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ワーママが「疲れた・きつい」と感じたときの対処法【実体験】

ワーママが「疲れた・きつい」と感じたときの対処法【実体験】

育児と仕事を両立するワーママの皆さん、毎日お疲れさまです。忙しい日々の中で「疲れた」「もう無理」と感じる瞬間はありませんか?

その気持ち、決してあなただけではありません。筆者も、2人の子どもをほぼワンオペで育てながら、在宅でWEBライターとして働いているワーママのひとりです。

時には、ワーママとしての責任感とプレッシャーが重なって心も身体も限界を迎えてしまうことがあります。しかし、そんな時こそ、適切な対処法を知り、上手にストレスを軽減することが大切です。

本記事では、以下のワーママに役立つ情報を余すことなくご紹介していきます。

  • ワーママが感じる「疲れた」「無理」といった感情の原因
  • 不調のサインを見逃さないためのポイント
  • 実際に使える対処法
  • ストレスチェックシートを使ったストレスチェック
  • ワーママが働きやすい仕事の特徴
  • 在宅ワークで働くワーママの平日・休日のタイムスケジュール

記事を通じて、仕事と育児の両立に悩むすべてのワーママが、少しでも楽になれる方法を知っていただきたいと思っています。

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以下の記事では、市川さんが家事や育児と両立しながら、理想のライフスタイルが実現できた秘訣を詳しく紹介しています。在宅ワークを実現するためのヒントを得られるはずですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

ワーママが育児と仕事の両立に「疲れた」「無理」と感じる原因ランキング

ワーママとして、家事育児と仕事を両立するのは、想像以上に大変なことですよね。毎日、仕事と家庭の両方で全力を尽くしていると、疲れがたまってしまうのも無理はありません。

しかし、中には「疲れた」「無理」と感じる原因が分からず、対処法を見出せない人もいるため、疲れの原因を明確に認識することが重要です。

最初に、多くのワーママが直面する「疲れた」「無理」と感じる原因をランキング形式でご紹介します。これらの原因を理解することで、自分自身の状況を見つめ直し、対処法を見つける1歩にしてみましょう。

1位:子どもの体調不良を理由に仕事を調整しなければならない

ワーママが最も苦労するのは、子どもの体調不良に対応するために仕事を調整しなければならないことです。突然の欠勤や早退・遅刻は、業務の遅延や周囲への迷惑につながり、強いプレッシャーを感じてしまうもの。

実際、子ねくとラボの調査によると、ワーママの9割以上が「子どもの体調不良の連絡を受けて、仕事を早退したことがある」と回答しています。

画像引用:子ねくとラボ

さらに、KIDS LINEの調査では、ワーママの約6割が「仕事を休む理由は子どもの体調不良」と回答しており、会社の対応について悩んでいる人がいることも取り上げられています。

最近はママが働きやすい職場環境が整いつつあるものの、子どもが理由で仕事を調整しなければならない状況が、多くのワーママにとって疲れの原因になっていることは明白です。

2位:職場での肩身が狭い

ワーママが職場で「肩身が狭い」と感じることも、疲れの大きな原因となっています。仕事中に子どもの保育園から電話がかかってきたり、他の社員より早く退社しなければならないことは日常茶飯事です。

そのような状況が続くと、最初は理解してくれていた周囲の視線も「またか…」といったものに変わり、ワーママ自身が罪悪感や後ろめたさを感じてしまいます。

画像引用:子ねくとラボ

育児休暇や短時間勤務を積極的に取得できる企業が増えてきていますが、子ねくとラボの調査によると、8割以上のワーママが「制度を実際に利用する際に、周囲に対して申し訳なさを感じている」と回答していました。

ワーママ自身が周囲に対して申し訳なさを感じながら働いているような状況では、自分の働き方に自信を持つことが難しくなり、結果的にストレスが増大するのも無理はありません。

