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WEBデザイナーになるには?未経験からの最短ステップを解説

WEBデザイナーになるには?解くべき8つの誤解と完全ロードマップ

「WEBデザイナーになるには何をすればいいの」

このような疑問を持っている方も多いと思います。

そこで、本記事では未経験の状態から最短でWEBデザイナーになる方法をご紹介していきます。

この記事を読めば、WEBデザイナーになるには何をすればいいか具体的にわかり、実際に行動できるようになるはずです。ぜひ、WEBデザイナーを目指すうえでの参考にしてくださいね。

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目次

未経験でもWEBデザイナーになれます

結論、未経験からWEBデザイナーになることは可能です。実際に、Web業界では未経験からキャリアをスタートした人が数多く活躍しています。

未経験からwebデザイナーになっている人が多い

大手求人サイトを見ると、Webデザイナーの求人には「未経験歓迎」「第二新卒可」といった募集が多く見られます。

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特に20代の未経験者は、吸収力や学習能力の高さから企業からの需要が高く、デジタルネイティブ世代として日常的にWEBに触れている強みもあります。そのため、未経験であってもWebデザイナーへの転職チャンスは十分にあるといえるでしょう。

副業&在宅環境でキャリアを柔軟に築きやすい

副業や在宅での仕事が可能な点もWebデザイナーの魅力の一つです。

クラウドソーシングサイトを活用すれば、スキルに応じた小規模な案件から始めることができ、経験を積みながら徐々にキャリアを築いていけます。

また、デザインやコーディングの作業はパソコンさえあれば在宅でも可能なため、働き方の自由度が高いことも、未経験者がチャレンジしやすい理由の一つとなっています。

WEBデザイナー未経験で仕事を取るのは実際難しい?

未経験からすぐに大手企業の案件を獲得するのは確かに難しいですが、着実にステップを踏めば仕事を得ることは十分可能です。

まずは、クラウドソーシングサイトでバナー制作やLPの一部パーツ作成など、小規模な案件から始めるのがおすすめです。初めは低単価でも、実績を積み重ねることで徐々に単価を上げていけます。

また、SNSでポートフォリオを公開したり、知人の商品ページやブログのデザインを手がけたりすることで、実務経験を積むことができます。このように、小さな成功体験を積み重ねることで、確実にキャリアを構築できます。

なお、未経験からWEBデザイナーになるためのロードマップを後述しますので、そちらも参考にしてみてください。

WEBデザイナーに必要な3つの基礎スキル

ロードマップをご紹介する前に、まずはWEBデザイナーとして活躍するため必要不可欠な3つの基礎スキルを解説します。

デザインの基礎知識

まず重要なのが、デザインの基礎知識です。

色彩理論、タイポグラフィー、レイアウト、ユーザーインターフェース(UI)デザインの原則などを理解する必要があります。

これらの知識は、ユーザーにとって使いやすく、視覚的に魅力的なWebサイトを作る上で欠かせません。

ツールの使い方(Photoshop/XD)

次に、デザインツールの使用スキルが必要です。

業界標準のAdobe PhotoshopやXDなどのソフトウェアを使いこなせることが求められます。

Photoshopでは画像編集や写真加工、XDではワイヤーフレーム作成やプロトタイピングなど、それぞれのツールの特性を活かした作業が可能です。

コーディングスキル(HTML/CSS)

最後に、基本的なコーディングスキルが必要です。HTMLでWebサイトの構造を作り、CSSでデザインを実装します。

レスポンシブデザインの実現や、アニメーション効果の付与なども、これらの言語を使って行います。絶対に必要なスキルではありませんですが、技術的な実装力も持ち合わせることで、より実践的なWEBデザイナーとして評価されます。

これら3つのスキルは、独立して存在するものではなく、相互に関連し合っています。実際の制作現場では、これらのスキルを組み合わせながら、クライアントの要望に応えていくことになります。

