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女性フリーランス向けの仕事17選|実体験から実態やコツを解説

女性フリーランス向けの仕事18選|経験者が成功体験を基に徹底解説

自由な働き方ができる、フリーランスという働き方。しかし「本当に稼げるの?」「どんな仕事なら女性でも働きやすいの?」と疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

確かに、フリーランスは女性にとってメリットが大きい働き方である一方、さまざまなデメリットがあることも、また事実。

私も女性フリーランスとして家事・育児と仕事を両立している1人として、メリットとデメリットの側面を毎日感じなら生きています。

そのため本記事では、現役女性フリーランスならではの視点から、フリーランスを目指している女性へ向けて、リアルな声をお伝えしたいと思います。

今回は、フリーランスWEBライターとして働く筆者の実体験に基づき、「フリーランスを目指す女性におすすめの仕事18選」と、フリーランスとして仕事を選ぶためのポイントや注意点などを徹底解説します。

さらに後半では、筆者が実際に行っているフリーランスとして成功するための秘訣もご紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。

この記事でわかること
  • 女性におすすめのフリーランスの仕事18選(未経験可/経験重視)
  • データに基づく女性フリーランスの実態(男女比/収入/労働時間)
  • 女性がフリーランスの仕事を選ぶ際のポイント
  • フリーランスの仕事は女性向き?どのような人が向いているかその特徴
  • フリーランスで働くための注意点
  • 女性がフリーランスになるための5ステップ
  • 仕事の獲得方法
  • 女性がフリーランスで成功するためのコツを経験者が解説

これからフリーランスを目指したいと思っている女性は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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目次

フリーランスとして活躍する女性はたくさんいる!実態を把握しよう!

結論から申し上げると、フリーランスとして活躍する女性はたくさんいます。現に私はフリーランスの女性SEOライターとして約3年活動しており、仕事が切れたことがありません。

また、フリーランスとして活動する女性の知り合いも多いです。本章では、データを用いて下記の4つの観点から日本の女性フリーランスの実態について解説します。

  • フリーランスの男女比率
  • 男女フリーランスの年齢層の割合
  • 女性フリーランスの平均年収
  • 女性フリーランスの平均労働時間

データを見ることで、日本の女性フリーランスの現状を客観的に理解できる知れるでしょう。

フリーランスの男女比率

2023年に行った調査では、女性が54.1%、男性が43.1%となっており、女性フリーランスの方が約10%多い結果となりました。女性が男性よりも多い背景には、以下のようなことが考えられます。

  • 結婚や出産などライフイベントでキャリアチェンジしやすい
  • 時間や場所を選ばず自由な働き方ができる
  • 副業からフリーランスへ移行しやすい
  • 育休・産休をきっかけにフリーランスになる女性が増えている

実際私もフリーランスのSEOライターとしてさまざまな企業とお仕事をしていますが、女性ライター、特にママさんライターの割合が非常に多いです。

このような背景を踏まえても、フリーランスは女性にとって魅力的な働き方であり、今後も需要が高まっていくことが予想されます。

女性フリーランスの年齢層の割合

女性フリーランスの年齢層の割合は75歳以上が最も多く、50代以降増加傾向にあります。

年齢割合
20〜24歳1.0%
25〜29歳1.7%
30〜34歳2.8%
35〜39歳3.4%
40〜44歳2.9%
45〜49歳2.6%
50〜54歳2.5%
55〜59歳2.7%
60〜64歳3.0%
65〜69歳3.5%
70〜74歳4.1%
75歳以上7.0%

出典:総務省統計局「基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方〜令和4年就業構造基本調査の結果から〜

会社で身につけたスキルや人脈を使って独立できると判断してから、フリーランスに転身する女性が多いです。

下記のようにフリーランスが最も収入が得られる仕事の獲得経路の大半が過去や現在の取引先」や「人脈であることからも、ある程度の社会人経験があるとフリーランスとして成功を収めやすくなります。

最も収入が得られる仕事の獲得経路

獲得経路割合
過去・現在の取引先32.7%
人脈27.9%
エージェントサービスの利用13.4%
自分自身の広告宣伝活動12.3%
求人広告5.8%
クラウドソーシング5.2%
シェアリングエコノミーサービス0.6%
その他0.6%

出典:プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会「フリーランス白書2024

女性フリーランスの平均年収

続いて、アンケート回答者全体の年収分布を確認してみましょう。

全体の年収

200万円未満:19.5%
200~400万円未満:27.9%
400~600万円未満:20.9%
600~800万円未満:11.3%
800~1000万円未満:8.9%
1,000万円以上:10.0%

正確な男女比率は不明ですが、世帯収入を半分以上負担する人は回答者全体の7割以上となっています。

また、「回答者上位5職種別の男女比」は「エンジニア・技術開発系」「コンサルティング系」の約8割が男性で、年収400万円以上が多数を占めています。

一方で、「クリエイティブ職」「通訳・翻訳系」「出版・メディア系」の職種は女性が多く、年収400万円未満が半数以上となっていることが分かります。

このデータからも、女性フリーランスの平均年収は200万円~400万円程度であると考えられますね。

ちなみに筆者の場合は、フルタイム(月間労働時間140時間以上)のSEOライターとして働いていますが、上記の女性フリーランスの平均年収よりも年収が高いです。

女性フリーランスの平均労働時間

女性フリーランスの平均労働時間については、「フリーランス白書2020」のデータに基づいて解説していきます。女性フリーランスの平均労働時間は、男性フリーランスと比べて短いことが分かります。

月140時間働いている人の割合

男性女性
約64.1%約38.7%

その一方で、「月60時間未満」と回答した女性は全体の約3分の1を占めており、扶養範囲内に収めて働いている人が多いことは明らかです。女性フリーランスは、家事や育児などプライベートと両立しやすい働き方を実現していると言えるでしょう。

女性にこそフリーランスがおすすめな5つの理由

フリーランスは正社員とは異なる柔軟な働き方ができます。しかし、柔軟な働き方だけにとどまらず、フリーランスには下記のようにさまざまなメリットがあり、女性にこそおすすめです。

  1. 育児と家事の両立ができるから
  2. 体調に合わせて仕事を調整できるから
  3. キャリアが途切れないから
  4. 人間関係の悩みを軽減することができるから
  5. 税金を抑えられるから

本章では、それぞれの理由について詳しく説明します。

育児や家事との両立ができるから

結婚して子供を産んだ場合、家事や育児との両立ができるのはフリーランスのメリットです。

基本的に在宅で仕事ができるので自由な時間を確保しやすいです。朝会社に行く準備や通勤時間がないため、朝から忙しい主婦の方にとってはとてもうれしいポイントですね。

また、万が一子供が急に熱を出したりけがをしたりした場合、すぐに病院に連れていけます。

さらに在宅で仕事ができる分、子供といる時間も増えます。子供の成長を見ながら仕事ができるのは、フリーランスならではのメリットですね。

体調に合わせて仕事を調整できるから

体調に合わせて仕事を調整できるのは、女性にとって魅力的なポイントだと思います。

女性は生理による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがありますよね。会社によっては生理休暇を設けているところもありますが、取得率が低いのが事実です。

体調が悪くて病院に行くときや休むときは「会社やみんなに迷惑をかけてしまう」と思って、相談しづらかったり休みづらかったりしますよね。

その点、フリーランスは自分の体調に合わせて柔軟に対応できます。「今日は生理中だから1日休んで、土曜日に仕事をしよう」「午後に病院へ行きたいから、午前中に仕事を終わらせよう」など、定時が決まっていない分時間に融通がきくのです。

