最近、人気のWEBデザイナーですが「未経験からWEBデザイナーになるのは難しい」という声もよく聞きます。
たしかに、専門の学科などで学んでいないと就職できなさそうというイメージがありますし、勉強はできてもそれを仕事にするのはハードルが高いイメージがありますよね。
そのため、未経験からWEBデザイナーになってお仕事でやっていくのは難しいと考える方も少ないかと思います。
そこで、この記事では次の3点についてお伝えします
- 未経験からWEBデザイナーになれる理由
- WEBデザイナーとして叶えられるキャリアとその方法
- WEBデザインで手に職をつけるのに必要な5つのこと
未経験からWEBデザイナーになるために必要なことをご紹介するので、ぜひ最後まで目を通してもらえたらと思います。
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未経験でもWEBデザイナーになれる

未経験でもWEBデザイナーになることは可能です。
しかし、センスや経験がないとWEBデザインはできないのではないかというイメージが強いですよね。
たしかに、WEBデザインをアートのようなものととらえるとある程度センスが必要かもしれません。
しかし、WEBデザイナーの仕事はあくまでWEBサイトやバナーを制作することを通して、お客さんの商品やサービスを売れるようにすること。
売るためのデザインには、実は一定の型があり、その型を学んで作れるようになれば、センスや経験がなくても誰でもWEBデザイナーになれます。
実際、未経験からWEBデザイナーとして活躍している人もいますし、世の中のWEBデザイナーの多くは未経験から始めた人です。
なかには、全くの未経験からWEBデザインを始めて半年で月収100万円のWEBデザイナーになった方もいます。
もちろん月100万円稼ぎたいという人ばかりではないと思いますが、未経験から始めても学習方法と努力次第で誰でもそこまでいけるということです。
詳しくはこちらの動画でもお伝えしているのでご覧ください。
(※記事でお伝えしている内容とは少し異なります)
WEBデザイナーのキャリアと叶え方

WEBデザイナーの働き方は、会社勤めのWEBデザイナーとフリーランスWEBデザイナーに分かれます。
フリーランスのなかにも、副業で働く場合と独立して働く場合があり、未経験からWEBデザイナーとして働くとしたら、どの働き方がおすすめなのかご紹介します。
会社勤めのWEBデザイナーになる
一般企業で働く場合、就職・転職しやすいのは20〜30代で、40代以降になると難易度が上がります。
年齢が上がるにつれて、就職・転職が難しくなる理由は、実績のないWEBデザイナーを雇うことに企業は慎重になるからです。
あなたが就職・転職するということは企業があなたを雇用するということです。
企業は一度雇用すると、仕事ができないからといってすぐ解雇はできません。
そのため、未経験のWEBデザイナーを雇うのに慎重になるのです。
実務経験のないWEBデザイナーを雇う場合は、時間をかけて教育する必要もあり、せっかく教育したのであれば長く働いてもらいたいというのが企業の本音。
これらの理由から、同じ未経験のWEBデザイナーを雇用するのであればできるだけ若い人を採用する傾向があるのです。
そのため、40代以降でWEBデザイナーを目指すのであれば、まずは副業がおすすめです。
その理由はのちほど解説します。
このあとご紹介する在宅やフリーランスで働く方がよいかもしれません。
副業WEBデザイナーとして働く
お小遣い程度に、あるいは家計の足しに月収5万円くらい稼げればいいというのであれば、副業WEBデザイナーをおすすめします。
理由は、月5万円前後稼げる案件が世の中にたくさんあることに加えて、未経験でも受注しやすいからです。
クラウドワークスなどでWEBデザイン関係の案件を調べてみるとさまざまな案件があります。
さらに、就職・転職のように企業に雇用されるのとは違い、案件を受注するときに年齢はそこまで重視されません。
1案件のみの契約の場合もあり、納期に間に合わない、期待していたほどクオリティではないなどがあっても、その案件で終わるため雇用するほどのリスクがないためです。
これが40代以降、未経験からWEBデザイナーを目指すのに副業がおすすめな理由です。
WEBサイトなどにあるバナー作成は、未経験でも取り掛かりやすい案件です。
コーディングができなくてもPhotoshop等のスキルがあれば受注可能ですし、スキル習得にもそれほど時間はかかりません。
WEBサイトのデザイン制作の案件も多く、未経験でも準備すれば受注できますし、月10〜20万円以上も可能です。
最初は期待するほど程稼げないかもしれませんが、スキルを磨けば本業以上に稼ぐことも可能です。
最終的にはWEBデザインだけで生活することもできます。
独立してWEBデザイナーになる
独立するのに、年齢は関係ありませんが、企業への就職・転職、在宅ワークよりも時間がかかります。
