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WEBデザイナーが稼げないと言われる5つの理由【現役が解説】

「WEBデザイナーは本当に稼げないのかな?」
「WEBデザイナーになりたいけれど稼げないって噂も聞くから迷っている」

このような疑問・不安を持っている方も少なくないと思います。

結論「WEBデザイナーは稼げない」は半分正解で半分間違いです。実際稼げない人はいますが、逆に大きく稼げている人もいます。

そこで、この記事ではWEBデザイナーが稼げないと言われる理由と、そう言われる中で稼げるWEBデザイナーになるコツをお伝えしていきます。

WEBデザイナーに興味がある人であれば、必ず知っておくべき内容なので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

忙しい人の方のための要約
  • ベンチャーや中小企業が多く外的要因で売上が変化しやすいWEB業界では、人件費率がどうしても抑えめになるため正社員の収入は上がりにくい
  • フリーランスで働く場合には即戦力級のスキルが求められため、中途半端なスキルでは仕事が取れないため稼ぐのは難しい
  • WEBデザイナーとして最初から稼ぎたいのであれば、フリーランスとして働くか、正社員として働きながら副業をするのがおすすめ。時間がかかっても良いのであれば最初の頃は諦めて正社員としてキャリアップを目指すのも1つの手。
  • フリーランスWEBデザイナーとして稼ぐなら、デザインスキルを極めてLP(ランディングページ)の受注をするのが最も現実的。

\ 14364人にセミナーをして分かった!/

目次

WEBデザイナーが稼げないと言われる理由【働き方の問題】

WEBデザイナーが稼げないと言われる理由の1つに、「会社勤めのWEBデザイナーは稼ぎづらい」という働き方の問題が存在します。

会社勤めのWEBデザイナーが稼ぎづらい理由は、主に下記の2つによるものです。

会社勤めのWEBデザイナーが稼ぎづらい理由
  • 変化の激しい業界で正社員の人件費率が低くなりやすいから
  • ベンチャーや中小企業が多く正社員給与が高くなりにくいから

これらの実態を知れば、実際に会社勤めをした際に「こんなはずではなかった」「知らなかった」と後悔するリスクを軽減できるでしょう。

変化の激しい業界で正社員の人件費率が低くなりやすいから

変化が激しいWEB業界は売り上げが安定しない業界であるため、正社員の人件費率が低く薄給になりがちです。

たとえば、WEBメディアを運営している会社が、Googleのコアアップデートの影響でクライアントのWEBサイトのSEOランキングが落ちたことで、一晩で売上が50%も落ちるといったことはよくあります。

WEB業界は他の業界と比較すると、売上や業績が自分たちの努力だけでなく外的な要因に影響されることが多いです。

日本では外国と異なり、正社員の雇用はかなり守られていることから、業績が少し悪化した程度では、従業員を解雇したり大幅に減給したりすることができません。

つまり、企業側からすると正社員を雇用することはリスクなのです。業績のアップダウンが激しく安定しない業界であればなおさらでしょう。

このような理由から、変化の激しいWEB業界の正社員の給料は薄給になるという仕組みになっています。 

ベンチャーや中小企業が多く正社員給与が高くなりにくいから

WEB業界の企業の大半がベンチャー企業や中小企業であるため、そのような企業は正社員の給与が上がりにくく、結果としてWEBデザイナーとして稼ぐことが難しいです。

WEB業界は、「インターネットを介して商品やサービスを提供する業界」のことを指しますが、IT業界の一部です。

出典:programmer college「Web業界とは?IT業界との違いや仕事内容・年収・将来性を徹底解説

そして、商工総合研究所によると、IT業界における中小企業の割合は98.8%にも及び、業界内の全従業者の70.1%が就労しているとのことです。

日本国内の全企業のうち、中小企業の割合は70%程度であると言われていることからも、IT業界における中小企業の割合が非常に高いことが分かるでしょう。

中小企業やベンチャー企業は、大手企業と比較すると「企業体力」がありません。

そのため、大企業と比較すると賃上げする企業が少なく、賃上げされたとしても上げ幅が小さいのです。

NHKによると、世界的なインフレによって「賃上げ」が求められている現在、85%もの中小企業が賃上げを実施することを決定したものの、その半数が「価格転嫁の難しさ」や「原材料価格などの高騰」を理由に賃上げ率2〜3%程度と低く、インフレ率に見合っていません。

