気軽に始められて自由な働き方を実現できるWEBライター。
しかし、未経験から人からすると、
「どんな記事の書き方がわからない…」
「私でも本当に記事がかけるのかな…」
「何か注意すべきことがあるのかな…」
といった悩みがありますよね。
そこで、この記事ではそんなあなたの悩みを解消していきます。
この記事ではWEBライターが知っておくべき
- WEB記事の書き方
- 読みやすい文章の書き方
を解説していきますね。
この記事を読めば、読まれるWEB記事の書き方がわかり、WEBライターとしての一歩を踏み出せるのでぜひ読んでみてくださいね。
- ブログを運営している日本デザインはこれまで数百人のWEBライターを育成
- 自社でメディアを運営しており、100本近くの記事が検索順位で1位を獲得
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WEBライターが書くのはどんな記事?
WEB記事の書き方を解説する前に、WEBライターがどんな記事を書くかを紹介していきますね。
WEBライターが手がける記事はさまざまですが、代表的なものを挙げるとすると次のようになります。
- 企業サイトの記事
- 個人ブログの記事
- ニュース記事
- インタビュー・取材記事
- 記事広告・セールスレター
- YouTube動画のシナリオ
このなかでも特に多いのが、今あなたが読んでいるような企業サイトの記事。
企業が自社のメディアを大きくするために外部のライターに書いてもらうことが多く、「SEO記事」と呼ばれることもあります。
WEBライターとして仕事を取っていくときにはこのSEO記事を書くことが多いので今回はその書き方をご紹介していきますね。
WEBライターがどんな記事を書くかについて詳しく解説した記事を載せておくので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
SEO記事の構成とルール
WEBライターが書く記事の種類は様々ですが、その中でも最も大きな割合を占めているものがSEO記事です。
初心者でも始めやすい、需要があり稼ぎやすいなどが、人気の理由です。SEO記事を作成するには、本文を書き出す前にまずは構成を作成します。
構成は記事で何を伝えていくか、内容や方向性をまとめた骨組みのようなもので、決まった型やルールで作成されます。
どのような要素・ルールで作成されているのか、SEO記事の構成について基本的なことを学んでおきましょう。
SEO記事は導入・本文・まとめ文で出来ている
SEO記事の大まかな枠組みは、次の3つの要素で構成されています。
- 導入
- 本文
- まとめ文
導入
導入は「リード文」とも呼ばれ、本文を書く前に概要や結論を先に紹介するものです。
この部分で読者の興味を惹けるかどうかで、次に来る本文を読んでもらえるかどうかが決まるため、重要な部分と言えます。
ここをしっかり作っておくと、伝わりやすく、SEO検索で上位になる記事を書くことが出来ます。
本文
読者の悩みを解決するため、正確な情報をわかりやすく書くことが必要です。
本文を書くにあたって、競合サイトや公式のWEBサイトなどを使って調査を行います。
ただ情報を並べるだけではなく、文章として読みやすくまとめることが大事。途中離脱されないような、最後まで読んでもらえる内容の記事を書くようにしましょう。
まとめ文
最後のまとめ文で、記事全体の内容をまとめたものを書きます。
このまとめ文を読むことにより、これまで読者が読んできた情報を頭の中で整理しやすいようにします。
読者に、記事の内容に対する理解を深めてもらうのが目的です。
見出しは大見出し・中見出し・小見出しで構成される
見出しは、大見出し(H2)、中見出し(H3)、小見出し(H4)で構成されます。
大見出し(H2) 中見出し(H3) 小見出し(H4) |
この3つは入れ子関係で、大見出しの中に中見出しがあり、さらに中見出しの中に小見出しがあります。
例えば、WEBライティングの学び方をH2にした場合、構成は次のように組み立てられます。
WEBライティングの学び方(H2) スクールに通う(H3) 独学をする(H3) 本で学ぶ(H3) YouTubeで学ぶ(H4) 無料サイトで学ぶ(H4) |
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【9ステップ】WEBライターが知っておきたいWEB記事の書き方
では、ここからは初心者WEBライターがまず身につけるべき、WEB記事の書き方を8つのステップで解説していきますね。
ステップ1:読者像と検索意図を考える
まず初めに考えるべきことは「読者はどんな人か」ということです。
例えば「WEBライター 副業」というキーワードで記事を書くとして、この読者が記事を読む意図とは何でしょうか。
簡単に考えられるだけでもその読者像と意図は次の2つが考えられます。
A:WEBライターではない仕事をしているが、副業でWEBライターをしたいと考えている
B:既にWEBライターとして企業で働いているが、副業でもWEBライティングをしたいと考えている
このように、読者によって意図は全く違うものになります。
AとBでは求めている情報が異なるので、記事にする内容も全く違ってきますよね.
