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WEBデザイナーにフリーランスは厳しい?→結論「スキルがないと厳しい」

WEBデザイナーにフリーランスは厳しい?→結論「スキルがないと厳しい」

「フリーランスになって、好きな時に好きな人と好きな場所で働こう!」
「WEBデザインを学べば、未経験の人でも即フリーランスになれる」

そんな広告やSNSの投稿を見かけたことがある方も多いと思います。

ここ数年でフリーランス人気が高まり、在宅で自由に働ける仕事の1つとしてWEBデザイナーの人気も高まりました。

しかし「本当に未経験でもフリーランスになれるの?」「デザインセンスに自信がない私でもデザイナーになれるのか不安」などなど、現実的なところが気になる方も多いのではないでしょうか。

SNSへの書き込みの中には、「WEBデザイナーでフリーランスはやめとけ」「デザインで独立するのは厳しい」というネガティブな意見もあるので、気になりますよね。

そこで、今回の記事ではフリーランスWEBデザイナーは厳しいのかについて、これまでデザインスクールで6年間、多くのフリーランスWEBデザイナーを育ててきてわかったことを元にご紹介していきます。

忙しい方のための記事要約
「フリーランスデザイナーは厳しい?」
  • フリーランスWEBデザイナーになるのは、厳しくない。なぜなら実際に未経験から始めて年収1000万以上稼いだ方を実際にたくさんいるから。
  • 「フリーランスデザイナーになるのは厳しい」と言われる理由として、市場が飽和している、単価が低い、外注が減っている、実務経験が必要、などが挙げられるが、高いスキルを身につければ高単価デザイナーになれる。
  • フリーランスデザイナーの平均年収は423万円。月収20万を切る人も多いが、子育て中に短時間で働いているママさんや駆け出しデザイナーが多い。また、月収100万円を超えている人も多い。
  • フリーランスは自由な印象があるが、コミュニケーション力や自己管理能力がないと稼ぐのは厳しい。
  • 稼いでいるデザイナーは、デザインが上手なだけではなく、+αのスキルを身につけたりコツコツ勉強を続けたりなど、地道なことを続ける向上心がある方が多い。

弊社、日本デザインではwebデザインに特化したスクール事業をしており、無料のオンラインセミナーを開催しております。
スマホ1台で視聴可能で、すぐにフリーランスで活動できるのか、フリーランスwebデザイナーとして案件を取るためのコツなどをお伝えしております。
フリーランスを検討している方はセミナーにご参加ください。

目次

「WEBデザイナーがフリーランスになるのは厳しい」と言われる理由

これまでフリーランスのWEBデザイナーを数百人見てきて思った個人的な見解にはなりますが、「フリーランスWEBデザイナーになるのは厳しいか?」と聞かれたら「スキルさえ身につければ厳しくない」と答えます。

未経験から売れっ子のフリーランスデザイナーになった人を何人も見てきたからです。

ちゃんと正しい手順でスキルを身につけたら、誰でもフリーランスデザイナーを目指せます。

ですが、フリーランスデザイナーになるのは厳しい、辞めておけ、という声があるのも事実です。

まずは、フリーランスWEBデザイナーを目指すのは厳しいと一般的に言われている理由と、実際のところどうなのかを詳しくご紹介していきます。

2~3年の実務経験が必要だから

デザイナーとして独立し、フリーランスでやっていくためには2~3年程度の実務経験が必要という意見もあります。

そのため、未経験からフリーランスWEBデザイナーを目指すのは難しいと言われていますが、実際には実務経験があった方が優遇される案件があるという程度で大丈夫です。

実際にクラウドソーシングサイトを調べてみると、申し込み条件に「実務経験3年以上の方」と書かれた少し案件もありましたが、書いていない案件の方が多いです。

実務経験がないと仕事が一切受けられないような状況ではありません。

この記事の最後では、実際にフリーランスWEBデザイナーとして稼いでいるプロの話をご紹介しますが、みなさん未経験から、最初は実務経験なしで活動されていますよ。

なお、当ブログを運営している日本デザインスクールは、WEBデザイナーに興味がある方向けに無料のオンラインセミナーを開催しています。

セミナーでは未経験からのデザイナーとして活躍する方法を伝えしております。

これまで14364人に参加していただきましたが、なかには「勉強を始める前に参加すればよかった」という方もいらしゃるので、WEBデザイナーに興味がある方はぜひご参加くださいね。(※無理な営業などは一切ございません。)