未経験からWebデザイナーになるためのロードマップ

ここからはポートフォリオに載せる作品を作るための勉強ロードマップを紹介していきます。クオリティの高い作品を作るまでに必要なのは以下の6ステップです。

プロ級の作品を作るための勉強ロードマップ
  1. WEBデザインの基礎を学ぶ
  2. デザインツールの使い方を覚える
  3. 良いデザインを真似る(トレースする)
  4. オリジナルの作品を作る
  5. 現役デザイナーに添削をしてもらう
  6. HTML/CSSの基礎を学ぶ

どのような流れで勉強していけば良いかぜひ押さえてくださいね。

Step1.デザインの基礎を学ぶ

WEBデザイナーになるために、まずはデザインの基礎を学びましょう。

デザインのクオリティはセンスによって決まると思われがちです。しかし実際にはセンスは必要ありません。デザインには綺麗に見えるルールがあるからです。

WEBデザインの基礎を勉強すれば、デザインのルールがわかってきます。

独学の場合は、WEBデザインの本を購入し、デザインの基礎知識を身につけていくのが良いでしょう。スクールであれば、講義のなかで教えてもらうことができます。

WEBデザインの基礎知識については以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Step2.Photoshopを使いトレースする

デザインの基礎を学んだあとはPhotoshopを使いトレースしていきます。トレースとはプロのデザインを手本として、同じようにデザインをしていくことです。

WEBデザイン業界における王道の練習法で次のようなメリットがあります。

トレースで得られるメリット
  • Photoshopの使い方に慣れることができる
  • プロのデザインを身体で覚えることができる
  • 上手なデザインがどのようにできているか学べる

がむしゃらにトレースするだけでも効果はありますが、より効果を得たい場合は「なぜこのようなデザインになっているのか」を考え、分析することが大切です。

また、トレースはあくまでデザインスキルを伸ばすためのものなので、トレース自体にはまってしまうと危険です。何回までやるか自分のなかで決めておきましょう。

詳しいトレースの仕方については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。

Step3.オリジナルの作品を作る

トレースをある程度こなせたら、これまで身につけたデザインの知識やテクニックを駆使してオリジナル作品を作っていきましょう。

最初はバナーやYouTubeなどの簡単なものから始め、徐々にホームページのデザインをしていくのがおすすめです。

自分でお題を設定してやるのも良いですし、既に完成しているデザインの題材とコピーを使っても大丈夫です。ただし、既にあるデザインのパクリにならないようにする必要があります。

Step4.デザイナーに添削をしてもらう

​​オリジナルで作ったら必ずデザイナーに添削してもらうようにしましょう。自分の作品がプロレベルなのか判断するのは難しいからです。

逆にプロからの添削をしてもらうと、自分では気づかなかった改善点や悪癖に気づくことができ、デザインのスキルを大きく伸ばすことができます。

添削をもらう方法として、王道なのはスクールに通うことです。現役デザイナーが講師を務めているところもあるので、そういったところを選んで添削を受けましょう。

独学の場合はココナラというサイトで、プロにお金を支払って添削してもらう方法もあります。

Step5.HTML/CSSの基礎を学ぶ

オリジナルの作品が作れるようになったら、最後にHTML/CSSの基礎を学びましょう。

WEBデザイナーにコーディングの知識は必須ではありませんが、最低限の基礎知識(HTML/CSS)を身につけておくと、仕事をするうえで役立ちます。

基本的には、無料テンプレートから簡単にホームページを作れるものがあるので、それをベースにしてHTMLやCSSの簡単な操作を行うだけで、美しいWEBサイトになることができます。

WEBデザインよりも優先する学習ではありませんが、基礎程度は覚えておいた方が将来的な仕事の幅が広がりますよ。コーディングの基本的な説明は、以下の記事もご参照ください。

制作スキルを身につける3つの方法

制作の流れについてお伝えしましたが、実際の身につけ方は以下の3つがあります。

制作スキルを身につける3つの方法
  • 独学で学ぶ
  • WEBデザインスクールに通う
  • 職業訓練校に通う

それぞれ詳しく解説していくので、ぜひスキルを身につけるときの参考にしていただければと思います。

独学で学ぶ

WEBデザインを学ぶ方法として、独学をするという方法があります。

現在では、書籍に加えてデザインの勉強に役立つ動画やサイトが多くあるため、独学でWEBデザイナーになることは可能です。自社にも独学でWEBデザイナーになった人はいます。