そのため、読者自身が持つ悩みを解決に導けるよう、必ず読者を想定しましょう。
多くの人に届けたいからといって、想定する読者の範囲を広くしすぎると、誰のための記事かわからなくなるので注意しましょう。
ステップ2:読者のニーズを深掘りする
読者がどんな人で、どんなことに悩んでいるかを簡単に考えたら、次はそのニーズ(どんなことを知りたいと思っているのか)を深堀りしていきましょう。
仮に「未経験から副業WEBライターになりたい」という人を読者と想定すると、考えられるニーズとして
- 副業WEBライターは稼げるのか知りたい
- 副業WEBライターになるのに何をすればいいか知りたい
などがあります。
しかし、自分の頭で考えるとどうしてもニーズに抜け漏れが生まれます。
そのため、リサーチをして読者のニーズを抜け漏れなく拾っていく必要があるのです。
基本は検索の上位に来ている記事を見てそこからわかるニーズをどんどん拾っていきましょう。
上位10記事ほど見ればある程度のニーズを満たすことはできますよ。
ただし、より深く読者のニーズを満たすとなるとやるべきことはたくさんあります。
それについて詳しく書いてしまうとものすごく長くなってしまうので、ここでは割愛しますね。
より深くリサーチする方法を解説した記事を載せておくので、気になる人はこちらを読んでみてくださいね。
ステップ3:ニーズから構成を作成する
ニーズがわかったら、構成(記事の設計図ようなもの)を作っていきます。
基本は構成をもとに記事を作っていくのですが、正直なところ何もないところからニーズだけを見て考えていくのはかなり難しいです。
そのため、構成を作るときには上位記事を参考にしましょう。
実際に「WEBライター 副業」というキーワードで記事を作るときは次のようになります。
▼「WEBライター 副業」で上位表示している記事
引用:webcode「【未経験OK】Webライターの副業で稼ぐロードマップ」
▼1位の記事を参考に作った「WEBライター 副業」の構成
このときに注意すべきなのは、上位記事のパクリにならないことです。
ここまで深ぼってきた内容をもとに、ニーズを満たすのに足りない見出しを追加したり、見出しの表現をよりわかりやすくしたりしていきます。
上位記事のなかにも「読者の疑問を解決できない」「疑問が解決しても行動に移せない」といったものがたくさんあります。
上位記事に足りないところを見つけて、それを埋めていけばより読者に読まれる記事になりますよ。
ステップ4:読者を惹きつける導入文を作成する
構成が作れたら次は執筆に入っていきます。まず、書いていくのは「導入文(リード文)」です。
導入文は記事の最初に書かれる文章。
読者がその記事に興味を持つかどうか決める大切なもので、そのクオリティによって記事がどれだけ読まれるか大きく変わります。
正直なところ、導入文にこれが正解といった書き方はありません。
ただ、読者に「この記事を読んでみようかな」と思わせる型はあります.
