自由な働き方ができる、フリーランスという働き方。しかし「本当に稼げるの?」「どんな仕事なら女性でも働きやすいの?」と疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
確かに、フリーランスは女性にとってメリットが大きい働き方である一方、さまざまなデメリットがあることも、また事実。
私も女性フリーランスとして家事・育児と仕事を両立している1人として、メリットとデメリットの側面を毎日感じなら生きています。
そのため本記事では、現役女性フリーランスならではの視点から、フリーランスを目指している女性へ向けて、リアルな声をお伝えしたいと思います。
今回は、フリーランスWEBライターとして働く筆者の実体験に基づき、「フリーランスを目指す女性におすすめの仕事18選」と、フリーランスとして仕事を選ぶためのポイントや注意点などを徹底解説します。
さらに後半では、筆者が実際に行っているフリーランスとして成功するための秘訣もご紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。
- 女性におすすめのフリーランスの仕事18選(未経験可/経験重視)
- データに基づく女性フリーランスの実態(男女比/収入/労働時間)
- 女性がフリーランスの仕事を選ぶ際のポイント
- フリーランスの仕事は女性向き?どのような人が向いているかその特徴
- フリーランスで働くための注意点
- 女性がフリーランスになるための5ステップ
- 仕事の獲得方法
- 女性がフリーランスで成功するためのコツを経験者が解説
これからフリーランスを目指したいと思っている女性は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【お知らせ】
2000名以上の人生を変えるキッカケになった「好きなことで生きていく!WEBデザイナーという働き方セミナー」では、
などをお伝えしています。今だけ無料で開催しているので「WEBデザインの学び方がわからない」「WEBデザイン業界について知りたい」という方はぜひご参加ください。
>>詳しくはこちら
女性フリーランスの現状は?収入や労働時間
近年、多くの女性達から注目されているフリーランスという働き方。
「実際に女性フリーランスとして働いている人のリアルな声を聞きたい」と考える人も少なくはないはずです。
そこでまずは、プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が行った実態調査「フリーランス白書2023」の最新データに基づき、
- 女性フリーランスの男女比
- 女性フリーランスの平均年収
- 女性フリーランスの平均労働時間
について詳しく解説していきます。
これからフリーランスを目指したいと思っている人は、女性フリーランスの現状もしっかりと把握しておきましょう。
フリーランスの男女比率
まず、フリーランスの男女比率について解説していきます。
2023年に行った調査では、女性が54.1%、男性が43.1%となっており、女性フリーランスの方が約10%多い結果となりました。
このことからも、フリーランス全体に占める女性の割合は、年々増加していることが分かります。
女性フリーランスが増えている背景には、以下のようなことが考えられます。
- 結婚や出産などライフイベントでキャリアチェンジしやすい
- 時間や場所を選ばず自由な働き方ができる
- 副業からフリーランスへ移行しやすい
- 育休・産休をきっかけにフリーランスになる女性が増えている
このような背景を踏まえても、フリーランスは女性にとって魅力的な働き方であり、今後も需要が高まっていくことが予想されます。
女性フリーランスの平均年収
続いて、アンケート回答者全体の年収分布を確認してみましょう。
全体の年収
200万円未満:19.5%
200~400万円未満:27.9%
400~600万円未満:20.9%
600~800万円未満:11.3%
800~1000万円未満:8.9%
1,000万円以上:10.0%
正確な男女比率は不明ですが、世帯収入を半分以上負担する人は回答者全体の7割以上となっています。
また、「回答者上位5職種別の男女比」は「エンジニア・技術開発系」「コンサルティング系」の約8割が男性で、年収400万円以上が多数を占めています。
一方で、「クリエイティブ職」「通訳・翻訳系」「出版・メディア系」の職種は女性が多く、年収400万円未満が半数以上となっていることが分かります。
このデータからも、女性フリーランスの平均年収は200万円~400万円程度であると考えられますね。
女性フリーランスの平均労働時間
女性フリーランスの平均労働時間については、「フリーランス白書2020」のデータに基づいて解説していきます。
女性フリーランスの平均労働時間は、男性フリーランスと比べて短いことが分かります。
月140時間働いている人の割合
男性 | 女性 |
約64.1% | 約38.7% |
その一方で、「月60時間未満」と回答した女性は全体の約3分の1を占めており、扶養範囲内に収めて働いている人が多いことは明らかです。
このようなデータからも、女性フリーランスは、家事や育児などプライベートと両立しやすい働き方を実現していると言えるでしょう。
女性フリーランスになりたい人が仕事を選ぶときのポイント
フリーランスとして活躍したい女性にとって、仕事選びは成功への第一歩です。しかし、選択肢が多くて迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、後悔しない仕事選びのために、以下の3つのポイントを押さえることをおすすめします。
- 将来性のある仕事を選ぶ
- 在宅でも働ける仕事を選ぶ
- 女性としての感性や経験が活かせる仕事を選ぶ
では、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。
将来性のある仕事を選ぶ
女性がフリーランスになろうと考える時にまず考えなければならないのは、その仕事(業種)に将来性があるかどうかです。
フリーランスデビューをしたのに、需要がない、もしくはすぐに需要が無くなってしまう仕事では、安定して収入を得ることはできません。
もちろん、自分が興味がある、やりたい仕事から選ぶのは基本ですが、将来性があるかどうかも確認しておかなければ、仕事として収入を得ていくことは出来ないのです。
自分が興味のある分野から、将来性があり長く続けられる仕事を選ぶようにしましょう。
在宅でも働ける仕事を選ぶ
全てのフリーランスの仕事で在宅ワークができるわけではありません。
中には、出社が必須であったり、特定の時間帯に勤務しなければならない職種も存在します。
優先順位をつけた時に、「在宅ワークだけは譲れない」と考える人は、フリーランスになる前に在宅で働ける仕事であるかどうかをしっかり確認しておきましょう。
在宅ワークができる仕事については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
女性としての感性や経験が活かせる仕事を選ぶ
女性がフリーランスとして活躍するときには、女性ならではの感性や経験を活かさない手はありません。
男女で区別するわけではないですが、培ってきた家事や育児スキルであったり、細かな気配り、そして美容に関する知識などはフリーランスとしても強みになります。
「家事育児しかしてこなかったから、特別なスキルも何もないし…」と悩んでいる女性もいるかもしれませんが、そんなことは決してないのです。
今までの経験を活かし、誰かの役に立つ仕事は必ずあります。どんな仕事をしようか迷っている人は自分の経験や感性を活かせる分野から選ぶのも良いでしょう。
女性フリーランスにおすすめの仕事一覧
まず、これからご紹介する「女性におすすめのフリーランスの仕事」を一覧表にしました。
各項目の評価基準(3段階表記)
- 女性向け:女性比率や働きやすさなどを考慮
- 難易度:必要なスキルや経験などを考慮
- 未経験可:未経験でも始められるかどうか
- 収入:先述した女性フリーランスの平均年収200万~400万円を基準に算定
仕事 | 女性向け | 難しさ | 未経験可 | 収入 |
WEBデザイナー | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ |
動画編集者 | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
WEBエンジニア | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
イラストレーター | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
写真家・フォトグラファー | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
WEBライター | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
アフィリエイター・ブロガー・SNS運用 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ |
バックオフィス・データ入力 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
家事代行 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
オンライン秘書 | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
WEBマーケター | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
WEBコンサルタント | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
翻訳者・通訳者 | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
ファイナンシャルプランナー(FP) | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
宅建士(不動産業者) | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
営業代行 | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
インストラクター | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
経営者・オーナー | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★★ |
仕事 | 女性向け | 難しさ | 未経験可 | 収入 |
WEBデザイナー | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ |
動画編集者 | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
WEBエンジニア | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
イラストレーター | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
写真家・フォトグラファー | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
WEBライター | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
アフィリエイター・ブロガー・SNS運用 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ |
バックオフィス・データ入力 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
家事代行 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ |
オンライン秘書 | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
WEBマーケター | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
WEBコンサルタント | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
翻訳者・通訳者 | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
ファイナンシャルプランナー(FP) | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
宅建士(不動産業者) | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ |
営業代行 | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
インストラクター | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
経営者・オーナー | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★★ |
※上記はあくまでも目安であり、個々の状況によって異なる場合があります。
【お知らせ】
まずは無料でWEBデザインを学びませんか?
