WEBライターを目指す方のなかには、資格取得を考えている方もいるでしょう。
そのうちの1つに「WEBライティング実務士」があります。
「WEBライティング実務士」とは、WEBライターとしての基本的なスキルや知識を身につけていることの証明になる資格です。
そのためWEBライターにオススメの資格と言われているのですが、これからWEBライティングを学ぶ方や、WEBライターになりたての方は、取得するのは正直オススメできません。
その理由もあわせて、この記事では次の3点をお伝えします。
- WEBライティング実務士とは
- WEBライティング実務士を取得する3つのメリット
- WEBライティング実務を取得する勉強法
資格を取得してから後悔する方もいます。
そうならないように、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
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Webライティング実務士って何?
「そもそもWebライティング技能士って何?」という方もいるのではないでしょうか?
まずはWEBライティング実務士について解説します。
WEBライティング技能検定に合格すると取得できる資格
WEBライティング実務士は、WEBライティング技能検定に合格すると取得できる資格です。
よく似た検定に、WEBライティング能力検定がありますが、受験対象者が異なります。
WEBライティング能力検定はWEBライティング初心者〜中級者なのに対して、WEBライティング技能検定はWEBライティング未経験者〜初心者と、これからWEBライティングを学ぶ人か学びたての人にオススメの検定です。
そのため、WEBライティング実務士の資格取得に向けて勉強するなかで、一般的な文章を書くうえで必要な文法や知識を身につけられます。
1ヶ月に1回オンラインでの受験が可能なので、受験内容以外の面でも比較的受験しやすい検定です。
開催頻度 | 月1回 |
受験会場 | 自宅、WEB受験 |
試験時間 | 90分 |
受験料金 | 6,000円(税込) |
試験内容 | WEBライティングの基礎内容、実践内容 |
更新 | 不要 |
受験するためにWebライティング技能検定講座を受講が必須
受験のハードルは低いとお伝えしましたが、簿記などの有名な資格のように独学で受験できるわけではありません。
Webライティング技能検定は、ヒューマンアカデミーが主催する「Webライティング技能検定講座」を受講しないと受験ができないのです。
そのため、まずは申し込みサイトから講座を申し込みましょう。
届いた教材で学習したら検定を受験し、一定の基準を満たせば合格となり、Webライティング実務士の資格を取得できます。
講座やテキストの内容を身につければ初心者でも合格は可能
先ほどもお伝えしたように、Webライティング技能検定はWEBライティング未経験〜初心者向けのものなので、難しい問題はありません。
テキストをしっかり読み込み、過去問を繰り返し解いたり、文章を書く練習を積んだりしておけばWEBライティング初心者でも合格は可能です。
詳しい勉強方法は後ほどご紹介するので、最後まで目を通してみてくださいね。
WEBライティング実務士を取得する3つのメリット
WEBライティング実務士を取得するのはオススメしないとお伝えしましたが、取得するメリットもあります。
ここからはWEBライティング実務士を取得するメリットを3つご紹介します。
クラウドソーシングサイトで特典を受けられる
日本クラウドソーシング検定協会が提携する「CROWD」「Lancers」「サグーワークス」などにWEBライターとして登録すると、優先的に案件を紹介してもらえたり、求人しているクライアントにあなたのことを宣伝してもらえたりするのです。
特にWEBライターになりたての方は、案件が取れずに困るケースは少なくありません。
早いうちにWEBライティング実務士を取得することで、実績があまりない状態からでも案件を獲得しやすくなりますよ。
WEBライティングの基礎を身につけられる
WEBライター技能検定では、WEBライティングの基礎知識や書き方を中心に学習します。
実際の試験では、敬語や漢字、助詞などの文法はもちろん、テーマを与えられて関連するキーワードを使って300〜400文字程度の文章を書きます。
採点時には
- テーマと書いた内容が一致しているか
- 客観的な内容を書いているか
- 指定の文字数で書いているか
など、WEBライターとして実務でもチェックされる内容が見られます。
資格取得に向けて勉強している間に文章力や構成力が身につくのが魅力ですね。
WEBライターとして一定のスキルを証明できる
WEBライティング実務士の資格を所有していることで、WEBライターとして基本的な知識があると認識されます。
特にWEBライターになりたてのころは実績がないため案件が取りづらく、同じスキルのWEBライターがいると差別化しづらいですが、資格を所有していることで優先して案件を回してもらいやすくなるのです。
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コスパが悪い…WEBライティング実務士をおすすめできない理由
WEBライティング実務士と取得するメリットをお伝えしました。
ここまでの内容だと取得した方がいいのではないかと思いますが、WEBライターとして活躍したいのであれば必ずしも取得するのはオススメできません。
