低資金で開業できる仕事18選｜具体的な金額や体験談も紹介

「少ない資金で開業できる仕事はある？」
「低資金での開業でも成功できる？」

独立や開業を考えている方の中には、資金の面で上記のように疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

低資金で始められる仕事はたくさんありますが、そのなかでも開業を成功させるためには、スキルを活かしたWEB系の仕事がおすすめです。本記事では、低資金で開業したいと考えている方のために、具体的な仕事を厳選して18種類ご紹介します。

それぞれの仕事の特徴や具体的な開業金額を始め、どのような仕事を選べばよいか見極めるポイントや、実際にWEBライターとして低資金で開業した体験談をご紹介しているので、これから開業を考えている方はぜひ参考にしてください。

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低資金で未経験から開業できる仕事18選

まずは、これからご紹介する「低資金で未経験から開業できる仕事」として、18個それぞれがどのような特徴を持っているか、一覧表にまとめました。

開業資金の目安として、パソコンが必要でも高度な機能が要らない場合は比較的低めとして、エンジニアや動画編集のように処理速度がある程度必要な仕事は、高機能のパソコンを用意するため比較的高めになっています。

WEBライター

WEBライターは、インターネット上で閲覧するさまざまな記事を作成する仕事です。納期を守れば時間や場所を選ばずに働けるため、本業のスキマ時間を活用したり家事や育児の合間に執筆したりと、副業からでも始めやすいのが特徴です。

本記事でご紹介する仕事の中でも、WEBライターはとくに低資金から始められます。パソコンとインターネット環境があればすぐにスタートできるため、仕事を始めるまでのハードルの低さも魅力でしょう。

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エンジニア

エンジニアは、WEBサイトやアプリの開発、システム開発などを行う仕事です。プログラミング言語を用いて、クライアントの要望に沿ったシステムやサービスを構築します。

「エンジニア」と聞くと、高度なスキルや知識が必要でハードルが高いと思われがちですが、需要が高く未経験からでも学習しやすい言語や分野も多くあります。

エンジニアとして働くにはパソコンとインターネット環境が必須であり、スキルに応じてプログラミング言語の学習費用が必要です。

WEBデザイナー

WEBデザイナーは、WEBサイトのデザインやバナー作成、ロゴの作成などを行う仕事です。クライアントからデザインのイメージをヒアリングし、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを用いてデザインを制作します。

パソコンとインターネット環境のほか、デザインソフトを導入するための費用が必要になるでしょう。時代によってデザインのトレンドは変化するものの、ベースとなるデザインスキルは一生使える技術です。

SNS運用代行

SNS運用代行は、企業や個人のSNSアカウントの運用を代行する仕事です。

クライアントのSNSアカウントを成長させるために、コンセプトに沿った投稿の作成やフォロワー対応を行います。

SNS運用代行の仕事ではスマホを使用することも多く、新たにパソコンの購入が必要ないケースもあります。

日常的にSNSを使う人にとっては、未経験からでも始めやすい仕事の1つと言えるでしょう。

動画編集

動画編集は、企業や個人のクライアントから撮影データを受け取り、編集して1本の動画に仕上げる仕事です。

動画を編集するためには、動画編集ソフトを導入する必要があります。

商品やサービスのプロモーションに動画を活用したり、ショート動画が流行したりと動画の需要は高まっています。

未経験からでも動画編集ソフトの使い方を学びスキルを身につけられれば、長く活躍できる仕事の1つと言えるでしょう。

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ブロガー

ブロガーはほかの仕事とは異なり、クライアントワークではなく自分でブログを開設し、記事を執筆していく仕事です。自分のブログであるため、テーマや記事の中身については自由に設定して情報発信ができます。

ブログ記事に広告をつけたり、アフィリエイトを設定して、多くの人に読まれるようになれば収入にもつながっていきます。ブロガーの仕事はライティングスキルだけでなく、SEO対策やマーケティングの知識も必要です。

オンライン秘書

オンライン秘書は、企業のバックオフィス業務を在宅でできる仕事です。案件によって仕事内容はそれぞれですが、クライアントの業務をオンラインでサポートするという点においては、どの案件も変わりません。

