WEBデザイナーは、「何かスキルを身につけて働きたい」と考える人に人気な職業です。
時間や場所に縛られない働き方ができることや、特別な資格も不要で未経験からでもなれることに注目が集まり、昨今話題になっています。
しかし実際には、WEBデザイナーの具体的な仕事内容や将来性、向いている人、未経験からなる方法など、疑問点も多いでしょう。
そこで本記事では、次の内容をお伝えします。
- WEBデザイナーとは?WEB担当者との違い
- WEBデザイナーの仕事内容【4ステップで解説】
- WEBデザイナーのやりがい
- 未経験からWEBデザイナーになる3つの方法
- WEBデザイナーに必要なスキル
- WEBデザイナーの年収は平均「約405万円」
- WEBデザイナーの将来性が見込める仕事
- WEBデザイナーのキャリアパス
- WEBデザイナーにおすすめの資格
- WEBデザイナーに向いている人の特徴
- WEBデザイナーの1日の流れ
本記事では、未経験からWEBデザイナーになる方法やWEBデザイナーの具体的な仕事内容、将来性などがわかります。ぜひ参考にしてください。
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WEBデザイナーとは?WEB担当者との違い

WEBデザイナーとは、WEBサイトやランディングページ、バナー広告などWEB上にあるものをデザインする仕事です。
見た目の美しさだけでなく、ユーザーにとって見やすさや、使い勝手のよさを配慮しながら作ることを求められます。
また、クライアントや社内のマーケティング担当など、デザインを作成してほしい人の意図を汲み取り、依頼者の望むデザインを作ることが重要な役割です。ちなみに似た職種のWEB担当者とは、以下のような違いがあります。
WEBデザイナー/WEB担当者の仕事内容を比較
WEBデザイナー|「作る」が中心 | WEB担当者|「作る」が中心 |
・デザイン制作 ・バナー作成 ・UI設計 ・画像加工 | ・企画立案 ・アクセス解析 ・SNS/WEB集客 ・更新の管理 |
WEBデザイナー|「作る」が中心 | WEB担当者|「作る」が中心 |
・デザイン制作 ・バナー作成 ・UI設計 ・画像加工 | ・企画立案 ・アクセス解析 ・SNS/WEB集客 ・更新の管理 |
WEBデザイナーは主に「作る」業務が中心で、WEB担当者は「運営や管理」の業務が中心です。
スキルがあるWEBデザイナーのなかには、WEB担当者も兼任している人もいます。明確に役割分担されている職場もあれば、線引きがあいまいなところもあり、業務範囲は企業によってさまざまです。
WEBデザイナーの仕事内容【4ステップで解説】

WEBデザイナーの主な仕事内容は以下の4つです。
- ヒアリング・調査・企画
- デザインの構成とレイアウト決定
- デザインカンプの作成
- コーディングの実装
ここでは手順に沿ってWEBデザイナーの仕事内容を4ステップでわかりやすくお伝えしていきます。
ステップ1:ヒアリング・調査・企画
WEBデザイナーは依頼を受けると、まず、クライアントからのヒアリング、競合や市場の調査、デザインの企画を実行します。具体的な業務は、以下の通りです。
まずはクライアントからターゲットやゴール、コンセプトなどを細かく聞き出し、クライアントがどのようなデザインを要望しているかを把握します。
ヒアリングを終えたら、次は競合調査です。WEBデザインにおける競合調査とは、自社のWEBサイトのデザインや機能、構成などを、競合する他社のWEBサイトと比較・分析することです。
自社のサイトの強みや弱みを把握し、より効果的なデザイン戦略を立てるための情報を収集します。
そして、ヒアリングした内容と、競合調査の内容をもとに、どうすればクライアントの求めるデザインと、他社との差別化を両立できるかを考えます。
企画は、ヒアリングと競合調査から、「どのようなコンセプトで、どのようなデザインを作るか」といったクライアントに提案するアイデアを打ち出す作業です。
上記の手順で、制作するWEBサイトの方向性を固めます。