3位:夫が家事育児に協力してくれない

本来夫婦が協力して家事育児を行うべきですが、実際には「夫が家事育児に十分に協力してくれない」という悩みを抱えるワーママが非常に多いようです。

アフタースクール寺子屋の調査によると、夫婦間で家事や育児の負担に対する認識に差があることが明らかになっています。

画像引用:PR TIMES

多く女性は「自分への家事負担が大きすぎる」と感じているようです。男性が「自分は家事育児に協力している」と思っている一方で、女性側は「夫の協力が不十分」と感じているケースも少なくありません。

完全にワンオペというわけではなくても、この微妙な認識のずれが、ワーママが「疲れた」と感じる一因となっていることもまた事実でしょう。

4位:帰宅後、家事育児の時間が大変すぎる

仕事から帰宅後、限られた時間で家事や育児をこなすことも、ワーママが疲れを感じる大きな理由のひとつです。ワーママには、就業後も主婦としての仕事が待っています。

ワーママが帰宅後にこなす家事育児
  • 夕飯作り
  • 夕飯後の後片付け
  • 子どものお風呂
  • 翌日の保育園や学校の準備
  • 子どものプリントや宿題のチェック
  • 寝かしつけ
  • 翌日の準備(お弁当や朝食など)

特に夜の時間帯に集中するタスクが多く、物理的にも精神的にもワーママへの負担が大きいです。仕事から帰ってきた後に、これだけの量の家事育児をこなさなければならないワーママが「疲れた」と感じてしまうのは無理もないでしょう。

5位:休日でもゆっくり休めない

子どもと過ごす時間が増える休日には、平日にできなかった家事や育児のタスクが溜まり、結果的にリフレッシュする時間が取れないことが多いです。

自分の中で理想とする休日があっても、家事育児に追われて時間がないという状況が、多くのワーママにとっての悩みとなっています。

このような状況が続くことは、ワーママの疲れをさらに増幅させ、慢性的なストレスの原因となります。

ワーママの疲れがピークに達する前に!知っておきたい不調のサイン

多くのワーママは、「休みたいのに休めない」というジレンマを抱えています。家事や育児、仕事に追われ、心身ともに疲れ切っているにもかかわらず、責任感から休むことが許されない、という状況です。

こうした状況が続くと、疲れは徐々に蓄積され、心身の健康を損なうリスクが高まります。

そこで本項では、ワーママの疲労がピークに達する前に知っておきたい「不調のサイン」について解説します。

疲れのレベルは3段階に分かれている

疲労には段階があり、レベルに応じて心身に現れるサインが異なります。レベルを理解することで、自分の状態を客観的に把握し、適切な対応を取れるようになります。

まずは、疲労レベルとそれぞれの症状・改善策を、早見表で確認してみましょう。

疲労レベル早見表

疲労レベル不調の種類症状改善策
Level.1生活習慣の乱れによる不調慢性的な倦怠感
頭痛
肩こり
睡眠不足
食欲不振
便秘
生活習慣を見直す
十分な睡眠をとる
栄養バランスの取れた食事を心がける
適度な運動をする
ストレス解消法を見つける
Level.2メンタル面の不調イライラや不安感の増加
些細なことで落ち込みやすい
集中力の低下
仕事や家事にやる気が出ない
周囲の人に対して攻撃的になる
信頼できる人に話を聞いてもらう
趣味や好きなことに時間を使う
リフレッシュできる時間を設ける
Level.3メンタル+健康面の不調うつ状態
パニック障害
強い無気力
体調不良(頭痛、めまい、胃痛など)
極度の疲労感で動けない
仕事や家事の生活に支障が出る
医療機関を受診する
しっかりと休息をとる
専門家のサポートを受ける
スクロールできます
疲労レベル不調の種類症状改善策
Level.1生活習慣の乱れによる不調慢性的な倦怠感
頭痛
肩こり
睡眠不足
食欲不振
便秘
生活習慣を見直す
十分な睡眠をとる
栄養バランスの取れた食事を心がける
適度な運動をする
ストレス解消法を見つける
Level.2メンタル面の不調イライラや不安感の増加
些細なことで落ち込みやすい
集中力の低下
仕事や家事にやる気が出ない
周囲の人に対して攻撃的になる
信頼できる人に話を聞いてもらう
趣味や好きなことに時間を使う
リフレッシュできる時間を設ける
Level.3メンタル+健康面の不調うつ状態
パニック障害
強い無気力
体調不良(頭痛、めまい、胃痛など)
極度の疲労感で動けない
仕事や家事の生活に支障が出る
医療機関を受診する
しっかりと休息をとる
専門家のサポートを受ける

