「WEBデザインに興味があるけど、始め方がわからない」
「デザインを始めてみたけど、今の方法であっているのかな」
このようにWEBデザインに興味はあるけれど、何から始めればよいのか、どうすれば効率よく勉強できるか、わからないという方もいると思います。
そこで、この記事ではWEBデザイナーに最短でなれる8つのステップをご紹介していきます。
一般的にWEBデザインスキルを習得するには、最低でも600時間かかると言われています。
しかし、ポイントを押さえて勉強すれば、半分の時間でWEBデザイナーになることが可能です。
この記事を読めば、最短最速でWEBデザイナーになる方法がわかり、今日から行動できるようになります。
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WEBデザインを勉強する前にやるべきこと
早速、WEBデザイナーになる手順を・・・と言いたいところなのですが、WEBデザインを勉強する前にはやっておくべきことがあります。
これからご紹介することを、事前にこなしておくことで、スキルが身につくスピードが変わりますし、勉強のモチベーションも生まれるので、ぜひやってみてくださいね。
WEBデザイナーになる目的を固める
まず、WEBデザイナーになる目的を明確にしておきましょう。目的によって、勉強の方法や期間が変わるからです。
例えば、WEBデザイナーで月5万円くらいの副収入を得たいのであれば、バナー(インターネット広告で使われる四角形の画像)が作れるようになるだけで十分です。
しかし、WEBデザイナーとして独立したい、転職したいという気持ちがある人はホームページやLP(商品・サービスを売るためのページ)まで作る必要があります。
また、目的が明確だと、モチベーションの維持がしやすいです。
案件が思うように取れず上手くいかないときがあっても、「40歳にはオランダに移住する」「在宅ワークで子供との時間を5時間は確保する」など、WEBデザイナーになる目的があれば、モチベーションが下がりにくくなります。
WEBデザイン業界について理解を深める
WEBデザインの勉強を始める前には、必ず業界理解をしておきましょう。
なぜなら、WEBデザイン業界は少し特殊な業界だからです。
例えば求人によくある「未経験OK」も「実務をしたことがなくても良い」という意味であり、「制作経験がなくても良い」という意味ではありません。
そのため、スキルがない状態で求人の応募しても、受かることはありません。必ず先にWEBデザインスキルを身につける必要があるのです。
この他にも、知らないと損する業界の知識はたくさんあるので、勉強前に必ず把握しておきましょう。
当メディアを運営している日本デザインスクールでも、WEBデザイン業界の裏話や勉強に失敗した先輩の事例についてお伝えするセミナーをしているので、WEBデザイナーに興味がある方はぜひ参加してみくださいね。
▼セミナーの詳細について書かれた記事はこちら
WEBデザイナーに必要な機材やツールを揃える
WEBデザイナーになるうえで、欠かせないのが機材やツールです。必要なのは以下のものになります。
- パソコンと周辺機器
- インターネット環境
- デザインするためのソフト
パソコンはWEBデザイナーにとって、相棒のような存在です。
仕事のほとんどをパソコンでおこないます。
そのため、価格以上に処理速度や画質の綺麗さを大事にしてくださいね。
また、WEBデザインをするうえでは、デザインツールも必要になってきます。
よく使われるものに「Photoshop」と「Illustrator」があり、その違いは以下の通りです。
Photoshop:素材を集めて画像の作成・編集をするソフト
Illustrator:ロゴやフォントなどデザインの素材を作るソフト
両方使えるようになるのが理想的ですが、Photoshopだけでも、困ることはほとんどありません。
そのため、両方契約するのに気が引ける人はPhotoshopだけでも十分です。
▼パソコンについて詳しく解説した記事はこちら
WEBデザインに最適なパソコン6選!スペックや中古についても解説
▼デザインツールについて詳しく解説した記事はこちら
WEBデザインに使うツールとは? 未経験者が知っておきたい基礎知識を解説!