- 読者の悩みを明確にする
- 解決できることを伝える
- 悩みを解決できる根拠を示す
- 記事の要約を伝える
- 読み終えた時にユーザーが得られることを伝える
この順序で導入文を書けば、読者を引きつけられます。
自社の記事でもこの書き方で滞在時間が伸びており、その効果が実証されています。
ぜひ、記事を書くときにはこの型を使ってみてくださいね。
ステップ5:説得力があり読者が行動できるような本文を書く
導入文が書けたらいよいよ本文の作成に入っていきます。
- 上位記事で書かれていること
- 自身で独自に調査したこと
- 自分の体験がこれまでに体験したこと
を掛け合わせて読者のニーズを満たせる記事を書いていきます。
本文を書くときにはわかりやすい文章を作るのを意識しましょう。
初心者の方におすすめなのが、「結論→理由→具体例→結論」の流れで文章を書く方法です。(PREP法と呼ばれています。)
この書き方を使うことでわかりやすく説得力のある文章が書けるようになります。
(結論)スクールの案件に頼りすぎるのは危険です。
(理由)スクールを運営している会社が潰れてしまうと、仕事が一気になくなってしまうからです。
(具体例)現に、案件保証をしていたWEBライティングスクールが潰れ、多くのWEBライターが仕事を失ったという事例もあります。
(結論)スクール案件を受けながらも、他にもクライアントを作っておきましょう。
ステップ6:まとめ文で内容の要約をする
本文が書けたら最後にまとめ文を書いていきます。
役割は記事全体の内容をわかりやすくまとめること。
読者はたくさん文章を読んできて、どれが本当に大切なことかわからなくなっていることも大いにありえます。
そのため、最後にまとめを作ることで何が大切だったかをもう一度思い出してもらうのです。
こちらも正解はありません。記事の内容をまとめてあり、綺麗に結びにつながっていれば大丈夫です。
ただ、導入文と同じように型があるので、これからWEBライターとして働く方はぜひそちらを作ってみてくださいね。
- 記事で何を伝えてきたことを言う
- 記事のなかで重要なところを箇条書きでまとめる
- 読者が次にできる行動を伝えてあげる
- 未来に向けた明るい言葉で結ぶ
ちなみに、まとめ文は15行〜20行が適切な長さだと一般的に言われています。
長くなりすぎないように注意してくださいね。
ステップ7:クリックしてもらえるタイトルを作る
「導入文」「本文」「まとめ文」が書けたら、その内容にあったタイトルを書いていきます。
タイトルはWEB記事の順位を決めるうえでとても大切なもの。
魅力的なタイトルを作るテクニックはたくさんありますが、そのなかでも特に大切なのは次の2つです。
- タイトルは32文字以内に収まるようにする
- 狙うキーワードはなるべく左側に入れる
検索画面上で表示される最大の文字数は32文字です。
そのため、読者にタイトルを全て認識してほしいときは32文字以内で完結するようなものを選びましょう。
また、キーワードを左に寄せるのも大切です。人は左から文字を読むので、左側にキーワードがあるとクリックしてもらいやすくなります。
魅力的なタイトルの書き方についてより詳しく知りたいという方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
ステップ8:メタディスクリプションを作成する
WEB記事の書き方ではメタディスクリプションも大切です。
メタディスクリプションとは検索画面上でタイトルの下にくる文章です。
メタディスクリプションは読者がどの記事を読むか決めるときにとても大切なもの。メタディスクリプションが魅力であればあるほど、タイトルのクリック率が上がります。
作成するときに意識すべきポイントは次の2つ。
- キーワードをできるだけ早めに持ってくる
- 読者の悩みに共感する文章を持ってくる
キーワードはできるだけ前のほうに持っていきましょう。
そのほうが検索順位の上位にいきやすい傾向があるからです。
文章のなかに読者の悩みに共感する文章を入れると、読者を引きつけることができますよ。
ステップ9:文章をよりよくするために推敲をする
記事を構成するものが一通り書けたら、最後に推敲をします。
推敲のメリットは次の3つ。
- 誤字脱字を失くせる
- より読みやすい文章になる
- 追加であったほうが良い情報に気づける
推敲をどれだけ丁寧にやるかが記事の完成度に大きく関わってきます。
時間をかけても良いので一文一文しっかりと読んでいってくださいね。
また、推敲をするときには文章を書いてから数日間何もせずに置いておくのがおすすめです。
自分が何を書いたか少し忘れたくらいのときに見直すことでより客観的に文章を読めるからです。
検索上位を取るために知っておきたい書き方のコツ