疲労レベル1:生活習慣の乱れによる不調

疲労レベル1は、比較的軽度な疲労状態です。このレベルの疲労感は、ワーママに限らず、多くの社会人が感じていることでしょう。

この段階では、疲れを感じるものの、日常生活に大きな支障はありません。主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

疲労レベル1で見られる主な症状
  • 慢性的な倦怠感
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 睡眠不足
  • 食欲不振
  • 便秘

これらの症状は、睡眠不足や運動不足、偏った食生活などの生活習慣の乱れが原因で起こることが多いですこのレベルの疲労感であれば、生活習慣を見直すことで比較的容易に改善することができます。

疲労レベル2:メンタル面の不調

疲労レベル2になると、イライラや不安、集中力低下などのメンタル面に影響が及びます。この段階では、次のような症状が現れることがあります。

疲労レベル2で見られる主な症状
  • イライラや不安感の増加
  • 些細なことで落ち込みやすい
  • 集中力の低下
  • 仕事や家事にやる気が出ない
  • 周囲の人に対して攻撃的になる

これらの症状は、慢性的なストレスによって引き起こされることが多いです。ワーママの場合、家事育児と仕事を両立するストレスが主な原因と考えられます。

このレベルの不調は、自律神経のバランスを崩し、心身にさらなる負担をかけてしまうため、ストレスを軽減するための休息やリラクゼーションが必要です。

疲労レベル3:メンタル+健康面の不調

疲労レベル3になると、メンタルと健康面の両方に深刻な影響が出始めます。この状態になると、日常生活や仕事に大きな支障をきたすことがあるため、早急な対応が必要です。

具体的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

疲労レベル3で見られる主な症状
  • うつ状態
  • パニック障害
  • 強い無気力
  • 体調不良(頭痛、めまい、胃痛など)
  • 極度の疲労感で動けない
  • 仕事や家事の生活に支障が出る

これらの症状は、長期的な疲労によって心身が弱り、様々な不調が現れるものです。このレベルに達すると、回復するまでにそれなりの時間が必要となります。

専門家の助けを借りることが重要であり、無理をせずに治療を受けることが大切です。

レベルが上がるごとに回復に時間がかかる

疲労レベルが上がるにつれて、回復に時間がかかるようになります。

疲労レベル1であれば、数日で回復することもありますが、疲労レベル2や疲労レベル3になると、数週間から数ヶ月、場合によってはそれ以上かかることもあります。

ワーママは、どうしても自分のことを後回しにしてしまいがちですが、日頃から自分の体調に気を配り、疲れのサインを見逃さないことが大切す。

早めに自分の疲労のサインに気付き、適切な対策を講じることで、深刻な状態に陥る前に回復することができます。もし、疲労レベル2や3の症状が現れた場合は、早めに専門医に相談しましょう。

【心理学科卒の筆者が解説】疲れのサインを見逃さないためのストレスチェックシート

心理学科卒の筆者が、ワーママに特化した質問項目を厳選してチェックシート作成しました。簡単な質問に答えるだけで、自分のストレスレベルを客観的に把握することができます。