このような状況であることから、中小企業やベンチャー企業が多いWEB業界において会社勤めのWEBデザイナーは稼ぎづらいのです。

WEBデザイナーが稼げないと言われる理由【スキルの問題】

下記のように、「スキルの問題」が原因で稼げないWEBデザイナーは多いです。

WEBデザイナー自身のスキルの問題で稼げない
  • デザインだけで稼げるほどスキルレベルが高くないから
  • デザインに満足されない場合一発で契約を切られるから
  • 初心者の期間は単価が低くなりやすいから
  • 駆け出しのデザイナーが増え初心者案件が取りにくいから
  • ツール(AI)が進化し簡単なデザイン案件がなくなったから

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

これを読めば、WEBデザイナーの仕事でいかに「スキル」が大切であるかということが分かるとともに、稼げないWEBデザイナーになることを未然に防げるでしょう。 

デザインだけで稼げるほどスキルレベルが高くないから

デザインだけで稼げるほどのスキルレベルが高くないと、案件や仕事を獲得することが難しく結果として稼ぎづらくなります。

下記の図は、フリーランスITエンジニアを採用する際に、企業が重視するポイントを調査した結果をまとめたものです。

出典:レバテック フリーランス「ITエンジニアのオンライン採用、重視するのは『スキル』と『コミュニケーション』

41.0%もの企業が「スキル」と回答しており、他のポイントよりもかなり重視されていることが分かりますね。

これはITエンジニアのケースですが、WEBデザイナーもITエンジニアと同じように「技術職」であることから、「スキル」が最重要視されます。

デザインだけで稼げるほどのスキルレベルが高くないWEBデザイナー、あるいは初心者デザイナーは案件・仕事を獲得できず、稼ぐことが難しいです。 

デザインに満足されない場合一発で契約を切られるから

副業やフリーランスのWEBデザイナーは、会社勤めのWEBデザイナーと比較すると稼ぎやすいですが、より厳しい実力社会であるためデザインに満足されない場合は、一発で契約を切られる可能性が高いです。

下記の図は、フリーランスが受注している案件の平均的な契約期間を表しています。

出典:フリーランス協会「フリーランス白書2023

これを見ると、フリーランスが受注している案件は「単発案件」が多いことが分かりますね。

フリーランスや副業の場合、企業との関係は「雇用関係」ではなく、業務委託などの「契約関係」となります。

下記の図をご覧ください。近年、人口減少に伴う労働人口の減少によって人材不足に喘ぐ企業が増加しています。

その影響で、業務委託案件を出す企業数は年々増加の一途を辿っているのです。

出典:CodeZineニュース「レバテック、2021年の企業による業務委託IT 人材活用動向を発表

このような背景から、企業が副業やフリーランスなどの外部人材を活用して業務を委託する主な理由は、下記の3つによるものであることが考えられます。

企業がフリーランスや副業など外部人材に業務を委託する主な理由
  • 社内の人材コストを抑えるため
  • 専門的な業務をすぐに任せられるため
  • 社内人材を他の業務に充てるため

これを見ると、企業がフリーランスや副業人材を「即戦力」として捉えていることが分かるでしょう。

先ほど、日本では正社員の雇用はかなり守られていることを説明しましたが、「契約関係」ではそれに当てはまりません。

下記のように、企業側の都合や理由でいつでも契約を解除できます。

  • 業績や売上が悪化した
  • 成果物が納品されていない
  • 成果物のレベルや質が低かった

つまり、即戦力にならないWEBデザイナー = クライアントが求めるレベルのデザインを制作できないWEBデザイナーは、継続で仕事を受注できず単発で仕事を切られる可能性が高いということです。 

初心者の期間は単価が低くなりやすいから

初心者の期間は単価が低くなりやすいことも、WEBデザイナーは稼げないと言われる理由です。

高単価の案件を受注をするには「スキル」と「実績」が必要不可欠です。

そのため、初心者WEBデザイナーが高単価案件を獲得するのは難しいのです。

現に、今では1時間で作れるバナーを1万円で受注できている、WEBデザイナーの須藤さんも次のようにおっしゃっていました。

最初はバナー1枚で1000円とかです。ある程度慣れてきてから3000円に値上げしました。といっても1枚のバナーに3-5時間くらいかかっていたので時給はそんなに高くなかったですが…。

出典:「自信がない」言い訳ばかりしていた私が覚悟を決めて月収50万を稼ぐ在宅ママデザイナーに!

