「WEBデザインスクールに通うのって無駄なの?」
「高額な費用を払って失敗したらどうしよう……」
WEBデザインスクールに興味はあるものの、このような不安からなかなか受講を決断できない人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、WEBデザインスクールは正しい選び方をすれば決して無駄にはなりません。
しかし、中には望んだスキルが手に入らずに「無駄だった」と感じる人がいるのも事実です。
現に、私たちはこれまで2000人以上の方を未経験からプロのWEBデザイナーに育成してきましたが、そのうちの2割は1度WEBデザインスクールで失敗した方です。
あなたには失敗して欲しくない。そんな想いから本記事では、WEBデザインスクールが無駄だと言われてしまう原因や失敗例から、WEBデザインスクール選びに失敗しないための対策まで詳しく解説します。
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WEBデザインスクールが無駄だと言われる4つの理由と実態
WEBデザインスクールを受講すれば最低限WEBデザインに関する知識やツールの使い方などは身につくので、その経験が完全に無駄になることはありません。
それではなぜ「WEBデザインスクールに通うことは無駄だ」と言われているのでしょうか。
ここからは、WEBデザインスクールが無駄だと言われる理由を4つ紹介していきます。
無駄だと言われる理由1:独学でもWEBデザイナーになれるから
WEBデザインスクールが無駄だと言われる理由として最も多いのが「独学でもWEBデザイナーになれるから」という意見です。
たしかに独学でWEBデザイナーになる方も一部にはいますが、未経験から独学でWEBデザイナーになるためには約600時間の学習が必要だと言われています。
WEBデザインスクールではその600時間かかるはずの内容をプロの講師がわかりやすく教える(作品添削などの実践的な授業も行う)ことで、スキルを獲得するまでの時間をぐっと短縮することが可能になります。
以下の作品は独学で1年間勉強したけれど、上手くいかずスクールに1ヶ月半通った方のビフォアフターです。WEBデザインスクール受講前の作品も悪くはありませんが、受講後の作品はさらにデザインとしてわかりやすく、目を引く内容になっています。
Before | After |
---|---|
この方が最初からWEBデザインスクールで学んでいれば3~4か月で同じクオリティのデザインを作成できたかもしれないと考えると 、WEBデザインスクールにはかなりのメリットがあるとわかるのではないでしょうか。
無駄だと言われる理由2:費用が高額だから
WEBデザインスクールの費用は、数ヶ月の受講で20万〜60万円程度と確かに高額です。そのため「お金を払って学ぶほどのことではない」と考える人もいるでしょう。
ただし、先ほど説明したように「独学の場合にかかっていたはずの時間を短縮し、卒業後すぐに稼げるようになる」と考えると、WEBデザインスクールには費用対効果の面で十分なメリットがあります。
ここでわかりやすいように、WEBデザインスクールのメリットとデメリットを挙げてみます。
- 体型的な学習ができ、独学より短い時間で知識が身につく
- プロの講師による指導や添削が受けられる
- 就職支援や卒業後の案件サポートが受けられる
- 他の受講生と横の繋がりが生まれる
- 受講費用が高額
- スクールによって学習内容にムラがある
- 授業のペースについていけないことがある
こうやって確認すると、WEBデザインスクールが無駄だと言われる理由は「途中で授業についていけなくて挫折したときにかけた費用が無駄になる」や「スクール選びが悪いと望んだスキルが習得できない」といった不安に基づいているように感じます。
本記事ではかけた費用が無駄にならないよう、失敗しないWEBデザインスクール選びの方法をしっかり解説するので、不安が強い方ほどぜひ最後まで読んでくださいね。
無駄だと言われる理由3:スキルが身につかないから
WEBデザインスクールに通うのが無駄と言われる原因に「スクールに通ってもスキルが身につかない」というものがあります。
これははっきり言って、選んだWEBデザインスクール次第、もしくは自分次第です。
WEBデザインスクール選びは事前の情報収集で回避できる可能性がありますが、もしもスキルが身につかない原因が自分にある(やる気が続かない、学習意欲にムラがある)場合、WEBデザインスクールでも独学でもスキルは身につかないでしょう。
WEBデザインスクールは受講日や受講時間が決まっており、意志が弱い人でも長く続けられる体制がしっかりと整えられています。
「独学だと続けられるか不安で……」と思う人ほど、WEBデザインスクールに通うことをおすすめします。
無駄だと言われる理由4:卒業後すぐに稼げないから
「スクールを卒業した後、すぐには稼げない」という理由からWEBデザインスクールを無駄と考える人もいるでしょう。
しかし、当メディアを運営する日本デザインスクールではスキルを身につけてから1ヶ月後にフリーランスとして月20万円稼いだ方や、1ヶ月後に制作会社に転職された方が多くいます。
もちろんこれには、個人の努力やセンスも関わってきます。
しかしWEBデザインは学べば学ぶほど、必要なモノはセンスではなく知識の量だということがわかってくるものなので、今はセンスがないと考えている人でも学習次第では十分に稼げるようになる可能性があります。
さらにWEBデザインスクールの中には、卒業後に案件紹介のサポートをしてくれるスクールも存在します。そこで実績を作れば、その後も継続的に案件を獲得できる可能性は大いにあります。
