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WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に就職は厳しい?→大丈夫です、なれます。

WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に就職は厳しい?→大丈夫です、なれます。

ここ数年で、WEBデザイナーの人気は爆上がりしました。

SNSでも、フリーランスのWEBデザイナーを名乗って日常を発信している人やWEBデザイナーをおすすめする広告が増えてきましたよね。

この記事を読んでくださっている方も、おそらくWEBデザイナーの仕事に興味があるのだと思います。

しかし、デザイナー人気が高まる一方で、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に就職は難しい」という声も見られるようになりました。

WEBデザイナーは給料が低くて残業が多く、そもそも未経験から目指すのは無理だという意見は、あなたも見かけたことがあるかもしれません。

結論を先にお伝えしておくと、WEBデザイナーになるのは簡単ではありません。ですが、デザイン経験がないあなたもなれる可能性は十分あります

私はこれまで、数千人もの「WEBデザイナー志望者」を見てきました。

その数千人の中には、「パソコンも触ったことがない状態からたった半年でWEBデザイナーとして転職した人」や「フリーランスデビューの目標を叶えて、旅をしながら自由気ままに働いている人」などが多くいます。

その一方で、「インターネットで見たWEBデザイン業界の情報だけで判断して、勉強方法を間違えている人」「スクール選びに失敗し、50万近くお金を払ったのに転職はおろか副業でも稼ぐことができなかった人」もたくさん見てきました。

「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」の中でも、デザイナーになれる人と難しい人がいるのです。

そこで今回は、WEBデザイナーのことが気になっている方に向けて、

  • WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に就職は厳しいのか?
  • そもそも「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」って何?
  • WEBデザイナーとして就職できない人の特徴
  • ネット上で誤解されているデザイン業界の真実
  • WEBデザイナーとして就職するためのコツ

といった内容を1つの記事にまとめました。

この記事を最後までしっかり読んでいただければ、あなたもWEBデザイナーを目指すための正しい知識・WEBデザイナーとして稼いでいくなるために必要な前提知識が得られます。

少し長くなってしまいましたが、ぜひ最後までお読みください。

\ 14364人にセミナーをして分かった!/

目次

【結論】あなたもWEBデザイナーとして就職できる

導入でもお伝えしましたが、あなたも今からでもWEBデザイナーとして就職することはできます。

デザイナーとして就職するのは、決して簡単ではありませんが、最初から諦めたほうがいいほど難しいわけではありません。

なので、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に就職は難しい」という声は無視して構いません。

これまでもデザイン未経験から就職・転職に成功した人はいる

実際に日本デザインスクールからは、毎月50人ほどが卒業しています。

その多くが就職ではなく副業やフリーランスの道を選んでいますが、就職すると決めている人の中にはスクール在学中に作ったポートフォリオを提出しただけで即内定がもらえた、という人もいます。

また、私も実際にWEBデザイナーの採用に携わることもありますが、気になるのは本人のやる気など内面的な部分と、デザインスキルだけです。

つまり、採用されるレベルのデザインスキルさえ身につければ、誰でもデザイナーとして就職できます。

経験の有無やデザインセンスも関係ないのです。

未経験からデザイナーに転職したい方へ

仕事を3つ掛け持ちし、月収13万円だった状態から、たった学び始めて3ヶ月で転職に成功した女性の動画をぜひご覧ください。

制作会社のリアルな雰囲気や、デザイナーとして稼ぐコツも語ってくれているので、デザイナーに興味がある方は必見の動画です。

WEBデザイン業界全体が誤解されている

今回記事を書くにあたって、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」というキーワードを含めて書いてある記事や知恵袋、SNSのコメントを一通りチェックしました。

そこで感じたのは、全体的に「情報が古いな」ということ。

例えば、

  • プログラミングの専門知識が必要
  • 飽和状態なので就職できない
  • 給料が低くて激務
  • 未経験からの習得に時間がかかる

などが書かれていましたが、すべて情報として間違っています。

確かに、WEBデザイナーがコーディングの作業まで一貫しておこなっていた時もありましたし、飽和状態だと言われていた時もありました。

また、WEBデザイナーになるためには専門学校を卒業したり、最低でも1年はスクールに通わなければならないと言われていましたが、実際には未経験でも半年もあればスクールを卒業し、転職することができます

