最近では、テレビやCM、ゲーム、ミュージックビデオ、YouTubeなど、動画を見ない日はないくらい、身の回りに動画が溢れていますよね。
「動画編集をやってみたい!」
「動画編集でお金を稼ぎたい!」
こんな風に、動画を”見る側”から、”作る側”に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、”動画編集を仕事にしたい”と考えた時、気になるのは「年収事情」。いくらやりがいがあっても、生活できなければ困りますよね。
結論からいうと、動画・映像クリエイターの平均年収は300万円~400万円程度といわれています。ただし、キャリアを積むことによって、年収700万円~1000万円ほど稼ぐことも可能です。
中には年収1000万円以上稼ぐ動画クリエイターもおり、まさに夢のある職業だといえますね!
この記事では、正社員やアルバイトの年収から、フリーランスや副業の年収まで、具体的に解説していきます。
「そもそも、動画クリエイターって何をするの?」
「動画クリエイターってどれくらい稼げるの?」
「未経験から動画クリエイターになる方法は?」
「動画クリエイターに自分は向いているのか知りたい!」
このような疑問を持つ人にとって、役立つ情報が盛りだくさんです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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動画クリエイターの業種や仕事内容とは?
動画クリエイターが作る映像の代表的なものとしては、以下のようなものが挙げられます。
・テレビ番組
・CM
・映画/ドラマ
・アニメ
・ゲーム
・YouTube
これ以外にも、
・企業の商品やサービスのPR映像
・結婚式などのイベントムービー
などもあります。
動画クリエイターと一口に言っても、仕事の幅はかなり広いといえますね。
また、動画クリエイターは、「制作系」と「技術系」の2つにわけて考えることができます。
特に大きな制作会社では、動画制作に多くの人が関わるため、製造工程を分けているケースも多いです。
それぞれ具体的にどんな仕事をするのか見ていきましょう。
制作系:映像の企画・制作
制作系では、主に動画・映像の企画や進行管理、制作などを担当します。
制作系の中でも、以下のような役職に分けられます。
■プロデューサー
・制作全体の指揮を担当
・企画・スポンサーとの交渉、スケジュール・予算管理など
・主にクライアント(依頼者)とやりとりすることが多い
・企画力・交渉力・マネジメント力が必要
・業界での人脈の広さも重要になる
■ディレクター
・プロデューサーの指揮に従って、制作・演出を考える
・プロデューサーの方針や考えをアシスタントに指示し、企画やコンセプトをもとに映像を作成する
・映像の制作・演出の知識や経験が必要
■アシスタントディレクター
・ディレクターからの指示を受けて制作・演出の指示を出す
・技術系スタッフとのやりとりが多い
技術系:動画の編集や加工
技術系は動画の撮影や編集、音声といった専門技術を用いて映像を作り上げます。主に、以下のような役職に分けられます。
■編集オペレーター
・ディレクターの指示通りに、映像のカット編集、テロップ挿入など映像加工する
・CGクリエイターや音声など他の技術者に指示をする
■カメラマン
・動画を撮影する
・編集に携わる場合もある
■CGクリエイター
・CG(コンピューターグラフィックス)を使って、画像やイラスト、動画などを作成する
■音声
・動画にナレーションやBGM、効果音などを挿入する
・撮影中の音声を録音する録音技師もいる
大きなプロジェクトであるほど、役割が分けられていることが多いです。
しかし、実際には、制作系と技術系の仕事はお互いに影響し合っているため、両方のスキルが必要になる場合もあります。
特に、小さな会社やフリーランスで働く場合は、色々なスキルが求められるでしょう。
どのタイプで働く?動画クリエイターの4つの働き方
ここまで、動画クリエイターの業種と仕事内容を確認しました。
次は、動画クリエイターにはどんな働き方があるのか見ていきましょう。
ここでは、正社員・アルバイト・フリーランス・副業の4タイプに分けて説明します。
どの働き方が良い・悪いというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
各々の特徴を理解し、ぜひ自分にあった働き方を見つけてください!
