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フリーランスがリアルに抱える16の悩みと解決策をお伝えします

フリーランスがリアルに抱える16の悩みと解決策をお伝えします

フリーランスは、時間や場所に縛られない自由で理想的な働き方ですよね。

仕事はしっかりと取り組みたい、けれども子供との時間は大切にしたいし、自分の趣味にも時間を使いたいなど、プライベートを大切にしたい、充実させたいと考えている方も多いと思います。

その一方で、フリーランスになったものの、不安や悩みを抱えている方もいます。

「フリーランスになって不安や悩みが増えた」
「フリーランスになってから後悔した」
「フリーランスの大変さがわかっていなかった」

など、WEB上でもフリーランスのネガティブな部分を書いている記事を多く見かけます。

フリーランスは、会社に属さないため1人での活動が主になり、さまざまなことを1人でやらなければなりません。

会社員時代は組織の中で動いていた分、ある意味で仕事に集中できていたと思いますが、フリーランスは

  • 仕事案件を自分で探さなければならない
  • 収入が安定せずに常に不安定である
  • 体調不良で仕事ができなくなったらどうしよう
  • 作業時間が多すぎる
  • 確定申告がわからない

などたくさんのことで悩み、対応していかなければならないのです。

せっかく会社員を辞めてあこがれのフリーランスになったのに、忙しすぎたり悩みが増えたりでは、いつまでたっても自分の理想の生活を手に入れることができませんよね。

悩むだけでは身動きがとれなくなるので、フリーランスとして活躍できるように、プライベートも充実できるように、解決・改善方法を考えていきましょう。

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目次

フリーランスの悩み1:来月も仕事があるかわからない

フリーランスでは、毎月の仕事を安定して獲得できるかが不安という人が多いです。

会社員と違い固定給ではないので、急に仕事が無くなると収入が途絶えることになります。

退職金や雇用保険がないので、貯金がなければ生活が成りたたなくなってしまうのです。

そうならないように、解決策を考えておかなければなりませんね。

解決策:長期案件を契約してもらう

収入を安定させるには、一定数の案件を継続的に受注するのが一番です。

単価の低い案件は、数をたくさんこなさなければなりませんし、高単価でも単発だと収入の上下が激しく安定しません。

そうならないように、一定数の案件を長期的に、継続的にもらえるクライアントを見つける必要があります。

中長期のプロジェクトに関わることも、継続案件獲得のコツです。

解決策:生活費2〜3ヶ月分は貯金しておく

フリーランスは、月の収入が一定ではありません。

高収入の月があれば、0円という月もあるかもしれません。

仕事では、納品後の支払いまでに時間がかかる場合もあります。

体調不良など不測の事態に備えて、仕事の必要経費、生活費を貯金しておくのをおすすめします。

目安としては2〜3ヶ月分の資金は用意しておくとよいでしょう。

フリーランスの悩み2:急に案件の継続を断られるかもしれない

いくら継続案件を契約していたとしても、クライアントの都合で一方的に継続を断られる可能性があります。

これはよくあることですし、仕方のないことですから何もいうことはできません。

その時に困ることがないように解決策を考えておきましょう。

解決策:1人のクライアントに頼らず分散させておく

1人のクライアントに依存する囲い込み型だと、そこからの仕事がなくなった場合、大変なリスクです。

リスクを回避するために、複数のクライアントと、いつでも仕事ができる関係性を築いておくのがおすすめ。

そのためには、こちらの状況を定期的に連絡したり、さまざまな案件に対応できることを伝えるなど、情報発信をしておきましょう。

解決策:+αの対応を心がける

クライアントに気に入ってもらえるように、案件対応だけでなく、その他の部分でも他とは違うことをアピールしましょう。

もちろん、案件においても、相手が求めるもの以上のことを提供できるとかなりのアピールになります。

それにプラスして、即レスや納期短縮、提案する、相手の手間を極力少なくすると、信頼度が増して良い印象を与えることができます。

フリーランスの悩み3:体調不良で働けなくなるかもしれない

フリーランスに限らず、突発的な怪我や病気は、誰にでも起こりうることです。

