「営業に向いていないと思うけど、それって甘えなのかな」
「自分は営業向きじゃない気がするけど、続けるべき?」
営業職として働いている方の中には、上記のようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も以前、法人向けの営業として働いていましたが、業務で悩むことが多く「営業に向いていない気がする」と悩んだ経験があります。
しかし、結論「営業に向いていない」と思うのは、決して甘えではありません。
本記事では、「営業に向いていない気がするけど、それは甘え?」とお悩みの方に向けて、以下の内容をお届けします。
- 「営業に向いていない」と思うのは決して甘えではない、その理由
- 営業に向いていないかも、で辞めるのはもったいない5つのケース
- 営業向いてないと感じてから辞めるまでにできる対処法
- 営業からWEBライターに転職した実体験
実際に営業から異業種転職を果たした筆者が、同じように「営業向いてないかも……」とお悩みの方へ向けて、おすすめの職業もご紹介します。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
- 「営業に向いていない」と感じるのは甘えではありません
- 営業は売り込みや数字目標、断られる場面も多く、プレッシャーを感じやすい仕事。合う・合わないがあるのは当然で、合わないと感じるのは逃げではありません。
- ただし「向いていない」で即決はもったいないケースもあります
- 職場環境や営業スタイル、業界との相性が違和感の原因になっていることも。辞めることを決断する前に、何がつらいのかを明確にしてみましょう。
- 営業経験は異職種でも武器になる!
- ヒアリング力や提案力、調整力は、WEBライターやWEBデザイナー、マーケターなど幅広い仕事に活かせます。副業や情報収集など小さなステップから始めて、自分に合う職種を見つけていきましょう。
「営業向いてない」と思うのは甘えじゃない

「営業に向いてないと感じるのは甘え?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、結論、営業に向いていないと感じるのは甘えではありません。
向いていないと感じるまで、営業職として、きっとさまざまな経験をされてきたのではないでしょうか。
営業は、初対面の人とのコミュニケーションや、提案・売り込みによる数字目標が課される職業です。
ときには、厳しい指摘や評価を受けることもめずらしくありません。
プレッシャーと隣り合わせの中で、その働き方に楽しさを感じる人もいれば、違和感を覚える人もいるのは当然のことです。
誰でも頑張って続ければ営業職が合うようになる、というものではなく、自分の特性や個性によっては、別の職業がよりぴったりくることもあります。
営業が向いていないと感じるのは甘えでも逃げでもなく、自分にとってより適性のある職業や働き方を見つける一歩だと考えてみてくださいね。
甘えじゃない!営業に向いていないと感じる5つの理由

営業に向いていないと感じる理由の中でも、決して「甘えている」とは思われない理由をご紹介します。
- 売り込むのが苦手
- 断られるのが怖い
- コミュニケーションがとれない
- 残業など激務がつらい
- 別の仕事でやりがいを感じた
これらは、営業職としての特性から引き起こされがちなものです。
1つずつご紹介しますので、ご自身の気持ちと照らし合わせてみてくださいね。
理由1:売り込むのが苦手
営業の仕事は、商品やサービスを売り込むことが中心のため、「売り込みが苦手」と感じる場合は営業に向いていないかもしれません。
提案をしているとき、以下のように感じるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 商品やサービスの提案が、「押し売り」になっているのではないかと気になる
- 良い提案でも、「買ってほしいだけでは?」と思われるのではないかと考えてしまう
- 売り込むことで「お客様に嫌な思いをさせてしまうのでは」と不安になる
私が営業職だったころ、お客様にとってよい提案だと思っても、契約してもらえるように話すのがとても苦手でした。
お金を払ってもらうだけの効果を、保証できるのかが不安だったからです。
苦手意識を忘れるようにしても、言葉や表情からクライアントに伝わってしまうこともあります。
成果に結びつきにくくなると、積極的な提案も難しくなり、結果的に「売り込めない」という苦手意識が強まる悪循環になってしまいます。
理由2:断られるのが怖い
営業は、断られることが非常に多い職業ですが、断られるのが怖いと感じる場合は、営業職に向いていないかもしれません。
