どんな企業であれ、WEBコンテンツを持っていることが当たり前になってきた現代。
それに伴い、WEB制作に関する仕事の需要も高まっています。
WEB制作はPCやインターネット環境が整っていればどこでも作業ができることから、フリーランスとして独立し活動することもできる仕事です。
WEB制作に関する仕事でフリーランスになりたいと思っているけれど、
「WEB制作フリーランスになるために必要なスキルが分からない」
「WEB制作のフリーランスになって稼ぐことはできるのかな?」
「未経験からWEB制作フリーランスを目指すのは無謀かな…」
など、悩みや不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、WEB制作フリーランスの仕事とはどんなものなのかを始め、必要なスキルや収入、注意点やフリーランスになるためのステップまでまとめて詳しく解説していきます。
WEB制作フリーランスになりたいけれど何から始めたらいいのかわからないという疑問や、自分でもできるのかという不安は、この記事を読み終えた時にはスッキリ解決しているはずです。
WEB制作フリーランスを目指す人は、ぜひ今回の記事を最後までチェックしてくださいね。
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誤解されがちなWEB制作フリーランスとは?
まずは、WEB制作フリーランスとはどんな仕事なのかを解説していきます。
WEB制作フリーランスの仕事は、「WEB制作に置おける全ての工程をこなす人」という認識を持っている人が多いと思いますが、実は、必ずしもそうではないのです。
WEB制作は1人で上記6つの工程を行う場合と、チームでそれぞれ作業を分担して行う2つのパターンがあります。
1人で行う場合はもちろん全ての作業ができなければいけませんが、チームで行う場合は自分が担う工程の作業だけできれば問題ありません。
WEB制作の工程と、それぞれの担当者は以下の通りです。
<WEB制作の主な工程と担当者>
順番 | 作業内容 | 担当者 |
1 | 調査・分析・企画 | ディレクター |
2 | 設計・UI/UX | ・ディレクター ・デザイナー |
3 | コンテンツ・デザイン制作 | デザイナー |
4 | 実装・システム開発 | プログラマー |
5 | リリース・保守運用 | ・ディレクター ・デザイナー ・プログラマー |
6 | 評価・改善 | ・ディレクター ・デザイナー ・プログラマー |
上記の表を見てもわかる通り、WEB制作をチームで行う際には、ディレクター・デザイナー・プログラマーで分業しているのです。
WEB制作のチームといってもディレクター・デザイナー・プログラマー全てが在籍しているわけではなく、一部を外注していることもあります。
設計やデザイン、実装など、自分がWEB制作のどの部分を担当したいかを決め、その分野だけ学びスキルをつけていくだけでWEB制作フリーランスになることはできるのです。
1人で全てをこなせるWEB制作フリーランスになりたいという人は全てのスキルを付けていかなくてはいけません。
ですがまずは一つの分野をしっかり学び、フリーランスデビューを果たしてから徐々に他の分野のスキルを付けていっても遅くはありませんよね。
そのためまずは、自分はWEB制作のどの分野を担当したいのか、どの分野から学んでいきたいのかをハッキリ決めることが大切です。
フリーランスとしてWEB制作に携われる4つの職種【仕事内容・スキル・年収】
つづいては、WEB制作に関わる4つの職種について詳しく解説していきます。
- WEBデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- WEBディレクター
先述した通り、WEB制作といっても工程ごとに担当者は分かれており、なにを専門とするかで学ぶものの優先順位や職種は変わってくるのです。
そこでまずは、自分がどの分野を担当したいのか、どこから学んでいけばいいのかをハッキリさせるためにWEB制作に関わる4つの職種について深く知っておかなければなりません。
それぞれ仕事内容や必要なスキル、平均年収まで詳しく解説していくので、迷っている人もぜひ参考にしてくださいね。
WEBデザイナー
仕事内容 | WEBコンテンツのデザインを行う |
必要なスキル | ・デザインの基礎知識 ・デザインツールを扱うスキル ・コーディングの基礎知識 |
平均年収 | 約360万円~480万円 |
おすすめの人 | ・モノづくりが好きな人 ・デザインが好きな人 |
WEBデザイナーは、WEBサイトのデザインを担う職種です。
クライアントの要望や目的に合わせ、都度適切なデザインを制作していきます。