デザインに少しだけ興味がある方に向けて、豪華な無料プレゼントを用意しました。
✔️ WEBデザイン20レッスン
✔️ WEBデザイナータイプ診断
✔️ 60分でバナーが作れるレッスン動画
✔️ 月収3万円が叶う!副業ロードマップ
✔️月100万稼いだデザイナーによる特別動画講座
【未経験からでもできる】女性におすすめのフリーランスの仕事9選
フリーランスを目指す女性の中には、これまでとは全く異なる分野に挑戦したり、育児でブランクがあっても働ける職種を探している人も多いのではないでしょうか。
そこでまず、上記の表を参考にしながら、未経験からフリーランスを目指す人におすすめの仕事を9つご紹介します。
キャリアに関わらず、新しいことに挑戦してみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
WEBデザイナー
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約360万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など |
WEBデザイナーの仕事内容は、WEBサイトのデザインやバナー制作・ロゴ制作といったWEBサイト全般のデザインをおこなうことです。
デザインソフトを使用してデザインする場合もあれば、実際にコードを書いてWEBページをデザインすることもあります。
業務内容によって収入がかなり変わりますが、収入を上げたい場合はしっかりスキルや知識を身につけてからWEBデザイナーになった方がよいです。
また、デザインのスキルももちろん必要ですが、クライアントの要望を的確に把握するコミュニケーション能力や、イメージをデザインに落とし込む力も重要になってきます。
「WEBデザイナー」という響きがオシャレだから、などの理由で挑戦したいという女性も多いのではないでしょうか?
気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
- わかりやすい文章を書くスキル
- 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
- SEOの知識
- 流行りに敏感な人
- 好奇心旺盛な人
- 新しいものが好きな人
以下の記事では、実際に未経験からフリーランスWEBデザイナーになった方にインタビューをし、未経験からWEBデザイナーになる方法を解説しています。WEBデザイナーになる方はぜひ読んでみてくださいね。
動画編集者
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約300万円~400万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/動画制作会社の下請け など |
動画編集は、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集することが主な仕事。
扱う動画は、YouTubeや企業の動画広告、結婚式のムービーなど幅広いです。
動画編集者になるには、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトや、CG・音声関連スキルなどを習得しましょう。
基本的な編集は市販のアプリでもできるため、動画編集者には高いスキルが必要です。
単に動画編集のみをするだけでなく、ディレクションから動画撮影、編集までを一貫して担当できる人材は重宝されます。
動画の長さにもよりますが、案件は3,000円程度から高いものでは1万円を上回る案件も珍しくありません。
また企画の段階から参加できると、高収入を得られる傾向があります。
新型コロナウイルスの影響もあり、家にいる時間が増えたことから動画を視聴する方も増えてきました。
動画を見るのが好き、という方はもしかしたら向いているかもしれません。
- 動画編集ソフトを使いこなすスキル
- グラフィックソフトを使いこなすスキル
- 完璧主義の人
- 細かい作業が好きな人
- 音楽や絵画などの芸術が好きな人
動画クリエイターに興味がある人はぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。
WEBエンジニア
働き方 | 基本的に在宅ワーク(常駐案件は高単価) |
平均年収 | 約600万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/WEB制作会社・広告代理店の下請け/フリーランス専門エージェントの活用 など |
WEBエンジニアとは、WEBサイトやスマートフォン上で動作する機能の開発や、サービスを提供するために必要なITシステム・アプリ開発をおこなう仕事です。
仕事内容ごとに、「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」、「インフラエンジニア」などに分けられます。
フロントエンドエンジニア
WEBブラウザ上でユーザーが目にする部分について、ページのレイアウトや情報を入力する画面のプログラムを作るなどを担当します。
バックエンドエンジニア
サーバー・OS・データベースなど、ユーザーには直接見えない部分について設計・開発をおこないます。
インフラエンジニア
24時間365日サイトを稼働させるために、ネットワークやサーバーの設計や運用、構築などをおこない、サイトの基盤を整えています。
またフリーランスのエンジニアの働き方は、在宅型と常駐型の2つに分けられます。
「常駐型」は、クライアント企業へ行き、週3〜5日で会社員と一緒に働くのが一般的です。
在宅ではないので大変かもしれませんが、常駐型の方が収入は高い傾向にあります。
ただ、最近では「リモートワーク可能」「週1日からOK」などの案件も増えてきているので、フリーランスとして働きやすい環境が整ってきているみたいです。
高いスキルが求められますが、その分年収は圧倒的に高いので「フリーランスとして高収入を目指したい!」という方にはおすすめです。
- プログラミングスキル
- サーバーやOSに関する知識
- コミュニケーション能力
- 向上心がある人
- 地道な作業が好きな人
- ものづくりが好きな人
WEBエンジニアに必須のプログラミングについて知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。
イラストレーター
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約350万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/SNSの活用/見込み客への営業 など |
イラストレーターの仕事は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作すること。
制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、WEBサイトや雑誌の挿絵などの身近なものが多いです。
イラストを制作するには、デザインソフトである「illustrator」「photoshop」「XD」の編集スキルは必須といえます。
しかしソフトを使いこなすスキルがあっても、クライアントの依頼内容に沿ったイラストを描くためには相手の要望を正しく把握できないといけません。
よりクライアントの依頼内容に沿った仕事をするためには、打ち合わせの際にクライアントと意識のすり合わせをおこなったり、制作チームで作業する際にも円滑に進めたりするためのコミュニケーションスキルが重要です。
