プログラミングを使えば、WEBサイトの制作・アプリの開発、業務効率化ツールの作成など様々なことができるようになります。
プログラミングスキルを持っていることは、IT企業に限らずどの企業でも重宝されるため、就職や転職活動にも有利に働くのです。
この記事では、プログラミングを学ぶと就職に有利な理由やプログラミングを使った稼ぎ方、プログラマーとして就職するためのレベルなどについてご紹介していきます。
- プログラミングに関わる仕事に就きたい人
- これからプログラミングを学びたい人
- 今後の自分のキャリアや将来に不安を感じている人
このような人にとって役立つ情報をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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プログラミングができると就職に有利な3つの理由
プログラミングができると就職や転職に有利に働きます。
それゆえ、プログラミングを学習する大学生や社会人も多くいます。
ここでは、なぜプログラミングができると就職に有利なのかを具体的に解説していきます。
①IT業界は人材不足
経済産業省によると、2020年時点ですでにITの人材は30万人以上不足しているとされています。
さらに、ITニーズの拡大によりIT関連市場規模は今後も拡大するとされ、2025年には36万人、2030年には45万人もの人材が不足すると発表しています。
(参考 : 平成31年4月 経済産業省「IT人材受給に関する調査(概要)」)
2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されるなど、国をあげてIT教育に力を入れていることからも、プログラミングスキルを持った人材を欲していることが伺えます。
IT人材不足であるということは、プログラミングスキルを持つ貴重な人材には活躍できるチャンスがゴロゴロ転がっているともいえるでしょう。
IT業界の需要が高い今だからこそ、高単価案件は増えてきており、プログラミングスキルがあれば就職もしやすくなっています。
さらに、初任給から金額を高めに設定して優秀な人材を囲い込もうとする企業や、優秀な人材をより高待遇な条件でスカウトする企業も増えてきているのです。
②スキルアップするほど年収も上がる
プログラマーはスキルアップするほど年収も上がります。
プログラミングの開発速度が上がればより多くの案件に携わることができ、生産性もアップします。
扱えるプログラミング言語によっても年収は大きく違い、需要が高く希少性の高い言語ができるようになればそれだけ高収入も得られるでしょう。
また、プログラミングを学ぶことで論理的思考能力を鍛えることもできます。
論理的思考能力を身につけると複数の事象の関係性を体系的に整理し、物事の全体像を掴めるようになります。
そのため、仕事で何らかのトラブルがあった時でもそれぞれの事象に対して対策を講じられるようになるのです。
そういった有能な人材は重要ポストにもつきやすくなるため、自ずと収入も上がっていくでしょう。
③転職や独立もしやすい
プログラミングスキルがあれば、別会社への転職やフリーランスプログラマーなどへの独立もしやすいです。
もしかしたら、あなたも現在の会社に不満を持ちながら働いているかもしれません。
しかし、ある程度年齢を重ねると転職に不利になることも多く、なかなか転職に踏み切れなかったりしますよね。
そんな時でもプログラミングスキルがあれば採用されやすく、より待遇のよい会社に転職することも可能です。
また、IT業界への転職でなくとも、どの業界でもプログラミングスキルを持った人材は重宝されるため有利になります。
さらにスキルと経験を積み重ねていけば、働く時間・場所を自由に選べるフリーランスプログラマーになることもできます。
プログラミングスキルを身につけておけば、一つの会社に縛られることなく様々な選択肢を広げておくことができるのです。
プログラミングで稼ぐ3つの方法
プログラミングを学ぶと就職に有利な理由はお分かりいただけたかと思います。
次は、プログラミングスキルを使って稼ぐにはどのような方法があるかをご紹介していきます。
①会社に勤める