デザインを外注する人が減っているから

「デザインの外注が減っているから、フリーランスデザイナーは厳しい」という意見もあるようです。

「Canvaのような誰でも無料でデザインできるサイトができたから、デザイナーに外注しなくて良くなったのでは?」と心配されている方も多いようですが、実際のところ、デザイナーへの外注が減っていません。

Canvaはインスタグラムへの投稿、ちょっとしたプレゼンテーションやメッセージカードをデザインするための、ノンデザイナー向けツール。

プロのデザイナーが使っている「Photoshop」や「Illustrator」などのツールとは機能も作品のクオリティも大違いなのです。

依頼する側の企業もそのことをよくわかっているので、Canvaなど無料ツールの登場でデザイナーへの依頼が減ることはほとんどないのです。

むしろ、WEB広告での競争が過激化し、毎週のように広告バナーや商品販促のLPを作り直している企業も多くあります。

デザイナーへの仕事の依頼は、今後もしばらくは右肩上がりだと考えて問題ありません。

デザインの案件は単価が安いから

「フリーランスWEBデザイナーは厳しい」と言われている理由2つめは、単価が低いこと。

特にバナーと呼ばれる小さめの広告画像の単価は、安い案件だと3~5枚で1000円ほど。仮にバナー1枚を1時間で作れたとしても時給は200円~300円にしかなりません。

※バナーとは、こんな画像のことです。

バナーの制作時間は、初心者の方で1枚4-5時間。
歴の長いデザイナーなら1枚1時間程度で作れるようになります。

そのため、「デザイナーの仕事の単価は低すぎる」「フリーランスになってもデザインだと稼げない」と言われているのです。

しかし、すべてのデザイン案件の単価が低いわけではありません。むしろ、ホームページデザイン1本10万円LPデザインなら1本20万円など、超高単価の案件もたくさんあります。

デザイナーとして経験が浅く、スキルもまだ低いときは単価も低いですが、経験を積んでいけば時給1万円を超えるデザイナーになることも不可能ではありません

デザイナーが増え、市場が飽和しているから

厳しいと言われる理由の1つめは、デザイナー市場の飽和。最初にもお伝えしたとおり、ここ数年でデザイナー人気は爆増し、デザイナー人口はかなり増えました

そのため、「いまからデザイナーを目指しても遅い」「仕事がなかなか取れないらしい」と言われているのです。しかし、それは全くのウソ。

確かにここ数年でWEBデザイナーは増えましたが、求めているデザインを作ってくれるデザイナーはほとんど増えていないのです。

その結果、一部の上手なデザイナーに仕事が殺到している状態。つまり、高いスキルさえ身につければ誰でも仕事が取れるのが今のデザイン業界です。

WEBデザイン業界の飽和に関しては気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

【要注意】こんなWEBデザイナーはフリーランスで稼げないから厳しい

ここまででなんとなく、「フリーランスのWEBデザイナーは努力次第で稼げるんだな」と気づいていただけた方も多いと思います。

WEBデザイン業界はまだまだ売り手市場。しっかりスキルを身につければ、フリーランスとしてやっていけます。

しかし、これまで多くの人を見てきて、「こんな人はフリーランスデザイナーに向いていないな」と感じる人の特徴がありました。

ここでは、フリーランスデザイナーに特に向いていない人の特徴を3つご紹介していきます

作品のクオリティが低い

フリーランスWEBデザイナーとして稼げない人の特徴3つめは、作品のクオリティが低いこと。フリーランスデザイナーとして稼げるかどうかはやはり作品のクオリティで決まります

たとえば、稼げるレベルのプロ級デザインとは、こんなレベルです。

すべて日本デザインスクール入門編卒業生の作品です。

どれもSNSやホームページに広告として載っていそうなレベルですよね。

反対に、「レベルとしてはまだまだ」「案件がたくさんもらえるレベルではない」のはこのようなデザインです。

独学でデザインを勉強されている方は、フリーランスデビューする前に「自分はプロ級デザインが作れているか」を確認してくださいね。

弊社ではスマホ1台で参加ができる無料オンラインセミナーを開催しております。 仕事をしていくにはどのくらいの作品のクオリティが必要なのかをセミナーでお伝えしております。 webデザイナーとして転職や副業・フリーランスを検討している方は、ぜひセミナーにご参加ください。

