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フリーランスとはどんな働き方?メリット・デメリットや目指すためのステップを解説

フリーランスとはどんな働き方?メリット・デメリットや目指すためのステップを解説

「フリーランスとは、どのような働き方なのだろう」

フリーランスについて調べるなかで、このような疑問を感じた人もいるのではないでしょうか。

言葉を耳にする機会は増えたものの、会社員や個人事業主、自営業との違いまで理解している人は少ないかもしれません。

また、自由に働けるイメージがある一方で、「収入は安定するの?」「どのような仕事が向いているの?」と気になることも多いでしょう。

フリーランスという働き方を検討する際には、良い面だけでなく、負担や注意点も含めて知ることが大切です。

この記事では、フリーランスの基礎知識や収入事情、メリット・デメリット、独立までのステップなどをわかりやすく解説します。

フリーランスへの理解を深め、自分に合ったキャリアを考える際の参考にしてください。

目次

フリーランスの基礎知識と他の働き方との違い

フリーランスに興味を持った際に、「個人事業主や自営業とは何が違うの?」と疑問に感じる人は多いのではないでしょうか。

また、名前が似ている「フリーター」と混同されることもありますが、それぞれ働き方や立場が異なります。

まずは、フリーランスの基本を押さえたうえで、似た言葉との違いを整理していきましょう。

フリーランスとはどんな働き方?

フリーランスとは、会社員のように特定の企業や組織と雇用契約を結ぶのではなく、自分の知識やスキルを活かして仕事を請け負う働き方です。

企業などから案件の依頼を受け、業務委託契約を結んで仕事を進めるケースが多く、WEBデザイナーやエンジニアなど、さまざまな職種で活躍しています。

会社員とフリーランスの主な違いは、以下のとおりです。

会社員フリーランス
契約形態企業と雇用契約を結ぶクライアントと業務委託契約などを結ぶ
収入給与として受け取る案件や業務の対価として報酬を受け取る
仕事の選び方会社の方針や指示に沿う受ける案件を自分で選びやすい
働く時間・場所勤務先のルールに従う比較的自分で調整しやすい
仕事の管理会社の仕組みに沿って進める基本的に自分で判断・管理する
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会社員フリーランス
契約形態企業と雇用契約を結ぶクライアントと業務委託契約などを結ぶ
収入給与として受け取る案件や業務の対価として報酬を受け取る
仕事の選び方会社の方針や指示に沿う受ける案件を自分で選びやすい
働く時間・場所勤務先のルールに従う比較的自分で調整しやすい
仕事の管理会社の仕組みに沿って進める基本的に自分で判断・管理する

提示された条件を確認したうえで、その仕事を受けるかどうかを自分で判断しやすい点は、フリーランスならではの特徴です。

なお、「フリーランス」が指す対象は、法律やガイドラインによって異なります。

一般的には、企業や組織に雇用されず、個人で仕事を請け負う人や働き方を示す言葉として使われています。

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスと個人事業主は同じ意味で使われることもありますが、厳密には異なります。

フリーランスは、企業や組織に雇用されず、個人で仕事を請け負う「働き方」を表す言葉です。

一方で、個人事業主は、個人で事業を営む人を指す税務上の区分です。

たとえば、企業からWEBデザインの案件を受けて働く人は、働き方としてはフリーランスに該当します。

そのうえで、個人として継続的に事業を行っていれば、個人事業主にも当てはまります。

つまり、フリーランスと個人事業主は、どちらか一方を選ぶものではありません。

「フリーランスとして働く個人事業主」のように、両方に当てはまるケースも多くあります。

フリーランスと自営業の違い

フリーランスと自営業は、どちらも独立して働く人に使われる言葉ですが、指しているものが異なります。

フリーランスは、特定の企業や組織に雇用されず、案件や契約ごとに個人で仕事を請け負う「働き方」を表す言葉です。 

一方で、自営業は、自ら事業を営む人を広く表す一般的な名称です。

飲食店や美容室、小売店などを経営する人のほか、法人を設立して会社を経営する人も含まれます。

たとえば、企業からWEBサイト制作を請け負う人はフリーランス、店舗や事業を自ら経営する人は自営業と呼ばれるのが一般的です。

このように、フリーランスは仕事の受け方を表す言葉、自営業は事業を営む人を幅広く表す言葉として使い分けられています。

フリーランスとフリーターの違い

フリーランスとフリーターは名称が似ていますが、企業との契約関係や収入の受け取り方が異なります。

フリーランスフリーター
企業との関係クライアントから仕事を請け負うアルバイトやパートとして雇用される
契約形態業務委託契約など雇用契約
収入業務や成果に対する報酬働いた時間や日数に応じた給与
仕事内容受ける案件を自分で選びやすい勤務先の指示に沿って働く
仕事上の立場事業者労働者
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フリーランスフリーター
企業との関係クライアントから仕事を請け負うアルバイトやパートとして雇用される
契約形態業務委託契約など雇用契約
収入業務や成果に対する報酬働いた時間や日数に応じた給与
仕事内容受ける案件を自分で選びやすい勤務先の指示に沿って働く
仕事上の立場事業者労働者

どちらも正社員ではない働き方ですが、フリーターは企業に雇用されているため、労働基準法などの対象になります。

一方、フリーランスは原則として事業者の立場で契約するため、会社員やフリーターと同じ保障を受けられるとは限りません。

名称は似ていますが、企業に雇用されているかどうかが、両者を分ける大きなポイントと言えるでしょう。

フリーランスは増えている?現状とその背景

働き方の多様化に伴い、日本でもフリーランスという選択肢が広がっています。

総務省の「令和4年就業構造基本調査」によると、本業をフリーランスとしている人は約209万人で、有業者全体の3.1%を占めています。

フリーランスが増えている主な背景は、以下のとおりです。

フリーランスが増えている理由
  • インターネットやデジタルツールが普及した
  • 場所を問わず働ける仕事が増えた
  • 企業が外部の専門人材を活用するようになった
  • 働く時間や場所を自分で選びたい人が増えた
  • 副業から独立を目指す人が増えた

