近年、副業として人気のあるWEBライティング。
「未経験でもできるって本当?」
「どうやって仕事を見つけるの?」
「どのくらい稼げるの?」
など、いろいろと気になっている方にお答えします。
私の副業WEBライターとしての実体験から言うと、それほどガツガツがんばらなくても、半年から1年で、月に3~5万円は稼げるようになる感じです。
なので、WEBライティングに興味があるという方には、ぜひ挑戦してほしいです。
ただ正直な話、最初のうちは執筆に時間もかかるので、時給に換算すると1000円以下なときもありました。
私の体験を一つの例として、WEBライティングを副業にするとはどんな感じなのか、イメージ参考にしてください。
「こんなに簡単に始められるんだ!」と、ハードルを下げるお手伝いができれば幸いです。
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実体験|未経験でも副業WEBライターになれた理由
副業としてWEBライターを始めた経験をもとに、なぜ未経験でも副業WEBライターになれるのかについてお話しします。
副業としてのWEBライティングは、初めての人でも取り組みやすい点が結構あるので、自信を持ってくださいね。
ライティングの案件はたくさんあるから
インターネットの普及により、ビジネスや個人のウェブサイトなどに掲載する記事や広告、動画などのコンテンツの充実化が求められています。
その結果、ライティングの仕事の案件も増加しました。
最近では、企業や個人の情報発信においては、クオリティの高い内容が求められる傾向にあります。
特に、検索上位にヒットすることを目標にしたSEO(検索エンジン最適化)対策や、ライバル会社との違いを際立たせるような内容(コンテンツ)作りが欠かせません。
ただライティングの仕事は、さまざまなテーマやジャンルの案件があるので、未経験の方でも自分の得意な分野や興味のあるテーマに関連した案件を見つけることができると思いますよ。
初心者向けの案件がたくさんあるから
ライティングスキルは、「魅力的な文章を書く能力」や「情報を整理して伝える能力」という、シンプルなもの。
いずれも磨けば身につくものですし、日常の経験から誰でもすでにある程度は身についていますよね。
人に理解してもらえる説明ができる人なら、誰でもWEBライターとしてスタート地点に立っているので、未経験でも案件が取りやすいのです。
ただし、未経験でもらえる案件は単価がすごく低いことが多いです。
そのため、「未経験でも即稼げる」わけではないので注意してくださいね。
たくさん案件をこなしてスキルアップさせていくことで、高単価の案件も目指していけます。
やってみて分かった!副業WEBライティングのリアルな仕事内容
副業としてWEBライティングが手軽であることはおわかりいただけたと思います。
それでは、実際のWEBライティングの仕事内容について、私が経験した内容をお伝えしますね。
副業WEBライティングの仕事内容
副業WEBライターとしての仕事は、主に以下のようになります。
1. キーワードリサーチと記事の構成企画
クライアントの要望やテーマに基づいて、関連キーワードのリサーチをおこないます。
検索上位の記事にざっと目を通して、内容に入れるべきポイントを押さえます。
このキーワードで検索している読者層が、何を知りたいと思っているのかを想像するのがコツです。
これはスキマ時間でもできる作業ですね。
私は、電車などでの移動時間や、ちょっとした待ち時間、休憩時間などを利用しています。
その後、見出しを考えます。
記事の流れと骨組みを考えて、内容の方向性を決めていく感じです。
2. 記事の執筆
リサーチしたキーワードや見出しに基づいて、コンテンツを執筆します。
この時、情報を整理して読みやすく魅力的な文章を心がけることを忘れずに。
私の場合は、知識が曖昧な点は、その都度、分からない項目を調べたり、データの裏付けを取ったりして、曖昧な点がないようにしています。
記事のテーマとなっているキーワードの他に、関連するキーワードも検索しておくと良いですよ。
ラッコキーワードや共起語検索などは、キーワードと関連性の高いワードを調べることができます。
関連ワードから読み手が記事にアクセスする確率を増やせますし、記事の内容をさまざまな角度から深掘りするヒントにもなるのでおすすめです。
3. 校正と修正
執筆した記事を校正し、文法やスタイルのミスを修正します。