お客様に、購入や契約してもらうことが営業職の大きな役割です。
しかし、すべての提案が成果に繋がるわけではなく、断られるのは日常茶飯事です。
断られたときに、以下のように感じる場合は、営業職向きではないかもしれません。
- 断られることがストレスに感じる
- 「また断られてしまうのではないか」と不安を抱く
- 断りによって自分を否定されたように思う
私も営業時代、入念に準備してもあっさりと断られてしまった経験がたくさんあります。
落ち込んだり、自信をなくしてしまったりといった経験は少なくありません。
一方で、断られても気にせず、切り替えて前向きに営業活動を続けていた同僚もいました。
クライアントからの言葉に一喜一憂せず、断られても自己否定をしないで改善へつなげられる姿勢は、営業職向きと言えます。
理由3:コミュニケーションがとれない
コミュニケーションが必須の営業において、人との対話に苦手意識がある場合は、営業職向きではないと感じても無理はありません。
営業職は、新規営業なら初対面の人に自分や商品を売り込む仕事です。
さまざまな角度から相手のニーズを引き出し、最適な提案をすることが求められます。
- テレアポで台本以外のことを聞かれても臨機応変に話せない
- 商談でクライアントのニーズを引き出せない
- 用意した提案通りの話ばっかりになってしまう
このように、コミュニケーションが苦手な場合には、営業としてやっていくのが難しいと感じてしまうでしょう。
理由4:残業など激務がつらい
営業職は、業務の特性上、残業や労働時間が増えるなど激務になりがちな職業です。
- 目標やノルマ達成のために商談を増やそうとする
- 追加した商談の分の提案資料を作成する
- 売上のために多少無理をしてでも契約を獲得しようとする
しかし、過度な残業や業務量は、体だけでなくメンタルにも負担になります。
激務が続き、営業がつらく向いていないかもと感じるのは自然な感情で、決して甘えではありません。
理由5:別の仕事でやりがいを感じた
もし営業の仕事に不満がなくても、別の業務でやりがいを感じられた場合、「営業よりも別の仕事が向いているのでは?」と思うのは、甘えではないでしょう。
私が営業だったころ、以下の経験から「自分に向いているのは営業ではないかも」と感じるようになりました。
- 自社サイトへの集客のために、2,000文字程度の記事を書いた
- わかりやすい記事になるようにリサーチしたり考えたりするのが楽しかった
- 完成した記事が社内で褒められた
営業の仕事に苦手意識があり、やりがいも感じられず業務をこなしていましたが、この経験では達成感や喜びがありました。
特別な資格や専門スキルもなく、営業以外にできることはないと決めつけていましたが、この経験をきっかけに、営業以外の仕事にも目を向けられるようになりました。
営業以外の仕事でやりがいを感じた場合、より前向きに自分のキャリアを見つめ直すきっかけになるかもしれません。
「営業に向いていない」で辞めるのはもったいないケース

営業に向いていないと思うのは甘えではない5つの理由をご紹介しましたが、一方で「向いていない」と早々に決めつけて辞めてしまうのは、もったいないケースもあります。
- 営業職よりも職場が合っていない
- 営業のタイプが合っていない
- 売上や目標が達成できない
- 営業として働き始めたばかり
- なんとなく向いていない気がする
営業に向いていないと感じる理由を深掘りせずに辞めた場合、後悔してしまう可能性もあります。
場合によっては、環境を変えることで営業職への適性が発揮できることもあるでしょう。
以下より、1つずつ見ていきましょう。
ケース1:営業職よりも職場が合っていない
営業という職種が合っていないというよりも、職場が合っていないというケースもあるでしょう。
要因は人それぞれ異なりますが、職場が合っていないと感じる場合として、主に以下が挙げられます。
- 1人に対する仕事量が多く、常に残業しなければならない
- 反対に仕事の量が少なすぎて、時間を持て余してしまう
- 入社したばかりで経験が浅いのに対して責任が重すぎる仕事を任される
- 職場の人間関係がうまくいかず、スムーズなコミュニケーションが取れない
また、これらは1つに限らず、複数の要因が重なることもあるでしょう。
職場が自分に合っていなければ、思うような営業成績を収められない可能性があります。
今の職場でできることを考えるだけでなく、職場が変われば自分のスキルを発揮できるのか、あらためて考えて判断しましょう。
ケース2:営業のタイプが合っていない
営業職は、事業や会社によって、仕事内容・営業スタイルにさまざまな種類があります。