ただし、難易度は高いので、以下の2点を意識して勉強を進めるのが大切です。

  • いつまで独学をするか期限を決めておく
  • デザインの先生を見つけて指導してもらう

独学で最もリスクがあるのはいつまでも続けてしまうということです。スクールに通えば1~3ヶ月で習得できたスキルを1年以上かけて習得できないということもあります。そのため、独学をするときには先に期限を決めておくことが重要なのです。

また、独学といえど、デザインの先生を見つけて指導をもらうのが大切です。自分ひとりの力だと作品のクオリティにどうしても限界があります。プロのデザイナーに添削等を依頼することでその限界を超えられるようにすることが非常に大切です。

WEBデザインスクールに通う

WEBデザイナーになるのに、WEBデザインスクールに通うのも1つの手です。

WEBデザインスクールであればカリキュラムや教材があるため、独学で起こるような「何を学べば良いかわからない」ということは発生しません。独学に比べて効率的に勉強できるでしょう。

また、多くのスクールにデザイナーが講師としているため、作品の添削を受けることも可能です。

しかし、スクールにもさまざまなところがあります。自分が求めるスキルが得られないスクールや受講形式が自分にあっていないスクールを選ぶと、後悔してしまうことになるので、スクール選びは慎重におこないましょう。

以下の記事で、WEBデザインスクールの選び方とおすすめスクールを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

職業訓練校に通う

失業中の方や雇用されていない方限定になりますが、職業訓練校でWEBデザインを学ぶという選択肢もあります。

職業訓練校のWEBデザイナー科に入れば、無料でWEBデザインの授業を受けられます。人によっては授業を受けながら給付金を受けることも可能です。

ただ、職業訓練校に通うには面接に合格する必要もあるのですが、WEBデザイナー科は人気で合格するのが非常に難しいです。

さらに、入ったからWEBデザインができるようになるわけではありません。職業訓練校の授業だけではなく、自分でしっかり学ぶ必要があります。

あくまで無料で受けられる教育機関であることを認識したうえで、それでも受けたいという方は受けると良いでしょう。

スキルを証明するために作品とポートフォリオを作る

就職・転職で自身のスキルを証明するためには、クオリティの高い作品を載せたポートフォリオが必要です。

面接官はポートフォリオを見て、応募者の実力を判断するからです。ポートフォリオに掲載されている作品の質が高ければ、未経験でも採用される可能性は高まります。

現に、私たちが運営する日本デザインスクールを卒業した田中さんは、質の高い作品とポートフォリオを用意したことによって、勉強を始めてから3ヶ月で制作会社に転職しました。

このようにクオリティの高い作品が載ったポートフォリオは就職・転職活動において武器になります。これから作品とポートフォリオの作り方をお伝えしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。

作品とポートフォリオ作りに必要なもの

作品とポートフォリオ作りに必要なのは次の3つです。

作品とポートフォリオ作りに必要なもの
  • 一定のスペックを満たしたパソコン
  • Photoshopをはじめとするデザインツール
  • 無料のテキストエディター

それぞれ詳しく解説していきます。

一定のスペックを満たしたパソコン

まず必要なのがパソコンです。パソコンにはさまざまなものがありますが、スペックが条件を満たしていれば、どんなものを基本選んでも問題ありません。

WEBデザインに必要なパソコンのスペック

最低限のスペック推奨のスペック
メモリ8GB以上16GB以上
CPUインテル Corei5以上インテル Corei7以上
ストレージSSD 256GB以上SSD 512GB以上
最低限のスペック推奨のスペック
メモリ8GB以上16GB以上
CPUインテル Corei5以上インテル Corei7以上
ストレージSSD 256GB以上SSD 512GB以上

最低限のスペックがあれば、WEBデザインはできますが、使っているうちに徐々に動きが遅くなってきます。ずっとサクサク動かしたい場合は推奨スペックのものを選びましょう。

