「いまの仕事を続けていても将来性がない気がする」
「新しいスキルを身につけて、転職したい」
このように考えている方におすすめなのが、動画クリエイターです。
Youtubeなど動画が好きな人であれば、まさに「好き」を仕事にできます。
高いスキルを身につければ、好きなタレントや有名YouTuberの動画も編集できるかもしれません。
まさに夢のようなお仕事の動画クリエイター。
しかし、働きながら新しいスキルを身につけるのは容易ではありません。
そのため、せっかく時間をかけて勉強するなら、「自分は動画クリエイターに向いているのか」を知りたいのではないでしょうか?
今回の記事では、
「どのような人が動画クリエイターに向いているのか」
「動画クリエイターに向いていない人の特徴は?」
といった疑問にお答えしていきます。
あなたが動画クリエイターに向いているかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
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動画クリエイターとは
そもそも、動画クリエイターとはどのような職業なのでしょうか?
実は、動画クリエイターといっても、さまざまな仕事があります。
まずは、動画クリエイターの仕事内容や年収、身につけるべきスキルなどをご紹介します。
動画クリエイターにも種類がある
動画クリエイターとは、動画の撮影や編集など、動画の制作に携わる仕事をしている人を指します。
また、動画クリエイターは制作系と技術系の2つに分かれており、制作系の仕事では、プロデューサーやディレクターとして動画の企画や撮影の場を管理します。
技術系は、撮影や編集を実際におこなう仕事です。
ディレクターからの依頼を受けて撮影をおこなったり、指定された長さにカットしたり、文字やイラストを挿入したりしていきます。
フリーランス?転職?動画の制作に携わる2つの働き方
動画クリエイターには、
- 動画制作会社や広告代理店などに入社する
- 個人で案件を受注し、動画の編集をおこなう
という主に2つの働き方があります。
先ほどご紹介した動画クリエイターの働き方のうち、制作系にあたるプロデューサーやディレクターを目指す場合は、動画制作の会社や代理店に入社するのがおすすめです。
最初はアシスタントからはじまるため、クリエイターといえるような仕事よりも現場の手伝いなど、事務的な仕事が多いかもしれません。
しかし、着実にステップアップしていけば、自分が企画した動画の制作も可能です。
また、年収1000万円を目指すことができるのも、動画の制作会社や広告代理店に入社するメリットのひとつ。
年収が高いということは、それだけ規模の大きい動画の制作に携われるということです。
「クリエイターとして多くのことに挑戦したい」
「動画のプロデューサーとして、CMや番組を作ってみたい」
という方は、ぜひ制作会社や広告代理店、テレビ局などへの転職を考えてみてください。
また、
「自宅にいながら自由に働きたい」
「現場を仕切ったりするよりも、動画の編集に興味がある」
という人には個人で案件を受注する働き方がおすすめです。
特に、すでに撮影された動画を編集する仕事は、スキルさえ身につけていれば業界初心者でも可能です。
そのため、副業で動画編集をしている方や、フリーランスとして動画の編集のみを担当している方も多くいます。
収入も、個人の努力次第で上限なく増やすことができるので、副業としてだけでなく、フリーランスの映像クリエイターとして働くことも可能です。
動画クリエイターに向いている人の5つの特徴
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先ほどは動画クリエイターの仕事内容や働き方をご紹介しました。
ご自身が動画クリエイターとして働く様子が、少しは想像できたのではないでしょうか?