SEO記事は、検索で上位に来るほど読まれやすくなります。
検索上位を取るためには、書き方のコツが3つあります。
- 根拠として信頼できる統計情報を積極的に使う
- できるなら自身の体験・経験を書くようにする
- 表や箇条書きなど記事のビジュアルも意識する
記事を書く際にはこれらのことに注意してみてください。
具体的にどのようにすれば良いのかについてもご紹介します。
根拠として信頼できる統計情報を積極的に使う
WEBライティングの記事は、ネット情報を調査して書くことが多いです。
また、調査結果などの統計情報をデータとして入れることで、文章に説得力を持たせられます。
情報を集めるときに大切なのは信頼できるサイトから参考にすること。
ネットには間違っている情報をまるで事実であるかのように書いてあることもあるからです。
もし間違った情報元を信じて自分の記事に書いてしまった場合、信頼性の低い記事と判断されて、検索上位記事に上がりにくくなります。
最悪の場合、訴訟などのトラブルにも巻き込まれかねません。
そのため、なるべく信頼できる情報元(公式サイトや行政のサイト)で調べたり引用するほうが無難でしょう。
できるなら自身の体験・経験を書くようにする
可能であれば、経験談を入れるとなお良いです。
SEO記事は、主にネットで調査した情報などを元に書きますが、それだけだとどれも似たような記事になってしまいがち。
競合サイトと差をつけるには、体験・経験談を書くこと。それだけでぐっと独自性が出てきます。
検索順位を決めているGoogleも品質評価ガイドラインで次のように書いています。
このたび、検索結果の評価を改善するために、E-A-T に E(経験)を追加しました。つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。
引用:Google「品質評価ガイドライン」
誰かが経験したことなど、コンテンツにある程度経験が盛り込まれているとSEO検索の順位が上がりやすくなるので積極的に体験談を入れていきましょう。
表や箇条書きなど記事のビジュアルも意識する
文章が冗長で読みにくい記事は、読まれなくなって上位記事にも上がりにくくなってしまいます。
表や箇条書きの部分を途中で入れることは、文章だけが続く記事よりも見た目に変化ができ、読みやすくなるためおすすめです。
WEB記事の読者は、流し見をして読む人や途中離脱をする人が多いです。
視覚的にわかりやすく伝えることで、流し読みする読者にとっても理解しやすく、クリックして読みたくなるような記事に仕上げることができます。
継続的に依頼されるWEBライターになるための文章の書き方
WEBライターとして稼ぐのに、SEOの知識は必要です。しかし、SEOの知識の前に身につけないといけないのが、正しくてわかりやすい文章を書く力です。
文章修正は非常に時間のかかる作業です。クライアントもできる限り文章の修正はしたくないので、文章が下手なWEBライターには仕事を依頼したいとは思いません。
ですので、ここではわかりやすい文章を書くコツを紹介していきます。
1分の長さは40文字以下を基準にする
まず、大切なのは1分の長さです。
読まれる記事を書くときにはできるだけ短い文章を書くことを心がけましょう。
短い文章を書くことで
- 文章のリズムがよくなる
- 主語のねじれが生まれにくくなる
- 執筆スピードが速くなる
といったメリットがあるからです。
理想的な文章の長さは一文40文字です。
40文字でないといけないわけではありませんが、意識して文章を書きましょう。
副業WEBライターを目指すときに気になるのは「本当に未経験から稼げるの?」ということですよね。
結論、月に3万円くらいなら初心者でも十分稼げます。
文字単価0.5円で1時間に1000文字書けるとすると時給は500円。
1日3時間の執筆を月に20日間すれば月収は3万円です。
また、文字単価が1円になれば収入は倍。
文字単価0.5円のときより丁寧に記事を作成したとしても月5万円は十分可能です。
副業WEBライターを目指すときに気になるのは「本当に未経験から稼げるの?」ということだと思いますが、月に3万円くらいなら初心者でも十分稼げます。
文字単価0.5円で1時間に1000文字書けるとすると時給は500円で、1日3時間の執筆を月に20日間すれば月収は3万円です。
また、文字単価が1円になれば収入は倍で、文字単価0.5円のときより丁寧に記事を作成したとしても月5万円は十分可能です。
指示語はできるだけ使わないようにする
指示語をできるだけ使わないようにするのも文章を書くうえでは大切です。
指示語とは「それ」「あれ」「これ」といった言葉。
前にくる言葉を指すもので、とても便利なものなのですが、多様しすぎるとどれのことを指しているかわからなくなります。