MacとWindowsどちらが良いかなど、より詳しくパソコンについて知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

デザインツール(Photoshop)

WEBデザイナーとしてまず用意しておきたいのがPhotoshopです。

WEBデザイナーはホームページのデザインカンプやバナー等を作成しますが、Photoshopがあればだいたいのデザインはできます。

以下の作品もPhotoshopのみで作成されたデザインであり、こちらで十分案件を獲得することが可能です。

Photoshopで作れる作品

時期によって変動するのですが、Photoshopだけであれば、月に3000円ほど支払えば使えます。WEBデザイナーに必須のツールになるので、まずは用意するようにしましょう。

テキストエディタ(Visual Studio Code)

コード(HTMLやCSS)の基礎を学ぶのに、テキストエディタも用意しておきましょう。WEB制作はデザインとコーディングにわかれます。

WEBデザイナーはコード(HTMLやCSS)を書けなくても問題ないのですが、それぞれがどのような仕組みで出来ているかは理解しておくべきです。

そのため、テキストエディタを入れて、HTMLやCSSに触れておきましょう。テキストエディタでおすすめなのが、Visual Studio Codeです。無料のテキストエディタで、世の中で最も使われています。

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオに載せる作品が出来上がったら、次はポートフォリオを作成していきます。

Step1:ポートフォリオテンプレートを用意する

まずは作品を載せるためのポートフォリオテンプレートを用意しましょう。

ポートフォリオサイトはオリジナルのものを作らないといけないと思われがちです。しかし、実際にはポートフォリオサイトをオリジナルで作る必要はありません。

ポートフォリオ内に掲載されている作品のクオリティが高ければ良いからです。ポートフォリオテンプレートとして、おすすめなのは以下の3つです。

おすすめのポートフォリオテンプレート
  • folio
  • STUDIO
  • Wix

どのサイトもコーディングを本格的にできる必要はないため、初心者でも使えます。迷った場合はfolioを使うと良いでしょう。

Step2:ポートフォリオに必要事項を載せていく

テンプレートが用意できたら、ポートフォリオに必要事項を載せていきます。ポートフォリオに必要な事項は以下の4つです。

ポートフォリオに記載する情報
  • プロフィール
  • 有しているスキル
  • 制作した作品
  • 作品についての説明

ポートフォリオは自分の人柄やスキルをアピールするものです。自分がどのような人物なのかしっかり書くようにしましょう。

また、WEBデザインスキル以外にも持っているスキルがあれば、記載するようにしてください。前職の経験が面接において高評価を得られることがあるからです。

作品についてはただ載せるだけではなく、どういった考え方でその作品を作ったかを必ず書くようにしましょう。

Step3:定期的にブラッシュアップしていく

ポートフォリオの作成はStep2までで終了ですが、ポートフォリオはそのままにしていてはいけません。定期的にブラッシュアップしましょう。

ポートフォリオに載せる作品を更新していないのと、過去のスキルの低い自分で評価されてしまいます。

それで面接等に落ちてしまうのは非常にもったいないので、必ず定期的にブラッシュアップしておく必要があるのです。

まとめ

本記事では未経験からWEBデザイナーになるための方法をお伝えしてきました。

お伝えしたように、WEBデザイナーになるにはクオリティの高い作品を作成したうえで、ポートフォリオに載せるのがおすすめの方法です。

作品制作と、ポートフォリオ制作の流れをまとめると次のようになります。

作品制作の流れ
  1. デザインの基礎を学ぶ
  2. Photoshopを使いトレースする
  3. オリジナルの作品を作る
  4. デザイナーに添削をしてもらう
  5. HTML/CSSの基礎を学ぶ
ポートフォリオ制作の流れ
  1. ポートフォリオテンプレートを用意する
  2. ポートフォリオに必要事項を載せていく
  3. 定期的にブラッシュアップしていく

ぜひ、本記事でお伝えしたことを参考に、WEBデザイナーになるための行動をしてくださいね。あなたがWEBデザイナーになれるよう応援しています。

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