キャリアが途切れないから

女性の場合は結婚や出産、子育てなどの人生の大きなイベントによって退職や休職を考えることがあります。

またパートナーがいる場合は、パ―トナーの転勤によって退職せざるを得ない方もいると思います。

そうなると、会社員の場合はその都度キャリアが途切れてしまいますよね。キャリアにブランクを感じてしまうと、復帰するのが不安と思う方も多いはず。

一方でフリーランスの場合、出産の際にもギリギリまで働けたり出産後も自身の体調次第で早めに復職できます。

仕事量も自分で調節できるので、会社員に比べて完全にキャリアが途切れることはないのです。まったく仕事をしていないのと、少しでも仕事に関わっているのでは復帰するときの不安は全然違うと思います。

人間関係の悩みを軽減することができるから

人間関係の悩みを軽減することができるのも、女性にフリーランスを進める理由の一つです。

出社をして一つの企業で長く働き続けることが当たり前とされる従来の働き方では、基本的に毎日同じ相手と仕事をしなければなりません。

相性のいい相手であれば問題はありませんが、苦手な相手と毎日顔を合わせて仕事をするのは誰でもストレスが溜まりますよね。

しかしフリーランスであれば、在宅勤務を選べば顔を合わせなくて済みます。打ち合わせのときなどを除き、基本的にはメールやツールを使った文章でのやり取りのみ。

顔を合わせて時間を共有することもないので、無理に話をしてコミュニケーションを図る必要もありません。

また、フリーランスは仕事をする相手も自分で選ぶことができるのです。

一度受けた仕事は責任をもって最後までやり遂げる必要はありますが、苦手だなと思った相手とは次の契約を結ばなければよいだけです。

税金を抑えられるから

フリーランスとして働くと、下記のような事業活動をおこなうために支払った費用を事業収入から差し引けるため、結果として節税することにつながります。

  • 業務で活用した通信費
  • クライアントとの打ち合わせや出張にかかった交通費
  • 光熱費や家賃の一部
  • コワーキングスペースやレンタルオフィスの利用料
  • 仕事で使う文房具やパソコン、周辺機器などの消耗品費
  • 外注費
  • 会議や接待にかかった費用
  • オンラインコースの受講料など、スキルアップのための費用
  • 業務に必要な損害賠償保険や医療保険などの保険料
  • 銀行手数料や業務に関する宣伝・広告費などの雑費

女性フリーランスにおすすめの仕事一覧

下記の表は、収入別に女性フリーランスにおすすめの仕事を一覧にまとめたものです。各項目は3段階表記で、下記の基準で評価しています。

  • 女性向け:女性比率や働きやすさなどを考慮
  • 難易度:必要なスキルや経験などを考慮
  • 未経験可:未経験でも始められるかどうか
  • 収入:先述した女性フリーランスの平均年収200〜400万円を基準に算定

月20万円以上稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事

スクロールできます
仕事女性向け難しさ未経験可収入
WEBデザイナー★★★★★☆★★★★★★
WEBライター★★★★☆☆★★★★☆☆
翻訳者・通訳者★★★★★☆★☆☆★★☆
WEBエンジニア★☆☆★★★★★☆★★★
動画編集者★★☆★★☆★★★★★☆
営業代行★★☆★★☆★★☆★★☆
WEBマーケター★★☆★★★★☆☆★★★
インストラクター★★★★★☆★☆☆★★☆
WEBコンサルタント★★☆★★★★☆☆★★★
プログラマー★★★★★☆★☆☆★★★

※上記はあくまでも目安であり、個々の状況によって異なる場合があります。

月5万円程度稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事

仕事女性向け難しさ未経験可収入
バックオフィス・データ入力★★★★☆☆★★★★☆☆
写真家・フォトグラファー★★★★★☆★★☆★★☆
イラストレーター★★★★★☆★★☆★☆☆
アフィリエイター・ブロガー★★★★☆☆★★★★★☆
家事代行★★★★☆☆★★★★☆☆
電話応対★★★★☆☆★☆☆★☆☆

※上記はあくまでも目安であり、個々の状況によって異なる場合があります。

それぞれの仕事について、次章以降で詳しく紹介します。

月20万円以上稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事

月20万円以上稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事は、下記のとおりです。

仕事向いている人の特徴
WEBデザイナー・流行に敏感な人
・好奇心旺盛な人
・新しいものが好きな人
WEBライター・文章を書くのが好きな人
・好奇心旺盛な人
・継続してコツコツ頑張れる人
翻訳者・通訳者・コミュニケーション能力が高い人
・異文化への理解が深い人
・学習意欲がある人
WEBエンジニア・向上心がある人
・地道な作業が好きな人
・ものづくりが好きな人
動画編集者・完璧主義の人
・細かい作業が好きな人
・音楽や絵画などの芸術が好きな人
営業代行・コミュニケーション能力が高い人
・自発的に行動できる人
・数字や目標意識が高い人
WEBマーケター・マーケティングに知見がある人
・SNSやWEBに関する情報収集が好きな人
・自分の手で企業の売上や集客数を伸ばしてやりがいを感じたい人
インストラクター・人に教えることが好きな人
・一つのことを極められる人
・コミュニケーション能力が高い人
WEBコンサルタント・コミュニケーション能力が高い人
・情報収集が得意な人
・データ分析が得意な人
・経営戦略に興味がある人
プログラマー・論理的思考力が高い人
・集中力と忍耐力がある人
・自主的に学び続けられる人

本章では、それぞれの仕事の特徴や平均年収の目安などについて紹介します。

WEBデザイナー

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約360万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用 など

WEBデザイナーの仕事内容は、WEBサイトのデザインやバナー制作・ロゴ制作といったWEBサイト全般のデザインをおこなうことです。

デザインソフトを使用してデザインする場合もあれば、実際にコードを書いてWEBページをデザインすることもあります。

業務内容によって収入がかなり変わりますが、収入を上げたい場合はしっかりスキルや知識を身につけてからWEBデザイナーになった方がよいです。

また、デザインのスキルももちろん必要ですが、クライアントの要望を的確に把握するコミュニケーション能力や、イメージをデザインに落とし込む力も重要になってきます。

「WEBデザイナー」という響きがオシャレだから、などの理由で挑戦したいという女性も多いのではないでしょうか?

気になる方はぜひ検討してみてくださいね。

WEBデザイナーのスキル・知識
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
  • SEOの知識
WEBデザイナーはこんな人におすすめ
  • 流行りに敏感な人
  • 好奇心旺盛な人
  • 新しいものが好きな人

私たちが運営している日本デザインスクールでも、未経験からWEBデザイナーになり、稼いでいる方が多くいます。

以下は在宅フリーランスとして月に50万稼いでいる方のインタビュー記事です。WEBデザイナーに興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

WEBライター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円(文字単価:1円~5円)
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/WEB制作会社の下請け/SNS経由 など

WEBライターとは、WEBサイト上の記事を執筆する仕事です。WEBメディアやWEB広告など、さまざまなコンテンツの文章を扱います。

WEBライターになるには特別な資格は必要なく、未経験からでもはじめられます。

基本的な文章スキルやパソコンスキルは必要ですが、高度なスキルは求められていないので全然難しくありませんよ。

文字単価で計算して報酬が決まる形式で、低単価のときは思うように稼げないかもしれませんが、コツコツ継続することで単価がアップしていきます。

また、スキルを磨くことも収入アップにつながるのでコツコツ努力することも大切。パソコン1台あれば誰でもはじめられるので、女性にはハードルが低く人気の仕事です。

WEBライターのスキル・知識
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • 基本的なパソコンスキル(主にタイピング)
  • SEOの知識
WEBライターはこんな人におすすめ
  • 文章を書くのが好きな人
  • 好奇心旺盛な人
  • 継続してコツコツ頑張れる人

WEBライターについて詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。

翻訳者・通訳者

働き方翻訳者:基本的に在宅ワーク通訳者:現地に同行する
平均年収約400万円~800万円
案件獲得方法翻訳者・通訳者専門エージェントの活用/知人の紹介 など

語学力に自信がある方は、翻訳者や通訳者としてフリーランスで働くという選択肢もあります。

外国語に関するスキルはもちろんですが、それを日本語に翻訳する際に分かりやすい言葉で伝えられなければなりません。意外と見落とされがちですが、翻訳者・通訳者には高い日本語力も必要なのです。

