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WEBデザイナーとは?仕事内容をわかりやすく解説

WEBデザイナーとは?仕事内容をわかりやすく解説

クリエイティブな仕事をしたい、手に職を得たいという想いからWEBデザイナーという仕事が気になっている方は増えてきました。

しかし、「WEBデザイナーとはどんな仕事をする職業なのか」を疑問に思っている方も少なくないと思います。

そこで、今回はWEBデザイナーとはどんな仕事なのか以下の項目を通してお伝えしていきます。

本記事でお伝えすること
  • WEBデザイナーの仕事内容
  • WEBデザイナーの1日
  • WEBデザイナーの将来性
  • WEBデザイナーの年収
  • WEBデザイナーのキャリアパス
  • WEBデザイナーに必要なスキル
  • WEBデザイナーになる方法

本記事を読んでいただければ、WEBデザイナーの理解が一気に深まるはずです。ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

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目次

WEBデザイナーとは

WEBデザイナーとは、WEBサイトをはじめとしたWEB上にあるものをデザインする仕事です。

クライアントの要望に従い、コンセプトやレイアウト(フレームワーク)の設計、デザインの制作をおこないます。

近年ではLP(ランディングページ)やバナー、YouTubeのサムネイルなどといったWEBサイト以外の仕事を任されることも多いです。

WEBクリエイターとも呼ばれますが、厳密には違います。WEBクリエイターはWEB上のクリエイティブに関わる人なのに対して、WEBデザイナーはクリエイティブの中でデザインを担当する人のことです。

▼WEBデザイナーとWEBクリエイターの関係を表した図

WEBクリエイターとWEBデザイナーの関係

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの具体的な仕事内容は会社によって変わってきます。かつてはほとんどの会社が以下のような4つの工程を全てWEBデザイナーが担当していました。

WEBデザイナーの仕事内容
  1. ヒアリング・調査・分析・設計
  2. デザインの作成(メインの仕事)
  3. コーディングの実装
  4. 完成したサイトの保守・運用

しかし、現在ではWEBサイト制作を分業でする会社も増えており、デザイン制作だけがWEBデザイナーの仕事になっているところも増えています。

その前提を踏まえながら、ここではWEBデザイナーの具体的な仕事内容をお伝えしていきます。

ステップ1:制作物の企画(ヒアリング・調査・分析・設計)

WEBサイトでもLP(ランディングベージ)でも、制作物を作るときはまずは企画から始めます。

クライアントにどのようなサイトを作りたいかヒアリングしたうえで、市場や競合のWEBサイトを調査・分析し、その結果をもとに制作物のコンセプトとワイヤフレームを設計していきます。

クライアントへのヒアリングや調査・分析が不十分だと、制作物が完成してもクライアントが満足しなかったり、結果が出ない作品が出来てしまうので、企画の段階は非常に重要です。

ただし、分業制をとっている会社の場合、企画はWEBディレクターが担当します。必ずしもWEBデザイナーがするわけではないことを覚えておきましょう。

ステップ2:デザインの作成

クライアントと打ち合わせをして合意が取れたら、実際にPhotoshopやIllustratorを使ってデザインの作成をしていきます(この段階で作るものをデザインカンプといいます)。

▼デザインカンプの例(クリックすると拡大します)

デザインカンプの例①
デザインカンプの例②

WEBデザイナーがメインで担当する工程で、クライアントの要望をもとに画像・ロゴの選定やレイアウト、色やフォントを選んでいきます。

デザインなのでビジュアルの良さも大切ですが、それだけではいけません。文字の読みやすさやボタンの見つけやすさなど、読者にとって使いやすいデザインなのかも考えてデザインを作る必要があります。

ステップ3:コーディング・プログラミングの実装

デザインが出来たら次はコーディングの実装をしていきます。

WEBサイトは表面上は画像等で構成されていますが、裏側は以下のようにHTMLやCSSといったマークアップ言語で作られています。

デザインとコーディングの違い

デザインカンプのままでは、WEBサイトとして公開できないため、作ったデザインにコーディングを施していくのです。

ただ、最近ではコーディングの部分を専門家に任せることも多く、WEBデザイナーはコーディングをしないことも多いです。

ステップ4:完成したサイトの保守・運用

会社によってはWEBサイト制作を完成させて終わりではなく、保守・運用までしているところがあります。

特にWordPressというサービスを使って作るサイトはアップデートが多く、完成後の保守・運用が非常に大切になっていきます。

基本的に保守・運用はプログラマーが担当する領域です。ただ、昔ながらの制作会社や少数精鋭の会社では、WEBデザイナーが保守・運用を任されることもあります。

WEBデザイナーの1日

WEBデザイナーの1日はデザイン制作がメインです。制作の合間にクライアントとのミーティング等が入ってきます。

弊社で働くWEBデザイナーの1日のスケジュールは以下の通りです。

弊社は出社時間を調整できるため、他の会社と時間帯が少し異なるかもしれませんが、ぜひ参考にしていただければと思います。

時間仕事内容
12:00~13:00出社&メールチェック
13:00~15:00デザイン制作①
15:00~16:00昼休憩
16:00~17:00打ち合わせ
17:00~19:00素材の写真撮影(ない時はデザイン制作)
19:00~21:00デザイン制作②

