無料お役立ち資料 >受け取りはこちら

女性フリーランスにおすすめの仕事10選|収入や始め方・注意点まで徹底解説

女性フリーランスって実際どうなの?メリットやおすすめの仕事を紹介

働く場所も時間も、働く相手も自分で自由に選ぶことができる「フリーランス」は、今までの「当たり前」とは違う働き方。

フリーランスという働き方であれば、これまで家事育児で外に働きに出ることが難しかった女性・主婦の人たちの選択肢も広げることもできるでしょう。

自由に働くことができるフリーランスであれば、これからライフイベントを控えている女性でも、柔軟に働き続けることができるのでとても魅力的ですよね。

しかし一方で、「女性でもフリーランスとして稼ぐことができるのか?」

「女性がフリーランスで活躍できる仕事はどんなものなのか?」という不安や、「どうやってフリーランスになればいいの?」という疑問を持つのも当然です。

そこで今回の記事では、女性フリーランスにおすすめの仕事はもちろん、選び方や注意点、そして始め方や準備しておくべきことまで気になるポイントをまとめて解説していきます。

今回の記事で分かること
  • 女性フリーランスが仕事を選ぶポイント
  • 女性フリーランスにおすすめの仕事
  • 女性フリーランスのメリットや注意点
  • 女性フリーランスの始め方や準備
  • 女性フリーランスによくある質問

この記事を最後までチェックしていただければ、女性がフリーランスとして活躍するためのステップが明確になるはずです。

フリーランスになりたいと願う女性はもちろん、興味はあるけれど不安も大きいなと足踏みしている女性も、ぜひ今回の記事を読み進めてくださいね。

目次

女性フリーランスになりたい人が仕事を選ぶときのポイント

まずは、女性フリーランスになりたい人が仕事を選ぶときのポイントをご紹介します。

仕事選びのポイント
  • 将来性のある仕事を選ぶ
  • 場所や時間を選ばない仕事を選ぶ
  • 女性としての感性や経験が活かせる仕事を選ぶ

せっかくフリーランスとしての一歩を踏み出したとしても、仕事がない、上手くいかないなど軌道に乗らなければ意味がありませんよね。

フリーランスになったけど失敗だったかも…と後悔するリスクを減らすには、仕事選びがまず重要。

女性がフリーランスとして活躍するためにも、ポイントを押さえて仕事を選んでいきましょう。

将来性のある仕事を選ぶ

女性がフリーランスになろうと考える時にまず考えなければならないのは、その仕事(業種)に将来性があるかどうかです。

せっかくフリーランスデビューをしたのに、現時点で需要がない、もしくはすぐに需要が無くなってしまう仕事では、安定して収入を得ることはできません。

もちろん、自分が興味がある、やりたい仕事から選ぶのは基本。

興味がなく学ぶことが楽しくない分野では、フリーランスとして長く仕事を続けていくのは難しいですからね。

しかし、将来性があるかどうかも必ずチェックしておかなければ、仕事として収入を得ていくことは出来ないのです。

自分が興味のある分野から、将来性があり長く続けられる仕事を選ぶようにしましょう。

場所や時間を選ばない仕事を選ぶ

フリーランスとして働きたいという女性の中には、家庭やプライベートと両立し、自由な働き方をしたいと考えている人が多いと思います。

そのため、フリーランスの仕事を選ぶときは場所や時間を選ばない仕事かどうかのチェックが必要です。

出社必須であったり、何時から何時までは仕事をしていなければならないと決まっている仕事だと、正社員やパートと働き方は変わりません。

「子供の傍に居ながら働けるように在宅で仕事をしたい」

「家事育児も疎かにしたくないから働く時間に制限がないほうがいい」と考えてフリーランスを希望する場合は、場所や時間を選ばない仕事であることが絶対条件と言えるでしょう。

女性としての感性や経験が活かせる仕事を選ぶ

女性がフリーランスとして活躍するときには、女性ならではの感性や経験を活かさない手はありません。

男だから、女だからと区別するわけではないですが、培ってきた家事や育児スキルであったり、細かな気配り、そして美容に関する知識などはフリーランスとしても強みになります。

「家事育児しかしてこなかったから、特別なスキルも何もないし…」と悩んでいる女性もいるかもしれませんが、そんなことは決してないのです。

今までの経験を活かし、誰かの役に立つ仕事は必ずあります。

どんな仕事をしようか迷っている人は自分の経験や感性を活かせる分野から選ぶのも良いでしょう。

女性フリーランスにおすすめできる人気の仕事10選

続いては、女性フリーランスにおすすめできる人気の仕事をご紹介します。

女性フリーランスにおすすめの仕事10選
  • WEBライター
  • WEBデザイナー
  • 動画編集者
  • WEBエンジニア
  • イラストレーター
  • アフィリエイター・ブロガー
  • オンライン秘書
  • Webマーケター
  • バックオフィス
  • 写真家・フォトグラファー

フリーランスで活躍できる仕事は沢山あるものの、今回は女性フリーランスの仕事の選び方で解説したポイントを押さえた10つの仕事をご紹介していきます。

フリーランスになりたいと願う女性は、ぜひ仕事選びの参考にしてくださいね。

WEBライター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円(文字単価:1円~5円)
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/WEB制作会社の下請け/SNS経由 など

