動画編集などに興味がある人のなかにも、未経験から動画クリエイターになれるのかな?と思っている人もいると思います。
結論から言うと、未経験でも独学で動画クリエイターになることは可能です。
動画制作について解説した本は多くあり、YouTubeでも様々なチュートリアルを見ることができます。
しかし、未経験から独学する場合、何から始めれば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、
- 動画クリエイターに必要なスキル・道具
- 動画編集の基本的な流れ
- 初心者におすすめの本3冊
- 独学を成功させるポイント
- 未経験から仕事を受注する方法
など、未経験から独学で動画クリエイターになりたい人必見の内容をまとめました。
「独学で動画クリエイターになりたい!」
「どうやって動画クリエイターの勉強をすればいいか分からない」
「動画クリエイターになってお金を稼ぎたい!」
このような人にピッタリの内容となっています。
最後まで読み、ぜひ参考にしてくださいね!
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動画クリエイターの必須スキルとは
動画クリエイターになるために特別な資格を取る必要はありません。
ただし、動画を作るためのスキルはもちろん必要です。
ここでは、動画クリエイターに必要な「技術的スキル」を4つご紹介します。
- 編集スキル
→Adobe Premiere Pro、After Effectsなどの動画編集ソフトの操作 - 撮影スキル
→ビデオカメラを用いた撮影や、構図・レイアウトなどの知識 - 音声・照明スキル
→音声や照明などの知識・技術 - CG作成スキル
→Mayaや3ds maxなどのCG作成ツールの操作
動画制作には、上記のようなスキルが必要になります。
ただし、動画編集のみを仕事にする場合は、編集スキルさえあればOKです。
さらに撮影をしたりCGを使ったりする場合は、必要に応じて他のスキルを身につけると良いでしょう。
また、動画クリエイターとして仕事を受注するには、編集スキルなどの技術的なものだけでなく、コミュニケーションスキルやマネジメント力などの「ビジネススキル」も必要になってきます。
さらにステップアップとして「マーケティングスキル」を身につければ、より単価の高い仕事を受注できるようになりますよ!
準備しよう!動画編集に必要なもの2つ
動画クリエイターになるためには、「パソコン」と「動画編集ソフト」の2つが必要不可欠です。
ただ、パソコンや動画編集ソフトと一口に言っても、さまざまな種類があります。
初心者の場合は、何を選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、パソコンを選ぶポイントやおすすめの動画編集ソフトをご紹介していきます!
パソコン
動画編集はデータが重いので、高機能なパソコンを用意する必要があります。
スペックが低いパソコンだと、読み込みに多くの時間がかかり、作業効率が悪くなってしまいます。
パソコンを選ぶ時は、以下の条件が揃っているものを用意すると良いでしょう。
- CPU…Core i7以上
- ストレージ…16GB以上
- メモリ…500GB以上
また、パソコンには主にWindowsとMacの2種類のOSがあります。
どちらが良いのか、選ぶ際に迷ってしまう場合も多いかもしれません。
結論から言うと、新しくパソコンを買うのであれば、「Mac」がおすすめです。
特にiPhoneを使っている人は、撮った動画をiCloud上で保存や共有できるので、Macとの相性が良いです。
また、パソコンの種類は「ノートパソコン」が良いでしょう。
ノートパソコンであれば、デスクトップと違い、どこでも持ち運びができます。
自宅やお気に入りのカフェ、旅先など、好きな場所で仕事ができますよ!
ただ、Windowsやデスクトップでも動画編集は可能です。
Windowsを使い慣れている人や、自宅でしか動画編集をしない人などは、あなたにとって使いやすいパソコンを用意すればOK。
パソコンは仕事の能率を大きく左右する、最も重要な仕事道具です。
映像クリエイターとしてプロを目指すなら、パソコンに投資する価値は十分ありますよ!
