プログラミングと聞くと、何だか敷居が高そうなイメージがあるかもしれませんが、実はプログラミング自体はそこまで難しいものではありません。
たとえば、初心者でもWEB上で計算のプログラムを動かすことなら簡単にできます。
スマートフォンのアプリも実はプログラミングで作られていて、生活の身近なところにもその技術が使われているのです。
小学校でも必修化されるなど、今大注目のプログラミング。
その腕を磨く場所として、プログラミングコンテストはご存知でしょうか?もしプログラミングに少しでも興味があるなら、知っておいて損はありません。
こちらの記事ではカテゴリ別にプログラミングコンテストをご紹介します!
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プログラミングコンテストとは?
プログラミングコンテストは、略してプロコンとも言われ、プログラミングの能力やスキルを競う大会のことをいいます。
日本だけでなく、世界各地で開催されていて、小学生からプロまで幅広く参加することができます。
カテゴリも様々な種類に分かれていて、アルゴリズムやセキュリティといったように、その分野を専門としている人たちと競うことができる場所になっています。
コンテストには、優秀なプログラマーを発掘したり、プログラマーを育てる目的があるので、優秀な成績を収めれば高いスキルを持っている証明にもなるのです。
ここから先は、コンテストの種類や内容について詳しくお伝えしていきますので、コンテストに挑戦する際はぜひ参考にしてみて下さいね。
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プログラミングコンテストの種類
まずは、どんな種類のプログラミングコンテストがあるのか、カテゴリ別に見ていきましょう。
1. AI(人工知能)系
最近ではAIを開発するブームもあり、今とても勢いのあるコンテストです。
出題されるテーマに沿ってプログラムを組み、自分が作ったAIを他の出場者とゲームのように戦わせてスキルを競います。
このコンテストでは、よりよいAIを開発して、AIをどのように利用すれば難しい状況を乗り越えられるかが問われるので、実績を残せば今後のキャリアにも大変有利です。
2. アルゴリズム系
アルゴリズム系は、プログラミングコンテストのなかで一般的な大会とされていて、競技プログラミングと呼ばれることもあります。
こちらのコンテストでは、出された問題に対し、効率のいいプログラミングをいかに短い時間で作れるかを競います。
プロレベルのプログラマーでも簡単に作ることはできないので、参加すればスキルアップは間違いないでしょう。
3. セキュリティ系
主にハッキングのような外部の攻撃からサーバーを守るためにどう備えるか、セキュリティに関するコンテストです。
具体的には、コンピューター内に隠れているキーワードを見つけ出したり、ソフトウェアのコードのバグを探すようなセキュリティに関わる競技があり、注目度の高い分野となっています。
システムの欠点を探すには、セキュリティについて詳しい知識や高いスキルが必要となってくるので、初心者にとっては敷居が高い大会です。
4. 作品系
作品系のコンテストでは、テーマがあらかじめ決まっている場合と、自分で自由に作る場合があり、作品の良し悪しが審査されます。
プログラミング経験がまだ浅くても、自分の発想力に自信があれば、作品系のプログラミングコンテストに挑戦するのもおすすめです。
たとえ高度なスキルがなかったとしても、オリジナル性で勝負すれば、賞を獲ることができる可能性があります。
社会人向けのおすすめコンテスト
プログラミングコンテストは学生からプロに向けて用意されていますが、こちらでは社会人におすすめのコンテストをご紹介します。
1. SamurAI Coding(AI系)
2011年から始まったコンテストで、年齢制限もなく、誰でも参加することが可能です。
自分で開発したAIでサムライと犬を操作し、ゲーム内に隠された埋蔵金を相手のチームよりもたくさん掘り当てて競い合います。
ゲームを通してプログラミングスキルを競うことで、自分の能力がどれぐらい通用するのかを試すことができます。
プログラミングのスキルとは別で、ゲームの戦略を問われるのも面白いところで、スポーツやゲームの大会に近いコンテストともいえますね。
