動画クリエイターとして個人でお仕事を受注するときや転職活動をする際に必要なのが動画ポートフォリオです。
「動画ポートフォリオを作りたいけど何からはじめたらよいのか分からない…」
「面接で自分のスキルや実績をアピールできるポートフォリオが作りたい」
そう思っている方に向けて、この記事では
- ポートフォリオで最低限載せておくべき内容
- ポートフォリオの作成で意識すべきポイント
- ポートフォリオの作り方
- おすすめのポートフォリオ作成サービス
を紹介していきます。
これから動画ポートフォリオを作ってみようと思っている人はぜひチェックしてみてください。
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動画ポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、クリエイターやアーティストが自分のスキルや実績を相手にアピールするためのものです。
転職や就職活動の選考でポートフォリオの提出を求められることもありますし、作っておくとSNSなどで自身の活動を発信することもできます。
つまり、「私はこんな作品が作れますよ」と証明できるもので、より直接的に自分の作品のテイストやクオリティを相手に伝えることができます。
動画にはプロモーション動画やアニメーション、YouTuber風の動画まで幅広いテイストがあるため、自分の得意とするテイストを具体的に示すことで転職や案件獲得に優位になるでしょう。
ポートフォリオで最低限載せておくべき内容
それでは、動画ポートフォリオには何を載せておけばよいのでしょうか?
ポートフォリオを1から作る方のために、最低限載せておくべき内容をご紹介します。
・目次
ものによりますが、PDFや紙でポートフォリオを作成する場合は、冒頭に目次があると丁寧です。
・自己紹介
基本情報とともに、経歴や資格、使用可能なツールなども記載しましょう。特に、最近ではSNSをチェックしている企業も増えているため、InstagramやTwitterのアカウント情報も載せておくとよいです。
・作品内容
作品内容はポートフォリオのメインテーマです。できるだけわかりやすく、簡潔に作品の魅力や作成時のエピソードなどをまとめましょう。
また、著作権の問題がクリアされていれば、過去制作に携わったWEBサイト名やタイトル名も記載しておくとポートフォリオの信頼性が上がります。
ポートフォリオ作成時の著作権や守秘義務については後ほど詳しく説明するのでそちらをご確認ください。
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ポートフォリオ作成で注意すべきポイント3点
著作権や守秘義務に気を付ける
ポートフォリオは一般に公開しない作品集だとしても、各作品には、著作権や守秘義務が付帯しています。
後々のトラブルを引き起こさないようにするためにも、ポートフォリオを作成する際には、事前に著作権や守秘義務についてきちんと理解しておくことが大切です。
基本的に、一般に公開されている作品を掲載する場合は、その作品の出典元を明確に記載していれば、作品を掲載する際に許可を取る必要はありません。
しかし、前職での制作物は、その作品自体の権利は企業がもっています。
また、共同制作の場合は自分が主に担当した箇所も明記する配慮が必要です。
きちんと出典元を記載し、権利に対して配慮している動画クリエイターは、クライアントや採用担当者からも評価されます。
実際に一緒に働くことになったときも、そのような制度や仕組みをきちんと守れるクリエイターだと思ってもらえるからです。
これは、クリエイターである以前に社会人として重要なことなので、意識しておきましょう。
他人との差別化を測る
近年動画クリエイターの需要は増加していますが、実際に動画編集ができる人も増えています。
そのため、他人との差別化をはかる必要があります。
サイトのデザインにオリジナリティを出したり、作品のアピールポイントを入れてみたりするだけでも相手の目を引くことが出来ます。
また、動画制作に利用する素材もなるべく自分で用意するとよいです。テロップ、画像、BGM、サムネイルなどを盛り込むなど、オリジナリティのある動画で魅力を伝えましょう。
また、Photoshopやillustratorを使用してサムネイルなどを作れる場合は、デザインスキルもアピールできるので、報酬アップの交渉もしやすいです。
ターゲットを意識する
ポートフォリオのターゲットを意識して、「誰に刺さるポートフォリオなのか」を明確にしておきましょう。
たとえば、YouTube動画用ならYouTuber風、企業のプロモーション用なら商品CMのようなものなど、クライアントや企業によって求める動画のテイストは違います。
転職の面接や営業のときに的外れなポートフォリオを提出してマイナス評価を受けないように、事前にターゲットのニーズを把握しておきましょう。
また、作れる動画のテイストが複数ある場合はポートフォリオを分けてもよいでしょう。ターゲットによってポートフォリオを変えることで、受注できる案件の幅も広がります。
ポートフォリオの作り方
ここまで、ポートフォリオの内容や注意すべき点について紹介してきました。では、実際に作成するときには、どのような方法があるのでしょうか?