特に、フリーランスは仕事の作業時間が不規則で、体調不良になりやすいといわれます。

フリーランスは、不測の事態が起これば経済的なダメージが避けられません。

社会保障制度の恩恵を受けにくいこともありますので、自分で解決する必要があります。

解決策:健康診断を定期的に受けておく

フリーランスにもおすすめしたい健康診断。

フリーランスにとって、健康診断は受診の義務はなく、経費にも計上できませんが、健康に収入が左右されるので、定期的に受けることをオススメします。

早期発見にもつながるので、健康維持のためにも自己管理は大切ですね。

実は、健康診断を受けることで、「セルフメディケーション税制」という医療費控除の特例が受けられます。

健康維持・増進の取り組みをすると、対象となる医薬品(主に市販薬)の一定額以上の購入費用分について所得控除を受けることができます。

参考:セルフメディケーション税制とは|令和4年分 確定申告特集(本番編)

解決策:フリーランス向けの保険に入っておく

フリーランスは、福利厚生がありません。

不測の事態を考慮して、フリーランス向けの保険として「フリーランス協会」への加入をおすすめします。

フリーランス協会とは、フリーランスを支援する非営利団体のことです。

一般会員に加入すると、賠償責任保障や福利厚生など、会社員同様のさまざまな補償・サポートを受けることができます。

収入・怪我・介護の保険、弁護士費用保険の他に、仕事上の、納期遅延や納品物欠陥などの問題が起きた場合の「賠償責任保険」もあるのは魅力的ですね。

参照:会員特典/フリーランス協会だけの福利厚生。賠償責任保険や所得補償、健康診断優待、会計税務・法務サービスなど|フリーランス協会

フリーランスの悩み4:単価交渉をしたら契約自体を切られるかもしれない

フリーランスは、案件の単価交渉も自分でやらなければなりません。

しかも駆け出しの時期や、新規のクライアント相手だと、低単価になりがちです。

単価交渉をすると、契約自体を切られるかもしれないという思いから、なかなか言い出せないことも多いです。

そんな時の解決策をお伝えします。

解決策:信頼関係ができるまでは単価を交渉しない

クライアントに単価交渉をするまでに、しっかりとした信頼関係を築くことが重要です。

信頼関係が成り立っていないのに、いきなり単価交渉をしては、契約を切られる、もしくは単発で終わる可能性を高めます。

クライアントとの信頼関係を築くには、スケジュールを守る、連絡のレスポンスが早い、納品物の戻し・ミスがない(少ない)などを徹底することです。

相手の要望以上の成果を出せるようになって、相手に自分の価値を認めてもらってから交渉に入ると、スムーズに交渉ができるでしょう。

解決策:単価の相場を理解しておく

依頼を受けても、作業の相場がわからず、価格交渉が難しい人もいるかもしれません。

自分で極端に高額に設定してしまったり、逆に低単価で伝えてしまったり、安い金額で契約させられたりということになりかねません。

トラブルを防ぐために、事前に相手に予算を聞いたり、同業者で聞ける人をつくるなど対策を立てておくとよいでしょう。

事前に作業ごとの単価表などを作成しておくと、説明がしやすいです。

フリーランスの悩み5:営業がうまくできない

フリーランスは、自分で仕事案件をとることになりますが、全員が営業活動が得意というわけではありません。

何を話したらよいのかわからない、そもそも話をするのが苦手ということもあります。

営業がうまくできない人のために、解決策をお伝えします。

解決策:エージェントを利用する

話すことが苦手な人は、求人エージェントやクラウドソーシングサービスを利用するとよいでしょう。

仕事を発注したい人と受注したい人を仲介するサービスですので、条件が合えば仕事はあります。

求人エージェントは高単価案件がたくさんありますし、クラウドソーシングサービスは、低単価から高単価まで幅広いので、フリーランスになりたての人でも案件獲得が可能です。

利用すると手数料がかかりますが、補償もあり安心した取引ができるのもメリット。

その際は、一つではなく、いくつかのサービスに登録しておくことをオススメします。

解決策:SNSで発信する

SNSの活用は、現在の仕事案件獲得の手段としてとても有効になっています。

クライアント側も、受注者を探す手段の一つとして活用しています。

SNSは、広範囲で人脈づくりができるので、情報発信をおこなったり、フリーランス仲間や同業者とつながりができれば、仕事に関する有益な情報収集や、仕事の依頼がくる機会をつくれます。