文章のクオリティを向上させるために、自分で校正するほかに、校正ツールを活用すると良いですよ。
私は、GoogleテキストやWordで執筆することが多いのですが、これらのソフトには自動校正機能があって、間違いを指摘してくれます。
執筆しながら、入力ミスや文章のおかしな所に気づけるところが便利です。
また、「日本語校正サポート」というオンラインで使える無料ツールも、より細かく文章をチェックするのに使っています。
1万字までの文章を一度にチェックすることができ、操作もわかりやすくて簡単です。
さらに最近では、話題のChatGPTを表現のアイデアを広げるために使うようにもなりました。
見出しを考えたり、文章表現のマンネリ化を避けるのに使っています。
出力内容の真偽は自分で確認する必要がありますが、AIツールを使うと発想の転換や時間短縮ができて、最初の構想がかなり楽になりました。
文章は、書いた直後ではおかしな所を見落しがちなので、時間を置いて、数回読み返すようにしています。
主にスキマ時間を使って読むことが多いですが、たいていは書き直したくなってしまうので、修正内容をノートに書いておいたり、スマホのメモ機能を使ったり、自分にメールしたりしています。
4. 納品と修正対応
クライアントに記事を提出し、フィードバックが返ってきたら、それに応じて文章を修正します。
私の場合は、よく分からなかった指摘は、きちんと理解できるまで確認してから修正するようにしています。
柔軟な対応と、感じの良いコミュニケーションを心がけましょう。
間違いや不備を認める柔軟さは必要ですが、言いなりになりすぎず、プロとしての提案も必要なところでは出していけるようになると良いと思います。
5. 進捗管理と納期管理
最後に、案件をこなす上では進捗管理と納期管理が重要であることを覚えておいてください。
スケジュールを立ててタスクを管理し、納期を守ってクライアントに納品します。
意外と過小に見積もってしまいがちなのが、クライアントからのフィードバック期間です。
クライアントも余裕を持って原稿を読めるだけの時間を取ってあげられると、お互いにスムーズに快く仕事ができるでしょう。
副業WEBライティングに必要なスキル
副業WEBライティングで稼ぐには、以下のスキルが求められます。
私が実際に仕事をしてみて、すごく大事と感じた部分も一緒にお伝えしますね。
1. 文章力
文章を魅力的に表現する能力や、読みやすさを追求する能力です。
クライアントの要望やターゲットとなる読者層に合わせて、適切なスタイルやトーンで文章を書くことが重要になります。
読者に多いのはどんな人で、どんな状況で、その文章を読むのかまで考えておくと、文章のスタイルやトーンに一貫性を保てますよ。
年齢層、趣味や興味、職業、家庭環境など(ペルソナ)。
何を知りたくて、どんな話を期待して、この文章にたどり着いたのか、文字を読むのは好きか、嫌いか、立って読んでいるか、座って読んでいるか、テレビを見ながらとか歩きながらとか、他のことをしながら読んでいるか。
など、かなり具体的にイメージします。
また、WEB記事を読む人は、気軽に読めて理解できる文章を求めていることをしっかり意識しましょう。
読んでいるのは本で調べたりするのではなく、ちょっと気になったことをネットでさっと調べたい人たちです。
この人たちには「できるだけ手早く答えにたどり着きたい」というニーズがあります。
なので、難しい言葉はできるだけ使わないようにし、漢字の使いすぎにも注意が必要です。
適度にひらがなとカタカナで文字の隙間を空けたり、箇条書きにしたり、数字を使って内容を整理したり、という視覚的な工夫もしていますよ。
2. リサーチ力
記事の内容に関するリサーチには、コツと能力が必要です。
キーワードを元に検索して情報を収集し、正確なデータや事実を元にして原稿を書きます。
与えられたキーワードだけでなく、それに関連したキーワードを自分で立てて、さらに調べると、内容をより深く多面的に理解でき、文章にも反映されるように思います。
具体的な統計データや数字も入れると、信頼性も上がります。官公庁や自治体など、役所系のホームページなどは何かと便利ですよ。
私の場合は、普段から引き出しを増やすように、分からない言葉や気になったことがあったらすぐに検索し、さらに又引きを繰り返していろいろなページを覗いておくように心がけています。
3. 検索エンジン最適化(SEO)知識