代表的な営業タイプを、それぞれの仕事内容の特徴をご紹介します。
| 営業の種類 | 仕事内容の特徴 |
| 法人営業(BtoB営業) | ・企業や団体などが顧客となる ・個人営業に比べると金額が大きめ ・専門知識や交渉スキルが必要 |
| 個人営業(BtoC営業) | ・個人や家庭などが顧客となる ・個々のニーズに合わせた対応が必要 ・対面だけでなく電話営業などもある |
| 新規開拓営業 | ・まったく新しい顧客へ提案する ・テレアポや展示会などで商談の約束をもらう ・アポイント獲得まで淡々とこなせる |
| ルート営業 | ・すでに契約のある顧客へ訪問する ・追加受注が得られるように、信頼関係を保つ ・丁寧な対応が大切 |
| 代理店営業 | ・自社の商品やサービスの代理店をサポートする ・代理店との信頼関係を構築する ・コミュニケーションスキルが大切 |
| 営業の種類 | 仕事内容の特徴 |
| 法人営業(BtoB営業) | ・企業や団体などが顧客となる ・個人営業に比べると金額が大きめ ・専門知識や交渉スキルが必要 |
| 個人営業(BtoC営業) | ・個人や家庭などが顧客となる ・個々のニーズに合わせた対応が必要 ・対面だけでなく電話営業などもある |
| 新規開拓営業 | ・まったく新しい顧客へ提案する ・テレアポや展示会などで商談の約束をもらう ・アポイント獲得まで淡々とこなせる |
| ルート営業 | ・すでに契約のある顧客へ訪問する ・追加受注が得られるように、信頼関係を保つ ・丁寧な対応が大切 |
| 代理店営業 | ・自社の商品やサービスの代理店をサポートする ・代理店との信頼関係を構築する ・コミュニケーションスキルが大切 |
人によっては「新規営業は向いていないけど、既存営業なら楽しく働ける」というケースもあります。
今の営業スタイルが合っていないと感じたら、別の営業タイプの仕事に取り組んでみるのもよいでしょう。
ケース3:売上や目標が達成できない
「売上や目標が達成できないから営業に向いていない」と結論づけるのは、早計になってしまうことがあります。
営業成績がよい人も、何もせず成果に結びついているわけではないでしょう。
もしかしたら、見えないところで営業の練習や知識習得にコツコツ取り組んでいるのかもしれません。
また、営業以外の仕事でも、成約数や売上とは違ったそれぞれの目標を課されることはよくあります。
- マーケティング職:集客数、問い合わせ数など
- エンジニア職:タスクの完了数、エラー発生率の低下など
- 事務職:業務時間の削減、ミス発生件数の減少など
このように、どのような職種でも達成を目指している目標はあります。
「達成できない」と感じるときは、営業としてできることをまずはやってみるのがおすすめです。
そうすることで、工夫すればできるようになるのか、それでもやっぱり営業に向いていないのか、あらためて考えることができるでしょう。
ケース4:営業として働き始めたばかり
まだ営業として働き始めたばかりで、経験が浅い場合は、もう少し経験を積んでみることで状況や気持ちが変わることがあります。
営業の現場では、相手や状況が毎回違うため、一度として同じ場になることはありません。
そのため、以前と同じように提案しても、上手くいかなかったり、成績が上がらなかったりすることもあります。
しかし、数を重ねることで経験も積み上がり、コミュニケーションスキルや交渉力が高まっていきます。
スキルアップしていくと、会話の引き出しや提案時の選択肢が増え、営業の仕事が楽しいと感じられるようになるかもしれません。
数回の営業経験で判断せず、経験を積むことを優先してみるのも、自分の向き不向きを正確に判断する一つの方法です。
ケース5:なんとなく向いていない気がする
「なんとなく営業が向いていない気がする」と考えて営業を辞めてしまうのは、判断するための情報が少なく、後悔してしまいやすいケースです。
理由があいまいな状態で仕事を辞めてしまうと、仮に無事転職できたとしても、転職先でまた同じような疑問や不満を抱く可能性があります。
大切なことは、なぜ自分には今の仕事が向いていないのかを、明確にすることです。
たとえば、以下のような方法で「なぜ今の仕事が自分に向いていないと感じるのか」を考えられます。
- 業務中に感じた気持ちを書き出してみる
- なぜそう感じたのか、背景を掘り下げてみる
- 前向きに取り組めた業務と、気が重くなる業務を分けてみる
- 成果が出たときに嬉しいと感じた業務を振り返る
- 友人に仕事内容を説明するとき、前向きに話せるか確認する
1つずつ振り返ることで、自分が得意なことや苦手なこと、嬉しいことや嫌だったことが明らかになり、そこから本当に向いている営業タイプや職種が見えてきます。