WEBデザイナーができるのはWEBサイトのデザインだけでなく、広告バナーやLP(ランディングページ)の作成など案件の種類は豊富です。
- WEBサイト制作
- 広告バナーの作成
- SNSのヘッダー作成
- YouTubeのサムネイル作成
- LP(ランディングページ)作成
特にLPは、ユーザーが最初に目にするページ。
そこからいかに集客や販売に繋げられるかが重要となる案件で、難易度も上がりますがその分単価も上がります。
WEBコンテンツを使った集客や販売促進が当たり前になっている時代なので、将来性も抜群です。
デザインできる幅と質が上がれば上がるほど、年収アップも期待できます。
フロントエンドエンジニア
仕事内容 | WEBデザインをプログラミング言語を使い表示させる |
必要なスキル | ・HTML・CSS・JavaScriptなどプログラミングスキル |
平均年収 | 平均500万円~600万円 |
おすすめの人 | ・自分でWEBサイトを作り上げたい人 ・フリーランスでガッツリ稼ぎたい人 |
フロントエンジニアとは、WEBサイトのなかでユーザーが操作する部分を設計・構築する職種です。
分かりやすく言うと、WEBデザイナーが作成したデザインをプログラミング言語を使って、表示できるようにする役割。
WEBデザイナーがデザインしたサイトは、そのままの状態ではサイトとしてユーザーが閲覧することはできません。
WEBデザイナーのデザインしたサイトをもとに、ユーザーの目に触れ、操作できる形に作り上げるのがフロントエンジニアの仕事なのです。
- WEBサイトのコーディング
- アプリやWEBシステムの開発
よりスキルアップをしていけば、WEBサイトだけでなくアプリやWEBシステムなど複雑な動きを伴うものも制作できるようになります。
エンジニアの需要は高く、フリーランスでも年収500万円以上稼いでいる人が多いです。
年収1,000万円を目指すこともできるので、WEB制作に携わりながらフリーランスでガッツリ稼ぎたい人にはピッタリ。
しかしその分、学ぶべきことも多く、実務経験や高度なスキルも求められます。
バックエンドエンジニア
仕事内容 | ユーザーの目に触れないサーバー部分などを開発する |
必要なスキル | ・PHP・Java・Python・Rubyなどより高度なプログラミングスキル |
平均年収 | 約700万円~800万円 |
おすすめの人 | ・プログラミングをより深く学びたい人 ・フリーランスで高収入を得たい人 ・ある程度プログラミングの知見がある人 |
フロントエンジニアと名前が似ているバックエンドエンジニアですが、仕事内容は全く違います。
フロントエンジニアはユーザーの目に触れるWEBサイトを構築する仕事、バックエンドエンジニアはユーザーの目に触れることのないサーバー部分などを開発する仕事です。
WEBサイトが正常に動くようにシステムやデータベースを構築したり、ハードウェアの導入やセキュリティ面まで担当する縁の下の力持ち的なポジション。
しかし、バックエンドエンジニアがいなければ安全に、正常に、WEBサイトを動かすことはできないのでとても重要な役割なのです。
- サーバーの開発
- データベースの開発
フロントエンジニアよりさらに難易度の高いプログラミングスキルの習得と実戦経験が必要になりますが、その分高収入も期待できます。
未経験からチャレンジできなくはないですが、難易度も高く挫折してしまう人も多く、習得までにある程度の時間を要することは覚えておいてください。
WEBディレクター
仕事内容 | WEB制作の企画やマネジメント |
必要なスキル | ・デザインとプログラミングの基礎知識 ・スケジュール管理スキル ・マネジメントスキル |
平均年収 | 約600万円~900万円 |
おすすめの人 | ・スケジュール管理やマネジメントが得意な人 ・WEB制作のプレイヤーとしての経験がある人 |
WEBディレクターは、WEB制作の企画や進捗管理、プレイヤーのマネジメントまで全体を把握し誘導していくポジションです。
- WEBサイトの開発
- WEBアプリの開発
WEBサイトのクオリティを左右する重要な仕事のため、WEBデザイナーやプログラマーなどプレイヤーとして多くの経験や実績を積んでいる人が担当することがほとんど。
未経験OKのWEBディレクター募集もありますが稀なことなので、まずはWEBデザイナーやプログラマーとして知識と経験を積んでいくほうが確実です。
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WEB制作フリーランスになる4つのステップ
つづいては、WEB制作フリーランスになるための手順を4つのステップに分けてご紹介します。
- ステップ1:どの職種でフリーランスになるか決める
- ステップ2:独学またはスクールでスキルを身につける
