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【種類別】動画クリエイターにおすすめのカメラ10選|失敗しない選び方も解説

【動画撮影】カメラ選びで押さえるポイントは?おすすめカメラまとめ

動画クリエイターとして働くときに必須なのがカメラ。

あなたも高性能なカメラを手にして、綺麗な映像を取りたいと思っているのではないでしょうか。

とはいえ、カメラは一台10万前後するような高級品。

気軽に買えるものではないですし、これから相棒になる存在だからこそ、失敗したくないですよね。

そこで今回は、失敗しないカメラの選び方とあなたにピッタリのカメラをご紹介していきます。

この記事を読めば、あなたがこれから数年間をともにするカメラに出会えるはずです。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

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目次

動画クリエイターのカメラ選びのポイント5選

まずはカメラ選びのポイントをお伝えします。

動画撮影をするなら押さえておきたいポイントを5つ厳選しました。

「どの基準でカメラを選んだらよいかわからない……」という人は、参考にしてみてください。

イメージセンサーのサイズは何か

イメージセンサーとは、レンズから入ってきた光を電気信号に変えるパーツのことで、カメラの画質を決める重要な部分です。

イメージセンサーのサイズには、一般的には「フルサイズ」と「APS-C」の2種類があり、フルサイズのほうが高画質ですが、値段も高くなります。

どちらを選ぶか何を優先するかによって変わってきます。

せっかくカメラを買うのだから少しでも画質が良いものが欲しいという方はフルサイズを、最初だから少し画質が劣っても安いものがいいという方はAPS-Cを選びましょう。

フレームレートの数値がどれくらいか

フレームレート(fps)とは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数のことです。

パラパラ漫画をイメージするとわかりやすいですが、めくる枚数が少ないほど動きがカクつき、多いほどなめらかになりますよね。

つまり、1秒間にたくさんの静止画を撮れるほうが高画質な動画に仕上がります。

一般的に自然な動きに見えるのは、30fps(1秒間に30枚の静止画を撮影)です。

撮影するときは、このフレームレートも意識してみてください。

また、スポーツなどの激しい動きを撮影する場合は、ほとんどのモニターのコマ数上限である60fpsにするのがおすすめです。

一般的にフレームレートが高くなると、データ容量も大きくなるので、保存容量や処理能力なども考慮しながら選びましょう。

手ブレ補正があるか

手持ちで動画撮影をするなら、手ブレ補正は必須です。

手ブレ補正には「レンズ内手ブレ補正」と「ボディ内手ブレ補正」の2種類があります。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

 レンズ内手ブレ補正ボディ内手ブレ補正
重さ重い軽い
確認方法ファインダー撮り終わった動画
レンズ手ブレ補正があるレンズのみ装着できる全てのレンズ
角度ブレ
シフトブレ
回転ブレ×

