるWEBデザイナーになれるのです。
自分の仕事でクライアントの仕事がうまくいくのを実感できるので、仕事が非常に楽しくなっていきますよ!
まとめ:WEBデザインの資格はあくまできっかけに


WEBデザイナーにおすすめの資格を7つご紹介しました。
- ウェブデザイン技能検定
- Webデザイナー検定
- カラーコーディネーター検定試験
- Webクリエイター能力認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Photoshop® クリエイター能力認定試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
ただし、資格はあくまで補助要素。
デザイナーとしての転職に必須のものではないです。
むしろ最短でWEBデザイナーになりたいなら資格を取得するよりもWEBデザインスクールで45日でスキルをつけたほうがよいです。
ただ、少しWEBデザインの世界を覗いてみたい、まずは資格取得に向けて頑張ってみたいと思う方は、今回ご紹介した7つの資格のうち、「これなら興味がある!」と思うものを見つけてチャレンジしてみてくださいね。
デザインの知識が身につくと、見える世界が変わってきますし、WEBのことがわかるようになればさらに将来の可能性も広がります。
みなさんの挑戦を応援しています。