- ステップ3:実践をすることでスキルと実績を積む
- ステップ4:フリーランスとして独立する
未経験からでも、WEB制作フリーランスを目指すことはできます。
ただし、スキルを身につけて実績を積んでいくというステップを踏まなければいけません。
上記4つのステップについてより詳しく解説していくので、WEB制作フリーランスになるには何から始めればいいの?と悩んでいる人は参考にしてくださいね。
ステップ1:どの職種でフリーランスになるか決める
WEB制作のフリーランスになろうと考えた時は、まず、WEB制作に関わるどの職種でフリーランスになるのかを決めなければいけません。
「誤解されがちなWEB制作フリーランスとは?」で解説した通り、WEB制作フリーランスといっても一人で全てをこなさなければいけないわけではありません。
大きく、「フリーランスとしてWEB制作に携われる4つの職種【仕事内容・スキル・年収】」で紹介した4つの職種に分担してWEB制作の完成を目指すのです。
もちろん将来的には一人で全てを行えるWEB制作フリーランスを目指すのも良いでしょう。
ですがまずは、なにか一つに絞って学び、スキルを積んだほうが良いのです。
- WEB制作にかかわる全てのスキルを身につけるまでフリーランスにはならない
- デザインやプログラミングなどまず一つのスキルを身につけでフリーランスになり実戦経験を積んでいく
後者の方が、フリーランスとして早く仕事ができるだけでなく、実戦経験も積むことができて効率的ですよね。
そのためまずは、自分がどの職種でフリーランスになるのか、まず始めに何を学びたいのかを明確にしてください。
ステップ2:独学またはスクールでスキルを身につける
独学やスクールに通ってスキルを身につけたら、次は実績を作りましょう。
スキルを身につけても、実績がなければフリーランスとして案件を獲得することは難しいです。
実績を作る方法としては、WEB制作を請け負っている企業に就職して実務経験を積んでいくのがおすすめ。
フリーランス案件は3年以上の実務経験が要件になっているケースが多いため、3年勤務すれば実績としては十分といえます。
なお、スクールに通ってスキルを身につけた場合、WEB制作会社への就職をサポートしてもらえる可能性があります。
スキルを身につけても就職できるか不安…という方は、スクール卒業後に就職サポートがあるスクールに通うのがおすすめです。
ステップ3:実践をすることでスキルと実績を積む
WEB制作に関わる職種を決め、スキルを身につけたら、次は実践です。
スキルを身につけてからすぐにフリーランスになることもできますが、実践経験がないと案件獲得が難しいこともあります。
そのためまずは、下記の方法で実績を積んでいくことをおすすめします。
- WEB制作会社に入社する
- 副業で案件を獲得していく
WEB制作におけるフリーランス案件は、3年以上の実務経験が要件になっているケースが多くあります。
フリーランスになるために確実にスキルと実績を積み重ねていきたいのであれば、WEB制作会社に入社し3年間実務に当たるのが一番です。
しかし、転職は考えていない、子育てや介護と両立しながらなので企業勤めをするのが難しいという人もいますよね。
そんな時は、副業でWEB制作の実績を積んでいくのもおすすめです。
WEB制作の副業をする場合、デザインやプログラミングなど工程ごとに未経験OKの案件が募集されていることもあるのでまずは応募してみるといいでしょう。
副業としてWEB制作の案件を受けていると、フリーランスになってからの案件獲得方法や納品までの流れも把握できるのでおすすめです。
スクールに通っている場合は、卒業後に案件獲得のサポートや就職サポートが受けられることもありますよ。
ステップ4:フリーランスとして独立する
副業である程度案件をこなしたら、いよいよフリーランスとして独立しましょう。
「副業での仕事が本業くらい稼げるようになってきた」
「継続して案件を依頼してくれるクライアントできた」
など、フリーランスになっても安定して仕事ができる環境が整ってきたら、独立のタイミングです。
独立に踏み切るのは勇気がいることですが、ここまでやってきたあなたなら大丈夫。
今までの経験や実績に自信を持ってくださいね。
WEB制作の仕事を獲得する5つの方法
つづいては、WEB制作の仕事を獲得する方法を5つご紹介します。
- クラウドソーシングサイトを活用する
- 友人・知人から紹介してもらう
- SNSで案件を獲得する
- 交流会に参加して案件を獲得する
- 交流会に参加して案件を獲得する
フリーランスは企業勤めとは違い、自分で案件を獲得していかなければ仕事も収入も得ることはできません。
チームで動く場合は営業担当がいるかもしれませんが、フリーランスとして長く活躍していくのであれば自分で案件を獲得することも覚えておいたほうがいいでしょう。