(先ほど動画をご紹介したみゆみゆさんも、スクール受講が2ヶ月と転職活動が1ヶ月なので、わずか3ヶ月でデザイナーとしてデビューしました。)

デザイン業界への誤解については、後ほど詳しく解説していきますが、個人情報等の都合上、WEB記事には載せられない情報もたくさんあります。

リアルな業界事情について詳しくお話ししている無料のセミナーがあるので、「やっぱりWEBデザイナーを目指しとけばよかった」と思う前にぜひ一度、お話を聞きに来てください。

▼セミナーについて詳しく紹介している記事はこちら

そもそも「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」の始まりは掲示板

そもそも、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」なんていう特殊な言い回しが使われているのは、2012年、有名な掲示板サイト「2ch」に同タイトルのスレッドが立てられていたから。

現在その掲示板は見れなくなっていますが、残っていたデータを確認したところ、かなりリアルな現場の声が書かれていたので簡単に紹介させてください。

いまWEBデザイナーを目指すかどうか悩んでいる人のヒントになるかと思います。

  • 未経験だろうと、制作物が上手だったら雇われるチャンスはある
  • 履歴書に資格が書いてあるかなんて見もしない(そもそも持っている人がいない)
  • 雇うなら即戦力しか無理、初心者を育てる余裕なんかない
  • デザイナーにもコミュ力はある程度必要
  • 定時上がりが普通な会社もある
  • どこまで任せられるかは会社次第。
    サーバーやメールの設定からエクセルマクロ計算まで頼られることもある。
  • 月初は余裕があるが、月末は残業まみれで超忙しい
  • 職業訓練校は当たり外れが激しい。良い講師に当たればラッキー

あくまで10年以上前の情報であり、掲示板の書き込みなので信ぴょう性は高くありません。

ですが、今回載せた8つは、企業によりますがだいたい変わっていないのではないかと思います。

特に、書き込みの中でも共感した箇所がこちらです。

金を稼げると思ってWEBデザイナーになったら実際そうでもないし、自分の時間もてなくてガッカリなんて当たり前どの業界も一緒だと思うけど、何なんだろうね、WEBデザイナーへの憧れ持ってる奴ってやたら夢見がちw

2ch 「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」より引用

これはまさにその通りだと私も感じました。

WEBデザイナーの仕事が、他の仕事に比べてすごく厳しくて大変だとは思いません。ですが、「WEB系」「デザイン」というだけで、なんとなくイケイケで楽しくて、簡単に稼げる仕事という印象がもたれがちなのも事実です。

実際に広告やSNSでもWEBデザイナーの仕事を良い方に誇張しすぎだなと感じるものが流れてくるので、一般的に「楽そうだ」「自由度が高そう」「稼げそう」と思われるのも無理はないと思います。

そのような「WEBデザインの仕事を誤解している人たち」に対して、楽に稼ぎたいだけならWEBデザイナーは目指さないほうがいい、というメッセージをこめて、この掲示板を作ったようです。

※掲示板のデータが残っているサイトは現在もありますが、安全性が低く、勝手に違うサイトに飛んでしまう仕様になっているので、今回は引用元リンクの掲載は控えさせていただきます。

意外と知られてない、WEBデザイナーとして就職できない人の4つの特徴

WEBデザイナーとして就職するのは難しくないとお伝えしましたが、誰でも簡単に就職できるわけではありません。

ここからは、これまで数千人を見てきて分かった「WEBデザイナーとして就職できない人の特徴」を4つご紹介します。

「未経験OK」の意味を勘違いしている

WEBデザイナーの求人広告には、「未経験OK」と書かれていることがあります。

この意味を勘違いして、とりあえず未経験OKのデザイナーの求人に応募している人は、ハッキリ言ってWEBデザイナーとして就職できません。

未経験OKとは、「実務の経験がなくてもOK」の意味。

「デザイン制作のスキルがなくても良い」という意味ではありません。

ですがこの意味を勘違いしてしまい、ポートフォリオ(作品集)なしに履歴書だけを送ってくる人が本当に多くいるのです。

実際に、日本デザインでも「未経験OK」と書いてデザイナーを募集したところ、作品を添付してくれた人は1割もいませんでした。

基本的に、未経験からスキルなしで雇ってくれる企業はありません。表向きはスキル不要と書いていても、実際に入社したらデザイン以外の雑務しか依頼されないこともあります。

