「WEBライティングを本で勉強したいけど、どの本を買えばいいかわからない!」
あなたもこんな悩みを持っていると思います。
WEBライティングの本といっても、世の中には本当にたくさんの種類があります。少し調べてみても「で、結局どれを読めばいいの?」となることも多いですよね。
そこで、この記事では現役のWEBライターが実際に本を読んで勉強した経験や、多くのWEBライターさんから聞いた情報をもとに
「この本を持っておけば間違いない」
「この本さえ使い倒せばWEBライティングで稼げるようになる」
という本を紹介していきます。結論をお伝えすると、初心者WEBライターにおすすめの本は次の4つです。
- Webライティングのすべてがわかる本
- 沈黙のWebライティング
- 新しい文章力の教室
- 超Webライティング バズる単語300
本文ではそれぞれの詳しい内容と、現役WEBライターがおすすめする本の使い方をお伝えします。
ぜひ、参考にしてくださいね!
- 検索順位1位を50回以上獲得したことのある現役WEBライターが執筆
- 200名近くのWEBライターを育成した経験をもとに本を選定
【お知らせ】
2000名以上の人生を変えるキッカケになった「好きなことで生きていく!WEBデザイナーという働き方セミナー」では、
などをお伝えしています。今だけ無料で開催しているので「WEBデザインの学び方がわからない」「WEBデザイン業界について知りたい」という方はぜひご参加ください。
>>詳しくはこちら
WEBライティングの本を買うときの3つのポイント
早速、おすすめの本を…と言いたいところですが、その前にWEBライティングの本を買うときのポイントをお伝えしていきますね。
4つの本を選んだ判断基準にもなっていますし、紹介する本以外を購入するときにも役立つ知識なので、ぜひ知っておきましょう。
読み切りやすい本を買う
本を買うときにまず確認すべきなのは、読み切りやすいかということです。
「ペルソナ」や「インサイト」などの専門用語ばかりが出てくる本を選んでしまうと、読み進めるのが難しく、途中で読むのをやめてしまう可能性があります。
そうなってしまうとお金がもったいないので、本を買うときには次のようなものを選ぶようにしましょう。
- 初心者WEBライター向けに書かれた本
- イラストが多かったり、漫画調で書かれたりしている本
本を種類別に買う
実はWEBライティングの本といっても、その種類は次の5つに分かれます。
- WEBライティングの基本が学べる本
- SEOライティングを学べる本
- 文章力を鍛えられる本
- キャッチコピー(タイトル)を学べる本
- セールスライティングを学べる本
※SEO=記事の検索順位を上げるための施策
この種類を知らずに適当に本を買ってしまうと、似た内容のものを買うことになります。
そのため、本を買うときには「自分に今必要なのはどの種類か」と「買おうとしている本の種類はどれか」を確認してから買うようにしましょう。
また、初心者の方は、セールスライティングを学べる本以外の4種類の本をそれぞれ1冊ずつ揃えておくのがおすすめです。
※セールスライティングの本は中級者向けになってくるので、初心者が買う必要はありません。
良質な本に絞って買う
学校や塾で「いろんな種類の参考書を買うより、1冊の参考書を何回も繰り返し勉強したほうがいい」と聞いたことはないでしょうか。
これはWEBライティングでも同じです。
いろんな本を買って、手当たり次第に読んでも、必要のない知識ばかりが増えていきます。それでは、お金と時間がもったいないです。
そのため、本を買うときには実務で使えるような本当に質の良いものを種類ごとに1冊選び、その1冊を使い倒すようにしましょう。
【お知らせ】
まずは無料でWEBデザインを学びませんか?