特にWEB記事は流し読みされるのでどの言葉を指しているかわかりにくく、読者が迷子になりやすいのです。
もちろん、絶対に使ってはいけないわけではありません。
しかし、少しでも少なくしようとするのは大切です。
1回目は気にせず書いてみて、推敲するときに「本当に指示語である必要があるのか」を確認しましょう。
パソコンの準備ができたら、次はWEBライティングの知識・スキルを身につけましょう。
WEBライターとして稼ぐのに必要なのは次の3つです。
・WEB記事の知識
・わかりやすい文章を書くスキル
・SEOについての基本的な知識
WEB記事には「導入文」「本文」「まとめ」で構成される、「大見出し」「中見出し」「小見出し」で作るといった決まりがあります。
それらのルールを知っていないとWEB記事とはいえない文章を作ってしまうので、必ず先に勉強しておきましょう。
また、わかりやすい文章を書くスキルも重要。初心者の方には文章がわかりにくい方も多いので、正しい文章が書けるだけで他の人と差をつけられますよ。
さらに、WEBライターになるときには最低限のSEO(記事の検索順位を上げる施策)の知識を身につけておく必要もあります。
あとからこれらの知識・スキルを身につける方法を紹介しますね。
パソコンの準備ができたら、次はWEBライティングの知識・スキルを身につけましょう。
WEBライターに必要なそれは次の3つです。
・WEB記事の知識
・わかりやすい文章を書くスキル
・SEOについての基本的な知識
WEB記事には「導入文」「本文」「まとめ」で構成される、「大見出し」「中見出し」「小見出し」で作るといった決まりがあります。
それを知っていないとWEB記事とはいえない文章を作ってしまうので、必ず先に勉強しておきましょう。
また、わかりやすい文章を書くスキルも重要。初心者の方にはそれがわかりにくい方も多いので、それだけで他の人と差をつけられますよ。
さらに、WEBライターになるときには最低限のSEO(記事の検索順位を上げる施策)の知識を身につけておく必要もあります。
あとからそれらについて紹介しますね。
同じ語尾が続かないようにする
WEBライターさんの添削をしていると「同じ語尾が連続していること」をよく見かけます。
同じ語尾が連続してしまうと、文章のリズムが悪くなり、どこかつまらないものに感じてしまいます。
そのため、文章を書くときにはできる限り、語尾が連続しないように気をつけましょう。
「です」「ます」の場合、リズムが悪くならないのは2連続までです。
これらが3回続いてしまう場合は、他の語尾を使えないかを考える必要があります。
また、「しょう」「ください」といった語尾は2回連続でも違和感を覚える読者がいます。
これらの言葉を使うときには、前に使っていないか必ず確認してくださいね。
ブログでいくつか記事を作ったら、次のポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオは「自分がどんな人か」「自分がどんな作品を作れるか」を伝えるためのもので、仕事を取るうえで必須のものです。
作るのは簡単でポートフォリオの掲載場所を用意してそこに
・名前(ペンネーム)
・経歴やライター歴
・執筆したことのあるジャンル
・参考単価(文字単価または記事単価)
・対応可能な業務(執筆、編集、取材など)
・心がけていること(具体例を交えながら)
・連絡先(公開して問題のないメールアドレスや問合せフォーム)
といった内容と執筆したブログ記事を掲載します。
ポートフォリオに載せる記事は5,6記事あれば十分です。
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・心がけていること(具体例を交えながら)
・参考単価(文字単価または記事単価)
・連絡先(公開して問題のないメールアドレスや問合せフォーム)
といった内容と執筆したブログ記事を載せれば完成です。
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漢字とひらがなの割合を3:7にする
文章は内容だけではなく、その見た目も大切。
読者は見た瞬間にその文章が読みやすいか読みにくいかを判断をするからです。
そして、見た目で大切なのが漢字とひらがなの割合。
一般的には漢字とひらがなの割合が3:7の文章は読みやすいと言われています。
正直なところ漢字とひらがなの割合を毎回3:7にするのはかなり難しいです。
そのため、実際に文章を書くときにはひらがなを若干多くするという意識を持っておけば大丈夫です。
逆にあまりにも漢字が多くなってしまったと思ったときには、どこかをひらがなに変えられないか考えてみましょう。
クラウドソーシングに登録したら案件に応募していきましょう。
