30代で未経験からWEBデザイナーに転職できるのかな?
このような疑問を持っている方も少なくないと思います。
結論、30代未経験でもWEBデザイナーに転職することは可能です。
私たちが運営する日本デザインスクールの卒業生でも、30代未経験からWEBデザイナーに転職した方は多くいるので、それは間違いありません。
とはいえ、20代に比べて難しいのは確かですし、むやみに動けば良いものではありません。戦略が必要です。
そこで今回は、30代未経験にも関わらず、勉強開始から3ヶ月で制作会社への転職を実現した田中さんの事例をもとに、WEBデザイナーになるための具体的な3ステップを紹介します。
実際の成功事例をもとにお伝えするので、参考になることは間違いないでしょう。ぜひお読みください。
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30代未経験でもWEBデザイナーになれる理由
具体的なステップをお伝えする前に、30代未経験でもWEBデザイナーになれる理由を簡単にお伝えします。
- 職歴や年齢以上にポートフォリオが重視されるから
- スキルが比較的短期間で身につくから
30代未経験からWEBデザイナーになれるか不安な方は、ぜひご覧ください。
職歴や年齢以上にスキルが重視されるから
30代未経験でもWEBデザイナーになれる理由は、職歴や年齢よりもスキルが重視されるからです。
WEBデザイン業界はスキルを重視する業界です。また、ポートフォリオ(作品集)で自身のスキルを証明しやすいところでもあります。
そのため、30代未経験でもスキルを証明できれば、職歴や年齢で判断される業種よりもチャンスが大きいのです。
スキルが比較的短期間で身につくから
スキルが比較的短期間で身につくのも、WEBデザイナーが未経験から転職しやすい理由。
医者や弁護士などの専門的な仕事に就こうとする場合、資格と取得して就職するまでに10年ほどかかります。勉強しているうちに気づいたら40代になっていたということも少なくありません。
しかし、WEBデザイナーは学び方さえ間違わなければ、2~3ヶ月でスキルを習得できます。30代のうちに転職活動を始められるのです。実際、日本デザインスクールの受講生は1.5ヶ月で以下のレベルの作品が作れるようになります。
1.5ヶ月で作れる作品を見てみる
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【転職成功例から学ぶ】未経験30代からWEBデザイナーになる3ステップ
転職成功事例を参考に、未経験30代からWEBデザイナーになる3ステップを解説します。
- 即戦力となれるようなスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- 分業制の会社にひたすら応募する
今回取り上げたのは、トリプルワークからWEBデザイナーへ転職し月収40万円を達成した田中さんの事例です。デザスク受講生として学習中のエピソードや、就職活動の様子など詳しくお伝えいたします。
▼田中さんにインタビューした動画はこちらです。
ステップ1:即戦力となれるようなスキルを身につける
まずすべきことは即戦力レベルのデザインスキルを身につけることです。30代未経験からWEBデザイナーになる場合、スキルなし(制作経験なし)で転職することは難しいです。
そのため、スキルを磨いてクオリティの高い作品を作れるような状態になっておく必要があります。具体的には、以下のような作品を作れるようになりましょう。
身につけ方としては、独学とスクールがあります。どちらもメリット・デメリットがありますが、30代からWEBデザイナーを目指すのであれば、短期間でスキルを身につけられるスクールがおすすめです。
▼独学の方法について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ
▼WEBデザインスクールの選び方について知りたい方はこちらの記事がおすすめ
ステップ2:ポートフォリオを作成する
WEBデザイナーへの就職・転職活動中に多くの場合求められるのはポートフォリオの提出です。書類選考の段階から求められることもあれば、選考途中でポートフォリオの提出を伝えられる場合もあります。