デザインに少しだけ興味がある方に向けて、豪華な無料プレゼントを用意しました。
✔️ WEBデザイン20レッスン
✔️ WEBデザイナータイプ診断
✔️ 60分でバナーが作れるレッスン動画
✔️ 月収3万円が叶う!副業ロードマップ
✔️月100万稼いだデザイナーによる特別動画講座
これだけでいい!初心者WEBライターにおすすめの本4選
では、ここから初心者WEBライターにおすすめの本を4冊紹介していきます。
- WEBライティングの基本が学べる本
- SEOライティングを学べる本
- 文章力を鍛えられる本
- キャッチコピー(タイトル)を学べる本
からそれぞれ「これを使い倒せば十分」というものを紹介していきますね。また、本を買ったあとにどう使っていけばいいかも解説していきます。
Webライティングのすべてがわかる本|記事作成の教科書
著者 | KYOKO |
定価 | 1,958円(税込) |
ページ | 256ページ |
発売日 | 2023/1/25 |
購入ページ | Amazon |
「記事の作り方がまったく(ほとんど)わからない…」という方におすすめなのが、『Webライティングのすべてがわかる本』です。
正直なところ「すべてがわかる」は言い過ぎだなと思いましたが、それでもWEBライターとして仕事をするのに必要な内容はしっかりと押さえられています。
この本の魅力は、記事の作り方が丁寧に書かれているところ。
WEBライティングで大切な「読者の検索意図を知る方法」や「記事構成の作り方」に関して詳しく書かれており、書いてあることをそのまま実践すれば良いようになっています。
実践しやすい本なので、本の内容をそのまま実践してみましょう。最初はとにかく記事を作ることをおすすめします。
10本くらい作ったら、それをポートフォリオにして仕事を取りにいきます。取れない場合は、まだ記事の質が低いということなので改めて本を読んで書き直してみましょう。
それを繰り返しても仕事が取れない場合は、プロのWEBライターに記事を見てもらうことをおすすめします。
沈黙のWebライティング|SEOのバイブル
著者 | 松尾茂起 |
定価 | 2,310円(税込) |
ページ | 640ページ |
発売日 | 2022/4/22(改訂版) |
購入ページ | Amazon |
多くのWEBライターが「この本のおかげで検索順位が上がった!」と言っており、SEO(記事の検索順位を上げること)のバイブルになっているのが『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘』です。
SEOライティングについて本質的な内容が書かれており、これを読めば、SEOライティングに関する基礎知識は漏らすことなく押さえられます。
かなり分厚くボリュームはありますが、漫画部分と文章での解説部分に分かれていて、ストーリーごとにわかりやすくポイントがまとめられています。
勉強が苦手な人でも飽きることなく読み進められますよ。
ただ、初心者の方がこれを読んで「ゼロから記事を作れるようになるか」というと、それはかなり難しいです。
特にWEBライティングに大切な、「リサーチ」や「構成作成」のやり方についての言及が薄いので、その点については他の本で補う必要があります。
正直なところ、実践しやすいところとしにくいところがある本です。
文章の書き方やタイトルのつけ方など、実践しやすいところはすぐさま練習しましょう。
それ以外のところは「SEOとは何か?」を理解できるよう、何度も読むことをおすすめします。
新しい文章力の教室|文章力を高めるなら間違いなくこれ
著者 | 唐木 元 |
定価 | 1,430円(税込) |
ページ | 208ページ |
発売日 | 2015/08/01 |
購入ページ | Amazon |
文章力を高めるなら『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』を買うのがおすすめです。
大手ニュースサイト「ナタリー」で新人教育を担当する著者が、文章を書ける人が自然にやっている考え方やテクニックを誰にでも学べる形で紹介しています。
文章を書くときの基本的なルールが77のテクニックにまとめられているのですが、どれも実務的ですぐに活用できます。
また、1つ1つのテクニックがコンパクトかつわかりやすく解説されているので、スラスラ読むことが可能です。
一度読んだら、実際に記事を書いていきます。その記事を1日、2日おいて、『新しい文章力の教室』で書かれている内容を徹底できているかを確認してみましょう。
それを繰り返すうちに、徐々に文章力が上がっていきます。
超Webライティング バズる単語300|プロもタイトル作成に利用
著者 | 東香名子 |
定価 | 1,540円(税込) |
ページ | 191ページ |
発売日 | 2018/12/10 |
購入ページ | Amazon |
WEBライティングで本文と同じくらい大切なのがタイトル。
タイトル次第で検索順位やクリック率が大きく変わるので、WEBライターにタイトルの知識は欠かせません。
基本的な知識に関してはすでに紹介した『Webライティングのすべてがわかる本』や『沈黙のWEBライティング』でも学べるのですが、実際にタイトルを考えるときには「なかなか思い浮かばない…」なんてことも珍しくありません。
そこで、使えるのが『100倍クリックされる 超Webライティング バズる単語300』です。
この本にはヒットタイトルを研究する著者が厳選した、クリックさせる単語300個とその使い方が書かれています。
タイトルが浮かばないときでも、この本を開けばある程度クリックされるタイトルを作れます。