心から納得した仕事選びができるように、感情を言語化していくことが大切です。
「営業向いていない」と感じて辞める前にできる対処法

「営業に向いていない」と感じたとき、辞めたいと思う人は少なくありません。
しかし、すぐに辞める前に、以下4つの対処法を行ってみるのがおすすめです。
- 向いていないと感じる原因を明確にする
- 自分に合う営業スタイルを見つける
- 違う業種の会社に就職する
- 興味のある職種を考える
続けるにしても辞めて転職するにしても、よりよいキャリアを築いていくために大切なことばかりです。
対処法1:向いていないと感じる原因を明確にする
まずは、自分がなぜ「営業に向いていない」と感じるのか、その原因を明らかにしましょう。
この原因が何かわからないままだと、転職をしてもまた同じ思いをしてしまうかもしれません。
先述した「営業に向いていないと思う理由」も踏まえ、以下のポイントを考えてみましょう。
- 売上や目標へのプレッシャーがつらい
- 提案や売り込みが苦手
- 断られるのが嫌
- コミュニケーションをとるのが苦手
- 労働時間が長くて休めない
自分にとっての原因が何かを突き止めると、それに対するより適切な改善策が見つけられます。
営業を続けるにしても、転職するにしても、自分にとってのストレスが何からきているのかを理解することが、失敗しないキャリア選択に大切です。
対処法2:自分に合う営業スタイルを見つける
営業に向いていないと感じたら、今の営業スタイルが向いていないのか、それとも営業自体が向いていないのかを考えてみましょう。
先述の通り、営業職は仕事の特徴ややり方によって、営業タイプが異なります。
同じ営業職でも、タイプが違えば仕事の取り組み方も大きく変わってきます。
| 異なる営業職への転換 | 得られる効果 |
| 新規営業から既存営業へ | ・テレアポがなくなり心身への負担が軽減する ・顧客との関係性向上に注力できる |
| 個人営業から法人営業へ | ・比較的大きな数字を扱える ・普段の生活では出会えない企業と出会える |
| 異なる営業職への転換 | 得られる効果 |
| 新規営業から既存営業へ | ・テレアポがなくなり心身への負担が軽減する ・顧客との関係性向上に注力できる |
| 個人営業から法人営業へ | ・比較的大きな数字を扱える ・普段の生活では出会えない企業と出会える |
今の営業スタイルが合わなくても、他の種類なら活躍できるというケースもめずらしくありません。
現状に違和感があるならば、別タイプの営業職も検討してみましょう。
対処法3:違う業種の会社に就職する
営業タイプだけでなく、業種を変えることで営業職への感じ方が変わる可能性もあります。
業種が変わると、取り扱う商材や顧客層も変化します。
たとえば、製造業の営業は「形があるもの」を売るため、商談の場でも実物を持参したり、要望に合わせて商品をカスタマイズしたりもできるでしょう。
一方、人材サービス業の営業は「形がないもの」を提供します。
商品を一から作るわけではなく、顧客のニーズを的確に把握し、最適な人材を提案することが求められます。
このように、同じ「営業職」でも、仕事内容や求められることが変化するのが特徴です。
人によっては、まったく違う仕事をしているように感じる方もいるでしょう。
営業に向いていないのか、それとも今の業種の営業職に向いていないのかを、冷静に見極めてみましょう。
対処法4:興味のある職種を考える
営業に向いていないと判断した場合、どんな職種なら自分に向いているかを見つけるために、興味のある職種を考えてみるのがおすすめです。
まずは、どんな職種に興味があるのか、以下のポイントを押さえて考えてみるとよいでしょう。
- 今の仕事で「嫌ではない・苦ではない」業務を書き出す
- 「やりたくないこと」を明確にする
- 求人サイトにある職種名を眺めてみる
- 「営業経験が活かせる」とされる職種を探してみる
- 転職体験談やインタビュー記事を読む
- 適職診断やキャリア診断を受けてみる
- 気になった仕事を副業から始めてみる
違う職種への転職は、大きなチャレンジになります。
しかし、営業職では、コミュニケーションスキルや課題解決能力など、さまざまなスキルを身につけられます。
身につけたスキルを棚卸しながら、どういった職種に興味を持てるかを考えてみると、よりよいキャリア選択ができるでしょう。
【実体験】営業からライターにキャリアチェンジした3つのポイント

ここからは、現在はフリーランスのWEBライターとして働く私の体験談から、営業が向いていないと感じキャリアチェンジしたポイントを3つご紹介します。
- 社内の別部署に異動した
- スキルを身につけた