こうした流れを受けて、2024年11月1日には「フリーランス新法」が施行されました。

取引条件の明示や報酬の支払いに関するルールなどが定められ、フリーランスが安心して働くための環境整備も進んでいます。

出典:統計局ホームページ/令和4年就業構造基本調査(総務省)

出典:公正取引委員会「フリーランンス法特設サイト」

フリーランスの気になる収入事情

フリーランスの収入は、職種やスキル、実務経験、稼働時間、受注する案件の単価などによって大きく異なります。

同じ職種でも、働く日数や取引先の数によって収入には差が生まれます。

一般社団法人フリーランス協会の「フリーランス白書2026」によると、調査回答者の年収で最も多かったのは「200万円以上400万円未満」の27.7%でした。

次いで「400万円以上600万円未満」が19.9%で、年収400万円以上の回答者は全体の49.5%を占めています。

ただし、この結果だけでフリーランス全体の収入を示しているとは限りません。

フリーランスは会社員のように毎月決まった給与が支払われるとは限らないため、案件の終了や受注状況によって月ごとの収入に差が出ることもあるからです。

一方で、経験を積んで単価を上げたり、継続案件や複数の取引先を確保したりすることで、収入アップを目指せる点もフリーランスの大きな特徴です。

出典:フリーランス白書2026(一般社団法人フリーランス協会)

フリーランスとして働く5つのメリット

フリーランスへの独立を検討する際は、会社員との違いを踏まえ、どのようなメリットがあるのかを理解しておくことが大切です。

フリーランスとして働く主なメリットは、以下の5つです。

フリーランスとして働くメリット
  • 時間や場所に縛られず自由に働ける
  • 好きな仕事や得意な案件を選べる
  • 実力や成果次第で収入アップを目指せる
  • クライアントと直接やりとりできる
  • 定年を気にせず働ける

それぞれの特徴を確認し、自分が希望する働き方に合っているかを考えてみましょう。

メリット1:時間や場所に縛られず自由に働ける

フリーランスのメリットのひとつが、働く時間や場所を調整しやすいことです。

在宅で対応できる仕事であれば、自宅やコワーキングスペース、カフェなど、自分が集中しやすい場所を選べます。

通勤時間を減らせるため、その時間を仕事の時間に効率よく活用できるでしょう。

また、納期や打ち合わせに支障がない範囲で、仕事を始める時間や休む日を調整することも可能です。

家事や育児、介護など、生活の状況に合わせて働き方を組み立てられる点も魅力と言えます。

案件によっては稼働時間や勤務場所が指定される場合もあるため、勤務条件を事前に確認しておきましょう。

メリット2:好きな仕事や得意な案件を選べる

フリーランスは、依頼内容や報酬、納期などの条件を確認したうえで、受ける案件を自分で選べます。

たとえば、WEBデザイナーであれば、バナー制作を中心に受注する、得意な業界のWEBサイト制作に取り組むなど、自分の経験や強みを活かした働き方ができます。

また、興味のある分野や、身につけたいスキルにつながる案件へ挑戦するのもよいでしょう。

経験を重ねるなかで自分の強みが明確になれば、得意分野に特化して専門性を高めることも可能です。

自分がどのような仕事で力を発揮できるのかを整理し、今後の方向性に合う案件を選んでいきましょう。

メリット3:実力や成果次第で収入アップを目指せる

フリーランスは、身につけたスキルやこれまでの実績が報酬に反映されやすく、努力次第で収入アップを目指せます。

スキルや実績が評価されると、より単価の高い案件を受注できる可能性も広がるでしょう。

クオリティの高い成果物を納品し、クライアントの売上や集客などに貢献できれば、報酬アップにつながることもあります。

さらに、経験を積むことで、制作だけでなく企画や提案まで任されるなど、より規模の大きな案件に挑戦できるようになります。

自分の成長や成果が仕事の内容や報酬に反映されやすい点は、フリーランスならではのやりがいです。

メリット4:クライアントと直接やりとりできる 

フリーランスは、クライアントと直接契約する案件では、相手とコミュニケーションを取りながら仕事を進められます。

依頼の背景や目的、求めている成果を直接確認できるため、認識のズレを防ぎやすくなります。

また、納期や報酬、担当範囲などの条件について、自分で確認や相談ができる点も大きなメリットです。

希望や事情を伝えながら、お互いが納得できる条件を決めやすくなります。

丁寧なやりとりを重ねて信頼関係を築ければ、継続依頼や他のクライアントを紹介してもらえるケースも考えられるでしょう。

メリット5:定年を気にせず働ける

フリーランスには、会社員のように定年制度がありません。

仕事を受注できるスキルや環境があれば、年齢にかかわらず働き続けられます。

勤務先の制度によって退職時期が決まるわけではないため、自分の希望や生活の状況に合わせて、働く期間を選べる点がメリットです。

また、年齢やライフステージに応じて働き方を変えることもできます。

若いうちは幅広い案件に挑戦し、将来は得意な仕事に絞るなど、その時々の状況に合ったキャリアを築けるでしょう。

自分で仕事を続けられるスキルがある限り、年齢を理由に働くことを諦める必要がない点は、フリーランスならではの大きな魅力です。

フリーランスとして働く5つのデメリット

フリーランスにはさまざまなメリットがある一方で、働き方の違いから、会社員にはない負担や注意点も生じてきます。

この章では、フリーランスとして働く5つのデメリットを解説します。

フリーランスとして働くデメリット
  • 収入が不安定になりやすい
  • 社会保険料や年金を自分で負担する必要がある
  • 仕事やスケジュールを自己管理する必要がある 
  • 社会的信用を得にくい
  • 人と関わる機会が少なくなりやすい