動画編集ソフト
動画編集ソフトは無料~有料のものまで、多くの種類があります。
ただ、動画クリエイターとして動画編集をするのであれば、Adobe社のAdobe Premiere Proがおすすめです。
理由としては、動画編集の仕事の案件では編集ソフトを「Premiere Pro」に指定していることが多く、動画編集を仕事にするなら身につけておきたいソフトだからです。
Premiere Proは有料のソフトであり、Premiere Pro単体プランの場合は、月額2,728円(税込)です。
また、Creative Cloud コンプリートプランであれば、月額6,248円(税込)でPremiere Proを含む20以上のソフトを使うことができます。
特に、「Photoshop」や「After Effects」はPremiere Proと合わせて使うことが多く、互換性も高いです。
- Photoshop
画像編集ソフト。動画のテロップやYouTubeのサムネイル制作に使うことが多い。 - After Effects
動画編集ソフト。多彩な映像表現ができる。Premiere Proと一緒に使えば、よりクオリティの高い動画制作が可能になる。
コンプリートプランならば、単体よりもお得にソフトを利用できます。
料金は少々高く感じるかもしれませんが、プロとして仕事をするためには必要な経費といえるでしょう。
仕事を受注できるようになれば、すぐに費用を回収できますよ!
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動画編集はどのようにやる?基本の4つの流れ
動画編集は、基本的に以下の手順で行われます。
- カット
- テロップ挿入
- BGM挿入
- 効果音挿入
いかがですか?
「意外と簡単そう……!」と思った人も多いのではないでしょうか。
そうなんです。
実は、”カット” や “テロップ挿入” などのやり方は完全初心者でも1日で習得できちゃうほどなんですよ!
さっそく、それぞれの工程について詳しく見ていきましょう。
- カット
カット作業では、動画の不要な部分を削除したり、必要に応じて構成を前後に入れ替えたりして、視聴者にわかりやすく動画の内容を伝えられるようにします。
例えば、人が話している映像や景色を撮った映像は無駄な時間が多く、動画が間延びすることも多いです。
不要な部分をカットすることでテンポが良くなり、視聴者にとって見やすい動画になりますよ。 - テロップ挿入
トーク中に字幕をつけたり、特にアピールしたいことを文字に起こすことで、視聴者に内容を伝えやすくなります。
人間が1秒間に認識できる文字は4~10文字ほどだと言われています。
それゆえ、一言一句すべて書き起こすのではなく、重要な内容をテロップとして挿入すると良いでしょう。
また、テロップを入れる際は映像が背景になるので、読みにくくならないように文字の色や配置に気をつけるといいですよ。 - BGM挿入
BGMを活用することで、動画全体の雰囲気やメッセージが伝わりやすくなります。
例えば、落ち着いたクラシックな音楽を流せば視聴者に安心感を与えることができますし、アップテンポな音楽を流せば視聴者の興味を引きやすくなります。
また、動画シーンの切り替わりのタイミングでBGMを入れることで、動画にメリハリをつけることもできますよ。 - 効果音挿入
効果音は、動画内で注目してほしいポイントを作りたい時に活用すると良いでしょう。
効果音をうまく使うことで、視聴者を飽きさせない動画が作れます。
また、効果音を用いるときは、テロップやシーンの切り替えなどに合わせるようにするのがポイントです。
【初心者向け】独学におすすめの本3冊!
動画編集の流れを確認したことで、「これなら私にもできそう!」と思っていただけたのではないでしょうか?
次は、独学におすすめの本をご紹介していきます。
独学する場合、本で勉強したいと考える人も多いかと思います。
しかし、動画制作に関する本はたくさんあるため、どれを読めばいいのか迷ってしまいますよね。
初心者が独学する際の「本選び」はとても重要です。
わかりやすく実践的な本で学べば、スキルの習得スピードも早くなりますよ!
