「何かクリエイティブなことを仕事にしたい!」
「在宅ワークがいいけど、安定した収入も欲しい!」
そんな想いから、WEBデザイナーに興味をもった人も多いのではないでしょうか。
ただ、実際にはWEBデザイナーがどんな働き方をしているかはわからず
「WEBデザイナーの1日ってどんな感じなのかな?」
「残業が多いって聞いたけどどうなのかな?」
「ブラックって言っている人もいるけど実際どうなの?」
といった疑問を持っている方も多いはず。
特に、周りにWEBデザイナーがいなかったり、WEB業界で働いた経験がなかったりする場合はなおさらだと思います。
そこで、この記事では「WEBデザイナーの1日」を会社員とフリーランスの両方ご紹介します。
また、WEBデザイナーの働き方に関して、
- 残業は多いのか
- 出勤時間は何時ごろか
- 厳しさや大変なことは何か
- やりがいや楽しさは何か
といったことも紹介していきます。
この記事を読めばWEBデザイナーの実態がわかり、自分にWEBデザイナーという働き方が合っているか確かめられますよ。
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WEBデザイナーの1日の流れ
では早速、WEBデザイナーの1日の流れを解説していきますね。
会社に勤めるWEBデザイナーの1日
まずは会社に勤めるWEBデザイナーの1日を解説していきますね。
今回はWEBデザイナー歴5年の濱本さんに1日のスケジュールをインタビューしてきました。
ここでは、より正しい情報を伝えるために濱本さんがおっしゃっていたことをそのまま載せますね!
▼濱本さんのプロフィール
元アパレルメーカー勤務。大学時代に出会った友人の起業を手伝ったことをきっかけにWEBデザインに興味を持つ。その後、WEBデザインスクールを受講し、未経験からWEBデザイナーになる。日本デザイン入社後には趣味だったカメラを勉強することで、プロレベルの腕前に。WEBデザインと写真撮影ができる万能クリエイター。 |
▼濱本さんの1日
12:00〜 出社&メールチェック
出社は12時です。
会社の始業時間は9時なのですが、私は夜に自社で運営しているデザインスクールの業務があるので出社を12時にずらさせてもらってます。
出勤したら、まずはメールやチャットワークの確認、社内のスタッフと情報共有、スクールの受講生の対応から始まりますね。
13:00〜 デザイン制作①
作るものはその日によって違っていて、バナーや、サムネイルなど小さいものから、LP(ランディングページ)などの大きいものまで色々な種類を作ります。
また、社内で必要なものか、クライアントの案件かもそのときどきによって変わってきますね。
デザインをするときに大切にしているのは「文字の可読性が高いか」と「商品・サービスの魅力が伝わるか」です。
デザインは「センスが必要」と思われがちなんですけど、ある程度ルールやコツがあるんです。
未経験でも効率良く学べば、デザインが出来るようになる理由はそこにあると思います。
15:00〜 昼休憩
日本デザインは、1時間ならいつでも昼休憩をとっていいので、社員によって休憩が始まる時間はバラバラです。
私の場合は、がっつり食事は取らず、30分くらい軽く休憩してます。
たまに後輩と外にランチにいって、仕事とかプライベートとかいろいろな話をすることもあります。
16:00〜 写真撮影(ない時はデザイン制作)
必要なときは、写真撮影をするときもあります。
クライアントワークだけでなく、自社のメディア(ホームページやSNS)のデザインも担当しているので、それに必要な写真を撮ります。
写真撮影はもともと趣味でやっていたことなので、それが仕事になってとても楽しいですね。
18:00〜 打ち合わせ
午後には社内でのミーティング、もしくはクライアントとのミーティングをします。
クライアントとのミーティングは、はじめにZoomでしっかりヒアリングをしたら、そのあとはチャットワークでのやりとりになることがほとんどです。
Wi-Fiさえあればどこでもオンラインで出来るので便利ですよね。
クライアントさんと仲良くなって、ご飯に行くこともあります。そういうのも仕事の面白いところだな〜って思ってます。
19:00〜 デザイン制作②
ミーティングが終わったら、再び制作。
クライアントからもらった意見をもとに細かなところを修正していきます。
時間があまれば、スクールの受講生の作品を見て、どう添削するかを考える時間にしています。
20:00〜 デザイン添削
だいたい夜はZoomでデザインスクールの添削会があります。
卒業後にプロのWEBデザイナーとして活躍して欲しいので、受講生が自分で考えられるようなアドバイスを心がけています。