せっかくWEB制作フリーランスデビューをしたのに、仕事が無いと頭を抱える事はなるべく避けたいですよね。
そうならないためにも、フリーランスになってからどのように案件を獲得していくかを知っておきましょう。
クラウドソーシングサイトを活用する
クラウドソーシングとは、「仕事を依頼したい企業や個人」と「仕事を探している人」をマッチングしてくれるサービスです。
クラウドソーシングサイトには、WEB制作の案件がたくさんあるので非常におすすめ。
人脈に自信がない方でも、クラウドソーシングサイトを活用すればすぐに仕事を獲得できると思いますよ。
ただ、クラウドソーシングは初心者でも受注しやすい分、単価が低い傾向にあるのは頭に入れておいてください。
しかしスキルアップしたり継続して案件を受注したりすれば、交渉次第で単価をあげてもらえる可能性もあります。
ここで、おすすめのクラウドソーシングサイトを3つ紹介します。
Crowd Works(クラウドワークス)
クラウドワークスは、登録者数が国内最大のクラウドソーシングサイトです。
取り扱っている仕事のカテゴリは200種類以上あり、WEBサイト制作・マーケティング・WEBデザイン系などのWEB制作に関わる案件も豊富に掲載されています。
Lancers(ランサーズ)
ランサーズは、先ほどのクラウドワークスと並ぶ国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
掲載されている案件も多く、WEB制作に関わる案件もたくさんあります。
クラウドワークスもランサーズも、案件数が多く簡単に仕事をはじめることができるので、フリーランスを目指す方は併用して活用するのがおすすめです。
ココナラ
ココナラは、知識・スキル・経験を売買できるフリーマーケットのようなサービス。
先ほどの2つのクラウドソーシングサイトとは少し違うのですが、ココナラであれば自分で自分のスキルに値段をつけて出品できます。
例えばWEBデザイナーとしての経験を活かして「サイトのデザインを1ページ1万円で作ります」といったWEBサイト制作のサービスを出品するなど、自分のスキルや経験を、独自のサービスとして値段をつけて出品します。
しかし、スキルがないと稼げないので初心者には向いていません。
しかし逆にいえばスキルがあれば高収入が目指せます。一度挑戦してみてもよいかもしれませんね。
友人・知人から紹介してもらう
WEB制作フリーランスのなかには、友人や知人からの紹介で仕事を獲得している方も多いです。
そのため、フリーランスになったら身の回りにWEBサイト制作を考えている人がいないかどうか聞いてみましょう。
友人や知人からの紹介であれば最初から信頼関係が構築できているため、スムーズに契約できる可能性も高いです。
また、SNSでフリーランスになったことをアピールするのも効果的。
SNSなどで積極的にスキルや実績を発信していると、昔の友人や思わぬ人から仕事の依頼がくることもあるみたいですよ。
SNSで案件を獲得する
現在は、SNSでWEB制作の案件を獲得するパターンも増えています。
SNSに自分の作品をのせたり、制作への思いや人柄をアピールすることでWEB制作の案件依頼がくることもあるのです。
もちろん、WEB制作とは関係のない投稿をしていたり、WEBデザイナーとして案件を獲得したいのにデザインセンスが感じられない投稿をしていたり、的外れな投稿をしていても仕事の依頼はきません。
SNSの使い方を学び、数多くいるWEB制作フリーランスの中から自分を選んでもらうためのアピール方法なども学ぶ必要があるでしょう。
しかし、SNSを使って自分を売り込む方法は、フリーランスとして大切な営業スキルを磨くことにもなります。
個人でもSNSやWEBサイトを簡単に、そして無料で持つことができる時代だからこそ、それを活用しない手はありませんよね。
実際、フリーランスにとってSNSは強力な営業ツールです。
今までSNSに触れてこなかった人も、フリーランスになることをきっかけに始めてみることをおすすめします。
交流会に参加して案件を獲得する
フリーランスの場合、交流会に参加して案件を獲得するというのも一つの手です。
あらゆる業種が集まる交流会や、WEB制作を依頼したい人と制作者が集う交流会など、実はあらゆるところで案件獲得につながるような交流会は開催されています。
その場ですぐに案件獲得につながらなくても、人脈を広げ自分を売り込む場として交流会は最適です。
スクールに通っている場合、スクール主催の交流会があったり、あらゆる交流会の情報が流れてくることもあるので積極的に参加してみることをおすすめします。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスになったばかりのころは「どうやってクライアントに営業したらよいかわからない」「案件を紹介してくれそうな知人がいない」といった悩みを抱える方も多いはず。