レンズ内手ブレ補正は、レンズ自体に手ブレ補正機能をつけているので、どうしてもサイズが大きくなり重さも重くなってしまいます。

もちろん、手ブレ補正がついてないレンズよりも高値にもなります。

そのため、動画撮影初心者ならボディ内手ブレ補正のほうがおすすめです。

ボディ内手ブレ補正なら、どんなレンズでも装着できて安定的に撮影できるうえに軽いので、女性でも撮影しやすいですよ。

どちらかがよいというわけではありません。

撮影する場面に合わせて、手ブレ補正の種類を選んでみてください。

液晶モニターが可動式か

一眼レフで撮影する場合は、液晶モニターが可動式だと便利です。

液晶モニターの角度が変えられると、ハイアングルやローアングルなど、さまざまなアングルで撮影できます。

可動式モニターは「チルト式」と「バリアングル式」の2種類です。

チルト式はモニターが上下に動き、バリアングル式はモニターが上下左右に動きます。

バリアングル式はチルト式よりさまざまな角度で撮影でき、自撮りもしやすいのがメリットです。

モニターの可動によって値段や重さが変わることはないので、追加機能として考えてみてください。

オートフォーカスの性能はよいか

ピントが常に移動し続ける動画撮影では、オートフォーカスの性能は重要なポイントです。

フォーカスとは、焦点(ピント)を合わせることを表します。

フォーカスには、オートフォーカス(AF)マニュアルフォーカス(MF)があり、オートフォーカスは自動で、マニュアルフォーカスは手動でピントを合わせることいいます。

オートフォーカスの精度もカメラによって違うので、購入するときには

  • 顔認証の精度
  • タッチパネルの使いやすさ
  • 被写体フレームから外れた際の感度
  • フォーカススピード

といったところも確認しましょう。

※慣れてきたらマニュアルフォーカスのほうがよいですが、少しハードルが高いので、初心者はオートフォーカスがおすすめです。

動画撮影できるカメラの種類は?それぞれの特徴を解説!

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動画クリエイターが買うべきカメラはどんな映像を取りたいかによって変わってきます。

ここではカメラの種類をその特徴ごとに解説していきます。

自分が動画クリエイターとしてどんな映像を撮るか考えながら、自分にピッタリなカメラを選んでくださいね。

一眼レフカメラ(ミラーレス一眼カメラ)

とにかく高画質の動画を取りたい方におすすめなのが、一眼レフカメラです。

スマートフォンカメラの10倍〜30倍大きなイメージセンサー(画像の綺麗さを決めるもの)が搭載されており、初心者でもプロ並みの映像が取れます。

また、レンズも多種多様なものがあり、広大な景色から、繊細な花や鳥までさまざまなものが撮れます。

ただ、一眼レフカメラには撮影できる時間が短い(長くても30分)といったデメリットがあります。

YouTube動画や動植物の撮影には向いていますが、セミナーなどの長時間撮影には向いていません。

※一眼レフカメラの軽量版としてミラーレス一眼カメラがあります。ノーマルの一眼カメラには劣りますが、それでも十分高画質な映像を取れます。

ビデオカメラ

長時間の動画を撮るのにおすすめなのが、ビデオカメラです。

一眼レフカメラでは不可能な30分以上の撮影もビデオカメラなら可能。

セミナーや結婚式といったイベントや長時間の企画を撮影する動画クリエイターに向いています。

その他にも

  • 内蔵マイク
  • 手ブレ補正

といった機能が搭載されており、撮影の操作が簡単なのも1つの特徴です。

画質の綺麗さでは一眼レフに劣るものの、撮影がしやすいですし、一眼レフより低価格なので初心者にはおすすめのカメラですね。

アクションカメラ

GoProに代表されるような、動きのある映像を撮れるのがアクションカメラです。

アクションカメラを使用すると、ダイナミックで迫力のある映像を撮れます。

アクションカメラの特徴は、軽量かつ耐久性に優れていること。

手持ち撮影はもちろん、自転車やサーフボード、ヘルメットなどにも取りつけられます。

以前はありませんでしたが、最近では広い画角で撮影できたり、手ブレ補正ができたりする機種も発売されています。

動きが多いスポーツの撮影や移動の多いVlogの撮影に向いているカメラですね。

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)