WEBデザイナーに資格は不要
WEBデザイナーになるためのステップをご紹介する前に、もう1つお伝えしておきたいことがあります。
それは、WEBデザイナーに資格は必要ないということです。
WEBデザイナーとして転職するときや、案件を獲得するときに重視されるのは、どれだけよい作品が作れるかです。
資格の有無を重視している面接官やクライアントはほとんどいません。
そのため、資格があってもクオリティの高い作品を作れないと、転職したり、案件を受注したりするのは難しいです。
もちろん、WEBデザインを始めるきっかけとして資格の取得を目指すのはよいと思います。
しかし、最短でWEBデザイナーになりたいのであれば、資格の勉強よりも、実際に手を動かしてスキルアップするほうが速いです。
▼現役WEBデザイナーが資格について解説した動画はこちら
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最短でWEBデザイナーになれる8ステップ
ここからは最短でWEBデザイナーになる方法を、8つのステップに分けてご紹介していきます。
ステップ1:WEBデザインの基礎を学ぶ
まず、WEBデザインの基礎を学びましょう。
デザインには生まれ持ったセンスがいると思われがちですが、実はそうではありません。
デザインには「綺麗に見えるルール」や「視線を誘導するルール」があるので、それらを学べば誰でもWEBデザイナーになれます。
WEBデザインの基礎はたくさんあるのですが、未経験の方がまず押さえるべきなのは次の3つです。
- 配色の基礎
- フォントの基礎
- レイアウトの基礎
この3つをマスターするだけで、デザインのクオリティが一気に上がり、素人っぽさが抜けます。
本やインターネットでもデザインの基礎は知ることはできます。
以下にWEBデザインの基礎を学べる記事を載せておくので、ぜひ読んでみてくださいね。
▼配色の基礎を学べる記事はこちら
初心者でもわかる!WEBデザインで色を選ぶ基本のポイント
▼フォントの基礎を学べる記事はこちら
WEBデザインで誰もが使う定番フォント18選!基礎知識も解説します
▼レイアウトの基礎を学べる記事はこちら
WEBデザインのレイアウトを徹底解説|種類やコツ、目的別の選び方
ステップ2:多くのデザインを見て、よいデザインを見極める
WEBデザインの基礎を学んでから電車の吊り革広告やネットの広告などのデザインを見ると、今までとは違ったデザインの見方ができるようになります。
雑誌の広告や、商品のパッケージ、WEBサイトなど、これまで何気なく見ていたものに対して「このデザインにはあの原則が使われている」「この色合いはあのルールだな」などと気付けるようになるのです。
デザイナー視点でたくさんのデザインを見る習慣がつくと、「よいデザイン」がわかるようになります。
「よいデザイン」がわかるようになると、自分が作るデザインの良し悪しもわかるようになり、デザインスキルが上がっていきますよ。
効率よくさまざまなデザインを見たいという方はPinterestなどのギャラリーサイトを見るのがおすすめです。
ステップ3:デザインツールの使い方を覚える
WEBデザインの知識を一通り学んだら、次はWEBデザインツールの使い方を覚えましょう。
デザインツールにはさまざまなものがありますが、WEBデザイナーになるなら、まずはPhotoshopの使い方を覚えましょう。
Photoshopには、簡単に写真を切り抜いたり、他のWEBサイトで使われている色をそのまま持って来れたりと、便利な機能がたくさんあります。
また、Photoshop同士のデータ交換はとても楽です。
Photoshopで作ったデザインは、PSDデータと呼ばれるものになるのですが、PSDデータは編集状態のまま保存されます。
そのため、Photoshop同士であれば、もらってすぐにそのデータを編集できます。
PSDデータでやりとりしたいというデザイナーが多いので、まずはPhotoshopを使えるようになりましょう。
ただ、Photoshopのなかには実務で使わない機能がたくさんあります。そのため、Photoshopの操作が完璧になる必要はありません。
作品を作っていくなかで、必要な機能がわかってくるので、制作前はあくまで基礎的な操作を押さえるだけにしておきましょう。
▼Photoshopの基本操作について詳しく解説した動画はこちら(YouTubeが開きます)
ステップ4:デザインをトレースする
ツールが使えるようになったら、次はデザインのトレースをしていきましょう。
トレースとはお手本のデザインを下敷きにして、書き写していく練習法です。
プロが作ったバナーをトレースすることによって、使われているテクニックを学ぶことができます。
トレースをするときは、デザインの基本である「レイアウト」「文字サイズ」「フォント」「配色」「余白」「写真」の6つを意識してみてくださいね。
さらに、トレースに慣れてきた方は、模写をしてみましょう。
模写は上から書き写すのではなく、お手本を横に置いて真似をする練習法です。
トレースより少し難易度が上がりますが、その分、スキルアップができますよ。
▼トレースの効果的なやり方がわかる記事はこちら
デザイン力が爆上がりするトレースのやり方とポイントを徹底解説!