そんなときは、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。
フリーランスのエージェントに登録すれば、自分のスキルや希望に合ったフリーランス案件を紹介してくれます。
大手企業の案件や高単価の案件を自分の力で獲得するのは少し難しいですが、エージェントを活用すれば獲得しやすくなります。
高収入を目指したい方は活用してみてはいかがでしょうか。
またエージェントを活用すると、フリーランス本人に代わって営業代行や報酬の交渉などをおこなってくれます。
コミュニケーションを取るのがどうしても苦手…という方は、エージェントを頼ってみるのもよいですね。
エージェントを活用しようと考えている方に、おすすめのフリーランスエージェントを3つ紹介します。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、東京では人気のあるエージェントで、最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点を構え案件数も増加しています。
フリーエンジニア向けのエージェントとしては間違いなく知名度・登録者数ナンバーワン。
WEBやインフラなど、スキル別に担当カウンセラーが分かれているので、マッチングの精度が高いという声もあります。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営するWEB系フリーランス専門のエージェントです。
週2、3日から参画できる案件数は業界でもトップクラスで、さらにリモートや時間がフレキシブルな案件を豊富に取り揃えています。
また、高単価な案件が多いのも魅力的です。
Midworks(ミッドワークス)
ミッドワークスは、正社員並みの福利厚生が魅力のエージェントで、フリーランス特有のリスクを軽減させることができます。
例えば、案件が途切れてしまった際の給与保障制度(審査あり)や、生命保険料の半額負担などがあります。
また、経験豊富なキャリアコンサルタントが登録から参画後まで手厚くサポートしてくれるのも魅力です。
WEB制作フリーランスでより高収入を稼ぐコツ
「WEB制作フリーランスになったのだから、せっかくならより高収入を目指したい!」
そう思っている人は多いと思います。
そこで続いては、WEB制作フリーランスでより高収入を稼ぐコツをご紹介していきましょう。
- 幅広いスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- クライアントからの信頼を得る
WEB制作フリーランスとしてより高収入を目指すのであれば、上記にあげた3つのコツを押さえておく必要があります。
それぞれどんなことをすればいいのか、具体的に解説していきますね。
幅広いスキルを身につける
幅広いスキルを身につけて仕事の幅を広げることは、稼いでいくための重要なポイントです。
IT業界で働くフリーランス全体に当てはまることですが、新しい技術がどんどん世に出ているなかで収入を上げるためには、対応できる仕事の幅を広げなければなりません。
扱えるプログラミング言語を増やしたり、新しいソフトの使い方を学んだり、常に新しいことを学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。
ポートフォリオを作成する
WEB制作フリーランスにとって、自分のスキルや実績をクライアントにアピールすることはとても大切。
その際に役立つのがポートフォリオです。
自分の実績やスキルを、わかりやすく相手に伝えられるポートフォリオは非常に重要です。
特にWEBデザイナーの場合、クライアントにポートフォリオを見てもらうことで、自分のデザインの雰囲気を知ってもらうことができます。
ポートフォリオを見て案件を依頼してくれるクライアントもいるので、ポートフォリオを作れば高単価の案件が舞い込んでくることもあります。
仕事に追われているとポートフォリオの作成が後回しになってしまうこともあるかもしれませんが、ポートフォリオの作成も営業活動の一環だと思ってしっかり用意しておくようにしましょう。
クライアントからの信頼を得る
これはWEB制作の仕事に限った話ではありませんが、フリーランスとして稼いでいくにはクライアントからの信頼を得ることは大切です。
クライアントとの信頼関係を築くことで、案件が完了しても継続して仕事を依頼してもらえたり、単価を上げてもらえたりする可能性があります。
クライアントとの信頼関係を築くには、ひとつひとつの仕事を丁寧にするのが大切。