田中さんもポートフォリオで採用が決まると実感したそうです。3社応募の際に提出したポートフォリオは以下のとおりです。
- 在学中に制作したホームページ
- 異なるテーマで自作した作品
在学中に学んだWEBデザインのスキルと知識を総動員し、自作した作品をプラスで提出し見事採用となりました。
ステップ3:未経験可のWEBデザイナーの求人にひたすら応募する
ポートフォリオの準備ができたら、未経験可のWEBデザイナー求人にひたすら応募しましょう。
求人数は9,000件と豊富ですが、希望条件に合う企業や相性が良い職場に出会えるかは別問題です。まずは条件に合いそうないくつかの企業に応募し続け、選ばれた中から検討しましょう。
とはいえ、30代未経験でWEBデザイナー職への採用は簡単ではありません。ポートフォリオを充実させるのはもちろんですが、ターゲットや作品制作の目的をロジカルに説明できるように面接準備も万全にしておくことが重要です。
面接では以下のポイントから人柄やコミュニケーション力も見られています。
- 社風への適合性
- 同僚との相性
- 若手と協力する柔軟性
30代は若手より人生経験やキャリアが豊富なことがメリットととらえ、自分のスキルや魅力を十分に伝えることが大切です。
ちなみに田中さんは、デザインはデザイナー、コーディングはコーダーと担当が明確に区別されている分業制の会社に入社しました。最近はこのような分業制の制作会社も多く、デザインをメインに担当できるためおすすめです。
30代が未経験でWEBデザイナーになる際に注意すべき点
30代未経験者がWEBデザイナーになることはできますが、下記の3点には注意が必要です。
- 前職よりも年収が下がるリスクを覚悟する
- 年下の上司が多くなることを理解する
- 転職後も常に学び続ける姿勢をもつ
ここではそれぞれの注意点について詳しく解説します。
これらの注意点をWEBデザイナーに転職する前に知っておくことで、転職後に「こんなはずではなかった」「知らなかった」と後悔するリスクを軽減させることができるでしょう。
前職よりも年収が下がるリスクを覚悟する
下記の表は、厚生労働省が発表したWEBデザイナーの年齢別の平均年収をグラフ化したものです。
引用:厚生労働省jobtag「Webデザイナー 年齢別の年収」
このグラフから年齢が上がるほど(スキルや経験を積むほど)年収が上がることが分かります。
30代未経験WEBデザイナーは、WEBデザインの知識やスキルが不十分であることから、20代前半〜後半程度、つまり、年収が300〜400万円程度の年収になる可能性が高いです。
求人サイトdodaは、2022年9月〜2023年8月の30代の平均年収額が447万円であることを発表しています。
もし、あなたの現職の年収が400万円以上である場合は、WEBデザイナーに転身することで一時的に前職の年収よりも下がるリスクを念頭におくことが大切です。
年下の上司が多くなることを理解する
type転職エージェントによると、WEB業界で働く人の平均年齢は33.5歳(男性:34.0歳 女性:32.1歳)となっており、他の業界と比較すると年齢が低いです。
制作会社によっては、20代の社員がリーダーやチーフとして活躍している会社もあります。
そのため、30代未経験者がWEBデザイナーとして転職した場合、同年代は管理職で同僚が20代ばかりであるということも少なくありません。
その点をあらかじめ理解して入社しないと、他の社員とのコミュニケーションが上手くいかなかったり、モチベーションが保てなくなるということが起こるので、十分注意しましょう。
転職後も常に学び続ける姿勢をもつ
WEBデザイナーは常に学び続ける姿勢を持つことが大切です。
IT業界はトレンドの移り変わりが激しい業界で、日々新しい技術が誕生しデザインツールも年々進化しているからです。
最新のトレンドや技術を学習して自分のものにすることで、自分自身の市場価値を高めることにつながるでしょう。仕事と勉強の両立は大変ではありますが、WEBデザイナーとして成功したキャリアを積むためにも頑張ることが必要です。