SEOの基礎知識があると、検索上位に入る記事を書いて欲しいというクライアントの要求にも応えることができます。
キーワードの適切な使用やメタデータの最適化など、SEOに配慮した記事作成が重要です。
検索エンジンで上位にヒットするには、検索順位を決めるアルゴリズムを理解しておくと良いですね。
アルゴリズムは、基準が変わってしまうこともありますが、今のところは次のような条件を頭に入れておくことをおすすめします。
- キーワードは、自然な文章の中で使われていること
(キーワードの使用回数を増やす目的で、無意味に羅列するのはNG) - リンクされている外部ページやサイト内の他のページが多いこと
(他からも注目されていると解釈される。) - アクセスがあった場合に、滞在時間が長いこと
(読者がじっくり読みたいと感じるような、有益な内容が含まれていると解釈される。)
4. コミュニケーション能力
クライアントと円滑にコミュニケーションできる能力も重要です。
クライアントの要件や修正に対して、円滑に意思疎通を行い、求められていることを正確に把握する能力が求められます。
私は、クライアントから連絡をいただいたら、何はともあれ受け取りの返事をするように心がけています。
でも、人間誰しも疲れていたり余裕がなかったりすると、こういった小さな行動が面倒になってしまいがちですよね。
いつでもすぐに気持ちよく返事ができるように、自分を調えておくという、ライティングとは一見関係のないことが大事だったりするものだと痛感した経験が、私には何度かありました。
特に、副業だとスケジュールが詰まって大変になる場合もあるので、気をつけたいところです。
5. プロジェクト管理能力
複数の案件を同時に進行する場合は特に、スケジュール管理やタスクの優先順位を決めましょう。
納期を守るために、効率的に仕事を進めるプロジェクト管理能力が求められます。
私の場合は、案件を受けたら、まず目標のスケジュールを立てます。
納期から逆算して、「いつまでに構成を決める」、「初回原稿を提出する」、「修正原稿を提出する」という風に、作業工程ごとに区切って締切を決めておくと、進み具合も確認しやすく、予定から外れた場合も軌道修正がしやすいですよ。
また、各作業工程は実際にかかった時間をタイマーで計っておくのがおすすめです。
作業時間数を記録しておき、自分のペースを知っておくことです。
常に作業の効率化を意識するようになりますし、スケジュールを立てる時も、より現実的な無理のない計画にすることができますよ。
6. 自己管理能力
副業としてのWEBライティングでは、自分で時間を管理したりモチベーションを維持することが欠かせません。
自分自身のワークフローを確立し、定期的にスケジュールを見直して調整すると良いでしょう。
また、効率的な作業プロセスを心がけて、自分に合った作業の流れを構築すると、仕事がやりやすくなります。
コミュニケーション能力のところでもお伝えしましたが、常に十分なパフォーマンスができるように自分を調えることは大事だと思います。
締切に追われて寝不足の状態でライティングをすると、後で「なぜこんな間違いを?」と思うような文章ミスをしてしまいがちです。
小さなミスでも数が多いと、やはりクライアントの信用度が下がりますから、セルフプロデュースという観点からも、こまかな見直しや、そもそも体調を崩さないなどの自己管理も意識するようになりました。
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副業にWEBライティングがおすすめな理由
副業としてWEBライティングを始めるのは、お金、時間、スキル、仕事の数などさまざまな面でメリットがあり、リスクが低いです。
ここからは、副業にWEBライティングがおすすめな理由を具体的にお伝えしていきます。
初期費用がかからないから
WEBライティングを始めるためには、特別な設備やツールは必要ありません。
パソコンとインターネット接続環境さえあれば、副業としてのスタートが可能です。
最近では、クラウドのアプリ共有で納品できる仕事が多いので、スマホやタブレットでも作業できます。
ハイスペックなデバイスも必要ないので、今使っているもので始めてみるだけで十分です。
納品ファイル形式はGoogleドキュメントを使う場合が多く、Microsoft Wordなどのソフトをパソコンにインストールしなければならないケースに当たったことはありません。
スキマ時間でできるから