ここからは、動画クリエイターに向いている人の特徴を紹介していきます。
YouTubeやテレビ番組、映画が好き
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、動画クリエイターも動画が大好きな人ほどよい作品を作ることができます。
逆に、YouTubeの編集をおこなう人で、「プライベートではまったくYouTubeを見ません」という人はほとんどいません。
あなたが今まで見てきた作品は、動画を作成するときの参考作品として、あなたのなかにストックされています。
動画が好きな人であれば、動画クリエイターに向いているでしょう。
デザインに凝っている
動画クリエイターは、デザインにこだわることも重要です。
編集するときに動画のサムネイルやテロップにデザインが必要なのはもちろん、撮影するときにも「どのような明るさだと見やすいか」「どのアングルで撮るのが最適か」などを考える必要があります。
しかし、必ずしもデザインの学校を卒業していたり、デザイナーとしての職務経験があったりする必要はありません。
たとえば仕事で資料を作成するときに、「どうすればもっと見やすくなるかな?」と考えることや、街中で「こういうデザインは素敵だな」という視点で見てみることが重要です。
動画クリエイターとして、相手に伝わりやすいデザインを意識するためにも、デザインにこだわりを持てる人は向いています。
コミュニケーションが得意
動画制作は、ひとりで完結するものではありません。
特に、案件を受注して働く場合はクライアントの「こんな動画を作って欲しい!」という想いを汲み取り、相手の求める作品を作ることが求められます。
作品の方向性に関して、相手とすれ違いがおきないよう、コミュニケーションが得意であることが大切です。
クライアントの意図を読み取り、求められている動画を納品することができれば、修正を求められることも少なくなります。
勉強し、スキルアップしていくのが好き
動画の撮影や編集のスキルは1日や2日で身につくものではありません。
たくさん勉強し、何度も実践していくことであなたのスキルになっていきます。
「スキルがどんどん自分のものになっていく感じが楽しい」
「学校の勉強は苦手だったけど、動画編集の勉強ならがんばれそう」
という人は、動画クリエイターに向いているでしょう。
もちろん、机に向かって学ぶのだけが勉強ではありません。
普段何気なく見ているバラエティ番組、テレビCM、YouTube、TikTok……すべて見方次第で勉強の材料になります。
- 今はどのような動画が人気なのか
- どのような効果音を入れるといいのか
といった視点で動画を見てみましょう。
動画クリエイターの勉強に終わりはありません。よりよい作品を作っていくために、たくさんのことを学べる人が、一流の動画クリエイターになれます。
体力に自信がある
動画クリエイターには、体力も必要です。
特に編集だけでなく撮影にも携わりたい場合は、重たいカメラをしっかり支えて持つ力や、重い機材を持ち運ぶ力、長時間の撮影に耐えうる体力が必要になります。
また、クリエイターには「納期」がつきもの。
納期に間に合わせるためには、ときに夜遅くまで作業することになるかもしれません。
「好きなことには夢中になって何時間もやってしまう」
「体力には結構自信がある」
という人には、動画クリエイターはぴったりの仕事です。
動画クリエイターに向いていない人の5つの特徴
ここからは、動画クリエイターに向いていない人の特徴をお伝えします。
もちろん、向いていない人の特徴に当てはまっていても、動画クリエイターになることはできます。
どうすれば動画クリエイターに近づくことができるか、日々の生活で取り入れられるヒントも入れているので、ぜひチェックしてみてください。
YouTubeなどの動画をあまり見ない
特徴の一つ目は、YouTubeやテレビ番組、映画などの動画をあまりみないことです。
動画クリエイターを目指すのにセンスは不要とされていますが、「どのようなものが市場で評価されているのか」「どのような編集が人気なのか」を知っておく必要はあります。
普段あまり動画を見ていない人は、どのような動画が良くてどのような動画が悪いかの判断がつかないのです。
動画クリエイターを目指すのであれば、目指す職業に応じてインプットを増やしてみましょう。
たとえば、YouTubeなどの動画編集をおこないたい人は、人気のあるYouTuberの動画をたくさん見てください。
人気のあるYouTuberは、必ず動画のカットやテロップ、効果音にこだわっています。
文字の見やすさなどを意識しない
動画クリエイターに向いていない人の特徴2つ目は、見やすさを意識しないことです。