まとめると、卒業後に稼げるかどうかはWEBデザインスクールで学習できる内容の質とサポート体制によるということです。なので、WEBデザインスクール選びには絶対に失敗しないようにしましょう。
よくあるWEBデザインスクール選びの失敗例7選
ここからは「WEBデザインスクール選びに失敗してしまった人の代表的な例」を7つ挙げ、それぞれの原因と対策について解説していきます。
なぜ失敗してしまったのかをしっかり分析すれば、自分に合ったスクールを選ぶためのポイントを理解することができます。ぜひ自身のWEBデザインスクール選びの参考にしてみてください。
失敗例1:コーディングがメインのWEBデザインスクールを受講してしまった
最初に紹介するのは「デザインに興味があってWEBデザインスクールを受講したものの、カリキュラムのほとんどがコーディングの学習でデザインスキルが身につかなかった」というケースです。
これは、WEBデザインスクール選びで最も多い失敗例と言っても過言ではありません。
実はWEBデザインには広義で「WEBサイト制作」も含まれているため、WEBサイトのデザインを実際にWEB上にアップするコーディングを学習するスクールも「WEBデザインスクール」の名前でスクールを開講していることがあるのです。
よって「WEBデザインスクールだからデザインが学べる!」と思って事前情報を確認せずに受講してしまうとこのようなミスマッチにつながってしまうのです。
失敗例1の原因と対策は以下の通りです。
- WEBデザインスクールの事前情報をしっかり調べていなかった
- WEBデザイナーの業務内容を理解していなかった
- 無料相談や無料体験レッスンに参加して、受講内容や学習配分を確認する
- WEBデザイナーの仕事を再度理解し、自分がなりたいものを再認識する
失敗例2:仲間ができずモチベーションを保てなかった
「独学ではモチベーションを維持するのが難しい」という理由からWEBデザインスクールを受講する人もいるでしょう。
しかし、オンラインスクールの中には動画を観て学ぶ自習型のスクールも存在します。
なのでもし選ぶWEBデザインスクールを間違ってしまうと「せっかくスクールに通ったのに、他の受講生との交流が少なくてモチベーションが維持できず挫折してしまった」というケースが発生してしまうのです。
失敗例2の原因と対策は以下の通りです。
- 授業の形態を理解していなかった(オンライン・個別授業を選択してしまった)
- 仲間ができないことがモチベーションの低下につながると認識していなかった
- 受講前に学習形態を確認し、個別レッスンの場合でも受講生と交流できる場があるか確認する
- 受講後は自身から積極的に交流を図る
失敗例3:現役デザイナーからの添削がなかった
近年WEBデザインスクールは増えている一方、講師の質に差があるのも事実です。中にはWEBデザインの実務経験のない講師が指導しているスクールもあります。
「現役からの添削を期待してWEBデザインスクールに通ったものの、求めていたような実践的な指導や課題の添削を受けられなかった」というケースも少なくありません。
WEBデザイナーが身近にいない人にとって、現役デザイナーから指導を受けることはWEBデザインスクールに通う大きなメリットです。
そのメリットが期待通りに得られなければ「時間とお金を無駄にした」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
失敗例3の原因と対策は以下の通りです。
- 講師が現役のWEBデザイナーではなかった
- 講師の経歴や実務経験を十分に確認しなかった
- 講師の経歴や実務経験を事前に確認し、現場経験豊富な講師がいるスクールを選ぶ
- 無料体験や説明会に参加して、実際に講師の指導やカリキュラム内容を確認する
失敗例4:オリジナル作品が作れなかった
WEBデザイナーとして活躍するためには基礎知識だけでなく、それを実践に落とし込めるスキルが重要です。
しかしWEBデザインスクールには座学で基礎知識だけを淡々と教えるカリキュラムのスクールも多く、現場に出たときに実践的なデザインが作れず困ってしまうケースも少なくありません。
実際に手を動かして学べる実践的なカリキュラムであるかどうかはスクールを選ぶ際に重視すべきポイントの1つなので、注意深く確認しておきましょう。
失敗例4の原因と対策は以下の通りです。
- 実践的な演習や課題が少ないカリキュラムだった
- アウトプットの機会が少なく、スキルを活かす練習が不足していた
- 基礎知識が豊富になっても、実践的なデザインスキルを磨く機会がなかった
- 実践的な課題が多いカリキュラムのスクールを選ぶ
- 課題に対してプロのWEBデザイナーが添削してくれるスクールを選ぶ
- 実際に手を動かして学べる機会を積極的に増やす
失敗例5:安いWEBデザインスクールを選んだらほぼ独学と変わらなかった
「費用面だけを重視しすぎた結果、カリキュラムやサポートが充実しておらずほぼ独学と変わらなかった」というケースも失敗談として多く聞かれます。
WEBデザインスクールの質と費用は必ずしもイコールではありませんが、中には「安かろう悪かろう」のスクールがあることも事実です。
費用だけを見るのではなく、カリキュラムやサポート内容を総合的に判断した上で、「この費用でこの内容なら納得できる」と思えるWEBデザインスクールを選びましょう。
失敗例5の原因と対策は以下の通りです。
- 費用面だけを重視するあまり、カリキュラムやサポート内容を十分に確認しなかった
- 費用対効果を考えずに安さだけで選んでしまった
- WEBデザインスクールに関する情報を十分に収集しなかった
- 費用だけでなく、カリキュラムやサポート内容も考慮して総合的に判断する
- 費用対効果を意識し、自分に合った価格帯のスクールを選ぶ
- 無料体験や説明会に参加して、スクール情報をしっかりと収集する