デザイナーとして就職したいなら、即採用されるレベルのポートフォリオが必須だと覚えておきましょう。

独学でデザインスキルが身につくと思っている

独学でWEBデザインスキルを身につけるのは、不可能とは言いません。ですが、可能性はとても低いです。

そう言い切れるのは、独学で失敗して、「もっと早くスクールに通っておけばよかった」と後悔した人をたくさん知っているからです。

一般的に、独学で学べるのは正解が決まっているものだけ。

たとえば、ピアノの演奏には楽譜という「正解」があります。楽譜を見ながら練習すれば正解通りにできるようになりますが、楽譜通りに弾いただけの演奏は素人レベル。

人に感動を与え、お金を払ってもらえるレベルの演奏をするためには、プロに習って演奏の表現力を磨く必要があります。独学だけでプロのピアニストになれる人なんて、ほとんどいないのは想像がつくと思います。

デザインも同じです。Photoshopの使い方には正解があるので、参考書や動画で学べば使えるようになりますが、ツールが使えるだけでは他の作品を真似ることしかできませんよね

オリジナルの作品が作れなければ、企業から雇ってはもらえません。

デザイナーとして必要なのはツールを使うスキルではなく、ゼロからオリジナルのデザインを作るスキル。このスキルを独学で磨くのはほぼ不可能なのです。

デザインが学べないデザインスクールに通ってしまう

デザイナーとして就職できない人の特徴3つめは、スクール選びで失敗してしまうこと。

独学で身につけるのは不可能に近いとお伝えしましたが、スクールに通えばデザイナーになれるわけでもありません。

WEBデザインスクールは大きく3種類に分けられます。

  1. Photoshopというツールの使い方が学べるスクール
    →受講生の作品、ポートフォリオが公開されていないことが多い
  2. WEBサイトを制作するためのコーディングが学べるスクール
    →作品は公開されているが、シンプルで装飾の少ないシンプルなサイトが多い
  3. デザインスキルを磨くことができるスクール
    →バナーやホームページなど多種多様な生徒作品が公開されている

↑これ自分で書きながら、結構いい発見だと思ったんだけどどう?笑

デザイナーとして転職したいなら、絶対に3つめの「デザインスキルを磨くことができるスクール」を選んでください。

ですがとても厄介なのが、その違いが表面からはわかりにくいこと。

どのスクールも、「未経験からWEBデザイナーになれる」と謳っているので、違いがわかりにくいのです。

見極めるポイントは、カリキュラムや卒業生の作品、声(インタビュー)をしっかり見ること。

「転職できた!」と書かれていても、よく読むとデザイナーではなくコーダーとして採用されたなんてこともあります。

年齢が40歳を超えている

WEBデザイナーを目指すのに年齢は関係ありません!

…と言いたいところですが、デザイナーとして就職するなら40歳以上の方は厳しいです。

これは、デザイナーの仕事には関係なく、転職業界の問題。

転職業界では「35歳限界説」という説も唱えられており、30代後半以降は特に転職が厳しいのです。

実際、40歳以上の方が就職できないわけではありません。ですが、企業側として「できれば雇いたくない」のも事実としてあります。

多くのデザイン会社では、20代で入社して経験を積み、30代に入ってからディレクターというデザイン制作の工程を管理したり、デザイナーに指示を出したりする立場になります。

そんな環境で40代の新人デザイナーを雇うデメリットは多いのです。

たとえば、

  • 年上の後輩に指導、指示するのは気が引ける
  • 自分の指示を聞いてくれるか不安
  • 20代のデザイナー達と仲良くできるかわからない
  • 20代のデザイナー達に偉そうな態度を取らないか不安
  • いま雇っても20年ほどしか働いてくれない

などが挙げられます。

このデメリットを超えるメリット…具体的には高いデザインスキルやマーケティングの知識、コーディングスキルがあれば雇ってもらえることもありますが、可能性としては低いです。

ただし、40歳以上の方が「WEBデザイナーとして稼ぐのが無理」というわけではありません。副業やフリーランスとして、個人で案件を受注する分には、年齢は関係ないからです。