独立してから後悔しないためにも、メリットとあわせて確認しておきましょう。

デメリット1:収入が不安定になりやすい 

フリーランスは、毎月決まった給与が支払われるわけではないため、受注状況によって収入が変動しやすい点がデメリットです。

複数の依頼が重なる月は収入が増える一方で、契約の終了や案件数の減少により、売上が大きく下がることもあります。

また、体調不良や家庭の事情などで仕事ができない期間が続けば、その分だけ収入が減る可能性もあるでしょう。

安定した収入を目指すには、ひとつの取引先に依存せず、複数のクライアントと取引することが大切です。

売上が少ない時期も見据えて、生活費や事業に必要な資金を準備しておきましょう。

デメリット2:社会保険料や年金を自分で負担する必要がある

会社を退職してフリーランスになると、健康保険や年金の加入先、保険料の負担方法が変わります。

主な違いは、以下のとおりです。

会社員フリーランス
健康保険勤務先の健康保険に加入国民健康保険、退職前の健康保険の任意継続、家族の健康保険の扶養などから、条件に合う方法を選ぶ
年金厚生年金に加入原則として国民年金へ切り替える
保険料の負担勤務先と本人で分担原則として自分で負担する
手続き勤務先が行うことが多い自分で加入や切り替えの手続きを行う
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会社員フリーランス
健康保険勤務先の健康保険に加入国民健康保険、退職前の健康保険の任意継続、家族の健康保険の扶養などから、条件に合う方法を選ぶ
年金厚生年金に加入原則として国民年金へ切り替える
保険料の負担勤務先と本人で分担原則として自分で負担する
手続き勤務先が行うことが多い自分で加入や切り替えの手続きを行う

フリーランスになると、勤務先による保険料の負担がなくなるため、会社員の頃より支出が増えたと感じることもあります。

売上がそのまま手元に残るわけではないため、社会保険料を含めた毎月の支出を把握し、無理なく支払える収入を確保することが大切です。

デメリット3:仕事やスケジュールを自己管理する必要がある

フリーランスは、受注数や日々の作業時間、納期まで自分で管理しなければなりません。

案件を引き受けすぎると作業が追いつかなくなる恐れがある一方で、仕事量を抑えすぎると必要な収入を確保できない可能性もあります。

さらに、案件そのものの作業以外にも、次のような業務が発生します。

フリーランスがやるべき作業例
  • クライアントへの連絡
  • 請求書の作成
  • 売上や経費の記録
  • 確定申告の準備
  • 新しい仕事を得るための営業

これらにかかる時間を見込まずに予定を立てると、スケジュールに余裕がなくなりかねません。

また、体調を崩して仕事ができなくなると、納期や収入にも影響します。

タスクや納期を整理し、休息も含めて自己管理を徹底することが大切です。

デメリット4:社会的信用を得にくい

フリーランスは収入が毎月一定とは限らないため、会社員と比べて社会的信用を得にくい場合があります。

影響が出やすい場面として、次のような例があげられます。

社会的信用を得にくい例
  • 住宅ローンや自動車ローンの審査
  • クレジットカードの申し込み
  • 賃貸物件の入居審査
  • 事業資金などの借り入れ

審査では、現在の収入だけでなく、収入の安定性や事業を続けている期間なども確認されます。

そのため、十分な売上があっても、独立して間もない時期は審査に通りにくいケースがあるでしょう。

ただし、フリーランスだから必ず審査に通らないわけではありません。

確定申告を適切に行い、継続的な収入実績を示せるようにしておくことが大切です。

デメリット5:人と関わる機会が少なくなりやすい

フリーランスは、人と直接会話する機会が少なくなりやすい傾向があります。

クライアントとのやりとりがチャットやメールだけで完結する場合、一日を通して誰とも話さないこともあるでしょう。

人と関わる機会が減ることで、次のような影響が考えられます。

人と関わる機会が減ることで起こりやすいこと
  • 仕事の悩みをひとりで抱え込みやすい
  • 判断に迷ったときに相談できる相手が少ない
  • 孤独や不安を感じやすくなる
  • 新しい情報や考え方に触れる機会が減る

孤立を防ぐには、コワーキングスペースを利用したり、勉強会や交流会、オンラインコミュニティに参加したりする方法があります。

仕事以外でも人とつながれる環境を積極的に築いておくことが大切です。

フリーランスの集客方法5選

フリーランスとして活動していく準備ができたら、次は実際に仕事の受注に向けて動いていきましょう。

とはいえ、「どのように集客をするのか分からない…」という方もいらっしゃると思うので、誰でもできるおすすめの集客方法をお伝えします。

その集客方法は次の5つです。

  • 知り合いから集客する
  • クラウドワークスで集客する
  • SNSで集客する
  • 営業代行を使う
  • 交流会に行く

1つずつ詳しく解説していくので、自分にあっているものがどれかを考えながら読んでいただければと思います。

知り合いから集客する

フリーランスとして駆け出しの頃におすすめなのが、知り合いから仕事を受けることです。

なぜなら、フリーランスとして働き始めたときに重要なのは、とにかく実績を積むことだからです。

知り合いの中であなたのスキルを求めていそうな人に格安、もしくは無料で仕事を提案してみてください。

もし、知人が自分に仕事を依頼してくれれば、あなたの実績を増やすことができますし、知人もお得に依頼できるのでまさにwin-winです。

たしかに、報酬を貰わずに働く時期は少し辛いかもしれません。

ですが、ここで実績を積んでおけば、仕事をした知人から再び依頼をもらえたり、知人から新たなクライアントを紹介してもらえたりするので、先行投資という意識で仕事を請け負いましょう。