失敗例6:最新の技術が学べない古いカリキュラムだった
Webデザインの分野では、技術やトレンドが急速に進化しており、数年前のスキルでは通用しないケースが増えています。
特にAIツールの台頭や新しいデザインフレームワークの登場により、従来の制作フローが大きく変化しています。古いカリキュラムでは、現場で求められる最新のワークフローやツールの使用方法が学べず、就職後にギャップを感じることになります。
スクール選びの際は、カリキュラムの更新頻度や最新技術への対応状況を重点的にチェックしましょう。失敗例6の原因と対策は以下の通りです。
- カリキュラムが数年前のままで更新されていない
- 最新のデザインツールやソフトウェアが導入されていない
- 新しいWeb制作の手法やワークフローに対応していない
- AI時代に対応したデザインプロセスが考慮されていない
- カリキュラムの最終更新日や改訂頻度を確認する
- 使用するツールやソフトウェアのバージョンを事前に確認する
- AI技術や開発環境のトレンドへの対応状況を確認する
- 現役デザイナーの評価や口コミを参考にする
失敗例7:就職・転職に直結しなかった
Webデザインスクールは短期間で基礎的なスキルを習得できるものの、それだけでは実務で求められる水準に達していないケースが少なくありません。
一方、実際の現場では独学で学びながら実践経験を積んだ人材も活躍しており、スクールだけの学習では臨機応変な対応力や最新技術への適応力が不足しがちです。
WEBデザインスクールで学べることはあくまで基礎だと認識し、在学中から独学も併用して現場で求められるスキルを習得しておくことが大切です。プロの講師がいるWEBデザインスクールを選べたのであれば、現場についてなども詳しく質問しておくことをおすすめします。
失敗例7の原因と対策は以下の通りです。
- 実践的な課題が少なく、現場で必要なスキルが身につかなかった
- WEBデザインスクールで学べる内容だけで就職・転職ができると考えていた
- 実践的な課題や実務を想定した演習が充実しているスクールを選ぶ
- プロの講師に現場に出てから必要になるスキルについて十分に質問しておく
- 独学も併用し、現場レベルで通用するスキルも身につけておく
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WEBデザインスクールの受講を無駄にしないためにすべきこと
ここまで「せっかくお金と時間をかけてWEBデザインスクールに通っても結局無駄になってしまうケース」をいくつか紹介してきました。
しかし対策にも記載している通り、自分に合ったスクールを選ぶことができればスキルを効率的に習得しキャリアアップすることが可能です。
ここからはWEBデザインスクールでの学習を無駄なものにしないために、スクール選びの前にすべき4つのポイントを解説します。
ポイント1:WEBデザイナーについて詳しく知る
一口に「WEBデザイナー」といっても、その仕事内容は多岐にわたります。デザイン、コーディング、UI/UX設計など、担当する分野によって求められるスキルは異なります。
そのため、まずは自分が目指すWEBデザイナー像を明確にして必要なスキルを把握しましょう。
また、就職や転職を選ぶか副業・フリーランスを選ぶかによって必要なスキルは変わります。働き方も事前に決めておいた方が、WEBデザインスクールを選ぶ際のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
- WEBデザインに関する本を読む
- WEBサイトやYouTubeなどの動画から情報収集をする(ただし、間違った情報もあるので注意が必要)
- 体験レッスンやセミナーなどに参加し、現役WEBデザイナーのリアルな話を聞く
ポイント2:WEBデザインスクールで学ぶ目的を明確にする
WEBデザインスクールを選ぶ前には必ず、卒業後の具体的な目標を設定しておきましょう。
- 副業として月に5万円稼ぎたい
- 2年以内にフリーランスのWEBデザイナーとして独立したい
上記のように具体的な目標を設定すると、目標からの逆算で学ぶ必要があることが明確化されます。
目標別のWEBデザインスクールの選び方は以下の通りです。
- スキルアップしたい→ 基礎から応用まで幅広く学べるWEBデザインスクール
- キャリアチェンジしたい → 転職支援が充実している・卒業生の転職実績が豊富なWEBデザインスクール
- 副業で収入を得たい → 案件獲得支援や・実践的なスキルを学べるWEBデザインスクール
- フリーランスとして独立したい → 実践的かつWEBサイト作成なども学べるWEBデザインスクール
目標を明確にしておけば、理想と現実のすり合わせができて「WEBデザインスクールでの学習が無駄になってしまった」という失敗も防げるでしょう。
ポイント3:卒業生作品の質でスクールを選ぶ
卒業生作品は、WEBデザインスクール選びの重要な判断材料です。公式サイトやSNSで公開しているところも多いのでぜひチェックしてみましょう。
しかし、中には掲載されている作品数が少ないところや、そもそも作品自体を公開していないWEBデザインスクールもあります。
そのようなスクールはクオリティが高い作品だけを厳選して掲載しており、カリキュラムや講師の指導レベルに自信がない可能性があるので注意しましょう。
※中には個人情報や著作権などの観点から作品を掲載していないWEBデザインスクールもあります。その場合でも問い合わせをすれば、よほどの事情がない限り作品は見せてもらえるでしょう。
ポイント4:無料体験会やセミナーに参加する
WEBデザインスクールの中には、無料相談会や体験レッスンを行っているところが数多くあります。
なので公式サイトなどの情報だけを見てスクールを決めるのではなく、無料体験会や説明会に積極的に参加することをおすすめします。
