「WEBデザイナーになりたいけれど稼げないって噂も聞くから迷っている」
「WEBデザイナーは本当に稼げないのかな?」
という不安や疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
インターネットが普及したことにより、WEBデザイナーという職業もより注目を集めていますよね。
噂の真相と結論から申し上げてしまうと、特別WEBデザイナーが稼げないということはありません。
- WEBデザイナーは稼げないという噂の真相
- 稼げないWEBデザイナーの特徴
- WEBデザイナーで稼ぐためのコツ
- WEBデザイナーで稼いでいる人の事例
この記事を読み終わるころには、WEBデザイナーは稼げないの?という不安が消え、稼げるWEBデザイナーになるためにやるべきことがハッキリするはずです。
WEBデザイナーに興味がある人やWEBデザイナーは稼げないのか不安に思っている人はもちろん、稼げるWEBデザイナーになりたい人はぜひ今回の記事を最後まで読み進めてくださいね。
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「WEBデザイナーは稼げない」は嘘だと言える根拠
まずは、「WEBデザイナーは稼げない」という噂の真相について解説します。
冒頭でも触れましたが、WEBデザイナーは稼げないというのは嘘です。
もちろん、誰でもWEBデザイナーになれば絶対に稼げるというわけではありません。
ですが、WEBデザイナーは稼げない職業だとまとめてしまうのは間違い。
なぜWEBデザイナーは稼げないというのは嘘なのか、根拠を詳しく解説していきます。
WEBデザイナーの需要は年々伸び続けている
WEBデザイナーが稼げないという噂が嘘である根拠として、WEBデザイナーの需要は年々伸び続けていることが挙げられます。
経済産業省によると、2030年には最大で約79万人のIT人材不足が懸念されるとも言われているのです。
加えて、近年世を騒がせた感染症により私たちの生活や働きかたも大きく変わってきています。
経済産業省が2020年に実施した「電子商取引に関する市場調査」による物販・サービス・デジタル系分野の市場規模を見てみましょう。
<BtoC-ECの市場規模>
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
物販系 | 10兆515億円 | 12兆2,333億円 | 13兆2,865円億円 |
サービス系 | 7兆1,672億円 | 4兆5,832億円 | 4兆6,424億円 |
デジタル系 | 2兆1,422億円 | 2兆4,614億円 | 2兆7,661億円 |
感染症拡大により、旅行などサービス系は2019年から2021年で約3兆円市場規模が減少しています。
一方で物販系と、WEBデザインも含まれるデジタル系は情勢の影響をほとんど受けていません。
物販系に関しては右肩上がりになっていますが、実は物販のEC化が大きく関係しています。
<物販系EC化率>
2019年 | 2020年 | 2019年 | |
物販系EC化率 | 6.76% | 8.08% | 8.78% |
EC化とは、実店舗で販売するのではなくオンラインショッピングを活用するということです。
インターネットの普及だけでなく、感染症拡大によって今までの「当たり前」が大きく変わってきています。
そのため物販系をはじめ、様々な場面でWEBサイトやECサイトの構築が欠かせなくなっているのです。
WEBサイトやECサイトのデザインを行うWEBデザイナーの需要も増えている、そしてこれからも増えていくということが数値をみても分かります。
需要が伸びる=仕事も増える=単価も上がる=稼ぐことができるということ。
そのため、「WEBデザイナーは稼げない」という噂は嘘であるということが断言できるのです。
優秀なWEBデザイナーは不足している
WEBデザイナーの需要は年々伸びている一方で、優秀なWEBデザイナーは不足しています。
「WEBデザイナーの需要は年々伸び続けている」でも解説した通り、WEBデザイナーをはじめとしたIT人材不足は今後さらに大きな課題となっていくでしょう。
そして中でも、「優秀な人材」を確保することが難しいと企業や経営陣側は頭を抱えているのです。
日本デザインがIT人材の採用に注力かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名を対象にIT人材の雇用に関する実態調査を実施したところ、優秀な人材の確保について課題を感じている割合が約8割という結果になりました。
WEBデザイナーをはじめとしたIT人材が不足しているとしても、企業の即戦力となる優秀な人材を雇用したいという気持ちは当然です。