むしろ、人脈が多い40代以降の方の方が、稼ぎやすいこともありますよ。

WEBデザイナーを目指すあなたに伝えたい6つの真実

最初の見出しで、

  • プログラミングの専門知識が必要
  • 飽和状態なので就職できない
  • 給料が低くて激務
  • 未経験からの習得に時間がかかる

などはすべて誤解だとお伝えしました。

ここからは、一般的に誤解されているWEBデザイナーの真実を詳しく紹介していきます。

WEBデザイナーの仕事はあくまでデザイン制作である

WEBデザインの仕事について調べていくと、「コーディング(プログラミング)も学ばなければいけない」「コーディング知識のないデザイナーは使えない」と書かれていることがあります。

ですが、これはあくまで一昔前の話。

2023年現在、WEBデザイナーを目指すのにコーディングスキルは必要ありません

かつて、WEBデザイナーの仕事といえばWEBサイト(企業のホームページ)を作ることでしたが、今は広告バナーやサムネイルなどのデザイン制作だけをおこなうデザイナーもいます。広告バナーのデザインにコーディングは一切必要ないのです。

また、コーディングは「コーダー」という専門の人がいます。

コーディングが好きなら学んでおくのもありですが、「デザインがやりたい」「プログラミングが苦手」なら、コーディングではなくデザインを学びましょう。

確かに現在でも、「デザイナーにはコーディングまで担当してもらう」という企業もあります。そのような企業の方からしたら、コーディングができないデザイナーが入ってくるのは迷惑かもしれませんが、そんな企業はごく一部なので、安心してください。

むしろ、デザイン業界的に嫌われているのは、デザインもろくに作れないのにコーディングを学んでデザイナーを名乗っている人。それはただのコーダーです。

結論をまとめると、

  • デザイナーになりたいなら、コーディングを学ぶより先にデザインを極めるべき
  • コーディングは、やりたいならやればいい

です。

※ただし、WEBサイト(ホームページ)やLPのデザインのコーディングを依頼するために、ある程度の基礎知識は持っておく必要があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

業界は常にWEBデザイナー不足で悩んでいる

「デザイナーは人気だから、市場は飽和している」と言われていますが、ウソです。

正しくは、「デザイナーの数」で見ると飽和していますが、「市場に求められるレベルのデザイナー」の数は全く足りていません。

特に「Photoshopが触れる」「ちょっとしたバナーなら作れる」というレベルのデザイナーは急増したため、飽和していますが、レベルの高いデザイナーは一切飽和していないのです。

その原因は、デザインスキルが身につかないスクールの卒業生が増えているから。

先ほど、デザインスクールは大きく3つの種類に分けられるとお伝えしました。

  1. Photoshopというツールの使い方が学べるスクール
  2. WEBサイトを制作するためのコーディングが学べるスクール
  3. デザインスキルを磨くことができるスクール

このうち、1または2を卒業したデザイナーは、確かにPhotoshopを扱ったりサイトのコーディングができるので「デザイナー」として嘘ではありませんが、企業が求めている「クオリティの高いデザイン」「広告で反応が取れるデザイン」は作れないのです。

実際に、クオリティの高いデザインが作れるデザイナーは引っ張りだこで、営業をしなくてもどんどん依頼がくるそうですよ。

面接官は資格を持っているか見ていない

デザイナーを目指すなら、資格は必要ありません。

むしろ、時間の無駄なので資格の勉強はしない方が良いです。

制作会社に勤務していたデザイナーによると

そもそもデザインにどんな資格があるのか知らない(色彩検定は聞いたことがある)

会社のデザイナーの誰1人として資格を持っていない

採用するときに資格の欄を見たことがない

とのことでした。

また、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」の元ネタになった掲示板でも、「資格を持っているかなんて見ていない」と書かれていました。

繰り返しお伝えしてきましたが、デザイナーに必要なのは資格ではなくデザインスキル。面接で見られているのはあなたが作った作品集のクオリティです。

資格に全く意味がないわけではないですが、デザイナーを目指す上で遠回りになるので、資格を勉強する時間は、オリジナルの作品を作ったり、クラウドソーシングサイトのコンペに応募して力試しをするのがおすすめですよ。

センスは必要だけど、今はなくても良い

「センスがない奴はデザイナーになれない」と言われたり、聞いたりしたことがあるかもしれません。

確かに、デザイナーにある程度のセンスは必要です。そして生まれつきそのセンスを持っている人もいます。

ですが、そのセンスは後天的にも磨くことができます。センスとは結局、知識と経験でしかないからです。

センスがない=デザイナーになれない、というわけではありません。

実際に、日本デザインスクールの卒業生の中にも、「ダサい」「センスがない」と言われていた状態から、センスを磨きフリーランスのWEBデザイナーとして活躍している人もいます。