報酬はイラストのサイズや点数、クライアントによってさまざまですが、クラウドソーシングでは1点500円以上の案件が見つかりますよ。
絵を描くことが好きな女性には、とても人気の仕事です。
- イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
- ヒアリング、提案力
- コミュニケーションスキル
- 絵を描くのが好きな人
- オリジナリティを探求できる人
- 向上心がある人
写真家・フォトグラファー
働き方 | 基本的に在宅ワーク+撮影のための外出 |
平均年収 | 約435万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/SNSからの顧客獲得 など |
写真が好きな女性は、写真家やフォトグラファーとしてフリーランスで働くこともおすすめです。
自分が撮影した写真を販売することはもちろん、商品やイベントの撮影依頼を受けることもできます。
クライアントから要望を受けた物の写真を撮るときには、撮影だけでなく編集・加工まで行って納品することが一般的。
そのため、撮影スキルと写真編集スキルも身につけておくと仕事の幅が広がります。
撮影のための日時調整や外出は必要なので完全在宅とは行きませんが、ある程度時間に融通が利く人、写真が好きな人にはおすすめすることができる仕事です。
- 撮影スキル
- 撮影した写真の編集・加工スキル
- 写真を撮ることが好きな人
- ある程度外出する時間が取れる人
WEBライター
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約300万円(文字単価:1円~5円) |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/WEB制作会社の下請け/SNS経由 など |
WEBライターとは、WEBサイト上の記事を執筆する仕事です。WEBメディアやWEB広告など、さまざまなコンテンツの文章を扱います。
WEBライターになるには特別な資格は必要なく、未経験からでもはじめられます。
基本的な文章スキルやパソコンスキルは必要ですが、高度なスキルは求められていないので全然難しくありませんよ。
文字単価で計算して報酬が決まる形式で、低単価のときは思うように稼げないかもしれませんが、コツコツ継続することで単価がアップしていきます。
また、スキルを磨くことも収入アップにつながるのでコツコツ努力することも大切。パソコン1台あれば誰でもはじめられるので、女性にはハードルが低く人気の仕事です。
- わかりやすい文章を書くスキル
- 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
- SEOの知識
- 文章を書くのが好きな人
- 好奇心旺盛な人
- 継続してコツコツ頑張れる人
WEBライターについて詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。
アフィリエイター・ブロガー
働き方 | 時間や場所に制限なし |
平均年収 | 約300万円~400万円 |
案件獲得方法 | ASPへの登録 |
アフィリエイターやブロガーは、ブログやSNSで発信活動をしてアフィリエイト広告などで収入を得る仕事です。
アフィリエイト広告とは、自分のブログやSNS経由で紹介した商品が売れると、広告費として収益が発生する広告のことをいいます。
よく、ユーチューバーやインスタグラマーがおすすめの商品を紹介しているのを見かけますよね。
「#PR」などと書かれている場合、その人経由での商品の売り上げの数%が広告費として入るので、仕組みとしてはアフィリエイターやブロガーと一緒です。
ただし、アフィリエイトとステマ(※)は大きく異なるので、注意してくださいね。
(※)ステマ…ステルスマーケティングの略称。PRであることを隠して商品を宣伝する行為のことで、違法になる可能性もあります。
要は、ブログの読者やSNSのフォロワーを増やし、たくさんの人に自分の発信を見てもらうことで、商品が売れる可能性が高まり収益が増えるのです。
アフィリエイターやブロガーには、商品を売るためのWEBライティングと、SEOに関する知識が欠かせません。
収入を伸ばすためには、アクセス解析やマーケティングの知識も身につけるとよいと思います。
軌道に乗れば稼げる仕事ですが、稼げるようになるにはかなり時間がかかります。
そのため、本業ではなくまずは副業としてはじめてみるのもよいかもしれませんね。
- ライティングスキル
- SEOの知識
- アクセス解析の知識
- WEBマーケティングの知識
- コツコツ努力できる人
- 文章を書くのが好きな人
- 情報を発信するのが好きな人
バックオフィス・データ入力
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約550万円 |
案件獲得方法 | フリーランス専門エージェントの活用/クラウドソーシングの活用 など |
バックオフィス業務は、企業の経理や人事、総務などの事務業務を、フリーランスとして請け負う仕事です。
バックオフィスと言っても、その仕事内容はさまざま。具体的な業務は、企業や担当する部署によっても異なります。
特別な資格などが必要ない業務も多く、基本的には未経験からでも挑戦が可能です。
しかし、業務の難易度や専門性が上がるとともに、報酬も高くなる傾向にあります。
フリーランスとしてしっかり稼ぎたい人は、携わる業務に特化したスキルや資格を身につけましょう。
「未経験で、経理や総務の業務は難しいのでは?」といった心配がある人は、データ入力からはじめてみるのもおすすめです。
データ入力は、必要な数値やデータを専用フォーマットに打ち込む作業なので、最低限のタイピング技術と、集中力・正確性があれば誰でも気軽にはじめられます。
また、近年はテレワーク環境が整っている企業も多く、在宅勤務が可能な案件も増えてきています。
家庭と両立をしながら働けるという点も、女性にとっては大きな魅力のひとつですね。
バックオフィスのスキル・知識(携わる業務によっても異なる)
- 基本的なパソコンスキル(タイピングは必須)
- ITスキル(Officeツールや会計ソフトなど)
- 簿記や秘書検定など
- コミュニケーション能力が高い人
- 人をサポートするのが好きな人
- 正確な作業ができる人
- コツコツ作業することが得意な人
家事代行
働き方 | 依頼主の自宅を訪問する |
平均年収 | 約300万円~600万円 |
案件獲得方法 | 家事代行サービスに登録/知人の紹介 など |
家事代行は、顧客の家に訪問し、掃除、洗濯、料理などの家事全般をサポートする仕事です。
近年、共働き家庭や高齢者世帯の増加により、需要が大きく高まっています。
パートや正社員として働いている人も多いですが、家事代行サービスに登録して、フリーランスとして働くことも可能です。
掃除や洗濯、料理などの一般的な家事スキルは、家事代行の仕事において大きな武器となります。
特に、主婦歴が長い人や、家事が得意な女性におすすめの仕事です。
働いている人の9割が女性という環境なので、未経験でもはじめやすく、急なスケジュール調整にも柔軟に対応してもらえますよ。
- 料理スキル
- 掃除スキル
- 整理整頓スキル
- 主婦の人
- 料理や掃除などの家事が得意な人
- 整理整頓や片付けなどが得意な人
- 人当たりのよい人
【資格や経験を活かせる】女性におすすめのフリーランスの仕事9選