チェック項目はいいいえ
1朝起きるのが辛いことが多い
2些細なことでイライラしてしまう
3寝ても疲れが取れない
4頭痛や肩こりなどの体調不良がある
5体調を崩しやすくなった(風邪を引きやすいなど)
6仕事や家事にやる気が出ない
7子どもに対して怒りっぽくなってしまう
8夫に対してイライラすることが多い
9仕事や育児で孤独を感じることがある
10家事や育児の負担が大きすぎる
11仕事と育児の両立が難しいと感じている
12職場でのプレッシャーを強く感じている
13周囲から理解や協力を得られていないと感じる
14自分の時間がほとんどない
15リラックスできる時間が少ない
16気分が落ち込んで、何もやる気が出ないことがある
17小さなことで涙が出ることがある
18将来への希望や楽しみが感じられない
19自分の人生に満足していない
20自分はダメな母親だと感じる
チェック項目はいいいえ
1朝起きるのが辛いことが多い
2些細なことでイライラしてしまう
3寝ても疲れが取れない
4頭痛や肩こりなどの体調不良がある
5体調を崩しやすくなった(風邪を引きやすいなど)
6仕事や家事にやる気が出ない
7子どもに対して怒りっぽくなってしまう
8夫に対してイライラすることが多い
9仕事や育児で孤独を感じることがある
10家事や育児の負担が大きすぎる
11仕事と育児の両立が難しいと感じている
12職場でのプレッシャーを強く感じている
13周囲から理解や協力を得られていないと感じる
14自分の時間がほとんどない
15リラックスできる時間が少ない
16気分が落ち込んで、何もやる気が出ないことがある
17小さなことで涙が出ることがある
18将来への希望や楽しみが感じられない
19自分の人生に満足していない
20自分はダメな母親だと感じる
採点方法

「はい」の回答数によって、以下の基準で現在のストレスレベルを判断してください。

  • 0~5個…ストレスが比較的少ない状態です。現在の生活リズムを保ちつつ、リフレッシュする時間を設けてください。
  • 6〜10個…中程度のストレスが溜まっている可能性があります。無理をせず、適度な休息を心掛けましょう。リラクゼーション法を取り入れると効果的です。
  • 11〜15個…ストレスによる心身の不調が現れている可能性があります。専門医の診察と治療を受け、生活習慣を見直すことが必要です。
  • 16個以上…非常に高いストレスレベルです。このまま放置すると心身に悪影響を及ぼす恐れがあります。専門家に相談することを検討し、早急に対策を取るようにしましょう。

ワーママの疲れを軽減するための対処法

ストレスチェックシートで自分の疲れのサインがわかったところで、より具体的な対処法について考えてみましょう。

ワーママが疲れを軽減し、バランスの取れた生活を送るためには、家庭と仕事の両面での工夫が必要です。

ここからは、ワーママの疲れを軽減するための具体的な対処法を、筆者自身の体験も交えながら、「家庭編」と「仕事編」に分けてご紹介していきます。

家庭編

ワーママが疲れを蓄積させないために家庭内で重視すべきなのは、「1人で頑張りすぎないこと」です。そのために、対処できる部分はしっかり変えていきましょう。

ワーママの疲れを軽減するために家庭内で行うべき具体的な対処法は、以下の5つです。

  • 夫と家事育児の分担について話し合う
  • 家事代行や宅配サービス、便利家電に頼る
  • 国や自治体で行っている支援サービスを活用する
  • 全てを完璧にこなそうと頑張りすぎない
  • なるべく1人になれる時間を確保する

ひとつずつ詳しく解説していきます。

夫と家事育児の分担について話し合う

家事育児の負担がワーママに偏っている場合は、まず夫と家事育児の分担について話し合いましょう。具体的な分担内容を話し合い、お互いに納得できる体制を作ることで、夫に対するイライラや不満感を軽減することができます。

話し合いのポイント
  • 具体的な分担内容を話し合う(例:洗濯は夫、夕食作りは妻など)
  • お互いの負担感や得意なことを考慮する
  • 定期的に分担内容を見直す
  • 感謝の気持ちを伝える
  • どうしても分担が難しい場合は、家事代行サービスなどを活用する

我が家の場合、家事育児の負担は筆者に偏っており、平日はほぼワンオペ状態です。

しかし、「今日は仕事が忙しいからこの家事はできない」「休日は夫も家事をする」という話し合いをして、お互い納得のできる落としどころを見つけて生活しています。

「自分だけ負担が大きい」と感じることがストレスに繋がるため、家事負担が偏っていたとしても、お互いに納得できていれば、不満やイライラを抱えることもないでしょう。

家事代行や宅配サービス、便利家電に頼る

家事代行サービスや宅配サービス、便利家電は、忙しいワーママの強い味方です。上手に活用することで、家事の負担を軽減し、時間を有効活用することができます。

限られた時間で家事・育児・仕事の全てをこなすのは、ワーママにとって大きな負担です。

育児や仕事の時間を削ることは難しいので、まずは時短可能な「家事」部分の負担を軽くすることをおすすめします。具体的には、以下のようなものがおすすめです。

家事代行サービスカジタク
ベアーズ
ニチイライフ
宅配サービスパルシステム
コープデリ
オイシックス
ヨシケイ
便利家電・ロボット掃除機
・乾燥機
・布団乾燥機
・食洗機
・電気圧力鍋