WEBライティングは、自分のスケジュールに合わせて、柔軟に取り組むことができます。
仕事や家事の合間や通勤時間など、空いた時間を有効活用して取り組むことができるのです。
ただ、気持ちの切り替えが苦手で、スキマ時間では集中できない人や、「そもそもスキマ時間が作れない」という人には難しいかもしれません。
スキマ時間を活用する習慣を付けるには、ルーティンを決めてしまうのが有効だと思います。
朝起きて30分とか、夕食の後に1時間とか、とにかくできるだけ毎日、ライティング作業のための時間を確保しておくのがコツ。
電車に乗ったらキーワードや裏付けデータを検索する、ランチタイムは校正作業に当てるなど、スイッチボタンとアウトプットをセットにして、一日のあちこちにスイッチを仕掛けておくと良いでしょう。
「~しなきゃ、でも時間がない」という、漠然とした不安感を抱えることがなくなりますよ。
それから、モチベーションアップのためには、オシャレなカフェなどで、ドヤ顔でパソコンを開いて作業するのもおすすめです。
私もよく、煮詰まったり、だらけてしまったりする時には、あえて人前で仕事をして気分転換を図ります。
ちょっぴりオシャレして、理想のライター像や働き方をイメージしながら、気分を上げるのは楽しいですよ。
趣味や経験も武器になるから
先ほども書いたように、WEBライティングのテーマやジャンルは多種多様です。
あなたの趣味や経験を生かして、記事を執筆することもできるでしょう。
例えば、旅行や料理、ファッション、ペットなど、自分が興味を持っている分野での執筆は、モチベーションが高まりますし、他のライターとの差別化にもつながります。
「こんなことが?」と思うような、ニッチな知識が意外と重宝される場合もあるのです。
案件数が多く、初心者でも稼ぎやすいから
インターネット上には多くのクラウドソーシングサイトやフリーランスプラットフォームがあるので、ライティングの案件数は豊富です。
初心者でも取り組みやすい低単価の案件から始めて、徐々に実績を積み重ねていけば、報酬の高い案件にもチャレンジできるようになります。
また、自分のスキルや評価が上がるにつれて、クライアントから直接仕事を依頼されるようになることもよくあります。
別のアプローチとしては、異種交流会やコミュニティに参加して、WEBサイトやLPのライターを探している人を探すのも、有効です。
自分の趣味や好きなテーマを共有できるクライアントなら、執筆も楽しい作業になりますし、感謝されたり、喜んでいただけたり、感想をもらったり、と直接フィードバックをもらえるのも励みになりますよ。
リアル体験談|副業WEBライティングの収入事情
それでは、私の副業WEBライティングで定額収入を得るまでの体験談をシェアします。
これからWEBライターになりたいという方の参考になれば幸いです。
記事を4本書いて月収3~5万円
私の場合は、まず複数のクラウドソーシングサイトに登録をしました。
募集案件の中から、書けそうに感じた、大手eコマース会社のFAQ記事を、2,000字につき2,000円で受注。
ただ、初めての発注はトライアルの扱いになるということで、報酬は半額の1,000円になるが引き受けるかどうか、と事前に確認されました。
初心者は文字単価1円未満でスタートするのが普通と聞いていたので、1,000円になったとしても1文字0.5円の計算になります。
納品原稿はポートフォリオとして公開しても構わないという条件もいただけたので、そのまま引き受けました。
結局その縁で、以後は文字単価1円でコンスタントに仕事をもらえるようになりました。
内容は、引き続きFAQの2000字記事で、月に2本程度受注しています。
身近なテーマで構成は考えやすいですし、文字数も少ないので気軽に書けるところが魅力です。
また、知り合いを通じて、5000字から10000字の記事の仕事をもらっています。
こちらは月に4本執筆していて、毎月3万円から5万円の収入になっているので、安定収入としてありがたいですね。
月初に4本まとめて発注してもらい、月末までに納品する形ですが、自分の中では上旬と下旬に2本ずつ納品する目標を立てて、スケジュールを組んでいます。
丁寧にフィードバックをしてくださる会社で、SEO記事のノウハウなどもかなり具体的にご指導いただきました。
おかげで私も執筆のコツを掴めてきたようで、現在は文字単価が2円近くまで上がっています。
時間に余裕があるなら10万円以上も可能です!