フリーランスは未経験からでも目指せるものの、「実績がないと成功できるか不安」と感じる人も少なくありません。
そのような人におすすめなのが、前職での経験や資格、自分の特技を活かしながらフリーランスとして独立するという方法です。
このような仕事は、未経験からはじめられる仕事に比べて報酬が高い傾向にあります。
本項では、これまでのキャリアや保有資格を活かして働ける女性向けフリーランスの仕事を9つ、ご紹介していきます。
オンライン秘書
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約200万円(時給1,300円前後) |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など |
秘書業務も外部に委託し、オンラインで行っている企業も増えてきました。
メール対応や請求書作成、スケジュール管理などバックオフィスに似た事務系の作業を任されることが多いです。
秘書経験がある人はもちろん、女性ならではの細かな気配りが活かせるので女性フリーランスには特におすすめできます。
特に資格が無くても案件獲得は可能なので、女性特有の感性を活かしたい、誰かのサポートをしたいという人はチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
- 基本的なパソコンスキル
- タスク管理ができる能力
- コミュニケーション能力
- 誰かの役に立つサポートの仕事がしたい人
- 丁寧で正確な作業が得意な人
- 気配りができる人
Webマーケター
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約300万円~500万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/エージェントの活用/SNSからの顧客獲得 など |
WEBマーケターとは、WEBを活用して集客や販売促進をするための考案・実行を行う仕事です。
インターネットだけでなく、SNSや動画投稿サイトが普及したことで企業は様々なWEBコンテンツでマーケティングを行うことが当たり前の時代になりました。
WEB上のあらゆるサービスで集客や販売促進を行うプロであるWEBマーケターは、現代はもちろん、これからの時代も重宝される存在になるはずです。
マーケティングの知識に加え、WEB上のあらゆるサービスの知識も必要になるため学ぶべきことはたくさんあります。
企業の売上にかかわることなので、責任も重大です。しかし、その分収入も期待でき、やりがいと将来性も抜群。
マーケティングに知見のある女性や、SNSなどWEB活用に興味がある女性はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- マーケティングスキル
- SNSの知識・活用スキル
- ブログや動画コンテンツなど幅広いWEB知識
- マーケティングに知見がある人
- SNSやWEBに関する情報収集が好きな人
- 自分の手で企業の売上や集客数を伸ばしやりがいを感じたい人
WEBコンサルタント
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約450万円~1,000万円以上 |
案件獲得方法 | WEBコンサルタントスクールの活用/クラウドソーシングの活用/SNSやブログの活用/知人の紹介 など |
WEBコンサルタントは、企業のWEBサイトやWEBマーケティングに関する課題を分析し、解決策を提案する仕事です。
クライアントの課題に合わせた戦略を提案し、Webサイト制作、SEO対策、広告運用など、幅広い業務を担当します。
多くの知識量とIT系スキルが求められる仕事ではありますが、フリーランスのWEBコンサルタントになれば、在宅勤務や時短勤務など、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。
「自分の強みを活かした働き方がしたい」と思っている女性は、人脈やスキルを活かしてフリーランスに挑戦してみるのもおすすめです。
- マーケティング関連の資格
- SEO対策の知識
- コンサルティング経験
- WEBサイト制作経験
- 広告運用経験
- コミュニケーション能力が高い人
- 情報収集が得意な人
- データ分析が得意な人
- 経営戦略に興味がある人
翻訳者・通訳者
働き方 | 翻訳者:基本的に在宅ワーク通訳者:現地に同行する |
平均年収 | 約400万円~800万円 |
案件獲得方法 | 翻訳者・通訳者専門エージェントの活用/知人の紹介 など |
語学力に自信がある方は、翻訳者や通訳者としてフリーランスで働くという選択肢もあります。
外国語に関するスキルはもちろんですが、それを日本語に翻訳する際に分かりやすい言葉で伝えられなければなりません。
意外と見落とされがちですが、翻訳者・通訳者には高い日本語力も必要なのです。
翻訳者と通訳者の仕事内容
仕事内容 | 働く場所 | |
翻訳者 | 書籍、論文、WEBサイトなどの文書や音声データを異なる言語に翻訳する | 在宅で働ける |
通訳者 | 会議や商談、イベントなどの場で通訳を行う | 現地に同行が必要 |
仕事を獲得する上で、最も需要が高い言語はもちろん「英語」ですが、その他にも「中国語」や「ドイツ語」などの多言語に特化していれば、より多くの仕事を得られる可能性が高まります。
それに加えて、医療や法律、ITなどの専門知識がある場合は、翻訳者・通訳者としての大きな強みになるでしょう。
- 英語・中国語などの語学力
- 高い日本語力
- 資格専門分野の知識
- 外資系企業の勤務経験
- 海外との取引経験
- コミュニケーション能力が高い人
- 異文化への理解が深い人
- 学習意欲がある人
ファイナンシャルプランナー(FP)
働き方 | 在宅ワーク・訪問(顧客の希望によって異なる) |
平均年収 | 約600万円~1,000万円以上 |
案件獲得方法 | フリーランス向けエージェントの活用/企業に直接営業をかける/SNSの活用/知人の紹介 など |
通称「FP」とも呼ばれるファイナンシャルプランナーは、個人のライフプランや経済状況に基づいて、資産運用や保険、住宅ローンなどのアドバイスを行う仕事です。
近年、投資への関心が高まっていることから、ファイナンシャルプランナーに相談する人も増えてきています。
特に女性FPは、女性顧客をはじめ、幅広い年代から信頼を得やすい傾向があります。
また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインでの相談業務も増えており、柔軟な働き方が可能です。
- ファイナンシャルプランナー技能検定
- 金融機関での勤務経験
- 資産運用経験
- データ分析が苦にならない人
- 説得力のある話ができる人
- 学習意欲がある人
宅建士(不動産業者)
働き方 | 顧客が指定した契約場所(オンライン契約の場合は在宅も可) |
平均年収 | 約700万円~1,000万円以上 |
案件獲得方法 | フリーランス向けエージェントの活用/知人の紹介 など |
「宅地建物取引士」の国家資格を取得している方は、フリーランス宅建士として働くことができます。
宅建士とは主に、不動産売買や賃貸などの取引に携わる仕事です。
不動産取引においては、宅建士にしかできない「3つの独占業務」というものがあります。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
- 契約書(37条書面)への記名・押印
不動産会社の中には、宅建士がいないところも多く、そのような場合は外部に上記の業務を委託するケースも少なくありません。