ここでは、初心者におすすめの良書を3冊厳選しました。さっそく見ていきましょう。
映像編集の教科書
出版されたのは2007年と少し古いですが、いまだに評価が高く、初心者が動画編集を学ぶにはぴったりの一冊です。
この本の特徴は、専門学校で習うような ”動画の基礎知識” が学べる点です。
基本用語や素材の組み立て方、場面のつなぎ方など、動画制作をするなら知っておきたい内容を、イラストを交えてわかりやすく解説しています。
ただ、特定の編集ソフトの使い方に関する本ではないため、技術的な内容を学びたい場合は他の本を参考にすると良いでしょう。
「視聴者が飽きる動画と、ずっと見たくなる動画は何が違うのか?」といったことを論理立てて解説されており、動画制作の奥深さを実感できます。
編集ソフトの使い方など技術的な知識も必要ですが、動画制作をする際には、「どうすれば視聴者に動画を見てもらえるか?」を考えて制作することも非常に重要です。
動画クリエイターとして知っておきたい内容が満載なので、ぜひ読んでみてください。
Premiere Proデジタル映像編集講座
Adobe社が提供している動画編集ソフト「Premiere Pro」の使い方をわかりやすく解説しており、初心者から上級者まで参考になる本です。
出版されたのは2018年で、知名度が高くベストセラーとなっています。
この本の特徴は、画像とテキストを使ったわかりやすい解説と、練習用サンプルを使って作業しながら動画編集を学べる点です。
動画編集ソフトの使い方は、本を読むだけではイメージしづらいですが、実際に手を動かして学ぶことで習得スピードが速くなります。
また、インデックスからキーワードの逆引きもできるので、辞書として使うこともできます。
初心者が知りたい基礎はもちろん、イメージ合成や様々なエフェクトの使い方など、動画のクオリティを上げるテクニックも段階的に解説しており、上級者になっても役立つ本です。
動画クリエイターならば手元に持っておきたい1冊といえるでしょう。
※エフェクト:音声や画像に対して加工処理をし、何らかの効果を追加すること。
YouTube成功の実践法則60
YouTubeを活用するために知りたい内容がぎゅっと詰まった一冊です。
2014年に出版された「YouTube成功の実践法則53」の改訂版であり、2018年に出版されました。
YouTubeの入門書として人気があり、どちらの本も評価が高いです。
この本の特徴は、効果的なYouTubeの使い方や設定方法、再生回数・チャンネル登録者の伸ばし方などを丁寧に詳しく解説している点です。
動画編集のやり方などの技術面よりも、「どうやったら再生される動画を作れるのか?」といった考え方などが重点的に解説されています。
YouTuberとして活動したい人はもちろん、副業で動画編集を考えている人にもおすすめの一冊です。
仕事の中には、YouTube編集の案件も多くあります。自分が編集したYouTube動画の再生回数が伸びれば、クライアントの依頼も継続されやすくなりますよ!
挫折しない!未経験から独学を成功させる3つのポイント
独学は自分のペースで勉強できる一方、モチベーションを維持しづらいことが難点でもあります。
せっかく勉強を始めても、途中で挫折してしまうケースも残念ながら多くあります。
とはいえ、未経験から独学で動画クリエイターになった人も世の中にはたくさんいます。
一体、挫折する人と成功する人の違いは何なのでしょうか?
実は、独学を成功させるためには “3つのコツ” があるのです。
さっそく確認していきましょう。
目的を明確にする
まず始めにノートを準備しましょう。
そして、
- どうして動画クリエイターになりたいのか?
- 動画クリエイターとして、どんなものを作りたいのか?
- 動画クリエイターになったら、どんな未来が待っているのか?
といったことを具体的に書き出してみましょう。
さらに、「あのYouTuberのような作品を作ってみたい!」といった具体的な目標があるといいですね。
面倒に感じるかもしれませんが、この工程はとても大事です。
理由としては、動画クリエイターになりたい目的が曖昧だと、何を目指して学習しているのか分からなくなり、最後まで勉強し続けることが難しくなるからです。
素敵な未来を思い描けば描くほど、それがモチベーションに繋がります。
そして、動画クリエイターになりたい想いが強いほど、挫折する可能性も低くなりますよ。
勉強時間を確保する
動画編集を勉強するのに、一般的には150時間~250時間かかるといわれています。
一見、時間がかかるように思えますが、たとえば1日2時間勉強した場合、およそ2ヶ月半〜4ヶ月でスキルを習得できます。
案外、短く感じるのではないでしょうか。
とはいえ、「今日は疲れたから勉強は明日にしよう」といったように、何かと理由をつけて勉強を後回しにしていては、一向にスキルは身につきません。
それゆえ、独学を成功させるためには、自分で自分をコントロールし、勉強時間を確保する努力が必要になります。
例えば、
- 朝1時間早く起きて勉強する
- 残業をしないで、勉強時間を確保する
- 通勤時間に本やYouTubeを見て勉強する
- 週末は動画編集の勉強にあてる
といったことが考えられます。
最初は大変かもしれませんが、勉強が習慣化すれば楽になっていきますよ!