スキルがあるかないかが、稼げないWEBデザイナーになるのか、稼げるWEBデザイナーになるのかの分かれ道と言っても過言ではありません。
稼げないWEBデザイナーの特徴や稼ぐコツはこの後詳しく解説していくので、稼げるWEBデザイナーになりたい人は是非このまま読み進めてくださいね。
フリーランスになれば年収1000万は十分狙える
「WEBデザイナーは稼げないというのは嘘である」ということを根拠をもとに解説しましたが、稼げないを脱出するだけでなく、できれば高収入を得たいと考える人も多いですよね。
WEBデザイナーは会社勤めだけでなくフリーランスとして自由に働くこともできます。
ですが、働き方によっても収入は変わってくるのです。
年収比較
フリーランス | 会社員 | |
年収250万円未満 | 30.6% | 8.6% |
年収250万円~300万円未満 | 23.4% | 38.5% |
年収300万円~400万円未満 | 13.7% | 25.3% |
年収400万円~500万円未満 | 11.3% | 25.3% |
年収500万円~600万円未満 | 15.3% | 14.9% |
年収600万円~700万円未満 | 4.0% | 3.7% |
年収700万円~800万円未満 | 4.0% | 3.4% |
年収800万円~900万円未満 | 3.2% | 1.1% |
年収900万円~1,000万円未満 | 2.4% | 1.1% |
年収1,000万円~1,500万円未満 | 0.8% | 0% |
会社員WEBデザイナーは、年収250万円~600万円程度であれば全体的に安定した収入を得ることができています。
一方でフリーランスは年収250万円未満の割合も多いものの、年収600万円以上稼いでいる人は会社員より多いです。
年収1,000万円以上稼いでいる割合も、会社員WEBデザイナーが0%なのに対してフリーランスWEBデザイナーが0.8とこちらも上回っています。
別の調査では、年収1,000万円稼いでいる割合がフリーランス11.6%に対し会社員1.1%とかなり差がある結果も出ているのです。
自由な働き方ができる分年収でみると開きはあるものの、頑張り次第で高収入を目指せるのがフリーランスWEBデザイナーの特徴。
年収1,000円を狙いたい、高収入を目指したいという人はフリーランスWEBデザイナーとしての働きかたも視野に入れることをおすすめします。
フリーランスWEBデザイナーの年収や会社員WEBデザイナーとのより細かな年収比較については、こちらの記事でより詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
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稼げないWEBデザイナーの特徴5つ
つづいては、稼げないWEBデザイナーに共通する特徴を5つご紹介します。
- スキルが不足している
- 行動量が不足している
- 人との交流をしていない
- 継続できていない
- 戦略や計画がきちんと立てられていない
この項目については、WEBデザイナー歴15年で、これまで2000人以上の人に稼げない人の特徴を解説してもらいました。
上記5つの特徴について詳しく解説していくので、これからWEBデザイナーを目指す方はもちろん、現状稼げないと悩んでいる人も自分と照らし合わせてみてください。
より詳しく知りたい、動画で見たいという人はこちらから視聴できます。
スキルが不足している
稼げないWEBデザイナーに多い特徴として、作品のレベルが低いということが上げられます。
そもそもスキルが不足しているので、高品質な作品をつくることができていません。
- 高クオリティで思わず目を止めてしまうようなデザイン
- 誰でも作れそうなデザイン
どちらを制作できるWEBデザイナーに仕事を依頼したいかと言えば、圧倒的に前者ですよね。
案件を獲得しようと営業活動に注力しすぎて、ポートフォリオを昔のままにしているのもNGです。
「WEBデザイナーは稼げない」は嘘だと言える根拠」でも解説した通りWEBデザイナー需要は増えていますが、優秀な人材は少ないと言われています。
常にスキルを磨き続け、新しく高品質なWEBデザインを提供し続ける姿勢がなければWEBデザイナーとして稼ぐことはできないのです。
行動量が不足している
行動量が足りていないため、稼げていないというWEBデザイナーも多くいます。
自分では行動しているつもりでも、稼げるWEBデザイナーからみれば行動量が足りていない場合が多いのです。
特にWEBデザイナーになりたてのとき時は行動量が最重要。
運よく人脈があり、あまり行動しなくともすんなり稼げてしまう方もいますが、そういったケースは稀です。
焦る必要はありませんが、
- 毎日コンペに応募する
- 毎日クラウドソーシングサイトで応募する