「センスがないとWEBデザイナーになれない」は大きな誤解なので、センスがないからと諦めないでください。

駆け出しの年収は正直低い

「WEBデザイナーとして月収100万!」

と謳っている広告や記事って、たくさん見かけますよね。

実際に、日本デザインスクールの卒業生にも、卒業後半年で月収50万や100万を達成した人がいるので載せています。

ですが、ぶっちゃけそんなに甘くないのが現実です。

デザイナーとして就職すると、最初は月収20万以下からスタートすることもあります。

就職してすぐはまだ教えてもらったり、先輩に修正してもらうことが多いので、お給料は低いのです。

また、フリーランスWEBデザイナーが稼いでいる印象から、「デザイナー=稼げる」と思われがちなのですが、正社員はそこまでお給料が高くありません。

ディレクター職まで上がると給料は高くなりますが、それでも年収1000万を超える人はごくまれです。

フリーランスWEBデザイナーの給料が高いのは、値段を自分で決められるからです。

デザインレベルの高い人が少ないため、レベルの高い一部の人に仕事の依頼が集まります。そのため、ある程度値段を上げても依頼は来るので、月収50万や100万も叶うのです。

ですが、フリーランスは不安定さという大きなデメリットがあります。不安定さと引き換えに高収入が叶っているようなものなので、安定している正社員のWEBデザイナーは、そこまで稼げないと覚えておきましょう。

また、フリーランスも最初から高単価で稼げるわけではなく、最初は1000円のバナーの3時間も5時間もかけて作っていき、徐々に単価を上げていく、地道な稼ぎ方です。

会社によっては残業地獄になることもある

残業の量は企業によって異なりますが、業界全体として残業が多めなのは事実です。

特に、いろんな企業からデザインを受注している制作会社の場合、月末納期が多く、残業が増えます。

会社は、あくまでチーム戦。

もし自分の担当する案件が終わっていても、チームのどこかに遅れが出ていたら残業になる場合も多いです。

新人のうちは自分がチームの足を引っ張るかもしれません。

働き方改革によって遅くまでの残業も減ってきているそうなので、昔ほどは残業は多くないと言われていますが、残業はそれなりにあると覚えておきましょう。

WEBデザイナーとしての就職に失敗しないための6箇条

続いて、WEBデザイナーとしての就職・転職活動を始める前に知らないと損をする、失敗しないためのポイントを6つご紹介します。

現役デザイナーかつ指導のプロから習うべし

記事の前半で、デザインを独学で身につけるのは難しいとお伝えしました。

ですが、残念ながらただデザイナーからデザインを教わればデザインスキルが身に付くというわけではありません。

NGな講師には主に3つの特徴があります。

  1. 現役のデザイナーではない
  2. デザインを言語化できない
  3. いいところを褒めてくれるだけでフィードバックをくれない

まず、現役のデザイナーから教わりましょう。

職業訓練校や老舗のスクールには、現役を退いて10年近く経っている講師がいます。

当たり前ですが10年も経てばデザインの流行は変わりますし、その講師に習ってもどこか古臭い印象のデザインが作れるようになるだけです。

また、デザイナーの中には元々センスがよかっただけで、言語化して教える訓練をしていない講師や、ただ「良い感じだね」と褒めてくれるだけの講師もいます。

頭のいい人が必ずしも勉強を教えるのが上手ではないように、デザインが上手ければ指導も上手なわけではありません。

講師の質については、卒業生の口コミや声を確認するのが一番です。

必ず妥協せず、現役かつデザイン指導にも特化している講師を探しましょう。

ポートフォリオのクオリティを上げるべし

こちらもすでに何度か書きましたが、採用担当者が最も見ているのは、ポートフォリオのレベルです。

とにかくポートフォリオにクオリティの高い作品を載せてください。

ポートフォリオは量より質が大切なので、クオリティに自信のある作品を5~10個に絞って載せましょう。

作品を知り合いに見てもらい、どの作品が上手に見えるか選んでもらうのも良いですね。

ポートフォリオのクオリティを上げていくおすすめの方法は、クラウドソーシングなどのコンペ案件(※)に応募しまくること。

コンペに通ったら、ポートフォリオ内に実績として「〇〇コンペにて〇人の応募の中から選んでいただいた作品です」と記入することができますし、選ばれなかったとしても「どんな作品が選ばれるのか」が学びになります。

