「プログラミングでゲームを作ることができるっていうけど・・難しいんじゃないの?」と思っていませんか?
確かに少し前までゲームは、専門のプログラマーにしか作ることができませんでした。
しかし今は、ゲームエンジンの登場でゲーム開発のハードルがかなり低くなっており、取り組みやすくなってきています。
ただし、クオリティの高いゲームを作りたい!という場合は、プログラミング言語を使ってのゲーム開発が必要です。
今回は、プログラミングでゲームを作るための方法、おすすめのプログラミングの種類や学習方法を解説します。
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ゲーム作成が簡単にできるキット「ゲームエンジン」
初心者にもゲーム作成が楽にできるようになった要因の一つに「ゲームエンジン」というゲーム開発キットの登場が挙げられます。
ここでは、この「ゲームエンジン」について解説します。
「ゲームエンジン」の種類
「ゲームエンジン」には様々な種類がありますが、今回は、比較的によく使用されている代表的な2つをご紹介します。
簡単にプロレベルのゲームが作れる「Unity」
「Unity」はプロレベルのゲームが作れる、無料のゲームエンジンです。
1年で240億回ダウンロードされている、クリエイターにとってのまさに「神ツール」で、ゲームエンジンの代表格といえます。
2Dゲームと3Dゲーム、どちらも開発可能ですが、他のゲームエンジンに比べ、3Ⅾゲームが簡単に作れるのが特徴です。
Windows、MACの両方での互換性があり、初めからマルチプラットフォーム機能が備わっています。
使用言語は主にC#とJavaScriptですが、プログラミング言語を駆使しなくても、基本的な操作は可能です。
高度なゲームが作れる「Unreal Engine」
▶︎UE
通称「UE」と呼ばれるゲームエンジンで、グラフィックの表現がUnityに比べて優れており、ハイクオリティで描画の美しいゲームが作れます。
また特徴としては、高品質の3Dゲームが作れるという点にあり、他のゲームエンジンでは、色んなチューニングをして初めて成り立つ描画の繊細さを、最初から活用することができます。
開発にはC#やC++、また自社独自の「ブループリント」を使用します。
ブループリントは「Unreal engine4」独自の機能で、プログラミングが苦手・もしくが出来ない場合でも、ゲーム開発を行うことができるのです。
これだけのハイスペックにも関わらず、無料で使用できることも特長のひとつです。
ハイスペックなゲームを追求したい場合は、非常におすすめのゲームエンジンです。
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ハイレベルなゲーム作成にはプログラミングを使おう
もっとハイレベルなゲームを作りたい!という場合は、プログラミングで開発することをおすすめします。
習得するには難易度が高くなりますし、時間もかかりますが、思い通りにゲームが作れるようになります。
ゲームプログラミングの種類と適性プラットフォーム
ここでは、ゲームプログラミングの種類と適性プラットフォームを解説します。
プラットフォームとは、WEBブラウザやパソコン、スマートフォンなどのことで、プラットフォームによって使用するプログラミング言語が異なります。
JavaScript(WEBブラウザのゲーム向き)
主に、WEBページ上での様々な機能や演出を実現するために使用されます。
またMacのSafariやGoogleのChromeといった、WEBブラウザのゲーム開発に使用されることも多いです。
他にもWEBブラウザには、マークアップ言語の「HTML5」も使用されます。
ブラウザ特有の特性により、リアルタイムなアクションや派手さを表現することは難しいですが、ダウンロードやインストールの手間がなく、利用者が手軽に始めやすいのが特長です。
パソコンだけでなく、スマートフォンのブラウザゲームにも適用することができます。
C#・C++(パソコン・コンシューマーゲーム向き)
パソコンにインストールして遊ぶゲームや、PlayStation4・Nintendo DSなどに代表されるコンシューマーゲームの開発には、C#やC++を使用します。
C++は、コンピューターが理解できる言語に近い書き方をすることから、かなり難易度が高いことで有名です。
C#も初心者には難易度が高いもののC++ほどではなく、プログラミング言語としては非常に書きやすいうえ、処理速度が速く、作りたいゲームが作れる、といった特長があります。