ポートフォリオの作り方を3つ紹介します。
ポートフォリオサイトにアップする
すでに存在するポートフォリオサイトに動画を投稿する方法です。
無料で使用できるものもあるので、気軽にはじめられます。
また、サイトによっては作品説明文やアピールポイントなどの情報も記載できるため初心者の方は使いやすいでしょう。
ただし、ほかのクリエイターの作品もあるため、サムネイルやタイトル、自己紹介などでインパクトを押しだすなどして違いをアピールする必要があります。
サイトに動画を埋め込む
自分のWEBサイトを作って動画を埋め込む方法です。自分で好きなようにサイト全体をデザインできるのでオリジナリティを出すことができます。
また、動画のコンセプトや経歴を詳しく説明するページも設けられるうえ、問い合わせ機能も自由につけられます。
サイトを構築する手間やスキルは必要ですが、自分のサイトを持っておくと長期的に仕事をしていくうえで活用の幅も広がり、より幅広い人に見てもらうことができるでしょう。
YouTubeチャンネルを開設する
YouTubeでチャンネルを開設して、そこにポートフォリオの動画を投稿していく方法です。
急に依頼があったときも、素早く動画のURLを渡すことができるため、安心です。
また、ポートフォリオ用の動画を限定公開することも可能です。
他の方法に比べ、手軽にはじめられて操作も簡単なので、あまり手間をかけたくない人におすすめです。
【おすすめ】ポートフォリオ作成サービス4選
Portfoliobox
Portfolioboxは、海外のWEBサイトで多い、シンプルで洗練されたデザインのテンプレートが豊富に用意されています。
また、テンプレートの背景色の変更やフォントも思いどおりにカスタマイズできるので自分好みのポートフォリオが作れます。
Portfolioboxのメリットは、無料で10ページ・50画像まで使用でき、パソコン表示用だけでなく、モバイル用サイトも制作可能なところです。無料版でも十分満足のいく内容になっています。
foriio
foriioは、「30秒で作れるポートフォリオ」をテーマに、未経験者でもとにかく簡単にポートフォリオサイトが作れるのが特徴です。
ポートフォリオ作成に手間はかけたくないが、おしゃれなデザインがいい、といった方におすすめです。
MATCH BOX
MATCHBOXの魅力は、無料でとにかく簡単にポートフォリオが作成できるところです。
ポートフォリオの素材さえがあれば、素早く簡単にポートフォリオが完成します。
動画の場合は、YouTube、Vimeo、SoundCloud、SlideShareにアップされたコンテンツは掲載可能です。
また、各作品ごとに設置されたガイドに沿って入力を進めれば、“案件の概要”や“関わり方”、“ポイント”などの項目も詳しく記載できるようになっています。
Strikingly
テンプレートの充実にポイントを置きたい人はStrikinglyがおすすめです。
無料版でもポートフォリオを作成できますが、有料版にすることで、パスワードのプロテクトやカスタムドメインにも対応するなど機能は充実します。
また、有料版では、他のデザイナーとの交流もできます。
しかし、有料版の場合ドル換算になりますので、為替レートに応じて料金が変動してしまうという難点があります。
まとめ
動画クリエイターにとってポートフォリオは、転職活動や案件を獲得するうえで必須です。
また、近年では自分のポートフォリオサイトを持ってSNSで仕事を獲得する人が増えてきました。
この記事では、初心者のための動画ポートフォリオの作り方やおすすめのサイトなど紹介してきました。
無料で利用できるサービスも多いので、まずは試してみるとよいかもしれません。
今回紹介した方法とポイントをおさえ、自分のスキルや実績を最大限にアピールできるポートフォリオを作成していきましょう。
質問や感想があればご記入ください