費用はかかるものの、自分の時間を有効活用できるというメリットがあります。手が回らない家事の一部分だけを頼ることもできるので、家事育児の負担が大きいと感じている場合は、ぜひ利用を検討してみてください。

国や自治体で行っている支援サービスを活用する

国や自治体では、ワーママを支援するさまざまなサービスを提供しています。利用できるサービスについてよく調べて、積極的に活用しましょう。

ワーママにおすすめの支援サービス
  • 利用者支援…子育ての悩みを専門職員に相談できる窓口
  • 一時預り…就業以外の理由でも子どもを一時的に預けられる
  • 病児保育…病気の時にでも子どもを預かってくれる
  • 民間学童…民間の事業者が運営する学童

国や自治体が行っている支援サービスは、意外と知られていないことも多いです。積極的に情報収集を行い、自分に合った支援サービスを活用することで、ワーママの負担を軽減することができます。

全てを完璧にこなそうと頑張りすぎない

「家庭と仕事、どちらも手を抜きたくなくて、つい頑張りすぎてしまう」というワーママも多いのではないでしょうか。しかし、完璧主義は心身の負担を増加させるだけです。

筆者もWEBライターを始めた当初は、在宅ワークで「家事育児と仕事のどちらも完璧にこなさなければ」と頑張りすぎた経験があります。

しかし、子どもが体調を崩したり、仕事が立て込んだりすると、思うように家事ができず、その都度自己嫌悪に陥っていました。

そのような時、夫からの提案で、掃除の回数や料理にかける時間を減らすことから始めました。家事で多少手を抜いても、家庭は回っていくものです。

全てを完璧にこなすのではなく、無理のない範囲で家事育児と仕事を両立しましょう。

なるべく1人になれる時間を確保する

ワーママは、子ども中心の生活になりがちですが、リフレッシュ時間を確保することも大切です。1人の時間を作ることで、疲れた心身をリフレッシュし、育児や仕事に前向きに取り組むことができます。

筆者は在宅ワークを始めて子どもと過ごす時間が増えた一方で、1人になれる時間が減りました。特に子どもの長期休みは、仕事をしながら子どもの世話もしなくてはならないため、通常の倍以上に疲れます。

そのような時には、夫の休日に子どもを見ててもらい、数時間だけカフェに行ったり買い物をして1人の時間を確保しています。

たった数時間でも、1人になれる時間は心身のリフレッシュに効果絶大です。長時間でなくてもかまいません。無理のない範囲で、自分に合った方法を見つけてみましょう。

仕事編

「家事育児と仕事の両立に疲れた」と感じているワーママは、思い切って働く環境を変えるという方法もあります。以下のような対策を講じることで、家事育児と仕事が両立しやすくなるでしょう。

  • リモートワークやフレックスタイムを利用する
  • 勤務時間を短くする
  • 子育て中でも働きやすい部署に異動願いを出す
  • 上司や同僚に自分の家庭の状況を共有しておく
  • 育児と両立しやすい職場に転職する

ひとつずつ詳しく解説していきます。

リモートワークやフレックスタイムを利用する

リモートワークやフレックスタイムの制度が利用できる場合には、積極的に活用しましょう。制度を活用することで、通勤時間や勤務時間の制約を緩和し、仕事と家事育児の両立がしやすくなります。