初心者期間の単価が低くなってしまうのは、ある種仕方がないことです。そこから早く抜け出せるよう積極的に仕事を取りいき、実績とスキルを磨いていきましょう。

駆け出しのデザイナーが増え初心者案件が取りにくいから

WEBデザイナー人気が高まったことから、近年WEBデザイナー人口が急増し初心者案件が取りづらくなっています。

下記の表は、WEBデザイナー人口の推移をまとめたものです。

 2005年2010年2015年
WEBデザイナー人口69,960人77,290人90,630人
※総務省「国勢調査」を元に筆者が作成
 2005年2010年2015年
WEBデザイナー人口69,960人77,290人90,630人
※総務省「国勢調査」を元に筆者が作成

年々増加傾向にあるのが分かるでしょう。

そして、令和2年に実施された国勢調査によるとWEBデザイナー人口はついに20万人を超えたとのことです。

WEBデザイナー参入の壁は低く、資格や学歴は必要ありません。

私はWEBデザイナーです」と名乗れば、誰でもWEBデザイナーであると言えます。

このように誰でもWEBデザイナーであると名乗ることができ、近年注目を浴びている職種であることから、駆け出しのデザイナー人口が急増してきました。

駆け出しのデザイナー人口が増えると、それに伴ってライバルも増えます。

つまり、1つの案件に対して応募者が殺到し、仕事や案件を獲得するのが難しくなるのです。

ツール(AI)が進化し簡単なデザイン案件がなくなったから

近年AIの進化が目覚ましく、下記のような画像生成AIを使用すれば誰でも簡単にデザインを制作できるようになったため、スキルの低いデザイナーは仕事や案件を獲得することが難しくなっています。

画像生成AIの例
  • Midjourney
  • Adobe Firefly
  • CanvaのAI画像ジェネレーター
  • Designs.Ai

仕事や案件を獲得できなければ、収入が入ってこないため必然的に稼げないということになりますね。

しかし、画像生成AIが作り出すデザインには限界があり、クライアントが抱える課題を解決できるほど高品質で、オリジナリティのあるデザインは制作できません。

つまり、「質の高いデザインを制作し、クライアントに価値を提供できる」ほどのWEBデザイナーになれば、画像生成AIに仕事を奪われる心配をする必要がなくなるということです。

WEBデザイナーになる前はもちろん、WEBデザイナーになってからもスキルアップに励み、むしろこれらのツールを使いこなす側に回れるように努力しましょう。

稼げるWEBデザイナーになるための方法【働き方の側面から】

前章まではWEBデザイナーが稼げない理由について、「働き方」と「スキル不足」の2つの側面から説明しました。

ここでは、それらの理由を踏まえて、稼げるWEBデザイナーになる方法を「働き方」と「スキル」の側面からそれぞれ解説します。

まずは、「働き方」の側面から見ていきましょう。

稼げるWEBデザイナーになるための方法は3つあり、下記の通りです。

稼げるWEBデザイナーになるための働き方
  • 正社員ではなくフリーランスとして働く
  • 正社員をしながら副業としてガッツリ稼ぐ
  • 最初の数年間は諦めてキャリアアップすることで稼ぐ

ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。 

正社員ではなくフリーランスとして働く

前章で、正社員は下記の2つの理由から稼ぎづらいことを解説しましたが、フリーランスであれば給料は青天井です。

正社員ではなくフリーランスとして働く
  • 変化の激しい業界で正社員の人件費率が低くなりやすいから
  • ベンチャーや中小企業が多く正社員給与が高くなりにくいから