フリーランス宅建士は、宅建士が在中していない不動産会社と業務提携をして、上記の独占業務を専門に請け負います。
会社員として働くよりも自由度が高く、国家資格のため高収入も期待できることが特徴です。
不動産会社などで経験を積んだ後にフリーランスとして独立すれば、女性でも年齢問わず長く活躍できます。
「フリーランスとして成功できるのか不安…」と思っている人は、まずは副業からはじめてみるのもおすすめですよ。
- 宅地建物取引士の国家資格
- 不動産業界での勤務経験
- ミスがなく正確な仕事ができる人
- 責任感がある人
- 土日祝日も働ける人
営業代行
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約400万円~700万円 |
案件獲得方法 | クラウドソーシングの活用/フリーランス向けエージェントの活用/人脈の活用 など |
営業代行は、企業の代わりに営業活動を行う仕事です。
テレアポや顧客訪問、資料作成など、企業のニーズに合わせて様々な業務を行います。
在宅勤務や時短勤務など、女性の働きやすさを重視した案件も多く、子育て中の主婦や地方在住の方でも安心して働ける仕事です。
ただし、中には出社が必要なケースもあるので、在宅で働きたい場合は事前に条件を確認しておきましょう。
インストラクター
働き方 | 教室を借りる、オンラインレッスンや自宅の場合は在宅勤務可 |
平均年収 | 約200万円~700万円 |
案件獲得方法 | フリーランス向けエージェントの活用/口コミの活用/SNSやWEBサイトの活用/知人の紹介 など |
一口にインストラクターと言っても、スポーツから学習、カルチャーまでその仕事内容は多岐にわたります。
ヨガやダンス、料理、語学、IT系など、自分の得意な分野で講師として活動できるため、「自分の好きなことを仕事にしたい」と思っている女性にはおすすめですよ。
フリーランスインストラクターの場合、場所を借りることはもちろんですが、自宅で教室を開いたり、オンラインレッスンを行うこともできます。
ただし、個人で教室を開く場合、SNSやWEBサイトなどを使用した集客が必須です。
人気が出れば、自ら宣伝をしなくても口コミなどで集客できるケースもありますが、軌道に乗るまでは集客することも業務のひとつということを認識しておきましょう。
なお、自分で集客する自信がない人は、外部に委託することも可能です。
- 特定分野の経験・スキル・資格
- 指導経験
- SNS運用や広告運用経験
- 人に教えることが好きな人
- ひとつのことを極められる人
- コミュニケーション能力が高い人
経営者・オーナー
働き方 | 基本的に在宅ワーク |
平均年収 | 約1,700万円~5,000万円(企業規模によって大きく異なる) |
案件獲得方法 | 現在の職場で出世する/事業を継承する/フランチャイズ開業する/一から自分で築き上げる など |
自分のスキルや経験を活かしてフリーランスとして独立し、経営者・オーナーになるという道もあります。
経営者やオーナーの主な業務は、新しい事業を立ち上げたり、既存事業の運営を担うことです。
女性の社会進出が注目されている昨今、女性らしい細やかな視点を活かして事業を展開する人も増えてきています。
成功すれば、大きな収益を得られる一方で、企画・立案から運営まで全ての責任を負うため、ハイリスク ・ハイリターンの働き方であることは否定できません。
気軽な気持ちで成功できる仕事ではないので、フリーランスとして独立する前には情報収集・リスク管理などの事前準備をしっかり行いましょう。
- 高いビジネススキル
- マネジメント経験
- マーケティング経験
- リーダーシップのある人
- 経営戦略が得意な人
- 物事を新しい視点で捉えられる人
- 支度金が用意できる人
フリーランスの仕事が女性に向いている5つの理由
女性にフリーランスでの仕事をおすすめするのはなぜか、それは冒頭でも述べた通り従来の働き方とは違う柔軟な仕事ができるから。
しかし、それだけではありません。
- 体調やライフステージに合わせて仕事を調整できるから
- キャリアが途切れないから
- 育児や家事との両立ができるから
- 人間関係の悩みを軽減することができるから
- スキマ時間でも働くことができるから
女性だからこそ出てくる仕事に対する悩みや不安も、フリーランスであれば解決することができるのです。
上記に挙げた女性にフリーランスでの仕事をおすすめする5つの理由について、より詳しく解説していきますね。
体調に合わせて仕事を調整できるから
自分の体調に合わせて仕事を調整できるのは、女性にとって魅力的なポイントだと思います。
女性は生理による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがありますよね。
会社によっては生理休暇を設けているところもありますが、取得率が低いのが事実です。
体調が悪くて病院に行くときや休むときは「会社やみんなに迷惑をかけてしまう」と思って、相談しづらかったり休みづらかったりしますよね。
その点、フリーランスは自分の体調に合わせて柔軟に対応できます。
「今日は生理中だから1日休んで、土曜日に仕事をしよう」
「午後に病院へ行きたいから、午前中に仕事を終わらせよう」
など、定時が決まっていない分時間に融通がきくのです。
キャリアが途切れないから
女性の場合は結婚や出産、子育てなどの人生の大きなイベントによって退職や休職を考えることがあります。
またパートナーがいる場合は、パ―トナーの転勤によって退職せざるを得ない方もいると思います。
そうなると、会社員の場合はその都度キャリアが途切れてしまいますよね。
キャリアにブランクを感じてしまうと、復帰するのが不安と思う方も多いはず。
一方でフリーランスの場合、出産の際にもギリギリまで働けたり出産後も自身の体調次第で早めに復職できます。
仕事量も自分で調節できるので、会社員に比べて完全にキャリアが途切れることはないのです。
まったく仕事をしていないのと、少しでも仕事に関わっているのでは復帰するときの不安は全然違うと思います。
女性はキャリアに不安を抱える方も多いと思いますが、その悩みや不安を解消できる働き方はフリーランスならではといえますね。
育児や家事との両立ができるから
結婚して子供を産んだ場合、家事や育児との両立ができるのもフリーランスのメリットです。
フリーランスの場合でも、基本的に在宅で仕事ができるので自由な時間を確保しやすいです。
朝会社に行く準備や通勤時間がないため、朝から忙しい主婦の方にとってはとてもうれしいポイントですね。
また、万が一子供が急に熱を出したりけがをしたりした場合、すぐに病院に連れていけます。
子供がいる場合は、夫婦どちらかの
時間が自由だとなにかあったときに安心です。
さらに在宅で仕事ができる分、子供といる時間も増えます。
子供の成長を見ながら仕事ができるのは、フリーランスならではのメリットですね。
人間関係の悩みを軽減することができるから
人間関係の悩みを軽減することができるのも、女性にフリーランスを進める理由の一つです。
出社をして一つの企業で長く働き続けることが当たり前とされる従来の働き方では、基本的に毎日同じ相手と仕事をしなければなりません。
相性のいい相手であれば問題はありませんが、苦手な相手と毎日顔を合わせて仕事をするのは誰でもストレスが溜まりますよね。
しかしフリーランスであれば、在宅勤務を選べば顔を合わせなくて済みます。打ち合わせのときなどを除き、基本的にはメールやツールを使った文章でのやり取りのみ。