翻訳者と通訳者の仕事内容

仕事内容働く場所
翻訳者書籍、論文、WEBサイトなどの文書や音声データを異なる言語に翻訳する在宅で働ける
通訳者会議や商談、イベントなどの場で通訳を行う現地に同行が必要

仕事を獲得する上で、最も需要が高い言語はもちろん「英語」ですが、その他にも「中国語」や「ドイツ語」などの多言語に特化していれば、より多くの仕事を得られる可能性が高まります。

それに加えて、医療や法律、ITなどの専門知識がある場合は、翻訳者・通訳者としての大きな強みになるでしょう。

翻訳者・通訳者に活かせるスキル・経験
  • 英語・中国語などの語学力
  • 高い日本語力
  • 資格専門分野の知識
  • 外資系企業の勤務経験
  • 海外との取引経験
翻訳者・通訳者はこんな人におすすめ
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 異文化への理解が深い人
  • 学習意欲がある人

WEBエンジニア

働き方基本的に在宅ワーク(常駐案件は高単価)
平均年収約600万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/WEB制作会社・広告代理店の下請け/フリーランス専門エージェントの活用 など

WEBエンジニアとは、WEBサイトやスマートフォン上で動作する機能の開発や、サービスを提供するために必要なITシステム・アプリ開発をおこなう仕事です。

仕事内容ごとに、「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」、「インフラエンジニア」などに分けられます。

フロントエンドエンジニア

WEBブラウザ上でユーザーが目にする部分について、ページのレイアウトや情報を入力する画面のプログラムを作るなどを担当します。

バックエンドエンジニア

サーバー・OS・データベースなど、ユーザーには直接見えない部分について設計・開発をおこないます。

インフラエンジニア

24時間365日サイトを稼働させるために、ネットワークやサーバーの設計や運用、構築などをおこない、サイトの基盤を整えています。

またフリーランスのエンジニアの働き方は、在宅型と常駐型の2つに分けられます。「常駐型」は、クライアント企業へ行き、週3〜5日で会社員と一緒に働くのが一般的です。

WEBエンジニアのスキル・知識
  • プログラミングスキル
  • サーバーやOSに関する知識
  • コミュニケーション能力
WEBエンジニアはこんな人におすすめ
  • 向上心がある人
  • 地道な作業が好きな人
  • ものづくりが好きな人

WEBエンジニアに必須のプログラミングについて知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

動画編集者

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円~400万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/動画制作会社の下請け など

動画編集は、動画素材のつなぎやテロップ作成、BGMや効果音の音入れなどをして動画を編集することが主な仕事。扱う動画は、YouTubeや企業の動画広告、結婚式のムービーなど幅広いです。

動画編集者になるには、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトや、CG・音声関連スキルなどを習得しましょう。基本的な編集は市販のアプリでもできるため、動画編集者には高いスキルが必要です。

単に動画編集のみをするだけでなく、ディレクションから動画撮影、編集までを一貫して担当できる人材は重宝されます。

動画の長さにもよりますが、案件は3,000円程度から高いものでは1万円を上回る案件も珍しくありません。

動画編集者のスキル・知識
  • 動画編集ソフトを使いこなすスキル
  • グラフィックソフトを使いこなすスキル
動画編集者はこんな人におすすめ
  • 完璧主義の人
  • 細かい作業が好きな人
  • 音楽や絵画などの芸術が好きな人

動画クリエイターに興味がある人はぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。

営業代行

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約400万円~700万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/フリーランス向けエージェントの活用/人脈の活用 など

営業代行は、企業の代わりに営業活動を行う仕事です。テレアポや顧客訪問、資料作成など、企業のニーズに合わせて様々な業務を行います。

在宅勤務や時短勤務など、女性の働きやすさを重視した案件も多く、子育て中の主婦や地方在住の方でも安心して働ける仕事です。

ただし、中には出社が必要なケースもあるので、在宅で働きたい場合は事前に条件を確認しておきましょう。

WEBマーケター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約300万円~500万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/エージェントの活用/SNSからの顧客獲得 など

WEBマーケターとは、WEBを活用して集客や販売促進をするための考案・実行を行う仕事です。

インターネットだけでなく、SNSや動画投稿サイトが普及したことで企業は様々なWEBコンテンツでマーケティングを行うことが当たり前の時代になりました。

WEB上のあらゆるサービスで集客や販売促進を行うプロであるWEBマーケターは、現代はもちろん、これからの時代も重宝される存在になるはずです。

マーケティングの知識に加え、WEB上のあらゆるサービスの知識も必要になるため学ぶべきことはたくさんあります。

企業の売上にかかわることなので、責任も重大です。しかし、その分収入も期待でき、やりがいと将来性も抜群です。

WEBマーケターのスキル・知識
  • マーケティングスキル
  • SNSの知識・活用スキル
  • ブログや動画コンテンツなど幅広いWEB知識
WEBマーケターはこんな人におすすめ
  • マーケティングに知見がある人
  • SNSやWEBに関する情報収集が好きな人
  • 自分の手で企業の売上や集客数を伸ばしやりがいを感じたい人

インストラクター

働き方教室を借りる、オンラインレッスンや自宅の場合は在宅勤務可
平均年収約200万円~700万円
案件獲得方法フリーランス向けエージェントの活用/口コミの活用/SNSやWEBサイトの活用/知人の紹介 など

一口にインストラクターと言っても、スポーツから学習、カルチャーまでその仕事内容は多岐にわたります。

ヨガやダンス、料理、語学、IT系など、自分の得意な分野で講師として活動できるため、「自分の好きなことを仕事にしたい」と思っている女性にはおすすめですよ。

フリーランスインストラクターの場合、場所を借りることはもちろんですが、自宅で教室を開いたり、オンラインレッスンを行うこともできます。

ただし、個人で教室を開く場合、SNSやWEBサイトなどを使用した集客が必須です。

人気が出れば、自ら宣伝をしなくても口コミなどで集客できるケースもありますが、軌道に乗るまでは集客することも業務のひとつということを認識しておきましょう。

インストラクターに活かせるスキル・経験
  • 特定分野の経験・スキル・資格
  • 指導経験
  • SNS運用や広告運用経験
インストラクターはこんな人におすすめ
  • 人に教えることが好きな人
  • ひとつのことを極められる人
  • コミュニケーション能力が高い人

WEBコンサルタント

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約450万円~1,000万円以上
案件獲得方法WEBコンサルタントスクールの活用/クラウドソーシングの活用/SNSやブログの活用/知人の紹介 など

WEBコンサルタントは、企業のWEBサイトやWEBマーケティングに関する課題を分析し、解決策を提案する仕事です。

クライアントの課題に合わせた戦略を提案し、Webサイト制作、SEO対策、広告運用など、幅広い業務を担当します。

多くの知識量とIT系スキルが求められる仕事ではありますが、フリーランスのWEBコンサルタントになれば、在宅勤務や時短勤務など、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。

「自分の強みを活かした働き方がしたい」と思っている女性は、人脈やスキルを活かしてフリーランスに挑戦してみるのもおすすめです。

WEBコンサルタントに活かせるスキル・経験
  • マーケティング関連の資格
  • SEO対策の知識
  • コンサルティング経験
  • WEBサイト制作経験
  • 広告運用経験
WEBコンサルタントはこんな人におすすめ
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 情報収集が得意な人
  • データ分析が得意な人
  • 経営戦略に興味がある人

プログラマー

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収300〜500万円
案件獲得方法・クラウドソーシングの活用
・フリーランス専用エージェントの活用など