「現在このような形で進めており、進捗としては全体の3割ほど完了しています」など、コミュニケーションもこまめにとると、信頼を得やすいですよ。
WEB制作フリーランスとして働くときの注意点
ここまでWEB制作フリーランスになる方法や、案件獲得する方法、必要なスキルなど詳しく解説してきました。
WEB制作フリーランスは自由に働きながら高収入を目指せる魅力的な仕事なので、WEB制作フリーランスになるぞ!と強い気持ちを抱いてくださった人も多いでしょう。
しかし、WEB制作フリーランスとして働く上で注意しなければいけないこともあるのです。
- 契約内容は都度しっかり確認する
- スケジュールやタスク管理は必須
- 確定申告や税金の知識は学んでおく
WEB制作フリーランスになって後悔することの無いように、上記に挙げた3つの注意点について詳しく解説していきますね。
契約内容は都度しっかり確認する
フリーランスとして働くときに限らずですが、契約内容はしっかり確認しなければなりません。
WEB制作フリーランスになって案件を受注する際は、案件ごとに契約を結ぶことが一般的です。
契約を結ぶ回数が案件が増えれば増えるほど多くなりますが、必ず都度内容をしっかり確認してください。
- 仕事内容
- 依頼から納品までの期間
- 報酬額や振込のタイミング
- 修正対応をすべき回数など
WEB制作では目に見える物をやり取りする仕事ではないことも多いので、どこまで作業したらいくらの報酬をいつまでに受け取ることができるかと、条件は明確にしておかなければいけません。
また、依頼日から納品までの期間もハッキリさせておかないと、スケジュールが辛くなってしまうこともあるので要注意。
修正対応についても、基本的には2回までなどと決めておかないと、何度も修正依頼がきて作業だけが長引き納期に間に合わない、割に合わないなどと不満に感じることとなってしまいます。
スケジュールやタスク管理は必須
フリーランスとして働くときは、全て自分でスケジュール管理をしなければなりません。
案件ごとの納期や支払い管理はもちろん、休日をどこに設定するかも自分次第なのです。
スケジュールやタスク管理ができていないと、納期に遅れてしまったり、案件が重なってしまいキツイスケジュールになったりしてしまいます。
納期遅れや、忙しさを理由にした質の低下は信頼にかかわることです。
一度の気の緩みだとしても、それでもう仕事がもらえなくなってしまうこともあります。
信頼が落ちる=仕事がもらえない=収入がないということなので、フリーランスにとっては致命的ですよね。
また、案件を詰め込みすぎて休日がなく、体調を崩したりプライベートの時間が無くなってしまうというのも問題です。
自由に働くことができるフリーランスだからこそ、スケジュール管理はしっかり行いましょう。
確定申告や税金の知識は学んでおく
フリーランスの場合、確定申告や税金の支払いなどは全て自分で行う必要があります。
1年間で得た所得を申告し、所得税を納税するのが確定申告。
確定申告をしなかったり、嘘の申告をした場合は罰則が課せられることもあるので忘れずに正しく行いましょう。
確定申告では所得から税金額が算出されますが、単純な収入ではなく売上から経費を引いた額が所得になります。
そのため、日ごとから経費管理をしておかなければなりません。
経費管理をしていない場合、税金を本来より多く支払わなければいけなくなったり損をする可能性もあります。
WEB制作においてどこまでが経費と認められるのかや、確定申告や税金など各種手続きは専門的な用語も多く最初は難しく感じるでしょう。
しかし、フリーランスとして働く以上避けては通れない道なのです。
自分で行うのが難しいというときは、税理士に依頼して管理を任せてしまうというのも一つの手。
税理士に支払う報酬は必要になりますが、確実に、そして性格に確定申告ができますよ。
【Q&A】WEB制作のフリーランスに関してよくある質問
つづいては、WEB制作のフリーランスに関してよくある質問にQ&A形式でお答えしていきます。
WEB制作についてはもちろん、フリーランスという働き方に不安や疑問を持っている人もまだまだ多いでしょう。
筆者も、現在WEBライターとしてフリーランスで働いています。
WEB制作とはまた少し違うライター業ですが、WEB業界でフリーランスという働き方を目指す人の不安や疑問は多少なりとも理解できるのです。
今でこそこうしてフリーランスとして働けているので、おすすめできるよ!と伝えることができますが、フリーランスになる一歩を踏み出すのにとても勇気を必要としたことを鮮明に覚えています。
そこでここでは、WEB制作フリーランスを目指す人の不安や疑問を解消できるように具体例を交えながら質問に回答していくのでぜひ参考にしてくださいね。
価格設定は自分でどう決めればいいの?