- SNSに毎日作品を更新する
- 行ける交流会には全て参加する
など、案件獲得のためにできることは毎日何かしらアクションを起こしましょう。
人との交流をしていない
人との交流をしない人も、WEBデザイナーで稼げないと悩んでいる人が多いです。
WEBデザイナーはとくにフリーランスで活動している人も多いので、人と会わず自分のペースでやりたいと考えている人も多いと思います。
もちろん作業自体は自分のペースで行うことに問題はありませんが、同じWEBデザイナーの集まりや、異業種の交流会などは積極的に参加しましょう。
仲間内の話で良い情報が得られることもありますし、交流会で新たな案件獲得に繋がることも多くあります。
- 自分で情報を常に取り入れられる人
- モチベーション維持が自分でずっとできる人
- 交流しなくても案件が取れる人
であれば問題ありませんが、そうでない人、自信が無い人は人との交流も積極的にするようにしましょう。
継続できていない
WEBデザイナーとして稼ぎたいのであれば、「継続すること」は非常に大切なことです。
すぐに高収入を得たいという気持ちも自然なことですし、実際に1ヶ月・2ヶ月で稼げてしまう人もいます。
ただ、先ほどもいったようにそういった方は珍しい上に、運よく仕事を取れた方が長期的に稼げているわけではありません。
逆に地道にコツコツ案件をこなして、クライアントの信頼を着実に積み上げていった方のほうが長期的に稼げるようになります。
今回紹介している「稼げないWEBデザイナーの特徴5つ」やこの後「稼げるWEBデザイナーになるためにできる6つのこと」を参考に、稼げるWEBデザイナーになるために今できること・すべきことを1年間続けてみてください。
戦略や計画がきちんと立てられていない
戦略や計画が立てられていないと、WEBデザイナーになっても稼ぐことはできません。
これまで紹介した4つの稼げないWEBデザイナーの特徴に一つも当てはまっていないという人でも、戦略や計画がきちんと立てられていなければ稼げないままなのです。
計画を立てないと自分が何をどれだけ行動したらいいのかが分からず、モチベーションが低下してしまいます。
かといってやみくもに行動しても、稼ぎ方が間違っているので結局稼げないという悪循環に陥ってしまうのです。
稼げるWEBデザイナーになるためにできる6つのこと
稼げないWEBデザイナーの特徴が分かったら、稼げるWEBデザイナーになるために何をしたらいいのかを知っていきましょう。
- 稼げる作品のレベルを把握する
- まずはデザインスキルを徹底的に磨く
- 実際に稼いでいるWEBデザイナーから習う
- 行動が続けられる環境に身をおく
- 目標を立てそのための計画をする
- 適切な単価を設定する
それぞれどんなことをしていけばいいのか、詳しく解説していきます。
稼げる作品のレベルを把握する
稼げるWEBデザイナーになるためには、どの程度のクオリティの作品を納品すれば稼げるのかレベルを知ることが大切です。
ですが、自分のWEBデザインがどの程度のレベルなのかを自分で判断することは難しいですよね。
実際、自分がどの程度のレベルなのか分からないまま行動しているWEBデザイナーも多くいます。
稼げる作品のレベルがどの程度なのか、自分のレベルはどれくらいなのかを知るには、既に稼いでいるWEBデザイナーに添削してもらうのが一番です。
稼いでいるWEBデザイナーが身近にいない、添削してもらう機会が得られないという人は、こちらの動画も参考にしてみてください。
まずはデザインスキルを徹底的に磨く
稼げないWEBデザイナーから脱却するためには、とにかくまずデザインスキルを徹底的に磨きましょう。
「稼げないWEBデザイナーの特徴5つ」でも解説した通り、稼げるWEBデザイナーになるためにはスキルアップが必須。
低品質な作品を納品しても稼ぐことができませんし、案件を獲得することすらできません。
- WEBデザイナーはコーディングもできないと駄目
- WEBデザインだけ学んでいても駄目
などという情報もあり、稼げるようになるために色々手を付けてしまいたくなる気持ちもわかります。
ですが、とにかくまずデザインスキルが最優先。
コーディングができなくても稼いでいるWEBデザイナーは沢山いますし、逆を言えばデザインスキルさえ徹底的に磨けば稼げるようになるのです。
実際に稼いでいるWEBデザイナーから習う
稼げるWEBデザイナーになるには、実際に稼いでるWEBデザイナーに習うのが一番早いです。
既に稼いでいるWEBデザイナーから新たにスキルや知識を習うのも良いですし、今自分に足りていない部分を指摘してもらったり、作品を添削してもらうのも良いでしょう。
稼いでいるWEBデザイナーと話をしてみると、自分に足りないものに気付けることもあるはずです。
- スクール卒業後ソロ活動をしていて人と交流する機会が無い