動画クリエイターは、視聴者が見やすい動画を作成するのが仕事です。
よい動画を撮っても、暗くて分かりくいものやテロップが人の顔や食べものに被っているものは、見やすい動画とはいえません。
もしあなたが現在の仕事のなかで、プレゼンのスライドの見やすさにこだわっていなければ、見やすさにこだわるように意識してみましょう。
動画クリエイターを目指すのであれば、日々の生活で動画に限らず
- 電車のつり革広告
- ランチを食べに入ったお店のメニューブック
- 同僚の作成したスライド
を見て、「どのようなものが見やすいか」を意識してみることが大切です。
コミュニケーションが苦手
動画クリエイターにとって、コミュニケーションスキルも重要です。
「在宅でもできる仕事だし、編集はひとりでできるから必要ないんじゃないか」と思う人もいるかもしれません。
もしあなたが、自分をひとりで撮影し、ひとりで編集するYouTuberを目指しているのであれば、コミュニケーションスキルはなくても大丈夫です。
しかし、動画クリエイターとしてよい作品を作っていくためには、コミュニケーションは必須だと思ってください。
動画編集をおこなう場合は、クライアントとのコミュニケーションでどのような編集が求められているのか、都度確認する必要があります。
もし、クライアントとのコミュニケーションがうまく取れず、意向に沿わないものを納品してしまうと、今後あなたに依頼してくれることがなくなるかもしれません。
また、撮影をおこなう場合も、コミュニケーションは必要です。
大規模な撮影になるほど、大人数で撮影するため、コミュニケーションを円滑におこなうことが重要になってきます。
また、撮影される側のモデルや被写体とのコミュニケーションも、よい動画を撮るためには重要です。
コミュニケーションが苦手な人は、
- 内容のまとまり
- 結論から話す
- 明るい表情
- ジェスチャー
これらを意識して、日々のコミュニケーションをおこなってみてください。
勉強するのが好きではない
動画クリエイターは日々、勉強することばかりです。
機材や編集アプリを使いこなすための勉強はもちろん、動画の流行を勉強する必要があります。
特に、流行はすぐに入れ替わるため、「今はどのような映像が人気なのか」を定期的に学ぶ姿勢が重要です。
そのため、勉強が苦手な人は動画クリエイターに向いていません。
しかし、安心してください。
勉強といっても、分厚い本を必死に読んだり、難しい記号を暗記したりする必要はありません。
今は動画で学べる教材も増えています。動画の撮影や編集を、短期間で楽しく学ぶことも可能です。
体力に自信がない
動画クリエイターに向いていない人の特徴、最後は体力に自信がないことです。
すでにお伝えしましたが、動画編集には納期があります。
編集を始めたばかりで時間がかかってしまううちは、納期ギリギリになってしまい夜中まで編集をおこなう日もあるかもしれません。
特に「稼げるようになるまでは副業として動画編集がやりたい」と思っている人は、本業との両立が大変になるかもしれません。
しかし、何本か編集していくうちに作業スピードも上がっていきますよ。
15分程度の動画にカットとちょっとしたテロップを加える編集であれば、20分程度でできます。
また、動画の撮影に使用する機材は、重たいものや硬いものがほとんどです。
女性ひとりでは組み立てるのが大変なものもあります。
また、カメラも重たいものが多いですが、しっかり持たないと動画がブレてしまいます。
重たい機材に関しても、慣れていくうちにコツをつかめば、できるようになることも多いです。
重たいカメラを使っての撮影は、結婚式をはじめとする「撮って出し」を撮影するときなどに使われます。
使用できなくても動画クリエイターを目指すことは可能ですが、より優れた動画クリエイターを目指す場合は、撮影する際にブレてしまわないように、体幹や腕の筋肉は鍛えておきましょう。
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向き・不向き以上に重要!動画クリエイターに必要な4つのスキル
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動画クリエイターになるうえで、向き・不向きも大切なのは間違いありませんが、それ以上に大切なのはスキルがあるかどうかです。
多少動画クリエイターに向いていないところがあったとしても、スキルさえあれば動画クリエイターとして稼いでいくことは十分にできます。
そこでここからは動画クリエイターになるのに必要なスキルをご紹介していきます。
