近年「フリーランス」という働き方が注目を集めており、20代をはじめ主婦の方や幅広い年齢層に人気があります。
時間や場所に制限されずに、自由に働けるのは非常に魅力的ですよね。
なかでも女性は、出産や子育てなどの人生のイベントによってキャリアが変わりやすいです。
そのため、自由に働けるフリーランスに憧れている方も多いのではないでしょうか?
そんななか
「女性でもフリーランスとして稼げるの?」
「女性のフリーランスってどんな仕事があるの?」
このような疑問をお持ちの方もいると思います。
そこで今回は、女性フリーランスの平均年収や平均労働時間、注意点、女性に人気の仕事を紹介していきます。
この記事を読めば、なかなか勇気を出せず一歩踏み出せない方も、女性フリーランスについて理解でき一歩踏み出すきっかけになるはずです。
女性でフリーランスを目指そうか考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
2000名以上の人生を変えるキッカケになった
「好きなことで生きていく!WEBデザイナーという働き方セミナー」では、
- WEBデザイン業界の「最新」ウラ事情
- WEBデザイナーにおける「未経験OK」のワナ
- WEBデザインの学習で失敗した「しくじり先生」の話
>>詳しくはこちら
女性フリーランスって実際どうなの?

「フリーランスって男性の方が多いの?」
「女性のフリーランスって、ぶっちゃけいくら稼げるの?」
女性でフリーランスを目指そうとすると、気になることも多いですよね。
これからフリーランスを目指そうと考えているなら、まずは女性フリーランスの現状を知ることが大切です。
それではさっそく説明していきますね。
フリーランスの男女比率
「フリーランス白書2022」によると、フリーランスの男女比は次のとおりになっています。
引用:フリーランス白書2022
女性が50.3%、男性が46.1%とほとんど半分の割合になっていることがわかりますね。
なかには「フリーランスは男の人が多そう」というイメージを持っていた方もいるとおもいます。
しかし、結婚や出産などの人生のイベントでキャリアが変わりやすいという理由から、自由に働けるフリーランスとして働く女性が増えてきているのです。
会社員として働きながら副業をして、そのままフリーランスになる方もいますし、産休や育休をきっかけにフリーランスとして働きはじめる方も多いです。
女性フリーランスの平均年収
「フリーランス白書2020」によると、女性フリーランスの平均年収は次のとおりになっています。
引用:フリーランス白書2020
割合が多い順で見ると、
- 「200万円未満」で30.8%
- 「200万〜400万円未満」が28.9%
- 「400万〜600万円未満」が14.1%
- 「600万〜800万円未満」が8.9%
- 「800万〜1,000万円未満」が6.2%
- 「1,000万〜1,200万円未満」が3.3%
となっています。
女性の平均年収はだいたい200万円〜400万円といえますね。
また、子供がいる・いないでも収入に若干変動があることもわかります。
女性フリーランスの平均労働時間
引用:フリーランス白書2020
先ほどと同じく「フリーランス白書2020」によると、女性のフリーランスの平均労働時間は次のとおりになっています。
こちらも割合が多い順に見ると
- 「140時間以上」が26.2%
- 「20時間以上」が20.7%
- 「100時間以上」が17.4%
- 「60時間以上」が14.1%
- 「200時間以上」が9.5%
- 「20時間未満」が9.2%
- 「250時間以上」が3.0%
となっています。
平均すると、女性フリーランスの労働時間は約100時間前後です。
ただ、本業として働いている方もいれば、副業として働いている方や家事や育児のスキマ時間に働いている方など、さまざまな方がいます。
そのため、働き方によって労働時間はかなり個人差があるのですね。
女性は特にばらつきが多いため、男性と比較して「20時間未満」〜「100時間以上」までの割合がそれぞれ高くなっています。
どれくらいフリーランスの仕事に時間を使うかは、あなた次第。
自分がいくら稼ぎたいのか、どのような働き方をしたいのかをしっかり考えて、自分の木行に合わせた時間を確保するようにしましょう。
女性にフリーランスをおすすめする3つの理由