ビーブレイクシステムズ調査でも、約40%のフリーランスが知人からの紹介で仕事を受注していると回答しています。

このことからも知人との繋がりが継続的に稼いでいくうえで大切だとわかります。

参考:ビーブレイクシステムズ

クラウドソーシングを使う

フリーランスとして働き始めようとした時には、クラウドソーシングを使うのもおすすめです。

クラウドソーシングは簡単にいうと、仕事が欲しい「ワーカー」と、仕事を依頼したい「クライアント」をつなぐマッチングサービスです。

クラウドソーシングを使えば、クライアントはワーカーのプロフィールや作品を見て、仕事を依頼するか判断するので営業活動をする必要はありませんし、仕事の連絡もチャット内で済ませることができます。

ただ、自分でクライアントを探さなくてもよい代わりに、クラウドソーシングには手数料を払わなければいけません。

クラウドソーシングにもさまざま種類があるので、すべてに当てはまるというものはないのですが、クラウドソーシング最大手のクラウドワークスは以下のような手数料になっています。

報酬額システム利用料
20万円超の部分5%
10万円超20万円以下の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式での場合20%
報酬額システム利用料
20万円超の部分5%
10万円超20万円以下の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式での場合20%

手数料は最大で報酬の20%。

たとえ単価1万円の案件を取れたとしても手元に入ってくるのは8000円、月に10万円分の報酬を稼いでも自分の手元には8万しか残りません。

このデメリットから、ある程度の実績を積んだフリーランスは、クラウドソーシングを卒業していきます。

そのことも視野にいれながら、利用するのがおすすめです。

SNSで集客する

近年ではSNSから仕事を受注するフリーランスも非常に多いです。

SNS上でフリーランスを募集しているクライアントもいますし、SNSの発信をみて直接、仕事を依頼されることもあります。

SNSで仕事を受注するメリットは手数料がかからないことです。

クラウドソーシングとは違い、いわゆる直営業なので契約した金額が全て自分に入ってきます。

もちろん、その分クライアントを探すのが面倒だったり、応募条件がクラウドソーシングより厳しいものが多かったりしますが、単価を上げるときには十分に使えると思います。

SNSで集客するためのポイントは日々の投稿です。

ライターならライティングに関する発信、デザイナーならデザインに関する発信など、しっかりアカウントをブランディングしておくと、自分の仕事に関連性のある人に自分の存在を知ってもらえる可能性が高くなります。

フリーランスとして働き始めたらすぐにアカウントを開設しましょう。

エージェントサービスを使う

最近では、案件を紹介してくれるエージェントサービスというものがあります。

自分の希望条件を伝えることで、豊富な案件の中から条件に当てはまるものを紹介してもらえます。

自分で案件を探したり、営業したりする手間が省け、自分のやりたいことに集中できるのはよいのですが、その分、手数料がかかってしまうのがデメリットです。

また、エージェントサービスで紹介される案件には常駐型(クライアント先に赴き働く)のものがあり、フリーランスの自由な場所で働けるという大きなメリットがなくなってしまう可能性もあるでしょう。