IT人材が不足している現在、プログラミングのスキルや実務経験のない未経験者でも応募できる求人もあり、プログラマーになるハードルは下がっています。
また、どの業界でも急速にデジタル化が進んでいるため、IT業界以外の職場でもプログラミングスキルを持った人材の価値は上がっています。
システムエンジニアやゲームエンジニアなどの専門知識が必要になる職種の場合は相応のスキルが求められる場合もありますが、それ以外の職種であれば、多少プログラミングを理解しておく程度でも十分有利に働きます。
会社員として働くメリットとしては、給料が保証されており、福利厚生も手厚く、安定した収入を見込めることです。
また、上司や同僚に相談でき、孤独になりにくく、人間関係を広げることもできます。
さらに、会社に研修やセミナー参加などの機会があるなどスキルアップしやすい環境にあるといえるでしょう。
②副業で稼ぐ
クラウドソーシングなどを使い、副業で稼ぐ方法もあります。
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人が不特定多数の人々に向けて仕事を発注(アウトソーシング)する業務体系のことをいいます。
クラウドワークスやランサーズなどが有名です。
プログラミングの副業は成果報酬型であることが多く、成果物を納品した段階で案件は終了し報酬を受け取ることができます。
そのため、本業に合わせて仕事量を調節しやすいです。
プログラミングで副業をする場合、「実務経験が2年以上」と指定されている案件も多く、ある程度の実務経験があると有利です。
ただ、実務経験がない場合でもクライアントに技術力を認めてもらえれば、案件を受けることは可能です。
また、簡単なコーディング作業などであれば未経験でも募集している案件もあります。
プログラミング未経験の場合は、難易度が低くて募集案件も多い「WEB制作に関連する案件」が狙い目です。
③フリーランスになる
フリーランスとは、会社や組織に所属せずに個人事業主として企業や個人と契約を結ぶ働き方のことです。
フリーランスは働く時間や場所の融通が効きやすく、単価や内容で好きな案件を選ぶことができるのが大きな魅力です。
また、実力があれば年収1000万円以上を稼ぐこともできます。
ただ、全くの未経験からフリーランスになるのは難しいでしょう。
最低でも1年程度の実務経験は必要になってきます。
正社員または派遣社員として実務経験を積むことで、フリーランスとして仕事を行える必要スキルや知識を備えることができます。
さらに、会社に勤めることでスキルアップはもちろん効率的な仕事のやり方も覚えられるため、フリーランスになった時に大いに役立つでしょう。
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プログラマーの収入はどれくらい?
仕事選びをするときに特に気になるのは「収入」ではないでしょうか。
プログラマーの収入は、会社勤めやフリーランスなどの雇用形態や年代によって大きく変わってきます。
詳しく見ていきましょう。
会社員プログラマーの平均年収
プログラマー全体の平均年収は、約430万円といわれています。
これは政府機関が発表している民間の平均年収額とほぼ同じであり、他の職種と大きく違うことはありません。
平均するとそこまで高いと感じないかもしれません。
しかし、プログラマーは技術力に応じて給料が大きく変わるため、個々の能力によってもらえる額は違います。
できるプログラミング言語の数が多かったり、需要の高い言語スキルを持っていたりと、能力が高いほど年収は上がっていきます。
また、会社員の中でも正社員・派遣社員かによっても年収に差があります。
企業規模ごとの年収の違い
会社の規模によっても年収は異なります。
報酬は企業の売り上げや制度によって大きく差があり、同程度の能力をもったプログラマーでも働いている会社によって年収に大きな違いが出ます。
例えば、100人未満の企業に勤めるプログラマーの年収が390万円程度に対し、1000人以上の大企業に勤務するプログラマーの年収は約500万円といったケースもあります。
さらに、企業規模によってボーナスや退職金の有無にも関係します。
高い年収を得るには会社の売上規模を重視したり、能力によって報酬が上がる制度のある会社で働くことも重要です。
未経験から転職した場合は?