ステップ2:構成とレイアウト決めてワイヤーフレームを作る
クライアントによって企画が承認されたら、次は、構成(WEBページに含める内容や順番)とレイアウト(デザインの配置)を決めてワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとは構成とレイアウトを描いた設計図であり、以下のものを指します。

ユーザーの目線に立って設計図を作成することで、ユーザーに使いやすいUI(WEBサイトやランディングページなどユーザーが直接触れるページ)を作ることが可能です。
また、ワイヤーフレームがあることで、クライアントやWEBデザイナーなど、制作に関わるほかのスタッフが共通認識を持って仕事を進めることができるようになります。
ワイヤーフレームについて以下の記事で詳しく解説していますので、詳しく理解したい方は、以下の記事をお読みください!

ステップ3:デザインカンプの作成
ワイヤーフレームができたら、それをもとにデザインカンプを作成していきます。デザインカンプとは、以下のようなものです(クリックすると画像を拡大できます)。
- 配色の決定
- 装飾やフォントの決定
- メインビジュアルの作成
- ロゴや画像の作成
- アイコン位置の決定
デザインの作成で完成したものは、デザインカンプと呼ばれており、以下のようなものです(クリックすると画像を拡大できます)。


視覚的に整いつつ、使い勝手の良さも両立したデザインを作ることが求められるため、繰り返し改善する必要があります。
ステップ4:コーディングの実装
デザインカンプの作成を終えたら、コーディングの実装に移ります。
WEBサイトやランディングページを制作するときには、デザインカンプ制作後にコーディングの実装をします。
コーディングとは、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いて、デザインをWEB上で正確に再現する作業のことです。

この工程により、静的なデザインが実際に機能するWEBページとして形になります。特に、さまざまなデバイスでの表示を最適化するためには、コーディングの知識が不可欠です。
また、コーディングの実装を通じて、デザインの意図を正確に伝えることが可能になります。ユーザーにとって使いやすく、魅力的なWEBサイトを提供できます。
WEBデザイナーにとって、コーディングの実装はデザインの完成度を高めるために欠かせない要素です。
WEBデザイナーの1日の流れ
実際の仕事内容をイメージしやすいように、WEBデザイナーの1日と仕事内容を見ていきましょう。
会社員の場合とフリーランスの場合で異なるため、それぞれの事例をもとに紹介します。
会社員のWEBデザイナーの1日
会社員WEBデザイナーのタイムスケジュール例は以下の通りです。(自社のデザイナーが時差出勤をした場合のスケジュールになります)
会社員WEBデザイナーの1日と仕事内容例
時間 | 仕事内容 |
12:00-13:00 | 出社&メールチェック |
13:00~15:00 | デザイン制作① |
15:00~16:00 | 昼休憩 |
16:00~17:00 | 打ち合わせ |
17:00~19:00 | 素材の写真撮影(ない場合はデザイン制作) |
19:00~21:00 | デザイン制作② |
時間 | 仕事内容 |
12:00-13:00 | 出社&メールチェック |
13:00~15:00 | デザイン制作① |
15:00~16:00 | 昼休憩 |
16:00~17:00 | 打ち合わせ |
17:00~19:00 | 素材の写真撮影(ない場合はデザイン制作) |
19:00~21:00 | デザイン制作② |
会社員WEBデザイナーのメイン業務は、デザイン制作です。制作するものは、バナーやサムネイル、ランディングページなど多岐に渡ります。
デザイン制作のほかは、社内外との打ち合わせや、デザインに関連するほかの作業などです。
フリーランスWEBデザイナーの1日
フリーランスWEBデザイナーの1日は人により異なります。スキマ時間をうまく使って仕事をする人や、ジム通いなどプライベートな予定と両立しながら働く人などさまざまです。
ここでは、子育てをしながらフリーランスで活躍するWEBデザイナーの1日と仕事内容を例に挙げます。
子育て中のフリーランスWEBデザイナーの1日と仕事内容例
時間 | 仕事内容 |
10:00-12:00 | ミーティング |
12:00-13:00 | 昼休憩 |
13:00-16:30 | デザイン制作 |
16:30-22:00 | 子どものお迎えや世話 |
22:00-24:30 | ミーティング |
時間 | 仕事内容 |
10:00-12:00 | ミーティング |
12:00-13:00 | 昼休憩 |
13:00-16:30 | デザイン制作 |
16:30-22:00 | 子どものお迎えや世話 |
22:00-24:30 | ミーティング |
上記のスケジュールは毎日同じわけではなく日にもよるため、かなり自由度が高いことがわかります。
プライベートな予定や子育てと両立しやすい働き方を実現できるのが、WEBデザイナーの魅力のひとつです。
▼会社員&フリーランスWEBデザイナーの1日を詳しくインタビューした内容は以下で読めます。