WEBライターとは、WEBサイト上の記事を執筆する仕事です。

WEBメディアやWEB広告など、さまざまなコンテンツの文章を扱います。

WEBライターになるには特別な資格は必要なく、未経験からでもはじめられます。

基本的な文章スキルやパソコンスキルは必要ですが、高度なスキルは求められていないので全然難しくありませんよ。

最初は単価が低くて思うように稼げないかもしれませんが、コツコツ継続することで単価がアップしていきます。

また、スキルを磨くことも収入アップにつながるのでコツコツ努力することも大切。

パソコン1台あれば誰でもはじめられるので、女性にはハードルが低く人気の仕事です。

WEBライターのスキル・知識
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
  • SEOの知識
WEBライターはこんな人におすすめ
  • 文章を書くのが好きな人
  • 好奇心旺盛な人
  • 継続してコツコツ頑張れる人

WEBライターについて詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。

WEBデザイナー

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約360万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など

WEBデザイナーの仕事内容は、WEBサイトのデザインやバナー制作・ロゴ制作といったWEBサイト全般のデザインをおこなうことです。

デザインソフトを使用してデザインする場合もあれば、実際にコードを書いてWEBページをデザインすることもあります。

業務内容によって収入がかなり変わりますが、収入を上げたい場合はしっかりスキルや知識を身につけてからWEBデザイナーになった方がよいです。

また、デザインのスキルももちろん必要ですが、クライアントの要望を的確に把握するコミュニケーション能力や、イメージをデザインに落とし込む力も重要になってきます。

「WEBデザイナー」という響きがオシャレだから、などの理由で挑戦したいという女性も多いのではないでしょうか?

気になる方はぜひ検討してみてくださいね。

WEBデザイナーのスキル・知識
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
  • SEOの知識
WEBデザイナーはこんな人におすすめ
  • 流行りに敏感な人
  • 好奇心旺盛な人
  • 新しいものが好きな人

以下の記事では、実際に未経験からフリーランスWEBデザイナーになった方にインタビューをし、未経験からWEBデザイナーになる方法を解説しています。WEBデザイナーになる方はぜひ読んでみてくださいね。

動画編集者

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円~400万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/動画制作会社の下請け など

動画編集は、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集することが主な仕事。

扱う動画は、YouTubeや企業の動画広告、結婚式のムービーなど幅広いです。

動画編集者になるには、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトや、CG・音声関連スキルなどを習得しましょう。

基本的な編集は市販のアプリでもできるため、動画編集者には高いスキルが必要です。

単に動画編集のみをするだけでなく、ディレクションから動画撮影、編集までを一貫して担当できる人材は重宝されます。

動画の長さにもよりますが、案件は3,000円程度から高いものでは1万円を上回る案件も珍しくありません。

また企画の段階から参加できると、高収入を得られる傾向があります。

新型コロナウイルスの影響もあり、家にいる時間が増えたことから動画を視聴する方も増えてきました。

動画を見るのが好き、という方はもしかしたら向いているかもしれません。

動画編集者のスキル・知識
  • 動画編集ソフトを使いこなすスキル
  • グラフィックソフトを使いこなすスキル
動画編集者はこんな人におすすめ
  • 完璧主義の人
  • 細かい作業が好きな人
  • 音楽や絵画などの芸術が好きな人

動画クリエイターに興味がある人はぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。

WEBエンジニア

働き方基本的に在宅ワーク(常駐案件は高単価)
平均年収約600万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/WEB制作会社・広告代理店の下請け/フリーランス専門エージェントの活用 など

WEBエンジニアとは、WEBサイトやスマートフォン上で動作する機能の開発や、サービスを提供するために必要なITシステム・アプリ開発をおこなう仕事です。

仕事内容ごとに、「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」、「インフラエンジニア」などに分けられます。

フロントエンドエンジニア

WEBブラウザ上でユーザーが目にする部分について、ページのレイアウトや情報を入力する画面のプログラムを作るなどを担当します。

バックエンドエンジニア

サーバー・OS・データベースなど、ユーザーには直接見えない部分について設計・開発をおこないます。

インフラエンジニア

24時間365日サイトを稼働させるために、ネットワークやサーバーの設計や運用、構築などをおこない、サイトの基盤を整えています。

またフリーランスのエンジニアの働き方は、在宅型と常駐型の2つに分けられます。

「常駐型」は、クライアント企業へ行き、週3〜5日で会社員と一緒に働くのが一般的です。

在宅ではないので大変かもしれませんが、常駐型の方が収入は高い傾向にあります。

ただ、最近では「リモートワーク可能」「週1日からOK」などの案件も増えてきているので、フリーランスとして働きやすい環境が整ってきているみたいです。

高いスキルが求められますが、その分年収は圧倒的に高いので「フリーランスとして高収入を目指したい!」という方にはおすすめです。

WEBエンジニアのスキル・知識
  • プログラミングスキル
  • サーバーやOSに関する知識
  • コミュニケーション能力
WEBエンジニアはこんな人におすすめ
  • 向上心がある人
  • 地道な作業が好きな人
  • ものづくりが好きな人

WEBエンジニアに必須のプログラミングについて知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

イラストレーター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約350万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/SNSの活用/見込み客への営業 など

イラストレーターの仕事は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作すること。

制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、WEBサイトや雑誌の挿絵などの身近なものが多いです。