編集スキル|まず身につけるべきスキル
動画クリエイターを目指す人が、最初に身につけるべきなのが編集スキルです。
編集とは「撮影した動画のカット」「テロップの挿入」「BGMの挿入」をしていく作業。
動画の最終的なクオリティを決める仕事なので、動画クリエイターになりたい方は必ず身につけておく必要があります。
撮影スキル|映像のクオリティを決めるスキル
動画クリエイターになるには撮影スキルも必要です。
あとから編集できるとはいえ、欲しい映像が撮れていなかったり、映像がブレブレだったりすると良い映像作品を作ることはできません。
良い作品を作るためには安定感のある撮影が必須になってくるのです。
そのため、まずはブレずに水平にカメラを持つスキルを身につけましょう。
それが身についてきたら、次は編集のことを考えたカメラワークで撮影してみたり、ドローンなどの最新機器を使ってみてください。
企画・構成スキル|動画全体の面白さを決めるスキル
編集スキルや撮影スキルといった技術的なものとは別に動画の企画・構成スキルも動画クリエイターには必要です。
どれだけ映像や編集が上手くても、企画や構成が悪いと視聴者は見てくれません。
そのため、視聴者が思わず見てしまうような企画・構成スキルが必要なのです。
企画や構成を考えるのにはセンスが必要だと思われがちですが、そんなことはありません。
普段からどれだけ動画企画を見ているか、どれだけ企画を考えているかで、良い企画を立てられるかが決まってきます。
マネジメントスキル|動画チームをまとめるスキル
動画クリエイターとして経験を積んでいくと、マネジメントスキルが必要な場面が出てきます。
規模の大きな撮影には、演者、カメラマン、編集者などさまざまな人が関わってくるからです。
マネジメントスキルがあれば、プロジェクトリーダーとして企画、撮影、編集、リリースの計画を立てて、その計画通りに人を動かせるようになります。
ただし、このスキルは動画クリエイターとしてさまざまなスキルを身につけ、1つ1つの仕事にしっかりと指示を出せるようになった人が身につけるべきもの。
最初から身につける必要はありません。
まずは編集スキルや撮影スキルといったものを身につけましょう。
動画クリエイターに必要なスキルを身につける3つの方法
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動画クリエイターに必要なスキルはわかったけれど、具体的にどうやって身につければいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。
ここからは動画クリエイターに必要なスキルを身につける方法をご紹介していきます。
独学で学ぶ
できるだけお金をかけずに学びたいという方におすすめなのが独学です。
独学の大きなメリットはお金がかからないということ。
YouTubeや本を利用すれば数千円で動画編集のスキルを身につけられます。
一方、独学は挫折しやすい学び方でもあります。
わからないことが出てきてもなかなか解決できない期間が続くので、モチベーションが維持しにくいのです。
また、独学だと編集や撮影の仕方に変な癖がついてしまうこともあります。
メリット | デメリット |
・お金があまりかからない ・自分のペースで勉強できる | ・モチベーションが維持しにくい ・変な癖がつく可能性がある |
スクールで学ぶ
動画クリエイターに必要なスキルを着実に身につけたいという方にはスクールがおすすめです。
スクールであればわからないことがあっても講師に質問できるので、最短でスキルを身につけられます。
また、自分の作った作品を見せれば、独特な癖を指摘してもらえます。
ただし、お金がかかるのがスクールのデメリットです。
スキルを身につけることができれば、支払った分を回収することもできますが、なかにはスキルが身につかないところもあるのでスクール選びは慎重にしましょう!
メリット | デメリット |
・わからないことがすぐ質問できる ・制作物に対して客観的な意見がもらえる | ・お金がかかる(スキルが身につかない) ・自分のペースで学べない |
制作会社に入社して学ぶ
独学やスクールとは別で制作会社に入社して、現場でスキルを磨くという方法もあります。
制作会社に入社して学べば、現場で使えるスキルを直接身につけることができます。
お金をもらいながらスキルを身につけられるのは大きなメリットですよね。
しかし、未経験から現場に出るので、最初は大変なことが多くあります。
雑用をすることもありますし、長時間労働になることも少なくありません。
制作会社でスキルを身につける場合は、しっかりとした覚悟が必要ですよ!