- 授業の雰囲気や講師の指導スタイルを実際に体験できる
- 複数のWEBデザインスクールをじっくり比較検討できる
無料体験会を行っているWEBデザインスクールについては以下の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
WEBデザインスクールに向いている人の特徴
ここからはどのような人がWEBデザインスクールの受講に向いているか、その特徴について解説していきます。
向いている人の特徴1:独学で失敗したことがある人
独学で失敗したことがある人は、WEBデザインスクールが向いていると言えます。
独学で上手くいかなかった経験があると、体系的に学べる環境があり、現役のWEBデザイナーからアドバイスをもらえるWEBデザインスクールのメリットを強く感じられます。
また、一度WEBデザインを学んでいるため授業にも付いていきやすく、余裕を持ってスキルの習得が行えるでしょう。
日本デザインスクールの卒業生にも、独学で失敗した経験がある方がたくさんいます。一度挫折した人こそ、WEBデザインスクールの扉をノックしてみてください。
向いている人の特徴2:体系的に学びたい人
WEBデザインはデザイン理論だけでなく、ツールの使い方、コーディングの基礎知識、実践的な制作方法まで幅広い知識やスキルが必要です。
そのような知識は独学より、現場で働いた経験があるプロのWEBデザイナーから教わった方が圧倒的に身につきます。
もちろんカリキュラムも幅広い知識を実戦経験を積めるように組まれているので、学習効率は独学よりも格段に高くなります。
体型的にWEBデザインについて学びたい人に、WEBデザインスクールはおすすめです。
向いている人の特徴3:早くWEBデザイナーになりたいと考えている人
できる限り早くWEBデザイナーになりたい方にもWEBデザインスクールがおすすめです。WEBデザインスクールには、独学にはない以下のメリットが存在します。
- 現場のリアルや実践的な内容を教えてもらえる
- プロのWEBデザイナーから添削をもらえる環境が整っている
- 就職・転職へのサポートがある
学習内容の面からみても、就職・転職活動の面からみても圧倒的にWEBデザインスクールの方が効率的なことがわかります。
最短でWEBデザイナーになることを望んでいるのであれば、WEBデザインスクールに通ってそれらのメリットを最大限に利用することをおすすめします。
向いている人の特徴4:モチベーションが下がりやすい人
WEBデザインスクールには、モチベーションが下がりにくい環境が整っています。
- 決まった授業日時
- 課題の〆切り
- わからないことはすぐに質問できる環境
- 受講生同士で励ましあえる環境
モチベーションが下がりやすいという自覚がある方は、WEBデザインスクール(特にチーム制度があるところ)を検討してみましょう。
※上記のような方は【個別学習・オンラインスクール】は向いていません。必ずチーム制度があるWEBデザインスクールを選びましょう。
お金も時間も無駄にしないおすすめWEBデザインスクール9選
ここまで、WEBデザインスクールを無駄なものにしないための情報を紹介してきましたが、次は「だったら実際にはどんなスクールを選べば良いの?」という疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
そこでここからは「通って良かった」と思えるおすすめのWEBデザインスクールを9つ紹介します。
おすすめのスクール一覧表
スクール名 | 費用 | 期間 | 受講スタイル | デザイン | コーディング | 交流 | キャリアサポート |
日本デザインスクール | 64万9990円 | 45日 | オンライン | ◎ | △ | ◎ グループレッスン | 〇 |
インターネット・アカデミー | 20万9000円~ | 1~12ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | ✕ | ◎ |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 14万9600円~ | 2~10ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 教室で会える | ◎ |
ヒューマンアカデミー | 58万8500円~ | 6ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 教室で会える | ◎ |
SHElikes | 入会金16万2800円+1万780円~ | 1~12ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 コミュニティ | △ |
SAMURAI ENGINEER | 16万5000円~ | 1~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | 〇 交流会 | ◎ |
Code Camp | 13万2000円~ | 2~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | 〇 コミュニティ | 〇 |
テックアカデミー | 28万4900円~ | 1~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
KENスクール | 15万5100円~ | 3~9ヶ月 | 通学 | 〇 | 〇 | 〇 交流会 | ◎ |
スクール名 | 費用 | 期間 | 受講スタイル | デザイン | コーディング | 交流 | キャリアサポート |