- 副業からフリーランスになった
職種が変わっただけでなく、会社員からフリーランスへと働き方も変わりました。
営業に向いていないかもと感じながら、会社員以外の働き方も模索されている方は、ぜひ読んでみてください。
ポイント1:社内の別部署に異動した
前職には営業職として入社しましたが、売り込みや飛び込みなどの営業活動に苦手意識がありました。
「本当にこのまま営業を続けたいのかな」「私は営業に向いていないのかもしれない」と感じていたころ、上司からマーケティング部への異動を打診されました。
未経験のため、驚きや悩みもありましたが、「転職せずに別の職種にチャレンジできるチャンス」ととらえ、異動を決意。
最初は慣れない業務に苦戦しましたが、慣れてくるころに初めて仕事でやりがいや達成感を得られるようになりました。
「営業に向いていないかも」と思いながら仕事をしていたときとは、まったく異なる気持ちで、自信をもって働けるようになったことが1つめのポイントです。
ポイント2:スキルを身につけた
マーケティング部では、主にSEO(検索エンジン最適化)やSNSマーケティングについて勉強しながら仕事をしていました。
未経験の分野だったため、最初は専門用語や概念を理解するのに苦労した覚えがあります。
外部のセミナーに参加したり、マーケティング会社のメルマガを毎朝読んだりして、社内の先輩にも積極的に質問するようにしました。
地道に継続したことで、少しずつスキルが身につき、自分の書いた記事が上位表示されるなど、成果に結びつくことが増えてきました。
スキルが目に見える成果につながり、仕事にやりがいを得られるように。
この経験が、フリーランスのWEBライターに転身するきっかけとなりました。
ポイント3:副業からフリーランスになった
いきなり正社員を辞めてフリーランスになったわけではなく、初めは副業からWEBライターの案件に応募しました。
身につけた知識やスキルを活用することで、単発の案件から継続案件がもらえるようになり、単価が少しずつ上がって収入が安定してきた頃に、フリーランスになりました。
副業を通してあらためて気づいたのは「営業で得たスキルは副業でも活かせる」ということです。
副業やフリーランスとして案件をもらうには、自分自身をいかに「売り込む」かが重要です。
営業時代に培ったコミュニケーションスキルやビジネスメールスキルなど、活かせるスキルはたくさんありました。
営業からキャリアチェンジを果たしても、それまでの経験やスキルを活かせる場面はきっと今後も出てきます。
今「営業に向いていないのは甘え?」と悩んでいる方も、きっとこれまでの経験やスキルが武器になってくれます。
自分により合うキャリアを見つける機会ととらえて、前向きに考えてみてくださいね。
営業が向いてないと思う人におすすめの職業11選

最後に、営業が向いてないと思う人におすすめしたい職業として、以下11の仕事をご紹介します。
| 職種 | なりやすさ | 働きやすさ | 収入 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| WEBライター | ひとりで黙々と仕事ができる | |||
| WEBデザイナー | 無理に売り込む必要がない | |||
| プログラマー | 売り手市場で需要が高い | |||
| WEBマーケター | 経験を活かせる | |||
| ブロガー・アフィリエイター | クライアントとのやり取りがない | |||
| 動画編集 | クオリティを優先できる | |||
| SNS運用代行 | スモールステップで始められる | |||
| オンライン事務 | 在宅でも事務の仕事ができる | |||
| コンサルタント | 専門性を活かせる | |||
| 広報 | 売り込まなくてよい | |||
| 商品開発 | より良いものづくりに専念できる |
| 職種 | なりやすさ | 働きやすさ | 収入 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| WEBライター | ひとりで黙々と仕事ができる | |||
| WEBデザイナー | 無理に売り込む必要がない | |||
| プログラマー | 売り手市場で需要が高い | |||
| WEBマーケター | 経験を活かせる | |||
| ブロガー・アフィリエイター | クライアントとのやり取りがない | |||
| 動画編集 | クオリティを優先できる | |||
| SNS運用代行 | スモールステップで始められる | |||
| オンライン事務 | 在宅でも事務の仕事ができる | |||
| コンサルタント | 専門性を活かせる | |||