また、落選作品も写真やコピーを変更することでオリジナル作品としてポートフォリオに載せることができますよ。

※コンペ案件とは、複数のデザイナーが1つのデザイン依頼に応募し、実際にテーマに沿ったデザインを作ってそのクオリティで競い合う案件のことです。案件に選ばれない限り報酬は発生しません。

制作会社と事業会社の違いを理解しておくべし

デザイナーの主な就職先として、「制作会社」と「事業会社」の2種類あります。

なんだか似た名前ですし、どちらもデザインを作る仕事ですが、実際に働く環境は大きく異なります。

どちらが良い/悪いは無いですが、就職活動を始める前に、どちらの会社に勤めたいかは考えておきましょう。(もちろん、どちらも受けてみることもできますよ。)

会社の特徴と、メリットデメリットをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

制作会社

ひとことで言えばデザイン量産会社

クライアントから依頼されたホームページ、バナーのデザインを作り、納品することで収益を上げています。

クール系のデザインを依頼してくる企業から、ポップで可愛らしいデザインを依頼する企業まで様々あるので、いろんなタイプのデザインに挑戦できます

また、社内にデザイナーが多いので、わからないことが聞きやすいメリットもあります。

デメリットは何より納期前の大変さ。月末は複数のクライアントの納期が重なり、かなりバタバタなんだそうです。

また過去には、営業の人手が足りなくなったことで営業の仕事に移されたデザイナーもいるそうですよ。

メリットデメリット
いろんなタイプのデザインが作れる
・社内にデザイナーが多い
・納期前は残業になりがち
・会社によっては営業を兼ねることもある

事業会社

ひとことで言えば企業のデザイン部門担当

事業会社とは、オリジナルの商品を持っていて、商品企画から販売促進、デザインまでをその会社の中でおこなっている会社のことです。

もしデザイナーとして就職すれば、あなたはその企業の「デザイン部門担当者」になります。

事業会社に就職するメリットは、売り上げに直結させられること。制作会社のゴールはあくまで「クライアントの満足するデザインを作ること」ですが、事業会社なら、デザインの効果まで計測するので、やりがいがあります。

また、デザインから派生してSNSや広告の運用、マーケティングの仕事も任されることもあるので仕事に飽きにくいそうですよ。

一方デメリットは、デザインの専門会社では無いこと。社内にはデザインのことを理解している人は少ないです。

デザイナーの数が少ないのに一気にデザインの仕事が振ってくることがあったり、会社のパソコンにPhotoshopが入っていなかったりなど、苦労することも多いようです。

メリットデメリット
売り上げに関われるのでやりがいがある
・デザイン以外の仕事も経験できる
・デザイナーの数が少ない
・デザインに必要なツールが揃っていない

職場への過度な期待は捨てるべし

デザイン会社は、良くも悪くも普通の会社が多いです。

職場の雰囲気や残業の量、福利厚生に関しては企業ごとに異なるので一概には言えませんが、「IT系」「デザイン系」というだけでなんとなく明るく派手めな印象を持たれるようですが、ほとんどが普通の会社です。

デザイナーと言っても服装は地味な方もいますし、根が明るい人もいれば暗い人もいます。

また、お給料も新人のうちは低く、スキルや役職が上がれば徐々に上がっていきます。

福利厚生も特別いいわけではなく、パソコン関係の補助が少し多いくらいで、普通です。

ここまで読んでくださった方なら、「デザイナーってなんかオシャレだから」「職場環境も良さそう」なんて理由で目指してはいないと思いますが、

参考までに、転職に関するQ&Aサイトに載っていたリアルな声を一部ご紹介しますね。

  • 出張やら出向やらで人がいなくなることが多い
  • クライアントとの打ち合わせがない限り、全員私服
  • 長時間椅子に座りっぱなしになるので、みんな共通して肩こりや体の凝りに悩まされている
  • 朝礼が終わって着席すれば、会議以外はほぼ会話なし、静か