日本デザインスクール | 64万9990円 | 45日 | オンライン | ◎ | △ | ◎ グループレッスン | 〇 |
インターネット・アカデミー | 20万9000円~ | 1~12ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | ✕ | ◎ |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 14万9600円~ | 2~10ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 教室で会える | ◎ |
ヒューマンアカデミー | 58万8500円~ | 6ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 教室で会える | ◎ |
SHElikes | 入会金16万2800円+1万780円~ | 1~12ヶ月 | オンライン+通学 | 〇 | 〇 | 〇 コミュニティ | △ |
SAMURAI ENGINEER | 16万5000円~ | 1~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | 〇 交流会 | ◎ |
Code Camp | 13万2000円~ | 2~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | 〇 コミュニティ | 〇 |
テックアカデミー | 28万4900円~ | 1~6ヶ月 | オンライン | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
KENスクール | 15万5100円~ | 3~9ヶ月 | 通学 | 〇 | 〇 | 〇 交流会 | ◎ |
おすすめのWEBデザインスクール1:日本デザインスクール
「45日でプロレベルのWEBデザインスキルを身につけられる」という唯一無二の特徴があるのが、日本デザインスクールです。
日本デザインスクールは元々は制作会社だったのですが、そのときに未経験の新入社員を最短でWEBデザイナーにするための学習内容をそのままカリキュラム化しています。
そのため学習する内容は実務で使うスキルだけに特化しており、無駄なことを学ぶ必要がないので45日間でスキルが身につくのです。
また、スクールの情報をかなりオープンにしていることも特徴の1つです。
10個以上公開されていれば多いと言われる「卒業生の声」と「卒業制作」を100個以上も公開しているので「信用できるWEBデザインスクールかどうか」をしっかり確かめることができます。
▼スクール校長のYouTubeチャンネルはこちらです!(開くと音が出るのご注意ください)
▼スクール内容
コース | 入門編 |
期間 | 45日 |
受講料 | 64万9900円 |
授業形態 | オンライン |
対応時間 | 24時間対応可 |
身につくスキル | デザイン基礎/Photoshop/HTML・CSS基礎 |
キャリア支援 | あり(卒業生のコミュニティ) |
卒業生作品 | 卒業生の作品 |
無料相談・無料体験 | WEBデザイナーという働き方セミナー(無料) |
▼良い口コミ
春にデザインスクールを途中で辞めてしまった。授業についていけず、深夜まで課題に取り組んでも完成せず。焦って空回り。家事も疎かになって夫との関係性も悪くなり、諦めた。だけど今、おかげさまで楽しく学ぶことができている。感謝
Twitterより引用
▼悪い口コミ
ランディングページ制作業者のページ見てて、なんか日本デザインスクールっぽいデザインだなーと思って見てたあ、 下の方に日本デザインスクールの課題実績あって、あっやっぱりそうなんだと思った 日本デザインスクール卒業生のLP制作会社だった
Twitterより引用
おすすめのWEBデザインスクール2:インターネット・アカデミー
インターネットアカデミーは日本初のWEBデザインスクールです。歴史があるからこそ、インターネット・アカデミーには以下のような特徴があります。
- 有名大学や省庁のサイトを作るWEB制作会社が母体になっている
- WEB技術の最高位である「W3C」に加入している
- WEB専門の人材会社がグループ会社にある
制作会社が母体になっているためカリキュラムも実務的であり、卒業後にWEBデザイナーとして活躍している人も多くいます。
また就職支援も手厚く、面接対策や履歴書添削はもちろんのこと、グループ会社の「ウェブスタッフ」から求人紹介を受けられる制度も整っています。
受講費は安くないですが、国から出ている教育訓練給付金を活用すれば受講費の20%(上限10万円)が返ってくるので、制度を利用できる条件が揃っている方は受講を検討してみてください。
▼スクール内容
▼良い口コミ
28歳の時に会社を辞めた。 フリーランスも今月で8年目。 Web制作は未経験で会社をやめてからインターネットアカデミーでWeb制作を1ヶ月学んだ。 Web制作会社やEC代行会社や光回線の販売員など1年。 それ以外は在宅の請負だけでやってきたんだけど、よく生き残れたなーと、自分の強運を褒めたい。
Twitterより引用
▼悪い口コミ
webの勉強したくてインターネットアカデミー(IA)に行こうと思ってる人、思いとどまれ。 Progateを開いてみて。 無料講座を2つやってみたけどIAの10講座分のボリュームだし分かりやすいし実践的だった!!なによりもIAは高いだけで完全に詰め込み教育のダメな例すぎて話にならんから思いとどまれ。
Twitterより引用
おすすめのWEBデザインスクール3:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