WEB制作における価格に決まりはありません。
WEB制作においては、多くの場合、工程数や作業時間を考慮したうえで単価を決めていきますが、自分が稼ぎたい金額から逆算して決めていくといいでしょう。
とはいっても、相場から大きく外れている場合は案件獲得が難しいこともあります。
クラウドソーシングサイトや競合を見れば大体の相場は把握できるので、参考にしてみるといいでしょう。
逆に、安すぎる単価設定もいけません。
WEB制作のフリーランスになりたての時は、自信がない、案件を獲得したいという気持ちから低価格で請け負う人も多いと思います。
キャンペーン価格として初回のみ低価格と設定していくのはいいことです。
しかし、いつまでも低価格だと自分も辛くなりますし、安すぎる価格は逆にクライアントを不安にさせてしまうのです。
WEB制作における価格設定については、こちらの動画も参考にしてみてください。
安すぎる価格設定がなぜダメなのかということに加え、フリーランスで価格設定をしていくときの参考になるはずです。
AIの参入でWEB制作フリーランスの仕事はどうなる?
AIの参入でWEB制作の仕事がなくなるということはないでしょう。
ですが、AIツールの使い方について学んでおかないとこれからの時代を生き抜くWEB制作フリーランスになるのは難しくなるかもしれません。
ある程度の知識がある人であればAIを使いながら制作・運用ができるかもしれませんが、0から学び実行していくのはかなり骨が折れる作業。
そのためやはり、自分たちで0から学ぶよりWEB制作のプロに依頼したほうが確実だと考える人が多いためAIによってWEB制作フリーランスの仕事がなくなるとは考えにくいのです。
見方を変えれば、WEB制作フリーランスにとってはむしろAIによって作業が楽になることが期待できます。
AIを活用したWEB制作や運用・保守はこれからの当たり前になるかもしれませんよね。
実際、日本デザインがフリーランスのWEBデザイナーを対象にAI(ChatGPT)に関する意識調査をしたところ、62%の人がChatGPTを活用したことがあると回答しています。
ChatGPTなどAIの参入により、WEB制作フリーランスは今までに必要とされていたスキルに加えAIツールの使い方も学ばなければいけなくなっているといっても過言ではありませんね。
大変だと感じるかもしれませんが、スキル向上、そしてこれからの時代を生き抜くWEB制作フリーランスとなるためには、今からAIツールについても学んでおく必要があるでしょう。
参考:フリーランスのWEBデザイナーを対象にAI(ChatGPT)に関する意識調査
WEB制作フリーランスは独学でもなれる?
WEB制作フリーランスは、独学でも目指すことはできます。
ですが、独学ではより高度なスキルを身につけることは難しい事も多いのです。
WEB制作フリーランスになるための一歩を確実に、そして効率よく目指すのであればやはりスクールに入会することをおすすめします。
スクールを選ぶときは、「誤解されがちなWEB制作フリーランスとは?」で解説した通り、WEB制作において自分が何を担当したいのか、何から学んでいきたいのかを明確するのが先決です。
スクールによってWEBデザインであったり、プログラミングであったり、学べることは違ってきます。
スクールに入会したけれど自分の学びたいことが学べなかった!と、時間もお金も労力も無駄にしないよう、まずは職種を決めてからスクール選びをしてくださいね。
結局、WEB制作フリーランスを目指すなら何の職種がいいの?