下記のグラフは、日本デザインがフリーランス・個人事業主のWEBデザイナー103名を対象に行った「月収」に関する調査結果をまとめたものです。

このグラフを見ると、約半数の回答者の年収が360万円未満であることが分かりますが、回答者全員の平均年収を算出したところ423万円でした。

この金額は、会社勤めのWEBデザイナーの平均年収340万円を大きく上回っています。

フリーランスのWEBデザイナーの方が稼ぎやすいことが分かりますね。しかし、正社員のWEBデザイナーとして働くことが決して無駄であるわけではありません。

下記の図をご覧ください。

これはフリーランスが「直近1年間で仕事獲得に繋がったことのあるもの」、「最も収入が得られる仕事の獲得経路」に関するアンケートの回答結果をまとめたものです。

出典:フリーランス協会「フリーランス白書2024

これを見ると、「過去・現在の取引先」や「人脈」を駆使して案件や仕事を獲得しているフリーランスが多いことが分かります。

いきなりフリーランスのWEBデザイナーとして活動することも不可能ではないですが、「人脈」や「過去の取引先」などがない分苦労する可能性が高いです。

そのため、数年間会社勤めのWEBデザイナーとして働きながらWEB人脈を築いてから独立する方が、比較的容易に高収入のWEBデザイナーを目指せるでしょう。 

正社員をしながら副業としてガッツリ稼ぐ

正社員をしながら副業でWEBデザインの仕事をすることで、ガッツリと稼げるでしょう。

近年、働き方改革の影響で多くの事業所が副業や兼業を認めています。

下記のグラフは、副業の月収に関するアンケート調査をまとめたものです。

出典:doda「副業をしている会社員の割合は?副業の実態調査【最新版】

副業をしている人の半数以上が、月に1万円以上の副業収入を得ていることが分かりますね。

毎月10万円以上稼いでいる人も多く、13.8%も存在します。

飲食店・コンビニ・家政婦のトリプルワークで月収13万円稼いでいた日本デザインスクール卒業生のみゆみゆさんは、現在副業WEBデザイナーとして月収40万円をコンスタントに稼げるようになりました。

こちらのビデオでは、彼女のサクセスストーリーを紹介しています。

正社員をしながら副業をすることでガッツリ稼ぐことは十分可能です。

ちなみに、クラウドソーシングにおけるWEBデザインの副業案件の代表例と単価の目安については、下記の表を参考にしてください。

副業案件の例単価の目安
アイコン制作およそ1,500円
バナー制作およそ3,000円
トップページデザインおよそ50,000円/ページ
トップページコーディングおよそ30,000円/ページ
注意!
WEBデザインの仕事を副業・兼業で行う場合は、下記の点に注意しましょう。 
・勤務先で副業が禁止されていないか確認する
・確定申告を必ず行う
・住民税の支払額が増える可能性があることを忘れない
・本業に支障をきたさないようにする
 これらの注意点について詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせてお読みください。

最初の数年間は諦めてキャリアアップすることで稼ぐ

会社勤めで副業をすることができない人、あるいはフリーランスとして独立することにリスクを感じる人は、最初の数年間は諦めてキャリアアップすることで稼ぐことを目指しましょう。

下記の表はWEBデザイナーの平均年収を年齢別にまとめたものです。

出典:厚生労働省jobtag「Webデザイナー

他の職業と同様に、経験やスキルを身につけるほど年収が上がっていきます。

そのため最初は薄給であっても、数年間耐えてスキルアップに励んでいけば徐々に年収が上がることが期待できるでしょう。

また、下記のような関連職種へのキャリアアップや、WEB制作の上流工程に関わる仕事をすることで年収アップを狙うことも可能です。

職種平均年収
WEBマーケター511万円
WEBディレクター499万円
UIデザイナー594万円
UXデザイナー639万円
WEBエンジニア549万円

これらの職種の平均年収は、WEBデザイナーの平均年収340万円を大きく上回っていますね。

会社勤めであっても、あなたの努力次第で稼げるWEBデザイナーになることは十分可能です。 

稼げるWEBデザイナーになるための方法【スキルの側面から】

次に、「スキルの側面から」稼げるWEBデザイナーになるための方法を紹介します。

下記の方法を実践してみてください。

稼げるWEBデザイナーになるための方法【スキル編】
  • とにかくデザインスキルを磨いて継続案件を取る
  • 高単価の制作物に絞って仕事を取る(LPを受注する)
  • 複数のスキルを持って受注単価を高くする

ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。 

これらの方法を頭に入れながら仕事をすることで、高収入のWEBデザイナーを目指せるとともに、WEBデザイナーとしてのキャリアを成功させやすくなるでしょう。

とにかくデザインスキルを磨いて継続案件を取る

高いデザインスキルを持っているほど、継続案件を獲得しやすくなります。

それはクライアントは、高いデザインスキルを持つWEBデザイナーを手放したくないからです。

まずは、下記のデザインスキルを身につけましょう。

優先度の高いデザインスキル
  • レイアウト
  • 文字詰め
  • 配色
  • フォント選び
  • 写真の切り抜き

また、WEBデザインのトレンドは変化が激しく、さらにデザインツールの進化が目覚ましいです。

そのため、WEBデザイナーは常にスキルや知識をアップデートする必要があります。

WEBデザイナーになってからも向学心を忘れず、努力を怠らなければ「継続案件」を獲得できます。

継続案件を多数抱えることができれば、稼げるWEBデザイナーになれるでしょう。

補足!
継続案件を獲得するためには、「高いデザインスキル」を持っていることが最も重要ではありますが、下記のような点に留意することも大切です。 
・クライアントに提案してより良いデザインを制作する姿勢を示す
・指摘された箇所をスピーディかつ正確に修正・改善する
・迅速かつ良好なコミュニケーションを心がける
・納期は必ず守る!納品が早いほど良い
・クライアントが求める価値を提供する

