副業から起業できるアイデア15選｜実体験をもとにコツを解説

「起業もできる副業のアイデアは？」
「起業して成功できる？」
「起業したいけどリスクはおさえたい」

上記のように、副業で起業をしたいと考えていても、アイデアが浮かばずリスクやデメリットも気になり躊躇している人は多いでしょう。そこで本記事では、副業で起業するアイデア15選や、起業するメリット・デメリットなどを紹介します。

実際に副業が軌道に乗り、個人事業主として起業した私の実体験をもとに、成功したコツや注意点もお伝えします。本記事を参考に、副業や起業への不安を払底し、自分ができそうな仕事を見つけてください。

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副業での起業が注目されている背景

副業での起業が注目されている背景は、以下の理由が考えられます。

2018年1月、厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の「モデル就業規則に、副業を認める文言を追加しました。

最新の「モデル就業規則」第70条副業・兼業でも確認できます。国が副業をすすめる背景を受け、以下のとおり副業を解禁する企業も年々増加中です。

参考：PR TIMES｜第三回 副業の実態・意識に関する定量調査」を発表

また、2019年頃から大流行した感染症の影響により、在宅ワークや働き方の見直しが進み、在宅副業にも注目が集まりました。近年は、物価の高騰も増す一方で、給料があがらない実態に恐れを感じ、収入を増やす目的で副業を考える人も少なくありません。

参考：総務省｜消費者物価指数

上記の背景により、副業が注目されていると考えられます。企業の終身雇用や年功序列制度が崩壊しつつある昨今、会社に頼らず自分で起業しようと意識が変わってきていることも理由のひとつです。

会社員が副業で起業をする4つのメリット

会社員が副業で起業する4つのメリットを紹介します。

実際に正社員として働きながら、WEBライターの副業をはじめ起業した私の経験談をもとに解説します。

メリットを活かし、副業をはじめる参考にしてください。

メリット1：低リスク・低コストではじめられる

会社員が副業で起業するメリットは、低リスク・低コストではじめられることです。新しく事業をはじめてすぐに稼げるとも限りませんし、収益を出し続けられる保証はどこにもありません。

本業の収入を確保しながら副業に取り組むことは、精神的にも経済的にも不安定になるリスクをおさえられます。また、低コストではじめられることも副業のメリットです。

初期投資がおさえられる副業を選べば、万が一失敗しても撤退へのハードルを下げられます。実際に私がWEBライターを副業ではじめた際、かかった初期費用は数千円です。

もともと自宅にあったパソコンを使い、書籍を3冊ほど購入しただけでWEBライターをはじめました。初期費用をかけずにできるものを選べることも、副業の魅力です。

メリット2：本業以外に収入が増える

副業での起業により、本業以外の収入が増える可能性があります。会社にもよりますが、仕事で成果をあげても固定給料に反映されることはまれです。

年功序列が崩壊しつつあるとはいえ、多くの企業は年齢や就業年数により給与テーブルを定めています。実際に私が勤めていた企業の事務職の場合、毎年の昇給は月額で1,000円です。

しかし一方、副業のWEBライターでは3ヵ月以内に1万円を稼げました。本業で1万円の昇給をするなら何年もかかるうえに、役職に就かないとなりません。

副業なら、自分の頑張り次第で収入を伸ばして本業以上に稼ぐことも可能です。本業以外に収入が増えれば、金銭的な余裕ができるため満足度もあがります。

メリット3：アイデアが試せる

副業での起業を目指す場合、成功するまでアイデアが試せることもメリットです。会社を辞めて起業しても、軌道に乗るかは誰にもわかりません。

しかし、副業なら、会社からの給料があり経済的な心配がないため、仕事が自分に合わない場合や失敗しても、別のことを試せばいいだけです。

クライアントの反応を見ながら商品やサービスを改善し、副業での見通しが立った段階で起業できます。実際に私もWEBライターに落ち着くまでは、動画編集やブログ、せどりなどさまざまな副業を試しました。