タイトルのつけ方を知るために、まずはひと通り読むことをおすすめします。
1回読むだけでタイトルの質はかなり変わりますよ。
また、先ほど紹介したように、タイトルを悩んだときにパラパラとめくって参考にするのも良いですね。
【念の為】4つ以外でWEBライティングが学べる本10選
基本的には紹介した4つの本を使い倒してもらえれば、WEBライティングの知識を身につけられます。
しかし、本を探している方の中には「もう少しいくつかの本と比較してから書きたい」「応用的な本も知りたい」という方もいると思います。
そこで、ここでは紹介した4つの本以外でおすすめの本を10冊紹介していきます。
種類 | こんな人におすすめ | 本のタイトル |
基礎が学べる | 1時間でサクッとWEBライティングを学びたい人 | スピードマスター1時間でわかるWebライティング |
基本が学べる | ワーク形式でWEBライティングを勉強したい人 | Web文章の「書き方」入門教室 |
文章術が学べる | ベストセラー作家から文章の本質を学びたい人 | 20歳の自分に受けさせたい文章講義 |
文章術が学べる | 共感を集める文章を書けるようになりたい人 | 伝わるWebライティング |
SEOが学べる | SEOに強い幅広いライティングテクニックを身につけたい人 | Webライティング 売れる書き方の成功法則64 |
SEOが学べる | WEBライティング+WEBマーケティングも学びたい人 | SEO対策のためのWebライティング実践講座 |
キャッチコピーが学べる | キャッチコピーの基礎をしっかり学びたい人 | キャッチコピー力の基本 |
キャッチコピーが学べる | 人を動かすようなキャッチコピーを学びたい人 | 売れるコピーライティング単語帖 |
セールスライティングが学べる | ものを売る文章の基本を学びたい人 | 10倍売れるWebコピーライティング |
セールスライティングが学べる | さまざまな種類の文章を書けるようになりたい人 | セールスライティング・ハンドブック |
セールスライティングはその名の通り「ものを売るためのライティング」。
身につけると、商品・サービスを売ったり、人に行動を促す文章が書けるようになったりします。
WEBライターとしてのレベルをワンランク上げたいと思ったときに、学ぶのがおすすめです。
スピードマスター1時間でわかるWebライティング
著者 | ふくだ たみこ |
定価 | 1,100円(税込) |
ページ | 160ページ |
発売日 | 2018/11/30 |
購入ページ | Amazon |
タイトルどおり、1時間ほどで読み切れるWEBライティングの入門書です。WEBライターに必要な基礎が分かりやすくまとめられています。
本書では
- 正しい文
- 読みやすい文
- わかりやすい文
- 伝わりやすい文
- 心を動かす文
- 集客につながる文
の順で構成されているため、章を追うごとにステップアップしながら学べます。
また、見開きの右ページに書かれた内容を左ページのイラストでわかりやすく解説してあるので、短時間で効率よくライティングの基礎を学ぶことが可能です。
WEBライティングを始めたばかりの人、これから始めようとしている人にピッタリの1冊です。
Web文章の「書き方」入門教室
著者 | 志鎌 真奈美 |
定価 | 2,178円(税込) |
ページ | 348ページ |
発売日 | 2016/5/27 |
購入ページ | Amazon |
WEBライティングの全体像が学べる一冊です。
先に紹介した『スピードマスター1時間でわかるWebライティング』と同様に、WEBライティングの基本的な考え方や、WEBの文章の基本構成を学べます。
この本の特徴は、5つのワークが用意されており、より実践的に学べるところです。ワークでは商品紹介文やプロフィール文などを書いていきます。
最後にはブログ記事を書くというステップアップ方式になっており、基本を丁寧に学んでいきたいという方におすすめです。
オールカラーで読みやすく、漫画やイラストをふんだんに使っているので、読書が苦手という方でも読みやすいですよ。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
著者 | 古賀史健 |
定価 | 924円(税込) |
ページ | 212ページ |
発売日 | 2012/1/26 |
購入ページ | Amazon |
著者の古賀史健さんは、これまでに80冊以上の書籍で構成・ライティングを担当し、600万部突破の「嫌われる勇気」をはじめ数多くのベストセラーを手がけてきました。
この本では、著者が長年にわたって積み上げた経験を踏まえて「心に響く文章とは何か」という本質を主に解説しています。
「話せるのに、書けない!」という人のための文章講義になっており、「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為だという視点から筆者独自の「書く技術」を説いています。
ライターを始めたけど、どのような文章を書けばいいか悩んでいる方や、もっと魅力的な文章を書きたいと思っている方におすすめの一冊です。
伝わるWebライティング
著者 | Nicole Fenton |
定価 | 2,200円(税込) |
ページ | 240ページ |
発売日 | 2015/7/17 |
購入ページ | Amazon |
この本では、読者を意識した文章の書き方や親しみあるコンテンツの書き方を、実践的な内容で解説しています。
長年WEBサイトの構築に携わってきたニコルとケイトが、WEBライティング経験から自然に読者の共感をあつめ、ファンが増えていく文章を書く方法をアドバイスしています。