大手制作会社である株式会社LIGの実務的なノウハウを教えてもらえるのが、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGです。
「現場の人の話が聞けてよかった」という受講生の声があるように、WEB制作現場のリアルなところが学べます。
カリキュラムも実践を重視しており、4ヶ月間スキルをとことん磨いたら残りの2ヶ月は実際に企画から制作までを全ておこないます。受講中に作成した作品を就職・転職活動に使うこともできるので一石二鳥です。
▼スクール内容
▼良い口コミ
周りが頑張ってるから、なんとか一歩ずつでも前進しようって気になれる。本当に、同じスクールに在籍してる会ったこともない仲間(勝手に仲間だと思ってる)のおかげで、今もかろうじて机に向かってられます
Twitterより引用
▼悪い口コミ
ちょいちょいデザインやWEBスクールかじった程度の人がフリーで稼げなくて求人応募してくる。ポートフォリオとかみんな似たような感じ。テンプレに写真ほりこんだテンプレサイトもみんな同じ。デジハリとかこれで応募しましょうみたいなテンプレがあるんやろなぁと思う
Twitterより引用
おすすめのWEBデザインスクール4:ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは就職・転職にものすごく強いスクールです。実際、受講生の90.9%が卒業後に内定をとっています。
就職・転職に強いのはカリキュラムの進め方に理由があります。多くのスクールは受講期間の中盤から終盤にキャリア面談をおこないますが、ヒューマンアカデミーは受講前にキャリア面談をおこないます。
その時点でどんな就職プランで進めていくか、どんな受講プランで進めていくかを考えられるので、目標を達成できる可能性が高いのです。
また、就職サポートもバッチリです。履歴書添削・面接対策に加えて求人紹介までおこなってくれます。
▼スクール内容
コース | WEBデザイナーコース |
期間 | 6ヶ月 |
受講料 | 58万8500円 |
授業形態 | オンライン+通学 |
対応時間 | ・オンライン:24時間 ・教室:(月~金)10:00~21:00、(土日)10:00~18:00 |
身につくスキル | デザインの基礎/Photoshop/Illustrator/XD/Webサイト制作基礎/コーディング/レスポンシブデザイン/WordPress/Webサイト/ポートフォリオ |
キャリア支援 | あり(企業紹介、面接対策、履歴書添削、資格取得対策、キャリアカウンセリング) |
卒業生作品 | なし |
無料相談・無料体験 | 体験セミナー |
▼良い口コミ
仕事と並行して学んでいたため、学ぶ時間がなかなか取れず、トータルの期間は長くかかってしまいましたが、授業内容は充実していました。
▼悪い口コミ
講師が解説しながら進める形で満足はしているが、一般で売られているテキストなので高い受講料をかけるなら独学で学べばよかったとも思う。
おすすめのWEBデザインスクール5:SHElikes
月額制で32種類の講座が学び放題なWEBデザインスクールがSHElikesです。
サブスクリプションのように月額料金を払っていれば学び放題なので、たとえ1つの講義が自分に合わなかったとしても、気軽に他の講義を受け直すことができます。
1つ1つの講座の質も高く、WEBデザインコースであれば現役のWEBデザイナーの指導のもと2ヶ月WEBサイトを制作できます。
メンタル面のサポートも充実しており、1ヶ月に1回プロのコーチの方からコーチングを受けることができます。
▼スクール内容
▼良い口コミ
朝の質問にさっそくコメントありがとうございました! #シーライクス って本当にすごいな!すぐリプライいただくし、そしてすぐに解決できる本当にありがたい
Twitterより引用
▼悪い口コミ
SHE追えて無さすぎて、休会するか迷う。 休会中にこれまで開いてるコースだけでも見れたら、1回休んで追いつきたいのだけど、休会したら見れないから意味ないんよなー。 開いてもちゃんと見れてないの多すぎるから勿体ない〜
Twitterより引用
おすすめのWEBデザインスクール6:SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEERは、完全個別指導に特化したWEBデザインスクールです。
講師が1人1人に専属でついて目標やライフスタイルに合わせたカリキュラムを設計してくれるため、効率的にスキルを習得できます。
また、カリキュラムに「オリジナルWEBサイトの制作」が組み込まれていることがSAMURAI ENGINEER最大の特徴です。
制作したWEBサイトはポートフォリオとしても活用でき、履歴書添削や面接対策などのキャリアサポートも充実しているので、卒業後のキャリアプランを明確にしたい人にはおすすめのWEBデザインスクールと言えるでしょう。
▼スクール内容
コース | Webデザイン 転職コース |
期間 | ・4週間プラン ・12週間プラン ・24週間プラン |
受講料 | ・4週間プラン:16万5000円 ・12週間プラン:29万7000円 ・24週間プラン:39万6000円 |
授業形態 | オンライン |
対応時間 | 24時間対応可 |
身につくスキル | デザイン基礎/Photoshop/HTML・CSS基礎/WordPress |
キャリア支援 | あり(面接対策、企業紹介、履歴書添削、教材・掲示板の閲覧、受講生同士の交流会) |
卒業生作品 | なし |
無料相談・無料体験 | 無料カウンセリング |
▼良い口コミ
webデザインを学んだのに何をして良いか分からず、つまづいていた時マンツーマン授業を受けて、つまづいた部分が解消でき、背中を押してもらえたことで、バナー制作とwebページを制作できました!やれる事が増えると楽しい!