自分に合わず、結果が出なければ即撤退しましたが、その間にも会社からの給料は振り込まれていたので、焦る気持ちはありませんでした。

メリット4：起業・経営の視点が身につく

副業で起業すると、起業や経営に必要な以下のことが身につきます。

本業とは別に事業を運営すれば、売り上げや利益を意識しながら仕事を進める習慣がつきます。個人で判断する場面が増えるため、経営者の視点も身につきやすいです。

また、事業の成長には、市場のリサーチや集客の戦略を考える必要があり、これらの経験は本業にも役立ちます。

さらに、経費や税金の管理、資金の流れを把握する力も得られます。副業経営の視点を磨くことは、将来的な独立だけでなく、本業に与える影響も大きいです。

副業で起業する3つのデメリット

副業で起業する場合、以下のようなデメリットもあります。

本記事で紹介するデメリットも事前に理解しておけば、不測の事態にも対応しやすいです。特にデメリットの二つ目は、副業でWEBライターをやっていた際に私も陥りました。自分にあった副業を探す際にも参考になるため、しっかりおさえてください。

デメリット1：初期投資や固定費など資金調達がむずかしい場合がある

初期投資や固定費が必要な副業や事業をする場合、資金調達がむずかしい場合があります。事業の内容によっては、設備や仕入れに費用がかかるため、自己資金だけでは足りないこともあります。

銀行から融資を受けたくても、事業をはじめたばかりでは社会的な信用度が低いため、簡単にはいきません。また、家賃や広告費などの固定費があると、経済的な負担が大きいです。

本業の収入をもとに運営するケースもありますが、生活費とのバランスを考える必要があります。上記のような初期投資や固定費、資金調達には次のような対策をしましょう。

運営資金の計画を計画的に立て、無理のない範囲で運営を進めることが成功のカギです。

デメリット2：オーバーワークになりがち

副業で起業をする場合、本業と並行して事業を運営するため、オーバーワークになりがちです。限られた時間のなかで業務を進める必要があり、睡眠不足や体調不良につながる可能性があります。

特に、副業の売り上げを伸ばそうと無理をすると、心身への負担が大きくなります。副業でオーバーワークになりそうなときは、下記のような対策が有効です。

仕事量が増えることで、集中力が低下しやすくなり、本業にも影響するかもしれません。さらに、家族や友人との時間が減り、私生活のバランスを崩す可能性もあります。無理なく続けるためには、計画的に副業を進め、健康や人間関係にも気を配ることが大切です。

デメリット3：自由な時間が減る

本業以外の時間を副業や事業運営に使うため、趣味やリラックスをする自由な時間が減ります。自由な時間がない時期が長く続くと、精神的にも負担がかかります。

また、事業の成長を優先するあまり、人間関係が希薄になってしまうことも懸念点です。副業で起業する場合、以下のような自由時間とのバランスを取りましょう。

副業を長く続けるためには、自由な時間と仕事のバランスを取りながら計画的に進めることが大切です。自由な時間を削って副業や事業をするため、自分に向いていることをやるのがおすすめです。

副業で起業するなら法人ではなく個人事業主がおすすめ

副業で起業するなら、法人ではなく個人事業主になるのがおすすめです。個人事業主として開業する場合、インターネット上の手続きで1時間もあれば簡単かつ、費用負担もありません。法人の場合は、種類により異なりますが最低でも5〜10万円はかかります。

そのほか、法人化する場合のデメリットは次のとおりです。

以上のとおり、副業で起業したての事業規模が小さいうちは、個人事業主として登録しておきましょう。節税の恩恵が受けやすい法人化は、売り上げやクライアントが増え、事業規模が拡大してきてからでも遅くありません。

副業で個人事業主として起業する方法

副業で個人事業主として起業する方法は次のとおりです。

開業届と青色申告申請書はどちらも税務署に提出します。手順はとても簡単です。本記事を参考に起業する流れをつかんでください。

起業する方法1：開業届を提出する

個人事業主として起業する場合、開業届を提出しましょう。開業届は、住んでいる地区の税務署窓口か、国税庁のホームページからPDFで取得できます。

私はPDFで取得し直接打ち込み、最寄りの税務署に郵送しました。パソコンからe-Tax（オンライン）での提出もできます。初めて利用する場合は、利用者識別番号の取得が必要になり、確定申告時にも使えるのでe-Taxの活用もおすすめです。

