グローバル化が進んでいる現代、WEBデザイナーも英語ができなければいけないという情報が多く流れています。
「WEBデザイナーを目指したいから英語を勉強しなければ…」
「英語ができないからWEBデザイナーにはなれないかな」
と不安に思っている人も居るかもしれません。
しかし、結論から申し上げると、WEBデザイナーは英語ができなくても大丈夫です。
今回の記事では、
- WEBデザイナーは英語ができなくて大丈夫な理由
- 英語ができるWEBデザイナーのメリット
- 英語より優先してWEBデザイナーが身につけるべき2つの力
と、WEBデザイナーと英語の関係についてまとめて詳しく解説していきます。
今回の記事を最後まで読むことで、WEBデザイナーが必要なスキルについて詳しく分かるはずです。
WEBデザイナーに英語が必要なのか知りたいという人はもちろん、英語ができなければWEBデザイナーになることはできないのかと不安な人は、ぜひ今回の記事をチェックしてくださいね。
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WEBデザイナーが英語ができなくても大丈夫な3つの理由
冒頭でも触れた通り、WEBデザイナーは英語ができなくても問題ありません。その理由は次の3つです。
- 英語を使わなくてもWEBデザインはできるから
- オンラインが発達し海外でも日本の案件が取れるから
- 翻訳ツールが発達しており英文を直接読む必要がないから
ここではWEBデザイナーは英語ができなくても大丈夫と言える上記3つの理由について詳しく解説していきます。
英語を使わなくてもWEBデザインはできるから
WEBデザイナーは英語ができなくて大丈夫と言える一番の理由は、英語を使わなくてもWEBデザインはできるからです。
WEBデザインにおいて英語を使う場面というのは、コーディング作業のときが殆ど。ですが、そもそもWEBデザイナーはコーディングができなくても問題ありません。その理由は次の4つです。
- デザインだけの案件が多いから
- コーディングとデザインの分業が進んでいるから
- デザインスキルが高ければコーディング無しでも高単価だから
- コーディングは外注やツール利用で対応できるから
もちろん、コーディングができるようなデザインを作るためだったり、コーダーに指示を出すため最低限の知識は頭に入れておく必要はあります。
ですが、コーディングの基礎知識を学ぶ上で出てくる英語は初歩的なものばかりなので、英語スキルをわざわざ身につける必要はありません。
WEBデザイナーにコーディングが必要かどうか否かについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
オンラインが発達し海外でも日本の案件が取れるから
WEBデザイナーはフリーランスで時間や場所を問わず働くことができるので、いずれは海外に移住してWEBデザイナーの仕事をしたいと考えている人もいるでしょう。
「海外に行くとなると、海外の案件しか受けられなくなるから英語はできなくてはいけないな」と考えている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
現在はオンラインが発達し、WEBデザインの案件依頼もネット上で行われることがほとんどです。そのため、海外でもどこからでも日本の案件を獲得することができます。
日本の案件であれば、クライアントとのやり取りも全て日本語なので英語ができなくても問題ありません。
「英語を使わなくてもWEBデザインはできるから」で解説した通り、業務においても英語スキルを問われる場面は少ないため、英語ができなくてもスムーズな案件受注が可能なのです。
翻訳ツールが発達しており英文を直接読む必要がないから
WEBデザイナーは英語ができなくていい理由として、翻訳ツールの発達もあげられます。
以前であれば、英語ができなければ英語圏の人とのやり取りはできませんし、英語の文章を読み書きすることもできませんでした。
ですが現在は、英語が話せなくても翻訳ツールを使えば英語圏の人との会話も出来ますし、文章や英単語もGoogleなどネットを使えばすぐに読み書きすることができます。
翻訳ツールによって言葉の壁がどんどん低くなっているので、WEBデザイナーに限らず英語スキルの有無はさほど重要視されなくなっているのです。
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英語ができるWEBデザイナーになるメリットもある
WEBデザイナーは英語ができなくても大丈夫だという理由をお伝えしてきましたが、英語スキルがあることでメリットもあります。
- 海外案件も受注できるようになる
- コーディングを学びやすくなる
- 最新かつより多くの情報に触れることができる
- グローバル系企業への就職が有利になる
WEBデザイナーは英語ができなくても問題ありませんが、身につけることで得られるメリットを知っておくことで選択肢も広がるはずです。
海外案件も受注できるようになる
英語ができるWEBデザイナーは、海外案件も受注できるようになります。
「WEBデザイナーが英語ができなくても大丈夫な3つの理由」で紹介した通り、翻訳ツールやオンラインの発達によりどこにいても日本の案件は受けることができるので、英語ができなくてもWEBデザイナーとして案件受注に困ることはありません。
ですが、日本の案件だけでなく海外案件にもチャレンジしたいという場合は英語ができたほうが有利です。
もちろん海外案件においても翻訳ツールなどの活用は可能ですが、全てのやり取りが英語なのでツールを介していては膨大な時間がかかってしまいます。
英語ができるWEBデザイナーは、日本の案件も海外案件も躊躇うことなく受注できるのは大きなメリットです。