イラストを制作するには、デザインソフトである「illustrator」「photoshop」「XD」の編集スキルは必須といえます。

しかしソフトを使いこなすスキルがあっても、クライアントの依頼内容に沿ったイラストを描くためには相手の要望を正しく把握できないといけません。

よりクライアントの依頼内容に沿った仕事をするためには、打ち合わせの際にクライアントと意識のすり合わせをおこなったり、制作チームで作業する際にも円滑に進めたりするためのコミュニケーションスキルが重要です。

報酬はイラストのサイズや点数、クライアントによってさまざまですが、クラウドソーシングでは1点500円以上の案件が見つかりますよ。

絵を描くことが好きな女性には、とても人気の仕事です。

イラストレーターのスキル・知識
  • イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
  • ヒアリング、提案力
  • コミュニケーションスキル
WEBデザイナーのスキル・知識
  • 絵を描くのが好きな人
  • オリジナリティを探求できる人
  • 向上心がある人

アフィリエイター・ブロガー

働き方時間や場所に制限なし
平均年収約300万円~400万円
案件獲得方法ASPへの登録

アフィリエイターやブロガーは、ブログやSNSで発信活動をしてアフィリエイト広告などで収入を得る仕事です。

アフィリエイト広告とは、自分のブログやSNS経由で紹介した商品が売れると、広告費として収益が発生する広告のことをいいます。

よく、ユーチューバーやインスタグラマーがおすすめの商品を紹介しているのを見かけますよね。

「#PR」などと書かれている場合、その人経由での商品の売り上げの数%が広告費として入るので、仕組みとしてはアフィリエイターやブロガーと一緒です。

ただし、アフィリエイトとステマ(※)は大きく異なるので、注意してくださいね。

(※)ステマ…ステルスマーケティングの略称。PRであることを隠して商品を宣伝する行為のことで、違法になる可能性もあります。

要は、ブログの読者やSNSのフォロワーを増やし、たくさんの人に自分の発信を見てもらうことで、商品が売れる可能性が高まり収益が増えるのです。

アフィリエイターやブロガーには、商品を売るためのWEBライティングと、SEOに関する知識が欠かせません。

収入を伸ばすためには、アクセス解析やマーケティングの知識も身につけるとよいと思います。

軌道に乗れば稼げる仕事ですが、稼げるようになるにはかなり時間がかかります。

そのため、本業ではなくまずは副業としてはじめてみるのもよいかもしれませんね。

アフィリエイター・ブログガーのスキルや知識
  • ライティングスキル
  • SEOの知識
  • アクセス解析の知識
  • WEBマーケティングの知識
アフィリエイター・ブロガーはこんな人におすすめ
  • コツコツ努力できる人
  • 文章を書くのが好きな人
  • 情報を発信するのが好きな人

オンライン秘書

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約200万円(時給1,300円前後)
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など

秘書業務も外部に委託し、オンラインで行っている企業も増えてきました。

メール対応や請求書作成、スケジュール管理などバックオフィスに似た事務系の作業を任されることが多いです。

秘書経験がある人はもちろん、女性ならではの細かな気配りが活かせるので女性フリーランスには特におすすめできます。

特に資格が無くても案件獲得は可能なので、女性特有の感性を活かしたい、誰かのサポートをしたいという人はチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

オンライン秘書のスキル・知識
  • 基本的なパソコンスキル
  • タスク管理ができる能力
  • コミュニケーション能力
オンライン秘書はこんな人におすすめ
  • 誰かの役に立つサポートの仕事がしたい人
  • 丁寧で正確な作業が得意な人
  • 気配りができる人

Webマーケター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円~500万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用/SNSからの顧客獲得 など

WEBマーケターとは、WEBを活用して集客や販売促進をするための考案・実行を行う仕事です。

インターネットだけでなく、SNSや動画投稿サイトが普及したことで企業は様々なWEBコンテンツでマーケティングを行うことが当たり前の時代になりました。

WEB上のあらゆるサービスで集客や販売促進を行うプロであるWEBマーケターは、現代はもちろん、これからの時代も重宝される存在になるはずです。

マーケティングの知識に加え、WEB上のあらゆるサービスの知識も必要になるため学ぶべきことはたくさんあります。

企業の売上にかかわることなので、責任も重大です。しかし、その分収入も期待でき、やりがいと将来性も抜群。

マーケティングに知見のある女性や、SNSなどWEB活用に興味がある女性はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

WEBマーケターのスキル・知識
  • マーケティングスキル
  • SNSの知識・活用スキル
  • ブログや動画コンテンツなど幅広いWEB知識
WEBマーケターはこんな人におすすめ
  • マーケティングに知見がある人
  • SNSやWEBに関する情報収集が好きな人
  • 自分の手で企業の売上や集客数を伸ばしやりがいを感じたい人

バックオフィス

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約350万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など

バックオフィスとは、経理や人事など事務業のことです。

正社員やパートで事務員を雇う企業が一般的でしたが、近年は外部に委託する企業も増えています。

事務業を行ったことがある女性であれば、フリーランスとしても始めやすい仕事でしょう。

経験がなくとも、インターネット環境が整っており、基本的なPCスキルと社会人マナーさえ備わっていれば誰でも案件が獲得しやすい仕事のため、フリーランスデビューの仕事としても人気です。

案件や成果物に対して報酬が支払われることもあれば、パートのように時給制で支払われることもあります。

時給制の場合はある程度まとまった時間の確保が必要になるため、隙間時間を活用したい場合は単価性の方が取り組みやすいでしょう。

バックオフィスのスキル・知識
  • 基本的なパソコンスキル
  • コミュニケーション能力
  • 経理や人事など配属先に必要な専門知識
バックオフィスはこんな人におすすめ
  • 丁寧な仕事ができる人
  • 裏方としてサポートすることが好きな人
  • コミュニケーションを取ることが好きな人