正社員
正社員になりたい場合は、
・映像制作会社
・テレビ局
・広告代理店
といった働き先が考えられます。
しかし、最近では、動画制作を専門会社に依頼するのではなく、自社内で行う事業会社も増えています。
それに伴い、動画クリエイターを募集している会社も多いです。
自社内で制作する動画の種類としては、
・自社サービスのHowto動画
・SNS用のバナー動画
・採用PR動画
といったものが挙げられます。
映像制作会社は「クライアントの動画制作」を、事業企業は「自社の動画制作」を目的とするため、同じ正社員でも特徴が変わります。
2つのケースを具体的に見ていきましょう。
映像制作会社で働く
■メリット
・大手であれば大規模な企画に関われる
・最新鋭の機材を使うことができる
・映像クリエイターとして貴重な経験を積むことができる
■デメリット
・多忙になることが多く、残業が多い傾向にある
・希望の役職につけないこともある
・中小の映像制作会社の場合、非正規雇用となる場合も多い
映像制作会社は、様々なクライアントの動画を制作します。制作環境も整っていることが多く、技術やスキルもどんどん向上していくでしょう。
それゆえ、色々な案件に携わりたい人や、将来、独立やフリーランスを考えている人に向いています。
事業会社で働く
■メリット
・自社の商品やサービスなどを対象にするため、動画を作りやすい
・クライアントが自社なので、コミュニケーションが取りやすい
・動画の反応をすぐに確認でき、修正もしやすい
■デメリット
・映像制作会社に比べ、色々な種類の案件に携われない
・研修制度や勉強会も少ないことが多く、技術・スキルを向上しにくい傾向にある
・機材やマニュアルなど、制作環境が整っていないケースも多い
クライアントの映像制作とは異なり、自社の映像制作は「動画を作る理由」や「商品・サービスの特徴」などがよくわかります。
また、動画配信後の反響がすぐにわかるため、PDCAサイクルを回しやすい環境にあるといえます。
それゆえ、1つの動画制作にじっくり取り組みたい人や、勤める会社の商品やサービスが好きな人に向いているといえるでしょう。
アルバイト
■メリット
・未経験でも雇ってもらいやすい
・時給で給料が計算されるため、働く分だけ収入が増える
・正社員よりも責任が少ない
■デメリット
・正社員よりも収入が低く、福利厚生が手薄い
・職場によっては、時給が低いことがある
・責任ある仕事を任されにくいため、スキルアップしづらい
動画編集が未経験の人にとって、アルバイトは特におすすめです。
現場で動画編集の仕事に携わることができ、お金を稼ぎながら動画クリエイターの経験を積みやすいです。
さらに、能力を認められれば、アルバイトから正社員になれるチャンスもあるでしょう。
フリーランス
■メリット
・場所や時間に縛られないので、自由に働ける
・やりたい仕事を自分で決められる
・会社員より収入が高くなることもある
■デメリット
・未経験だと単価の低い案件しかできない場合が多い
・営業から打ち合わせ、制作など全てひとりでやりくりする必要がある
・会社員よりも収入が安定しにくい
最近では、「制作会社に頼むよりも費用を抑えられる」「コミュニケーションがとりやすい」といった理由から、フリーランスに動画制作を依頼する企業も増えています。
しかし、需要のあるフリーランスですが、仕事を獲得するにはある程度の実績が必要になります。
そのため、まずは企業で経験を積み、その後フリーランスとして独立するのが主流です。
副業
■メリット
・動画初心者でもできる案件が多い
・本業があるので、収入の心配がいらない
・スキルを磨きながら収入を得られる
■デメリット
・本業との両立が大変
・本業の就業規則で副業できないケースがある
・税金関連の手続きに手間がかかる
メインの仕事をしつつ、動画制作の副業でお金を稼ぐ人も多くいます。
フリーランスと違い、本業があるので収入の心配がいりません。
いきなり会社を辞めるのはリスクがありますが、会社に勤めつつ副業をしてみることで、独立後のイメージも掴みやすくなるでしょう。
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どれくらい稼げる?動画クリエイターの気になる年収事情!
