WEBデザイナーとして転職したり、フリーランスとして活躍したりするには実務経験が必要と見聞きしたことがあると思います。
そこでどのように案件を受注すればいいのか、どのくらい実務経験が必要なのかわからない方もいるはずです。
ですが、そもそも実務経験を積むには案件を勝ち取るためのスキルが必要です。
この記事では、
- WEBデザイナーとして実務経験を積むためにスキルが必要な理由
- 実務経験を積む4つの方法やコツ
- WEBデザイナーに実務経験が必要と言われる理由
について解説します。
これからWEBデザイナーを目指す方はもちろん、いま案件受注に困っている方の参考になる内容だと思うので最後まで目を通してみてください。
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WEBデザイナーが実務経験を積むためにはスキルが必要
冒頭でもお伝えしたように、WEBデザイナーに転職したり、フリーランスになったりするのには案件を受注するためのスキルが必要です。
なぜなら、WEBデザイナーに求められるのは売上や数値改善につながるデザイン、クオリティの高い作品だからです。
クライアントに求められる、クオリティの高い作品を作るには、売れるデザインを作るスキルを磨かなければなりません。
そして、WEBデザイン業界は実力主義の世界なので、スキルがなければ転職・就職はもちろん、案件を受注することさえできません。
一方で、スキルさえあれば年齢問わず、誰でも活躍できるのがWEBデザイン業界です。
一般に転職や独立には実務経験が必須と言われていますが、実務経験がなくてもデザインスキルを磨いたことで面接に合格するケースも少なくありません。
つまり、WEBデザイナーとして活躍するには、実務経験を積む前にスキルを身につけるのが一番重要なのです。
WEBデザイナーとして実務経験を積む4つの方法
スキルの重要性は伝わったかと思います。
では、スキルを身につけたとしてどのように実務経験を積めば良いのか。
今回はオススメの方法を4つご紹介します。
WEBデザインスクールでの案件紹介
1つ目が、WEBデザインスクールで案件を紹介してもらう方法です。
スクールはノウハウやスキルを身につける場所というイメージがありますが、スクールによっては実務案件を紹介してくれます。
案件の紹介方法はさまざまで、〇件まで無料で紹介してもらえるところもあれば、定期的に案件を紹介されてクオリティ次第でポートフォリオや実績に使えるケースもあります。
そのため、実務経験を積めるのはもちろん、スキルアップや腕試しとして活用できるのです。
スクール選びでは、スキルが身につくのかどうかが最重要項目ですが、卒業後に案件を紹介してもらえるかどうかでも比較してみるのがオススメです。
転職エージェントの求人を使う
WEBデザイナーとして転職して実務経験を積むのであれば、転職エージェントを通した方が良い条件の企業が見つかりやすいです。
ハローワークや求人サイトではなく、企業が報酬を払ってでもエージェントに求人募集を出しているのはそれだけ良い人材を求めているからです。
最近では未経験者に向けて学習機能付きの転職エージェントもあったり、働きながら初心者歓迎のサービスもあったりします。
忙しくてスクールに通う時間がない、独学で勉強を続ける自信がない方にはオススメのサービスなので、資料請求や一度電話相談などしてみましょう。
ただし、注意が必要なのがWEBデザイナーとWEBディレクターは全くの別物であるということ。
WEBディレクターの場合、WEBデザインができないケースもあるため、事前にエージェントや求人情報を確認しましょう。
▼WEBデザイナーにおすすめの転職エージェントはこちらの記事で詳しく解説しています
クラウドソーシングサービス
クラウドソーシングサービスは、自分で案件を探して実績を積みたい方にオススメです。
クラウドソーシングサービスとは、案件を探す労働者と労働力を探すクライアントをマッチングするサービス。
企業の求人よりも未経験歓迎の募集も多く、実務未経験の方にピッタリです。
未経験の場合は、単価が低い案件しか受注できないかもしれませんが、実務経験や実績を積むのにオススメです。
納品後はクライアントからのレビューも公開されるため、丁寧な対応やクオリティの高い作品を納品することでリピートされるだけでなく、他のクライアントからも依頼されやすくなります。
なかには、クラウドソーシングだけで数万円〜数十万円稼ぐデザイナーもいます。
営業活動や選考対策をせずに気軽に始められるのもオススメポイントです。
▼WEBデザイナーにおすすめのクラウドソーシングはこちらの記事で詳しく解説しています
アルバイト
WEBデザイナーとして実務経験を積むのに、アルバイトもおすすめです。
それはアルバイトは正社員に比べて、未経験でも採用されやすく、そのまま正社員として採用されるケースもあるからです。
一度その業界に入れば、未経験ではなくなり、スキルがあれば活躍できるのがWEBデザイナー。
企業は自社のテイストにあったデザインが作れるデザイナーを求めています。
正社員や業務委託を採用するよりも、アルバイトを採用して教育して正社員として雇用すれば、その後の教育や手間を省けるメリットがあるのです。
WEBサイトやバナー制作の求人には、正社員まで見据えた求人もあります。
他の選択肢よりもハードルが低いため、ぜひ挑戦してみてください。
▼WEBデザイナーのアルバイトに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。
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WEBデザイナーで実務経験を積むコツ
実務経験を積む方法をご紹介してきましたが、これらの方法を使ってもうまくいかない方がいます。
ここからはそんな方に共通する2つの共通点をご紹介します。
これらに気をつけるだけで一気に実務経験が積みやすくなる可能性もあるのでぜひ確認しておきましょう。
正社員にこだわりすぎない
1つ目が正社員にこだわりすぎないこと。