写真家・フォトグラファー

働き方基本的に在宅ワーク+撮影のための外出
平均年収約435万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/SNSからの顧客獲得 など

写真が好きな女性は、写真家やフォトグラファーとしてフリーランスで働くこともおすすめです。

自分が撮影した写真を販売することはもちろん、商品やイベントの撮影依頼を受けることもできます。

クライアントから要望を受けた物の写真を撮るときには、撮影だけでなく編集・加工まで行って納品することが一般的。

そのため、撮影スキルと写真編集スキルも身につけておくと仕事の幅が広がります。

撮影のための日時調整や外出は必要なので完全在宅とは行きませんが、ある程度時間に融通が利く人、写真が好きな人にはおすすめすることができる仕事です。

写真家・フォトグラファーのスキル・知識
  • 撮影スキル
  • 撮影した写真の編集・加工スキル
今回の記事で分かること
  • 写真を撮ることが好きな人
  • ある程度外出する時間が取れる人

女性フリーランスの現状は?収入や労働時間

つづいては、女性フリーランスの現状について解説していきます。

女性フリーランスの仕事について紹介してきましたが、実際に女性がフリーランスとして活躍できているのか、現実の収入や労働時間はどうなのかは気になりますよね。

これから女性フリーランスを目指そうと考えているのであれば尚更、夢や理想だけでなく現状もしっかり把握しておくことが大切です。

早速、女性フリーランスの数や年収・労働時間について詳しく見ていきましょう。

フリーランスの男女比率

「フリーランス白書2022」によると、フリーランスの男女比は次のとおりになっています。

引用:フリーランス白書2022

女性が50.3%、男性が46.1%とほとんど半分の割合になっていることがわかりますね。

なかには「フリーランスは男の人が多そう」というイメージを持っていた方もいるとおもいます。

しかし、結婚や出産などの人生のイベントでキャリアが変わりやすいという理由から、自由に働けるフリーランスとして働く女性が増えてきているのです。

会社員として働きながら副業をして、そのままフリーランスになる方もいますし、産休や育休をきっかけにフリーランスとして働きはじめる方も多いです。

女性フリーランスの平均年収

「フリーランス白書2020」によると、女性フリーランスの平均年収は次のとおりになっています。

引用:フリーランス白書2020

割合が多い順で見ると、

  1. 「200万円未満」で30.8%
  2. 「200万〜400万円未満」が28.9%
  3. 「400万〜600万円未満」が14.1%
  4. 「600万〜800万円未満」が8.9%
  5. 「800万〜1,000万円未満」が6.2%
  6. 「1,000万〜1,200万円未満」が3.3%

となっています。

女性の平均年収はだいたい200万円〜400万円といえますね。

また、子供がいる・いないでも収入に若干変動があることもわかります。

女性フリーランスの平均労働時間

引用:フリーランス白書2020

先ほどと同じく「フリーランス白書2020」によると、女性のフリーランスの平均労働時間は次のとおりになっています。

こちらも割合が多い順に見ると

  1. 「140時間以上」が26.2%
  2. 「20時間以上」が20.7%
  3. 「100時間以上」が17.4%
  4. 「60時間以上」が14.1%
  5. 「200時間以上」が9.5%
  6. 「20時間未満」が9.2%
  7. 「250時間以上」が3.0%

となっています。

平均すると、女性フリーランスの労働時間は約100時間前後です。

ただ、本業として働いている方もいれば、副業として働いている方や家事や育児のスキマ時間に働いている方など、さまざまな方がいます。

そのため、働き方によって労働時間はかなり個人差があるのですね。

女性は特にばらつきが多いため、男性と比較して「20時間未満」〜「100時間以上」までの割合がそれぞれ高くなっています。

どれくらいフリーランスの仕事に時間を使うかは、あなた次第。

自分がいくら稼ぎたいのか、どのような働き方をしたいのかをしっかり考えて、自分の木行に合わせた時間を確保するようにしましょう。

女性にフリーランスでの仕事をおすすめする5つの理由

女性にフリーランスでの仕事をおすすめするのはなぜか、それは冒頭でも述べた通り従来の働き方とは違う柔軟な仕事ができるから。

しかし、それだけではありません。

女性にフリーランスでの仕事をおすすめする5つの理由
  • 体調やライフステージに合わせて仕事を調整できるから
  • キャリアが途切れないから
  • 育児や家事との両立ができるから
  • 人間関係の悩みを軽減することができるから
  • スキマ時間でも働くことができるから