プログラマーは、コードを使って下記のようにさまざまなソフトウェアやサービスを作り上げます。

  • システム開発
  • WEBサイト制作
  • アプリ開発

クライアントからの要件に基づいた設計・実装・テストをおこなうことと、リリース後のサポート・保守が主な業務内容です。

フリーランスはプロジェクト単位で業務を受けるため、好きな場所や時間に働けます。つまり、家事や育児とも両立させやすく女性に向いています。

また、スキルや経験を積むと、プロジェクトの管理技術的なアドバイザーとしての役割も担えるため、キャリアの幅が広げやすいです。

プログラマーのスキル・知識
  • プログラミング言語の知識
  • アルゴリズムとデータ構造の理解
  • 問題解決能力
プログラマーはこんな人におすすめ
  • 論理的思考力が高い人
  • 集中力と忍耐力がある人
  • 自主的に学び続けられる人 

月5万円程度稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事

月5万円程度稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事は、下記のとおりです。

仕事向いている人の特徴
バックオフィス・データ入力・コミュニケーション能力が高い人
・人をサポートするのが好きな人
・正確な作業ができる人
・コツコツ作業することが得意な人
写真家・フォトグラファー・写真を取ることが好きな人
・ある程度外出する時間が取れる人
イラストレーター・絵を描くのが好きな人
・オリジナリティを探求できる人
・向上心がある人
アフィリエイター・ブロガー・コツコツ努力できる人
家事代行・主婦の人
・料理や掃除などの家事が得意な人
・整理整頓や片付けなどが得意な人
・人当たりのよい人
電話応対・丁寧で明るい話し方ができる人
・傾聴力と共感力がある人
・冷静で柔軟に対応できる人

本章では、それぞれの仕事の特徴や平均年収の目安などについて解説します。

バックオフィス・データ入力

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約550万円
案件獲得方法フリーランス専門エージェントの活用/クラウドソーシングの活用 など

バックオフィス業務は、企業の経理や人事、総務などの事務業務を、フリーランスとして請け負う仕事です。

業務の難易度や専門性が上がるとともに、報酬も高くなる傾向にあります。フリーランスとしてしっかり稼ぎたい人は、携わる業務に特化したスキルや資格を身につけましょう。

「未経験で、経理や総務の業務は難しいのでは?」といった心配がある人は、データ入力からはじめてみるのもおすすめです。

データ入力は、必要な数値やデータを専用フォーマットに打ち込む作業なので、最低限のタイピング技術と、集中力・正確性があれば誰でも気軽にはじめられます。

バックオフィスのスキル・知識(携わる業務によっても異なる)
  • 基本的なパソコンスキル(タイピングは必須)
  • ITスキル(Officeツールや会計ソフトなど)
  • 簿記や秘書検定など
バックオフィスはこんな人におすすめ
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人をサポートするのが好きな人
  • 正確な作業ができる人
  • コツコツ作業することが得意な人

写真家・フォトグラファー

働き方基本的に在宅ワーク+撮影のための外出
平均年収約435万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/SNSからの顧客獲得 など

写真が好きな女性は、写真家やフォトグラファーとしてフリーランスで働くこともおすすめです。自分が撮影した写真を販売することはもちろん、商品やイベントの撮影依頼を受けることもできます。

クライアントから要望を受けた物の写真を撮るときには、撮影だけでなく編集・加工まで行って納品することが一般的。

そのため、撮影スキルと写真編集スキルも身につけておくと仕事の幅が広がります。

撮影のための日時調整や外出は必要なので完全在宅とは行きませんが、ある程度時間に融通が利く人、写真が好きな人にはおすすめすることができる仕事です。

写真家・フォトグラファーのスキル・知識
  • 撮影スキル
  • 撮影した写真の編集・加工スキル
写真家・フォトグラファーはこんな人におすすめ
  • 写真を撮ることが好きな人
  • ある程度外出する時間が取れる人

イラストレーター

働き方基本的に在宅ワーク
平均年収約350万円
案件獲得方法クラウドソーシングの活用/SNSの活用/見込み客への営業 など

イラストレーターの仕事は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作すること。制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、WEBサイトや雑誌の挿絵などの身近なものが多いです。

イラストを制作するには、デザインソフトである「illustrator」「photoshop」「XD」の編集スキルは必須といえます。また、クライアントの依頼内容に沿ったイラストを描くためには相手の要望を正しく把握できないといけません。

よりクライアントの依頼内容に沿った仕事をするためには、打ち合わせの際にクライアントと意識のすり合わせをおこなったり、制作チームで作業する際にも円滑に進めたりするためのコミュニケーションスキルが重要です。

報酬はイラストのサイズや点数、クライアントによってさまざまですが、クラウドソーシングでは1点500円以上の案件が見つかりますよ。

イラストレーターのスキル・知識
  • イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
  • ヒアリング、提案力
  • コミュニケーションスキル
イラストレーターのスキル・知識
  • 絵を描くのが好きな人
  • オリジナリティを探求できる人
  • 向上心がある人

アフィリエイター・ブロガー

働き方時間や場所に制限なし
平均年収約300万円~400万円
案件獲得方法ASPへの登録

アフィリエイターやブロガーは、ブログやSNSで発信活動をしてアフィリエイト広告などで収入を得る仕事です。

アフィリエイト広告とは、自分のブログやSNS経由で紹介した商品が売れると、広告費として収益が発生する広告のことをいいます。

よく、ユーチューバーやインスタグラマーがおすすめの商品を紹介しているのを見かけますよね。

「#PR」などと書かれている場合、その人経由での商品の売り上げの数%が広告費として入るので、仕組みとしてはアフィリエイターやブロガーと一緒です。収入を伸ばすためには、アクセス解析やマーケティングの知識の必要です。

アフィリエイター・ブログガーのスキルや知識
  • ライティングスキル
  • SEOの知識
  • アクセス解析の知識
  • WEBマーケティングの知識
アフィリエイター・ブロガーはこんな人におすすめ
  • コツコツ努力できる人
  • 文章を書くのが好きな人
  • 情報を発信するのが好きな人

家事代行

働き方依頼主の自宅を訪問する
平均年収約300万円~600万円
案件獲得方法家事代行サービスに登録/知人の紹介 など

家事代行は、顧客の家に訪問し、掃除、洗濯、料理などの家事全般をサポートする仕事です。近年、共働き家庭や高齢者世帯の増加により、需要が大きく高まっています。

パートや正社員として働いている人も多いですが、家事代行サービスに登録して、フリーランスとして働くことも可能です。

掃除や洗濯、料理などの一般的な家事スキルは、家事代行の仕事において大きな武器となります。特に、主婦歴が長い人や、家事が得意な女性におすすめの仕事です。

働いている人の9割が女性という環境なので、未経験でもはじめやすく、急なスケジュール調整にも柔軟に対応してもらえますよ。

家事代行のスキル・知識
  • 料理スキル
  • 掃除スキル
  • 整理整頓スキル
家事代行はこんな人におすすめ
  • 主婦の人
  • 料理や掃除などの家事が得意な人
  • 整理整頓や片付けなどが得意な人
  • 人当たりのよい人

電話応対

働き方・在宅ワークが中心
・出社することもある
平均年収200〜300万円
案件獲得方法・求人情報サイトの活用
・クラウドソーシングの活用

電話応対とは、コールスタッフとして顧客からの問い合わせの対応や、商品やサービスの売り込みをおこなう仕事です。

「コールスタッフ」と聞くと、営業電話をかけたり顧客からのクレームを受けたりする仕事で大変そうなイメージを持つ人も多いですが、最近は資料請求の手続きなどの顧客フォローや、営業アシスタントとして営業人材との取次をメインにした電話応対を行います。