筆者は在宅WEBライターとして働いていますが、この柔軟な働き方のおかげで、子どもが体調を崩した時でも自宅で看病しながら仕事を進めることができます。

自分のライフスタイルに合わせて上手に活用することができれば、仕事と育児を両立しやすくなるでしょう。

勤務時間を短くする

フルタイムでの勤務が難しい場合は、勤務時間を短くすることもひとつの方法です。特に子どもが小さいうちは、ワーママが仕事に集中できる時間はどうしても限られます。

「子どもに我慢をさせてしまっているのではないか」
「保育園からの呼び出しが多くて職場に申し訳ない」

常にこのような想いを抱えていると、家庭にいても仕事をしていても疲れてしまい、ストレスも倍増します。

例えば、1日6時間勤務や週4日勤務など、自分のライフスタイルに合った勤務形態を選ぶことで、無理なく育児と仕事のバランスを取ることができるでしょう。

筆者もフリーランスとして働くことで、自分のペースで仕事を進めることができ、家庭との両立がしやすくなりました。

子育て中でも働きやすい部署に異動願いを出す

会社によっては、子育て中でも働きやすい部署が設けられている場合があります。同じ社内だとしても、職種によってはリモートワークやフレックスタイムが利用できないことも珍しくありません。

それらの制度が積極的に活用できている部署や、ワーママが活躍している部署などがあれば、異動願いを出してみるのも良いでしょう。

例えば、残業や付き合いの多い営業職から在宅ワークが可能な事務職への異動など、ワーママの働きやすさが向上すれば、疲れやストレスの軽減にもつながります。

働き方の選択肢はひとつではありません。積極的に人事部に相談し、自分に合った働き方を見つけていきましょう。

上司や同僚に自分の家庭の状況を共有しておく

上司や同僚に家庭の状況を共有することで、職場での理解が深まり、サポートを受けやすくなります。子どもが体調を崩しやすいことや、家事育児に時間がかかることを伝え、必要に応じて仕事の調整をお願いしましょう。

筆者も子どもが長期休みの際や体調を崩している時には、早めにクライアントに伝え、柔軟な対応をお願いすることがあります。

これにより、納期の調整などで協力を得られることが多くなりました。

自分の置かれた状況を話していないのに、「ワーママだから大変だよね」と、誰かが察して手を差し伸べてくれるなんてことはありません。「疲れた」「無理」と思う前にまず、周囲の人に相談することが大切です。

育児と両立しやすい職場に転職する

今の職場での働き方がどうしても難しい場合は、最後の手段として、家事育児と両立しやすい職場に転職することを検討しましょう。

育児支援が充実している企業や、柔軟な働き方を推奨している企業に転職することで、ワーママとしての生活が大幅に改善されます。

転職サイトなどで育児支援が整った企業を探し、自分に合った職場を見つけることが大切です。

▼こちらの記事ではワーママで仕事を辞めたいと感じたときにすべきことご紹介しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

ワーママが育児と両立して働きやすい仕事の特徴

フリー素材(上手くいっている)

心身ともに疲れを感じているワーママにとって、最も重要なのは、無理なく続けられる働き方を見つけることです。

ここからは、先述した対処法を踏まえた上で、ワーママが家事育児と両立して働きやすい仕事の特徴について、以下4つのポイントに絞って詳しくご紹介します。

ワーママが育児と両立して働きやすい仕事の特徴
  • 在宅ワークやフレックスなどの柔軟な働き方ができる
  • 子育て中の人が多く活躍している
  • 欠勤・遅刻・早退を申し出るのに罪悪感が少ない
  • 自分らしく働ける

柔軟な働き方ができる(在宅ワーク・フレックス)

ワーママにとって、時間や場所にとらわれない働き方ができることは、大きなメリットとなります。

在宅ワークフレックスタイム制度を導入している企業であれば、家事や育児に合わせて勤務時間を調整することができ、仕事と育児の両立をしやすくなります。在宅ワーク、フレックスタイム制それぞれのメリットは、以下の通りです。

在宅ワークのメリット
・通勤時間やオフィスでの勤務時間を減らせる
・子どもが体調を崩しても看病しながら家で働ける
・休憩時間を利用して家事ができる
・服装や髪型を気にしなくてよい
フレックスタイムのメリット
・勤務時間をある程度自由に設定できる
・休憩時間を自由に設定できる
・育児や家事の時間を確保しやすい
・通勤ラッシュを避けられる