| 広報 | 売り込まなくてよい | |||
| 商品開発 | より良いものづくりに専念できる |
職業1:WEBライター
WEBライターは、WEB上で閲覧できる記事の作成を行う職業です。
クライアントからは、主に以下のような内容で依頼を受けます。
- 商品やサービスの紹介記事
- お悩み解決記事
- ブログ記事
- インタビュー記事 など
案件によっては文章の作成だけでなく、構成から考えたり適切な画像を選んだりといった業務もあります。
WEBライターの案件は「1文字1円」など文字単価で依頼されることが多く、執筆した分だけ報酬につながるのが魅力の1つです。
WEBライターの仕事では、読者の悩みや疑問を想定し、わかりやすく伝える文章力が求められます。
営業職で培った、相手の立場に立って説明する力や、要点を整理して伝えるスキルを発揮できるでしょう。
また、商談前の情報収集や提案資料作成の経験は、リサーチ力や構成力として活用できます。
| WEBライターに必要なスキル |
| ・日本語の文章をわかりやすく作成するスキル ・SEOの基礎知識 |
| WEBライターで活かせる営業経験 |
| ・文章作成 ・リサーチ |
| WEBライターに向いている人 |
| ・特定の分野に精通している ・文章を書いたり読んだりするのが好き |

職業2:WEBデザイナー
WEBデザイナーは、WEB上にあるさまざまなデザインを制作する職業です。
主に以下のような制作物を依頼されます。
- WEBサイトのデザイン制作
- LP(ランディングページ)
- LINEのリッチメニュー
- YouTubeのサムネイル
- 広告バナー など
インターネットやスマートフォンの普及により、WEBデザイナーの需要は高い傾向にあります。
確実なスキルを身につけることで、手に職をつけ長く活躍できる職業と言えるでしょう。
また、WEBデザイナーは、見た目を整えるだけでなく「目的を達成するデザイン」を考えることが求められます。
営業経験があると、クライアントが本当に求めているゴールを引き出し、意図をくみ取ったデザインを提案できます。
要望の背景を読み取り、修正対応や調整を円滑に進められる点も、営業経験者ならではの強みとなるでしょう。
| WEBデザイナーに必要なスキル |
| ・WEBデザインの基礎知識 ・PhotoshopやIllustratorなどデザインツールスキル |
| WEBデザイナーで活かせる営業経験 |
| ・クライアントの課題ヒアリング |
| WEBデザイナーに向いている人 |
| ・デザインが好き ・トレンドに敏感 |

職業3:プログラマー
プログラマーは、コンピュータに与える指示を、プログラムとして作成する職業です。
ひとくちにプログラマーと言っても、その作業内容はクライアントからの依頼によって幅広い業務があります。
- プログラムの作成
- プログラムの動作確認
- デバッグ作業 など
プログラマーは黙々とコードを書く仕事と思われがちですが、実際には要件定義や仕様調整など、コミュニケーションが欠かせません。
営業経験があれば、クライアントの要望を整理し、優先順位をつけて形にする力が培われているため、開発現場でも重宝されるでしょう。
専門知識をかみ砕いて説明できる点も、プログラマーには必要なスキルです。
| プログラマーに必要なスキル |
| ・プログラミング言語に関するスキル ・問題解決能力 ・論理的思考力 |
| プログラマーで活かせる営業経験 |
| ・試行錯誤して課題を解決した経験 |
| プログラマーに向いている人 |
| ・不具合にもコツコツ取り組める ・論理的思考で物事に取り組む |

職業4:WEBマーケター
WEBマーケターは、WEB上でできる集客や売上アップを支援する職業です。
インターネットの発展によって、WEBを使った広告や認知拡大が広く採用されるようになりました。
- WEBサイトのSEO対策
- コンバージョン最適化
- WEB広告運用代行 など
専門的なスキルや知識が不可欠な仕事で、未経験からすぐに活躍できるものではありませんが、中には「初心者OK」の求人も見つかります。
また、WEBマーケターは商品やサービスが「売れる仕組み」を考える仕事です。
営業で培った顧客理解力や、ニーズを見極める力は、マーケティング施策を考える上で大きな武器になります。
経験を重ね、しっかりとスキルを身につけられれば、WEBマーケターとしての活躍も実現できるでしょう。
| WEBマーケターに必要なスキル |
| ・情報収集スキル ・データ分析スキル ・WEB広告運用の知識 ・SEOの知識 |
| WEBマーケターで活かせる営業経験 |