ここでは、WEBライティング実務士の取得をオススメできない理由を解説します。
クライアントが評価するのは資格ではなく、ポートフォリオだから
WEB上でのやりとりは今後もますます増えるとともに、WEBライターの需要は高まっていくでしょう。
同時にWEBライターの数は増えていきますが、そのときクライアントはたくさんいるWEBライターのなかから何を基準にWEBライターを選ぶのでしょうか。
一番重視されるのは、これまでの実績とポートフォリオ(作品集)に載っている作品のレベルです。
もちろん資格の有無も判断材料になりますが、実際に書かせてみると期待通りのものではないケースも珍しくありません。
クライアントはあくまでポートフォリオに載っている作品のクオリティや、これまでの実績で採用するかどうかを判断します。
そのため、資格を取得することよりもまずは実績を作ること、実績を作るためにスキルを磨くことが重要なのです。
実務で使うスキルの一部分しか身につかないから
WEBライティング技能検定はあくまでWEBライティングをこれから学ぶ人や学びたての方向けのものです。
なかには、クラウドソーシングでお得に案件を取れるからと受験しようかと考える方もいるかもしれませんが、基本的な内容や知っている知識ばかりで参考にならなかったケースも少なくありません。
WEBライティング技能検定講座受講から資格取得までには総額41,000円かかるのに加えて、試験対策の時間も必要です。
もちろん、完全に無駄だというわけではありませんが、講座を受講しなければ受験できないことを考えると、時間的にも費用的にもコスパが悪いです。
資格取得に充てる時間を記事を書く時間に当てた方が実績作りになりますし、長期的にみてもWEBライターとしての成長につながりますよ。
それでも資格を取りたい!そんなあなたにおすすめの勉強法
現役WEBライターとして、WEBライティング技能検定の受験はおすすめできないとお伝えしてきました。
ただ、それでもWEBライターとしての一歩目を踏み出すために受験したいと思う方もいるでしょう。
そこで、ここではどうしても資格を取りたい方に向けて、「WEBライティング技能検定講座」の教材を使ったオススメの勉強法をお伝えします。
4択問題対策:参考書を読み込む
4択問題では、WEBライティングに関わらず一般的な社会人としてのビジネスマナーやITの知識を中心に出題されます。
IT業界で働いている人にとっては、いずれも基本的な内容なのでハードルは低いでしょう。
ですが、一部接続詞や助詞の使い方などを勉強し直したり、著作権や専門用語などの問題の対策をしたりしておきましょう。
4択問題はあくまで基本的なルールや文法について問われるため、参考書を読み込んでおけば大きくミスすることはないでしょう。
文章作成対策:過去問を繰り返しといて模範解答と見比べる
WEBライティング技能検定で力を入れて対策すべきは文章作成問題です。
4択問題が配点50点なのに対して、文章作成問題は50点×4問と比重が重いです。
ライティング試験では、あるテーマに対して300〜400文字程度で文章を書く問題が出題されます。
さらに、テーマに関連するキーワードを2つ渡され、それらを含めて書かなければならないため、実際に書いて練習をしておかなければ本番ですぐにはかけません。
まずは実践問題を解いて、総評ページで表現の間違いや助詞の使用方法のミスを確認して解答と比べる、この2つを繰り返しながら時間も意識して書けるように進めましょう。
現役WEBライターはこっちをおすすめ!最適なWEBライティングの始め方
最後にWEBライターの始め方を8ステップでお伝えしていきます。
途中でもお伝えしているように、WEBライターとして活躍するためには必要なライティングに関する基礎知識を身につけて、あとは実践あるのみです。
ですが、知識を身につけて実践あるのみ、と言われても何から始めたらいいのか分かりませんよね。
そこで、WEBライティングの始め方を8ステップでお伝えします。
- 必要なものを準備する
- WEBライターに必要な知識・スキルを身につける
- ブログを開設して5記事ほど執筆する
- ポートフォリオを作成する
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 0.5円〜1円の案件に応募する
- 記事を執筆し納品する
- 報酬を受け取り金額が正しいか確認する
未経験でもこの手順の通りに進めれば誰でもWEBライティングをお仕事にすることは可能です。
各ステップの具体的な内容はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、WEBライティング実務士について次の3点をお伝えしました。
- 資格を取得するよりも実績を作る方がWEBライターとして活躍しやすい
- 資格を取得することで基本的な知識を持っているアピールにはなる
- 講座を申し込んで届く教材をやりこめば合格は難しくない
WEBライティング実務士を取得に向けて勉強することで、ゴールが見えやすくモチベーションにつながったり、実力を客観的に測る指標になったり、案件受注のときのアピール材料になるなどメリットもあります。
ですが、勉強時間がかかること、受験や受験するための講座の受講費用がかかるデメリットがあるのです。
効率よくWEBライティングスキルを身につけるなら、記事で紹介した7ステップを活用するのをオススメします。
WEBライターとして活躍できるよう、応援しています。
質問や感想があればご記入ください