こうした柔軟な働き方ができる環境は、ワーママにとって理想的な職場と言えるでしょう。

子育て中の人が多く活躍している

子育て中の先輩社員が多く活躍している職場であれば、育児に関する理解やサポートが充実していることが多いです。

このような職場では、育児に関する情報交換やサポートが自然に行われ、心強い仲間が得られます。子育てに対する理解のある上司や同僚が多いことは、ワーママにとって大きな支えとなるでしょう。

ワーママが多い職場で働くメリット
・周囲の理解を得やすい
・子育てに関する情報交換ができる
・同じ悩みを持つ仲間と共感できる
・先輩ワーママからアドバイスをもらえる
・助け合いながら働くことができる

育児と仕事の両立を目指すワーママにとって、このような環境は非常に魅力的です。

ワーママ同士お互いに協力し合いながら、無理なく仕事ができる環境に身を置くことで、ストレスを軽減し、「疲れた」と感じる頻度も少なくなるでしょう。

欠勤・遅刻・早退を申し出るのに罪悪感が少ない

ワーママには、子どもの体調不良や急な用事などで、欠勤・遅刻・早退をせざるを得ない状況がどうしても発生します。

しかし、これを申し出るのに罪悪感を感じる職場では、ストレスが溜まりやすくなります。

本記事冒頭のランキングでもお話しましたが、ワーママが家庭と仕事の両立で疲れたと感じる原因第1位は、「子どもの体調不良による欠勤」です。

欠勤や遅刻、早退を申し出ることは、決して悪いことではありません。

それを頭では分かっていても、職場の雰囲気によっては「周囲に迷惑をかけている」という罪悪感を簡単には拭えないものです。

欠勤・遅刻・早退を申し出た時に快く理解してもらえる職場環境であれば、ワーママのストレスも大きく軽減されますね。

具体的には、以下のような職場が該当します。

  • 上司や同僚が理解してくれる職場
  • 柔軟な勤務体制が許されている職場
  • 周囲に助けを求めやすい職場

ワーママにとって、周囲の人に助けを求めやすい環境で働くことは、疲れを軽減するために非常に重要なポイントと言えます。

自分らしく働ける

ワーママが長期的に働き続けるためには、自分らしく働ける環境が必要です。

筆者も、在宅で働くWEBライターとして、自分のペースで仕事を進めながら、家事や育児とのバランスを取っています。

この働き方が自分にとって最もストレスが少なく、やりがいを感じられる方法だと自覚しているからです。

「仕事と家庭の両立に疲れた」と感じているワーママは、まず「どのような環境であれば、自分らしく働けるか」を考えることから始めてみましょう。

自分らしく働ける環境に身を置くことは、ワーママ自身の健康と幸福を保つことにもつながります。

【在宅ワークワーママの1日】2児のワンオペ育児中でも仕事と両立しやすい働き方

ここからは、フリーランスWEBライターとして在宅ワークをしている筆者の、ワンオペ育児と両立しながら過ごす1日のタイムスケジュールをご紹介します。

基本データ
  • 年齢:30代後半
  • 職業:フリーランスWEBライター
  • 働く場所:主に在宅
  • 家族:子ども2人(小学6年生と2年生)、夫(出張が多いため、平日はほぼワンオペ)
6:00~8:00起床、朝食、子ども登校
8:00~9:00洗濯、掃除、夕飯の下ごしらえなどの家事全般
9:00~15:00仕事
(休憩を兼ねて昼食を挟む)
15:00~16:00子ども帰宅
16:00~18:00子ども習い事
(待ち時間を利用して買い物をする)
18:30~20:30夕飯、入浴、子どもとの時間
21:00~23:00夫帰宅
・仕事が残っている場合…夜の仕事、夫の夕飯準備
・仕事がない場合…リラックスタイム、夫の夕飯準備
23:00~0:00学校のプリントチェックなど
0:00~1:00頃就寝

たとえ在宅ワークであっても、意識的に仕事の時間を確保しなければ全く仕事の時間を確保できないこともあります。

在宅ワークワーママの筆者が工夫していること
  • 家事はなるべくまとめて行う
  • 作り置きや時短家電を活用する
  • 仕事は集中できる時間帯に行う
  • 子どもの習い事の送迎時間などを利用して買い物を済ませる
  • オンとオフをしっかり切り替える

このタイムスケジュールはあくまでも一例であり、状況に合わせて調整しています。 大切なのは、自分に合った方法を見つけて、無理なく仕事と育児を両立することです。

ワーママのQ&A

最後に、ワーママからよくある質問をQ&A形式でまとめました。

ワーママは何時に起きるの?