開業届は事業開始の1ヵ月以内に提出する必要がありますが、遅れた場合の罰則は特にありません。実際私も半年以上遅れて提出しましたが、普通に受理されました。ちなみに会社を辞めない状態で副業をしている場合も、開業届の提出は可能です。

売り上げが少ない、もしくは0でも開業届は出せます。ただし、開業届には事業の概要を記入する欄があるため、事業内容が確定してからの提出が望ましいです。この副業でやっていくと決めてから、開業届の提出をしましょう。

起業する方法2：青色申告承認申請書を提出する

副業で起業する場合、開業届とともに青色申告承認申請書を提出します。提出期限は事業開始後から2ヵ月以内、もしくは1月1日から3月15日までなので、開業届と同時に出すと提出漏れがなくて安心です。

青色申告承認申請書は必須ではなく、白色申告をする場合は不要です。青色申告と白色申告の特徴を以下のとおりまとめました。

青色申告のほうが手続きや申告に手間がかかる分、税制上のメリットは大きいです。一方で白色申告は手続きが簡単ですが、基礎控除のみで節税のメリットは減ります。業務そのもの以外に手間がかかることを考えると、事業規模が小さいうちは白色申告で十分です。

副業で起業するアイデアと職種15選

副業で起業できるアイデアとして、職種15選を紹介します。

上記15選は、副業からスタートして起業しやすい職種です。

それぞれの職種に必要なスキルや知識、収入目安や向いている人も紹介します。

自分ができそうな仕事を選ぶ参考にしてください。

職種1：WEBデザイナー

副業からはじめて起業するのにおすすめなのは、WEBデザイナーです。

WEBデザイナーは、未経験からでも基礎的なスキルを身につければ、はじめやすい仕事です。

また、案件単価で受注するケースが多く、ランディングページやWEBサイト制作を1件受注できれば数万〜数十万円稼げます。

WEBやSNS集客がスタンダードになっている昨今、WEBデザイナーの需要は増加しており、今後も伸び続けることが期待されている職業です。

WEBデザイナーの特徴まとめ

職種2：WEBライター

副業から起業するのにおすすめな仕事は、WEBライターも挙げられます。

WEBライターは、正しい日本語がわかりタイピングができれば誰でもはじめられる仕事です。WEBやSNS集客がスタンダードになっている昨今WEBライティングスキルの需要は増加しており、さまざまな仕事に応用がききます。

WEBページの記事執筆だけでなく、取材やメールマガジン、コラム、セールスレターの執筆などです。実際私もWEBライターの副業からはじめ、今では個人事業主として起業しています。副業で3万円稼げたタイミングで退職し、現在は20万円ほどを安定して稼げるようになりました。

WEBライターの特徴まとめ

職種3：プログラマー

プログラマーの仕事も、副業から起業しやすいです。

プログラミングの勉強は難しく、忍耐力も必要なため挫折者が多く、ライバルが減ります。全体的にプログラマーの人手が不足しており、安定した求人があるため、スキル次第では案件獲得も難しくはありません。

WEBデザイナーやWEBライターより高いスキルが求められるため、時給単価もやや高めの傾向です。デザインやライティングスキルと組み合わせれば、担当範囲が広がります。

▼プログラミングスキルを身につける方法は以下の記事を参考にしてください。

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職種4：動画編集者

副業での起業には、動画編集者の仕事もおすすめです。

YouTubeやInstagramなど、動画コンテンツの需要が伸びており案件数は豊富です。個人向けのエンターテインメントコンテンツだけでなく、企業の採用活動や商品・サービス紹介などのPR動画や、社内向けの研修用動画などにも需要が広がっています。

1本の長編動画を制作すれば1万〜5万円、ショート動画でも15,000円稼げるため収益化しやすいことも魅力です。また、素材を受け取り編集するだけなく、企画や構成、撮影の動向、分析もできれば収入を伸ばせます。

動画編集者の特徴まとめ

職種5：SNS運用代行者

SNS運用代行者の仕事も、副業からはじめて起業できます。

SNS運用代行の副業は、はじめやすいことがメリットです。日頃からInstagramやXなどのSNSを使っているなら、抵抗なくはじめられます。

投稿するだけでなく、集客効果の分析や改善も同時に担当するため、収益も伸ばしやすいことも特徴です。SNSで集客したい企業や個人からの需要が増えており、案件も豊富なため仕事を獲得しやすいです。まずは自分のアカウントを作り、ポートフォリオとして見栄えのするものを運用してみましょう。