▼悪い口コミ
webデザインの勉強に息詰まり。
未経験からは厳しいのかなぁ。
12週コースは短いかも…
おすすめのWEBデザインスクール7:CodeCamp
Code Campは、現役クリエイティブディレクターが長年培った経験をもとに作成したアウトプット重視の教材を活用しているので、効率的にWEBデザインを学べるスクールです。
高額な費用がかかるスクールが多い中、Code Campは2ヶ月コースで総額19万8000円と、比較的リーズナブルな価格も魅力の1つです。
レッスンの対応時間も長く、7時〜23時40分までオンラインレッスンを受けられるので仕事や家庭と両立しながらでも無理なく学習できます。
「通い続けられるか不安」「あまり高額な費用はかけられない」という方におすすめのコストパフォーマンスに優れたWEBデザインスクールです。
▼スクール内容
コース | Webデザインコース |
期間 | ・2ヶ月 ・4ヶ月 ・6ヶ月 |
受講料 | ・2ヶ月:19万8000円 ・4ヶ月:30万8000円 ・6ヶ月:36万3000円 |
授業形態 | オンライン |
対応時間 | 7:00〜23:40 |
身につくスキル | デザイン基礎/Photoshop/Illustrator/コーディング/Figma/ポートフォリオ |
キャリア支援 | あり(キャリア相談) |
卒業生作品 | なし |
無料相談・無料体験 | 無料カウンセリング |
▼良い口コミ
オンラインで直接質問ができるところが良い。さらに、講師の実体験など教科書にはないニッチな情報も話してもらえました。
▼悪い口コミ
受講していてもう少し生徒に寄り添ってほしいと感じた。課題も教科書に載っていない所からも出て、自分で調べろというスタンス。手抜きを感じた。
おすすめのWEBデザインスクール8:テックアカデミー
テックアカデミーは、WEBデザイナーとして副業や転職を目指す方向けのスクールです。
学習からポートフォリオの添削、面接対策まで、専任のメンターがマンツーマンでサポートしてくれます。
元々はプログラミングに特化したスクールのため、一般的なWEBデザインの知識に加えてSassやjQueryなどの言語も学べます。
これらの言語はWEBデザイナーに必須ではないものの、学習することで効率的なWEBサイト制作ができるようになります。
そのため「プログラミングもできるWEBデザイナーになりたい」「何か+αのスキルを身につけたい」と思っている人にはおすすめのWEBデザインスクールと言えます。
▼スクール内容
▼良い口コミ
メンターによるサポート制度が整っている点がとても良かったです。週1回、ビデオ通話による進捗共有や疑問解消の場が設けられているので、オンラインとはいえど特に躓くことなくカリキュラムを進めることができました。また、メンターの方は全員現役のwebデザイナーのため、流行のデザインや実際の働き方などのお話もお伺いすることができました。
▼悪い口コミ
カリキュラムの質が初心者向け書籍や動画と同じレベルに感じました。また、メンターの方には感謝していますが、そもそもの面談時間がメンターのレビュー時間を含んでいるため、実際の面談時間が少なくあまり参考になったと思えませんでした。
おすすめのWEBデザインスクール9:KENスクール
KENスクールは、ITや情報系に強い通学型のパソコンスクールです。
現役のプロクリエイターが講師を務め、制作現場同様の実践的な環境で学ぶことができます。
マンツーマン指導によって、基礎的な知識からプロのテクニックまでを網羅的に学べるので、WEBデザイナーとして活躍するために必要なスキルがしっかりと身につきます。
また、コース受講だけでなく、講座の追加受講も可能。
学びながら必要だと感じた講座だけ(例えば、資格試験対策講座など)を追加で受けることができます。
「オンラインだとモチベーションが維持できるか心配」という方は、通学型のKENスクールも検討してみると良いでしょう。
▼スクール内容
コース | Web Basicマスターコース |
期間 | 3ヶ月 |
受講料 | 15万5100円 |
授業形態 | 通学 |
対応時間 | 校舎によって異なる |
身につくスキル | デザイン基礎/HTML・CSS/Photoshop/Dreamweaver |
キャリア支援 | あり(キャリア相談、企業紹介) |
卒業生作品 | なし |
無料相談・無料体験 | 無料体験レッスン |
▼良い口コミ
KENスクールに通っていましたが、教材以外にも作りたいWebサイトのアドバイスとか、転職・フリーランスの情報とか色々と相談ができて満足でした。
▼悪い口コミ
申し込み前はビル休館日以外はいつでも通える、当日予約も当日キャンセルもできる、通いやすいと言われたが、実際入ったら週に3、4日程度しか空いていなかった。カリキュラムはベースすら決まっていなく、人が変わるとガラッと違うことを言われ毎回全てやり直しになったが、基本的にこちらが責められる。
経験を無駄にしないためにWEBデザインスクールの卒業後にすべきこと
WEBデザインスクールを卒業した後の行動は、今後のキャリアを大きく左右します。
せっかく学んだスキルを活かしきれず、自己投資を無駄にしてしまう人も少なくありません。
そこで最後に、スクール卒業後にすべきことを3つのポイントに分けて詳しく解説します。
スクール卒業後にすべきこと1:ポートフォリオの作成
ポートフォリオは、自分のスキルや経験をアピールするための作品集です。
就職活動や案件獲得において、重要な役割を果たします。
WEBデザインスクールで制作した課題作品だけでなく、オリジナル作品も積極的に制作し、ポートフォリオを充実させましょう。
- クオリティの高い作品を厳選する
- 作品のコンセプトや制作過程を説明する
- ターゲットに合わせて作品を分類する
- 作成後も定期的に更新する
▼WEBデザイナーにおけるポートフォリオの作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。
▼実際のポートフォリオを見てみたい方は、こちらの動画も参考にしてみてください。
スクール卒業後にすべきこと2:実務案件への挑戦