未経験から転職した場合の初年度の給料は平均302万円(ある程度プログラミングを学習している前提)であり、既に社会人の方が未経験から転職した場合、初年度の年収はその年齢の一般的な平均年収よりも少し下がってしまうことが多いです。
しかし、プログラマーはスキルによって大幅に給料が上がるため、2年目で給料が100万円以上アップするケースもあります。
異業種のキャリアチェンジは一時的に給料が下がってしまうものの、プログラマーであれば多少給料が下がっても元の給料を越えることも十分可能です。
さらに、未経験であっても前職でのスキルをアピールできれば高額な給料で働ける場合もあります。
プログラミングや開発のスキルは無くても、マーケティングやマネジメント経験などによって高待遇で就職できる場合もあるのです。
20代・30代・40代の年収相場
プログラマーの初任給はボーナスの有無によって差がありますが、約250~280万円ほどです。
20代前半の平均年収は約300万円、20代後半では約390万円になります。
その後、30代後半になると約450万円、さらに40代後半では500万円を超えます。
フリーランスの場合は少し上乗せした年収も見込めますが、キャリアによって年収は違ってきます。
基本的に会社員と同様に年齢と収入は比例しますが、40代をピークに50、60代では収入が低くなりやすいです。
逆に、フリーランスの若手プログラマーは会社の給与体系とは関係なく、実力に応じて年収を大きく上げることもできます。
フリーランスプログラマーの収入
フリーランスプログラマーの収入も人によって大きく異なります。
仕事内容や経験・スキルによっても差が出ます。
一説によると、フリーランスプログラマーの月単価は40~50万円ほどといわれています。
ただ、実績やスキル・求人案件ごとに単価はピンキリです。
また、キャリアが1年未満であったり、需要の低いプログラミング言語の案件は報酬も低いです。
傾向として、現在はプログラマーの需要がかなり高いため、フリーランスプログラマーの単価相場も上昇しています。
会社員よりも高めの設定になっていることも多く、クライアントとの交渉次第で相場以上の報酬を得ることも可能です。
需要の高いスキルや、開発の上流工程をおこなえる程度のスキルを身につけられれば、年収1000万円以上を得ることも可能です。
高収入を得たい場合は、市場動向を常にチェックしたり、需要の高いスキルなどを把握しておくとよいでしょう。
プログラマーとして就職や転職するためのレベルは?
では、プログラマーとして就職や転職をするには、一体どのくらいのレベルが必要なのでしょうか。
未経験でも就職できるのか、気になるところですよね。
さっそく確認していきましょう。
未経験でも問題ない?
プログラマーの就職するハードルは以前と比べると下がっており、プログラミングのスキルや実務経験のない未経験者でも応募できる求人もあります。
未経験者をポテンシャル採用し、社内研修などで育成する会社も多くあるのです。
ただ、30代を境に未経験での転職は厳しくなっていきます。
ポテンシャル採用は20代までであることが多く、30代以降は経験と実力が重要視されます。
そのため、30代以降の実務経験がない未経験者は、プログラミングを使った成果物を作るなどして実績をアピールできるとよいでしょう。
その際、プログラミングスクールを活用するのもおすすめです。
アプリの開発や就職までサポートしているところもあり、未経験者の転職に有利になります。
基礎を押さえ、実績を作っておこう
先も述べたように、IT業界は人材不足のため未経験でも採用する企業も増えてきました。
しかし、ある程度はITに関する知見や志望動機がなければ選考は厳しいです。
事前にプログラミングの基礎を学んでおくことで、スキルが評価されることはもちろんプログラマーになりたい熱意を伝えることができます。
さらに、プログラミングを学習してみることで自分に向いているかどうかもわかり、入社後のミスマッチも防ぐことができます。
また、ある程度基礎を学んだらクラウドソーシングなどでWEBサイト等の成果物を作ることをおすすめします。
実際に仕事を受注してみることで、大まかな流れを掴むことができますし、実績を作ることで面接時にアピールもできます。
初心者におすすめのプログラミング言語
プログラミング言語には様々な種類があり、言語によって作れるものや難易度が違います。
また、言語によって需要や求人内容も変わってきます。
そのため、プログラミング言語を学ぶ際は
- その言語を学ぶと何ができるのか
- 学ぼうとしている言語に需要はあるのか
- 希望の就職先に適した言語であるか
ということを確認するとよいでしょう。
もし初心者で何の言語から始めるか迷うようであれば、HTML・CSS・jQueryから学ぶことをおすすめします。
これらの言語を使うことで、WEBサイト制作やLP(ランディングページ)作成などができるようになります。
習得も比較的簡単で、クラウドソーシングなどでも需要が高く、初心者が始めやすい言語です。
以下で、HTML・CSS・jQueryとはどういった言語なのか解説していきます。
①HTML
HTMLとは、WEBサイトを作るための最も基本的なマークアップ言語であり、正式名称は「Hyper Text Markup Language」と言います。