このように、文字単価がまだ1~2円の私でも、記事を4本書いて多い時には月に5万円稼げています。
執筆ペースとしては、主に週末を使って、2週間で2本仕上げる感じです。
もし、もう少し執筆のペースを上げられれば、受注本数を倍にすることも苦ではないと思っています。
スクールでライティングを習った時には、早い人は数時間で記事を書き上げられると聞いていたので、そこのレベルを目指したいところです。
クラウドソーシングサイトでの案件獲得は、毎回新規開拓をするのが面倒で、しばらく遠のいていますが、実績も増え、SEO対策にも自信が出てきたので、そろそろまた文字単価2円レベルで字数も多い案件に挑戦してみようと思っています。
自分のスキルを信頼してくれて、繰り返し使って下さるお得意様ができるまでは、労力と収入が釣り合わない気がしてしまいますが、副業ということで気持ちとしては楽ですね。
まずは、自身のスキルと作業効率を上げて時間短縮することに専念し、コツコツと取り組むことで安定した収入を得ることができますし、明るい展望を持てる結果がついてくると感じています。
副業でWEBライティングを始める4ステップ
いかがですか、あなたも副業からWEBライティングを始めたくなってきませんか。
それでは、副業としてWEBライティングを始めるための基本的なステップをご紹介します。
ステップ1:ライティングの基礎知識を学ぶ
最初に、ライティングの基礎知識を学ぶことから始めましょう。
文章表現や文章構成の基本、SEO対策の基礎など、ライティングスキルを磨くための情報や教材が豊富にあります。
オンラインコースや書籍、ブログなどを活用して、基礎をしっかりと学んでください。
ステップ2:ポートフォリオ(作品集)を作る
クライアントに自身の実績をアピールするために、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオには、自身で執筆した記事やサンプル記事をまとめて掲載します。
特に未経験者は、クライアントに対して自身の執筆能力をアピールするために、自信作を集めたポートフォリオが重要です。
ステップ3:クラウドソーシングサイトに登録する
副業WEBライターとして活動するために、クラウドソーシングサイトやフリーランスプラットフォームに登録しましょう。
代表的なクラウドソーシングサイトには、有名どころとしてはクラウドワークス、ココナラ、サグーワークスなどがあります。
クライアントがライターを募集する案件が掲載されており、自身のスキルや興味に合った案件に応募することができます。
それぞれ集まる案件にも、クラウドソーシングサイトごとに特徴があります。
例えば、クラウドワークスは専門性の高い記事の案件が多い、ココナラは自己紹介ページのカスタマイズの自由度が高くて自分をアピールしやすい、サグーワークスは低単価案件が多いが初心者も案件を獲得しやすい、などです。
自分に合った場所で集中的に仕事を取りに行くも良し、複数のサイトに登録してアンテナを広げておくも良し、という感じです。
どこに登録するにしても、自己紹介ページにはポートフォリオのリンクを載せ、スキルや経験をアピールしましょう。
ステップ4:単価を問わず、案件に応募する
初めのうちは、単価よりも実績を積むことを重視して、単価が低めの案件にも積極的に応募しましょう。
実績が少ない場合でも、丁寧なメッセージ文や応対を心がけたり、ポートフォリオを充実させたりすることによって、クライアントの信頼を得ることができます。
また、様々なジャンルやテーマの案件に応募することで、自身の幅広い知識やスキルを磨くことができます。
初めは数多くの案件に挑戦し、自身の得意分野や興味がある分野を見つけることも重要です。
副業ライターをやってみて分かった3つのコツ
最後に、私が実体験を通して大切だと感じた、副業WEBライターとして成功するための3つのコツをご紹介します。
案件を取るときのコツ
- クライアントの要望をしっかり確認し、自分のスキルや経験とマッチする案件に応募する。
- 納期や報酬についても十分に考慮し、自分なりに納得の行く案件を選ぶ。
- 応募時や仕事を進める際には、丁寧なメッセージや提案を送れるよう、心に余裕のある状態で臨む。
- ポートフォリオや、クラウドソーシングサイトの自己紹介ページは、定期的にアップデートして、自分の実績を伝える工夫をする。
効率的に執筆するコツ
- プランニングと時間管理:記事の企画やアウトラインを立て、タスクの優先順位を決めて効率的に作業を進める。
- 集中:集中力を高めるために、静かな環境や集中できる作業スペースと時間を確保する。
- 作業効率:効率を上げるには、次のような工夫も効果的。
*執筆工程を分割して、各工程毎に目標タイムを設定し、タイマーを使って作業する。
*リサーチや情報収集は、スキマ時間を積極的に使う。
*便利なツールやソフトウェアも活用する(校正ツール、関連キーワード検索、文章難易度チェックツール、ChatGPTなど)。
読まれるWEB記事を書くコツ
- ターゲットとなる読者層を明確にイメージし、そのニーズや興味に合わせた内容を提供する。
- 見出し、箇条書きや引用、数字の活用、漢字の配分など、視覚的な要素に気をつけて、見やすく分かりやすいレイアウトを心がける。
- SEOの基礎知識を身につけ、キーワードの適切な使用やメタデータの最適化などを行い、検索エンジンでの表示順位を上げる努力をする。
- 魅力的なタイトルや導入部分を作り、読者の興味を引きつける。
- 情報の正確性や信頼性を確保するために、信頼できる情報源(官公庁や自治体のデータ、企業の広報資料、新聞、論文など)を使用する。
(ここだけの話…)副業でWEBライティングはここが大変!