WEBデザインスクールで学んだスキルは実務に活かすことで、スキルを定着させることができると同時に、WEBデザイナーとしての実績と自信にもつながります。
そのためには、実際にさまざまな案件に挑戦することが大切です。ただし、いきなり大きな案件に挑戦するのではなく、小さな案件からはじめて徐々に経験を積んでいきましょう。
- クラウドソーシングは未経験者向けの案件が多い
- クラウドソーシング内のコンペに応募するのもおすすめ
- 知人や職場の関係者などから紹介してもらう
- SNSやブログを通して自分で営業をかける
▼案件の獲得方法や単価については、以下の記事をご覧ください。
▼WEBデザイナーが案件を獲得する方法については、以下の動画でも詳しく解説しています。
スクール卒業後にすべきこと3:WEBデザイナーコミュニティへの参加
WEBデザイナーになったら、さまざまなコミュニティに参加してみましょう。
コミュニティは、情報収集やスキルアップだけでなく人脈作りにも役立ちます。
WEBデザインスクールに在学している間は他の受講生と交流できる場をしっかり設け、卒業生限定のコミュニティを設けてくれているスクールがある場合は積極的に活用するのがおすすめです。
もしWEBデザインスクールにコミュニティがない場合でも、オンラインサロンやSNSなどを利用することで、他のWEBデザイナーと繋がることができますよ。
- 同じ目標を持つ仲間と交流することで、モチベーションアップに繋がる
- 業界の最新情報やイベント情報などをいち早く知ることができる
- 他のWEBデザイナーからアドバイスや情報を得られる
- 業界関係者との人脈が広がり、転職や案件獲得に繋がることもある
- スクールが運営するコミュニティに参加する
- オンラインサロンに参加する
- SNSでWEBデザイナーと繋がる
- WEBデザイナーが集まる講演やイベントに参加する
WEBデザインスクールに頼らず独学でwebデザイナーを目指す方法
何らかの事情でどうしてもWEBデザインスクールに通えないという方に向けて、最後に独学でwebデザイナーになるための効率的なステップを解説します。
充分に難しい道だと理解した上で、それでも独学で「WEBデザイナーになりたい!」という強い意志がある方は参考にしてみてください。
独学のSTEP1:WEBデザイナーとして必須な基礎的なツールを習得する
Webデザインの学習を始める際は、まず必要最小限のツールの使い方から習得していきましょう。
特にPhotoshopについては、文字ツール、移動ツール、なげなわツール、自動選択ツール、レイヤースタイル、カラーバランスといった基本機能に絞って学習することが重要です。
初心者がつまずきやすい原因の1つが、多くのツールや機能に手を出しすぎることです。まずは基本機能を完全に使いこなせるようになることを目指しましょう。
こうすることで「実践しようとしたけどツールの使い方が分からず、慣れない手つきで学習内容に取り組む」という状態を解消できます。
独学のSTEP2:デザインの基礎理論習得
ツールの基本操作を習得したら、次はデザインの基礎理論を学んでいきましょう。
色彩理論、タイポグラフィ、レイアウトの基本原則など、デザインの根幹となる知識を体系的に理解することが大切です。
この段階での学習は単なる知識の暗記ではなく、なぜそのデザインが効果的なのか、どのような意図でその選択がなされているのかを深く理解することに重点を置きます。
ツールの使い方とデザインの理論を理解すれば、後は実践に進むのみです。
独学のSTEP3:実践的なスキル向上
基礎理論を学んだ後は、実践を通じてスキルを磨いていきましょう。
優れたデザインの模写やトレースは、プロのデザイナーの考え方や技術を直接学べる効果的な方法です。
この段階では、単なる模倣ではなく、なぜそのようなデザインになっているのかを考えながら作業を進めることが重要です。また、参考デザインをもとに自分なりのアレンジを加えることで創造力も養われていきます。
プロの作品を模写しながらさらに理論を深めていき、オリジナリティも身につけることができればもう案件に挑戦してもよいレベルと言っても過言ではありません。
独学のSTEP4:基礎的なコーディング知識
デザインスキルが向上してきたら、次はHTML/CSSの基礎知識を身につけましょう。
完全なコーディングスキルは必要ありませんが、デザインがWeb上でどのように実現されるのか、技術的な制約は何かを理解することは重要です。
この知識があることで実現可能なデザインの提案ができ、コーダーとの円滑なコミュニケーションも可能になります。
独学のSTEP5:実践とフィードバック
最後は実践的な経験を積みながら、プロのデザイナーからフィードバックを得るようにしましょう。
自分の作品を公開し、経験豊富なデザイナーに添削してもらうことで客観的な評価と改善点を知ることができます。
またデザインコミュニティへの参加やSNSでの作品発信を通じて、さまざまな意見や新しい視点を得ることができます。
これらのフィードバックを活かしながら、継続的にスキルを向上させていくことが独学での成功につながります。
これらのステップは、必ずしも順番通りに進める必要はありません。各ステップを行き来しながら、自分の理解度や進捗に合わせて柔軟に学習を進めていくことが、効果的な独学につながります。
まとめ|無駄にならないWEBデザインスクール選び
本記事ではWEBデザインスクールが無駄と言われる理由や失敗例、それから経験を無駄にしないためのWEBデザインスクール選びのポイントを紹介しました。
最後になりますが、WEBデザインスクールは選び方さえ間違わなければ学んだことは決して無駄にはなりません。
なのでWEBデザインスクールを選ぶときは事前の情報収集を決して蔑ろにせず、時間をかけて自分の目的にあうスクールを探すようにしましょう。
そして、利用できるものは何でも利用して(講師への質問、コミュニティへの参加、転職サポートなど)、とにかく「WEBデザイナーになる」ためにお金と時間を使うようにしましょう。
あなたがいつか、WEBデザインスクールで学んだ時間を大切に思えるWEBデザイナーになれるよう、応援しています。