独立するとすべて自分でやる必要があり、家賃保証などもありません。
そのため、月20〜30万円稼ぐ必要はあるでしょう。
月20万円以上稼ぐには、WEBデザイナーとして企業で働いたり、副業で案件を受注したりして実務経験を積みましょう。
フリーランスで仕事を受注する方法には、下記のようにさまざまあります。
- 知人からの紹介をもらう
- SNSで案件を受注する
- クラウドソーシングサイトから探す
- 同業者から案件ももらう
- 広告を出稿する
いずれにしても、独立してで案件を受注するには年齢よりも実務経験とスキルが重視されます。
未経験からいきなり独立するのは厳しいかもしれません。
しかし、WEBデザインスキルを身につけて、実務経験を積み、案件を獲得するというステップを踏んでいけば、独立することも可能です。
▼現役WEBデザイナーが仕事の取り方を解説した動画はこちら
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独学でWEBデザインを学ぶのが難しい理由

WEBデザインを学ぶには大きく、独学とスクールがあります。
しかし、独学でやったけど途中で挫折してしまったという方が多いのが実態です。
なぜ独学だとうまくいかないのか、それを知ることでこれから独学しようとしていた人も学習法でつまづくことが少なくなります。
理由①何を学べばいいのかわからない
独学の場合、何を学ぶのかはもちろん、学習方法、手順まで全て自分で調べるところから始まります。
WEBサイトやYouTubeなどで調べると、ある程度出てきますが、未経験で独学するとなるとどれが正しいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そのため、「これであっているのかな」という不安を抱えたまま、勉強してだんだん自分が目指しているのと違う方向にいってしまうことも珍しくありません。
「これをやれば大丈夫なんだ」と自信を持ってやるか、不安を抱えながら勉強するかでいえば、当然不安なく勉強している方が身につきやすいですし、モチベーションも維持できますよね。
このように答えがないなかでも勉強していかなければいけないというのが独学の難しさであり、挫折する方が多い原因です。
独学をしていた方へのインタビュー記事もあるので、ぜひご覧ください。

理由②モチベーションを維持するのが難しい
2つ目がモチベーションを維持できず途中で諦めてしまうこと。
モチベーションを維持できない理由はこれらのことがあると思います。
- 一緒に頑張る仲間がいない
- 上手くなっているかわからない
- 先が見えない
そのなかでも、人と比べてしまうことはモチベーションを維持できない大きな原因になります。
独学をするとき、WEBサイトを見て学んだり、独学で勉強した人の体験談を読んだりしますよね。
そのときに自分と比較をしてしまいモチベーションが下がってしまうのです。
同じ勉強方法でやってみても、同じようにうまくいかないこともありますし、必要な勉強時間も違います。
また、SNSも同様で、成功している投稿などを見つけてしまい、自分と比較して落ち込んだり、余計に焦ったりする方もいるかもしれません。
「ヒトはヒト、自分は自分」と割り切ることも必要です。
あなたのペースで着実にスキルを身につけましょう。
理由③スキル習得に時間がかかる
WEBデザイナーとして必要なことを全部身につけようとすると、HTMLやCSSなどのコーディング知識、PhotoshopやIllustratorなどのツールの使い方、デザインの基礎知識など、学ぶことが山のようにあります。
個人差がありますが、独学でWEBデザイナーになるためには600時間かかると言われています。
特に社会人として働いている方は、仕事の合間で勉強しなければならないため、確保できて1日2〜3時間ですよね。土日に頑張って8時間勉強しても毎週その時間確保できないかと思います。
なんとか時間を作って勉強しても、WEBデザイナーに就職するために必要なポートフォリオ(作品集)を作って実際に就活すると、どれだけ早くても半年、人によっては1年以上かかるでしょう。
就活も順調にいくばかりではないので、勉強したのにスキルが身についていないんじゃと途中で迷って挫折する方が一定数います。
WEBデザイナーで手に職つけるために必要なこと
それでは、未経験からWEBデザイナーとして働くために必要なことをお伝えします。
これからお伝えする5つのことを満たせば、あなたもWEBデザイナーとして手に職つけて働けるようになるでしょう。
WEBデザイナーとして活躍するためにどれも必要なことばかりなので、できそうなものから実践してみてください。
仕事内容を理解する
まずはWEBデザイナーの仕事内容をちゃんと理解することが大事です。
WEBデザイナーと一言でいっても、会社の規模や職種によって実際に取り掛かる仕事は異なります。
これからWEBデザイナーを目指す人がイメージしている仕事は、WEBサイトやバナーを作ることかもしれません。