友人・知人には、自分がフリーランスになったことを発信しておくとよいでしょう。

すぐに仕事には結びつくことは少ないですが、何かのきっかけで仕事依頼の声をかけてくれることもありますよ。

フリーランスの悩み6:プライベートの時間が作れない

フリーランスは、仕事が途切れる恐怖から複数の仕事をとってしまいがちです。

「仕事が忙しすぎて休みがない」という状況におちいってしまうこともあります。

さらに会社員のように「定時」がないので、プライベートの時間があいまいです。

自分の時間をつくるためにはどうすればよいのかを考えましょう。

解決策:仕事をしない時間や休日を決めておく

フリーランスは、生活スタイルを自分の都合で決める事ができます。

そうなると、不規則な生活になりやすいため、会社員のように規則正しい生活を心がけてください。

まずは十分な睡眠をとり、適度な運動とバランスの取れた食生活を心がけましょう。

定期的な健康診断を受けて、日頃の体調管理も必須。仕事をしない日も必要です。

仕事をする日としない日をしっかりと決めて、休日は余暇活動を楽しむようにすると、心身のリフレッシュになり、作業意欲も高まってよい効果を与えられますよ。

解決策:フリーランスになった目的を定期的に思い出す

フリーランスになった理由に、「好きな時に、好きな場所で、好きな仕事ができる」という、自由な働き方にあこがれを持った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、気がつけば案件獲得・案件をこなすことに追われる日々。

それでは、最初の目的と違うものになってしまいます。

会社員時代のように、時間や仕事にしばられることのないように、定期的に目的を思い出して、自分の仕事・環境の見直しを図るようにしましょう。

フリーランスの悩み7:スキルアップ・成長できているか不安

1人で作業をしていると、今の自分にどのくらいのスキルがあるのかがわからなくなります。

本当に成長できているかも心配になりますし、クライアントからほめてもらっても、本当にそうだろうかと疑心暗鬼になるかもしれません。

今の自分に、自信を持つためにするべきことをお伝えします。

解決策:資格取得にチャレンジしてみる

WEBデザイナーのように、資格がなくても高度な仕事ができる職種はあります。

たとえ資格が不要な職種であっても、スキルアップや自分の実力を図るために、関連する資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか?