女性だからこそ出てくる仕事に対する悩みや不安も、フリーランスであれば解決することができるのです。

上記に挙げた女性にフリーランスでの仕事をおすすめする5つの理由について、より詳しく解説していきますね。

体調に合わせて仕事を調整できるから

自分の体調に合わせて仕事を調整できるのは、女性にとって魅力的なポイントだと思います。

女性は生理による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがありますよね。

会社によっては生理休暇を設けているところもありますが、取得率が低いのが事実です。

体調が悪くて病院に行くときや休むときは「会社やみんなに迷惑をかけてしまう」と思って、相談しづらかったり休みづらかったりしますよね。

その点、フリーランスは自分の体調に合わせて柔軟に対応できます。

「今日は生理中だから1日休んで、土曜日に仕事をしよう」
「午後に病院へ行きたいから、午前中に仕事を終わらせよう」

など、定時が決まっていない分時間に融通がきくのです。

男性に比べて体調の問題が多い女性にとっては、誰にも迷惑かけずに自分の体調に合わせて働けるのは非常に大きなメリットですね。

キャリアが途切れないから

女性の場合は結婚や出産、子育てなどの人生の大きなイベントによって退職や休職を考えることがあります。

またパートナーがいる場合は、パ―トナーの転勤によって退職せざるを得ない方もいると思います。

そうなると、会社員の場合はその都度キャリアが途切れてしまいますよね。

キャリアにブランクを感じてしまうと、復帰するのが不安と思う方も多いはず。

一方でフリーランスの場合、出産の際にもギリギリまで働けたり出産後も自身の体調次第で早めに復職できます。

仕事量も自分で調節できるので、会社員に比べて完全にキャリアが途切れることはないのです。

まったく仕事をしていないのと、少しでも仕事に関わっているのでは復帰するときの不安は全然違うと思います。

女性はキャリアに不安を抱える方も多いと思いますが、その悩みや不安を解消できる働き方はフリーランスならではといえますね。

育児や家事との両立ができるから

結婚して子供を産んだ場合、家事や育児との両立ができるのもフリーランスのメリットです。

フリーランスの場合でも、基本的に在宅で仕事ができるので自由な時間を確保しやすいです。

朝会社に行く準備や通勤時間がないため、朝から忙しい主婦の方にとってはとてもうれしいポイントですね。

また、万が一子供が急に熱を出したりけがをしたりした場合、すぐに病院に連れていけます。

子供がいる場合は、夫婦どちらかの

時間が自由だとなにかあったときに安心です。

さらに在宅で仕事ができる分、子供といる時間も増えます。

子供の成長を見ながら仕事ができるのは、フリーランスならではのメリットですね。

人間関係の悩みを軽減することができるから

人間関係の悩みを軽減することができるのも、女性にフリーランスを進める理由の一つです。

出社をして一つの企業で長く働き続けることが当たり前とされる従来の働き方では、基本的に毎日同じ相手と仕事をしなければなりません。

相性のいい相手であれば問題はありませんが、苦手な相手と毎日顔を合わせて仕事をするのは誰でもストレスが溜まりますよね。

しかしフリーランスであれば、在宅勤務を選べば顔を合わせなくて済みます。打ち合わせのときなどを除き、基本的にはメールやツールを使った文章でのやり取りのみ。

顔を合わせて時間を共有することもないので、無理に話をしてコミュニケーションを図る必要もありません。

また、フリーランスは仕事をする相手も自分で選ぶことができるのです。

一度受けた仕事は責任をもって最後までやり遂げる必要はありますが、苦手だなと思った相手とは次の契約を結ばなければよいだけです。

スキマ時間でも働くことができるから

就業時間が決まっていない案件であれば、スキマ時間を活用して仕事をすることができます。

フリーランスを考えている女性の中には、育児や介護などで毎日何時から何時までと固定の時間を確保するのが難しい、突発的に時間を割かなければいけないことが多いという人もいるでしょう。

就業時間が決まっていない案件を選ぶこともできるフリーランスであれば、固定時間が取れないからと働くことを諦めなくても良いのです。

案件には納期があるので、それを守るためにある程度のスケジュール管理は必要になります。

ですが、定時制の仕事よりは柔軟に対応していくことができるでしょう。

女性がフリーランスで仕事をするときの注意点5つ

つづいては、女性がフリーランスで仕事をするときの注意点も正直に解説していきます。

女性がフリーランスで仕事をすることには数多くのメリットがありますが、どんなものにもデメリット・注意点はあるのです。

女性がフリーランスで仕事をするときの注意点
  • 仕事は自分で獲得する
  • 税金関係や確定申告の知識は必要
  • スケジュール調整をうまく行う必要がある
  • 働かなければ収入は得られない
  • どんな仕事でも納期や責任は伴う

フリーランスになりたいと考えている女性は、かならず注意点も把握しておいてください。

では、上記5つの注意点について詳しく見ていきましょう。

女性がフリーランスになるうえでの注意点

フリーランスは女性にとって、とても魅力的な働き方であることは間違いありません。

しかし、フリーランスになるうえで気を付けなければいけないこともあります。

フリーランスを目指す場合は、注意点もしっかり把握しておきましょう。

それでは1つずつ説明していきますね。

仕事を自分で獲得する必要がある

会社員のときと大きく違うのは、仕事を自分で獲得する必要があること。

フリーランスの場合は、仕事を獲得できなければ収入もゼロになってしまいます。

仕事を獲得するために、仕事を依頼したい人と探している人をマッチングさせる「クラウドソーシング」というサイトを活用したり、企業に自ら営業したりしなければいけないのです。