その他、プロフィールの登録、面談など仕事を紹介してもらえるまで、少し時間がかかってしまうのも難点です。

これらのデメリットが気にならないのであれば、エージェントサービスはあなたにピッタリなサービスでしょう。

交流会に行く

交流会に行ってゼロから関係性を作っていくという方法もあります。

初対面の人と関係を構築しなければならない難しさはありますが、手数料は一切かかりません。

もともとは対面で行われることもあった交流会ですが、現在ではオンラインでの交流会もあり、遠方でも関係なく参加できます。

交流会でのポイントは、自分が何をしているのか明確に伝わる自己紹介をすることと、自分を売り込まないということです。

まずは目の前にいる人の相談に乗ってあげてください。

こちらが相手の相談に乗ってあげれば相手からの信頼度が高まり、その後も良好な関係を続けることができます。

その人脈が確実にあなたに仕事をもたらすとはいえませんが、そのような小さな積み重ねが数年後には大きな差になるので、地道に人脈を広げていきましょう。

フリーランスとして働きやすい職種8選

ここまでで、フリーランスとしての働き方のイメージが少しずつ掴めてきたのではないでしょうか。

ここからは、フリーランスとして取り組みやすい仕事を厳選してご紹介していきます。 

まずは、仕事の特徴を一覧で確認しながら、フリーランスとして活躍しやすい職種への理解を深めていきましょう。

仕事収入の目安フリーランスとしてのおすすめポイント
WEBデザイナー・バナー:3,000〜8,000円/1枚
・LP、サイトデザイン:5〜50万円
・パソコン一台で、場所を選ばず働きやすい
・得意な業界や制作分野に特化し、自分の強みを活かしやすい
イラストレーター・カット・挿絵:5,000〜20,000円
・キャラクターデザイン:20,000〜300,000円
・vtuberイラスト:10,000~200,000円
・自分の得意な絵柄やジャンルを活かして活動しやすい
・リピート依頼につながりやすい
ITエンジニア・JavaScript:60万〜70万円/月
・PHP、Python:70万〜80万円/月
・専門的なスキルや実務経験を報酬に反映しやすい
・継続的なプロジェクトに参加する案件が多く、一定期間の収入を見込める
WEBライター・SEO記事:0.5〜3円/1文字
・取材・インタビュー記事:15,000〜50,000円/1本
・セールスライティング:3〜10万円/1件
・構成作成や編集などへ仕事の幅を広げやすい
・専門分野を活かして、継続案件や単価アップが期待できる
動画編集者・SNS向けショート動画:3,000〜10,000円/1本
・企業プロモーション動画:10万円前後/1本
・納品がデータ完結のため、どこにいても仕事できる
・複数本をまとめて依頼されることも多く、まとまった収入が期待できる
WEBマーケター月額単価:20〜30万
※案件規模、経験により変動
・成果や改善実績をアピールしやすい
・継続的な分析や改善が必要なため、長期契約につながりやすい
コンサルタント月額単価:100〜150万円
※案件規模、経験により変動
・オンラインで相談や打ち合わせを行える案件が多く、場所を問わない
・支援する分野や対象を絞ることで、専門性をアピールできる
フォトグラファー3時間程度の撮影で3〜4万円程度※商業撮影や継続契約で高収入も可能・撮影するジャンルや案件を自分の得意分野に合わせて選びやすい
・撮影した写真が実績として残るため、次の依頼につなげやすい
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仕事収入の目安フリーランスとしてのおすすめポイント
WEBデザイナー・バナー:3,000〜8,000円/1枚
・LP、サイトデザイン:5〜50万円
・パソコン一台で、場所を選ばず働きやすい
・得意な業界や制作分野に特化し、自分の強みを活かしやすい
イラストレーター・カット・挿絵:5,000〜20,000円
・キャラクターデザイン:20,000〜300,000円
・vtuberイラスト:10,000~200,000円
・自分の得意な絵柄やジャンルを活かして活動しやすい
・リピート依頼につながりやすい
ITエンジニア・JavaScript:60万〜70万円/月
・PHP、Python:70万〜80万円/月
・専門的なスキルや実務経験を報酬に反映しやすい
・継続的なプロジェクトに参加する案件が多く、一定期間の収入を見込める
WEBライター・SEO記事:0.5〜3円/1文字
・取材・インタビュー記事:15,000〜50,000円/1本
・セールスライティング:3〜10万円/1件
・構成作成や編集などへ仕事の幅を広げやすい
・専門分野を活かして、継続案件や単価アップが期待できる
動画編集者・SNS向けショート動画:3,000〜10,000円/1本
・企業プロモーション動画:10万円前後/1本
・納品がデータ完結のため、どこにいても仕事できる
・複数本をまとめて依頼されることも多く、まとまった収入が期待できる
WEBマーケター月額単価:20〜30万
※案件規模、経験により変動
・成果や改善実績をアピールしやすい
・継続的な分析や改善が必要なため、長期契約につながりやすい
コンサルタント月額単価:100〜150万円
※案件規模、経験により変動
・オンラインで相談や打ち合わせを行える案件が多く、場所を問わない
・支援する分野や対象を絞ることで、専門性をアピールできる
フォトグラファー3時間程度の撮影で3〜4万円程度※商業撮影や継続契約で高収入も可能・撮影するジャンルや案件を自分の得意分野に合わせて選びやすい
・撮影した写真が実績として残るため、次の依頼につなげやすい

職種1:WEBデザイナー

WEBデザイナーは、WEBサイトやLP、バナー、SNS画像など、WEB上で使われるデザインを制作する仕事です。

見た目の美しさだけでなく、情報の伝わりやすさや使いやすさまで考える力が求められます。

フリーランスになると、企業の制作チームに業務委託で参加したり、案件ごとにクライアントと契約したりと、さまざまな働き方を選べます。

実績を重ねることで、得意な業界や制作分野に特化し、自分らしいキャリアを築きやすい点も魅力のひとつです。

必要なスキル・デザインツールの操作(Photoshop、Figmaなど)
・WEBデザインの基礎知識
・簡単なHTML/CSSの理解(必須ではないがあると強い)
・UI/UXの基礎知識
主な仕事の獲得方法・企業や制作会社との業務委託契約
・クラウドソーシング
・知人やクライアントからの紹介
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
必要なスキル・デザインツールの操作(Photoshop、Figmaなど)
・WEBデザインの基礎知識
・簡単なHTML/CSSの理解(必須ではないがあると強い)
・UI/UXの基礎知識
主な仕事の獲得方法・企業や制作会社との業務委託契約
・クラウドソーシング
・知人やクライアントからの紹介
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ

▼WEBデザイナーという職業を詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

職種2:イラストレーター

イラストレーターは、広告や書籍、WEBサイト、商品パッケージなどに使用されるイラストを制作する仕事です。

依頼の目的や媒体に合わせて、絵柄や色、構図を調整しながら、伝えたい内容を視覚的に表現します。

自分の世界観を活かしながら活動できる点は大きな魅力と言えるでしょう。

作風が評価されて依頼につながることも多いため、得意なテイストや制作分野がわかるポートフォリオを用意しておくことが大切です。

必要なスキル・デザインツールの操作(Illustrator、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTなど)
・構図や色彩の知識
主な仕事の獲得方法・企業や制作会社からの依頼
・クラウドソーシング
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介
必要なスキル・デザインツールの操作(Illustrator、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTなど)
・構図や色彩の知識
主な仕事の獲得方法・企業や制作会社からの依頼
・クラウドソーシング
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介