持ち運びのしやすさを重視したい人にはコンパクトデジタルカメラ(ここからは「コンデジ」と表記します)がおすすめです。

コンデジの特徴はやはりその軽さと小ささ。

一般的なカメラがだいたい300gなのに対して、コンデジには200gくらいのものが多いです。

また、ポケットや小さいバッグにも入るので持ち運びもしやすく、旅行や日常のふとした瞬間に動画を撮影できます。

以前までは性能がかなり低かったのですが、最近では性能も上がっています。一眼レフには劣るものの十分綺麗な動画を撮れますよ。

コラム:スマートフォンでも動画撮影は可能だが、信用してもらいにくい

動画クリエイターを目指す方のなかには「スマートフォンでも動画を撮れるの?」という疑問を持っている方もいると思います。

結論、スマートフォンでも動画の撮影は可能です。

年々技術が進化し、iphoneで撮った動画でもかなりレベルの高い作品が撮れるようになってきました。

実際、YouTubeにもスマホで撮影された動画がたくさん上がっています。

ただし、クライアントから案件を取ろうと考えている場合、スマートフォンで動画を取るのはおすすめできません。

進化したとはいえ、スマートフォンで撮れる動画のクオリティには限界がありますし、クライアントからも信用されにくいからです。

そのため、クライアントワークをする場合には、必ずカメラを買うようにしましょう。

種類別|動画クリエイターにおすすめのカメラ10選

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カメラの種類と特徴をお伝えしてきましたが、実際に買うとなるとたくさんのカメラがあってどれを買えばいいか迷いますよね。

ここでは、動画クリエイターにおすすめのカメラを種類別にご紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめの一眼レフカメラ3選

まずは、一眼レフカメラでおすすめのものをお伝えしていきます。

EOS 6D Mark II

日本でNo.1のカメラシェアを誇るのがCanonのフルサイズ一眼レフ。

フルサイズ一眼レフのなかでも、「フルサイズカメラの入門編」のモデルとして知られています。(フルサイズ=フィルムが一番大きなもの)