▼模写について詳しく解説した記事はこちら
「模写」でWEBデザインのスキルを上げよう!効率的な模写のやり方
ステップ5:コーディングの基礎を学ぶ
WEBデザイナーにはコーディングスキルが必須だと思われがちですが、そんなことはありません。
WEB制作の現場は分業化が進んでおり、デザインとコーディングを分けておこなうことが増えています。
そのため、WEBデザイナーにコーディングスキルは必要ないのです。
とはいえ、HTMLとCSSの基礎知識を身につけておく必要はあります。
基礎知識を持っていないと、
- WEB上で表示できないデザインを作ってしまう
- さまざまな端末に対応したデザインが作れない
- コーダー(コーディング専門の人)とコミュニケーションが取りにくい
という不具合がおき、制作物のクオリティが低くなったり、制作スピードが遅くなったりします。
コーダーからの信用を失い「この人と仕事をしたくない」と思われないよう、最低限の知識は身につけておきましょう。
ステップ6:オリジナルの作品を作る
デザインやコーディングを学んだら、オリジナルの作品に挑戦しましょう。
「どんなものを作るか」から考え、形にする必要があるので難易度は一気に上がりますが、その分、実力が付きますし、完成したときの達成感はとても大きいです。
いきなりWEBサイトを作る必要はありません。
バナーやサムネイルなど、難易度が低いものから作っていけばよいのです。
そして、オリジナルの作品を作るのに慣れてきたら、WEBサイトに挑戦してみましょう。
クオリティも大切ですが、完成させることはもっと大切です。
まずは1つ、WEBサイトを完成させることを目標に作ってみてくださいね。
※バナー…インターネット広告に使われる画像
※サムネイル…動画を利用するときに表示される画像
ステップ7:現役デザイナーに添削してもらう
オリジナルの作品が出来上がったら、現役WEBデザイナーから添削をしてもらいましょう。
自分では気づけなかった視点を得られたり、プロならではのテクニックを知れたりしますよ。
最初は指摘されることが多いと思います。
しかし、指摘されたことを1つずつ改善していけば、着実にプロのWEBデザイナーに近づけます。
周りにWEBデザイナーの知り合いがいない方でも、SNSやオンラインサロンを利用すれば、現役のWEBデザイナーと繋がることは可能です。
プロの添削によって、作品がどう変化するか知りたい方は、ぜひ以下の動画をみてくださいね。
▼現役WEBデザイナーの添削を見たい方はこちら
ステップ8:実践で経験を積む
プロに何度か添削してもらい、修正箇所がほとんどなくなってきたら、いよいよ仕事を取りにいきましょう。
「まだ仕事を取るのは不安…」という方もいると思います。
しかし、その不安は仕事を取るまでは、なかなか払拭できません。
そのため、最初は怖いかもしれませんが、できるだけはやく仕事を取るようにしましょう。
一度仕事をこなせば、自信が付き、どんどん仕事を取りにいけるようになります。
いきなり責任の大きい仕事をするのが怖いという方は、クラウドソーシングサービス(クライアントとワーカーをマッチングさせるサービス)の「コンペ案件」に応募するのがおすすめです。
コンペ案件はクライアントが複数の作品から、一番よいものを選ぶ方法なので、作品の質が少し低くてもトラブルになることはありません。
このように、ローリスクで挑戦できる案件もあるので、仕事を積極的に探しにいってくださいね。
ただ、なかには初心者を狙った詐欺まがいの案件もあるので、引っかからないようにしましょう。
▼詐欺まがいの案件を見抜く方法を解説した動画はこちら
プロのWEBデザイナーになるには最短何ヶ月かかる!?(動画)
挫折せずにWEBデザイナーなるには?