「本当に取れるのかな…」という不安もあると思いますが、安心してください。
ここまでお伝えしたことを実践していれば未経験でも仕事を取ることは十分可能です。
逆に自信がないからといって文字単価が低すぎる案件に応募しないようにしましょう。
箇条書きや表を使うようにする
文章の見た目をよくするには箇条書きや表を使うのもおすすめです。
例えば記事を開いてすぐ次のような文章があったらどう思うでしょうか。
読みやすい文章の書き方には「一文の長さは40文字以下を基準にする」「指示語はできるだけ使わないようにする」「同じ語尾が続かないようにする」「漢字とひらがなの割合を3:7にする」「箇条書きや表を使うようにする」といったものがあります。
すぐにページを閉じることはないとしても「読みにくそう」だとは思いますよね。
一方、同じ内容でも箇条書きを利用して、次のようにしたらどうでしょうか。
読みやすい文章の書き方には
・一文の長さは40文字以下を基準にする
・指示語はできるだけ使わないようにする
・同じ語尾が続かないようにする
・漢字とひらがなの割合を3:7にする
・箇条書きや表を使うようにする
といったものがあります。
先ほどよりは読みやすさが上がり、より簡単に感じますよね。
このように読まれる記事を書くうえで箇条書きはとても役立つものなのです。
また、同じように表もおすすめです。
メリット・デメリットなど何かと何かを比べるときには、積極的に表を使っていくようにしましょう。
曖昧な表現を避けるようにする
「〜だと思います」「〜かもしれません」「〜でしょう」といった曖昧な表現はWEB記事では避けることをおすすめします。
なぜなら、このような書き方をしてしまうと、読者が本当にこの記事を信じて良いかわからなくなるからです。
WEB記事は読者の悩みを解決するもの。
そのため、基本は「◯◯を解決するには◯◯をすれば良いです」と言い切るようにしましょう。
ただし、例外はあります。
1つは「絶対」「必ず」「最も」といった断定表現。
断定表現は本当にそれが正しいとき(例えば「日本で最も高い山は富士山です。」というとき)以外は使わないようにしましょう。
そうとは限らないところで断定表現を使ってしまうと間違った情報を伝えることになるからです。
また、読者の気持ちを代弁するときも言い切る必要はありません。
むしろ「あなたは◯◯と感じています。」と伝えると押し付けがましいので「◯◯と感じていると思います」「◯◯と感じているかもしれません」といった表現を使うようにしてくださいね。
主語と述語をできるだけ近づける
主語と述語を近づけるのもわかりやすい文章を作るうえでは大切です。
次の文章を見てください。
副業WEBライターは最初は稼げないというデメリットはあるものの、継続して案件を受注したり、スキルを磨いていたりすれば徐々に稼げるようになる職業です。
この文章も十分内容は理解できますが、少し長ったらしい感じがありますし、主語と述語が離れていて少しわかりにくいです。
一方、上の文章の主語と述語を近づけて次のような文章にすると、主語と述語が近くなり読者の脳にストレスをかけずに読ませることができます。
副業WEBライターは稼げる職業です。最初は稼げないというデメリットはあるものの、継続して案件を受注したり、スキルを磨いたりすれば徐々に収入は増えます。
主語と述語を近づけて書くと文章がわかりやすくなりますし、主語と述語のねじれ(主語と述語が対応していないこと)が生まれにくくなります。
ぜひ、文章を書くときには主語と述語の位置を気にしてくださいね。
上手く書けない場合に考えられる原因
思うように上手く書けない、書いた記事が上位記事に上がらないという場合、次の3つが原因として考えられます。
- 読む人のイメージとどんな情報がほしいのかを掴めていない
- ゴールがどこなのか、方向性を決めずに書き出してしまう
- 競合記事を読み込んでいない
自分の執筆の仕方を振り返ってみて、どこに原因があるのか探ってみましょう。
読者像とニーズを掴みきれていない
記事を書く際は、まず最初にターゲット層を的確に掴むことが重要ですが、それができていないケースがあります。
例えば「ホームページ 作り方」というキーワードでも
- ホームページを作りたいと考えている個人事業主
- ホームページの作り方を知りたいWEBデザイナー
ではニーズが違います。もちろん、構成として被るところもありますが、書くべき文章は異なるはずです。
その状態では、書く内容やスタンスがブレてしまい、上手くかけません。
ですので、まずは、想定する読者層とそのニーズをしっかりリサーチして固めましょう。
記事の方向性が決まらないまま書いている
SEO記事を書く際は、どういった方向性で執筆するのかを決めて書かないと、書いているうちにブレや矛盾が生じてしまいます。