リモートワークや1日数時間程度の短時間の稼働など、柔軟性のある働き方ができるので、家事や育児と両立したい女性におすすめの仕事です。

また、マニュアルが準備されているため未経験者であっても挑戦しやすい仕事でもあります。

電話応対のスキル・知識
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決力
  • 業務や製品に関する知識
電話応対はこんな人におすすめ
  • 丁寧で明るい話し方ができる人
  • 傾聴力と共感力がある人
  • 冷静で柔軟に対応できる人 

フリーランスとして成功できる女性の特徴

筆者の経験に基づいて、フリーランスとして成功できる女性の特徴を紹介します。下記のような特徴を持つ女性であれば、フリーランスとして活躍しやすいです。

  • 体調やスケジュール管理ができる人
  • 自発的に行動ができる人
  • 孤独な環境でも頑張れる人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 成長意欲が高い人

本章では、それぞれの特徴について詳しく解説します。自身がフリーランスに向いているのか判断するうえで、ぜひ参考にしてください。 

体調やスケジュールを管理ができる人

女性フリーランスにとって、体調やスケジュールを管理できるスキルは非常に大切です。

体調やスケジュールの管理ミスが、収入に直接的な影響を及ぼすからです。

例えば、締め切りに追われて無理を重ねた結果体調を崩してしまうと、次の仕事に支障が出てしまいます。

締め切りを守らないと、契約が打ち切られて仕事を失う可能性もあるため、特に体調やスケジュールなどを自己管理できる人に向いています。 

自発的に行動ができる人

フリーランスとして成功するためには、自発的に行動できることが求められます。

クラウドソーシングサイトや求人サイトなどを活用して、自ら積極的に営業活動をしていかないと新しい仕事獲得できず、収入が途絶えてしまうからです。

また、仕事を完璧にこなしていても、予算をはじめとしたクライアント都合で契約が打ち切られてしまうこともあります。

筆者も現在6〜7社と契約して仕事をしていますが、常に下記のようなサイト・サービスを活用しながらよりよい仕事を探して案件に応募しています。

  • CrowdWorks
  • Indeed
  • Wantedly
  • ママワークス

女性フリーランスとして成功するためには、自発的に行動できることが大切です。 

孤独な環境でも頑張れる人

孤独な環境でも頑張れる人は、フリーランスに向いています。フリーランスの場合、クライアントと対面でコミュニケーションを取る機会が少なく、人間関係を構築するのが難しいです。

煩わしい人間関係がないという点がフリーランスのメリットではありますが、希薄な人間関係を寂しく感じる人もいるでしょう。

この1年間に悩みや困りごとが「あった」と答えた人の解決行動(男女別)

解決法男性の割合女性の割合
パートナーに相談した19.4%29.3%
友人・知人に相談した20.5%28.4%
親兄弟・親族に相談した14.2%23.7%
子供に相談した2.5%6.3%
カウンセラーなど専門家に相談した2.7%4.5%
近所の人に相談した0.9%2.4%
出典:内閣府男女共同参画局「第3章 各調査の結果

筆者はフリーランスになる前は公立高校の教員を務めていましたが、同僚との会話を通じてストレス発散をしていたり、悩みや困りごとを解決していたりしました。

孤独感や疎外感はストレスや精神疾患につながることもあるため、軽視してはいけません。孤独な環境に耐えられない人は、フリーランスに不向きです。 

コミュニケーション能力が高い人

コミュニケーション能力が高い人は、女性フリーランスとして成功できる可能性が高いです。

フリーランスの場合、クライアントとのコミュニケーションは、WEB会議チャットなどオンラインツールを活用しておこなうことが一般的です。

相手と毎日顔を合わせるわけではないため、こまめに「報告・連絡・相談」をすることが必要になります。

トラブルが発生したり、相手からの信頼を失ったりするリスクがあることから、密なコミュニケーションは不可欠です。

小さなことであってもクライアントに報連相ができ、さらに相手からのメールやメッセージにまめに返信できる人がフリーランスに向いています。 

成長意欲が高い人

フリーランスは、成長意欲が高い人に向いています。

継続的に仕事を受注したり、報酬アップを目指したりする場合、新しいスキルや知識を身につけて成長し続けることが欠かせないからです。

筆者もSEOについて常に最新情報を入手するようにしているとともに、執筆力を上げるためにさまざまな書籍を読んで勉強しています。

今では、記事の執筆だけでなく、他のライターさんが書いた記事のチェックや進行管理をおこなう編集やディレクションの仕事も請け負っており、ライターの仕事よりも報酬が高いです。

仕事が忙しくても自分自身に自己投資をして常に自分を高める努力をする人に、フリーランスは向いています。 

フリーランスになるうえで覚悟しておくこと

フリーランスになりたい女性は、下記の5点を覚悟しておく必要があります。

  • 税金関係は勉強と実行をすべて自分でやる必要がある
  • 自分から主体的に動いて仕事を取る必要がある
  • スケジュール調整をうまくおこなう必要がある
  • 一度の納期遅れが命取りになることもある
  • 収入が安定しないため不安が多くなる

本章では、それぞれの点について筆者の実体験をもとに解説します。

覚悟すべき点について事前に知っておくことで、実際にフリーランスになった際に「知らなかった」「こんなはずではなかった」と後悔するリスクを軽減することにつながるでしょう。 

税金関係は勉強と実行をすべて自分でやる必要がある

会社員の場合は所得税などの税金や社会保険料は自動で天引きされますが、フリーランスの場合は、確定申告を通じて自分で収入と支払うべき税金を計算して支払いまですべて自分でおこなう必要があります。

確定申告をしないと延滞税がかかってしまったり、「脱税」として罰金刑などの刑罰が課せられたりすることもあるため注意が必要です。

また、お金の知識がないと、必要以上に税金を支払ってしまい収入が減ることにもつながります。

節税をするために、自分自身でお金の勉強をすることも大切です。筆者は、確定申告に向けてfreee弥生会計などの会計ソフトを活用しています。

会計ソフトを使用すれば比較的簡単に確定申告をすることが可能です。あるいは10〜15万円ほどの費用を支払えば、税理士に確定申告を代行してもらうこともできます。

お金の勉強に関しては、下記のYouTube番組がおすすめです。筆者も定期的に視聴しています。

自分から主体的に動いて仕事を取る必要がある

会社員とは異なり、フリーランスは仕事を自分で獲得する必要があります。仕事が獲得できなければ収入がゼロになってしまうからです。

下記のような方法を使って、仕事を獲得しましょう。

  • 知人や元取引先から紹介してもらう
  • SNSやWEBなどを利用して宣伝する
  • フリーランス専用のエージェントサービスを活用する
  • クラウドソーシングを活用する
  • 営業活動をする
  • 求人情報サイトを活用する
  • フリーランス×仕事のマッチングプラットフォームを活用する

それぞれの方法の詳細については、「女性フリーランスが仕事を獲得する方法」で詳しく解説しているので、興味がある方は参考にしてください。 

スケジュール調整をうまくおこなう必要がある

フリーランスは、ケジュールをうまく調整する必要があります。複数のクライアントやプロジェクトを同時に抱えることが多いからです。

締め切りが重なった場合は、早めにスケジュールを調整して計画的に作業を進めるとよいでしょう。また、余裕を持った計画を立てておくことで、急な変更や追加の依頼に対しても柔軟に対応しやすくなります。

特に、家事や育児と両立しながら仕事をする必要がある女性フリーランスは、突発的なことが起こり、思うように作業ができないことも多いため注意してください。

下記の記事ではフリーランスのタスク&スケジュール管理に役立つアプリを紹介しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。