2. AtCoder(アルゴリズム系)
2012年に設立され、土日の20時ごろに毎週のように開催されている日本でも最大級のコンテストです。このコンテストには難易度が用意されていて、初心者向けには「AtCoder Beginner Contest(通称:ABC)」というものがあります。
アルゴリズムについての知識がない方や、プログラミングと簡単な数学ができれば解ける問題が何問か出題されるので、プログラミング初心者にとっては挑みやすいコンテストといえるでしょう。
3. SECCON(セキュリティ系)
日本では最大級のコンテストで、サイバーセキュリティ戦略本部や、警察庁や総務省といった行政機関も後援しています。
情報セキュリティをテーマとした様々な競技が開催されているのが特徴です。
例にあげると、攻撃と防御のセキュリティスキルが問われる「CTF(Capture the Flag)」や、テーマに沿ってプログラムを作る「ハッカソン」というものがあります。
こちらのコンテストが設立された背景には、情報セキュリティの実践的な場所の提供や、人材の発掘や育成といった目的があります。
4. HSPプログラムコンテスト(作品系)
2003年から開催されていて、作品系のコンテストの中では長い歴史を持ち、現在も多くの参加者が集まるほど人気のコンテストです。
プログラミング言語の「HSP」を使い、自分で作ったソフトウェアやゲームで競い合います。
コンテストに出品される作品は、小さな規模のものから大作まであり、初心者やプロを問わず、誰でも参加することが可能です。
スキルの優劣ではなく、楽しさを広めることを目的として開催されているので、スキルを磨くだけでなく、楽しみながら挑むことができるでしょう。
プログラミングコンテストに参加するメリット
実際にプログラミングコンテストに参加することで、どういったメリットがあるのかを詳しくご紹介します!
スキルアップができる
プログラミングコンテストに参加すれば、他の出場者が作ったプログラムを見ることができ、自分では思いつかないプログラミングを知ることができます。
たとえ同じ問題でも、プログラムは人によってばらばらなので、他の人が書いたコードを参考にすることは、プログラミングのスキルアップにつながります。
また、限られた時間の中でプログラムの仕様だったり、アルゴリズムを考えてコードを書いていくことでスキルが磨かれるので、コンテストはいい訓練の場ともいえますね。
いい成績を残せばアピールポイントになる
最近ではプログラミングコンテストが一般にも広く知られるようになり、コンテストでの実績を参考にする企業が増えてきています。
コンテストの成績がいいということは、プログラミングの正確性や効率のよさの証明にもなるので、プログラマーとしてのアピールポイントになります。
プログラミングコンテストに参加すれば、今後新しい仕事をもらったり、就職や転職をするうえで優位に進めることができるでしょう。
賞金をもらうことができる
コンテストに参加することはスキルアップに役立つことは触れましたが、なかには賞金が出るコンテストもあります。
優勝者はもちろんのこと、入賞者にも賞金が出されるコンテストがあるので、参加する前に事前にサイトをチェックしておくとよいでしょう。
賞金の獲得を励みにすることで勉強のモチベーションが高まり、結果的にプログラミングのスキルが磨かれることになります。
まとめ
主なプログラミングコンテストの種類や内容、参加するメリットをご紹介しました。
コンテストの参加費は無料のものがほとんどなので、気になればどんどん挑戦していくことができます。
最初は趣味でプログラミングを始めたとしても、コンテストに出場すればプログラマーとしての経験値は確実に上がっていくので、大きなレベルアップを期待することができます。
コンテストに向けて勉強したことや、他の出場者とスキルを競い合うことは、他には代えがたい経験となるはずです。
以前は種類が少なかったコンテストも、今では様々なコンテストがあり、ITに興味がある人でしたらきっと自分に合うコンテストが見つかると思います。
腕に覚えのある方も、まだ経験が浅い方も、プログラミングコンテストで自分の実力を試してみてはいかがでしょうか?
質問や感想があればご記入ください