女性のフリーランスが増えてきているとお伝えしましたが、どのようなメリットを感じてフリーランスになっているのでしょうか?
ここからは、女性にフリーランスをおすすめする理由を3つ紹介します!
体調に合わせて仕事を調整できるから
自分の体調に合わせて仕事を調整できるのは、女性にとって魅力的なポイントだと思います。
女性は生理による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがありますよね。
会社によっては生理休暇を設けているところもありますが、取得率が低いのが事実です。
体調が悪くて病院に行くときや休むときは「会社やみんなに迷惑をかけてしまう」と思って、相談しづらかったり休みづらかったりしますよね。
その点、フリーランスは自分の体調に合わせて柔軟に対応できます。
「今日は生理中だから1日休んで、土曜日に仕事をしよう」
「午後に病院へ行きたいから、午前中に仕事を終わらせよう」
など、定時が決まっていない分時間に融通がきくのです。
キャリアが途切れないから
女性の場合は結婚や出産、子育てなどの人生の大きなイベントによって退職や休職を考えることがあります。
またパートナーがいる場合は、パ―トナーの転勤によって退職せざるを得ない方もいると思います。
そうなると、会社員の場合はその都度キャリアが途切れてしまいますよね。
キャリアにブランクを感じてしまうと、復帰するのが不安と思う方も多いはず。
一方でフリーランスの場合、出産の際にもギリギリまで働けたり出産後も自身の体調次第で早めに復職できます。
仕事量も自分で調節できるので、会社員に比べて完全にキャリアが途切れることはないのです。
まったく仕事をしていないのと、少しでも仕事に関わっているのでは復帰するときの不安は全然違うと思います。
女性はキャリアに不安を抱える方も多いと思いますが、その悩みや不安を解消できる働き方はフリーランスならではといえますね。
育児や家事との両立ができるから
結婚して子供を産んだ場合、家事や育児との両立ができるのもフリーランスのメリットです。
フリーランスの場合でも、基本的に在宅で仕事ができるので自由な時間を確保しやすいです。
朝会社に行く準備や通勤時間がないため、朝から忙しい主婦の方にとってはとてもうれしいポイントですね。
また、万が一子供が急に熱を出したりけがをしたりした場合、すぐに病院に連れていけます。
子供がいる場合は、夫婦どちらかの
時間が自由だとなにかあったときに安心です。
さらに在宅で仕事ができる分、子供といる時間も増えます。
子供の成長を見ながら仕事ができるのは、フリーランスならではのメリットですね。
まずは無料でWEBデザインを学びませんか?
WEBデザイン基礎学習の
約40時間が節約できちゃう
5大特典をプレゼント中です。
\受け取りは簡単30秒!/
まずはこちらのボタンをクリックして詳細をご確認ください。
女性がフリーランスになるうえでの注意点

フリーランスは女性にとって、とても魅力的な働き方であることは間違いありません。
しかし、フリーランスになるうえで気を付けなければいけないこともあります。
フリーランスを目指す場合は、注意点もしっかり把握しておきましょう。
それでは1つずつ説明していきますね。
仕事を自分で獲得する必要がある
会社員のときと大きく違うのは、仕事を自分で獲得する必要があること。
フリーランスの場合は、仕事を獲得できなければ収入もゼロになってしまいます。
仕事を獲得するために、仕事を依頼したい人と探している人をマッチングさせる「クラウドソーシング」というサイトを活用したり、企業に自ら営業したりしなければいけないのです。
仕事を獲得するにはスキルや実績も必要ですが、営業力や提案力なども求められます。
「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるような工夫をする必要がありますね。
税金関係や確定申告の知識を身につけておく
フリーランスになると、税金関係や確定申告を全て自分でおこなわなければいけません。
そのため、知識をしっかり身につけておく必要があります。
確定申告は面倒くさいというイメージを持っている方も多いと思いますが、納税は国民の義務なので収入が少なくても確定申告はしなくてはいけません。
また、結婚をしている場合は夫の扶養内で働くかどうかがポイントです。
扶養内で働くとパートナーの所得税を抑えつつ、自分の税金や社会保険料を払わずに済みます。
ただし、扶養内に収めるには一定の収入を超えないようにセーブしなければいけません。
まずは扶養に入った状態でフリーランスになって、ある程度稼げるようになったタイミングで扶養から外れる女性も多くいます。
税金に関してよくわからない方は、税理士に依頼したり会計ソフトを利用したりするのもひとつの方法ですよ。
こちらの記事も参考になるので、気になる方はチェックしてみてください。