また開発段階からゲームで遊ぶところまでを、一つのプラットフォームでこなすことができます。
コンシューマーゲームに関しては、ゲーム機のゲームソフトを制作・販売するための「ライセンス契約」が必要になることから、個人でゲームを作るのには不向きといえます。
Swift(Appleアプリゲーム向き)
Appleのスマホだけでなく、MacのPCなど、Apple製品のアプリ開発を目的として作られたプログラミング言語で、高速で安定性が高いのが最大の特長です。
またコード進行がシンプルで読み書きがしやすく、iOSアプリ以外の様々なものを開発できます。
難易度は少し高いですが、iOSアプリを作ってみたい!という方にはおすすめです。
Ruby(WEBブラウザ・スマホアプリゲーム向き)
ブラウザゲームや、スマホのソーシャルゲームの開発に使用されます。スマホはAndroid/iOSに対応しています。
また、ゲーム作成だけでなく、WEBサイトやアプリ作成にも使用される言語です。
日本語での情報が多く、ライブラリも豊富なことから、習得すれば幅広い分野で応用することができます。
プログラミングでゲームを作成するための4ステップ
ここでは、プログラミングでゲームを作成するための方法を4段階で解説します。
プラットフォーム・言語を選ぶ
まずはプラットフォームと言語を選びます。
パソコンゲームを作る場合はC#やC++を、スマホゲームを作る場合はRubyを選ぶ、といった要領で決めていきます。
初心者には難易度の高い言語もあるため、途中で挫折しないかを考え、取り組みやすいものを選ぶようにすると良いでしょう。
プラットフォーム・言語を学ぶ
初心者は特に、言語を使いこなせるようになるために、基礎知識から学び、覚えることが必要不可決となります。
言語にはそれぞれ得手不得手があり、難易度によって学ぶ手間にも違いがあります。
選んだプラットフォームでゲームを開発する目的や、習得のしやすさを考えてから学ぶと良いでしょう。
作成するゲームを設計する
言語についての知識が身についてきたら、作りたいゲームの設計を始めてみましょう。
挿入したい画像や、BGMなどについて予め構想がある場合は、このタイミングで収集しておきます。
ただし、ルールの決まったゲームを開発する場合、ルールの設計は不要です。
プログラミングする
ある程度設計ができたら、プログラミングしてみましょう。
設計の段階でしっかり構想が練られていれば、プログラミングの難易度が下がります。
なお「ゲームエンジン」を使う場合は、これらプログラミングを駆使することなく、ゲームを作成することができます。
ゲーム制作プログラミング学習法
こでは、ゲーム制作にあたって、知識や技術を習得するための学習法を解説します。
オンライン学習サイトで学ぶ
学習サイトは、誰でも気軽に始められ、動画やスライドなど、自分に合ったペース・方法で学習できるのが強みです。
主に初心者向けのおすすめサイトを、3つご紹介します。
HTML/CSS、JavaScriptやRubyなどのWEB言語が中心となっており、穴埋め形式で学習を進めるので、アウトプットしながらプログラミングを学べます。
「ディスカッション」という質問機能があり、不明点を聞くことができることも特長の一つです。
無料で利用できますが、より深く学びたい人向けのプレミアムプランは、月額980円で利用できます。
動画形式で学べることから、動画をそのまま真似することで学習が進められます。
基礎知識をしっかり学びたい、という場合におすすめです。
無料で利用できますが、プレミアムサービス会員は全講座を視聴できるなど、お得な特典が月額1,080円で利用できます。
画像を多用した分かりやすいスライドでレッスンが進行します。
ウェブサービスを作りながらプログラミングを楽しく学べる、と定評のある学習サービスです。
ドットインストールと同様に、初心者が基礎知識をしっかり学べるうえ、難しい環境構築も不要です。
無料で使用できますが、より深く学びたい人向けには、月額1,078円のプランもあります。
書籍で学ぶ
プログラミングは書籍で学ぶこともできます。
書籍の強みは、じっくりと自分のペースで読み進めながら学習でき、読み返したいときにいつでも読み返せるところです。
ここでは主に、初心者向けに学習できるお勧めの書籍を3冊ご紹介します。
①「これからはじめるプログラミング基礎の基礎」 著者:谷尻 かおり