しかし、会社によってデザインをメインにするところもあれば、コーディングばかりのところもあります。
なかにはデザインとコーディング両方ができないと採用してもらえないこともあるようです。
そのため、WEBデザイナーとして何をしたいのかを明確にしたうえで勉強しないと、デザインをやりたかったのにデザイン以外のコーディングに注力しすぎる、デザイン以外のところで挫折して諦めるということもあり得ます。
まず、WEBデザインを勉強する前にWEBデザイナーになって何をしたいのか決めること、決めるためにWEBデザイナーの仕事は何かを理解するところから始めましょう。
ポートフォリオを作成する
ある程度スキルが身についたら、WEBデザイナーとして求人に応募したり、案件を受注したりするとき必要なポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは、「自分はこのクオリティの作品を作れる」というのを証明するためのもの。
WEBデザイナーとして就職するため、あるいはフリーランスで案件を受注するためには、できるだけ実務に近いレベルのデザイン制作をしてポートフォリオを作成する必要があります。
▼ポートフォリオについて解説した動画はこちら
毎日継続して勉強する
WEBデザイナーに華やかなイメージを持つ人も多いかと思いますが、お金をもらえるような作品を作るためには地道な努力が必要です。
WEBデザイナーのなかには天才と呼ばれるような人もいますが、それはごく一部。
最初にもお伝えしたように、WEBデザイナーの仕事は特別な才能やセンスは必要ありません。
地道にコツコツ努力した結果、できるようになる仕事で誰でも目指せるのです。
そのため、1週間のどこかでまとめて時間をとって勉強するというよりは、まずは30分ほどで大丈夫なので毎日勉強しましょう。
アウトプットを重視する
WEBデザインスキル上達の近道は、練習でとにかくアウトプットの量を増やすこと。
「こんなのでも大丈夫なの?」というものでも問題ないので、最初は質よりも量を意識してください。
アウトプットはSNSでも大丈夫ですし、ブログを始めて公開してみてもよいかもしれません。
「ネットで公開するのはちょっと…」という方は、手元のメモ帳などにラフなものでも大丈夫なので、文章や絵などに残しておきましょう。
大事なのは、どんなに些細なことでも頭に浮かんだことを手元に残しておくこと。
スマホでSNSをみていたり電車に乗っていたりするときに、ふと「こんなのいいかも」と思い浮かぶときってありませんか。
そのときに、実際にデザインを作って残しておくのがベストですが、そこまでできないというときはメモに残しておくなどしてアウトプットする習慣をつけることが大事です。
そして、「これいい!」と思ったものがあったときは、なぜそれがよいと思ったのかを言語化すると成長が早くなります。
WEBデザイナーとして働くようになると、なぜそのデザインにしたのか説明することもあるので、勉強しているうちから言語化する練習をすると一石二鳥です。
一緒に頑張る人を見つける
先ほどもお伝えしましたが、独学だとモチベーションを維持できず挫折する方が多いです。
そのため、同じ目標に向かって頑張る人を見つけましょう。
また、独学だと、調べてもわからないことや、これで大丈夫なのかという不安を抱えながら勉強を続けるということもありますよね。
悩みや不安を共有したり、意見をもらったりする場としてコミュニティに所属するのもおすすめです。
自分にはわからないことも、コミュニティのなかに答えを知っている人がいるかもしれませんし、一緒に頑張る人も見つけられるでしょう。
教えてもらうばかりではなく、勉強していくうちに今度はあなたが教える場面もあるかもしれません。
教えることでより理解を深められるので、わからないことは教えてもらうのに加えて、つまづいている人に教えてあげるというWIN-WINの関係になると成長スピードが上がりますよ。
未経験からWEBデザイナーへの転職活動~失敗談(動画)
お伝えしてきた通り、未経験からWEBデザイナーになることは可能ですが、失敗パターンもいくつかあります。
今回は、実際に15社から落とされた経験のある日本デザインスクールの久保さんが語ってくれた失敗談をご紹介しますね。
まとめ
ここまでお伝えしたことは次の3点です。
- 未経験でもWEBデザイナーになることは可能
- 未経験でもスキルや実務経験次第で働き方を選択可能
- 仲間を見つけて地道にコツコツ勉強することが大事
何度もお伝えしていますが、「センスに自信がない」「趣味で絵を描くくらいしかしたことない」という方でも、あなたの努力次第でWEBデザイナーとして働くことは可能です。
この記事を読んで、WEBデザイナーになりたいという方が一歩踏み出すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
WEBデザイナーになって理想の働き方ができるよう応援しています。