 これらの点に留意しながら取り組むことで、クライアントとの信頼関係が構築されて継続案件につながりやすくなります。 

高単価の制作物に絞って仕事を取る(LPを受注する)

LP(ランディングページ)などの高単価の制作物に絞って仕事を取ることで、高給WEBデザイナーを目指すことができます。

LP(ランディングページ)とは?

検索結果やWEB広告、SNS、メルマガなどを経由してユーザーが最初にアクセスするページのことです。

一口に「WEBデザイン」といっても下記のようにさまざまな制作物があり、その制作物ごとに単価の相場が異なるのです。

WEBデザイナーの制作物単価の相場
バナー制作2,000〜5,000円
ロゴデザイン制作40,000円
LP制作50,000〜100,000円
WEBサイト制作およそ400,000円
WEBサイトのUI改善900,000円

バナー制作とWEBサイト制作では、桁が二2桁も違うのが分かりますね。

言うまでもありませんが、高単価な制作物を受注するほど稼ぎやすくなります。

そのため高単価の制作物に絞って仕事を取ることが、高給WEBデザイナーになるためには必要です。

しかし、制作物が高単価であるほど、クライアントが求めるWEBデザイナーのスキルレベルも上がります。

高単価の制作物を受注するためには、やはり「スキル」がものを言うため、常にスキルアップに励みましょう。 

複数のスキルを持って受注単価を高くする

WEBデザインスキルに加えて、下記のような関連スキルがあると受注単価を上げやすくなります。

複数のスキルを持って受注単価を高くする
  • マーケティングスキル
  • UI/UXデザインスキル
  • HTML / CSSなどのコーディングスキル
  • ディレクションスキル

単価を上げやすくなる理由としては、作業工程が増えて作業時間がかかることをクライアントが理解しているからです。

筆者はリーランスのWEBライターとして活動していますが、記事の執筆だけでなく、WordPressへの記事入稿や、記事投稿に必要な画像の選定・作成などプラスアルファの周辺業務が必要になる場合は、作業工程が増えて作業時間がかかることを理由に単価を上げてもらうように交渉しています。

そして、この交渉は成功することが多いです。

これはWEB デザイナーでも同じでしょう。

WEBデザインスキル+その他の周辺スキルを持つWEBデザイナーは、クライアントの仕事の負担を軽減するため、多くのクライアントに重宝されます。

ぜひ、余裕がある方はデザインスキルと合わせてプラスアルファのスキルも習得してください。

稼げないWEBデザイナーの特徴5つ

つづいては、稼げないWEBデザイナーに共通する特徴を5つご紹介します。

稼げないWEBデザイナーの特徴5つ
  1. スキルが不足している
  2. 行動量が不足している
  3. 人との交流をしていない
  4. 継続できていない
  5. 戦略や計画がきちんと立てられていない