仕事を増やしすぎないようにする
フリーランスは自由な働き方ができるので、会社員時代に残業時間に制限があって思うように働けなかった方も、いくら仕事をしても誰にもなにも言われません。
自分が好きな分だけ働いて、自分が頑張った分だけ収入を得られるのは大きなメリットです。
しかしだからといって仕事を増やしすぎてしまうと体調を崩してしまう、クオリティが下がってしまう、納期に間に合わなくなってしまう、などの可能性があります。
体調を崩してしまったら元も子もありませんし、クライアントに迷惑をかけてしまっては今後の仕事に影響が出てしまいます。
特に家事や育児と両立して仕事をしようと考えている主婦の方は、自分の心に余裕がなくなるまで仕事をしてはいけませんよ。
女性フリーランスに人気の仕事6選

メリットや注意点をお伝えしたうえで「私もフリーランスになりたい!」と思った方もいるはずです。
大変なことも多いですが、女性にとってはメリットも大きいですよね。
しかし、フリーランスにはさまざまな仕事があって、いざはじめようと思っても迷ってしまいますよね。
ここからは女性に人気の仕事を6つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
WEBライター
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約300万円(文字単価:1円~5円) |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/WEB制作会社の下請け/SNS経由 など |
WEBライターとは、WEBサイト上の記事を執筆する仕事です。
WEBメディアやWEB広告など、さまざまなコンテンツの文章を扱います。
WEBライターになるには特別な資格は必要なく、未経験からでもはじめられます。
基本的な文章スキルやパソコンスキルは必要ですが、高度なスキルは求められていないので全然難しくありませんよ。
最初は単価が低くて思うように稼げないかもしれませんが、コツコツ継続することで単価がアップしていきます。
また、スキルを磨くことも収入アップにつながるのでコツコツ努力することも大切。
パソコン1台あれば誰でもはじめられるので、女性にはハードルが低く人気の仕事です。
- わかりやすい文章を書くスキル
- 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
- SEOの知識
- 文章を書くのが好きな人
- 好奇心旺盛な人
- 継続してコツコツ頑張れる人
WEBライターについて詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。

WEBデザイナー
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約360万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など |
WEBデザイナーの仕事内容は、WEBサイトのデザインやバナー制作・ロゴ制作といったWEBサイト全般のデザインをおこなうことです。
デザインソフトを使用してデザインする場合もあれば、実際にコードを書いてWEBページをデザインすることもあります。
業務内容によって収入がかなり変わりますが、収入を上げたい場合はしっかりスキルや知識を身につけてからWEBデザイナーになった方がよいです。
また、デザインのスキルももちろん必要ですが、クライアントの要望を的確に把握するコミュニケーション能力や、イメージをデザインに落とし込む力も重要になってきます。
「WEBデザイナー」という響きがオシャレだから、などの理由で挑戦したいという女性も多いのではないでしょうか?
気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
- わかりやすい文章を書くスキル
- 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
- SEOの知識
- 流行りに敏感な人
- 好奇心旺盛な人
- 新しいものが好きな人
WEBデザイナーについて詳しく知りたいという方はこちらの記事を読んでみてくださいね。

動画編集者
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約300万円~400万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/動画制作会社の下請け など |
動画編集は、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集することが主な仕事。
扱う動画は、YouTubeや企業の動画広告、結婚式のムービーなど幅広いです。
動画編集者になるには、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトや、CG・音声関連スキルなどを習得しましょう。
基本的な編集は市販のアプリでもできるため、動画編集者には高いスキルが必要です。
単に動画編集のみをするだけでなく、ディレクションから動画撮影、編集までを一貫して担当できる人材は重宝されます。
動画の長さにもよりますが、案件は3,000円程度から高いものでは1万円を上回る案件も珍しくありません。
また企画の段階から参加できると、高収入を得られる傾向があります。
新型コロナウイルスの影響もあり、家にいる時間が増えたことから動画を視聴する方も増えてきました。
動画を見るのが好き、という方はもしかしたら向いているかもしれません。
- 動画編集ソフトを使いこなすスキル
- グラフィックソフトを使いこなすスキル
- 完璧主義の人
- 細かい作業が好きな人
- 音楽や絵画などの芸術が好きな人
動画クリエイターに興味がある人はぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。