冒頭でもお伝えした通り、動画・映像クリエイターの平均年収は300万円~400万円程度といわれています。
とはいえ、正社員やアルバイトなどの働く業態や、役職・経歴年数・スキルによっても年収は大きく変わってきます。
また、フリーランスや副業において、案件の単価は内容により大きく異なります。
どんな仕事をするかによって年収に大きな違いがでるのです。
ここでは、正社員・アルバイト・フリーランス・副業の4タイプに分けて、詳しく解説していきます。
正社員
動画クリエイターの年収は、企業や職種、スキルによってさまざまです。
例えば、大手企業と中小企業では収入に大きな差がありますし、キャリア年数や役職の違いなどでも給料は変わってくるでしょう。
一般的には、大手テレビ局や映像制作会社、広告代理店などは、比較的高収入を見込めます。
テレビ局の場合は、キャリアを積めばおよそ年収700万円~1000万円ほどになります。
さらに、ディレクターなどの上層部の役職に就けば、30代で年収1000万円以上になることも珍しくありません。
また、映像制作会社でも、大手であれば平均年収600万円ほどが見込めるでしょう。
一方、地方のテレビ局や中小企業の映像制作会社の場合は、大手に比べて年収は下がる傾向にあります。
中小企業の映像制作会社の多くは平均年収300万円と比較的低く、ある程度キャリアを積んでも600万円ほどが限度でしょう。
また、映像業界では、正社員ではなく、非正規雇用として働く人も多いです。
中には、時給1000円以下で長時間労働といった現場もあるため、仕事選びの際は注意が必要です。
アルバイト
アルバイトの時給は、スキルや経験によって幅はありますが、未経験の場合だとおよそ900円~1200円が相場です。
また、首都圏は時給が高い傾向にありますが、地方の場合は時給が1000円を下回ることもよくあります。
では、年収に換算すると、一体どれくらいになるのでしょうか?
具体例をあげて、シミュレーションしてみましょう。
◯時給1000円で8時間、月20日働いたケース
時給1000円×8時間×月20日
=16万円
単純計算ですが、月収はおよそ16万円になりました。
これを年に換算すると…
月収16万円×12ヶ月=192万円
以上の計算から、およそ200万円程度になることがわかりました。
正社員に比べるとやはり年収は低くなりますが、スキルを磨きながらお金を稼げると考えると、アルバイトという働き方もありなのではないでしょうか。
また、動画編集の仕事はスキルを重視するため、経験や能力によって時給アップや正社員になれる可能性もありますよ!
フリーランス
フリーランスの場合、技術や能力によってかなり年収に開きがでることが特徴です。
有名な動画クリエイターであれば、1本の動画で数百万円の仕事を任せられることもあり、年収は1000万円を超えるケースもあります。
一方で、まだ実績の少ない動画クリエイターの場合は年収300万円程度、もしくはそれを下回ることも十分あり得ます。
年収に”大きな違い”が出る要因は、「案件の受注単価」と「納品数」です。まずは、動画編集の相場と制作時間は一体どれくらいなのか、確認してみましょう。
【動画編集の相場】
◯YouTubeの動画編集代行
1本3000円~5000円
◯結婚式などのイベントムービー
1本1万円程度~
◯企業のPR動画
数十万円程度~
※相場はあくまで目安です
【制作時間】
動画は、1本あたり5~15分程度のものが多いです。
しかし、制作にはおよそ「7~8時間」はかかります。また、初心者の場合や難易度の高い案件はもっと時間がかかるケースもあります。
相場と制作時間を確認したところで、次は、具体的な年収をシミュレーションしてみましょう。
例えば、「1本10000円の動画を月30本納品」した場合の年収を考えてみます。
月収:10000円×30本=30万円
年収:30万円×12ヶ月=360万円
※単純計算のため、あくまで目安です
以上の計算から、年収360万円になりました。
では、「1本30万円の企業PR案件を月2本納品」した場合はどうなるでしょうか。
単純計算で、月収60万円、年収は720万円になります。
高単価な案件を受注するには、動画編集の技術だけでなく、マーケティングなどの知識を身につけると良いでしょう。
自分次第で、いくらでも年収をあげられることがフリーランスの醍醐味といえます。
副業
クラウドソーシング上には、初心者でもできる案件も多くあります。
例えば、動画に文字テロップをつけたりする簡単な編集であれば、1本2500円~といった案件もあります。
フリーランスと同じように、副業の年収をシミュレーションしてみましょう。
◯1本あたり5000円の案件を月に4本納品した場合
月収:5000円×4本=2万円
年収:2万円×12ヶ月=24万円
年に24万円の収入が得られることがわかりました。
このお金で好きなものを買ったり、旅行に行ったりできると考えれば、かなり大きな金額ですよね!
今度は、これを時給で換算してみましょう。
◯1本あたり5000円の案件を8時間で制作した場合
時給:5000円÷8時間=625円
「あれ?かなり低いじゃん!」
もしかしたら、そう思った人も多いのではないでしょうか。
アルバイトの単価相場が900円~1200円であることを考えると、相当低くなってしまいます。
ただし、フリーランスと同じように、スキルを磨いていくほど単価は上がり、作業スピードも上がっていきます。
さらに、アルバイトと違って在宅でも勤務可能であるなど、副業にも多くのメリットがありますよ!