正確な情報と知識を習得できますし、自分の実力を知ることで、スキルアップへの意欲が高まります。

スキル不足の不安解消にもつながるし、資格があればクライアントへのアピールにもなりますね。

解決策:案件の詳細・単価・かかった時間などを記録しておく

スキルアップ・成長をするために案件にかかった時間などの記録がオススメです。

通常は作業チームで行うことが多いですが、個人でも活用すると自分の現状の洗い出しや、時給換算での費用対効果など、見える化ができます。

単価に対して作業時間が多ければ時給が下がりますし、逆であれば上がりますよね。

単価が上がるということは、作業スキルや作業効率が良くなっているといえるので、今の自分の状況が把握できます。

これらは記録しておいて、定期的に確認するとよいでしょう。

フリーランスの悩み8:確定申告がよくわからない

フリーランスは、仕事で得た収入・支出・それらにかかる税金の計算を、個人で税務署に報告する確定申告があります。

これは、本業以外の事務作業に取り組むため、時間と手間を取られることになります。

確定申告は、やらなければいけないことなので、しっかりと取り組みましょう。

とはいえ、いきなり確定申告がきちんとできるわけではありません。

全くわからないという人もいると思います。

どのように進めたらよいか、解決策を考えていきましょう。

解決策:フリーランスの先輩を見つけて聞いてみる

確定申告の手順や内容は、書籍やインターネット検索で調べる事が可能です。

しかし、細かいところは中々理解しにくかったり、勘違いしながら進めている場合があります。

そんな時は、身近なところやSNSなどで、フリーランスの先輩を見つけて聞いてみるとよいでしょう。

先輩も、フリーランスになりたての頃は、同じように悩んだり間違えたりした経験があると思います。

また、同じフリーランスだからこそ伝えられる、アドバイスも受ける事ができるかもしれません。

解決策:不安だったらプロに頼るのもあり

頼る先輩がいなかったり、専門的なことで質問がしたい、自分で行うのは不安だという方、確定申告を丸投げしたいという方は、プロの税理士さんに依頼するとよいでしょう。

相談だけなら、回数制限がありますが、無料で受け付けてもらえることが多いです。

継続的に任せるなら、仕訳や財務諸表の作成も委託ができるところがあり、色々アドバイスも受けられます。

当然ですが、税理士に依頼する際は当然費用がかかります。

委託内容にもよりますが、数万円〜数十万円かかる可能性がありますので、費用を抑えたい方は、税務署職員に聞きに行くか、会計ソフトを使用して自分で申告するとよいでしょう。

ただし、税理士のところや税務署に行く際は、なるべく予約を取るようにしてくださいね。

フリーランスの悩み9:ローンが組めるか心配

みなさんは、フリーランスはローンが組めないと思っていませんか?

会社員でないと住宅ローンを組むことや、クレジットカード作成は難しいと思われがちです。

じつは、フリーランスでもカードは作れますしローンも組めます。

大切なのは社会的信用があるかどうかです。

社会的信用がなければ会社員でも難しいです。

では、社会的信用を得るためには何に気をつければよいのでしょうか?

解決策:税金は絶対に滞納しない

フリーランスになると、自分で納めなければならない税金は、主に固定資産税、自動車税、軽自動車税などがあります。

また、給与所得以外の所得が20万円以上ある場合には、自分で確定申告をおこない、所得税を納める必要があります。

税金や社会保険料の納付状況は、個人信用情報やカードローンの審査に影響しません。

ただし、住宅ローンなどには大きな影響を及ぼす場合があります。

個人信用情報は、知らないうちに傷ついてしまうことがあります。

いざお金が必要になった時点で気付いたのでは手遅れになるので、税金や公共料金は期限内に支払うようにしましょう。

解決策:所得を減らさないようにする

フリーランスにとって、節税はとても重要です。

1円でも多く節税して課税所得を抑えたいと頑張りますよね。

しかしこれは、ローンを組むうえではマイナスポイントとなってしまいます。

ローンの審査において重要視されるのは、売り上げではなくて所得です。

課税所得が少ないと、所得が少ないと判断されてローン審査に通りにくくなってしまいます。

そのため、節税で所得を減らしすぎると、所得が少ないと判断されてしまいます。

所得が少ないとその分借りられる金額が減るほか、返済能力も低く判断されます。

無理な節税はおこなわず、所得の計算をしっかりと行なって、所得と経費のバランスを調整するとよいでしょう。

フリーランスの悩み10:クレジットカードが作れるか不安

フリーランスになれば、仕事でかかる経費は全て自分で管理しなければなりません。

クレジットカードでは、利用記録が残り管理しやすいので、クレジットカードでの支払いがおすすめです。

ところで、フリーランスになってからクレジットカードは作成できるのでしょうか?

解決策:できればフリーランスになる前に作っておく

フリーランスは、会社員と比べてクレジットカードの審査に通りにくいといわれています。

全く通らないことはありませんが、審査では一定期間の収入状況を見られるので、会社員と比べると月の収入に変動があり、不安定なフリーランスが通りにくいのは確かなようです。

また、これからフリーランスになるという方は、独立後の収入見込みを立てなくてはなりません。

売り上げが安定するまでは、審査がとおりにくい可能性があるので、なるべく独立前に作っておいたほうが安心です。

解決策:比較的作りやすい法人カードを作成する

フリーランスでカードローンに申し込みをする際は、法人カードをつくることで支払いをスムーズにできます。
法人カードがあると、さまざまなビジネスシーンで利用できてとても便利です。