人とコミュニケーションをとるのが極端に苦手

「デザイナーはパソコンに向き合うだけだからコミュニケーション力は要らない」と、どこかで見たり聞いたりしたことがある方もいると思います。

これは、半分正解で半分不正解。

デザイン制作は1人で黙々とおこなうので、誰かとコミュニケーションを取ることはほとんどありませんが、案件を取るための営業やデザイン制作前のヒアリングにはコミュニケーションが必要です。

ただし、お客さんとのコミュニケーションが苦手な場合、営業やヒアリングが得意な人とチームを組んだり、対面でのコミュニケーションが苦手な場合はZoomやチャットに限定させたりなど、フリーランスならではの対応策もあります。

自分がどんなコミュニケーションならできるのか分かっていると、得意分野で戦うことができて良いですよ。

自己管理能力が低く、締め切りや時間を守れない

私自身も、発注者としてフリーランスに仕事を依頼することがありますが、

  • 納期が守れない
  • 打ち合わせにいつも遅れてくる

という方は、いくらデザインが上手でも2回目以降の依頼をお断りしています。

それくらい、デザイン業界は時間や締切に厳しいのです。

なぜなら、デザインの納品が遅れると他のお客さんを待たせることになったり、販売予定だった商品の発売日が遅れたり、いろんな人に迷惑がかかるからです。

フリーランスは自由なイメージが強い方も多いと思いますが、なんでも自由というわけではないと覚えておいてくださいね。

【独自調査】フリーランスWEBデザイナーの収入事情

続いて、フリーランスを目指すなら知っておかないと困る「収入」についてのお話。

今回は、日本デザインスクールの独自調査で103名のフリーランスWEBデザイナーに調査した結果を元に、リアルな収入事情をご紹介していきます。

なお、調査結果のグラフはこちらです。

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月10日〜同年5月22日
有効回答:フリーランス、個人事業主のWebデザイナー103名

平均年収は423万円

調査結果を元に、103名の平均年収を調べたところ423万円という結果になりました。

厚生労働省の調査(※)では日本人の平均所得443万円と出ているので、平均と変わらない(若干低い)という結果となります。

ただし、結果のグラフを見ていただけるとわかりますが、年収は20万円以下の人から100万円を超えている人まで、様々です。

100万円以上稼いでいる方の中には、月収で200万円,300万円を超えている人もいるので、平均年収はもう少し高くなると思われます。

423万円という平均年収は、あくまで目安として覚えておいてくださいね。

(※)『2022(令和4)年 国民生活基礎調査

4人に1人が月収20万円以下

調査結果で特に気になるのが、月収20万人以下の人が24.2%もいるということ。

およそ4人に1人は、フルタイムで働いた際の最低賃金とほとんど変わらないということになります。

しかし、この結果には理由があります。

それは、フリーランスのWEBデザイナーには子育て中のママさんが多いということ。

実際に、日本デザインスクールでもフリーランスになった卒業生の多くはまだ小さい子どもを育てているママさんです。

ママさんの場合、「多く稼ぎたい」「月収50万超えたい」という方よりも「子育ての合間に5万〜10万円でいいから稼ぎたい」「保育園に預けている間に、在宅で仕事がしたい」と考え、実際に1日2-3時間しか働いていない(働けない)方が多いのです。