| ・クライアントの課題ヒアリング ・情報収集 |
| WEBマーケターに向いている人 |
| ・数字に強い ・常に新しい知識を学ぶのが好き |
職業5:ブロガー・アフィリエイター
ブロガーやアフィリエイターは、自らブログを開設し、記事を更新することで収益を得る職業です。
クライアントワークとは違い、働く場所や時間などより自由に働けるのが特徴です。
- ブログ記事の作成
- アフィリエイト広告の選択
- リサーチ など
WEBライターと並行して行っている方も多く、わかりやすい文章作成の練習としても取り組めます。
また、ブログやアフィリエイトでは、商品やサービスの魅力を文章で伝え、行動を促す力が必要です。
営業職は「どう伝えればクライアントが欲しいと思うか」を考えるため、セールス視点の文章を書ける力が備わっています。
営業現場で培った思考力が、記事作成で発揮できるでしょう。
| ブロガーやアフィリエイターに必要なスキル |
| ・ブログ立ち上げの基本知識 ・SEO記事作成スキル |
| ブロガーやアフィリエイターで活かせる営業経験 |
| ・トレンドリサーチ |
| ブロガーやアフィリエイターに向いている人 |
| ・自分のペースで仕事したい ・わからないことも調べて解決できる |
職業6:動画編集
動画編集は、撮影された動画素材をもとにカットやテロップ、BGMの挿入など編集を行い、1つの動画作品に仕上げる職業です。
YouTubeやTikTokが広く普及したことで、動画を活用したプロモーションを行いたい企業も増えてきています。
- 商品のプロモーション
- 解説動画
- 長い動画をショート動画に編集
- ライブ配信の編集 など
動画編集では、単に映像をつなぐだけでなく、「視聴者に意図が伝わる構成」を意識することが重要です。
営業の現場では、相手の関心を引く流れを考えることが多いでしょう。
その経験や思考を動画編集でも活かし、テンポや見せ方を工夫した編集が可能です。
動画編集のスキル自体も、一度身につけることで長く使えるため、手に職をつけたい方にもおすすめの職業です。
| 動画編集に必要なスキル |
| ・動画編集ツールの操作スキル ・映像加工に関する知識 |
| 動画編集で活かせる営業経験 |
| ・課題解決のためのトライアンドエラー |
| 動画編集に向いている人 |
| ・日常的に動画を視聴している ・地道な作業が得意 |

職業7:SNS運用代行
SNS運用代行は、X(旧Twitter)やInstagram、FacebookといったSNSを使って、商品やサービスの訴求を行う職業です。
クライアントの課題や希望によって適したSNSを選んだり、コンテンツの制作を行います。
- 投稿コンテンツの作成
- コメントへの返信
- DMの送付
- アカウントフォロー など
経験やスキルによっては、アカウントの初期設定や戦略立案から携われるのも魅力です。
また、SNS運用代行は、企業やサービスの魅力を発信することで、ファンを増やすのが役割です。
営業で身につけた「相手の反応を見ながら改善する力」は、投稿内容の調整や分析に活かせます。
コメントやDMでのやりとりも、営業経験を活かした丁寧かつ信頼感のある対応ができるでしょう。
| SNS運用代行に必要なスキル |
| ・SNSに関する知識 ・企画力 |
| SNS運用で活かせる営業経験 |
| ・プレゼンテーションスキル |
| SNS運用代行に向いている人 |
| ・日常的にSNSを使用している ・年代を問わず幅広いトレンドを知っている |
職業8:オンライン事務
オンライン事務は、オフィスへの出社をせずともインターネットを利用して、オンライン上で事務作業を行う職業です。
ネット環境があれば在宅で働けるため、近年注目を集めています。
- データ入力
- 資料作成
- 顧客対応
- スケジュール管理 など
事務職は、企業の規模や業種を問わず必要な職種であり、正確性や丁寧な対応が重要視されます。
営業を経験していることで、サポートする現場のイメージが湧きやすく、先回りして行動する力を発揮できます。
スケジュール調整や資料作成なども、営業時代の実務経験を存分に活かせるでしょう。
| オンライン事務に必要なスキル |
| ・基本的なPCスキル ・テキストコミュニケーションスキル |
| オンライン事務で活かせる営業経験 |
| ・クライアントとのコミュニケーション |
| オンライン事務に向いている人 |
| ・丁寧で正確に作業するのが得意 ・スケジュール管理能力が高い |
職業9:コンサルタント
コンサルタントは、特定のジャンルに精通した専門知識や経験を活かして、顧客の課題解決をサポートする職業です。
コンサルタントを必要とするジャンルは幅広く、ITや経営、人事などさまざまあります。