- WEBデザイナーのスクールに入校せず独学で学んだから先輩や人脈もない
- 稼いでいるWEBデザイナーにツテがない
という人は、とにかく同じWEBデザイナー同士や異業種交流会に積極的に参加してください。
「人との交流をしていない」でも触れましたが、稼げるWEBデザイナーになるためには人との交流も大切なので、稼いでいるWEBデザイナーに直接会える場でないとしても参加して損はありません。
行動が続けられる環境に身をおく
「継続できていない」でも解説した通り、稼げるWEBデザイナーになるためにはコツコツと継続していくことが大切です。
しかし、思うように稼げない日々が続くとモチベーションが低下してしまいます。
そのため、行動を止めず継続できるような環境に身を置いてください。
- WEBデザイナーが集うコミュニティーに参加する
- WEBデザイナースクールに入校・交流会に参加する
- 自宅ではなくフリーランスが集うシェアオフィスで作業する
など、とにかく自分のモチベーションを下げないための工夫をしていきましょう。
目標を立てそのための計画をする
「戦略や計画がきちんと立てられていない」で解説した通り、稼げるWEBデザイナーになるためには戦略や計画を立てることが大切です。
戦略や計画を立てるには、まず目標を立てなければいけません。
- 今月の目標
- 今年の目標
- 将来の目標
と、大きな目標から近い未来の目標まで細分化して決めていくと、モチベーションも下がりにくく適度に振り返りもできるのでおすすめです。
WEBデザイナーデビューして初月で月100万円!などというあまり現実的でない目標は避けてくださいね。
適切な単価を設定する
稼げるWEBデザイナーになるためには、適切な単価設定が欠かせません。
とくにWEBデザイナーになりたてのときは、自信が無いからと低単価のままで案件を受ける人も多くいます。
もちろん無料や低単価で自分を知ってもらうことも大切ですが、
- いつまでその単価で行うのか
- どうやって次の案件につなげていくのか
などを考えて進めていかなければ、いくら働いても稼げないままになってしまいます。
適切な価格設定をすることで、収入をアップさせるだけでなく自分の価値もあげることができるのです。
高単価WEBデザイナーになりたいと悩んでいる卒業生に対して、久保校長が本気で指導しているこちらも要チェックです。
稼げないという不安を払拭!WEBデザイナーとして稼いでいる人の事例
最後は、日本デザインスクールの卒業生で実際にWEBデザイナーとして高収入を獲得している人の事例をご紹介します。
皆さんなぜWEBデザイナーになったのか、どうやって収入を上げていったのかなど詳しくお話ししてくれているので動画もぜひチェックしてくださいね。
未経験シンママがWEBデザインを学び最高月200万円稼いだ人の事例
あみーごこと市川亜美さんは、シングルマザーで多忙な毎日を過ごす中、WEBデザイナーとして最高月収200万円も達成されています。
離婚されインターネット環境もない中で日本デザインスクールの受講をきめ、卒業後はとにかく周りに声をかけ自分をアピールしていくその行動力は、まさに稼げるWEBデザイナーのお手本です。
未経験から1ヶ月でWEBデザイナーに転職成功し月40万円稼ぐ人の事例
みゆみゆこと田中未有さんは、未経験で日本デザインスクールに入校し、わずか1ヶ月でWEBデザイナーへ転職されています。
WEBデザイナーへ転職する前はトリプルワークをしていたそうですが、月収はわずか13万円だったそうです。
ですが、WEBデザイナーへ転職してからは月40万円と収入も大きく上がっています。
トリプルワークではなくなり収入もアップした現在、充実した毎日を送っているのが動画からも伝わってきますね。
とにかく現状を脱するんだ!WEBデザインを仕事にするんだ!と思ってからの行動力は、見習うべきものです。
まとめ
今回の記事では、WEBデザイナーは稼げないという噂の真相から稼げないWEBデザイナーの特徴、そして稼げるWEBデザイナーになるコツまで詳しく解説してきました。
WEBデザイナーの需要は年々増加しており、稼げないというのは嘘です。
しかし、「優秀な」WEBデザイナーはまだまだ不足しています。
稼げないWEBデザイナーを脱却するためには
- スキルの習得
- 継続して行動
- 戦略と計画をたてる
- 人と交流をする
これらを特にしっかり頭に入れて活動をしてください。
スキルが足りないと感じている人は、とにかくデザインスキルを磨きましょう。
WEBデザイナーは稼げないと頭を抱えている人や、これからWEBデザイナーを目指したいけど稼げないって本当?と不安に思っている人は、ぜひ今回の記事を何度も読み返し、稼げるWEBデザイナーへの道を進んでくださいね。
質問や感想があればご記入ください