Photoshop(デザインツール)の使い方もわからなかった受講生が、卒業するときにはプロレベルの作品を作れるようになって「濱本さんのおかげでここまでできるようになりました!」といってくれる瞬間は本当に嬉しいですし、この仕事しててよかったなって思いますね。
21:00〜 オフィスでみんなとディナー
添削会が終わると業務は終了なのですが、すぐに帰らずオフィスで社員と晩御飯を食べることが多いです。
オフィスにキッチンがあって社長が料理を作ってくれるので、週に2日〜4日は食べてますね(笑)
日にもよりますが、だいたい22時くらいまではご飯やお酒を楽しんでいます。
フリーランスWEBデザイナーの1日
会社員だけではなく、フリーランスWEBデザイナーの1日も紹介していきますね。
フリーランスWEBデザイナーの1日は人によって大きく変わってきます。
ここでは当社のスクールを受講し、未経験からフリーランスWEBデザイナーになった4人の方のスケジュールを紹介しますね。
※1人1人インタビューしたことをお伝えしたいところですが、ものすごく長くなってしまうので今回は省略します。
タムさん(田村さん)のスケジュール
もともと携帯ショップの店員をしていたタムさん(田村さん)の1日のスケジュールです。
6時に起きて朝イチで運動。
そのあとは1日中仕事をするそうです。
「ありがたいことでもありますが、フリーランス1年目はどうしても忙しくなりますね」とおっしゃっていました。
ふじもん(藤澤さん)のスケジュール
月収100万円を稼ぐフリーランスWEBデザイナーのふじもんさんのスケジュールです。
朝を夜は育児に時間を使い、息子さんを預けている間で仕事を進めるそうです。
ただ、本人曰く、これは息子さんがかなりちゃんと動いてくれた場合のスケジュール。
息子さんの気分次第では、もっとカオスなスケジュールになるそうです。
イクメンのふじもんさんですが、毎日育児をしているわけではありません。
たまにパートナーに育児や家事を任せてのんびりする日もあるらしいです。
のんびりするといいながらZoomでクライアントと打ち合わせしたり、制作活動をしたりしているのはさすが月収100万円のフリーランスですよね。
ここちゃん(宮本さん)のスケジュール
2人の子どもを育てながらWEBデザイナーとして働く「ここちゃん」こと宮本さんの1日のスケジュールです。
育児のスキマでWEBデザインの仕事をしているのがわかりますね。
子育てをしながらのWEBデザイナーはやはりハードだそう。
ただ、逆にこれくらい仕事と育児を両立できるのは、WEBデザイナーの魅力ですよね。
すーさん(須藤さん)のスケジュール
最高月収が50万円のフリーランスWEBデザイナーである、すーさんのスケジュールです。
子どもが保育園に行っている間に仕事をするのが基本のスタイル。
ときには寝かしつけのときに一緒に寝てしまうこともあるらしく、そんなときには翌日の4時に起きてデザインをするそうです。
スキマ時間で仕事をしても月収50万円を達成できるのは、単価の高い(1案件で数十万)WEBデザインならではですね。
ここまで1日の流れを通して、WEBデザイナーの魅力について解説してきましたが、この他にもWEBデザイナーの楽しさや魅力は数多くあります。
下の記事では歴15年のWEBデザイナーが、WEBデザイナーの楽しさや魅力について解説しています。
WEBデザイナーに興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
WEBデザイナーの働き方は?残業が多いって本当?
WEBデザイナーの1日をご紹介してきましたが、その他に残業時間や出勤時間・曜日について気になる方もいると思います。
ここではそれらについて詳しく解説していきます。
※フリーランスWEBデザイナーは働き方を自由に決められるので、ここでは省略しますね。
WEBデザイナーの残業時間
「WEBデザイナーは残業が多いって聞くけど、実際のところどうなの?」という疑問を持っている方も多いと思います。
結論、WEBデザイナーの残業時間が多いのは本当です。
夜遅くまで仕事をしているWEBデザイナーもいます。
ただ、現役WEBデザイナーのなかには「WEBデザイナーの『残業が多い』は、他の職種のそれと少し違うかな」と言っている人も多くいます。
クリエイティブ系の仕事には明確な答えがなく、より良い作品を作ろうと熱中すればするほど、時間がかかってしまいます。
そのため、仕事をやらされている感覚がなく、一般的な残業にありがちな「辛い」「苦しい」といった感情にならない方も多いそうです。
また、残業時間が多いのは主に駆け出しのWEBデザイナーです。経験を積んで制作スピードが上がれば、残業をすることは少なくなります。
WEBデザイナーの残業について、現役WEBデザイナーの声が聞きたい方はこちらの動画がおすすめです!