仕事を獲得するにはスキルや実績も必要ですが、営業力や提案力なども求められます。

「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるような工夫をする必要がありますね。

税金関係や確定申告の知識を身につけておく

フリーランスになると、税金関係や確定申告を全て自分でおこなわなければいけません。

そのため、知識をしっかり身につけておく必要があります。

確定申告は面倒くさいというイメージを持っている方も多いと思いますが、納税は国民の義務なので収入が少なくても確定申告はしなくてはいけません。

また、結婚をしている場合は夫の扶養内で働くかどうかがポイントです。

扶養内で働くとパートナーの所得税を抑えつつ、自分の税金や社会保険料を払わずに済みます。

ただし、扶養内に収めるには一定の収入を超えないようにセーブしなければいけません。

まずは扶養に入った状態でフリーランスになって、ある程度稼げるようになったタイミングで扶養から外れる女性も多くいます。

税金に関してよくわからない方は、税理士に依頼したり会計ソフトを利用したりするのもひとつの方法ですよ。

こちらの記事も参考になるので、気になる方はチェックしてみてください。

スケジュール調整をうまく行う必要がある

フリーランスは自由な働き方ができるので、会社員時代に残業時間に制限があって思うように働けなかった方も、いくら仕事をしても誰にもなにも言われません。

自分が好きな分だけ働いて、自分が頑張った分だけ収入を得られるのは大きなメリットです。

しかしだからといって仕事を増やしすぎてしまうと体調を崩してしまう、クオリティが下がってしまう、納期に間に合わなくなってしまう、などの可能性があります。

体調を崩してしまったら元も子もありませんし、クライアントに迷惑をかけてしまっては今後の仕事に影響が出てしまいます。

特に家事や育児と両立して仕事をしようと考えている主婦の方は、自分の心に余裕がなくなるまで仕事をしてはいけませんよ。

決して無理せず、自分ができる範囲で仕事を受注してくださいね。

働かなければ収入は得られない

フリーランスは、働かなければ収入を得ることはできません。

正社員やパートとして企業に勤めていれば、有給や傷病手当など休んでいても給与がもらえる制度が活用できますが、フリーランスにはそれがありません。

どんな事情であれ、休んだら休んだ分だけ収入は減ってしまうのです。

また、企業勤めであれば、例えば就業時間中にちょっとやる気が出ずダラダラとしてしまっていたとしても給与がすぐに減ることはありませんよね。

しかし、フリーランスは納期厳守。

自分が働く手を止めればその分成果物を納品する時間も遅れ、仕事を受けられる量が減り、収入も減っていきます。

どんな仕事でも納期や責任は伴う

フリーランスは自由だというイメージを持っている人も多いと思いますが、仕事においては責任が伴います。

フリーランスだから仕事内容に関しても自由で曖昧で良い、というわけでは決してありません。

どんな働き方でも、どんな仕事でも、責任を持って取り組む姿勢を忘れないでください。

特に、クライアントから要望を受け仕事に取り組むフリーランスは、自分の成果がそのままクライアントの評価につながります。

クライアント評価が悪ければ、もう仕事をもらうことはできないのです。

フリーランスだからこそ、より質の高い成果物を納期を厳守して納品し信頼関係を築いていくことが大切ということを覚えておきましょう。

女性フリーランスになるには何から始める?王道4ステップ

つづいては、女性フリーランスになるためにはどうしたらいいのかを4つのステップに分けてご紹介します。

女性フリーランスデビューの手順
  • ステップ1.何で稼ぐかを決める
  • ステップ2.スキルを身につける
  • ステップ3.副業を始める
  • ステップ4.開業届を出す

「フリーランスになりたいけれど、どうすればフリーランスデビューできるの?」と進め方が分からず一歩踏み出せていない女性も多いと思います。

やみくもにフリーランスを目指して、途中で挫折してしまったり、失敗してしまうリスクは避けたいですよね。

そのため、ここからリスクを最小限にして安全にフリーランスになれる手順をご紹介していきます。

フリーランスになるにはどうしたらいいの?と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

ステップ1.何で稼ぐかを決める

フリーランスを目指すときには、まずどの職業を本業にするかを考えましょう。

これまでの経験を活かした職業を選んでも、未経験の職種を選んでも大丈夫です。

もし、未経験の職種を選ぶのなら、次のポイントを意識してみてください。

意識すべき3つのポイント
  • 将来性はあるか
  • 習得にどれくらいかかるか
  • 自分が夢中になれる仕事か

職種によっては衰退していたり、将来的にAIに取って代わられたりする仕事もあります。

その職種を選んでしまうと、5年後、10年後に仕事がなくなってしまうので、職種の将来性をチェックする必要があるのです。

また、習得にどれくらい時間がかかるかも重要。

習得に時間がかかるものが悪いわけではありませんが、その期間は収入が生まれないので、必ず自分の経済状況を必ず考えるようにしましょう。

そして、何より重要なのが夢中になれる仕事を選ぶこと。

せっかく自由なフリーランスになれるのですから、自分が本当に楽しいと思える職種を選びましょう。

何に夢中になれるかわからないという人はワークショップなどに参加して体験するのがおすすめですよ!