参考:転職ステーション「QWebデザイナーの方、職場の雰囲気を教えてください。」

WEBデザイナーにはフリーランスという選択肢もある

ここまで、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」という掲示板のネタを元に、WEBデザイナーとして就職することについてお伝えしてきました。

ですが、WEBデザイナーとして働く道は1つではありません。

最近では、フリーランスという働き方も一般的になってきています。

自分の理想とする働き方に合ったデザイン会社が見つからなければ、フリーランスを目指すのもアリです。

とはいえ、フリーランスとして稼いでいくのは正直、就職するよりも難しい道です。

実力がなければ仕事は受けられませんし、常にライバルのデザイナーとの戦い。

会社員のように、仕事に対する強制力も低いので、やる気が出ない日もあるかもしれません。

それでも、フリーランスに挑戦する価値は、私はあると思っています。

1つは、自分の実力が試せること。

自分のスキルレベルはどのくらいなのか、1つの作品に対して、どのくらいの値段なら払ってもらえるのか、シビアに見られる世界です。

就職してしまうと自分の実力をシビアに見られる機会は減ります。デザイナーとしてグングン成長していきたい方には、フリーランスの方が合っていると思います。

2つ目は、自由に働けること。

出産、子育て、パートナーの転勤、留学の夢など、場所や時間に縛られずに働くことで楽になるライフイベントはたくさんあります。

高いスキルさえ持っていれば正社員として再就職することもできるので、ライフイベントに合わせて、一時的にフリーランスになるのは良いと思いますよ。

そして、それは「副業WEBデザイナー」という形でもかまいません。睡眠時間を削ることになったり休日がなくなったり、大変なこともありますが、会社員という安定した軸を保ちつつ副業でデザインに挑戦することもできるのです。

ぜひ、就職という道に縛られず、フリーランスとして挑戦することも視野に入れてみてくださいね。

最後に、私から伝えたいこと

今回、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」という切り口で書かれた記事や書き込みをたくさん見て、デザイナーの仕事について誤解されてしまっている部分が多いなと感じ、この記事を書きました。

できるだけ正しい情報をお伝えしようと思い、現役のデザイナーさんからも意見をもらいながらまとめていきましたが、今回書いた内容は全ての会社に当てはまるわけではありません。

当たり前ですが、デザイナーの働き方、仕事内容は企業によって異なるからです。

それでも私がこの記事で伝えたかったのは、ネットの情報だけを信じて夢を諦めたり判断したりしないでほしいということ。

「未経験から目指すのは無理」
「デザイナーなんて、給料が低くて激務」
「デザイナーは飽和してるから、就職は厳しい」
「デザイナーといえど、プログラミングの専門知識が必要」

こんな言葉を鵜呑みにして、デザイナーになる夢を諦めないでください。

  • 未経験からデザイナーになって夢だった海外留学に踏み出せた方
  • デザインスキルを身につけて、何もできないと思っていた自分に自信が持てた方
  • パートを3つも掛け持ちして毎日フラフラになりながら働いていた状態から、家でゆっくり子どもの面倒を見ながら働けるようになったママさん

など、理想の状態に近づいたデザイナーを、これまでたくさん見てきました。

あなたにできないはずがありません。

簡単なことではありません、それなりの努力は必要ですが、不可能では無いのです。

そして、この記事を読んで「やっぱりデザイナーになる夢を諦めたくない」「もっとリアルにWEBデザイナーのことを知ってから考えよう」と思ってくださった方へ。

日本デザインスクールでは現在、この記事では紹介しきれなかったWEBデザイン業界のことをぎゅっと凝縮したセミナーを期間限定で無料開催中です。

「デザイナーになってから後悔したくない」
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と考えている方にぴったりのセミナーとなっています。

人気のセミナーにつき、直近の日程はすでに埋まっていることもあるので、ぜひお早めにご予約ください。

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当メディアを運営している日本デザインスクールは、これまで14364人WEBデザイナーの仕事についてお伝えする無料セミナーを開催してきました。

その中で気づいたのが、WEBデザイナーへの誤解がある方が多いということ。中には一度勉強に失敗してからセミナーに来て「先に知りたかった」という方もいらっしゃいます。

そのような方が増えないために、特に多かった15の誤解を1つの資料にまとめました。勉強を始めてから後悔しないよう、ぜひ受け取ってください。

※非常に人気の資料であり、今後有料化する可能性もあるのでお早めに手に取ってくださいね。

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