手を動かしながらやってみる
動画編集を勉強する時は、実際に手を動かしながらやってみることが重要です。
特に、動画編集ソフトの使い方は、触っていくうちに段々できていくことが多いです。
「ここをこう操作すると、こういう風になる」というように、色々いじりながら学んでいくと学習スピードが速くなるでしょう。
また、普段見ているテレビやYouTubeも、良いお手本になります。
“視聴者” から “制作者” の視点に立つことで、さまざまな発見があるはずです。
ぜひ、あなたが良いと思った動画を参考にして、マネしてみてください。
テロップの色や大きさ、BGMや効果音の使い方などを分析し、実際に自分の動画に取り入れていくことで、スキルもどんどん向上していきますよ!
未経験から仕事を受注できる?3つの方法とは
未経験であってもスキルが身についていれば、仕事を受注することは可能です!
仕事を受注する際は、これまでの動画作品をポートフォリオにしておくと良いでしょう。
ポートフォリオがあれば、あなたがどんな動画制作ができるのか、クライアントはイメージしやすくなります。
クオリティの高い作品が多ければ、未経験であっても仕事を依頼されやすくなりますよ!
ここでは、動画制作の仕事を受注する3つの方法をご紹介していきます。
さっそく見ていきましょう。
友人・知人
独学でスキルを身につけたら、まずは友人や知り合いに声をかけることから始めてみてください。
初めて仕事を受注するときは、うまくできるか不安になったりしますよね。
そんな時に、最初の依頼者が友人や知り合いであれば、心理的ハードルも低くなりますよ!
はじめのうちは、単価が安い、あるいはタダで請け負うこともあるかもしれません。
しかし、まずは実績を積み上げていくことがとても重要です。
実務をこなしていくことで、仕事の要領を掴めたり、スキルも向上していったりと、だんだん高単価で仕事を受注できるようになりますよ!
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人が不特定多数の人々に向けて仕事を発注(アウトソーシング)する業務体系のことを指します。
有名なクラウドソーシングサイトとしては、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」などが挙げられます。
契約や入金が保証されているので安心して仕事ができますよ。
仕事の案件も多く、実績を積むにはとても良い場です。
経験者を募集しているものもありますが、中には未経験OKの案件もあるので探してみてください。
SNS
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNS経由から仕事を受注することもできます。
仕事の探し方としては、”#ハッシュタグ検索 ” を利用すると良いでしょう。
例えば、「#動画クリエイター募集」「#動画編集者募集」などと検索をかければ、動画クリエイターを探しているユーザーに出会えることも多いです。
また、プロフィール欄は、あなたが動画クリエイターであることをアピールしておくと良いでしょう。
さらに、投稿にもあなたが作った映像作品を載せておくことで、仕事を依頼されやすくなりますよ!
最短・最速で動画クリエイターになるなら、スクールに通おう!
独学でも動画クリエイターになることはできますが、より効率的に動画クリエイターになるなら、スクールを利用すると良いでしょう。
スクールに通うメリットとしては、
- プロが教えてくれるので、効率的に勉強できる
- すぐに質問できる環境にある
- 動画クリエイター仲間を作れる
といったことが挙げられます。
独学はモチベーションの維持が難しいですが、スクールであれば先生や仲間がいるので、途中で挫折する可能性も低くなるでしょう。
しかし、スクールに通うとなると数万円~数十万円かかるため、悩んでしまう人も多いかもしれません。
とはいえ独学よりも遥かに習得スピードが速いため、その分稼ぐことに時間を回せると考えれば、コストパフォーマンスは高いです。
実績もより多く残せるので転職などの面接でも有利になりますし、副業でも仕事を獲得しやすくなりますよ!
初期費用はかかりますが、すぐにスクールにかかった費用も回収できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
未経験でも独学で動画クリエイターになれることがお分かりいただけたでしょうか?
この記事では、
- 動画クリエイターに必要なスキル・道具
- 動画編集の基本的な流れ
- 独学におすすめの本
- 未経験から独学を成功させる3つのポイント
- 仕事を受注する3つの方法
などをご紹介してきました。
動画制作は未経験でも挑戦しやすく、ゲーム感覚で楽しくできることが魅力です。
あなたの作った動画が、人に影響を与えたり、「あなたに頼んでよかった!」とクライアントから感謝されたりした時には、きっと大きなやりがいを感じますよ。
ぜひ、スキルを身につけて動画クリエイターとして素敵な作品を作っていってください。
一歩踏み出せば、未来は変わります。
あなたのチャレンジを心から応援しています!