「誤解されがちなWEB制作フリーランスとは?」でも触れたとおり、WEB制作の中にもいくつかの職種があります。
WEB制作のフリーランスになりたいけど、どの職種(分野)から始めようか決まらない!という人もいますよね。
そこで最後に、WEB制作フリーランスを目指すうえでどの職種がおすすめなのか、事例を交えて詳しく解説していきますね。
WEB制作フリーランスを目指すならWEBデザイナーがおすすめ
WEB制作フリーランスを目指す人の中で、デザインが好き、モノづくりが好きという人はやはりWEBデザイナーがおすすめです。
WEBディレクターはWEBデザイナーやWEBエンジニアなどで経験を積んでから抜擢されることが多いので、やはりまず初めはプレイヤーからスタートするほうがいいですね。
- 短期間でスキルを身につけることができるから
- 未経験からでもチャレンジしやすいから
WEBエンジニアも需要はあり、高収入を目指せるのでおすすめです。
ですが、その分学ぶべきことも多くあります。
中でもコーディングに関しては苦手とする人も多いので、途中で挫折してしまう人もいるでしょう。
学ぶべきことが多い分、実践に移るまでの期間もかかるというのも難点です。
WEBデザイナーも学ぶべきことは多くありますが、デザインが好きだという人であれば楽しみながら取り組むことができるものばかり。
そして何より、日本デザインスクールであれば、未経験からでもたったの45日でWEBデザイナーデビューが果たせるのです。
どの職種から学んでいこうか迷っている人にとっても、WEBデザイナーとしてのスキルを身につけてからエンジニアを学び、WEBディレクターへ…という道筋が最短、そしてチャレンジしやすいのではないでしょうか。
フリーランスのWEBデザイナーとして活躍している方の事例
「WEB制作フリーランスになるためにまずWEBデザインを学んでみたいけど、本当にWEBデザイナーのフリーランスで活躍できるの?」と不安に思う人もいると思います。
実際に、未経験からでもフリーランスのWEBデザイナーとして活躍されている人は多くいるのです。
そこで、フリーランスのWEBデザイナーとしてどれくらいの収入を得ているのかなど、未経験からフリーランスデビューした3人の事例をご紹介します。
事例①未経験からフリーランスのWEBデザイナーにチャレンジし月収100万円を達成した方の事例
日本デザインスクールの卒業生であるふじもんさん。
元々会社員として働いていらっしゃいましたが、息子さんとの時間をもっと確保したいとフリーランスとしての働き方を検討している中で、WEBデザイナーという職種に出会い学ぶことを決めたそうです。
高収入を得るためにLP(ランディングページ)制作について学んだことで、フリーランスのWEBデザイナーとして独立することができたとおっしゃっています。
WEBデザイナーとしてフリーランスになる、そしてそこからさらに高収入を目指すと目標を決め、どんどん学んでいく姿勢は見習うべきものですよね。
事例②52歳パソコンも持っていないな状態からWEBデザイナーに転身し収入2倍になった方の事例
あっこさんこと岩男暁子さんは、50代でWEBデザインの門をたたいた女性です。
毎日毎日仕事に通い続ける毎日が辛いなと思ってから、より自由な働き方を求めWEBデザイナーとしての働き方を模索していったとのこと。
WEBデザインを学び始めるまではパソコンも持っていない状態だったそうですが、やる!と決めてからは前を向いて進んでいく姿勢はいくつになっても見習うべきものですね。
WEBデザイナーになってフリーランスとなり仕事を辞めると意気込んでいたそうですが、色々なご縁が重なり今までいた会社でWEBデザイナーとして働くことになったそうです。
WEBデザイナーになることで、より自由で楽しい働き方が会社でも実現できるようになったとおっしゃっています。
WEBデザイナーはパソコンとインターネット環境があればどこでも働くことができるので出社せず在宅で働けるようになったこと、成果を評価され勤務日数が減っても収入が以前よりアップしたなど嬉しいことばかりです。
事例③かけもち月収13万円から月収40万円WEBデザイナーになった方の事例
みゆみゆさんこと田中美有さんは、肉体労働含めた3つの仕事を掛け持ちするハードな毎日を送っていたそうです。
かけもちしても月収13万円で、忙しい毎日のため家族との時間も作れず悩んでいらっしゃいました。
そんな中WEBデザインを学び、WEBデザイナーとして就職しただけでなく副業としても活動し、今では合計月収40万円を達成しているとのこと。
収入はもちろん、在宅勤務や子どもの都合で早退など融通の利く職場に出会えたことで自由で楽しい毎日を送っています。
まとめ
今回の記事では、WEB制作フリーランスの仕事とはどんなものなのかを始め、必要なスキルや収入、注意点やフリーランスになるためのステップまでまとめて詳しく解説してきました。
WEB制作フリーランスになるためには、全ての工程を自分1人で行えなくても大丈夫。
デザインやプログラミングなど分業しているところも多いので、自分の興味がある分野から学んでいくのが良いでしょう。
独学でもWEB制作に関わる職種でフリーランスを目指すことはできますが、やはり高度なスキルを効率よく身につけたいのであればスクールへ入学することをおすすめします。
ですが必ず、自分が学びたい職種を明確にしてからスクール選びを行いましょう。
どこから学んでいけばいいのか迷ってしまうという人は、WEBデザイナーから始めてみることをおすすめします。
将来性も高く、楽しく、そして45日という短期間で未経験からフリーランスデビューを目指すことができますよ。
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