一度の納期遅れが命取りになることもある

一度の納期遅れが命取りになることもあるので、十分に注意しましょう。フリーランスは、信用が次の仕事やリピート依頼に影響するからです。

一度でも納期を遅らせてしまうと、クライアントから「信用できないワーカーである」と烙印を押されて継続的な仕事の受注ができなくなってしまう可能性があります。

納期を守るためのスケジュール管理を徹底すること、余裕を持って作業を進めることが大切です。

また、突発的なことが原因で納期に間に合わない場合は、できるだけ早めにクライアントに相談するようにしましょう。 

収入が安定しないため不安が多くなる

フリーランスは収入が安定しないため、不安が多くなります。特にフリーランスを始めたばかりの頃は、ほとんど稼げず不安になる可能性が高いです。

筆者もフリーランス1年目の頃は、50万円以上稼げる月もあれば、5万円しか稼げない月もあり、毎月収入がジェットコースターのようでした。

今はそれなりの生活ができるほど収入が安定してきてはいますが、それでも来月以降仕事がどうなるのかまったくわからない状況です。

私自身の経験から、収入に対する不安を軽減するために下記のような工夫をすることをおすすめします。

  • 常に新規案件を探し続ける
  • 複数の継続案件を獲得してリスク分散させる
  • 最低半年分の生活防衛資金を用意しておく

フリーランスとして働く女性が抱えがちな悩みと対策法

フリーランスとして働く女性が抱えがちな悩みは、下記のとおりです。

  • 自分はもちろん家族の状態にも気を配らないといけない
  • 仕事・勉強時間を確保するのが難しい
  • キャリアパスを描きにくい
  • 子どもが保育園に入りづらくなる

本章では、それぞれの悩みとその対策法について紹介します。 

自分はもちろん家族の状態にも気を配らないといけない

フリーランスの女性のなかには、自分だけでなく家族の状態にも気を配る必要があり仕事に集中しづらいという人もいます。

例えば筆者の場合、昨年飼い犬が腎不全になり、毎日のように獣医に通院する必要がありました。

当時もフリーランスのライターとして仕事をしていましたが、突然のことであったため仕事量を調整できず、早朝や深夜の時間帯も仕事をして何とか乗り切りました。

フリーランスは自宅で仕事をすることが多くなるため、会社勤めと比較すると仕事だけに集中するのは難しく、家族の状態も気にしなくてはなりません。

家族とよく話し合って仕事に集中できる時間を確保したり、サポートが必要な場面を共有しておいたりすることをおすすめします。

仕事・勉強時間を確保するのが難しい

多くの女性フリーランスは、仕事だけでなく下記のようにさまざまなことを同時におこなう必要があるため、仕事や勉強をするための時間を確保することが難しいです。

  • 家事
  • 育児
  • 介護など家族のサポート

仕事や勉強時間が確保できないと、業務の生産性が低下して継続案件を獲得できなくなってしまったり、自身のキャリアにも悪影響を及ぼす可能性があったりします。

まずは、1日のなかで勉強や仕事に使いたい時間を明確にし、家族と協力体制を築きましょう。

具体的には仕事の時間を固定したり、集中できる時間帯に家族と役割分担したりすることで自分の時間を確保しやすくなります。

また、家事の合間やテレビを視聴している時間など1日のなかで無為に過ごしている時間を割り出し、スキマ時間を仕事や勉強に活用することも有効です。工夫次第で、仕事や勉強時間を確保しやすくなります。 

キャリアパスを描きにくい

フリーランスは、キャリアパスを描きにくいです。

会社員と異なりキャリアアップの仕組みや昇進制度がなく、自身の成長を実感したり方向性をイメージしたりすることが難しいからです。

次のステップへの進み方が見えないと将来への不安や迷いが生じやすくなることから、知識やスキル、収入アップの方法などを自分で模索する必要があります。

自分の専門分野や目指したい方向性を明確にして、数年単位で目標を設定しましょう。

そして目標を実現するために、下記のような取り組みをおこなってください。

  • 新しいスキルの習得
  • 資格の取得
  • ポートフォリオの更新

また、オンライン上のコミュニティやサロンに参加することで、業界の動向や方向性が把握しやすくなり、自分がやるべきことがさらに明確になるでしょう。

自己研鑽とネットワークの活用によって、キャリアパスが徐々に形成されます。 

子どもが保育園に入りづらくなる

フリーランスになると、保育園の入園が難しくなる可能性があります。

保育園の入園の審査には保護者の「就労状況」や「労働時間」が重視されますが、フリーランスの場合は勤務形態や就労時間が固定されておらず、基準を満たしていないと判断されるケースがあるからです。

また、安定した収入の証明が容易ではないことから労働証明書の取得が難しく、会社員と比較すると審査で不利になることもあります。

まずは、自治体の保育園審査基準を確認し、開業届や確定申告書などフリーランスとして必要な証明書を準備しましょう。

また、週に必要な勤務時間を満たすように仕事量を調整したり、実際に働いた時間を記録したりして入園申請時にアピールできるようにしておくことも大切です。

フリーランス向けの入園相談をおこなっている自治体であれば、事前に相談するのもよいでしょう。 

フリーランスになりたい女性が準備すべきこと

フリーランスになりたい女性は、下記の6つのことを準備する必要があります。

  • 何で稼ぐかを決める
  • スキルを身につける
  • ポートフォリオを作成する
  • 開業届を出す
  • 家族への同意を取る
  • 育児や介護で利用できる行政サービスを確認する

本章では、それぞれのやるべきことについて詳しく解説します。

準備すべきことが明確になると、実際に行動に移しやすくなるでしょう。

フリーランスになりたいものの、何をすればいいのか困っている女性は参考にしてください。

何で稼ぐかを決める

フリーランスを目指すときには、まずどの職業を本業にするかを考えましょう。これまでの経験を活かした職業を選んでも、未経験の職種を選んでも大丈夫です。

もし、未経験の職種を選ぶのなら、次のポイントを意識してみてください。

意識すべき3つのポイント
  • 将来性はあるか
  • 習得にどれくらいかかるか
  • 自分が夢中になれる仕事か

職種によっては衰退していたり、将来的にAIに取って代わられたりする仕事もあります。その職種を選んでしまうと、5年後、10年後に仕事がなくなってしまうので、職種の将来性をチェックする必要があるのです。

また、習得にどれくらい時間がかかるかも重要。習得に時間がかかるものが悪いわけではありませんが、その期間は収入が生まれないので、必ず自分の経済状況を必ず考えるようにしましょう。

そして、何より重要なのが夢中になれる仕事を選ぶこと。せっかく自由なフリーランスになれるのですから、自分が本当に楽しいと思える職種を選びましょう。

スキルを身につける

どの職種でフリーランスになるかを決めたら、次はスキルを身につけましょう。

フリーランスは良くも悪くも実力主義。スキルがあるかないかで仕事を依頼してもらえるかや、どのくらいの報酬がもらえるかが決まるので、働き始める前には必ずスキルを身につけましょう。実際に、スキルを身につける方法は次の2つです。

スキルを身につける方伝
  • 独学で学ぶ
  • スクールや専門学校に通う

どちらでもフリーランスになれる可能性はありますが、成功率は大きく変わります。着実にスキルを身につけて、1日でも早くフリーランスになりたいという方には、スクールや専門学校がおすすめです。