メリット | デメリット |
・収入を得ながらスキルを磨ける ・現場のスキルを身につけられる | ・ハードになることが多い ・入社するのが難しい |
未経験から動画クリエイターを目指す学習法【独学】
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動画クリエイターを名乗れるスキルを身につける方法として、まず第一に独学が挙げられます。
ある程度のスペックを備えたパソコン、インターネット環境、編集ソフトがあればすぐにできますよ。
独学のメリット・デメリット
独学のメリットは、第一に費用を比較的安く抑えられることです。
書籍は数千円ほどで購入できるうえ、今はYouTubeなど無料で見られる解説コンテンツが充実しています。
ただしパソコンなどの機材購入でお金がかかることもあるので、注意しておいてください。
第二のメリットは、自分のペースで進められることです。
じっくり取り組みたい人にはうれしい長所なのではないでしょうか?
一方デメリットとして、づまづいたときに相談できる人がいないこと、各コンテンツにおける情報の質にバラつきがあることなどが挙げられます。
独学で学習を進めるコツ
動画制作を学ぶには、無料で見れるYouTubeの動画と、情報源として信頼性が高い書籍などの有料コンテンツを併用していくのがいいでしょう。
まずはYouTubeから「やってみたいもの」「できそうなもの」をいくつか選んで、各作業について学んでいきます。
動画は投稿者によって方向性が大きく異なるので、「制作のどの工程なのか」「どんな分野で役立つのか」を意識すると学習がスムーズに進みますよ。
そのあとで書籍から、基礎的な部分をまんべんなく学んでいきましょう。
ある程度基礎を習得したら、伸ばしたい分野を扱う書籍や有料コンテンツでの学習にシフトしていきます。
おすすめの書籍・YouTubeチャンネル
書籍
①『仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法』
こちらは動画制作を総合的に学べる一冊です。
プロモーションの成功事例など、ビジネスの世界における動画の活かし方を学べます。
タイトルにあるように、特にYouTubeへの動画投稿をしてみたい人におすすめです。
②『知識ゼロからはじめる Premiere Proの教科書 CC対応』
動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の入門書。
サンプルデータを用いて、実際に手を動かしながら学習できます。
タイトルの通りまったく知識がないところから映像制作をはじめた人、YouTubeを見てもイマイチ理解できなかった人におすすめです。
YouTubeチャンネル
実写動画の加工・演出が多く、格好いい動画作品を作りたい人は見ておくべきチャンネルといえます。
「Adobe Premiere Pro」や「Adobe After Effects」などのチュートリアルを詳しくおこなってくれているので、各項目でじっくり学びたいときに視聴しましょう。
「Adobe After Effecs」でのモーショングラフィックスを中心に、動画制作で使うツールの基礎を学べます。
10分前後で視聴できる動画も多いので、スキマ時間に気軽に学習できるのがうれしいところ。
またシェイプアニメーションとよばれる技法など、知っておくと便利なテクニックの解説も充実しています。
未経験から動画クリエイターを目指す学習法【スクール】
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スキルを身につけたいときの手段としてもう1つメジャーなのは、スクールに通うことです。
今はあちこちにスクールがあるので、自分に合ったところを選びましょう。
スクールのメリット・デメリット
スクールのメリットは、その道の専門家である講師がいてくれることです。
相談・質問できる相手がいることで、わからないことがあっても挫折しにくくなります。
また、一緒に学ぶ受講生の存在も大きいです。
お互いを意識して「自分も頑張ろう!」と思えてきます。
そしてスクール独自のコネクションで、卒業後の案件獲得や就職・転職支援をしてくれるところも。
デメリットとしては、やはりある程度の出費は覚悟しなければならないところです。
また通うのが面倒という点もありますが、オンライン受講のスクールが増えた近年はだいぶ感じにくくなりました。
スクールを選ぶときのコツ
動画制作では多様な動画編集ソフトを、目的に応じて使い分けます。
そこで「どのソフトを使えるようになりたいか」を明確にしておきましょう。
スクールで主に扱うのは、「Adobe Premiere Pro」と「Adobe After Effects」。
Premiere Proは複数の素材を並べて編集していくためのソフトです。
一方After Effectsは画像などからアニメーションを制作するモーショングラフィックスや、動画にエフェクトを設定するのに使います。
このように、目的に応じて使うソフトは異なるのです。
そのため自分は何をしたいのか、そのためには何を使えるようにすべきか、ここを見極めてスクール選びを成功させましょう。
またそのスクールで習得できるものを事前にリサーチしておくことも大切です。
動画制作を学ぶといっても、その最終目的は人それぞれですよね?