SNS運用代行の特徴まとめ

職種6：イラストレーター

イラストレーターの副業から起業もできます。

イラストレーターの仕事は、書籍や広告、ゲーム、アニメなどさまざまな分野で求められています。近年は、SNSや動画コンテンツの普及により、個人や企業からの依頼も増えています。

しかし、案件単価が安い場合もあり、安定した収入を得るには工夫が必要です。クリエイティブスキルを磨くだけでなく、デザイン以外の領域への挑戦で、高収入を目指せます。

例えば、グラフィックデザインや動画編集を学ぶと、幅広い案件に対応しやすいです。独自のスタイルを確立し、ブランディングの強化も有効です。

イラストレーターの特徴まとめ

職種7：アフィリエイター

副業のアフィリエイターから、起業する人も多くいます。

アフィリエイターとは、企業の商品やサービスを自分のWEBメディアやSNSアカウントで紹介し売る仕事です。商品が売れたらアフィリエイト報酬がもらえますが、売れなければ1円にもならないため、忍耐力や根性が必要です。

アフィリエイトサービスプロバイダー（ASP）に登録されている商品のうち、WEBメディアやSNSアカウントのフォロワーに刺さるものを選びます。SNSマーケティングの知識が必要かつ、地道な集客活動と収益への動線づくりが求められるため難易度は高いです。

実際に私もアメブロでアフィリエイトをやった際、1日4万PVを獲得した場合でも報酬額は1万円に満たなかったため、SNSマーケティングの難しさを実感しました。

アフィリエイターの特徴まとめ

職種8：ブロガー

アフィリエイターと似ている職業のブロガーも、副業から起業できます。

アフィリエイターと異なり、ブロガーは自分の好きなことを書いてユーザーを集め、ユーザーがクリックした広告報酬を得ます。人気ブロガーになれば、自分の商品やサービスを売って収益を伸ばすことも可能です。

自分が使った商品やサービスがASPにあれば紹介し、ユーザーが購入すれば報酬を得られます。自分の個性を発信し、影響力をつければ収入を大きく伸ばすことも可能です。

アフィリエイターと比べるとブロガーの難易度は低いですが、ブログでWEB集客の流れをつかみ、アフィリエイターに転向する道もあります。

ブロガーの特徴まとめ

職種9：YouTuber

副業でYouTuberとして活動し、起業も可能です。

YouTuberの仕事は、動画を制作し、広告収入や企業案件などで収益を得る仕事です。趣味を活かした発信ができる点は魅力ですが、稼げる保証はありません。

視聴者を増やすためには、継続的にコンテンツを企画し、質の高い動画を作る必要があります。動画編集スキルは独学でも身につきますが、無料の編集ソフトを活用しながら学べば、低コストでスキルの習得が可能です。

ただし、編集に時間がかかる場合は、外注を活用する方法もあります。編集をプロに任せれば、企画や撮影に集中しやすくなります。収益化には時間がかかるため、地道にスキルを磨きながら、魅力的なコンテンツを作り続けましょう。

YouTuberの特徴まとめ

職種10：翻訳・通訳者

翻訳・通訳者を副業ではじめ、起業する方法もあります。

翻訳・通訳者の仕事は、言語を正確に変換し、情報を伝えることです。翻訳は文書や記事を別の言語に書き換え、通訳は会話の内容をリアルタイムで変換します。語学力だけでなく、専門知識や文化の理解も求められます。

低リスク・低コストではじめられるため、副業で翻訳・通訳者になり、事業を拡大しながらの起業がおすすめです。最初は低単価な場合がありますが、人脈やコミュニケーション力を磨いて、好条件な案件を獲得しましょう。

翻訳・通訳者の特徴まとめ

職種11：オンライン秘書

オンライン秘書の仕事も副業ではじめやすく、起業できます。

オンライン秘書の仕事は、スケジュール管理やメールの作成、出張の手配など、幅が広いです。何か問題が起きても、状況に応じスピーディーに、機転が利いた対応ができる人が向いています。