未経験30代からフリーランスWEBデザイナーになった方の事例
未経験の30代でフリーランスWEBデザイナーへ転身した以下3名の事例を紹介します。3名とも短期間の学習と就職・転職活動で初案件を獲得し、今でも継続的に稼いでいますのでぜひロードマップの参考にしてください。
- 脱サラしてフリーランスで月100万達成した藤澤さん
- 事務職から月30〜50万稼ぐフリーランスになった須藤さん
- シンママになってWEBデザインを学びフリーランスになった市川さん
会社員の平均的な月収を大きく超える可能性があるフリーランスは魅力的ですよね。企業に転職する以外の選択肢として検討してはいかがでしょうか。
脱サラしてフリーランスで月100万達成した方の事例
藤澤さんが未経験からWEBデザイナーを目指したきっかけは、子どもとの時間を確保するためです。デザインスキルを学びながらSNS活動やリアルセミナーに足を運び、お客様と接するチャンスを得る工夫もされていました。
スキル習得と地道な営業活動が実を結び、フリーランスWEBデザイナーとして順調なスタートを切れた藤澤さん。月収100万円を達成したときの案件内訳を見てみましょう。
- LP3件
- ホームページ作成2件
- バナーやサムネイルの作成5件ほど
フリーランスを目標としていた藤澤さんは、1件あたりの単価が大きいLP講座の受講に進みました。スクールの受講費用の捻出や、勉強時間の確保は家族の理解があったからこそできたと語っています。
今では毎日子どもとの時間が確保できて、人生が180度変わったそうです。
▼以下の記事では藤沢さんに直接インタビューをしています。気になる方はぜひ読んでみてください。
事務職から月30〜50万稼ぐフリーランスになった方の事例
もともとイラストが得意だった須藤さんは、事務職を退職した後にココナラやクラウドワークスでイラスト制作案件を受注するも単価の安さに驚いたそうです。
安定して稼ぐためにはWEBデザインを学ぶしかないと判断し、スクールでの受講を決意。受講中も精力的にWEBページを作成したり、開業届を出し子どもを保育園に預けて学習時間を確保するなどの努力を継続されました。
ひとつのバナー制作で5時間かかっていたところ、現在では高クオリティなものが1時間で作れるようになったとか。
効率も上がり、収入もアップして子どもや家族のために還元できることを幸せそうに語っています。
▼以下の記事では須藤さんに直接インタビューをしています。気になる方はぜひ読んでみてください。
シンママになってWEBデザインを学びフリーランスになった方の事例
シングルマザーの市川さんは、未経験からWEBデザイナーデビューをして2年が経ち月収50万円を安定して稼げるようになったそうです。
デビュー駆け出しの頃は案件獲得に奔走され、電話営業やランサーズで出品をおこなっていました。単価を徐々に上げながら実績を積み重ね、月収20万円を達成した頃は以下のメニューを出品していたそうです。
- バナー制作
- LINEのリッチメニュー
- LPのリライト
リピートさんや紹介も増えていくとともに、さらに案件単価をアップする工夫をして月収50万円を達成できました。
案件を獲得できなかった月がないと豪語する市川さん。秘訣はコツコツ継続することと語っています。
▼逆境を成功に変えた市川さんの転身ストーリーは以下の記事で詳細を確認いただけます。
まとめ
未経験30代で制作会社のWEBデザイナーに入社した田中さんの成功事例を交えて、転職方法を解説しました。改めて転職のためのステップを説明すると以下のようになります。
- 即戦力になれるスキル身につける
- ポートフォリオを作成する
- 未経験可の求人にひたすら応募する
まず大事なのは即戦力になれるスキルを身につけることです。本文でもお伝えしましたが、30代から目指すのであれば、効率的に学べるWEBデザインスクールをおすすめします。
ぜひ、自分にどのWEBデザインスクールが合うか調べてみてください。
もし、短期間でプロレベルのデザインを身につけたいのであれば、私たちが運営する日本デザインスクールもおすすめです。
以下からスクールの詳細が知れるので、気になる方は読んでみてください。
質問や感想があればご記入ください