「YouTuberになりたい」という人もいれば、「動画制作の会社に就職したい」という人もいるでしょう。
これらの目的によって、身につけるべきものも異なってきます。
YouTuberなら動画撮影・動画編集・演出など、制作会社に就職したいならテロップ・モーショングラフィックス・さらに企画力も外せません。
これらをふまえて、自分に合ったスクールを選びましょう。
各スクールのサイトには、「ウチに通えばこうなれる!」という記載があるので参考にするといいですよ。
おすすめのスクール
21日という短期間で動画編集スキルが身につくオンライン講座です。
忙しい人にピッタリですね。
現役の動画クリエイターが「Adobe Premire」を用いて、実用的なスキルを教えてくれます。
そのなかでフォローアップが2回あるので、わからなかった部分も解消していきましょう。
プログラミングスクールで有名なTechAcademyによる講座です。
「Adobe Premiere Pro」を使って、動画編集の基礎から応用まで学習できます。
Premiere Proなどの編集ソフトを利用できる「Adobe Creative Cloudコンプリートプラン」が、3ヶ月分無料で提供されるのも魅力です。
未経験からでもプロを目指せる3DCGソフト「Maya」や「3ds Max」の講座から、「Unity」や「ZBrush」といった話題のソフトの講座まで、幅広いコースが用意されています。
Adobeのソフトを学べる講座もあるので、扱いたいソフトに応じてコースを選びましょう。
具体的な動画クリエイターの仕事【技術系】
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すでに述べた通り、一口に映像クリエイターと言ってもさまざまな仕事があります。
ここでは撮影や編集など、技術的な部分を手がける仕事を紹介していきます。
カメラマン
作品の素材となる動画を撮影する仕事です。
こだわりぬいた動画作品に反響があるとやりがいを感じられるでしょう。
カメラマンとしての働き方には、テレビ局・動画制作会社での勤務、フリーランスなどがあります。
しかしテレビ局ではカメラマンの求人は少ないうえに外注も進んでいるため、制作会社に入ったりフリーランスになったりしている人が多いです。
編集オペレーター
テレビ番組やインターネット配信動画などの時間に収まるよう、編集オペレーターが動画素材をつなぎ合わせます。
その際は「Adobe Premiere」、「Adobe After Effects」などの編集ソフトを扱うスキルが必須です。
事前にクライアントやディレクターといった人と打合せをし、その方針に応じて動画のカット編集、テロップ挿入、ぼかしやモザイクといった動画加工をします。
音声
動画作品を面白くするのに、音の力が不可欠なのはもはや言うまでもないでしょう。
その動画にふさわしい音を機材などで調整し、提供する。それが音声担当の仕事です。
音声にかかわる仕事も、ナレーションなどを加えて調整する「MAミキサー(マルチ・オーディオ・ミキサー)」、効果音をつける「音響効果」、撮影中の音声を録音する「録音技師」などに分かれます。
CGクリエイター
CGを駆使して画像やイラスト、動画などを制作する仕事です。
CGクリエイターは作業量が多いため役割分担をします。
物体を形作り色や質感をつける「モデラー」、モデラ―が作成したCGモデルを動かす設定をする「アニメーター」など、分業して集中的に取り組んでいるのです。
CGクリエイターには、その道のスペシャリストになる人もいれば、いろいろなポジションの仕事をしてディレクターを目指す人もいます。
具体的な動画クリエイターの仕事【制作系】
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ここからは制作系の仕事の紹介です。
映像業界で多くの人が目標としている、プロデューサーなどが該当します。
プロデューサー
動画制作における最高責任者といえる仕事です。
制作における企画・交渉・スケジュールや予算の管理をおこない、全体を指揮します。