ビジネスマナーやパソコンスキルが活かせるため、社会人経験がある人なら、はじめるハードルは低いです。秘書業務のオンライン化が進んでいる昨今は、クラウドソーシングサービスでの発注も増えています。

オンライン秘書の特徴まとめ

職種12：オンライン家庭教師

専門知識があり人に教えることが得意なら、オンライン家庭教師の副業から起業する道もあります。

オンライン家庭教師で人気があるジャンルは、中学・高校・大学受験対策や英会話指導です。また、低コスト・低リスクではじめられる点も魅力です。

パソコンやタブレット、インターネット環境があれば、新たな設備投資をせずに仕事ができます。対面指導のように教室を借りる必要がなく、経費をおさえて運営できる点もメリットです。

通勤時間が不要なため、効率的に働けます。移動の負担がない分、空いた時間を教材準備や指導スキルの向上にあてることも可能です。

オンライン家庭教師の特徴まとめ

職種13：ハンドメイド作品の販売

副業での起業は、ハンドメイド作品の販売もおすすめです。

アクセサリーや雑貨など、自分の趣味を活かして作品を作り、販売します。ものづくりが好きな人にとって、楽しみながら収益を得られる点が魅力です。スマートフォンがあれば簡単にはじめられる点もメリットです。

ネットショップを開設したり、フリマアプリを利用したりすれば、特別な設備がなくても販売できます。SNSを活用すれば、集客や宣伝も手軽にできるため、初心者でも挑戦しやすいです。初期費用が少なく、低リスクではじめられることもメリットです。

材料費をおさえながら試作品を作り、小規模な販売からスタートすれば、無理なく運営できます。少しずつ売り上げを増やしながら、ビジネスとしての基盤作りが可能です。

ハンドメイド作品の販売の特徴まとめ

職種14：オンラインショップの運営

オンラインショップの運営を副業からはじめ、起業も可能です。

インターネット上で商品を販売するため、店舗運営の費用が不要なため、経費をおさえながらはじめられます。家賃や光熱費がかからない分、低コストで事業を展開しやすい点が魅力です。

また、SNSを活用すれば、広告費をかけずに集客しやすくなります。InstagramやX、TikTokなどで商品の魅力を発信すれば、多くの人に認知されやすいです。

写真や動画の撮り方を工夫すれば、購買意欲を高められます。オンラインショップは、24時間いつでも販売できるため、時間や場所に縛られず運営できる点もメリットです。

オンラインショップの運営の販売の特徴まとめ

職種15：個人輸入や輸出

個人輸入や輸出で、副業での起業ができます。

個人輸入や輸出は、海外の商品を国内で販売したり、日本の商品を海外に届けたりすることです。実際の販売には、オンライン販売プラットフォームを活用します。特に、日本では手に入りにくい商品を輸入して販売すれば、需要を生み出しやすいです。

ドロップシッピングを活用すれば、在庫を持たずに運営できます。ドロップシッピングとは、直接商品を仕入れず、注文が入った時点でメーカーや卸業者から商品を発送してもらう仕組みです。

在庫管理の負担がなく、初期費用をおさえながらビジネスを展開できます。また、個人輸入や輸出は、世界中の市場を相手にできる点が魅力です。国内だけでなく、海外の顧客にも商品を販売できるため、売り上げの拡大を狙えます。

個人輸入や輸出の特徴まとめ

副業で起業をして成功するコツ

副業で起業して成功するコツを、以下3点お伝えします。

実際に私が副業でWEBライターをやっていた頃の具体例や、起業してからの経験談も盛り込みながら解説します。副業からはじめて起業を成功させたい人は、ぜひ参考にしてください。

コツ1：目標と計画をたて改善し続ける

副業での起業を成功するためには、目標と計画をたて改善し続けることが大切です。目標も計画も具体的に決めると、行動しやすくなります。

例えば「半年で月収5万円を目指す」や「来月までにクライアントを1社開拓する」など、数字を軸に決めるのがおすすめです。目標と計画の例は、以下を参考にしてください。

時間的な目標と計画

収入的な目標と計画

資金的な目標と計画

具体的な目標と計画をもとに改善し、別の改善点があれば対応します。成功のコツは、改善し続けることです。

コツ2：相談できる人を見つけておく

副業や起業について相談できる人を見つけておくことも、成功のコツです。同じ業種で成功している人や、個人事業主で働く人と横のつながりを持てば、仕事の相談が来るケースもあります。