そのため、4人に1人が月収20万円を切っていると考えられます。

また、記事の前半でもお話ししましたが、駆け出しのデザイナーは収入が低い傾向にあります。

10人に1人は月収100万円以上

もう1つ、注目して欲しいのが10人に1人は月収が100万円を超えているということ。

「月収100万円」なんて、スゴい人にしかできない、現実的じゃないと思う人もいるかもしれませんが、10%もいるのが現実。

WEBデザインにはホームページデザインやLPのデザインなど、単価10万を超える案件がたくさんあるので、月収100万円も夢ではないのです。

しかも、デザインを依頼する側も、それだけ高単価のデザインでは失敗したくないので、いつもお願いしているデザイナーさんにそのまま毎月お願いするということも多いです。

そのため、フリーランスWEBデザイナ一は一度軌道に乗れば稼ぎやすいといわれています。

ほとんどがリピーターのお客さんなので、特に営業をせず毎月100万円以上入ってくるというデザイナーさんもいますよ。

稼げるフリーランスWEBデザイナーの5つの特徴

日本デザインスクールの卒業生の中には、0歳のお子さんを育てながら旦那さんよりも稼いでいる方、20歳という若さでフリーランスとして独立した方、月に100万円以上稼いでいる方など、多くのフリーランスがいます。

その中で、「こういう人は稼げるんだ」という特徴も分かってきました。

ここからは、実際に稼いでいるフリーランスデザイナーの特徴をご紹介します。

卒業生の詳しい実績や稼げるようになるまでのストーリーはこちらでご紹介しています。

活躍中の卒業生にインタビュー

高いデザインスキルを持っている

先ほど、デザイナーは作品のクオリティが何より大事だとお伝えしました。

ただし、いまデザインセンスがあるか、上手なデザインが作れるかは関係ありません。

日本デザインスクールの卒業生で、稼いでいるフリーランスの方も、みんな最初からデザインが上手だったわけではありません。

むしろ、卒業時は同期の中では上手くない方で、「補講部屋」でずっとトレーニングを受けていた方もいます。

大切なのは今現在のデザイン力ではなく、いまのデザインスキルに満足せずどんどんスキルを磨いていく姿勢です。

「自分にはセンスがない」と諦めるのではなく、絶対できるはずと自分を信じて努力を続けましょう。

バナーだけでなくLPもデザインできる

月に20万円以上稼いでいるデザイナーはほとんど、単価が高く作れるデザイナーが少ないLPなどのデザインを得意としています。

LPとは、商品やサービスの販売促進等に使われる縦に長いページのことで、1本5~20万円ほどの案件が多いです。

また、LPは一度作って終わりではなく同じ商品で何パターンも作ることがあります。

クオリティの高いLPを作れるデザイナーは多くないので、何度かリピートしてもらえることも。その結果、月収20~30万円が安定して稼げるようになるのです。

副業で終わらせず、フリーランスとして独立して安定的に稼ぎたいなら、バナー制作だけでなく、ホームページやLPのデザインも作れるようになりましょう。

LPとは、こんなデザインのことです
表示の関係上、途中で切っていますが
実際はもっと縦に長いです。

+αのスキルを持っている

基本的には高いデザインスキルを持っていれば仕事に困ることはありません。

しかし、稼いでいるデザイナーの多くはデザイン以外にプラスアルファのスキルを持っていることが多いです。

たとえば、サラリーマン時代の営業スキルを活かして、交流会でどんどん営業したり、コーディングも一緒に勉強して、デザインとコーディングの仕事をまとめて受注したり、マーケティングやライティングを学んで、クライアントに提案もしたりなど。

また、稼いでいるフリーランスは、デザインで稼いだお金を他のスクールや講座に自己投資として使い、日々いろんなスキルを身につけています。

その結果、他のデザイナーに代替されない唯一無二の存在となっているようです。

地道にコツコツと仕事を取りにいっている

デザインの案件を獲得するためには、ポートフォリオサイトを更新したり、SNSで営業のDMを送ったり、交流会で名刺を配ったりなど、意外と地味な作業ばかり。

また、リピーターを獲得するために必要なのも、連絡をマメに返したり、複数のデザインを作って提案したりなど、誰にでもできる当たり前のことばかりです。

そんな地味な作業も嫌がらず、コツコツ続けられる人が最終的にはたくさんのリピーターに囲まれ、安定して高収入を得ています

デザイナーというとなんだか華やかな印象があるかもしれませんし、フリーランスと聞くとさらに、自由で楽しい印象があるかもしれませんが、実際はすごく当たり前のことをコツコツやっているだけなのです。