定番中の定番ともいえる、プログラミング入門書です。
基礎をしっかり説明しているので、土台作りができ、実践の段階でもつまづきにくい「プログラミングの体力」が養われる一著です。
②「世界でもっとも強力な9のアルゴリズム」 著者:ジョン・マコーミック
アルゴリズムとは、問題を解決する手順のことです。
アルゴリズムの考え方を知ることで、問題解決への手順が効率的に進められるようになります。
この本は、コードを書けるようになるのはもちろん、プログラマーがどのように効率的な問題解決をするのかが理解できる構成になっています。
③「独習C#」 著者:山田 祥寛C#
マイクロソフトからリリースされた、C言語と呼ばれる言語をベースにした言語のひとつで、ゲームエンジンのUnityで使用されていることでも知られています。
また汎用性が高く高機能なうえに、マイクロソフトから開発環境を無料で提供されていることから、幅広い分野で使用されています。
高機能な言語のため難易度は高めですが、この本は初学者にも習得しやすい内容で構成されています。
アプリで学ぶ
プログラミングをスキマ時間などを使って、いつでも手軽に学びたいという方には、アプリで学ぶことをお勧めします。
ただ、どれを選んでいいのかわからない・・と悩むくらいプログラミング学習アプリは様々な種類のものがあります。
ここでは、初心者が学びやすいアプリをご紹介します。ぜひ参考にして下さい。
HTMLを始め、ほぼ全てのプログラミング言語に対応しています。
可愛いキャラクターと対話しながら楽しく学習でき、学びやすいアプリですが、レベルアップ機能があり、プロのエンジニアにもおすすめのハイクオリティな内容です。
iOS、Android、Windowsに対応しており、無料で利用できます。
ダウンロードはコチラから
チャット形式で学習を進めるアプリです。1レッスン3分~と短い時間で設定されているため、スキマ時間に取り組むことができます。
初心者には難解に感じることの多いプログラミングを、簡易的な言葉で説明してくれるため取り組みやすく、無理なく学習できます。
iOSにのみ対応しており、無料で利用できます。
ダウンロードはコチラ
ライブ動画でプログラミングを学習できるため、リアルな授業を受けている感覚で学べる学習アプリです
プロの講師に質問することができるため、安心して学習できます。
iOS,Androidに対応しており、無料で使用できます。
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プログラミングスクールで学ぶ
独学では不安…、プログラミングを書ける自信がない、やっぱりスクールで学びたい、という人はプログラミングスクールで学びましょう。
最近はスクールの数も増えてきており、カリキュラムや料金、学習スタイルから評判まで、様々な角度から比較検討することが大切です。
こうしたことを踏まえ、ここでは場所を選ばずに学べるオンラインスクールを中心とした、お勧めの2校をご紹介します。
オーダーメイドカリキュラムとマンツーマンでの指導に定評のあるスクールです。
学びたい内容やプログラミング言語、スマホアプリ開発など、希望するカリキュラムを作成してくれます。
また講師が現役エンジニアのため、自分の企画するWEBサービスをマンツーマンで開発でき、よりリアルで実践的なスキルが習得できます。
ほとんどのオンラインスクールでは、教材を自分で学習し、不明点をチャットで質問する、という流れで学習を進めます。
それに対し、CodeCampは、現役エンジニア講師とのマンツーマンでプログラミングを学ぶ点が特長です。
各種プログラミング言語やWEBサイト制作が学べるコースが人気で、各種言語を現役エンジニアである講師から、個別指導で学ぶことができます。
毎日7:00から23:40までで年中無休のレッスン対応を行っており、自分に合う講師のレッスンを受けやすいなど、初心者にも学びやすいと定評があります。
まとめ
ここまで、プログラミングでゲームを作る方法、プログラミングの種類や学習方法までを解説してきました。
少し前まで一部のプログラマーにしかできなかったゲーム開発は、ゲームエンジンの登場によって、格段に難易度が下がり、挑戦しやすくなりました。
ただ、高度なゲームを作るためにはやはり、プログラミング言語の習得が必要です。
プログラミング言語を学べば、作りたかったゲームを作ることも夢ではありません。
今回ご紹介した方法が、あなたのゲーム作りの参考になれば嬉しいです。
質問や感想があればご記入ください