WEBエンジニア
働き方 | 基本的に在宅ワーク(常駐案件は高単価) |
平均年収 | 約600万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/WEB制作会社・広告代理店の下請け/フリーランス専門エージェントの活用 など |
WEBエンジニアとは、WEBサイトやスマートフォン上で動作する機能の開発や、サービスを提供するために必要なITシステム・アプリ開発をおこなう仕事です。
仕事内容ごとに、「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」、「インフラエンジニア」などに分けられます。
フロントエンドエンジニア
WEBブラウザ上でユーザーが目にする部分について、ページのレイアウトや情報を入力する画面のプログラムを作るなどを担当します。
バックエンドエンジニア
サーバー・OS・データベースなど、ユーザーには直接見えない部分について設計・開発をおこないます。
インフラエンジニア
24時間365日サイトを稼働させるために、ネットワークやサーバーの設計や運用、構築などをおこない、サイトの基盤を整えています。
またフリーランスのエンジニアの働き方は、在宅型と常駐型の2つに分けられます。
「常駐型」は、クライアント企業へ行き、週3〜5日で会社員と一緒に働くのが一般的です。
在宅ではないので大変かもしれませんが、常駐型の方が収入は高い傾向にあります。
ただ、最近では「リモートワーク可能」「週1日からOK」などの案件も増えてきているので、フリーランスとして働きやすい環境が整ってきているみたいです。
高いスキルが求められますが、その分年収は圧倒的に高いので「フリーランスとして高収入を目指したい!」という方にはおすすめです。
- プログラミングスキル
- サーバーやOSに関する知識
- コミュニケーション能力
- 向上心がある人
- 地道な作業が好きな人
- ものづくりが好きな人
WEBエンジニアに必須のプログラミングについて知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