上手くいっている人を分析して取り入れている

フリーランスデザイナーとして成功している人の特徴4つめは、とにかく周りを分析していること。

たとえばコンペで自分の作品が選ばれなかったときには、選ばれた作品と自分の作品はどう違うのかを分析しています。

また、リピーターが多いデザイナーを見つけたら、どういう姿勢がリピートにつながっているのか何をすれば自分もリピートしてもらえるのかをとにかく分析して、自分にできることを取り入れています。

他にも、評価が高いデザイナーのレビューを読んで、どうすれば自分の評価も高くなるか研究しているデザイナーも。

先ほどお伝えした「地道にコツコツと仕事を取りにいっている」にも似ていますが、とにかく向上心を持って、地道に頑張れる人がフリーランスデザイナーとして稼いでいるのです。

切磋琢磨できる仲間がいる

フリーランスは1人で黙々と作業していて、少し孤独な印象を持っている方もいるかもしれません。

しかし、稼いでいるフリーランスデザイナーの多くは、仲間と一緒に頑張っていることが多いです。

特に多いのが、スクールの同期と切磋琢磨しているパターン。

卒業後も連絡を取り続け、「こういう営業がうまくいった」「こういう案件を見つけた」などシェアしたり、「今月は最低でも5万円稼ぐぞ!」など目標を言い合ったりして、お互いを鼓舞し合っているのです。

フリーランスは、営業やクライアントとの打ち合わせ以外は基本1人。1人では心が折れてしまうことも多いので、仲間を見つけて切磋琢磨し合うのはおすすめですよ。

未経験から稼げるフリーランスWEBデザイナーになるための3STEP

ここからは、デザイン完全未経験の方が今日からフリーランスを目指すためには何をすればいいのか、稼ぐための具体的なステップをご紹介します。

Step1:オリジナルデザインを作れるようになる

まずは何よりも先に、デザインスキルを身につけましょう。

デザインスキルとは、大きく分けると

  1. Photoshopを操作して思い通りのデザインを作るスキル
  2. デザインをゼロから考えて作るスキル

の2つに分かれます。どちらもデザイナーとして必須のスキルです。

1つめのPhotoshopの操作には正解があるので、独学でも習得可能ですが、2つめのデザインをゼロから考えて作るスキルは独学では難しく、3年も頑張ったのに一切上達しなかったという人もいます。

そのため、お金も時間も無駄にせず最短ルートでデザイナーになるためにはプロのデザイナーからフィードバックをもらってスキルを磨いていくのが1番正確な道です。

稼ぐために目指してほしいレベルは、記事の前半でもご紹介した作品レベル。

独学/スクールに関わらず、セミナーでデザイン業界のことを勉強するのもおすすめです。通常4000円で実施しているセミナーですが、いまだけ無料で開催中なのでぜひご参加ください。

Step2:ポートフォリオを作成する

オリジナルのデザインがある程度作れるようになったら、ポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオとは、デザイナーのスキルを示すスキル証明書のようなもの。