顔を合わせて時間を共有することもないので、無理に話をしてコミュニケーションを図る必要もありません。
また、フリーランスは仕事をする相手も自分で選ぶことができるのです。
一度受けた仕事は責任をもって最後までやり遂げる必要はありますが、苦手だなと思った相手とは次の契約を結ばなければよいだけです。
スキマ時間でも働くことができるから
就業時間が決まっていない案件であれば、スキマ時間を活用して仕事をすることができます。
フリーランスを考えている女性の中には、育児や介護などで毎日何時から何時までと固定の時間を確保するのが難しい、突発的に時間を割かなければいけないことが多いという人もいるでしょう。
就業時間が決まっていない案件を選ぶこともできるフリーランスであれば、固定時間が取れないからと働くことを諦めなくても良いのです。
案件には納期があるので、それを守るためにある程度のスケジュール管理は必要になります。
ですが、定時制の仕事よりは柔軟に対応していくことができるでしょう。
女性がフリーランスで仕事をするときの注意点6つ
自由な働き方が魅力的なフリーランスは、女性にとっても大きな可能性を秘めた選択肢です。
しかし、一歩間違えると収入が減ってしまうリスクも隣り合わせ。
ここでは、フリーランスで仕事をする際に気をつけるべき点を、一般的な視点と女性ならではの視点の両方からご紹介します。
仕事を自分で獲得する必要がある
会社員のときと大きく違うのは、仕事を自分で獲得する必要があること。
フリーランスの場合は、仕事を獲得できなければ収入もゼロになってしまいます。
仕事を獲得するために、仕事を依頼したい人と探している人をマッチングさせる「クラウドソーシング」というサイトを活用したり、企業に自ら営業したりしなければいけないのです。
仕事を獲得するにはスキルや実績も必要ですが、営業力や提案力なども求められます。
「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるような工夫をする必要がありますね。
税金関係や確定申告の知識を身につけておく
フリーランスになると、税金関係や確定申告を全て自分でおこなわなければいけません。
そのため、知識をしっかり身につけておく必要があります。
確定申告は面倒くさいというイメージを持っている方も多いと思いますが、納税は国民の義務なので収入が少なくても確定申告はしなくてはいけません。
また、結婚をしている場合は夫の扶養内で働くかどうかがポイントです。
扶養内で働くとパートナーの所得税を抑えつつ、自分の税金や社会保険料を払わずに済みます。
ただし、扶養内に収めるには一定の収入を超えないようにセーブしなければいけません。
まずは扶養に入った状態でフリーランスになって、ある程度稼げるようになったタイミングで扶養から外れる女性も多くいます。
税金に関してよくわからない方は、税理士に依頼したり会計ソフトを利用したりするのもひとつの方法ですよ。
こちらの記事も参考になるので、気になる方はチェックしてみてください。
スケジュール調整をうまく行う必要がある
フリーランスは自由な働き方ができるので、会社員時代に残業時間に制限があって思うように働けなかった方も、いくら仕事をしても誰にもなにも言われません。
自分が好きな分だけ働いて、自分が頑張った分だけ収入を得られるのは大きなメリットです。
しかしだからといって仕事を増やしすぎてしまうと体調を崩してしまう、クオリティが下がってしまう、納期に間に合わなくなってしまう、などの可能性があります。
体調を崩してしまったら元も子もありませんし、クライアントに迷惑をかけてしまっては今後の仕事に影響が出てしまいます。
特に家事や育児と両立して仕事をしようと考えている主婦の方は、自分の心に余裕がなくなるまで仕事をしてはいけませんよ。
収入が安定しない
フリーランスの場合、会社員とは異なり、自らの力で仕事を獲得し、納期を守って成果物を納品することで報酬を得ます。
案件の獲得状況に応じて収入が大きく変動することも多く、安定した収入を得られない可能性もあります。
正社員やパートであれば、有給休暇や傷病手当金などの制度があり、病気や怪我で休んでも収入が途絶えることはありません。
しかし、フリーランスにはそのような制度がないため、体調不良や育児などで休んだ期間は、そのまま収入減に繋がるのです。
特に、これから出産や育児を控えている女性の場合は、収入の不安定性がより大きな課題となります。
産休や育休を取得しても収入が減ってしまうため、事前にしっかりと貯蓄をしておいたり、育児と両立しやすい仕事の選び方をすることが重要です。
どんな仕事でも納期や責任は伴う
フリーランスは自由だというイメージを持っている人も多いと思いますが、仕事においては責任が伴います。
フリーランスだから仕事内容に関しても自由で曖昧で良い、というわけでは決してありません。
どんな働き方でも、どんな仕事でも、責任を持って取り組む姿勢を忘れないでください。
特に、クライアントから要望を受け仕事に取り組むフリーランスは、自分の成果がそのままクライアントの評価につながります。
クライアント評価が悪ければ、もう仕事をもらうことはできないのです。
フリーランスだからこそ、より質の高い成果物を納期を厳守して納品し信頼関係を築いていくことが大切ということを覚えておきましょう。
自分と子どもの体調管理に気を配る
育児中の女性は、子どもの体調にも気を配る必要があります。
フリーランスは緊急時に仕事を代わってくれる人がいないため、体調不良でもクライアントに迷惑をかけないよう計画的に仕事を進めることが求められます。
しかし、子どもは急に体調を崩すもの。
看病のために予定通りに仕事が進まないことも想定し、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが重要です。
また、家事や育児をパートナーや家族と分担することで、自身の負担を軽減することができます。
家族や友人、フリーランスのコミュニティーなど、周囲からのサポートを得られる体制をしっかり整えておきましょう。
フリーランスに向いている女性の特徴
フリーランスとして成功するためには、様々なスキルや能力が必要です。
フリーランスの仕事が多種多様であることは先述したとおりですが、どの職種を選択したとしても、「フリーランスに向いている人」の特徴には共通している点も多くあります。
そこで本項では、フリーランスに向いている女性の特徴を一覧表にまとめてみました。
フリーランスに向いている女性の特徴
向いている人 | 具体例 |
自己管理能力が高い人 | 1日のスケジュールを事前に立て、集中して仕事に取り組むことができる |
コミュニケーション能力が高い人 | クライアントのニーズを正確に把握し、適切な提案を行うことができる |
責任感がある人 | どんな状況でも、責任を持って仕事を完遂する |
時間管理能力が高い人 | 限られた時間を有効活用し、家事や育児と仕事を両立できる |
向上心がある人 | 最新の技術やトレンドを常に学び、自身のスキルアップに努める |
柔軟性がある人 | 突発的なトラブルにも柔軟に対応し、解決策を見つけることができる |
ストレス耐性がある人 | 収入の不安定性、孤独感など、フリーランス特有のストレスに耐えられる |
上記の表を参考にしながら、自分の性格や能力を理解し、フリーランスという働き方に適しているかどうかを判断してみましょう。
女性フリーランスになるには何から始める?王道5ステップ
これまで、フリーランスの魅力からデメリット、おすすめの仕事までさまざまな情報をお伝えしてきました。