WEBデザイナーの仕事のやりがい

WEBデザイナーがやりがいを感じるときは、以下のような場合です。
- 自分の作品が残る
- 成果が数字でわかる
- 直接感謝の言葉を受け取れる
- 自由な発想が活かせる
- スキルの伸びが実感できる
- 最新トレンドに触れられる
- 完成した達成感を味わえる
- さまざまな業界と関われる
- チームワークを実感できる
自分が制作したものが形として残り、成果が数字でわかることはやりがいにつながります。WEBデザインの成果とは、サイトへのアクセス数やクライアントの設定しているゴール(商品購入や入会、認知度アップなど)への達成度などです。
上記のやりがいに共感できる、もしくは欲しいと感じたならWEBデザイナーに挑戦する価値があります。
以下の記事では、歴15年のベテランWEBデザイナーによる、やりがいや楽しく働く方法を詳しく解説しています。WEBデザイナーで働くイメージをしたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

WEBデザイナーに必要なスキル

WEBデザイナーに必要なスキルは、未経験からなる場合と、キャリアアップを考えた場合で異なります。未経験からWEBデザイナーになるために必要なスキルは、以下の4つです。
必要なスキル | キャリアアップに必要なスキル |
・基本的なデザイン知識とスキル ・コーディングの基礎スキル ・デザインツールの操作スキル ・コミュニケーションスキル | ・デザイナー系のスキル ・マーケター系のスキル ・エンジニア系のスキル ・経営・管理職系のスキル |
この章では、それぞれの場合で必要なスキルを詳しく紹介していきますので、違いを確認しながらチェックしてみてください。
未経験からWEBデザイナーになるために必要なスキル
未経験からWEBデザイナーになるために必要なスキルは、以下の4つです。
- 基本的なデザイン知識とスキル
- コーディングの基礎スキル
- デザインツールの操作スキル
- コミュニケーションスキル
上記の4つは、WEBデザイナーの基本ともいえるスキルで、どれも欠かせないものです。
未経験からWEBデザイナーを目指す場合は、まずは基本をおさえ、クライアントや会社の同僚とスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。
キャリアアップに必要なスキル
WEBデザイナーとしてキャリアアップするために必要なスキルは、以下の4つです。
- デザイナー系のスキル:ロゴ作成のスキル、紙媒体をデザインするスキル
- マーケター系のスキル:成果につながるアイデアを考えるスキル、データ分析のスキル
- エンジニア系のスキル:WEBサイトの実際の動きを設計するスキル
- 経営・管理職系のスキル:予算や数字の管理、適材適所な指示を出すスキル
また、デザイナーとしてキャリアを積んでスキルをみがく方法や、ほかのスキルを習得して活躍の場を広げる道もあります。例えばマーケター系のスキルは、身につけることで、企業や個人事業主への貢献度が増すため、収入アップも可能です。
経営や管理職系のスキルの習得は、所属している会社や団体において重宝される人材になる足掛かりとなるかもしれません。
初めのうちはWEBデザイナーとしてスキルを着実に身につけ、より選ばれる人材になるために必要なスキルは何か、視野を広げていくとよいでしょう。
以下の記事では、WEBデザイナーに必要なスキルについて、詳しく解説しています。スキルについてより詳しく知りたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。