独学でWEBデザイナーになれる人がいる一方で、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
そのため、独学で学ぶときには、挫折しないための工夫が必要になってきます。
ここからは、挫折せずにWEBデザイナーになるためのポイントを2つお伝えしていきますね。
一緒にWEBデザインを学ぶ仲間を作る
WEBデザインを勉強するときに大切なのが、一緒に学ぶ仲間を作ることです。
仲間がいると、教え合えるのはもちろん、モチベーションの維持ができます。
さらに、WEBデザイナーとしてデビューしたあとも、仲間に仕事を紹介してもらえたり、情報交換ができたりするので、WEBデザインを学ぶ仲間を作るのはとてもおすすめです。
最近では、SNSやオンラインサロンで比較的簡単に繋がれるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
勉強の時間を決めて習慣化する
挫折を防ぐ方法として、勉強を習慣化するのも有効です。
多くの方が歯磨きを自然にしてしまうように、人は習慣化すると自然とその行動をするようになります。
WEBデザインの勉強も習慣化させれば、挫折する可能性が低くなります。
習慣化に大切なのは、時間を決めることです。
「夜の10時には机の前に座って、パソコンを開く」などと決めて繰り返し実践すると、習慣化しやすいですよ。
最短最速でWEBデザイナーになる方法とは…
ここまでは最短でWEBデザイナーになる方法をご紹介してきましたが、なかには「独学でWEBデザイナーになれるのかな?」と不安な方もいると思います。
そんな方はWEBデザインスクールに通うのがおすすめです。
独学でデザインスキルを身につけるのは不可能ではないものの、「何を学ぶかを自分で考える必要がある」「わからないことが聞けない」という理由で、スクールと比べるとやはり時間がかかります。
現に、自社の調査では「WEBデザインスクールに通った理由」として、全体の41.4%が「効率よくデザインスキルを学びたかったから」、33.3%が「独学に限界を感じたから」と回答しています。
より短い期間でWEBデザイナーになりたいという方は、スクールを検討してみましょう。
なかでもおすすめは日本デザインスクール
スクールのなかでも、特におすすめなのは日本デザインスクールです。
日本デザインスクールなら、45日で未経験からプロのWEBデザイナーになることができます。
実際に、これまで10代〜80代の約2000人が、未経験からプロのWEBデザイナーになっています。
講師は全員、現役WEBデザイナーで、受講生ひとりひとりを手厚くサポートしています。講
義も現場で活躍できるデザインスキルを身につけていただくための構成です。その一部を紹介しますね。
「実務的で楽しい」10回の講義
日本デザインスクールの講義は45日間で10回です。
講義のなかでは実務で使うスキルだけをわかりやすくお伝えしています。
さらに、ただタメになるだけではなく、受けていて楽しいと思ってもらえるような工夫もしています。
現役WEBデザイナーからのグループ添削
講義を受けたあとには、実際にデザインする課題に取り組んでいただき、それに対して現役WEBデザイナーが実務レベルの添削をします。(計5回あります。)
他の人が添削されているのも見れるため、学びが何倍にもなります。
【現役WEBデザイナーから実務的なスキルが身につく】
日本デザインスクールは、実務で使えるスキルを特に重視しています。現役WEBデザイナーが教えているのはもちろん、カリキュラムにもこだわっています。
日本デザインスクールのカリキュラムは、もともとWEBデザイン未経験の社員でもデザインができるようになるために作った研修プログラムです。それを一般の方向けに改良して今の形になっています。
そのため、最短でプロを養成するためのメソッドが凝縮されており、45日後には現場で活躍できるようになります。
現に、卒業制作をそのまま面接官やクライアントに見せて、転職に成功したり、案件を受注したりする方は少なくありません。
【スキルとマインドの両方をサポート】
カリキュラムにもこだわっているのは事実ですが、よいカリキュラムがあれば、必ずスキルが身につくかというと、そうではありません。
どれだけ学びを楽しめるかで、上達速度は変わります。
そのため、日本デザインスクールでは実務的なスキルを得られるのと同じくらい、楽しく学ぶことも大切にしています。
45日という短い期間にもかかわらず、卒業率が92.3%なのはスキルとマインドの両方をサポートしているからです。
実際、日本デザインスクールの実績は高く評価されており、オンラインスクールとしても4冠を達成しています。
日本デザインスクールのページはこちら
まとめ:8ステップに沿って、最短でWEBデザイナーを目指そう!
今回は最短でWEBデザイナーになるための独学8ステップをご紹介しました。
- WEBデザインの基礎を学ぶ
- よいデザインに触れる
- デザインツールの使い方を覚える
- デザインをトレースする
- コーディングの基礎を学ぶ
- オリジナルの作品を作る
- 現役デザイナーに添削してもらう
- 実践で経験を積む
この方法を実践すれば、最短でWEBデザイナーになることができますよ。
ぜひ、独学を考えている方は参考にしてくださいね。
また、より短い期間でWEBデザイナーになりたい方はスクールに通うのもよいと思います。
もし、「独学が不安だな」と感じる方はスクールを検討してはいかがでしょうか。
大事なのはあなたが自分に合った方法でWEBデザイナーを目指すことです。あなたが最短でWEBデザイナーになれるよう、応援しています!
質問や感想があればご記入ください