しかし、「実際にフリーランスになるためには何からはじめれば良いの?」と、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、これからフリーランスを目指す女性が準備すべきことを5つのステップに分けてご紹介します。
ステップ1.何で稼ぐかを決める
ステップ2.スキルを身につける
ステップ3.ポートフォリオを作成する
ステップ4.開業届を出すステップ
ステップ5.家族にも協力してもらう
ステップ1.何で稼ぐかを決める
フリーランスを目指すときには、まずどの職業を本業にするかを考えましょう。
これまでの経験を活かした職業を選んでも、未経験の職種を選んでも大丈夫です。
もし、未経験の職種を選ぶのなら、次のポイントを意識してみてください。
- 将来性はあるか
- 習得にどれくらいかかるか
- 自分が夢中になれる仕事か
職種によっては衰退していたり、将来的にAIに取って代わられたりする仕事もあります。
その職種を選んでしまうと、5年後、10年後に仕事がなくなってしまうので、職種の将来性をチェックする必要があるのです。
また、習得にどれくらい時間がかかるかも重要。
習得に時間がかかるものが悪いわけではありませんが、その期間は収入が生まれないので、必ず自分の経済状況を必ず考えるようにしましょう。
そして、何より重要なのが夢中になれる仕事を選ぶこと。
せっかく自由なフリーランスになれるのですから、自分が本当に楽しいと思える職種を選びましょう。
ステップ2.スキルを身につける
どの職種でフリーランスになるかを決めたら、次はスキルを身につけましょう。
フリーランスは良くも悪くも実力主義。
スキルがあるかないかで仕事を依頼してもらえるかや、どのくらいの報酬がもらえるかが決まるので、働き始める前には必ずスキルを身につけましょう。
実際に、スキルを身につける方法は次の2つです。
- 独学で学ぶ
- スクールや専門学校に通う
どちらでもフリーランスになれる可能性はありますが、成功率は大きく変わります。
着実にスキルを身につけて、1日でも早くフリーランスになりたいという方には、スクールや専門学校がおすすめです。
ただし、スクールや専門学校にもスキルが身につかないところがあるので、卒業生がフリーランスとして活躍しているかを確認してくださいね。
ステップ3.ポートフォリオを作成する
フリーランスとして成功するには、自分のスキルや経験を目に見える形でアピールする必要があります。
その際に役立つのが、「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオとは、自分が過去に制作した作品や実績をまとめたもので、WEBデザイナーにとっては職務経歴書のような役割を果たします。
ポートフォリオを作る際には、ただ作品を並べるのではなく、それぞれのデザインの制作意図やポイントを説明することが大切です。
また、全ての作品を掲載する必要はありません。
応募する案件やクライアントに合わせて、掲載する作品や情報を厳選することで、質の良いポートフォリオになります。
フリーランスWEBデザイナーが仕事を探す際には、クライアントからポートフォリオの提出を求められることが多いため、必ず準備しておきましょう。
ステップ4.開業届を出す
仕事を始めるのと並行して、開業届を出す準備をしましょう。
開業届とは個人事業主になるのに必要な書類であり、事業を始めてから1ヶ月以内に提出する必要があります。
提出しなかったからといって罰則があるわけではないですが、国民の義務なので必ず出すようにしましょう。
また、開業届を出すのには
- 事業用の口座を開設できるようになる
- 最大65万円の税金控除ができるようになる
といったメリットもあります。
お金の管理がしやすくなる、支払う税金が少なくなるといった効果があるので、できるだけはやく書類を提出するのがおすすめです。
開業届の提出方法や注意点について詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。
ステップ5.家族にも協力してもらう
フリーランスとして独立することは、自分だけでなく家族にとっても大きな変化となります。
収入の不安定性や時間的な制約など、事前にしっかりと話し合い、家族の理解と協力を得ることが大切です。
- フリーランスの働き方を理解してもらう
- 家計への影響を話し合う
- 家事や育児の分担について話し合う
- 将来的な目標や展望を共有する
多くの人にとって、フリーランスは馴染みの薄い働き方ですが、家族の理解と協力はフリーランスとして成功するために欠かせません。
収入の変化や家事・育児の分担など、具体的な内容について話し合い、お互いに納得できる関係を築きましょう。
女性がフリーランスで仕事を獲得する方法
会社員やパートの場合は、自分から動かなくても仕事を振ってもらえることも多いですが、フリーランスになったら、自ら仕事を獲得しにいかなければなりません。
「フリーランスってどうやって仕事を得れば良いの?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。
ここからは、冒頭でもご紹介した「フリーランス白書2023」の調査データに基づいて、女性がフリーランスで仕事を獲得する代表的な方法を、データの数値が高い順に4つご紹介します。
知人からの紹介・取引先
前職のキャリアを活かして独立した場合には、これまでの人脈を活かして取引先から仕事を紹介してもらえるケースも珍しくありません。
フリーランス白書の「直近1年間で仕事獲得に繋がったことのあるもの(複数回答可)」という調査でも、人脈(知人の紹介含む)が70.6%、過去・現在の取引先が64.7%と圧倒的な回答率を占めていました。
知人から仕事を紹介してもらえる場合、ある程度の信頼関係が構築されたところからスタートできるため、スムーズに仕事を進められます。
SNSやWEBなどを利用した宣伝
近年、SNSやブログなどで自分のスキルや作品を発信し、仕事に繋げるフリーランスが増えてきています。
特に、イラストやデザインなどのクリエイティブな分野においては、SNSがポートフォリオの役割も果たすため、仕事を獲得しやすい傾向にあります。
実際に、フリーランス白書2023の調査において、3割程度の人が「SNSやWEBを活用した広告宣伝活動によって仕事に繋がった」と回答していました。
SNSは今や個人・法人問わず利用者数が多いコミュニケーションツールとなっているため、SNSに掲載した作品を見た人から直接仕事のオファーが来ることも珍しくありません。
フリーランスとして成功している人は、他の方法で仕事を獲得しながらも、SNSを上手に活用していることが多いです。
フリーランスを目指すのであれば、SNSやブログもしっかり活用して、自分自身を売り込んでいきましょう。
フリーランス専用のエージェントサービス
フリーランス向けの求人サイトには、企業からの直接案件や、エージェント経由の案件などがあります。
企業との直接契約が多いため、高単価案件や継続案件が豊富です。
実績が問われることも多いので、応募する際にはポートフォリオをしっかり作成しておきましょう。
フリーランス白書で2019年~2023年までのデータを見比べたところ、エージェントサービスを利用する人は、コロナ禍前よりも後の方が倍増していることが分かります。
これは、コロナ禍によるテレワークの促進を受けて、他者と接する機会が減り、オンライン需要が高まったことが要因のひとつとして考えられます。
このようなことからも、エージェントサービスで獲得できる案件の種類は今後ますます増えていくことが予想されますね。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人から仕事を受注できるプラットフォームです。