ただし、スクールや専門学校にもスキルが身につかないところがあるので、卒業生がフリーランスとして活躍しているかを確認してくださいね。

ポートフォリオを作成する

フリーランスとして成功するには、自分のスキルや経験を目に見える形でアピールする必要があります。その際に役立つのが、ポートフォリオです。

ポートフォリオとは、自分が過去に制作した作品や実績をまとめたもので、WEBデザイナーにとっては職務経歴書のような役割を果たします。

ポートフォリオを作る際には、ただ作品を並べるのではなく、それぞれのデザインの制作意図やポイントを説明することが大切です。

また、全ての作品を掲載する必要はありません。応募する案件やクライアントに合わせて、掲載する作品や情報を厳選することで、質の良いポートフォリオになります。

フリーランスWEBデザイナーが仕事を探す際には、クライアントからポートフォリオの提出を求められることが多いため、必ず準備しておきましょう。

開業届を出す

仕事を始めるのと並行して、開業届を出す準備をしましょう。

開業届とは個人事業主になるのに必要な書類であり、事業を始めてから1ヶ月以内に提出する必要があります。

提出しなかったからといって罰則があるわけではないですが、国民の義務なので必ず出すようにしましょう。また、開業届を出すのには以下のようなメリットもあります。

  • 事業用の口座を開設できるようになる
  • 最大65万円の税金控除ができるようになる

お金の管理がしやすくなる、支払う税金が少なくなるといった効果があるので、できるだけはやく書類を提出するのがおすすめです。

開業届の提出方法や注意点について詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

家族への同意を取る

フリーランスとして独立することは、自分だけでなく家族にとっても大きな変化となります。

収入の不安定性や時間的な制約など、事前にしっかりと話し合い、家族の理解と協力を得ることが大切です。

女性がフリーランスになる際に家族と話し合うべきこと
  • フリーランスの働き方を理解してもらう
  • 家計への影響を話し合う
  • 家事や育児の分担について話し合う
  • 将来的な目標や展望を共有する

多くの人にとって、フリーランスは馴染みの薄い働き方ですが、家族の理解と協力はフリーランスとして成功するために欠かせません。

収入の変化や家事・育児の分担など、具体的な内容について話し合い、お互いに納得できる関係を築きましょう。

育児や介護で利用できる行政サービスを確認する

フリーランスになる前に、育児や介護で利用できる行政サービスを確認してください。

子供の保育園や介護を受ける高齢者のサービスのなかには、フリーランスとして働いていることを証明できないと利用できないものもあります。

また、自治体によって必要な手続きや書類なども異なります。現在会社員として働いている人は、会社を辞める前に自治体の窓口に相談しましょう。

今は仕事をしておらず、これからフリーランスとして活動したい人は働き始めたら使えるサービスがないか、自治体の保育課や地域包括支援センターなどに確認してみてください。

女性フリーランスが仕事を獲得する方法

「フリーランスとして成功できる女性の特徴」でもご説明したように、フリーランスは自ら仕事を獲得しにいかなければなりません。女性フリーランスが仕事を獲得する主な方法は、下記の7つです。

  • 知人からの紹介・取引先
  • SNSやWEBなどを利用した宣伝
  • フリーランス専用のエージェントサービス
  • クラウドソーシング
  • 営業活動
  • 求人情報サイト
  • フリーランス×仕事のマッチングプラットフォーム

本章では、それぞれの方法について筆者の経験も交えながら説明します。

知人からの紹介・取引先

前職のキャリアを活かして独立した場合には、これまでの人脈を活かして取引先から仕事を紹介してもらえるケースも珍しくありません。

フリーランス白書の「直近1年間で仕事獲得に繋がったことのあるもの(複数回答可)」という調査でも、人脈(知人の紹介含む)が70.6%過去・現在の取引先が64.7%と圧倒的な回答率を占めていました。

知人から仕事を紹介してもらえる場合、ある程度の信頼関係が構築されたところからスタートできるため、スムーズに仕事を進められます。

SNSやWEBなどを利用した宣伝

近年、SNSやブログなどで自分のスキルや作品を発信し、仕事に繋げるフリーランスが増えてきています。

特に、イラストやデザインなどのクリエイティブな分野においては、SNSがポートフォリオの役割も果たすため、仕事を獲得しやすい傾向にあります。

実際に、フリーランス白書2023の調査において、3割程度の人が「SNSやWEBを活用した広告宣伝活動によって仕事に繋がった」と回答していました。

SNSは今や個人・法人問わず利用者数が多いコミュニケーションツールとなっているため、SNSに掲載した作品を見た人から直接仕事のオファーが来ることも珍しくありません。

女性フリーランスにおすすめのSNS

フリーランスとして成功している人は、他の方法で仕事を獲得しながらも、SNSを上手に活用していることが多いです。フリーランスを目指すのであれば、SNSやブログもしっかり活用して、自分自身を売り込んでいきましょう。

フリーランス専用のエージェントサービス

フリーランス向けの求人サイトには、企業からの直接案件や、エージェント経由の案件などがあります。企業との直接契約が多いため、高単価案件や継続案件が豊富です。

実績が問われることも多いので、応募する際にはポートフォリオをしっかり作成しておきましょう。

フリーランス白書で2019年~2023年までのデータを見比べたところ、エージェントサービスを利用する人は、コロナ禍前よりも後の方が倍増していることが分かります。

これは、コロナ禍によるテレワークの促進を受けて、他者と接する機会が減り、オンライン需要が高まったことが要因のひとつとして考えられます。

このようなことからも、エージェントサービスで獲得できる案件の種類は今後ますます増えていくことが予想されますね。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人から仕事を受注できるプラットフォームです。案件数が多く、未経験者でも気軽に案件が獲得できる一方で、全体的な案件単価は低め。

フリーランス白書2023のデータでも、クラウドソーシングを利用して仕事獲得に繋がったと回答した人は18.8%に留まりました。

この結果からも、クラウドソーシングで仕事を獲得する方法は、「とりあえず小さな案件からでも実績を積みたい」と思っている経験が浅いフリーランス向けと言えます。

クラウドソーシング最大の特徴は、クライアントとフリーランス間で報酬未払い等のトラブルがないように間に入ってくれること。

そのため、利用する場合は、ワーカー(フリーランス)側にシステム手数料が発生します。

システム手数料の割合は利用するサイトによっても異なるため、利用する前にしっかりと確認しておくことが重要です。

また、クラウドソーシングの中には、女性向け案件が豊富なところも多いため、さまざまなサイトを見比べながら「利用しやすい」と感じたところを選択しましょう。

営業活動

ある程度実績が積めたら、営業活動をして案件を獲得することをおすすめします。下記のステップを踏んで営業しましょう。

フリーランスの営業活動のやり方
  1. インターネットで検索する
  2. 興味がある案件の求人や募集をしているサイトをチェックする
  3. 条件が合えば、直接営業する

まずは、「英語 ライター募集」のように案件名や職種などを入力してインターネットで検索します。次に、検索結果を見て自分がやりたい案件であるか確認してください。

条件が合えば、企業の問い合わせページなどを活用してコンタクトを取ってみましょう。

直接営業は勇気がいりますが、直接営業で獲得した案件はクラウドソーシングシーシングサービスのように仲介手数料が引かれることがないうえ、条件の交渉もしやすいため高額な報酬を狙いやすいです。

また、ライバルが少なく採用してもらいやすいというメリットもあります。

筆者もこれまで多くの企業に直接営業をしていますが、直接営業で獲得した案件の単価・報酬が最も高いです。

求人情報サイト

求人情報サイトと聞くと、一般的な正社員や契約社員の求人だけが掲載されていると考えられがちですが、フリーランス向けの案件を見つけられます。

求人情報サイトには、企業側が求める条件や仕事内容、報酬などの情報が詳細に掲載されているため、自分のスキルや希望に合った案件を探しやすいです。

また、求人情報サイトによっては登録後に企業からスカウトが来ることもあるため、自分で仕事を探す手間を省くこともできます。下記のような求人情報サイトを活用することがおすすめです。

女性フリーランスにおすすめの求人情報サイト

求人情報サイト特徴
Indeed・検索結果ともとにおすすめの求人が表示される
・企業の口コミが見られる
求人ボックス・アプリからも求人検索ができる
・シンプルなデザインでありつつも機能性が高い
ママワークス・ママでも働きやすい求人が多い
・キャリアカウンセリングで仕事を紹介してもらえる