未経験からWEBデザイナーになる3つの方法

未経験からWEBデザイナーになるためには、主に以下の3つの方法があります。
方法 | コスト | 習得までの期間 | 専門度 |
独学 | 低 | 中~長期 | △ |
大学・専門学校 | 高 | 長期 | ◎ |
スクール | 中 | 短~中期 | 〇 |
方法 | コスト | 習得までの期間 | 専門度 |
独学 | 低 | 中~長期 | △ |
大学・専門学校 | 高 | 長期 | ◎ |
スクール | 中 | 短~中期 | 〇 |
この章では、それぞれの特徴を詳しく解説しますので、ぜひ学び方を比較検討する際の参考にしてくださいね。
方法1.独学
独学は、3つのなかで最もコストを抑えて始められる方法です。オンラインでの無料・有料教材や書籍などを活用し、自分のペースで学習を進められます。
ただし、習得までの期間は中〜長期にわたることが多く、継続的な努力が必要です。また、応用力や最新技術の習得は自力では難しいのが実情で、学習内容の取捨選択やモチベーション管理が難しいかもしれません。
そのため、時間や費用に制約がある場合の「最初の一歩」におすすめの方法です。以下の記事では、独学でWEBデザインスキルを身につけるために必要な情報を9ステップでわかりやすく解説しています。独学を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

方法2.大学・専門学校
大学・専門学校はコストが高く、入学手続きや授業料の負担が大きいものの、高いレベルでの教育が期待できる方法です。習得期間は長期にわたり、基礎から応用まで体系的に学べます。
資格取得や就職の支援が充実しているため、学生や若年層にとっては安心して専門性を磨ける環境です。
ただし、時間的な制約や通学の必要性があるため、社会人が仕事と両立しながら通うのは難しいでしょう。大学・専門学校への通学は、じっくり腰を据えて学びたい方向けの方法といえます。
方法3.WEBデザインスクール
スクールは中程度のコストで、短期~中期間で実践的なスキルが習得できる方法です。
現役のクリエイター講師によって実践的な指導が行われるケースが多く、ポートフォリオ制作や転職支援などのサポートが提供される場合もあります。
独学に比べて効率よく学べるうえ、学習計画の管理や疑問解消もスムーズです。
フルタイムやパートタイムで働いている方でも自分の生活スタイルに合わせて学べるコースが用意されており、未経験者が短期間で即戦力を目指すには最適な選択肢といえます。
以下の記事では、WEBデザインスクール選びに成功した方・失敗した方の声を参考に、WEBデザインスクールの選び方を詳しく解説しています。「WEBデザインスクールが多すぎて選び方がわからない」という方は、ぜひ読んでみてくださいね。

WEBデザイナーの年収は平均「約405万円」

平均年収を出している各社のデータを参考に割り出した、WEBデザイナーの平均年収は405万円です。
出典 | 平均年収 |
jobtag | 483.9万円 |
doda | 378万円 |
マイナビエージェント | 352万円 |
各社の平均 | 約405万円 |
日本人の平均年収は460万円であるため、WEBデザイナーは一般的な職種よりも少し年収が低い傾向にあります。
ただし、実際の収入は年齢・性別・都道府県・雇用形態によって違います。以下の記事ではより細かくWEBデザイナーの年収について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

WEBデザイナーは将来性が見込める仕事

WEBデザイナーは、将来性の見込める仕事です。そう言える理由は以下のとおりです。
- WEB業界は常に進化しているから
- WEBサイトやWEB広告などの集客活動が活発だから
- WEBサービスの需要が拡大しているから
WEB業界の進化は激しく、今後も拡大が予想されています。在宅ワークの普及によりオンラインサービスの需要も増え、企業がWEBを活用した集客活動を中心におこなっていることが原因のひとつです。
また、個人でもSNSやブログなどを活用した情報発信ができる時代になり、WEBデザインは必要不可欠になりました。
しかし、需要が高まるWEBデザイナーの仕事にも注目が集まる一方、本当にスキルがあり継続して活躍できる人はごく一部です。簡単なデザインはAIに任せる時代に変化しつつあり、無料のテンプレートやツールが充実してきたため、簡単なデザインのみできる人は淘汰されていきます。
以下の記事では、WEBデザイナーの将来性や、AIに負けないWEBデザイナーになる方法を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