以下の記事ではフリーランスと会社員の1日のスケジュールについて詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

WEBデザイナーの将来性

WEBデザイナーは将来性のある仕事です。

大手広告代理店の調査では、2019年に1兆6,630万円だったインターネット広告媒体費が2023年には2兆6,780万円まで増えています。

(インターネット広告費媒体の画像)

インターネット広告媒体費が増えるということは、それだけインターネットを使って集客をしようとしている人が増加しているということ。

つまり、集客において重要なWEBサイトやLP(ランディングページ)の需要も増え続けるため、WEBデザイナーも求められ続けます。

ただし、WEBデザイナー人口の増加やAIツールの発達によって、スキルレベルの低いWEBデザイナーの仕事がなくなってきているのも確かです。

以下の記事では、WEBデザイナーの将来性についての詳しい解説、今後WEBデザイナーとして活躍するための方法について解説しているのでぜひお読みください。

WEBデザイナーの年収

平均年収を出している各社のデータを参考に割り出した、WEBデザイナーの平均年収は407万円です。

出典平均年収
jobtag509.3万円
doda360万円
マイナビエージェント352万円
各社の平均407万円

日本人の平均年収は460万であるため、WEBデザイナーは一般的な職種よりも少し年収が低い傾向があります。

ただし、実際の収入は年齢・性別・都道府県・雇用形態によって違います。以下の記事ではより細かくWEBデザイナーの年収について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

WEBデザイナーのキャリアパス

WEBデザイナーのキャリアパスは一般的にどの分野のスキルを伸ばしていくかによって分かれていきます。

伸ばしていく分野具体的な職種
プロジェクト全体の管理・WEBディレクター
・アートディレクター
デザインの設計・作成・UIデザイナー
・UXデザイナー
・グラフィックデザイナー
プログラミングの実装・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
マーケティングの企画・WEBマーケター
・WEBコンサルタント

WEBデザインを1つの軸として様々な仕事に展開していけるため、WEBデザイナーはファーストキャリアとしても非常におすすめです。

WEBデザイナーのキャリアは就職する会社の種類によっても変わってきます。以下の記事ではWEBデザイナーのキャリアについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

WEBデザイナーに必要なスキル

WEBデザイナーになるのに最低限必要なスキルは以下の4つです。

WEBデザイナーに必要なスキル
  • グラフィックデザインスキル
  • Photoshopの操作スキル
  • HTML/CSSの基礎スキル
  • コミュニケーションスキル

WEBデザイナーの主な仕事はデザイン制作です。最近では分業制の企業も多いので、基本的には上記のスキルを身につければWEBデザイナーとして働けます。

弊社が運営している日本デザインスクールの受講生でも実際に未経験30代からWEBデザイナーになって活躍されている方もいらっしゃいます。(活躍されている方のインタビュー記事

デザイン制作だけではなく、コーディングの実装までしたいという方は、HTML/CSSやJavaScriptをゼロから書くスキルが必要になります。

WEBデザイナーに必要なスキルについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

WEBデザイナーになるには

WEBデザイナーになるには、プロレベルの作品を作れるスキルを身につけ、ポートフォリオを作成するのが最も確実です。

多くの企業が未経験者を募集していますが、応募者も多いためスキルがない状態だと書類選考の段階で落とされてしまうことが非常に多いです。

弊社も書類選考の段階でポートフォリオがない方、ポートフォリオの作品レベルが低い方を不採用にすることは少なくありません。

そのため、WEBデザイナーになるにはスキルを身につけて、プロレベルの作品を作れるようになることをおすすめします。

スキルを身につける方法としては、独学とスクールへの通学があります。短期間で着実にスキルを身につけたいという方はスクールに通うのが良いでしょう。

以下の記事ではWEBデザイナーになるためのステップを具体的に解説しています。

まとめ

今回はWEBデザイナーとはどのような仕事なのかをお伝えしました。具体的な仕事内容は以下の通りです。

  1. 制作物の企画(ヒアリング・調査・分析・設計)
  2. デザインの作成
  3. コーディング・プログラミングの実装
  4. 完成したサイトの保守・運用

本記事でWEBデザイナーの仕事にさらに興味を持った方は、ぜひ私たちが開催しているWEBデザイナーという働き方セミナーに参加するのをおすすめします。

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