以上お伝えしてきましたように、WEBライティングの仕事は楽しいですし、誰でも気軽に始められるので、興味のある方はぜひ挑戦されたら良いと思います。
でも、「すぐに月3万円以上の収入が毎月入ってくる!」と夢見て挑戦すると、期待外れになることもあります。
私は短期間で満足に稼げるようになったタイプではないので、私の正直な感想もお伝えしておきますね。
最初は低単価案件が多い
最初のうちは、採用してもらえるのはほとんどが低単価案件です。
実績がなかったり、少なかったりするところから始めるので、お試し価格としてやむを得ないかなと思います。
あるいは募集条件では1文字1円以上の設定になっていても、トライアル費用として報酬の一部が差し引かれたりして、結果的に低単価になってしまったりします。
トライアルを受けても、採用されないことはたくさんあって、辛い時期も正直ありました。
実案件をたくさんこなして経験値を増やし、ポートフォリオを充実させよう!と割り切るしかないですね。
締め切りと本業のピークが重なることもある
誰しも経験があると思いますが、忙しいときに限って突発的な仕事が発生して予定が狂う、という現象はよく起こります。
それを見越して、どんな記事でも決まったペースで書き上げられるようになるまでは、あまり予定を詰め込みすぎない方がいいと思います。
でも、そういう予想外のピンチなシチュエーションも、いずれ慣れてくるから不思議です。
出来ないことにばかり気を取られるのではなく、どこまでなら出来そうか、いつまでなら完成できるか、問題発生と感じたらすぐに計算し直して、納品期日を延ばして欲しいとクライアントに正直に伝えるしかありません。
あるいは、自分の限界線を越えて、納期に間に合わせることに集中してみる、という経験も新しい自信につながりますので、クライアントに迷惑をかけないように気をつけながら、時にはがんばってみましょう。
いずれにしても、どうしてもクライアントに迷惑をかけざるを得ないとなったら、早めに報告するしかありません。
見極め力と謝る勇気も大事です。
慣れるまでは時給1000円以下
実は、かくいう私も、ライター歴1年にしていまだに時給1000円以下です。
月に4本の10000円の記事を、週末に各日平均5時間かけて書き上げているとして計算すると、10000円 × 4本 ÷ 5時間 ÷ 2日 ÷ 4週間 = 1000円となります。
でも、書くことが好きですし、本業以外のスキルとして公表できる職業が得られたという点で満足しています。
友人の口コミで仕事を依頼される兆しも出てきたので、自分の納得のいくバランスでキャリアを積み上げていけたらいいかなと思っています。
とりあえずの目標としては、「執筆時間を1時間でも短縮する!」です。
また、LPなどの高額案件に挑戦できるよう、スキルを高めたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
副業WEBライティングは、パソコンとインターネットが使えれば、他に自己投資をすることもなく始めて副収入が得られる、という魅力的な仕事です。
しかも、作家のような文学的才能や、ジャーナリストのような緻密な情報収集力も必要ありません。
必要なのは「わかりやすい文章を書く力」だけです。
趣味や職業、資格など、自分の人生経験が独自のスキルやセールスポイントになるところも嬉しいですね。
基本知識の習得から、ポートフォリオの構築、クラウドソーシングサイトへの登録など、段階的に進めることで成功の可能性を高めることができます。
案件の取り方、執筆の効率化、読まれるWEB記事の書き方、それぞれのコツを押さえながら、着実にスキルを向上させていきましょう。
仕事の獲得方法としては、とりあえずはクラウドソーシングサイトに登録することをおすすめしましたが、私自身は結果的にはご縁を続けていただく形で安定的な収入が見込める状況になっています。
クラウドソーシングサイト以外にも、同業者や異業種のコミュニティに参加したり、機会があれば知人友人にWEBライティングができることをアピールしておきましょう。
まめでフットワークの軽い人は、クラウドソーシングサイトでも積極的に新しい案件に挑戦できると思います。
突出した文章スキルや知識があれば、一見さんのクライアントから次々にオファーをもらえたりすることもできるでしょう。
私はそれほどまめでも才能豊かでもないので、手に入った仕事を丁寧にこなして、信頼を得ることを心がけました。
このように、WEBライティングで安定的な副収入を得る方法は人それぞれに違うと思います。
自分に合ったペースで、ライティングを楽しみながら副収入を得ることができ、なおかつクライアントや読者に喜ばれる仕事をするのが理想ですし、長続きする秘訣だと思っています。
ぜひ自分に合うと思うやり方で、WEBライティングに挑戦してみてくださいね!
質問や感想があればご記入ください