▼イラストレーターの仕事獲得方法に関心のある人は、以下の記事がおすすめです。

職種3:ITエンジニア

ITエンジニアは、WEBサイトやアプリ、業務システムなどの設計・開発・運用に携わる仕事です。

開発する分野によって必要な知識や扱うプログラミング言語は異なり、システム開発やアプリ制作、サーバーの構築など、幅広い領域で活躍できます。

IT需要が高まる現代ではニーズが非常に高いため、専門的なスキルや実務経験を活かしながら、高単価の案件を目指しやすい職種といえるでしょう。

必要なスキル・プログラミングスキル(HTML/CSS/JavaScriptなど)
・データベースの基本知識
・基本的なITリテラシー
主な仕事の獲得方法・フリーランスエージェント
・企業との業務委託契約
・以前の勤務先や取引先からの紹介
・求人・案件サイト
必要なスキル・プログラミングスキル(HTML/CSS/JavaScriptなど)
・データベースの基本知識
・基本的なITリテラシー
主な仕事の獲得方法・フリーランスエージェント
・企業との業務委託契約
・以前の勤務先や取引先からの紹介
・求人・案件サイト

▼ITエンジニアの職業を詳しく知りたい人は、以下の記事を読み進めてください。

職種4:WEBライター

WEBライターは、WEBメディアや企業サイトなどに掲載する記事を執筆する仕事です。

SEO記事や取材記事、商品紹介、メルマガなど、扱う分野や制作物は多岐にわたります。

特別な資格や高額なツールがなくても未経験から始めやすく、パソコンとネット環境があればどこにいても取り組める点が魅力です。

また、得意なジャンルや専門知識を活かしやすく、実績を積むことで、執筆だけでなく構成作成や編集などへ仕事の幅を広げられるでしょう。

必要なスキル・文章構成力
・リサーチ力
・SEOの基礎知識
・(必要に応じて)写真撮影技術
主な仕事の獲得方法・クラウドソーシング
・WEBメディアや編集プロダクションとの業務委託契約
・求人・案件サイト
・既存クライアントや知人からの紹介
必要なスキル・文章構成力
・リサーチ力
・SEOの基礎知識
・(必要に応じて)写真撮影技術
主な仕事の獲得方法・クラウドソーシング
・WEBメディアや編集プロダクションとの業務委託契約
・求人・案件サイト
・既存クライアントや知人からの紹介

▼WEBライターとして活躍するロードマップが気になる人は、以下の記事をチェックしてみましょう。

職種5:動画編集者

動画編集者は、撮影された映像を目的に合わせて編集し、ひとつの動画に仕上げる仕事です。

不要部分のカットやテロップの挿入、BGM・効果音の追加などを行い、視聴者に内容が伝わりやすい構成へ整えます。

YouTube動画やSNS広告、企業のPR動画など、活躍できる媒体もさまざまです。

近年は、動画を活用する企業や個人が増えているため、編集スキルに加えて企画や演出まで対応できると、仕事の幅を広げやすくなります。

必要なスキル・映像編集ソフトの操作(Premiere Pro、After Effectsなど)
・SNSやトレンド理解
・構成力
・基本的なマーケティング理解
主な仕事の獲得方法・動画制作会社との業務委託契約
・クラウドソーシング
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介
必要なスキル・映像編集ソフトの操作(Premiere Pro、After Effectsなど)
・SNSやトレンド理解
・構成力
・基本的なマーケティング理解
主な仕事の獲得方法・動画制作会社との業務委託契約
・クラウドソーシング
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介

▼フリーランスの動画編集者を目指している人は、以下の記事を参考にしてみてください。

職種6:WEBマーケター

WEBマーケターは、WEBサイトやSNS、広告などを活用し、商品やサービスの認知拡大や売上向上を目指す仕事です。

数字をもとに効果を検証しながら改善を繰り返すため、論理的思考や分析が得意な人は楽しみながら取り組めます。

担当する分野は幅広く、広告運用に特化する人もいれば、複数の施策を組み合わせて支援する人もいます。

成果や改善実績を示しやすいため、経験を積むことで、より規模の大きな案件や上流の戦略設計に携わることも可能です。

必要なスキル・SEOの基礎知識
・SNS運用スキル
・広告運用(Meta広告・Google広告など)
・データ分析力(Google Analyticsなど)
主な仕事の獲得方法・企業や広告代理店との業務委託契約
・フリーランスエージェント
・求人
・案件サイト・
既存クライアントや知人からの紹介
必要なスキル・SEOの基礎知識
・SNS運用スキル
・広告運用(Meta広告・Google広告など)
・データ分析力(Google Analyticsなど)
主な仕事の獲得方法・企業や広告代理店との業務委託契約
・フリーランスエージェント
・求人
・案件サイト・
既存クライアントや知人からの紹介

▼未経験からでもWEBマーケターを目指してみたい人は、以下の記事をチェックしてみましょう。

職種7:コンサルタント

コンサルタントは、企業や個人が抱える課題を整理し、専門知識や経験をもとに解決策を提案する仕事です。

経営、人事、IT、マーケティングなど、担当する分野は幅広く、現状分析から施策の提案、実行支援まで関わることもあります。

これまでの実務経験や業界知識を活かしやすく、専門性の高さが仕事の価値につながる職種です。

課題解決まで継続して支援する案件も多いため、クライアントとの信頼関係を築く力も求められます。

必要なスキル・担当分野に関する専門知識や実務経験
・課題を整理、分析する力
・解決策をわかりやすく伝える提案力
主な仕事の獲得方法・コンサルティング会社との業務委託契約
・フリーランスエージェント
・以前の勤務先や取引先からの紹介
・セミナーやSNSからの問い合わせ
必要なスキル・担当分野に関する専門知識や実務経験
・課題を整理、分析する力
・解決策をわかりやすく伝える提案力
主な仕事の獲得方法・コンサルティング会社との業務委託契約
・フリーランスエージェント
・以前の勤務先や取引先からの紹介
・セミナーやSNSからの問い合わせ