魅力がたくさん!動画クリエイターの3つのメリット
ここまで、動画クリエイターの年収事情を説明してきました。実際に働いた時のイメージが具体的になってきましたか?
さて、仕事において ”年収” も重要ですが、やっぱり将来性ややりがいも同じように大切ですよね。
ここでは動画クリエイターの魅力やメリットについて解説していきます。
さっそく見ていきましょう!
需要が高く、将来性が高い仕事である
株式会社サイバーエージェントの発表では、2020年の動画広告市場規模は 2954億円であり、2021年には3889億円、さらに2024年には6856億円に達すると予想されています。 (参照:株式会社サイバーエージェント「2020年国内動画広告の市場調査を発表」)
体感的にも、「動画広告を見ない日はない」と言っても過言ではないほど、あなたも日常的に動画広告を見ているのではないでしょうか。
例えば、テレビをつければCMがやっています。
ネットサーフィンや、YouTubeの視聴中などにも動画広告はよく流れます。
また、スマホアプリやスマホゲームの使用時にも何度も見かけますよね。
このように、多くの会社がPRのために動画広告を使っており、動画編集スキルを持つ人材を欲しています。
動画クリエイターの数よりも需要が上回っているのが現状なのです。
それゆえ、動画編集のスキルを身につければ、仕事の選択肢を大きく広げることができますよ!
作品として記録に残り、人に影響を与えられる
一度動画を配信すれば、削除しない限りは半永久的にインターネット上に残り続けます。
実績にもなりますし、反響があった場合は、大きなやりがいを感じられるでしょう。
特に、YouTubeなどでは評価ボタンやコメント機能がついているので、視聴者の反応がダイレクトにわかります。
また、結婚式ムービーなどを手がけた場合は、相手にとって一生ものの思い出になります。
「あなたに動画編集をしてもらえてよかった!」などと嬉しい言葉をかけてもらえるかもしれません。
自分が作った動画が配信される時や、クライアントが喜ぶ姿を見た時には、大きなやりがいを感じることができるでしょう。
未経験でもチャレンジしやすい
動画編集の良いところは、パソコン1台あれば、年齢や性別に関係なく、どんな人でも気軽に始められることです。
動画編集の副業は未経験でもできる案件が多く、他と比べてスキル習得の難易度も低いです。
例えば、動画編集の基本である「カット作業」や「テロップ入力」などは完全初心者でも1日で習得できちゃいます!
実際、30代・40代から動画編集を学び、仕事にしている人もたくさんいます。
男性に限らず、女性でも動画編集を学ぶ人も多いですよ。
在宅でも仕事ができるので、育児や介護をしている方でも挑戦しやすいといえるでしょう。
ここに注意!年収にも直結する動画クリエイターの3つのデメリット
動画クリエイターには多くのやりがいや魅力があることはお分かりいただけたかと思います。
しかし、残念ながら動画クリエイターの仕事にもデメリットは存在します。
動画クリエイターのデメリットを確認し、理解をより深めていきましょう。
クライアントの要望が優先されるため、自己表現しにくい
「動画編集=自己表現できる」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、実際の仕事では、自己表現しにくいケースも珍しくありません。
動画制作には、依頼者である「クライアント」が存在します。
クライアントは、動画制作の目的を持ち、それを実現してもらうために依頼してきます。
依頼者のイメージと異なる場合は、”修正が多く発生してしまう…” なんてことも。
ゆえに、クライアントの動画編集を行う場合は、自己表現ではなく「クライアントの要望を実現させる」という視点が重要になってきます。
動画編集で自己表現はあまりできないものの、クライアントと上手くコミュニケーションをとり、要望にあった動画を制作すれば、次の仕事にも繋がっていきますよ。
業界の流れが速いため、常に新しいスキルの習得が必要
動画業界は進化し続けており、新しい技術もどんどん生まれています。
最近でいうと、3D映像・VR(バーチャルリアリティ)・ドローン撮影などがありますね。
また、動画広告などにもトレンドがあり、1年も経てば「そのテクニックはもう古い」とされることもよくあります。
動画を生業にする動画クリエイターは、業界の波についていかなければなりません。
動画業界の動向や流行は常にチェックし、新しいスキルを磨いていく必要があるのです。
しかし、逆にいうと、新しいことが好きな人にとっては、飽きることなく楽しめる業界ともいえます。
常に成長できるため、その分やりがいも大きいです。
楽しみながらスキルアップしていくことで、仕事の幅も広がっていきますよ!