イラストレーター
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約350万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/SNSの活用/見込み客への営業 など |
イラストレーターの仕事は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作すること。
制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、WEBサイトや雑誌の挿絵などの身近なものが多いです。
イラストを制作するには、デザインソフトである「illustrator」「photoshop」「XD」の編集スキルは必須といえます。
しかしソフトを使いこなすスキルがあっても、クライアントの依頼内容に沿ったイラストを描くためには相手の要望を正しく把握できないといけません。
よりクライアントの依頼内容に沿った仕事をするためには、打ち合わせの際にクライアントと意識のすり合わせをおこなったり、制作チームで作業する際にも円滑に進めたりするためのコミュニケーションスキルが重要です。
報酬はイラストのサイズや点数、クライアントによってさまざまですが、クラウドソーシングでは1点500円以上の案件が見つかりますよ。
絵を描くことが好きな女性には、とても人気の仕事です。
- イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
- ヒアリング、提案力
- コミュニケーションスキル
- 絵を描くのが好きな人
- オリジナリティを探求できる人
- 向上心がある人
アフィリエイター・ブロガー
働き方 | 時間や場所に制限なし |
平均年収 | 約300万円~400万円 |
案件獲得方法 | ASPへの登録 |
アフィリエイターやブロガーは、ブログやSNSで発信活動をしてアフィリエイト広告などで収入を得る仕事です。
アフィリエイト広告とは、自分のブログやSNS経由で紹介した商品が売れると、広告費として収益が発生する広告のことをいいます。
よく、ユーチューバーやインスタグラマーがおすすめの商品を紹介しているのを見かけますよね。
「#PR」などと書かれている場合、その人経由での商品の売り上げの数%が広告費として入るので、仕組みとしてはアフィリエイターやブロガーと一緒です。
ただし、アフィリエイトとステマ(※)は大きく異なるので、注意してくださいね。
(※)ステマ…ステルスマーケティングの略称。PRであることを隠して商品を宣伝する行為のことで、違法になる可能性もあります。
要は、ブログの読者やSNSのフォロワーを増やし、たくさんの人に自分の発信を見てもらうことで、商品が売れる可能性が高まり収益が増えるのです。
アフィリエイターやブロガーには、商品を売るためのWEBライティングと、SEOに関する知識が欠かせません。
収入を伸ばすためには、アクセス解析やマーケティングの知識も身につけるとよいと思います。
軌道に乗れば稼げる仕事ですが、稼げるようになるにはかなり時間がかかります。
そのため、本業ではなくまずは副業としてはじめてみるのもよいかもしれませんね。
- ライティングスキル
- SEOの知識
- アクセス解析の知識
- WEBマーケティングの知識
- コツコツ努力できる人
- 文章を書くのが好きな人
- 情報を発信するのが好きな人
女性がフリーランスになる王道4ステップ
ここまで女性がフリーランスになるメリットや、フリーランスになるのにおすすめの職種をご紹介してきました。
しかし、それだけの情報ではどうやってフリーランスになるかわからないですよね。
実際、やみくもにフリーランスを目指すと、途中で挫折してしまう可能性がとても高いです。
そのため、ここからはリスクをおかすことなく、安全にフリーランスになれる手順をご紹介していきます。
実際、この手順でフリーランスになる人はとても多いので、ぜひ参考にしてくださいね。
ステップ1.何で稼ぐかを決める
フリーランスを目指すときには、まずどの職業を本業にするかを考えましょう。
これまでの経験を活かした職業を選んでも、未経験の職種を選んでも大丈夫です。
もし、未経験の職種を選ぶのなら、次のポイントを意識してみてください。
- 将来性はあるか
- 習得にどれくらいかかるか
- 自分が夢中になれる仕事か
職種によっては衰退していたり、将来的にAIに取って代わられたりする仕事もあります。
その職種を選んでしまうと、5年後、10年後に仕事がなくなってしまうので、職種の将来性をチェックする必要があるのです。
また、習得にどれくらい時間がかかるかも重要。
習得に時間がかかるものが悪いわけではありませんが、その期間は収入が生まれないので、必ず自分の経済状況を必ず考えるようにしましょう。
そして、何より重要なのが夢中になれる仕事を選ぶこと。
せっかく自由なフリーランスになれるのですから、自分が本当に楽しいと思える職種を選びましょう。
ステップ2.スキルを身につける
どの職種でフリーランスになるかを決めたら、次はスキルを身につけましょう。
フリーランスは良くも悪くも実力主義。
スキルがあるかないかで仕事を依頼してもらえるかや、どのくらいの報酬がもらえるかが決まるので、働き始める前には必ずスキルを身につけましょう。
実際に、スキルを身につける方法は次の2つです。
- 独学で学ぶ
- スクールや専門学校に通う
どちらでもフリーランスになれる可能性はありますが、成功率は大きく変わります。
着実にスキルを身につけて、1日でも早くフリーランスになりたいという方には、スクールや専門学校がおすすめです。
ただし、スクールや専門学校にもスキルが身につかないところがあるので、卒業生がフリーランスとして活躍しているかを確認してくださいね。
ステップ3.副業を始める
スキルを身につけたら、実際に仕事を始めてみましょう。
スキルがしっかり身についており、それをポートフォリオ(作品集)などでアピールできれば実績がなくても仕事を取ることはできますよ。
ただし、最初のうちは副業として仕事を取るようにしましょう。
いきなりフリーランスになると収入が大きく減少して、生活できなくなるリスクがあるからです。
逆に副業から仕事を始めれば、安全に実績やクライアントを増やすことができるので、生活できなくなるということはありません。
実際に、稼いでいるフリーランスの多くはこの手順で踏んでいるので、ぜひ実践してみてくださいね。
ちなみに駆け出しフリーランスが仕事を取る方法としておすすめなのは、無料で仕事を引き受けることです。
無料であれば仕事を依頼してもらえる可能性がグッと高まるからです。
最初はお金が出ないので損をした気分になりますが、そこで成果を出せば次からは向こうから報酬ありの仕事を依頼してもらえますよ。
ステップ4.開業届を出す
仕事を始めるのと並行して、開業届を出す準備をしましょう。
開業届とは個人事業主になるのに必要な書類であり、事業を始めてから1ヶ月以内に提出する必要があります。
提出しなかったからといって罰則があるわけではないですが、国民の義務なので必ず出すようにしましょう。
また、開業届を出すのには
- 事業用の口座を開設できるようになる
- 最大65万円の税金控除ができるようになる
といったメリットもあります。
お金の管理がしやすくなる、支払う税金が少なくなるといった効果があるので、できるだけはやく書類を提出するのがおすすめです。
開業届の提出方法や注意点について詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

まとめ
今回は、女性フリーランスの平均年収や平均労働時間、注意点、女性に人気の仕事を紹介しました。
現状、フリーランスとして活躍している女性は半分を占めています。
「キャリアが途切れない」「育児や家事との両立ができるから」などの得られるメリットが大きいのも、フリーランスとして活躍する女性が増えている理由のひとつです。
結婚や出産、育児などによってキャリアが途切れてしまうことに不安を抱えている方にとっては、非常に魅力的な働き方ですよね。
フリーランスとして働く女性に人気な仕事は「WEBライター」「WEBデザイナー」「動画編集者」「WEBエンジニア」「イラストレーター」「アフィリエイター・ブロガー」の6つです。
「フリーランスとしてどんな仕事をしようかな?」と考えている方も多いと思いますが、そんな方はこの記事を参考にして仕事を選んでみてください。
自分に合った職種を選び、フリーランスとしてのキャリアを築いていきましょう!
この記事があなたのお役に立てたらとてもうれしいです。