動画に写る出演者、ディレクターによる演出をうまく引き出しながらも、それに負けないよう自分の個性を打ち出していくところに面白味を感じられるでしょう。
アシスタントプロデューサー
その名の通り、プロデューサーをサポートする業務をおこないます。
テレビ番組の場合、出演者のスケジュールチェックやお金の計算、クライアントとの交渉などはアシスタントプロデューサーの担当です。
キャリアプランではここからプロデューサーを目指す人が多いですが、補佐役としてスペシャリストを目指すというケースもあります。
ディレクター
プロデューサーの指揮に従って、制作・演出をするのがディレクターです。
動画ディレクターの仕事内容は多岐にわたり、動画の企画・撮影・編集など動画制作の過程のすべてを委ねられます。
ときにはディレクター自らカメラをまわしたり、動画の編集をおこなったりすることも。
動画ディレクターになるには、テレビ局や動画制作会社・プロダクションに就職するのが一般的です。
アシスタントディレクター
動画制作におけるあらゆる業務を担当し、ディレクターを支えます。
ディレクター・プロデューサーを目指すうえで、まず間違いなく通る道です。
テレビ番組で「ADさん」として聞くことも多いのではないでしょうか?
アシスタントディレクターはスタジオやロケの提案・準備、制作前のリサーチ、編集、ときにはお弁当の手配などの雑務までこなさなければなりません。
動画クリエイターに関してよくある質問
動画クリエイターになるうえで気になることは向き・不向き以外にもありますよね。
そこで、ここからは動画クリエイターに関してよくある質問とその答えをご紹介していきます。
動画クリエイターの年収は?
動画クリエイターの年収は働き方によって大きく変わってきます。
以下に働き方ごとに年収をご紹介しますね。
働き方 | 収入 |
正社員(大手企業) | 年収600万円〜1000万円 |
正社員(中小企業) | 年収300万円〜600万円 |
アルバイト(副業) | 時給900円〜1200円 |
フリーランス | 年収300万円(実績年収1000万円も可能) |
フリーランスはどれだけ働いたかや、スキルレベルによって収入が大きく変わります。
駆け出しの頃はかなり収入が低いですが、スキルを磨いて実績を重ねていけば年収1000万円を達成することも可能です。
▼動画クリエイターの詳しい収入事情が知りたい方はこちらの記事がおすすめです!
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動画クリエイターの将来性は?
動画クリエイターはものすごく将来性のある仕事です。
さらに、その勢いは劣ることなく2025年には1兆465億円まで市場規模は大きくなっていきます。
動画広告の市場規模が大きくなるということは、それだけ動画が求められるということ。
つまり、動画クリエイターの需要も高まっていくのです。
これから動画クリエイターの人口はどんどん増えていくことが考えられますが、それ以上に需要が伸びるので、動画クリエイターの将来性は十分にあります。
▼動画クリエイターの将来性について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
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参考:サイバーエージェント
まとめ
動画クリエイターに向いている人の5つの特徴をご紹介してきました。
- YouTubeやテレビ番組、動画が好き
- デザインに凝っている
- コミュニケーションは得意
- 勉強し、スキルを身につけるのが好き
- 体力に自信がある
注意して欲しいのは、これら全てに当てはまっていなくても、動画クリエイターにはなれるということです。
動画クリエイターにセンスは不要なので、どの特徴も日々の意識次第で変えることができます。
「転職するために、新しいスキルを身につけたい」
「現在の仕事に将来性がなくて不安」
このような方には、動画クリエイターの仕事はぴったりです。
特に、動画が好きでYouTubeなどをよくみる人にとっては、まさに「好きを仕事に」できるのが、動画クリエイターだと思います。