始めるのに必要なものはパソコンと、セキュリティ面も重視されるためセキュリティソフトがあると安心です。

事務スキルだけでなく、コミュニケーション能力や丁寧な対応も求められるスキルです。

未経験からでもチャレンジできますが、人気の仕事のため、経験があれば強みになり採用されやすくなるでしょう。

WEBマーケター

WEBマーケターは、WEBサイトに関する課題をマーケティングの観点から解決する仕事です。

クライアントの課題をヒアリングし、WEBサイトを分析して改善策を提案します。

WEBマーケターの仕事は、WEBマーケティングの知識だけでなく、データ分析能力や倫理的思考力なども必要です。

高いスキルが求められるため、その分報酬も高い傾向にあります。

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配達員

配達員は、宅配やフードデリバリーサービスなどの配達を行う仕事です。

在宅ワークの普及に伴って、とくにフードデリバリーの利用者が増えています。

配達員の仕事は体力も必要ですが、車やバイクの場合はそれに応じた運転免許も欠かせません。

車やバイクではなく自転車で配達するという方の場合も、移動に使用する自転車を準備する必要があるでしょう。

家事代行

家事代行は、クライアントの自宅を訪問し、依頼された家事を代行する仕事です。

単発の場合もありますが、リピートしてもらえるように家事スキルはもちろん、丁寧な対応やコミュニケーションスキルも重視されます。

フリーランスの家事代行として働くなら、掃除道具など必要なものを自分で準備しなければならない場合もあります。

家事代行を仕事としてやったことのない人も、これまでの家庭での経験を活かして働きやすい仕事です。

アフィリエイター

アフィリエイターは、ブログやSNSを使って商品やサービスを紹介し、成果報酬を得る仕事です。

紹介した商品が購入されたり、サービスが契約につながったりすると、そのうちの何割かを報酬として受け取ることができます。

アフィリエイターはパソコンもしくはスマートフォンとインターネット環境があれば、すぐにでも始められます。

ライティングスキルだけでなく、どのような商品を紹介するか見極める視点も必要です。

ライブ配信

ライブ配信は、ライブ配信サービスで動画を配信し、視聴者からの投げ銭や広告収入を得る仕事です。

視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションが特徴で、年代を問わず配信を行う人も増えています。