おすすめは、中小企業・個人事業主向けの法人カード「ビジネスカード」です。

ビジネスカードは法人の信用情報が審査されて、支払い口座も法人口座となりますが、中には個人の信用情報をもとに審査するものもあります。

起業してすぐの場合や個人事業主の場合は、個人与信のビジネスカードを選ぶといいでしょう。

フリーランスの悩み11:働くのに適した場所がない

フリーランスは、会社への通勤がないので、自分の好きなところで仕事ができます。

しかし自宅を働く場所にしようと思っても、自宅は日常生活で使用するものであふれていて集中できないと困るフリーランスも多いです。

また仕事とプライベートの区切りをつけないと、仕事に集中しにくいです。

作業スペースを確保するための解決方法を考えなければいけません。

解決策:自宅に作業用のスペースを作る

部屋の間取りや家族構成によって、作業スペースが確保できない方もいると思います。

もし十分にスペースを確保できなくても、作業に集中できる環境づくりは必ずおこなってくださいね。

手の届くところに、携帯電話や自分の好みのもの(ゲーム機など)、視界に入る情報をなるべくシャットアウトしてください。

照明の調整やコンセントの確保など、作業を快適にできる環境は整えましょう。

解決策:カフェやコアワーキングスペースを使う

自宅での作業が無理な場合は、カフェなどスペースを確保できる場所へ行きましょう。

ただし、周囲の音が気になるような場所は避けた方が良いですし、お店の迷惑にならないように、時間や注文に配慮しましょう。

また、コアワーキングスペースの利用もおすすめです。

作業空間をシェアするので、利用料金を安くおさえることができます。

誰でも自由に使用できる分、作業場所が確保できない場合もあるので注意してくださいね。

フリーランスの悩み12:誰に相談すればいいのかわからない

会社員であれば、上司や先輩、同僚などの相談相手がいるので、1人で悩むことも少ないと思います。

しかし、フリーランスは1人で仕事に取り組むため、何事も自力で解決しなければなりません。

仕事でのトラブルや、フリーランスならではの悩み事などを解決する方法をご紹介します。

解決策:フリーランスのコミュニティに参加してみる

フリーランスのコミュニティとは、フリーランスが集まって交流する、社会人サークルのようなものです。

参加者は、仕事の相談や、仕事をシェアしてもらえる、勉強会などのイベントに参加、コミュニティの特典を受けられるなどのメリットがあります。

その他にも、コミュニティメンバー同士が会話をしたり、コワーキングスペースの貸し出しや、セミナーの開催、福利厚生サービスの実施など、フリーランスに寄り添ったサービスが受けられることも。

オンラインでもオフラインでも交流ができるので、孤独にならずにフリーランスを続けられます。

解決策:相談窓口にも頼ってみる

フリーランスにはいろいろな悩みがつきません。

仲間や先輩に聞くことで解決できることもたくさんありますが、そのような人がいない場合や、専門的なことを聞く場合などには、どうすればよいかを考えてしまいますよね。

そんな時は、相談窓口を利用してみると良いでしょう。

フリーランスならではの悩みは、たくさんの案件に対応してきているので、親身になって相談にのってもらえますし、自分と似た悩みを例にあげて、解決策を提案してもらえるかもしれませんよ。