ページの要素・構造を指定してサイトの画面に表示する文字を記述したり、ボタンを追加したりできます。
HTMLは、WEBサイトの土台を作る役割を担っています。
②CSS
CSSは、HTMLで作った要素を装飾する言語であり、正式名称は「Cascading Style Sheets」と言います。
CSSを使うことで、WEBサイトの文字・ボタンの色や大きさ、位置などを変えることができます。
HTMLだけでは味気のないWEBサイトでも、CSSを使うことでレイアウトが整えられ、見た目が綺麗になります。
③jQuery
jQueryは、JavaScriptを簡易的に使えるようにしたライブラリです。
ライブラリとは、ある程度まとまったプログラムをあらかじめ用意してくれているファイルのことを言います。
JavaScriptでは10行のコードを書く必要がある機能でも、jQueryであれば1~2行のコードで済んでしまうのです。
jQueryを使うことで、マウスオーバーで色を変えるエフェクトをつけるなど、動的なWEBサイトも簡単に作るこができます。
独学でプログラミングスキルは身につくのか
最後に、プログラミングスキルは独学でも身につけられるのか解説していきます。
独学のメリットとしては、
- 経済的に負担がかからない
- 自分のペースで勉強できる
- 自分で調べて解決する力を身につけられる
などが挙げられる一方、デメリットもあります。
以下で詳しく説明していきます。
独学でも習得できるが、時間がかかる
独学でプログラミングを習得することはできますが、特に初心者にとってはハードルが高いでしょう。
プログラミング言語にもよりますが、初心者が言語を学んで実用的なアプリを作れるようになるまでの目安は300時間程度と言われています。
毎日2時間勉強すると仮定すると、およそ5ヶ月かかります。
初心者である場合、いざ勉強を始めようと思っても何から取り組めばいいのか分からないケースも多いです。
何ができるようになりたいかによって覚えるべき言語は異なりますし、学ぶステップもそれぞれです。
独学では最適なルートがわからず、回り道をする場合も多いでしょう。
それゆえ、独学はプログラミングスキルを習得するには効率的ではない、と言えます。
とはいえ、もしプログラミングがどんなものであるかを体験したいのであれば、プログラミング学習無料サイトの「Progate」から始めてみるとよいでしょう。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
また、何かつまずいた際はプログラマー向けのQ&Aサイトもあるので、ぜひ活用してみてください。
teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
まずは独学で勉強し、自分がプログラミングに向いているのか確かめるのも一つの手です。
効率的に勉強するにはスクールがおすすめ
プログラミングスキルを身につけるのであれば、プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。
独学だと、相談できる人や一緒に勉強できる仲間がいないケースが多く、孤独になりがちです。
初心者はミスもしやすく解決しようにも全て自力で調べないといけないため、時間と労力がかかります。
プログラミングに慣れている人ならすぐに解決する問題でも初心者では簡単にいきません。
習得スピードがスクールに比べて圧倒的に遅く、努力しても成果をあまり感じられずに挫折をするケースも多いです。
特に忙しい社会人にとって、非効率なやり方で時間や労力を浪費するのは非常にもったいないです。
しかし、プログラミングスクールであれば、スキルの習得に最適なカリキュラムが整っており、講師にエラーなどを確認してもらえるので、学習につまずいても安心です。
独学より費用が高いと感じるかもしれませんが、時間や労力などのコストを考えればスクールに通う方がメリットが大きいと言えます。
プログラミングスクールの選ぶポイントとしては、
- 現役エンジニア・プログラマーが講師であるか
- 無料体験レッスンを受けられるか
- どの言語を習得でき、何ができるようになるのか明瞭か
- オンラインに対応しているか
といったことを確認するとよいでしょう。
ゼロイチコーディング初級講座では、たった3週間でHTML/CSSを使った簡単なLP(ランディングページ)のコーディングができるようになるカリキュラムが組まれています。
興味のある方はチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
プログラミングスキルを身につければ就職に有利に働くことがお分かりいただけたでしょうか。
あなたがプログラミングを学び、職業に生かしたいと思ってもらえたなら幸いです。
この記事では、
- プログラミングができると就職に有利な理由と稼ぎ方
- プログラマーの年収や就職・転職するためのレベル
- 初心者におすすめのプログラミング言語
- 独学でプログラミングスキルを身につけられるのか
などについてご紹介してきました。
IT業界は全体的に人材不足であり、プログラミングスキルを持った人は特に就職に有利に働きます。
プログラミングを学ぶことは、将来の選択肢を増やすことにもつながります。
ぜひ一歩踏み出して新しい挑戦をしてみてください。
質問や感想があればご記入ください