コーディングを学びやすくなる
英語ができるWEBデザイナーは、コーディングの勉強もスムーズに行うことができます。
「英語を使わなくてもWEBデザインはできるから」でも解説した通り、WEBデザイナーの業務の中で英語が必要となるのはコーディングのみ。
WEBデザイナーはコーディングができなくても問題ありませんが、
- コーディングもできるWEBデザイナーになりたい
- デザインよりもコーディングに興味がある
などという人は、英語スキルがあった方がコーディングの勉強もスムーズにいくはずです。
最新かつより多くの情報に触れることができる
英語ができると、WEBデザインにおける最新かつより多くの情報に触れることができるというのもメリットです。
WEBデザインの情報は日本でも入手可能ですが、海外の情報が日本にすべて降りてきているかといわれるとそうではありません。
また、WEBデザインの本場と言われているアメリカに比べ、日本は5~10年遅れを取っているとも言われています。
WEBデザイナーとして活躍し続けるためには、常に最新の情報を入手しスキルを身につけていくことが大切です。最新かつ多くの情報を仕入れることができるのは、英語ができるWEBデザイナーの大きなメリットでしょう。
翻訳機能を使えば英語スキルがなくても海外の情報に触れることができますが、
- 翻訳をする時間がかかること
- 細かいニュアンスまでは翻訳ツールでは表現できないこと
などの理由から、やはり英語スキルがあるほうが海外の情報にいち早く、そして正しく触れることができるのです。
グローバル系企業への就職が有利になる
日本ではなく海外の企業や、グローバル企業への就職を希望している人は英語スキルを身につけておいたほうがいいでしょう。
英語の読み書きや英会話ができるということは、グローバル系企業の就職において大きなアドバンテージです。
企業によっては、TOEICなど英語スキルが一定以上あることが応募の条件となっていることもあります。
国内をメインに活動するWEBデザイナーであれば英語ができなくても問題ありませんが、グローバルな活躍をしたいと考えている人は英語スキルは身につけておくべきです。
ですが、未経験から海外でいきなりWEBデザイナーとして活動するのは難しいでしょう。
まずはWEBデザインを徹底的に学び、国内で経験を積んでから英語を学び始めても遅くはありません。
英語より優先してWEBデザイナーが身につけるべき2つのスキル
これまでWEBデザイナーは英語ができなくても大丈夫な理由や、英語ができることのメリットについて解説してきました。
英語スキルはあって損はありませんが、WEBデザイナーにとって最重要スキルではありません。
- デザインスキル
- コミュニケーションスキル
WEBデザイナーは、英語より何より先に上記2つのスキルを身につけ、向上させていくことが先決です。
デザインスキル
WEBデザイナーは、英語よりなによりもまずデザインスキルを磨くべきです。
- クライアントは高クオリティな成果物を何より望んでいるから
- デザインができるWEBデザイナーが不足しているから
日本の案件でも海外の案件でも、クライアントが最終的に求めているのは高クオリティな成果物の納品です。
英語でコミニュケーションが取れるということは、海外案件の場合はメリットに働くこともあります。
ですが、
- 英語でコミュニケーションが取れるがクオリティがイマイチなWEBデザイナー
- 英語がコミュニケーションは取れないがクオリティが高いWEBデザイナー
どちらを求めているかと言えば、後者である場合がほとんどです。
そのため、やはり英語より優先してデザインスキルを学ぶべきなのです。
英語よりデザインスキルを磨くべき理由は、それだけではありません。
WEBデザイナーという職業は人気が高まっており人口も増えていますが、デザインができる優秀なWEBデザイナーはまだまだ不足しています。
デザインスキルを磨くことで差別化にもなり高収入を目指せるだけでなく、人口緩和の中でも生き残り活躍し続けるWEBデザイナーになることができるのです。
コミュニケーションスキル
WEBデザイナーには、コミニュケーションスキルも大切です。
会社勤めやフリーランスなど働きかたも自由に選べるWEBデザイナーですが、どんな働きかたを選んでもコミニュケーションスキルは必要になります。
WEBデザイナーはクライアントから案件を受注することがほとんどなので、クライアントとのやり取りをスムーズにするためにはコミニュケーションスキルが必要不可欠。
また、外部と積極的に交流をして、最新の情報を仕入れたり縁をつなぐこともWEBデザイナーにとっては欠かせないのです。
海外企業で働きたいという人の場合は、英語を習得したほうがコミュニケーションも円滑に行えます。
ですが、海外で働きたいと考えていない場合は、英語よりも日本語でのコミュニケーションスキルをまず優先して身につけましょう。
まとめ
今回の記事では、WEBデザイナーと英語の関係性について詳しく解説してきました。
結論、WEBデザイナーは英語ができなくても問題ありません。
- 英語を使わなくてもWEBデザインはできるから
- オンラインが発達し海外でも日本の案件が取れるから
- 翻訳ツールが発達しており英文を直接読む必要がないから
海外で就職したいという人は、英語スキルがあったほうがコミニュケーションも取りやすく、メリットも大きいので英語を学んでおくといいでしょう。
ですが、日本の案件をメインで活動しようと考えている人は、英語よりもまず下記2つのスキルを優先して身につけてください。
- デザインスキル
- コミュニケーションスキル
学ぶべき優先順位を間違えず、適切に行動を起こすことで、WEBデザイナーとして活躍できる未来への近道となるのです。
質問や感想があればご記入ください