例えば「WEBライター やめとけ」というキーワードで書く際は、
- WEBライターは、本当にやめといたほうが良い
- 「WEBライターはやめとけ」という人がいるが、それはデマなので気にしなくて良い
という2種類の主張が考えられます。
このどちらのスタンスで書くかということを決めてから執筆しないと、WEBライターは本当にやらないほうが良いのかやったほうがいいのか、読者が混乱してしまいます。
筋の通った記事でないと、信頼性も下がりますよね。
最終的にゴールをどこへ持っていくか決めてから書くようにしましょう。
競合記事などの研究不足
SEOの検索上位に来る「読まれる」記事を書くためには、競合記事の調査・研究が必要になります。
検索上位に来る記事は、良く読まれており、参考にすべきニーズの高いサイトということ。
1位~3位に来るものだけでも目を通しておきましょう。
なぜその記事が上位に来ているのか、どういった内容が読者にニーズがあるのかが自然と見えてきます。
ここをしっかり調べておかないと、読者に必要とされるような内容を盛り込むことができず、検索結果で思うような順位に上げることができません。
ライバルとなる相手を良く知らずにいきなり記事を書こうと思っても、良いものが書けないのです。
その他WEBライターが記事を書くときに意識すべきポイント
WEB記事の書き方と読まれる文章の書き方をご紹介してきましたが、他にもWEB記事を書くときに意識すべきことはあります。
ここでは、より細かいところでWEBライターが気をつけるべきことをお伝えしていきますね。
著作権と引用に気をつける
Webライティングの案件では、画像やデータを使用することがあります。
アイキャッチなどで画像を使用したり、記事の裏付けや具体性を増すために、他のサイトなどからデータを引用することがあります。
このとき、無断で画像やデータを転載すると「著作権の侵害」とみなされ、重い罰則が課せられます。
他のサイトから画像やデータを引用したい場合は、参照元・引用元を明示するようにしましょう。
また、画像サイトからダウンロードした画像を使用する場合は、利用規約を必ず確認し、規約に従って使用するようにしてください。
「無料のサイト=著作権フリー」というわけではありません。
トラブルにならないためにも、しっかりと頭に入れて取り組んでくださいね。
表記のルールは必ず守る
記事を書く際には、いくつか守るべきルールがあります。
数字を半角で表記することもその一つです。
全角は検索エンジンやその他のシステムで認識されにくいなどの理由から、半角表記が通例となっています。
また、何度も出てくる同じ言葉を違う表現で書くことを「表記ゆれ」といい、プロのWebライターとしてはNGな書き方です。
例えば「かぎ」という言葉は「鍵」「カギ」というような書き方をしますが、読みにくい印象を与えることにもなるので、同じ意味のものは一方の書き方に揃えましょう。
このように、表記にもWeb記事コンテンツ特有のルールがありますので、注意が必要です。
文章は引き伸ばさない
文章を書くうえでやってはいけないのが文章を引き延ばすことです。
クライアントから仕事を依頼されるときには同時に目安の文字数を指定されます。
WEBライターのなかにはその文字数にいくように、余計な文章を入れてしまう人がいるのですが、それをすると記事の質が低くなってしまいます。
そのため、記事を書いていて文字数が足りないというときには、文章を引き延ばすのではなくリサーチをもう一度して書く内容を増やしましょう。
1つの見出しについて詳しく調べても構いませんし、見出しをもう1つ増やすのも良いですよ。
まとめ
今回はWEBライターが知っておきたいWEB記事の書き方を紹介してきました。
WEB記事を書く手順は次の通りです。
- 読者像と読者が持っている悩みを考える
- 読者のニーズを深掘りする
- ニーズから構成を作成する
- 読者を惹きつける導入文を作成する
- 説得力があり読者が行動できるような本文を書く
- まとめ文で内容の要約をする
- クリックしてもらえるタイトルを作る
- メタディスクリプション
- 文章をよりよくするために推敲をする
この手順で文章を書けば、ある程度質の高い記事を作ることができるのでぜひ参考にしてくださいね。
そこからさらに良いものを作ろうとする場合は、今回お伝えしたように正しい文章を書く力が必要になってきます。
正しいWEB記事の書き方と正しい文章の書き方をかけ合わせて、読者にもクライアントにも満足してもらえる記事を作りましょう。
そうすれば文字単価2円くらいの仕事は取れるようになります。
この記事があなたの収入を上げることを少しでもサポートできていれば嬉しいです。
質問や感想があればご記入ください