パソコンだけでなく、持っているスマートフォンでも配信ができるため、開業に必要な準備が少ない仕事です。

派手な企画だけでなく、等身大の姿を配信するなど自分に合った方法を見つけるのがおすすめです。

カウンセラー

カウンセラーは、相談者の悩みを聞き、心理状態を理解しながら適切なアドバイスを行う仕事です。

傾聴力はもちろん、共感する気持ちや心理学の知識も必要です。

資格は必須ではありませんが、依頼者が安心して依頼できるように、資格や肩書があるとなおよいでしょう。

近年では、オンラインカウンセラーの需要も高まっているため、パソコンやマイクを準備して始めることも可能です。

ハンドメイド

ハンドメイドは、アクセサリーや雑貨などのハンドメイド作品を作り、販売する仕事です。

自分の世界観やアイディアを形にするため、趣味や好きを仕事にしたい人にとって天職とも言えるでしょう。

ハンドメイドは作品にどうしても材料費や、商品発送時の梱包材、送料などがかかるため、ほかの仕事に比べるとやや資金が必要になります。

近年ではハンドメイド専門のショッピングアプリもあり、販売するにも便利になりました。

また、SNSを活用してファンを多く作ることも大切です。

イラストレーター

イラストレーターは、クライアントの要望に応じたイラストの作成や、キャラクターデザインなどの作成を行う仕事です。

好きなように描けばよいというわけではなく、あくまでクライアントの理想を形にすることが大切です。

アナログではなくデジタルで描くのであれば、パソコンのほかにペンタブやイラストアプリ、ソフトなどを購入しましょう。

ツールを使いこなすことで、効率的にイラストの制作が進められるでしょう。

フォトグラファー

フォトグラファーは、クライアントの依頼に応じて写真の撮影や編集を行う仕事です。

深いカメラへの知識と、よりよい写真になるよう編集スキルも求められるでしょう。

一番の商売道具であるカメラは、比較的安価なものからプロも愛用するカメラなど多岐にわたるため、慎重に選ばなければいけません。

ほかの仕事に比べると、開業して仕事を始めるのにやや資金が必要になるでしょう。

スキル販売

スキル販売は、自分のスキルや知識を出品し、必要な人が購入して費用をもらう仕事です。

プログラミングやWEBデザイン、語学などさまざまなスキルを販売することができます。

また、一見意外にも思えるようなスキルが販売されていることもあります。

自分の得意だけでなく、ほかの人が持っていなそうなスキルなら、積極的に出品してみるのも1つの手でしょう。

物販

物販は、自分が販売したいと思った商品を仕入れて、ネットショップなどで販売する仕事です。

近年はフリマアプリやECサイトなど複数のサービスがあるため、自分にとって使いやすいサービスを選んでショップを開設します。

自分自身で物を制作するわけではないため、特別なスキルがなくても始めやすいと言えるでしょう。

仕入れがある分、ほかの仕事に比べると開業スタート時には費用がかかります。

低資金で開業できる仕事を選ぶポイント

低資金で開業できる仕事を選ぶためには、以下3つのポイントを押さえることが大切です。

開業するからには「成功したい」「たくさんの稼ぎを得たい」と考える人も多いでしょう。

以下より1つずつ解説するので、失敗しないためにぜひ参考にしてください。

家賃や光熱費などの固定費用を抑えられる

開業を成功させるためには、固定費用を抑えられる仕事を選びましょう。

低資金で開業する場合、家賃や光熱費のような固定費用は大きな負担となります。

そのため、新たに仕事用の物件を借りるのではなく、自宅の一室やシェアオフィスなどを活用し、できるだけ固定費用として支払う項目を抑えるのがおすすめです。

私もWEBライターとして開業する際は、レンタルオフィスではなく自宅の一室やリビングを仕事場としました。

開業後すぐ満足に稼げるとは限らないため、低資金でスタートさせるためには固定費用の掛からない場所選びも大切です。

商品などの在庫を抱えなくてよい

開業時の資金が潤沢にない場合は、商品などの在庫を抱えなくてもよい仕事を選ぶのがおすすめです。

在庫を抱える必要のある仕事は、以下のようなリスクが考えられます。

また在庫が必要な仕事は、開業する際に仕入れ費用が発生するため、低資金だと開業が難しい可能性も考えられるでしょう。

スキルや経験を活かしてすぐに始められる

低資金で開業するなら、持っているスキルやこれまでの経験を活かせる仕事を選ぶのがおすすめです。

すでにスキルを身につけていたり、経験を活かせたりする仕事ならすぐに働き始められるため、その分収入を得られるのもスムーズだからです。

反対に、開業してから必要なスキルを学びに行く場合や、その仕事のために新たな設備を整える場合などは費用がかかってしまうでしょう。

私もWEBライターとして開業した際、もともとライティングスキルやSEOの知識があったため、案件を任されてから記事を納品するまでがスムーズでした。

準備に時間をかけずにすぐ始められたことで、その分早く収入を得られるようになりました。

低資金でWEBライターとして開業した成功例

低資金で開業し、働くのに低リスクな仕事の1つがWEBライターです。

現在私は、フリーランスのWEBライターとして働いています。開業してすぐにWEBライターとして働き始め、子育てをしながら安定した収入を得られるようになってきました。

今でこそ収入は安定してきたものの、開業のために準備した資金は少なかったため、最初はうまくいくか不安でした。

そんな経験から、どのようなポイントに意識して取り組んできたかをご紹介します。

低資金で開業したいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

持っていたスキルを活かせる仕事を選んだ

まず、私が会社員をやめて開業した仕事にWEBライターを選んだ理由は「経験があったから」でした。

十分な資金を用意せずに開業したため、収入を得るまでスピーディーに進めたい気持ちから、経験があり身についているスキルを活かせる仕事がいいと考えたのがきっかけです。

会社員時代にWEBライティングやSEOの知識をある程度身につけていたため、案件獲得も比較的スムーズだったのではないかと思います。

もし未経験の仕事を選んでいたら、なかなか案件を獲得できず開業しても軌道に乗るまでに時間がかかってしまったでしょう。

副業から始めて軌道にのってから独立した

私はWEBライターとして独立する前、会社員として働きながら並行して案件に応募し、副業で仕事を行っていました。

しばらく副業でWEBライティングの案件を行っていましたが、少しずつ軌道に乗り、会社員を辞めたとしても収入に不安が無さそうと判断したタイミングで独立しました。

大切なのは「継続案件を依頼されているか」です。

単発案件だけでもNGというわけではありませんが、単発案件の場合は納品するたびに案件を探して応募しつづけなければなりません。

低資金で開業する場合、収入が途切れてしまうと生活面でも影響が出てしまうでしょう。

副業のうちに継続案件を複数契約できれば、開業資金が少なくてもそれほど影響を受けずに仕事を進められます。

低資金で開業するなら仕事の選び方と始め方が大切

本記事では、低資金で開業するのにおすすめの仕事を18種類ご紹介しました。

ご紹介した上記の仕事は、基本的にすべて低資金で開業できます。

しかし、それぞれの仕事には「パソコン1台で働ける」「仕入れが必要」など異なる特徴があるため、それによって具体的な開業資金も変わります。

自分の興味関心も含め、どのような仕事ならチャレンジできそうか検討してみてください。