ステップ2.スキルを身につける

どの職種でフリーランスになるかを決めたら、次はスキルを身につけましょう。

フリーランスは良くも悪くも実力主義。

スキルがあるかないかで仕事を依頼してもらえるかや、どのくらいの報酬がもらえるかが決まるので、働き始める前には必ずスキルを身につけましょう。

実際に、スキルを身につける方法は次の2つです。

スキルを身につける方伝
  • 独学で学ぶ
  • スクールや専門学校に通う

どちらでもフリーランスになれる可能性はありますが、成功率は大きく変わります。

着実にスキルを身につけて、1日でも早くフリーランスになりたいという方には、スクールや専門学校がおすすめです。

ただし、スクールや専門学校にもスキルが身につかないところがあるので、卒業生がフリーランスとして活躍しているかを確認してくださいね。

ちなみに、実務経験のある職種を選ぶ方も「+α」のスキルを身につけることで、収入を上げられます。新しいスキルを身につけられないか、考えてみてくださいね。

ステップ3.副業を始める

スキルを身につけたら、実際に仕事を始めてみましょう。

スキルがしっかり身についており、それをポートフォリオ(作品集)などでアピールできれば実績がなくても仕事を取ることはできますよ。

ただし、最初のうちは副業として仕事を取るようにしましょう。

いきなりフリーランスになると収入が大きく減少して、生活できなくなるリスクがあるからです。

逆に副業から仕事を始めれば、安全に実績やクライアントを増やすことができるので、生活できなくなるということはありません

実際に、稼いでいるフリーランスの多くはこの手順で踏んでいるので、ぜひ実践してみてくださいね。

ちなみに駆け出しフリーランスが仕事を取る方法としておすすめなのは、無料で仕事を引き受けることです。

無料であれば仕事を依頼してもらえる可能性がグッと高まるからです。

最初はお金が出ないので損をした気分になりますが、そこで成果を出せば次からは向こうから報酬ありの仕事を依頼してもらえますよ。

ステップ4.開業届を出す

仕事を始めるのと並行して、開業届を出す準備をしましょう。

開業届とは個人事業主になるのに必要な書類であり、事業を始めてから1ヶ月以内に提出する必要があります。

提出しなかったからといって罰則があるわけではないですが、国民の義務なので必ず出すようにしましょう。

また、開業届を出すのには

  • 事業用の口座を開設できるようになる
  • 最大65万円の税金控除ができるようになる

といったメリットもあります。

お金の管理がしやすくなる、支払う税金が少なくなるといった効果があるので、できるだけはやく書類を提出するのがおすすめです。

開業届の提出方法や注意点について詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

女性フリーランスとして仕事する前に準備しておくといいこと

つづいては、女性フリーランスデビューの前に、準備しておくとよいことをご紹介します。

女性フリーランスデビュー前に準備しておくべきこと
  • 家族にフリーランスとして働くことを伝えておく
  • 家事育児や介護に活用できるサービスを調べておく

上記2つは、よりスムーズに女性フリーランスデビューをするために、そしてフリーランスになってから効率よく仕事を進めるためにとても大切なことです。

どんなことを準備しておくべきなのか、より詳しく見ていきましょう。

家族にフリーランスとして働くことを伝えておく

女性がフリーランスとして仕事をしていこうと決めた時には、家族の理解を得ておくことはとても大切です。

フリーランスデビューを考えている女性の中には、結婚し子供がいる女性も多いと思います。

ある程度柔軟な働き方ができるフリーランスであったとしても責任が伴うことなので、仕事に割く時間は確保しなければなりません。

育児や家事はどうするのか、家族の協力を得て仕事をするのと、自分一人で抱え込んでしまうのでは働き方も負担も大きく変わってきます。

また、会社員からフリーランスへの転身を考えている場合は年金や税金も変わってくるので、お金の面でもしっかり話し合いが必要です。

収入が保証されているわけではないフリーランスだからこそ、お金の問題からは目を背けず家族と共有し話し合ってください。

家事育児や介護に活用できるサービスを調べておく

育児中・介護中の女性の場合、活用できるサービスを調べておきましょう。

フリーランスとして仕事を始めると、自由とは言っても今までよりは育児や介護に割ける時間が少なくなったり、どうしても仕事時間を確保しなければいけないときもでてきます。

家族の協力はもちろんですが、自分ひとりで何とかしようとせず、自治体などが展開しているサービスも有効活用してください。

一時預かりや介護施設利用など、フリーランスで働く女性をサポートしてくれるサービスは知られていないだけで実は沢山あるのです。

育児関係は自治体の保育科、介護関係は介護福祉科や地域の支援センターで様々なサービスや情報を教えてもらうことができますよ。

【Q&A】女性フリーランスの仕事に関してよくある質問

つづいては、女性フリーランスの仕事に関してよくある質問にQ&A形式でお答えしていきます。

筆者も、フリーランスで働く女性の一人です。

実際の体験談も交えながらお答えしていくので、フリーランスで働きたいけれど不安だなと思っている女性はぜひ参考にしてくださいね。

Q.在宅でもフリーランスとして働ける?

在宅でもフリーランスとして働くことはできます。

筆者はWEBライターとしてフリーランスの仕事をしていますが、現在は完全在宅で働くことができています。

子どもの傍にいたいと始めたフリーランスなので、完全在宅は筆者も絶対条件でした。

取材を伴う執筆などの場合は出社や外出が必要になることもありますが、案件を選べば完全在宅で仕事をすることはできますよ。

WEBライターでなくとも、WEBデザイナーや動画編集者など、仕事や案件を選べば完全在宅で働くことは可能です。

Q.フリーランスに資格は必要?

フリーランスになるために、絶対に必要な資格はありません。

弁護士や看護師など、資格が無ければ従事できない仕事をしたいという場合でなければ資格がなくてもフリーランスで働くことはできます。

仕事の中には、資格所持よりも経験やスキルを重視する仕事も多くあります。例えば、WEBライターやWEBデザイナーなどのクリエイティブ職です。

筆者も、WEBライターに関する特別な資格はもっていません。

資格を取ることも良いことですが、資格を取るための時間やお金、労力はかかります。

資格に時間を割くべきなのか、スキルや経験を積むことに割いたほうがいいのか、どんな仕事をフリーランスで行っていくかによって見定めたほうが良いでしょう。

Q.30代や40代でもフリーランスになれる?