視聴率や再生回数などの「数字」がプレッシャーになる
映像業界は激しい競争社会です。視聴率や再生回数など、「数字」として結果が現れます。
結果によっては、契約が打ち切りになったり、次の受注に繋がらなかったりする場合もあるでしょう。
数字がはっきりと出る分、クライアントからも成果を求められやすくなります。
動画クリエイターにとって、「常に成果を求められ続けること」が大きなプレッシャーになることも珍しくありません。
しかし、逆にいえば、成果が目に見える分、やりがいを感じやすくなります。
また、どうすれば視聴率があがるのか考え、改善した結果、成果が上がったときは快感です。
コツをつかめるようになれば、どんどん視聴率をあげていくことも可能でしょう。
成果がでれば、クライアントからも「またぜひ、あなたに頼みたい!」とお願いされることも増えていきますよ。
高年収も夢じゃない!動画クリエイターに向いている人の3つの特徴
ここまで、動画クリエイターのメリット・デメリットを確認してきました。
動画クリエイターという仕事について、だんだん掴めてきたのではないでしょうか?
今度は、動画クリエイターに向いている人の特徴を3つご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
動画が好きな人
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、動画が好きな人はまさに動画クリエイターに向いています。
動画好きな人は、テレビやYouTubeなどをよく見ているはずです。
さらに、趣味で動画を作ったことがある人もいるかもしれません。
好きであればあるほど、動画に触れている時間は長く、自然とセンスも磨かれていきます。
また、動画制作では「視聴者の気持ちを理解できる人」はより良い作品を作ることができます。
動画をよく視聴する人ほど、見る側に寄り添った動画を作ることが可能でしょう。
体力や集中力がある人
動画クリエイターというと、華やかなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、実際はパソコンと向き合う時間が長く、たった5分の動画でも、制作には10時間かかっていることもザラです。
動画を制作する際は、細かい作業も多いです。
それゆえ、集中して根気強く取り組む必要があります。
また、動画制作には納期があり、終わらない場合は夜遅くまで作業することもあるでしょう。体力や集中力があり、そして楽しみながら作業できる人は動画編集に向いているといえます。
チャレンジすることが好きな人
先程もご説明した通り、動画業界の流れはとても速いです。それゆえ、常に新しい知識を取り入れていくことが重要になります。
また、「もっと動画をよくするためにはどうすればいいか?」など、向上心をもって動画制作に取り組むことも大切です。
新しいものや面白いことにどんどん挑戦できる人は、動画クリエイターにぴったりの性格といえるでしょう。
スキルを上げていけばいくほど、年収も増えていきますよ。
動画クリエイターに必要なスキル
ここまで、動画クリエイターの仕事内容や年収、魅力や注意点、向いている人などについてご説明してきました。
動画クリエイターについてかなり詳しくなってきましたね!
今度は、動画クリエイターになるために必要なスキルを把握しておきましょう。
「技術・制作系スキル」と「ビジネススキル」の二つに分けて解説していきます。
技術・制作系スキル
①編集スキル
→Adobe Premiere Pro、After Effectsなどの動画編集ソフトの操作
②撮影スキル
→カメラを使った撮影や、照明・構図・レイアウトなどの知識
③音声・照明スキル
→音声や照明などの技術
④CG作成スキル
→Mayaや3ds maxなどのCG作成ツールの操作スキル
動画を制作するには、さまざまなスキルが必要になります。
しかし、動画の編集だけをする場合は、①の編集スキルがあればOKです。
さらに撮影をしたり、CGを使ったりする場合は、他のスキルも身につけると良いでしょう。
ビジネススキル
①コミュニケーションスキル
→クライアントの要望を聞き出し、形にする
②マネジメント力
→スキジュール管理や予算内の制作、組織体制の管理など
③分析力
→納品後もクライアントやユーザーの反応から改善する
④企画力
→ターゲットに響くクリエイティブを考える
⑤マーケティングスキル
→ユーザーのニーズを理解し、クライアントに利益をもたらす
動画を編集したり、撮影したりする技術だけでなく、動画クリエイターはコミュニケーションスキルやマネジメント力などのビジネススキルも身につける必要があります。
④企画力や⑤マーケティングスキルが無くても、簡単な動画の編集は可能ですが、企画力やマーケティング視点を持つ動画クリエイターは、多くの企業から重宝されます。
特に、フリーランスの場合は、①〜⑤の全てを身につけておくとよいでしょう。
スキルを磨くほど、より高単価な案件の受注ができるようになりますよ!