フリーランスが使用することのできる相談窓口は、

  • フリーランス・トラブル110番
  • 公益財団法人日本税務研究センター
  • よろず支援拠点
  • 法テラス
  • フリーランス協会

などがあります。

自分に合った相談窓口が必ずあるはずなので、ぜひ調べてみてくださいね。

フリーランスの悩み13:仕事仲間ができない

フリーランスは、人が集まる会社とは違い、どうしても1人で業務をこなす時間が長くなります。

たとえ自宅であっても、仕事のことは1人でこなさなければなりません。

もちろん、仕事のことで他の作業パートナーやクライアントと打ち合わせや会話もすることはあります。

しかし、気軽に相談できる相手や雑談ができる相手がいないため、孤独感を感じて精神的に辛いと思う人もいます。

孤独を解消するための解決策を考えましょう。

解決策:フリーランスが集まる会に参加してみる

フリーランスは、何もなければ仕事関係の人以外に同業者と会う機会はほとんどないと思います。

自分の世界に入ってしまうと、孤独感を感じたり、自分の考えが凝りかたまって視野が狭くなり、仕事にも悪い影響を与えてしまいます。

そんな時は、フリーランスが集まる会に参加してみるとよいでしょう。

同業者、異業種などさまざまな会があります。

他の人と話すことで、コミュニケーションがうまれてよい刺激になりますし、「よし、自分も頑張ろう!」という気持ちになるかもしれません。

あいさつや質問、受け答えなどで営業スキルも磨けると思います。

同業のフリーランス仲間を見つけたり、気軽に相談できるメンターを見つけたりすることができるかもしれません。

仲良くできるようになれば人脈も広げることができますよ。

解決策:SNS等で積極的に交流する

孤独になりやすいフリーランスだからこそ、人脈を大切にしていきましょう。

人脈を増やすことで、仕事に行き詰まったときや、トラブルが起きたときの悩み相談ができます。

客観的な意見やアドバイスがもらえますし、情報提供があるなどさまざまなメリットも受けられますよ。

新しいアイディアなどが生まれたり、一緒に仕事をさせてもらえる機会に巡り会えるかもしれません。

SNSで積極的にコミュニケーションをとって、信頼で関係を築ける仲間づくりをしていきましょう。

フリーランスの悩み14:自分だけうまくいっていない気がする

フリーランスで活動していく中で、案件獲得ができなかったり、思うように収入が伸びなかったりすることがあります。

頑張っているのにうまくいかないと、「私ってフリーランス向いてないのかも」「なんで私だけうまくいかないの?」などのネガティブな感情が沸いてくるかもしれません。

そんなときにSNSを見てみると案件獲得ができた話や、収入が7桁・8桁になりましたなど景気の良い話ばかり目に飛び込んできます。

自分はダメだな、この仕事に向いてないのかな?などと考えがちですが、そのようなことはありません。

解決策:案件獲得は個人差や運があることを理解しておく

フリーランスにとって、案件獲得は収入に直結することなので、他の人がどんな案件を獲得しているのか、どのような方法で獲得しているのかなど、とても気になるところだと思います。

しかし、あせりは禁物ですし、自分はダメだと落胆しないでください。

案件が獲得できなかったからといって、自分が他人より劣っているというわけではありません。

自分のスキルによるものもありますが、環境によることだってありますし、運やタイミングもあります。

それをつかむためには、自分を磨き、行動し続けることが必要です。

いつか、自分にもよい風が吹く日がくると、自分を信じて行動し続けることが大切ですよ。

気持ちが折れなければ、行動は続けられますし、自分自身をブラッシュアップすることもできます。

自分は自分だと割り切ることが大切です。

解決策:他人のSNSと比べすぎないようにする

SNSを見ると、多くの同業者が発信しています。

自分と同じぐらいのレベルの人もいれば、カリスマ的な人もいます。

投稿内容を見て、すごい!自分もこうなりたい!と思うこともあるんじゃないでしょうか?

たしかに、自分の理想の人、目標とする人を見つけることは大変よいことです。

しかし、今すぐそれを実現しようと考えることはしないでください。

成功している人も、フリーランスとして駆け出しの頃があったわけですし、色々な体験や失敗を重ねて今があるわけです。

それを飛び越えて、急にうまくいくことはありません。

SNSはあくまでSNS。どうすれば成功に早くたどりつけるようになるか、どんなスキルアップをすれば高単価案件をねらえるかなど、自分の進む道へのアドバイスとしてとどめておくのがよいでしょう。

中には、話を誇張している場合もありますから気をつけてくださいね。

フリーランスの悩み15:福利厚生や退職金などの手当がない

多くの会社員は退職後に退職金を受け取ることができます。

さらに条件を満たせば雇用保険に加入できるため、仕事を辞めたときには失業保険を受け取れます。

しかし、フリーランスは雇用保険に入れないため、失業保険がなく、仕事を長年続けても退職金が出ません。

では何か代わりになる制度やサービスはないのでしょうか?