WEBデザイン会社に正社員として就職・転職するのが理想かもしれませんが、すんなり内定が決まるとは限りません。
就職・転職活動しながら、クラウドソーシングなどで案件を探すなど並行して進めることがポイントです。
またデザイン会社に入れたとしても、そこからさらにスキルアップやキャリアアップすることも視野に入れましょう。
しっかりデザインスキルを磨くことが一番重要ですが、時代のトレンドは早く常に自分もアップデートしなければライバルに抜かれてしまうのがデザイン業界です。
会社に入ることを最終目標とせず、WEBデザインをきっかけにWEBディレクターやWEBマーケターなど他のジャンルにも興味関心を持っておくと、活躍し続けるWEBデザイナーになれます。
ポートフォリオを作成する
WEBデザイナーにはスキルが大事とお伝えしましたが、ある程度身に付いたら実務経験を積むためにポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは自分の作品集のようなもので、実力を客観的に証明できるものです。
案件を獲得するにしても、デザイン会社に転職するにしても、実力を証明できなければ実務経験を積むことは難しいです。
そして、ポートフォリオで一番重視されるのは作品の数ではなく、作品のクオリティ。
たくさん作品があればベストですが、クライアントがまず見るのはどのレベルの作品が作れるのか。
それまで20社全落ちしていた人がポートフォリオを作ったことで即内定を獲得したケースがあるくらいポートフォリオはマストアイテム。
実務経験がないうちにたくさん用意するのは難しいですが、クオリティを上げることは十分可能です。
ポートフォリオを作るためにも、まずはデザインスキルを磨きましょう。
WEBデザイナーになるのに実務経験が必要だと言われる理由
ここまで、WEBデザイナーには実務経験を積むよりもスキルを磨くことが重要だとお伝えしてきました。
ですが、実務経験がある方が有利なのは間違いなく、ここに実務経験が必要と言われる理由、活躍する秘訣があります。
ここからは実務経験が必要と言われる理由を3つご紹介します。
経験者は採用で優遇されるから
WEBデザイナーは技術が求められる仕事です。
「経験者優遇」と書かれた採用条件や募集条件を見かけたことがあるかもしれません。
WEBデザイナーに依頼する側からすると、実務経験があって教えることがほとんどない人材を採りたいのが本音です。
もちろん、スキルを磨いてポートフォリオを作成しておけば実務未経験でも採用されるケースは十分あります。
ですが、実務経験があるデザイナーと実務未経験のデザイナーの2人がいたとき、採用されやすいのは実務経験がある方です。
そのため、少しでも実務経験を積んでおくと有利なのは間違いありません。
即戦力が求められるから
WEBデザイナーに依頼する側が見ているのは、即戦力として活躍してくれそうかです。
未経験歓迎の求人は実務未経験OKという意味で、デザインスキルがあれば十分です。
即戦力という言葉が指すのはスキルレベルはもちろん、意思疎通がしやすいか、連携がスムーズかの観点も含んでいます。
たとえば、実務経験がない場合、作品を作るのは問題がなくても慣れるまでは納品形式やチャットツール、スケジュール感、などある程度指示がないと動きにくいケースもあるはず。
一方で実務経験があれば、依頼内容を伝えるなど最低限のやりとりで済むため、コミュニケーションが円滑になり、依頼側としては楽になります。
一定水準のスキルレベルがあるのが前提ですが、少しでも実務経験を積んでおくとお互いにとって仕事がスムーズに進められる点は念頭に入れておきましょう。
丁寧に教えてもらえないケースもあるため
WEB制作会社のなかには、新人を教育する余裕のない企業もあります。
WEBデザイナーを必要とする企業の大半は中小企業やベンチャー企業で、教育担当として1人の人員を割く余裕もなく、片手間で指導する体制の企業もあるのです。
この場合、先輩が仕事をしている中で質問や相談をしなければならず、つきっきりで教えてもらえません。
ですが、実務経験があればある程度は自分で考えて動けるため教える側にとっても、あなたにとっても働きやすくなるのです。
実務経験がなくてもスキルがあればWEBデザイナーになれる
ここまでお伝えしてきたように、WEBデザイナーは実務経験よりもスキルが重視されます。
一般的に、WEBデザイナーに転職したりフリーランスに転身したりするには、実務経験が必要というイメージがありますが、実務経験がなくてもスキルがあれば活躍できます。
当メディアを運営している日本デザインスクールを卒業した田中さんは、デザイン未経験から1ヶ月半でスキルを身につけて、卒業後1ヶ月でデザイン会社に転職されました。
短期間でWEBデザイナーに転職できたのは、デザインスキルを磨くのにフォーカスしたからです。
具体的なエピソードはこちらの動画をご覧ください。
そのため、実務経験をどう積むか、ではなくどうやってスキルを身につけるか、どのようなスキルが必要なのかにフォーカスしましょう。
まとめ
今回はWEBデザイナーと実務経験について解説しました。
改めてポイントを整理すると次の3点です。
- 実務経験を積むよりもスキルを身につけることを優先する
- 実績を積むにはスクールやクラウドソーシングなど並行して取り組む
- 実務経験があると採用などで優遇されたり現場で働きやすくなったりする
WEBデザイナーとして実務経験があることで、採用されやすくなったり活動の幅が広がったりするのは事実です。
ですが、そもそも実務経験を積むには一定のデザインスキルが求められます。
デザインスキルがなければ実務経験を積むための案件を取ることすら難しいのです。
途中でお伝えしたクラウドソーシングを見ればわかりますが、WEBデザイナーの数は年々増えています。
ライバルが増え続ける中で実績を積んで活躍するためには、より確かなデザインスキルとそれを証明するポートフォリオが必須です。
これからデザインを始める方は、デザインスキルを身につけるところから始めてみましょう。
質問や感想があればご記入ください