ワーママの多くは、忙しい朝の時間を有効に活用するために早起きしています。

kufuraが行った調査によると、ワーママの4割以上が6時前に起床すると回答していました。

画像引用:kufura

具体的には、7時までに起きる人が全体の67%を占め、5時台に起きる人も少なくありません。実際に筆者も、平日は6:30までには起床しています。

早朝の時間を使って、自分の身支度や家事、子どもの準備を効率よく進めることで、1日のスタートをスムーズに切ることができます。

ワーママの家事はいつやればいいの?

kufuraの調査によると、ワーママの家事は、朝と夜に時間帯を分けて行うことが多いようです。

画像引用:kufura

特に、朝の時間帯に家事をするワーママが多く、朝食の準備や掃除、洗濯などを効率よく進めています。

実際に筆者も、仕事を始める前に夕食の下ごしらえを含むほとんどの家事を終わらせているひとりです。

また、子どもが寝た後の夜の時間を使って家事をする人も多く、静かな環境で集中して家事をこなすことができるため、効率が上がります。

家事を行う時間帯は人それぞれですが、仕事や子どものスケジュールを考慮しつつ、自分に合った方法を見つけることが大切です。

ワーママの平均年収はいくら?

株式会社mogの調査によると、サービスに登録しているキャリア志向のワーママの平均年収は、200万円以下から高い人では2,000万円以上という結果となりました。

そこから導き出される平均年収は、およそ435万円

ただし、ワーママの年収は雇用形態や職種、キャリアなどによっても大きく異なるため、このデータが一般論とは言い切れません。

近年は、

  • 在宅ワークやフレックスタイム制度の導入
  • 育児休暇制度の充実

などにより、ワーママの働き方が多様化してきています。

ワーママとしての収入を増やしたいと考えている人は、スキルアップキャリアチェンジを検討してみても良いでしょう。

まとめ|ワーママだって休んでいい!疲れたら働く環境を見直そう

本記事では、ワーママが育児と仕事を両立する際に感じる「疲れた」「無理」といった感情の原因と、その対処法について詳しく解説しました。

多くのワーママが、育児と仕事の両立という大きなプレッシャーの中で、心身ともに疲れを感じています。

しかし、「疲れた」と感じるだけで放置していると、うつ状態や体調不良など、深刻な問題に発展する可能性があります。

今回ご紹介した対処法を参考に、自分に合った方法を見つけて実践し、心身ともに健康的な生活を送りましょう。

そして、1人で抱え込まず、周囲の人に助けを求めることを忘れないでください。 

家族や友人、職場の人、行政機関などのさまざまな支援を活用しながら、無理なく仕事と育児を両立していきましょう。

働きながらも家族と少しでも長くいたい
バタバタと準備をして職場に行く毎日から抜け出したい

このような想いから、在宅で働きたいと思っている人は多いと思います。なかでもパソコン1つでしっかり稼げ、これから需要が伸び続けるWEBデザイナーに興味がある方は多く、もしかしたらあなたもそうかもしれません。

ただ、WEBデザイナーに興味があるとしても、全くの未経験の自分でもできるのかな、どうやって仕事を取っていけばいいのかなという不安がありますよね。

そんな方のために、今回は全くの未経験からWEBデザインを始め、その後WEBデザイナーとして活躍されている方の事例をまとめた電子Bookをご用意いたしました。

読んでいただくことで、在宅WEBデザイナーのなり方や仕事の取り方を知っていただけます。

無料ですので、お気軽に手にとっていただければと思います。

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