いくつか、ご紹介できるものがあるのでお伝えしますね。

解決策:福利厚生サービスに加入する

福利厚生は、会社員のためのサービスでフリーランスには関係ない、と思われがちですが、最近では、フリーランスの増加に伴い、様々なフリーランス向けの福利厚生サービスができています。

おすすめは、「フリーランス協会」。

一般会員になると、健康診断などの福利厚生サービスやコワーキングスペースの優待、会計業務の効率化や法務相談などがあり、十分なサポートをしてくれますよ。

解決策:退職金の代わりになる制度を利用する

フリーランスに退職金はありません。

退職金は、会社員の退職金制度で、老後の生活を支える備えでもあります。

フリーランスには、それがないので将来が不安です。

そんなフリーランスでも加入できる、積立式の退職金制度や私的年金制度があります。

退職金制度では「小規模企業共済制度」があり、

  • 所得控除の対象なので節税につながる
  • 収入に応じて掛金を変えられる
  • 一時的な「掛止め」も可能
  • 貸付制度が使える

などのメリットがあります。

また、私的年金制度として「iDeco」があり

メリットは、

  • 所得控除対象のため節税になる
  • 出た利益は課税対象にならない
  • 元本確保商品も選べる

というメリットがあります。

これらは、国が作った制度なので安心です。

フリーランスの悩み16:いつまでフリーランスを続けるべきかわからない

フリーランスに定年はありません。

つまり、いつまでも続けられる職業です。

しかし、人によってはフリーランスを辞めるタイミングがあるかもしれません。

フリーランスを辞めるべきか続けるべきかの選択肢に迫られた時にどうすればよいのか考えてみましょう。

解決策:正解はない!自分がどう生きたいかをじっくり考える

フリーランスを続けることは容易ではありません。

良い時もあれば悪い時もあります。

先の不安を抱えながらも、それを糧に頑張る人もいるし、不安なのが嫌で会社員に戻る人もいます。

年齢層によっても、家族構成によっても考え方は変わります。

どれも正解はありません。自分が選んだ選択が、自分の将来を決めるのです。

だから、フリーランスを続けるか続けないか、自分はどう生きたいのかなどをじっくりと考える機会を作ってもよいでしょう。

1人で考え込まずに、家族や友人、フリーランス仲間と相談してみてもよいと思います。

解決策:一度正社員として再就職してみるのもあり

会社員からフリーランスに転職した人にとって、会社員に戻るという選択肢はあまり考えたくないでしょう。

しかし、収入が得られないままフリーランスを続けても、生活ができなくなってしまう可能性があります

フリーランスになったからこそ、経験したからわかることがあるので、それを逆に会社員で活かしてみるという考え方はどうでしょうか?

1人で頑張ってきた経験は、必ず役に立つはずです。

会社側も、フリーランスに就職してもらうメリットとしてスキルや経験値などに期待しているので、お互いにWIN-WINな条件なら選択肢に加えてみてくださいね。

まとめ

今回は、フリーランスの悩みについてお伝えしてきました。

フリーランスは、「来月もお仕事がもらえるのか」といった案件に関する悩みから、「病気やケガで働けなくなったらどうしよう」「スキルアップできているか不安」といった悩み、「仕事に集中できる場所がない」「誰に相談すればいいかわからない」など、多くの悩みを抱えています。

貯金をしておいたり、1人のクライアントに依存せず複数の案件を持っておいたりなどの対策方法もご紹介しましたが、1番大事なのは高いスキルを持つこと。

他の人には替えられない高いスキルを持っていれば必ず翌月も継続してもらえますし、諸事情で数ヶ月働けなかったとしても必ずまた依頼してもらえるはずです。

そのため、最初のうちは即レスを心がけたりプラスアルファの提案をしたりなど、スキル以外の面でカバーしつつ、スキマ時間でしっかりスキルを磨いていきましょう。

また、福利厚生や保険、税金のことは知っているだけで得することもたくさんあります。今回の記事でもいくつかご紹介しましたが、フリーランスの先輩に相談したりコミュニティに参加したりして、損しないようにしてくださいね。

フリーランスになっても悩みはつきもの。

でもその悩みはあなただけが抱えているのではなく、ほとんど多くのフリーランスが抱えていると思うと、少しは安心できるのではないでしょうか?

ぜひ今回お伝えした解決策を参考に、少しでもフリーランスとして仕事がしやすくなれば嬉しいです!

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