独学?スクール?未経験から動画クリエイターになる3つの方法!
「動画クリエイターのスキルを身につけたい!」
ここまで読んだあなたであれば、きっとそう思ったのではないでしょうか。
しかし、全くの未経験からスキルを習得するにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、未経験から動画クリエイターになる方法を3つご紹介していきます。
それぞれの特徴を理解した上で、ぜひ自分に合った方法を選んでくださいね!
独学で学ぶ
【メリット】
・費用がほとんどかからない
・自分のペースで勉強できる
・時間や場所に縛られない
【デメリット】
・習得に時間がかかり、効率が悪い
・しっかり学べているのか分かりにくい
・モチベーションの維持が難しく、挫折しやすい
独学は、ひとりでマイペースに勉強したい人や、お金をなるべくかけたくない人に向いています。
また、動画編集で稼ぐのではなく、趣味で動画を編集したい人にもおすすめです。
最近では、YouTubeなどで動画編集のやり方を解説している動画も多くありますよ。
まずは自分で勉強してから、必要であればスクールを検討するのも良いかもしれません。
スクールに通う
【メリット】
・プロから教わるので、実践的なものだけを覚えられる
・フィードバックがあり、短期間でスキルが伸びる
・動画クリエイターの仲間ができる
【デメリット】
・数万円~数十万円ほどの費用がかかる
・スクールの数が多く、スクール選びに迷う
スクールは、プロから動画編集のノウハウを学べるので、効率的にスキルを習得できます。
特に忙しい社会人におすすめの方法です。
とはいえ、スクールに通うとなると、数万円~数十万円といった、大きなお金が必要になるのがネックですよね。
しかし、スクールは独学よりも格段に習得スピードが速いため、その分、稼ぐことに時間を回せます。
実績も多く残せるので、面接でも有利になりますし、副業の際も仕事を獲得しやすくなるでしょう。
初期投資はかかりますが、身につけた動画編集スキルを使って、すぐに費用を回収できますよ。
ゼロイチ動画クリエイター講座では、未経験からたった21日で動画編集ができるようになるカリキュラムが整っています。
興味がある人はチェックしてみてくださいね!
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ゼロイチ動画クリエイター講
映像制作会社などで働きながら学ぶ
【メリット】
・収入を得ながらスキルを伸ばせる
・アルバイトや業務委託、正社員などの働き方が選べる
・クラウドソーシングと比べるとやや単価が高く、稼ぎやすい
【デメリット】
・賃金が低いわりに残業が多いなど、ハードな現場もある
・雑務しか任されない可能性もある
・会社員だと、副業やWワークが禁止の場合がある
映像制作会社などで働けば、収入を得ながらスキルを習得することができます。
現場で学びたい人や、副業やダブルワークが可能な人、フリーターや主婦・学生などに特におすすめの方法です。
しかし、会社員の場合は、副業やWワークが禁止されているケースもあるので注意しましょう。
副業やWワークが禁止されている場合は、独学やスクールなどで学び、知人の動画を編集したり、自分でYouTubeに投稿してみたりするなどして経験を積むと良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?動画クリエイターという仕事について理解が深まり、さらに興味を持っていただけたら幸いです。
この記事では、
■動画クリエイターの仕事内容・働き方
■正社員/アルバイト/フリーランス/副業別の年収事情
■動画クリエイターのメリット・デメリット/向いている人の特徴
■未経験から動画クリエイターになる方法
などをご紹介してきました。
動画を”見る側”から”作る側”になると、今まで見ていた動画の視点も変わってきます。
まさに、動画の面白さが2倍にも3倍にも増えていきますよ!
“動画編集”は、誰でも簡単にでき、学んで後悔することはありません。
ぜひ、あなたの「動画編集をやってみたい!」という気持ちを大切にしてくださいね。
一歩踏み出せば、きっと新しい世界が待っています。
あなたのチャレンジを心から応援しています!