- 企業の就労環境改善
- 健全な経営となる
企業の根幹にかかわるため、プロフェッショナルな仕事が求められます。
責任が大きい職業ですが、営業経験で培ったヒアリング力や課題発見力がそのまま活かせるのが特徴です。
| コンサルタントに必要なスキル |
| ・人事、労務、ITなど精通した専門知識 |
| コンサルタントで活かせる営業経験 |
| ・課題のヒアリング ・プレゼンテーション |
| コンサルタントに向いている人 |
| ・深い専門知識を有している ・立場を気にせず進言できる |
職業10:広報
広報は、企業や商品・サービスなどの情報を、社会に向けて広く発信する職業です。
企業の顔として、さまざまな活動を通してブランディングに寄与します。
- プレスリリースの作成、配信
- メディア対応
- イベント企画、運営
- 社内広報 など
企業やサービスの価値を社外に伝えるために、営業で身につけたプレゼンスキルや対人スキルが発揮できます。
どのポイントを打ち出せば魅力がしっかり伝わるか、また効果的に発信できる媒体はどれかなど、実務レベルで考えることができるでしょう。
| 広報に必要なスキル |
| ・情報収集能力 ・コミュニケーションスキル |
| 広報で活かせる営業経験 |
| ・プレゼンテーションスキル ・相手に合わせた説明能力 |
| 広報に向いている人 |
| ・情報発信が好き ・世の中の動向に敏感 |
職業11:商品開発
商品開発は、新しい商品やサービスを企画・開発する職業です。
市場調査を始め、コンセプト立案や施策など数々の工程を経て、生まれた商品やサービスを世の中に送り出します。
- 市場調査、分析
- 商品企画
- 設計、開発
- 施策、テスト など
商品開発では、顧客の声をもとに「本当に求められる商品」を形にすることが重要です。
営業経験者は、現場で得たリアルなニーズや不満を理解しているため、ユーザー目線の商品開発ができます。
また、開発部門や関係者との調整役としても、営業で培ったコミュニケーション力が役立てられるでしょう。
| 商品開発に必要なスキル |
| ・リサーチスキル ・データ分析スキル ・企画、発想力 |
| 商品開発で活かせる営業経験 |
| ・クライアントのニーズを把握する ・プレゼンテーション |
| 商品開発に向いている人 |
| ・世の中にまだない、新たなものを生み出すのが好き ・アイデアが豊富に出てくる |
まとめ|「営業が向いてない」は甘えではなく自分に合う仕事を見つけるチャンス
本記事では、「営業に向いていない」は甘えではない理由や、甘えと思われるケースについて、実体験を交えながらご紹介しました。
売り込みが苦手だったり、提案を断られるのが怖いと感じたりする人にとっては、営業職の特性上、向いていないと感じやすいかもしれません。
一方で、営業職に就いてまだ期間が浅かったり、職場環境が合っていなかったりする場合には、営業が向いていないと決めるのはもったいないケースもあります。
「営業が向いていないかも」と感じたときは、まず以下4つの対処法に取り組んでみるのがおすすめです。
- 向いていないと感じる原因を明確にする
- 自分に合う営業スタイルを見つける
- 違う業種の会社に就職する
- 興味のある職種を考える
また、営業職は他の職種でも活躍できるような、幅広いスキルを身につけられる職業です。
ジョブチェンジをしたいと考える方に、営業で身につけたスキルを活かせる、おすすめの職業をご紹介します。
- WEBライター
- WEBデザイナー
- プログラマー
- WEBマーケター
- ブロガー・アフィリエイター
- 動画編集
- SNS運用代行
- オンライン事務
- コンサルタント
- 広報
- 商品開発
経験やスキルを棚卸し、自分の興味や関心を掘り下げて、より適した職種を見つけましょう。
「営業以外におすすめの仕事はわかったけど、未経験からでもチャレンジできるの?」
「ゆくゆくは在宅で働けてしっかり稼げる職業を選びたいな」
営業に苦手意識があり、もっと自分らしく働ける職業をお探しの方の中には、上記のように考える方もいらっしゃるでしょう。
チャレンジしてみたいと思っても、どのようなやり方なら確実にスキルを身につけられるかわからず、一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
そこで日本デザインスクールでは、好きなことで生きていくWEBデザイナーを叶えるための働き方セミナーを開催することにいたしました。
WEBデザイナーのなり方やリアルな裏側まで、気になる情報を余すことなくお伝えします。


