フリーランス×仕事のマッチングプラットフォーム

フリーランスと仕事をマッチングするプラットフォームから仕事を獲得することも可能です。

未経験者であっても応募できる案件が多いことから、フリーランスとして駆け出して間もない頃に活用することをおすすめします。

フリーランス×仕事のマッチングプラットフォームの例

マッチングプラットフォーム特徴
Wantedly・企業と求職者をマッチングさせるビジネスSNS。
・求人広告とは異なり、給与条件の記載はない。
FreelanceNow・会員数6,000人以上の日本最大級の実名性フリーランスコミュニティ。
・企業もフリーランスも完全無償。
・セルフサービスで適切なパートナーにマッチングできる。
新しい働き方LAB・全国のコワーキングスペースを拠点として「つながり」「気付き」「学び」の場を提供。
・クラウドソーシングサービスLancersが運営。
Workship・フリーランスのITエンジニアと企業を結びつけるマッチングサービス。
・「週1〜3日」「リモート」「土日」など柔軟な働き方ができる。
発注ナビ・システム開発
・アプリ開発
・ホームページ制作の3分野に特化している。
・利用社数は2,500を超える。

案件を獲得しやすくするために、クライアントの興味を引くようなポートフォリオやプロフィールを用意しましょう。

応募と納品を繰り返していくうちに、実績が作られてクライアントからの評価も上がるため案件が獲得しやすくなります。しかし、クラウドソーシング同様に利用手数料が引かれて報酬を受け取ることになる可能性が高い点には気をつけてください。

【体験談】女性がフリーランスで成功するためのコツ

これまでフリーランスについてさまざまな情報をお伝えしてきましたが、ただ単に独立すれば、フリーランスとして成功できるというわけではありません。

フリーランスは自由な反面、自己管理や努力が求められる厳しい世界でもあります。

そこで本記事の最後に、実際にフリーランスWEBライターとして活躍する筆者の実体験に基づき、「女性がフリーランスとして成功するために心掛けておきたい5つのコツ」をご紹介したいと思います。

筆者が実際に心掛けていることも合わせてご紹介しますので、これからフリーランスを目指そうと思っている女性は参考にしてみてくださいね。

学習と情報収集を日常化する

フリーランスは、会社員とは異なり、常に新しい知識や情報をアップデートし、スキルを磨き続けることが求められます。

会社のように研修制度がないため、自発的に学習する習慣を身につけることが重要です。

仕事をしていない時でも、常に勉強や情報収集することを習慣づけておきましょう。

現在フリーランスWEBライターとして働いている筆者の場合、あらゆる業界の記事を担当する機会が多いため、以下のような方法で必要な知識や情報を得ることを心掛けています。

筆者が行っている学習・情報収集
  • 本やWEBサイトを活用して情報収集をする
  • 実際にその職種についている人にリアルな声を聞く
  • 分からないことは分からないままにしないで徹底的に調査する
  • ライティング以外のスキルも身につける(マーケティングやデザインなど)

クライアントとは良好な関係性を心掛ける

特に在宅で働くフリーランスは、孤独なイメージを持たれがちですが、実際にはそんなことはありません。

筆者は、フリーランスこそ、コミュニケーション能力が問われる仕事だと考えています。

仕事を依頼してくれるクライアントがいなければ、フリーランスとして報酬を得ることはできないからです。

クライアントと良好な関係を築くことができれば、継続的に仕事をもらえたり、単価がアップする可能性もあります。

納期を守ることはもちろんですが、常に誠実な対応を心掛けましょう。

実際に筆者が気をつけていること
  • 指定された納期よりも早く仕事をあげる
  • クライアントからの連絡には迅速に返信する
  • クライアントから助言があった際は素直に受け止める
  • 直接やり取りできる機会があれば、積極的に関わるようにする

複数の案件を掛け持ちする

仕事が安定しないという点は、フリーランスの不安要素のひとつです。

継続案件があったとしても、急な契約終了などにより収入が減ってしまうリスクは常に考慮しておかなければなりません。

そのような時には、複数の案件を掛け持ちすることで収入源を分散し、リスクを軽減できます。 

複数の仕事を両立するのは簡単ではありませんが、多方面で収入を得ることで、年収アップも期待できます。

筆者も、複数の案件を掛け持ちするだけでなく、以下のような方法で収入源を分散しています。

筆者が行っている収入源の分散方法
  • 継続案件を複数掛け持ちする
  • ブログでアフィリエイト収入を得る
  • SNSでPR案件を引き受ける
  • ライティング以外の副業をする

稼ぐための努力と工夫をする

フリーランスで稼ぐためには、案件の報酬アップも重要です。

報酬が上がれば、働く時間を変えなくても収入を増やすことができます。

報酬アップを狙う具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 受注する仕事を増やす
  • 資格取得で高単価案件に挑戦する
  • 継続案件を探す
  • 専門性を磨き、希少価値を高める

ただし、稼ぎたいあまり無理をしてはいけません。 

特に、家事・育児と仕事を両立している女性は、時間的な制約があります。

許容量を超える仕事を抱えると、納期を守れず、クライアントとの信頼関係を損なう可能性もあるため、注意が必要です。

ライフワークバランスを考慮し、無理なく取り組める範囲で報酬アップを目指しましょう。

実際に子育て中の筆者の場合は、以下のように取り組んでいます。

筆者が行っている稼ぐための努力と工夫
  • 常に案件探しをして、高単価案件があれば積極的に応募する
  • より単価が高い案件を得るために、専門的な知識を身につける
  • 家事育児と両立できるよう、短時間で稼げる案件を探す

ポートフォリオは更新し続ける

ポートフォリオの重要性については先述した通りですが、一度作成したら終わりではなく、定期的に更新し、最新の実績を掲載しましょう。

ただし、全ての仕事をポートフォリオに入れる必要はありません。

 クライアントからの評価が良かったものや、自信がある仕事を中心に掲載することで、より効果的にアピールできますよ。

WEBライターである筆者のポートフォリオには、以下のような内容を掲載しています。

筆者がポートフォリオに掲載していること
  • さまざまなジャンルの執筆経験
  • 保有資格とその分野でのライティング経験
  • 特に得意なジャンルは、複数の実績を掲載

まとめ:自分らしい働き方を見つけてフリーランスに挑戦しよう

本記事では、女性がフリーランスになるための方法や収入別のおすすめな仕事、フリーランスに向いている人の特徴などについて筆者の実体験を交えて詳しく解説しました。

月20万円以上稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事・WEBデザイナー
・WEBライター
・翻訳者
・通訳者
・WEBエンジニア
・動画編集者
・営業代行
・WEBマーケター
・インストラクター
・WEBコンサルタント
・プログラマー
月5万円程度稼ぎたい女性フリーランスにおすすめの仕事・バックオフィス
・データ入力
・写真家
・フォトグラファー
・イラストレーター
・アフィリエイター
・ブロガー
・家事代行
・電話応対

フリーランスとして活躍する女性は多く、下記の理由より女性にこそフリーランスがおすすめです。

  • 育児と家事の両立ができるから
  • 体調に合わせて仕事を調整できるから
  • キャリアが途切れないから
  • 人間関係の悩みを軽減することができるから
  • 税金を抑えられるから

目指す収入や、適性を考えながら自分に合った仕事を見つけましょう。

働きながらも家族と少しでも長くいたい
バタバタと準備をして職場に行く毎日から抜け出したい

このような想いから、在宅で働きたいと思っている人は多いと思います。なかでもパソコン1つでしっかり稼げ、これから需要が伸び続けるWEBデザイナーに興味がある方は多く、もしかしたらあなたもそうかもしれません。

ただ、WEBデザイナーに興味があるとしても、全くの未経験の自分でもできるのかな、どうやって仕事を取っていけばいいのかなという不安がありますよね。

そんな方のために、今回は全くの未経験からWEBデザインを始め、その後WEBデザイナーとして活躍されている方の事例をまとめた電子Bookをご用意いたしました。

読んでいただくことで、在宅WEBデザイナーのなり方や仕事の取り方を知っていただけます。

無料ですので、お気軽に手にとっていただければと思います。

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