案件数が多く、未経験者でも気軽に案件が獲得できる一方で、全体的な案件単価は低め。
フリーランス白書2023のデータでも、クラウドソーシングを利用して仕事獲得に繋がったと回答した人は18.8%に留まりました。
この結果からも、クラウドソーシングで仕事を獲得する方法は、「とりあえず小さな案件からでも実績を積みたい」と思っている経験が浅いフリーランス向けと言えます。
クラウドソーシング最大の特徴は、クライアントとフリーランス間で報酬未払い等のトラブルがないように間に入ってくれること。
そのため、利用する場合は、ワーカー(フリーランス)側にシステム手数料が発生します。
システム手数料の割合は利用するサイトによっても異なるため、利用する前にしっかりと確認しておくことが重要です。
また、クラウドソーシングの中には、女性向け案件が豊富なところも多いため、さまざまなサイトを見比べながら「利用しやすい」と感じたところを選択しましょう。
【体験談】女性がフリーランスで成功するためのコツ
これまでフリーランスについてさまざまな情報をお伝えしてきましたが、ただ単に独立すれば、フリーランスとして成功できるというわけではありません。
フリーランスは自由な反面、自己管理や努力が求められる厳しい世界でもあります。
そこで本記事の最後に、実際にフリーランスWEBライターとして活躍する筆者の実体験に基づき、「女性がフリーランスとして成功するために心掛けておきたい5つのコツ」をご紹介したいと思います。
筆者が実際に心掛けていることも合わせてご紹介しますので、これからフリーランスを目指そうと思っている女性は参考にしてみてくださいね。
学習と情報収集を日常化する
フリーランスは、会社員とは異なり、常に新しい知識や情報をアップデートし、スキルを磨き続けることが求められます。
会社のように研修制度がないため、自発的に学習する習慣を身につけることが重要です。
仕事をしていない時でも、常に勉強や情報収集することを習慣づけておきましょう。
現在フリーランスWEBライターとして働いている筆者の場合、あらゆる業界の記事を担当する機会が多いため、以下のような方法で必要な知識や情報を得ることを心掛けています。
- 本やWEBサイトを活用して情報収集をする
- 実際にその職種についている人にリアルな声を聞く
- 分からないことは分からないままにしないで徹底的に調査する
- ライティング以外のスキルも身につける(マーケティングやデザインなど)
クライアントとは良好な関係性を心掛ける
特に在宅で働くフリーランスは、孤独なイメージを持たれがちですが、実際にはそんなことはありません。
筆者は、「フリーランスこそ、コミュニケーション能力が問われる仕事」だと考えています。
仕事を依頼してくれるクライアントがいなければ、フリーランスとして報酬を得ることはできないからです。
クライアントと良好な関係を築くことができれば、継続的に仕事をもらえたり、単価がアップする可能性もあります。
納期を守ることはもちろんですが、常に誠実な対応を心掛けましょう。
- 指定された納期よりも早く仕事をあげる
- クライアントからの連絡には迅速に返信する
- クライアントから助言があった際は素直に受け止める
- 直接やり取りできる機会があれば、積極的に関わるようにする
複数の案件を掛け持ちする
仕事が安定しないという点は、フリーランスの不安要素のひとつです。
継続案件があったとしても、急な契約終了などにより収入が減ってしまうリスクは常に考慮しておかなければなりません。
そのような時には、複数の案件を掛け持ちすることで収入源を分散し、リスクを軽減できます。
複数の仕事を両立するのは簡単ではありませんが、多方面で収入を得ることで、年収アップも期待できます。
筆者も、複数の案件を掛け持ちするだけでなく、以下のような方法で収入源を分散しています。
- 継続案件を複数掛け持ちする
- ブログでアフィリエイト収入を得る
- SNSでPR案件を引き受ける
- ライティング以外の副業をする
稼ぐための努力と工夫をする
フリーランスで稼ぐためには、案件の報酬アップも重要です。
報酬が上がれば、働く時間を変えなくても収入を増やすことができます。
報酬アップを狙う具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 受注する仕事を増やす
- 資格取得で高単価案件に挑戦する
- 継続案件を探す
- 専門性を磨き、希少価値を高める
ただし、稼ぎたいあまり無理をしてはいけません。
特に、家事・育児と仕事を両立している女性は、時間的な制約があります。
許容量を超える仕事を抱えると、納期を守れず、クライアントとの信頼関係を損なう可能性もあるため、注意が必要です。
ライフワークバランスを考慮し、無理なく取り組める範囲で報酬アップを目指しましょう。
実際に子育て中の筆者の場合は、以下のように取り組んでいます。
- 常に案件探しをして、高単価案件があれば積極的に応募する
- より単価が高い案件を得るために、専門的な知識を身につける
- 家事育児と両立できるよう、短時間で稼げる案件を探す
ポートフォリオは更新し続ける
ポートフォリオの重要性については先述した通りですが、一度作成したら終わりではなく、定期的に更新し、最新の実績を掲載しましょう。
ただし、全ての仕事をポートフォリオに入れる必要はありません。
クライアントからの評価が良かったものや、自信がある仕事を中心に掲載することで、より効果的にアピールできますよ。
WEBライターである筆者のポートフォリオには、以下のような内容を掲載しています。
- さまざまなジャンルの執筆経験
- 保有資格とその分野でのライティング経験
- 特に得意なジャンルは、複数の実績を掲載
まとめ:自分らしい働き方を見つけてフリーランスに挑戦しよう
本記事では、女性がフリーランスになるための方法やおすすめの仕事などを、筆者の実体験を交えて詳しく解説しました。
女性がフリーランスとして成功するためには、自分に合った仕事を選ぶことが最も重要です。
本記事の内容を参考にしながら、ぜひ自分のスキルやライフスタイルに合った仕事を探してみてくださいね。
最後に、今回ご紹介した内容を簡単におさらいしておきましょう。
- 働く時間や場所を選ばないことから、近年フリーランスになる女性が増えている
- 女性がフリーランスになるためには、「将来性」「働く場所」「感性や経験を活かせる仕事」を選ぶ
- フリーランスは全て自己責任。家族の協力と柔軟な対応力は必須。
- ステップ1:何で稼ぐかを決める
- ステップ2:スキルを身につける
- ステップ3:ポートフォリオを作成する
- ステップ4:開業届を出す
- ステップ5:家族にも協力してもらう
- WEBデザイナー
- 動画編集者
- WEBエンジニア
- イラストレーター
- 写真家・フォトグラファー
- WEBライター
- アフィリエイター・ブロガー・SNS運用
- バックオフィス・データ入力
- 家事代行
- オンライン秘書
- WEBマーケター
- WEBコンサルタント
- 翻訳者・通訳者
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 宅建士(不動産業者)
- 営業代行
- インストラクター
- 経営者・オーナー
これらの要素を意識しながら、自分に合った仕事を見つけることが、フリーランス成功への第一歩となります。
女性がフリーランスとして働くことは簡単ではありませんが、ぜひ自分らしい働き方を見つけて、未来を切り拓いていってくださいね。
質問や感想があればご記入ください