WEBデザイナーのキャリアパス

WEBデザイナーのキャリアパスをいくつか紹介します。
- WEBディレクター
- アートディレクター
- WEBプロデューサー
- UI/UXデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- WEBマーケター
- WEBコンサルタント
- グラフィックエンジニア
キャリアパスにはそれぞれ方向性があり、WEBデザインを軸としてさまざまな道に進むことが可能です。
WEBデザインのスキルを極めたい人は、UI/UXデザイナー、WEBディレクターやアートディレクターに進む傾向が見られます。
一方、違った角度のスキルを身につけたい人は、プログラミングを学習しフロント/バックエンドエンジニアになる道もあります。
また、プロジェクト全体を見て統括したい人は、WEBマーケターやWEBコンサルタントの選択肢もおさえておきましょう。
以下の記事では、WEBデザイナーのキャリアパスを詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

また、以下では転職でWEBディレクターになった卒業生にインタビューを行っています。
どのような姿勢で転職活動をしていたかなども詳しく伺いましたので、こちらも併せてぜひご覧ください。

WEBデザイナーに向いている人の特徴

WEBデザイナーに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- デザインが好きな人
- コミュニケーション力がある人
- 新しい技術を積極的に学べる人
- 自由な働き方がしたい人
- 長時間のパソコン作業に抵抗がない人
WEBデザインは、試行錯誤を繰り返しひとつの作品を作っていく仕事です。
クライアントの意向を大切にしつつ、トレンドを踏まえた提案や、求める成果へ適切にアプローチする方法を紹介するコミュニケーション力が求められます。
デザインに興味があることは大前提として、最新のWEBデザイン知識やスキルがある人も重宝されるため、学び続ける姿勢が重要です。
また、WEBデザイナーの仕事は場所や時間を選ばないため、自由な働き方を実現したい人にも向いています。
以下の記事では、WEBデザイナーに向いている人の特徴を詳しく説明しています。ぜひ参考にしてくださいね。

WEBデザイナーにおすすめの資格

WEBデザイナーにおすすめの資格を紹介しますが、働くには資格が必須ではありません。
しかし、自信を持って業務に取り組みたい場合や、知識を体系的に学びたい場合には資格取得も役立ちます。
おすすめの資格例は以下のとおりです。
- ウェブデザイン技能検定(国家資格)
- Webデザイナー検定
- Webクリエイター能力認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Photoshopクリエイター能力認定試験
- Illustratorクリエイター能力認定試験
- アドビ認定プロフェッショナル
- 色彩検定
「ウェブデザイン技能検定」は国家資格で、基礎から実践まで幅広い知識が求められ実技も含まれており、実務力の証明に役立つでしょう。
「Webクリエイター能力認定試験」も人気です。HTMLやCSSの正しい書き方、レイアウトの理解など、実務に直結した内容で構成されています。
初心者向けから上級者向けに分類されているため、段階的に学習することが可能です。
資格があるだけで仕事が増えるわけではありませんが、知識を深めたい人にはひとつの選択肢としておさえておきましょう。
以下の記事では、それぞれの資格の詳細を解説しています。参考にしてみてくださいね。

まとめ
WEBデザイナーの仕事内容や1日のスケジュール、やりがい、向いている人などを紹介しました。
会社員かフリーランスかにより、1日の流れは異なります。
実際の体験談を参考に、自分がWEBデザイナーで働く際のイメージに活用してください。
WEBデザイナーの仕事内容は、次のステップにわけるとわかりやすいです。
- ヒアリング・調査・企画
- デザインの構成とレイアウトの決定
- デザインカンプの作成
- コーディングの実装
仕事内容を見てわかりますが、クライアントや同じチームのメンバーとのコミュニケーションが必要な仕事です。
クライアントの意向を汲み取り、修正や指摘に素直に従える人が向いています。
また、WEBデザイナーの将来的なキャリアパスの選択肢はさまざまです。
デザイン系のスキルを深めたい人、別のスキルをかけ合わせたい人、管理運営に興味がある人により方向性が変わるため、自分にあった選択をしましょう。