WEBデザイナーの出勤時間
WEBデザイナーは比較的、出勤時間に融通の利く職業です。
理由は次の2つ。
- WEB業界自体が時間に柔軟だから
- 最悪納期に間に合えばいいから
そもそもWEB業界は勤務時間の柔軟性が高いです。
WEB業界に所属する当社も、時間をずらして出勤している人は多くいます。
また、WEBデザイナーに任されているのは「制作物を納期までに出すこと」なので、それができれば問題ないというのも1つの理由です。
もちろん全ての会社が時差出勤を認めているわけではありません。
会社によって細かい決まりは違うので、就職・転職活動をするときにはその点も確認するようにしましょう。
※時差出勤が認められるには「この人なら時差出勤をしても成果を残してくれる」といった信用を得る必要があります。新人の頃は時差出勤を認められないこともあるので、その点は理解しておきましょう。
WEBデザイナーの週間スケジュール
他の職種と同じように、WEBデザイナーも月曜日から金曜日まで働いて、土曜日と日曜日は休むというのが基本です。
ただ、先ほどもお伝えしたように、WEBデザイナーにとって重要なのは「納期」です。
納期に間に合わない場合は土曜日や日曜日に働いて、その分の休みを後日に取ることも少なくありません。
また、クライアントが土曜日や日曜日に働いている場合は、それに合わせて出勤日をずらすこともあります。
「好きなときに代休を取れるのが気に入っている」
「人の少ない平日に休みを取れるのは結構いい」
と柔軟な働き方に魅力を感じているWEBデザイナーも多くいますよ。
WEBデザイナーの厳しさ・やりがいは?
WEBデザイナーになる前にその厳しさや、やりがいを知っておきたいという方も多いはず。
WEBデザイナーになってから後悔しないように、ここでは現役WEBデザイナーの声もはさみながらWEBデザイナーの厳しさ・やりがいをお伝えしていきますね。
WEBデザイナーの厳しさ
多くのWEBデザイナーが厳しさに感じているのは、
- 駆け出しの頃は労働時間と収入が見合わない
- 納期に迫られる
といったことです。
駆け出しの頃はとにかく制作に時間がかかります。
しかも、作ったもののクオリティも高くないため修正も多いです。
その結果、深夜まで作業をしている駆け出しWEBデザイナーがたくさんいます。
また、WEBデザイナーが意識しなければいけないのが納期。
納期を割ると会社に迷惑をかけてしまうので、絶対に遅れることができません。
他の仕事との兼ね合いでなかなか制作を進めることができず、納期ギリギリに徹夜をするというWEBデザイナーもいます。
WEBデザイナーの大変さについて現役WEBデザイナーが話している動画があるので、気になる方はぜひ見てくださいね。
WEBデザイナーのやりがい
WEBデザイナーは大変な面もありますが、その一方でものすごくやりがいのある仕事でもあります。
やりがいを感じる瞬間はたくさんありますが、多くのWEBデザイナーが実感しているのは次の5つです。
- クライアントから感謝されるとき
- デザインを褒められたとき
- クライアントの売上に貢献できたとき
- 継続案件がもらえたり単価が上がったりしたとき
- 作品が出来上がったとき(公開されたとき)
特にクライアントから感謝された瞬間にやりがいを感じるという声はとても多いです。
実際にまったく違う業界からWEBデザイナーに転職した方のなかには、クライアントに感謝されるのが初めての経験で泣いてしまう人もいます。
クライアントと深いつながりをもって働けるのは、WEBデザイナーの大きな魅力ですね。
WEBデザイナーのやりがいについてより詳しく解説した記事があるので、ぜひ読んでみてくださいね。
まとめ
今回はWEBデザイナーの1日やその他WEBデザイナーの実態を紹介してきました。
会社員WEBデザイナーの1日のスケジュールを、もう一度お伝えすると次のようになります。
12:00〜 出社&メールチェック
13:00〜 デザイン制作①
15:00〜 昼休憩
16:00〜 写真撮影
17:00〜 打ち合わせ
18:00〜 デザイン制作②
20:00〜 デザイン添削
21:00〜 オフィスでみんなとディナー
当社のWEBデザイナーはデザイン業務に加えて、デザインスクールの講師もやっています。
ただ、講師業以外は他のWEBデザイナーとほぼ同じなので、ぜひWEBデザイナーとして働くか考えるときの参考にしてもらえればと思います。
また、1日のスケジュール以外にもWEBデザイナーの実態についてお話ししました。
本文でお伝えしたように、WEBデザイナーは残業の多い仕事です。
しかし、その残業も「やらされているもの」というよりは、クリエイターとして作品をよりよくするものなので、それほど苦痛を感じていないWEBデザイナーもたくさんいます。
また、特に残業の多いのは駆け出しのうちで、スキルが上がれば仕事に余裕ができてきます。
労働時間と同じくらい、仕事を楽しめるか、熱中できるかが大切な職業なので、WEBデザイナーになるか迷っている方は、実際にWEBデザインをやってみて楽しいと感じるか確かめるのがおすすめです。
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