▼フリーランスのコンサルタントとして活躍したい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

職種8:フォトグラファー

フォトグラファーは、人物や商品、料理、建物、イベントなどを撮影し、目的に合った写真に仕上げる仕事です。

企業の広告やWEBサイトに使用する写真のほか、結婚式や家族写真など、活躍できる分野はさまざまです。

「その瞬間の想いを形に残せる」というやりがいを感じながら、自分の感性を活かせるのも、フォトグラファーの大きな魅力と言えるでしょう。

撮影には日時の調整や現地への移動が必要ですが、案件の内容やスケジュールを自分で選びながら活動できます。

必要なスキル・撮影技術
・カメラ操作スキル
・画像編集スキル(Lightroom・Photoshopなど)
主な仕事の獲得方法・撮影マッチングサービス
・撮影会社や制作会社との業務委託契約
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介
必要なスキル・撮影技術
・カメラ操作スキル
・画像編集スキル(Lightroom・Photoshopなど)
主な仕事の獲得方法・撮影マッチングサービス
・撮影会社や制作会社との業務委託契約
・SNSやポートフォリオからの問い合わせ
・既存クライアントや知人からの紹介

フリーランスになるための5つのステップ

フリーランスとして働き始めるには、事前に必要な準備を整理し、順番に進めていくことが大切です。

ここからは、フリーランスになるまでの流れを5つのステップで解説します。

フリーランスになるための5つのステップ
  • スキルを整理してポートフォリオを作成する
  • 仕事を獲得するための環境を整える
  • 開業届と青色申告承認申請書を提出する
  • 健康保険と年金の切り替え手続きを行う
  • 確定申告に向けた準備を始める

独立後に慌てないように、それぞれのステップを確認してイメージを膨らませておきましょう。

ステップ1:スキルを整理してポートフォリオを作成する

まずは、これまでの実務経験や得意な業務、使用できるツールなどを整理しましょう。

自分が対応できる仕事を明確にすることで、どのような案件を狙うべきか判断しやすくなります。

あわせて、制作実績や担当業務をまとめたポートフォリオを作成します。

制作物に加えて以下の内容も記載すると、自分のスキルや仕事への向き合い方を伝えやすくなります。

ポートフォリオに記載するとよい内容
  • 制作の目的や課題
  • 工夫した点や意識したこと
  • 使用したツール
  • 制作期間
  • 成果や改善した点

守秘義務などで公開できる実績が少ない場合は、自主制作を掲載するのもひとつの方法です。

獲得したい仕事に関連する実績を選び、何を受注できるのか伝わる内容にまとめましょう。

▼ポートフォリオの作成方法を詳しく知りたい人は、以下の記事を読み進めてみてください。

ステップ2:仕事を獲得するための環境を整える

ポートフォリオを作成したら、仕事を探すための準備を進めていきます。

まずは、クラウドソーシングや求人・案件サイト、フリーランスエージェントなどに登録してみましょう。

各プラットフォームのプロフィールを整えた後で、自分のスキルや希望する働き方に合う案件を探してみてください。

また、SNSや自身のWEBサイトで実績や得意分野を発信すると、企業や個人から直接依頼を受けられる可能性もあります。

仕事用のメールアドレスやチャットツール、オンライン会議の環境も整え、依頼や問い合わせにすぐ対応できる状態にしておきましょう。

ステップ3:開業届と青色申告承認申請書を提出する

フリーランスとして事業を始めたら、事業内容や申告方法に応じて必要な税務手続きを行います。

主な書類は、「開業届」と「青色申告承認申請書」の2つです。

書類目的メリット提出期限
開業届個人で事業を始めたことを税務署へ届け出る・屋号付きの銀行口座を開設できる
・事業を行っていることを証明する書類として使える場合がある
事業を始めた年分の確定申告期限まで
青色申告承認申請書青色申告の適用を受けるために提出する・最高65万円の青色申告特別控除ができる
・赤字の繰越しなどを利用できる
原則として、その年の3月15日まで。(1月16日以降に開業した場合は、開業日から2か月以内)
スクロールできます
書類目的メリット提出期限
開業届個人で事業を始めたことを税務署へ届け出る・屋号付きの銀行口座を開設できる
・事業を行っていることを証明する書類として使える場合がある
事業を始めた年分の確定申告期限まで
青色申告承認申請書青色申告の適用を受けるために提出する・最高65万円の青色申告特別控除ができる
・赤字の繰越しなどを利用できる
原則として、その年の3月15日まで。(1月16日以降に開業した場合は、開業日から2か月以内)

どちらも納税地を管轄する税務署へ提出できるほか、e-Taxを利用してオンラインで手続きすることも可能です。

青色申告承認申請書は提出期限が早いため、開業届とあわせて準備しておくとよいでしょう。

▼フリーランスと開業届の知識を把握しておきたい人は、以下の記事が参考になります。

ステップ4:健康保険と年金の切り替え手続きを行う

会社を退職してフリーランスになる場合は、勤務先で加入していた健康保険と厚生年金の切り替え手続きが必要です。

退職後の健康保険には、主に以下の3つの選択肢があります。

選択肢概要保険料の負担手続きの目安
国民健康保険住んでいる市区町村の国民健康保険へ加入する前年の所得や住んでいる自治体、世帯人数などによって異なる勤務先の健康保険の資格喪失日から原則14日以内
健康保険一定の条件を満たすと、退職前の健康保険を最長2年間継続できる会社負担がなくなり、原則として全額自己負担になる資格喪失日から20日以内
家族の健康保険の扶養に入る収入などの条件を満たす場合に、家族の勤務先を通して加入する原則として本人の保険料負担はない家族の勤務先や健康保険へ確認
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選択肢概要保険料の負担手続きの目安
国民健康保険住んでいる市区町村の国民健康保険へ加入する前年の所得や住んでいる自治体、世帯人数などによって異なる勤務先の健康保険の資格喪失日から原則14日以内
健康保険一定の条件を満たすと、退職前の健康保険を最長2年間継続できる会社負担がなくなり、原則として全額自己負担になる資格喪失日から20日以内
家族の健康保険の扶養に入る収入などの条件を満たす場合に、家族の勤務先を通して加入する原則として本人の保険料負担はない家族の勤務先や健康保険へ確認