この項目については、WEBデザイナー歴15年で、これまで2000人以上の人に稼げない人の特徴を解説してもらいました。

上記5つの特徴について詳しく解説していくので、これからWEBデザイナーを目指す方はもちろん、現状稼げないと悩んでいる人も自分と照らし合わせてみてください。

より詳しく知りたい、動画で見たいという人はこちらから視聴できます。

スキルが不足している

稼げないWEBデザイナーに多い特徴として、作品のレベルが低いということが上げられます。

そもそもスキルが不足しているので、高品質な作品をつくることができていません。

  • 高クオリティで思わず目を止めてしまうようなデザイン
  • 誰でも作れそうなデザイン

どちらを制作できるWEBデザイナーに仕事を依頼したいかと言えば、圧倒的に前者ですよね。

案件を獲得しようと営業活動に注力しすぎて、ポートフォリオを昔のままにしているのもNGです。

「WEBデザイナーは稼げない」は嘘だと言える根拠」でも解説した通りWEBデザイナー需要は増えていますが、優秀な人材は少ないと言われています。

常にスキルを磨き続け、新しく高品質なWEBデザインを提供し続ける姿勢がなければWEBデザイナーとして稼ぐことはできないのです。

行動量が不足している

行動量が足りていないため、稼げていないというWEBデザイナーも多くいます。

自分では行動しているつもりでも、稼げるWEBデザイナーからみれば行動量が足りていない場合が多いのです。

特にWEBデザイナーになりたてのとき時は行動量が最重要。

運よく人脈があり、あまり行動しなくともすんなり稼げてしまう方もいますが、そういったケースは稀です。

焦る必要はありませんが、

稼げるWEBデザイナーがしている行動
  • 毎日コンペに応募する
  • 毎日クラウドソーシングサイトで応募する
  • SNSに毎日作品を更新する
  • 行ける交流会には全て参加する

など、案件獲得のためにできることは毎日何かしらアクションを起こしましょう。

人との交流をしていない

人との交流をしない人も、WEBデザイナーで稼げないと悩んでいる人が多いです。

WEBデザイナーはとくにフリーランスで活動している人も多いので、人と会わず自分のペースでやりたいと考えている人も多いと思います。

もちろん作業自体は自分のペースで行うことに問題はありませんが、同じWEBデザイナーの集まりや、異業種の交流会などは積極的に参加しましょう。

仲間内の話で良い情報が得られることもありますし、交流会で新たな案件獲得に繋がることも多くあります。

積極的な交流がなくても問題ないタイプ
  • 自分で情報を常に取り入れられる人
  • モチベーション維持が自分でずっとできる人
  • 交流しなくても案件が取れる人

であれば問題ありませんが、そうでない人、自信が無い人は人との交流も積極的にするようにしましょう。

継続できていない

WEBデザイナーとして稼ぎたいのであれば、「継続すること」は非常に大切なことです。

すぐに高収入を得たいという気持ちも自然なことですし、実際に1ヶ月・2ヶ月で稼げてしまう人もいます。

ただ、先ほどもいったようにそういった方は珍しい上に、運よく仕事を取れた方が長期的に稼げているわけではありません。

逆に地道にコツコツ案件をこなして、クライアントの信頼を着実に積み上げていった方のほうが長期的に稼げるようになります。

今回紹介している「稼げないWEBデザイナーの特徴5つ」やこの後「稼げるWEBデザイナーになるためにできる6つのこと」を参考に、稼げるWEBデザイナーになるために今できること・すべきことを1年間続けてみてください。

戦略や計画がきちんと立てられていない

戦略や計画が立てられていないと、WEBデザイナーになっても稼ぐことはできません。

これまで紹介した4つの稼げないWEBデザイナーの特徴に一つも当てはまっていないという人でも、戦略や計画がきちんと立てられていなければ稼げないままなのです。

計画を立てないと自分が何をどれだけ行動したらいいのかが分からず、モチベーションが低下してしまいます。

かといってやみくもに行動しても、稼ぎ方が間違っているので結局稼げないという悪循環に陥ってしまうのです。

まとめ

今回の記事では、WEBデザイナーは稼げないという噂の真相から稼げないWEBデザイナーの特徴、そして稼げるWEBデザイナーになるコツまで詳しく解説してきました。

WEBデザイナーの需要は年々増加しており、稼げないというのは嘘です。

しかし、「優秀な」WEBデザイナーはまだまだ不足しています。

稼げないWEBデザイナーを脱却するためには

稼げるWEBデザイナーになるための行動
  • スキルの習得
  • 継続して行動
  • 戦略と計画をたてる
  • 人と交流をする

これらを特にしっかり頭に入れて活動をしてください。

スキルが足りないと感じている人は、とにかくデザインスキルを磨きましょう。

WEBデザイナーは稼げないと頭を抱えている人や、これからWEBデザイナーを目指したいけど稼げないって本当?と不安に思っている人は、ぜひ今回の記事を何度も読み返し、稼げるWEBデザイナーへの道を進んでくださいね。

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その中で気づいたのが、WEBデザイナーへの誤解がある方が多いということ。中には一度勉強に失敗してからセミナーに来て「先に知りたかった」という方もいらっしゃいます。

そのような方が増えないために、特に多かった15の誤解を1つの資料にまとめました。勉強を始めてから後悔しないよう、ぜひ受け取ってください。

※非常に人気の資料であり、今後有料化する可能性もあるのでお早めに手に取ってくださいね。

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