文章の書き方はもちろん推敲の方法も掲載しているので、プロのライターの視点を学ぶことができますよ。
文章力を高めて多くの人に読まれる文章を書きたい人におすすめの1冊です。
Webライティング 売れる書き方の成功法則64
著者 | ふくだ たみこ |
定価 | 2,178円(税込) |
ページ | 296ページ |
発売日 | 2016/8/23 |
購入ページ | Amazon |
「集客」と「成約」を目的としたWEBライティングの本です。
WEBサイトで集客力を上げ、成約率を高めるためには、どのようなライティングをすればいいのかが解説してあります。具体的には、
- ロジカルライティング
- キャッチコピーライティング
- エモーショナルライティング
などが学べます。WEBライティングの基礎から説明してあるので、SEOにまったく触れたことがない人でも読みやすいですよ。
また、成功法則を64項目にまとめてあるので、辞書のように知りたいところだけ読むことも可能。ちょっとしたスキマ時間にも読みやすいです。
SEO対策のためのWebライティング実践講座
著者 | 鈴木 良治 |
定価 | 2,178円(税込) |
ページ | 256ページ |
発売日 | 2015/2/19 |
購入ページ | Amazon |
この本には、SEO効果を高める編集・校正の方法や、効果的なキャッチコピーの作り方といった、実用的なライティングテクニックが載っています。
作った記事が本当に効果があったか確かめる方法まで書かれてあるので、メディア担当者やブログ運営者には持ってこいの内容になっています。
流れに沿って読んでいくことで、WEBライティングに必要な知識を理解し、きちんと成果を上げられる記事作成のスキルが身につきますよ。
ただし、発売日がかなり前で、情報が古くなっているものもあります。時代によって変化する内容(ツールなど)については本当にそれが最新の情報か確認しましょう。
キャッチコピー力の基本
著者 | 川上 徹也 |
定価 | 1,430円(税込) |
ページ | 232ページ |
発売日 | 2010/7/23 |
購入ページ | Amazon |
タイトル作成の力を根本的に高めたいという方におすすめなのが、『キャッチコピー力の基本』です。
コピーライターである、川上 徹也さんがキャッチコピーを作るときの基本を77個解説したもので、かなり丁寧にキャッチコピーの作り方が書かれています。
具体例も豊富なので、初心者でもとてもわかりやすい内容になっていますよ。
WEBライティングに特化したものではないので、使えないところもあるのですが、読み込めばタイトルや見出しを作る力がつくのは間違いありません。
売れるコピーライティング単語帖
著者 | 神田 昌典 |
定価 | 1,958円(税込) |
ページ | 256ページ |
発売日 | 2020/4/8 |
購入ページ | Amazon |
日本のセールスコピーライティングの第一人者とも呼ばれる神田昌典氏と、独自の手法を持っている実力派コピーライター衣田順一氏が手がけた1冊です。
著者の経験をもとに人を動かせる667単語が具体的なフレーズ例とともに解説されています。
本自体は商品やサービスを売るために書かれたものですが、人の心を動かすという点においてはWEB記事のタイトル・見出し作成にも使えます。
ライティングをしていて「言葉選びに迷って書く手が止まってしまう」という人におすすめしたい1冊です。
10倍売れるWebコピーライティング
著者 | バズ部 |
定価 | 1,628円(税込) |
ページ | 256ページ |
発売日 | 2014/4/16 |
購入ページ | Amazon |
コンテンツマーケティングで有名な「バズ部」が出版している、セールスライティングの本です。
本書では、人が商品を買う心理から解説し、人を行動に移させるために、心の動きに沿ったライティング方法が具体的に解説されています。
人の心を動かし、行動させる文章を書くのは一見難しそうですが、この本に書かれているライティングのコツを実践すれば誰でも「人を動かす文章」が書けるようになりますよ。
商品・サービスを売る文章が書けるようになりたい、人を行動させる文章が書けるようになりたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。
セールスライティング・ハンドブック
著者 | ロバート・W・ブライ |
定価 | 2,508円(税込) |
ページ | 360ページ |
発売日 | 2021/5/19(改訂版) |
購入ページ | Amazon |
2011年に発売されてから10年以上、セールスライティングの教科書として読み続けられているのが『セールスライティング・ハンドブック』です。
「そもそもセールスライティングとは何か?」から始まり、媒体別のコピーの書き方、さらにはフリーランスのライターにとって重要な仕事の取り方まで紹介されています。
WEB記事以外にも、メール、SNS、動画シナリオの文章の書き方も書かれているので、幅広い知識を手に入れたいという方にはピッタリの本です。
まとめ
今回は初心者WEBライター向けに「これだけ読めば大丈夫!」という本を4冊紹介してきました。
もう一度紹介したものをお伝えします。
- Webライティングのすべてがわかる本
- 沈黙のWebライティング
- 新しい文章力の教室
- 超Webライティング バズる単語300
ぜひ、この4冊を買って使い倒してみてくださいね。
読んで、書いて、また読むを繰り返せば次第とWEBライティングのスキルが身についていきますよ。
質問や感想があればご記入ください