また、20歳以上60歳未満で、退職後に厚生年金へ加入せず、配偶者の扶養にも入らない場合は、国民年金第1号被保険者への切り替えが必要です。

退職日の翌日から14日以内に、住んでいる市区町村の窓口などで手続きを行いましょう。

ステップ5:確定申告に向けた準備を始める

確定申告とは、1年間の所得と納める税金の額を計算し、税務署へ申告する手続きです。

フリーランスとして仕事を始めたら、申告時に慌てないよう、日頃から売上や経費を記録し、必要な書類を整理しておきましょう。

日頃から準備しておきたいこと
  • 売上や経費を帳簿に記録する
  • 請求書や領収書、契約書を整理する
  • 仕事と私生活の支出を分けて管理する
  • 事業用の銀行口座やクレジットカードを用意する

帳簿の作成は、慣れないうちは難しく感じることもあるため、会計ソフトを活用すると、取引の記録や帳簿作成を効率化できて便利です。

確定申告の直前にまとめて作業すると負担が大きくなるため、月に一度は記録や書類を確認し、こまめに整理しておきましょう。

▼以下の記事では、確定申告の手順を詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

フリーランスのWEBデザイナーとして活躍している事例

ここからは、フリーランスのWEBデザイナーとして活躍している2つの事例をご紹介します。

フリーランスのWEBデザイナーとして活躍している事例
  • 未経験から1年で月収100万円を達成した事例
  • 元美容師が卒業3ヶ月で月50万円を稼いだ事例

実際のストーリーを通じて、フリーランスとして仕事をするためのヒントや具体的な取り組み方を参考にしてみましょう。

事例1:未経験から1年で月収100万円を達成したまみさん

まみさんは、英語講師から未経験でWEBデザイナーへ転身した、デザスクの卒業生です。

最初はココナラで、バナー1枚1,500円から仕事を始めました。

依頼をこなしながら実績を積み、1,000円ずつ価格を上げていった結果、最終的には1枚1万円でも依頼を受けられるようになったそうです。

その後は、さらなるスキルアップを目指してココナラでの活動を終了し、業務委託の他に、クライアントからの紹介やリピートを中心に案件を獲得しています。

まみさんが仕事を増やすために意識したこと
  • 小さな案件から実績を積み重ねる
  • 依頼が増えた段階で少しずつ単価を上げる
  • 自分を売り込む前に、相手の話をよく聞く
  • 笑顔や相づちを意識し、安心感を与える
  • 目の前の収入だけでなく、今後の成長も考えて仕事を選ぶ

主力となるLP制作では、1件15万〜20万円ほどで受注することもあり、フリーランス1年目で月収100万円を達成しました。

現在は、安定して30万〜50万円ほどの収入があるそうです。

低単価の案件から始めて、地道に実績と信頼を積み重ねていくと、収入アップが実現できるとわかる事例です。

▼詳しいインタビュー内容は、以下からご覧になれます。

事例2:元美容師が卒業3ヶ月で月50万円を稼いだぺすけさん

ぺすけさんは、アパレル販売や美容師の仕事を経験したのち、フリーランスのWEBデザイナーとして活動しているデザスクの卒業生です。

別のスクールでWEBデザインを学び、約1年間フリーランスとして活動していました。

しかし、デザインに自信を持てず、収入も思うように伸びなかったことから、改めて学び直すことを決意しています。

受講後は、バナーだけでなくLPやWEBサイトなど、幅広い制作に対応できるようになりました。

ぺすけさんが仕事で意識したこと
  • 納期を必ず守る
  • 連絡にはできるだけ早く返信する
  • 相手の要望をくみ取り、先回りして提案する
  • 苦手な部分を放置せず、必要なスキルを学び直す
  • 幅広い制作物に対応できる力を身につける

こうした取り組みを続けた結果、卒業後3ヶ月で月収50万円を達成し、最高月収は68万円に到達しました。

自分自身と向き合い、学び直しと日々の丁寧な対応が成果につながるとわかる事例です。

▼詳しいインタビュー内容は、以下からご覧になれます。

まとめ|フリーランスという働き方を理解して、自分に合ったキャリアを考えよう

フリーランスとは、特定の企業や組織に雇用されず、自分のスキルや経験を活かして仕事を請け負う働き方です。

働く時間や場所、受ける仕事を選びやすい一方で、収入の管理や案件獲得、税金・社会保険の手続きなども自分で行う必要があります。

そのため、自由な働き方というイメージだけで判断せず、メリットとデメリットの両方を理解したうえで、自分に合っているかを考えることが大切です。

最後に、この記事の大切なポイントをまとめておくので、確認してみましょう。

この記事で押さえておきたいポイント
  • フリーランスは、企業に雇用されず個人で仕事を請け負う働き方である
  • 働き方の自由度が高い一方、収入や仕事を自分で管理する必要がある
  • これまでのスキルや実務経験を活かせる職種を選ぶことが大切である
  • 独立前には、仕事を獲得する準備や各種手続きを進めておく
  • 活躍を続けるには、スキルだけでなく信頼を積み重ねる姿勢も欠かせない

フリーランスは、働き方の選択肢のひとつであり、向き不向きもあります。

まずは、自分がどのような働き方をしたいのかを整理し、必要な準備を進めながら、自分に合ったキャリアを考えていきましょう。

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