フリーランスとしてやっていくためには絶対必要になるものです。

ポートフォリオについてはこちらの動画で詳しくご紹介してるので、ぜひご覧ください。

Step3:実案件にチャレンジする

ポートフォリオが完成したら、いよいよ実案件に挑戦します。

おすすめは、デザインコンペに参加すること。

コンペとは、事前に与えられたデザインのテーマに沿って希望者がデザインを制作し、提出されたデザインの中で最もよかったデザインに対してのみ報酬が支払われるもの。

作ったデザインが選ばれない限りは報酬が払われないので、すぐ稼げるようになるわけではないですが、経験を積む目的にピッタリです。

選ばれた作品と自分の作品を比べることで自分の実力や改善点がわかるので、普通に案件に挑戦するよりも一気に実力をアップさせることもできます

選ばれた作品のトレースをして、コツを掴むのもおすすめですよ。

フリーランスWEBデザイナーは厳しくない!実際に稼いでいる先輩の話

最後に、フリーランスWEBデザイナーとして実際に稼いでいる先輩たちのリアルな話をご紹介します。

フリーランスデザイナーの実情はもちろん、稼げるようになるまでのコツなども話してくれているので、ぜひご覧ください。

ここちゃん

最初にご紹介するのは、3人の子どもを育てながら平均月収20~30万円を稼いでいるここちゃん。

ここちゃんへのインタビューをまとめると…

  • デザイナーになる前は事務職をしていたが、育休から復帰後はうまく行かないことが続き、仕事に自信を無くしていた。子育てのことも考えて在宅でできる仕事を探しているときにWEBデザインと出会い、スクールを受講。
  • 0歳,3歳,5歳の子どもを育てながら在宅でデザインの仕事を3年継続中。平均月収は20万〜30万ほど。
  • デザイナーとして軌道に乗るまで1年は、ほとんど仕事がなかった。
  • 2人めの子育てが落ち着いたタイミングで、勇気を出していろんな交流会に顔を出し、少しずつデザインの仕事がもらえるようになっていった。
  • 現在は抱えている案件も多く、子どもと過ごす時間以外はずっとパソコンを触っている。ただし、いつ仕事をするかは自分で調整できるので、平日に子どもが遊びたいと言ったら一緒に遊ぶこともある。
  • フリーランス自体は楽ではなく、むしろ子どもの面倒を見ながら働くのは大変だけど、子どものことを優先させても誰にも迷惑がかからない精神的な楽さがある。

ふじもんさん

続いてご紹介するのは、脱サラ後月収100万円を達成したフリーランスデザイナーのふじもんさん。

ふじもんさんへのインタビューをまとめると…

  • 前職は大手紳士服店勤務。超多忙で子どもと過ごす時間が一切取れず、転職を考えたときに家でも仕事ができるデザインを知り、魅力に感じた。
  • デザインスクール卒業後はSNSで発信したり交流会に参加したりして、お客さんと触れ合う機会を増やしていった。
  • 独立前は、本当にデザインの仕事が取れるかどうか半信半疑だったが、実際に動き始めると面白いほど案件が取れて、デザイン需要の高さを実感した。

ともくん

最後にご紹介するのは、卒業後たった3ヶ月で70万円も稼いだともくんをご紹介します。

ともくんへのインタビューをまとめると…

  • 元不動産系の営業マン。デザインには少しも触れたことがなく、パソコンも苦手だった。
  • 30歳で会社を辞めてデザインとは関係ない分野で独立したが、多くのクライアントがデザイナーを求めていることがわかり、デザイナー需要の高さを実感。クライアントの役に立てるかもしれないという思いもあり、デザインの勉強を始める。
  • スクール受講中に初案件を受注。最初は無料でホームページやLPを制作し、卒業後は知り合いに「デザインを作らせてほしい」とメールを送りまくった。
  • その後ココナラというクラウドソーシングサイトを使い始め、初月で案件を13件獲得。3ヶ月で最高ランクのプラチナになり、LP制作の問い合わせも一気に増えた。
  • ココナラは文面でのやり取りが多いのでコミュニケーションのズレが生じて苦労することもあるが、ゲーム感覚でココナラを攻略するのが楽しい。

まとめ

フリーランスのWEBデザイナーを目指すのは、厳しくありません。

デザイン未経験の方でもちゃんと稼げるようになることは、日本デザインスクールの卒業生が証明してくれています。

実際にフリーランスWEBデザイナーのおよそ10%が月収100万円を超えているということもお伝えしました。

フリーランスには「働く時間と場所のルール」や「収入の上限」がないので、バリバリ稼ぎたい方は、年収1000万円以上を狙ってみたり、子育て中の方は子育ての合間に在宅で作業をしたり、あなたの理想に合わせて働くことができます。

なのでもし今、WEBデザインを学んでフリーランスを目指すか悩んでいる人がいたら、ぜひチャレンジしてほしいです。

しかし、記事内でもお伝えしてきた通りフリーランスとして稼ぐのは簡単ではありません。

安定して稼いでいくためには、

  • 高いデザインスキル
  • コミュニケーション力
  • 締切や時間を守る力
  • ライバルと差をつける+αスキル

などが必要になってきます。

決して甘い業界ではないけれど、努力次第で理想的な収入も働き方も手に入る、それがフリーランスWEBデザイナーです。

この記事をここまで読んで、それでも「やっぱり気になる」「挑戦してみたい」と思った方はぜひ一度、日本デザインスクールの特別セミナーに参加してみてください。

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  • 大失敗したしくじり先生のお話
  • 案件の正しい獲得方法
  • デザイン業界で多くの人が誤解している〇〇のこと

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