30代でも40代でも、年齢問わずフリーランスになることはできます。

実際、30代~50代で活躍している女性フリーランスは多いのです。

未経験でもチャレンジできる案件も多いので、やってみたいと思ったその時に始めてみてください。

筆者も、30代目前にやろう!と決めて女性フリーランスデビューを果たしました。

全くの未経験でフリーランスになるのは不安という場合は、自分がしたい仕事に関するスクールでスキルを磨くことでフリーランスデビューへの一歩が容易に踏み出せるでしょう。

結局、女性フリーランスになるなら何の仕事がおすすめ?

ここまで、女性フリーランスにおすすめの仕事や始め方について詳しく解説してきました。

しかし、「結局、何の仕事が女性フリーランスにおすすめなの?」「どれも魅力的に見えて何を仕事にしようか迷ってしまった!」と頭を抱えている女性も居ると思います。

そこで最後に、女性フリーランスに今一番おすすめできる仕事とはなにか、そしてなぜおすすめできるのかを解説していきますね。

女性フリーランスになるならWEBデザインがおすすめ

結論、今一番女性フリーランスにおすすめの仕事はWEBデザインです。

なぜ女性フリーランスにWEBデザインの仕事がおすすめなのか、その理由は下記の2つ。

今回の記事で分かること
  • 将来性がある仕事だから
  • 未経験の女性でもスキルを獲得しやすいから

WEBデザインを仕事にするWEBデザイナーには、将来性があります。

女性がフリーランスとして活躍していくためには、将来性がある仕事を選ぶことが大切と「将来性のある仕事を選ぶ」でお伝えしましたね。

WEB上でマーケティングをしたり、コミュニケーションをとったり…あらゆることをWEB上で行う事が当たり前になった現代では、WEBに関する仕事の需要は伸びています。

インターネットが私たちの生活から無くなることはもはや考えられませんし、むしろ今以上に拡大していくと考えられるので、将来性も抜群です。

WEB上のあらゆるものをデザインできるWEBデザイナーは、サイト・アプリ・SNS・広告などこれからもあらゆる場面で必要とされるでしょう。

需要がある=収入も高くなるということですので、安定した収入を目指したい女性がフリーランスにもおすすめ。

また、WEBデザインは未経験でも正しく学べばスキルを獲得しやすいのも利点。

女性ならではの感性や、細部までこだわった気配りが活かせるのもWEBデザイナーが女性におすすめできる大きな理由です。

フリーランスWEBデザイナーとして活躍している女性の事例

女性フリーランスにWEBデザイナーがおすすめなのは分かったけれど、本当に未経験からでも高収入を目指せるの?」と不安に思う人もいますよね。

実際に、女性で、さらに未経験からフリーランスWEBデザイナーとして収入を得ている人は数多くいるのです。

実際にどれだけ収入を得ているのか、どんな経緯を得て女性フリーランスとなったのか、未経験からフリーランスデビューした3人の女性をご紹介します。

事例①3児のママが未経験からフリーランスデビューをして平均25万円稼いだ方の事例

3人のお子さんの育児に奮闘しているここちゃんこと、宮本 古今侶さん。

WEBデザインを学んでいる途中にお子さんの出産という一大イベントをはさみながらも、学びやイベントへの参加など積極的に活動されていました。

今できることをやろうとコツコツと準備をしていく姿勢は、子育てと両立してフリーランスとして活躍する女性として見習いたいものです。

子育ての合間でWEBデザインを学び続けていたことが実を結び、現在はフリーランスのチームに所属し平均月収25万円を獲得されています。

事例②飲食業界からWEBデザインの門をたたき半年で月収20万円のフリーランスになった方の事例

元々は飲食業界で働いていらっしゃったみおりんこと、小林美緒さん。

飲食店で担当していたチラシ作成が楽しかったこと、働く場所にとらわれず大好きな海外でも生活したいという想いからフリーランス、そしてWEBデザイナーの門を叩いたそうです。

全くの未経験からWEBデザインの世界に飛び込み、スキル取得後1ヶ月で月収20万円を達成し、現在ではフリーランスとして活躍しています。

事例③シンママから最高月収200万円の女性フリーランスになれた方の事例

専業主婦のシングルマザーだったアミーゴさんこと、市川あみさん。離婚がきっかけ働かなければいけなくなったのが最初のきっかけ。

スキルを身につけて、現在では平均月収50万円を安定して稼ぎ、最高月収200万円を達成する女性フリーランスになっています。

シングルマザーですが安定した収入があることはもちろん、在宅で子どもの傍にいられること、子供に余裕をもって接することができるようになったということが嬉しいとおっしゃられていました。

まとめ

今回の記事では、女性フリーランスにおすすめの仕事だけでなく選び方や注意点、そして始め方や準備しておくべきことまで気になるポイントをまとめて解説してきました。

女性でもフリーランスとして仕事をすることはできますし、結婚や出産などライフイベントも多い女性だからこそ、柔軟にキャリアを積み重ねていくことができるフリーランスはおすすめ。

しかし、女性がフリーランスで仕事をしていくには、場所や時間、そして将来性があるかどうかなどポイントを押さえて仕事を選んでいく必要があります。

ぜひ、この記事で紹介した仕事の中から、自分にあったものを選んでみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

質問や感想があればご記入ください

コメントする

目次