他のフルサイズ一眼レフよりも小型で軽量かつ、シンプルなボタン配置なので操作も簡単です。

高画質でありながら、フルサイズとしては低価格なモデルなので、フルサイズのカメラに憧れているならおすすめです。

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D500

NikonのD500もおすすめの一眼レフです。

Nikonは耐久性に優れたカメラメーカーで、屋外で動画を撮影したい方にピッタリです。

また、Nikonは1959年以来レンズマウントを変更していないので、新しいモデルの本体にも数十年前のオールドレンズを装着できます。

オールドレンズを使えばレトロな雰囲気が楽しめますよ。

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PENTAX K-1 Mark II

「PENTAX K-1 Mark II」はRICOHと呼ばれる光学機器メーカーが作った一眼レフカメラです。

RICOHのカメラは丈夫なのが特徴です。耐水性に優れており、アウトドアでも使えます。

また、「リアル・レゾリューション・システム」といった技術が取り入れられています。

簡単にいうと超精細な写真を生成できるシステムであり、このシステムのおかげで動いている被写体だとしても、高画質な映像作品を撮ることができます。

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おすすめのビデオカメラ3選

続いてご紹介するのはビデオカメラです。

HC-VX2MS

PanasonicのHC-VX2MSは軽さと画質を兼ね備えた、バランスの良いビデオカメラです。

4Kの動画が撮影可能で、明るい場所はもちろんのこと、暗い場所でも綺麗な映像に仕上がります。

また、手ブレの補正も備わっており、大きな動きが加わらなければ映像がブレることはほとんどありません。

これだけの性能が整っていると、500g〜600gの重さになってくるものが多いのですが、HC-VX2MSは430gと比較的軽いです。

何か飛び抜けた特徴があるわけではないですが、総合的なクオリティがとても高いビデオカメラだといえます。

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FDR-AX45

「映像のSONY」と言われるほど、ビデオカメラの性能が高いのがSONY。

その中でも特におすすめなのが、「FDR-AX45」というモデルです。

FDR-AX45の特徴は、手ブレ補正のレベルがとても高いところ。

一般的に遠くのものを撮ろうとすればするほど、映像はブレやすくなります。

手ブレ補正のついているビデオカメラでも望遠にするとブレることはよくあるのですが、FDR-AX45にはそれがほとんどありません。

「約510gと少し重い」「値段が10万円を超えてくる」といった欠点はありますが、それでもおすすめできるくらいのスペックを持っているビデオカメラです。

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GZ-F270

「屋外でビデオカメラを回したい」という方におすすめなのがJVC の「GZ-F270」です。

JVCは耐久性の高いカメラを作っているメーカーで、多くのカメラに防水機能や耐衝撃機能がついています。

GZ-F270にもそれらがついており、いきなり雨が降ってきたり、不意に落としたりしても、壊れる可能性が低いです。

また、録画できる時間も4時間40分ととても長いのも特徴の1つ。長時間のセミナーでも活躍するカメラですよ。

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おすすめのアクションカメラ2選

では次におすすめのアクションカメラをお伝えしていきますね。

HERO11 Black

アクションカメラといえば、GoProを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

実際にGoProはアクションカメラのなかでも、スペックが高く多くの人が使っています。

そんなGoProのなかでも特に人気なのが「HERO11 Black」です。HERO11 Blackには、

  • 解像度が5.3Kもある(4Kで高画質と呼ばれる)
  • スポーツをしても問題ないくらいブレにくい
  • 暗闇でも綺麗な動画が撮れる

といった特徴があります。

特に手ブレ補正は海外で賞を取るほど優秀です。

自転車やサーフィンなど、動きながらの動画を撮る人は持っておきたいカメラですね。

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DJI Osmo Action 3

スノーボードや登山など山の中で動画撮影をするときにおすすめなのが、DJIの「Osmo Action 3」です。

Osmo Action 3の特徴は次の2つ。

  • 最大で160分連続の撮影できる
  • -20度まで耐寒性がある

寒いところでも壊れないのに加えて1回の充電で使える時間が長いので、ウインタースポーツで活躍するカメラですよ。

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おすすめのコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)2選

最後にコンパクトデジタルカメラについてお伝えしていきますね。

※読みやすさの観点からコンパクトデジタルカメラを「コンデジ」と表記しています。

Cyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7

ゴンデジのなかでも最も高性能なのが、「Cyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7」です。

解像度がとても高く、一眼レフカメラに劣らないくらい綺麗な映像を取れます。

また、自動でピントを合わせる機能も優秀で、対象物にカメラを合わせると一瞬でピントが合うようになっています。

ただし、値段が16万円を超えており、一眼レフカメラとほとんど変わりません。コンパクトデジタルカメラを買う理由が明確にある方以外は、一眼レフカメラを見てから検討しましょう。

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PowerShot G9X Mark Ⅱ

安くて質の高いコンデジが欲しい方には、Canonの「PowerShot G9X Mark Ⅱ」がおすすめです。

およそ17万円するCyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7に対して、PowerShot G9X Mark Ⅱの価格は89,800円。

約半分の価格で買うことができます。

また、Cyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7に勝てないものの、PowerShot G9X Mark Ⅱ」も十分高性能で、性能に2倍の差があるかと言われるとかなり微妙なところです。

「Cyber-shot RX100VIIDSC-RX100M7」は高すぎるけど、高性能なコンデジが欲しいといった方におすすめです。

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まとめ

今回は、動画クリエイターにおすすめのカメラと選び方をお伝えしました。

カメラの種類とどんな人におすすめかをまとめると次のようになります。

カメラの種類おすすめの人
一眼レフカメラ高画質な動画を撮る人
ビデオカメラ長時間の動画を撮る人
アクションカメラ激しく動きながら動画を撮る人
コンパクトデジタルカメラ旅行や日常の動画を撮る人

カメラを選ぶときには、今回お伝えしたカメラの特徴を意識してくださいね。

また、今回はカメラの選び方を5つお伝えしました。

実際に動画撮影用のカメラを買うときには

  • イメージセンサーのサイズは何か
  • フレームレートの数値がどれくらいか
  • 手ブレ補正があるか
  • 液晶モニターが可動式か
  • オートフォーカスの性能はよいか

ということを確認するのをおすすめします。

この記事で紹介したことを、丁寧に1つずつ守ってもらえれば、あなたにピッタリのカメラが見つかるはずです。

妥協せずに選んで、動画クリエイターとして最高の一歩を踏み出しましょう。

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