また、個人事業主ならではの事業運営の資金繰りや、会計の相談ができる人がいれば、確定申告(※)のときも安心です。

※確定申告についてはのちほど解説します。

リアルな場面で個人事業主とつながるのが難しければ、XやInstagramなどのSNSを活用しましょう。実際に私は、Xを活用し個人事業主で活躍している人や、ビジネスコミュニティやサロンを探し、いつでも相談できる環境を作っていました。

オンラインコミュニティやサロンと活用例

Xはビジネス目的で情報発信している人や、意識の高い個人事業主が多いためおすすめです。

コツ3：本業をおろそかにしない

副業で起業して成功するためには、本業をおろそかにしないことが重要です。本業の収入が安定しているからこそ、副業や事業の運営に集中できます。

本業に支障が出ると、収入の減少だけでなく、職場での信頼も失われる可能性があります。以下の工夫を意識し、本業に支障が出ないようにしましょう。

副業で自由な時間が削られ、精神的にも体力的にも疲れてしまうこともあるでしょう。だからといって、本業をおろそかにして給料が減るようなことがあれば、副業や起業に安心して取り組めません

また、本業で得たスキルや人脈は、副業にも活かすことも可能です。業務の効率化や顧客対応の経験を活かせば、事業をスムーズに運営できます。

本業を大切にしながら、副業を少しずつ成長させることが成功への近道です。副業は長く続けることで成果が出ます。無理のない計画を立て、本業とのバランスを保ちながら事業を進めましょう。

副業で起業する際の注意点

副業で起業する際の注意点をふたつ紹介します。

これらを怠った場合、ペナルティを受ける可能性があるため、しっかり確認しておきましょう。具体的なペナルティも紹介するので、心得ておいてください。

注意点1：就業規則を確認する

企業によっては、副業や起業が就業規則違反になる可能性があります。実際に私が勤めていた会社では、下記のような就業規則が定められていました。

別の法人の代表取締役や役員になることを禁ずる

法人化して自分が代表になった場合、上記の就業規則に抵触します。そのため、法人ではなく個人事業主として副業をする人しかいませんでした。

副業自体が禁止なケースもあるため、事前に就業規則をしっかり確認しましょう。本業に支障が出ることや、情報漏洩のリスクを回避するため、副業を禁止している企業があります。

ただし、原則禁止と書かれている場合は、事情を説明すれば認められる場合もあるので、上司に相談するとよいです。就業規則に違反した場合、次のようなペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティを受けて、仕事を失うことがないように気をつけてください。

注意点2：確定申告を忘れないようにする

副業で起業する場合、年に一度の確定申告を忘れないようにしましょう。1月1日から12月31日までに得た所得が、20万円を超えた場合は翌年に確定申告をおこない、納税する必要があります。確定申告を忘れてしまった場合、次のようなペナルティがあります。

確定申告漏れをした場合のペナルティ

申告を忘れ、さらに納税が遅れた場合は、上記2種類の追加ペナルティが発生します。万が一忘れた場合、早めに対応すれば負担を軽減できる場合があるので急ぎましょう。

確定申告は1年分の売り上げと経費をまとめたうえで、申告書を作ります。1年分を一気に作るのではなく、毎月末に売り上げと経費をリスト化しておくと、確定申告の時期にスムーズな対応が可能です。

まとめ

副業で起業するアイデアや成功するコツ、注意点などを解説しました。

副業や起業の際は、就業規則をしっかり確認してからはじめてください。本業とは別の法人の役員や経営者になることが就業規則違反になる場合もあり、事業が小規模なうちは個人事業主になるのがおすすめです。

また、すでに副業や起業で成功している人や、一緒に頑張れる仲間を見つけておき、相談できる環境を作りましょう。収入が20万円を超えたら確定申告も忘れずにやってください。

本業をおろそかにせず、副業や起業に安心して取り組むことも大切です。本記事を参考に、自分にあった副業や事業に取り組みましょう。