「将来のためにスキルを身につけておきたい」
「収入をもうちょっと贅沢したい」
「社会とつながりをもちたい」
あなたもこんな想いから副業をしようと考えているのではないでしょうか。
そして、この記事を読んでいるということは、数ある副業のなかでも動画に興味があるのだと思います。
ただ、動画編集がどんな仕事で、どれくらい稼げて、どうやってなるのかってイメージしにくいですよね。
「未経験からなれるの?」「自分でも稼げる?」と不安に思っている方も多いと思います。
しかし、安心してください。
未経験からでも動画編集の副業で稼ぐことは十分可能です。
この記事では「動画編集の副業にチャレンジしてみたい!」と思っている方がその目標を実現するために、
- 仕事内容
- 収入事情
- 受けられる案件
- 必要なスキル
- 稼ぐまでのロードマップ
- 仕事を取る方法
- 税金事情
をお伝えしていきます。
この記事を読めば動画編集がどんな仕事なのかはもちろんのこと、動画編集で稼いでいく方法がわかりますよ。
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動画編集ってどんな仕事?
動画編集の仕事内容は、クライアントから依頼された動画を、より見やすく、面白く編集することです。
より具体的にいうと
- カット
- テロップの挿入
- BGMの挿入
- クライアントへの提出
- 修正依頼の対応
といったことをするのが、動画編集の仕事です。
ちなみに動画編集は動画制作の一部です。
実際には「企画・構成→撮影→編集」といった流れで動画が作られています。
「企画・構成」や「撮影」までできるようになると、動画編集だけのときよりも収入が上がりますよ。
動画編集の副業ってどれくらい稼げる?
「どれくらい稼げるか?」というのも仕事を始める前に知っておきたいですよね。
ここでは動画編集で副業する場合、どれくらい稼げるかを解説していきますね。
月収の平均はおよそ月5万円
副業動画者の収入を知るうえでは、合同会社ケーエスの「動画編集に関する意識調査」が参考になります。
この調査によると、動画編集で副業している人の月収は次のようになります。
月収 | 割合 |
0〜5万円 | 74% |
5〜10万円 | 18% |
10〜25万円 | 7% |
25〜50万円 | 0% |
50〜100万円 | 1% |
1人あたりの月収をそれぞれの中央値(0〜5万円なら2万5000円、5〜10万円なら7万5000)とした場合、その平均は約5万円。
正確な計算ではないものの、動画編集で副業する場合の月収はだいたい5万円前後になることが予測できます。
駆け出しの頃は時給が1000円を切ることもよくある
動画編集者の平均月収は5万円であるとお伝えしました。
しかし、駆け出しの頃はもっと少なくなります。
仮にYouTubeの動画編集を5000円の単価で受注したとします。
駆け出しの場合は動画の編集にだいたい7時間〜8時間ほどかかってしまうので、時給は600円〜700円。
1日2時間の作業を月に20日する場合の月収はだいたい2万円〜3万円になります。
最初の頃は労働時間と報酬が合わないと感じるかもしれません。
作業スピードが上がったり、単価の高い仕事がもらえたりするまでは我慢が必要になってきます。
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動画編集者が副業でできる案件のレベルと単価
収入のところでもお伝えしたように、動画編集でどれだけ稼げるかは、作業スピードと受ける仕事の単価で決まってきます。
ここでは副業でできる案件とその単価を紹介するので、案件を取るときの参考にしてくださいね。
【レベル1】YouTubeなどの動画編集(5000円〜1万円)
未経験から動画編集を始める場合、多くの人が最初に取り組むのが「YouTubeなどの動画編集」です。
簡単なわけではありませんが、動画編集の基礎スキルがあれば大丈夫です。
編集スキルによっても再生回数に違いが出るので、自分が編集した動画の数値が良ければ、継続的に案件を依頼されることも。
単価は5000円〜1万円と決して高いとはいえませんが、コツコツ積み上げれば十分な副収入になりますよ。
【レベル2】イベントの動画編集(1万円〜3万円)
結婚式などのイベント動画の作成はYouTubeの動画編集よりも単価が高くなります。
なぜならモーショングラフィックと呼ばれる、文字やイラストに動きをつけるスキルが必要になってくるからです。
クライアントから複雑な指示を受けることもあり、YouTube動画の編集より難易度が高くなります。
動画編集をしている方のなかには友人や知人の結婚式で練習を重ねてから、案件を受けている方もいます。
【レベル3】プロモーション向けの動画作成(数万円〜数十万円)
YouTubeに流す動画広告や、公式LINEなどで流れてくる動画など、商品を売るための動画は単価が数万円〜数十万円になります。
動画次第で売り上げが2倍にも3倍にもなるので、クライアントは少し高い報酬を支払ってでもスキルのある人に仕事を依頼したいのです。
プロモーション向けの動画を作るときには、動画編集スキルはもちろんのこと、マーケティングの基礎知識も必要になってくるので難易度はとても高いです。
動画編集で副収入を得るまでのロードマップ
ここまでは動画編集がどんな仕事かをお伝えしてきました。
実際に動画編集で副収入を得る方法を紹介していきます。
ステップ1:必要なものを揃える
まずは動画編集に必要なものを揃えましょう。
動画編集で収入を得ようと考えている人は次の2つが必要です。
- 一定以上のスペックがあるパソコン
- 動画編集をするためのソフト
動画編集では大量のデータを取り扱います。
そのため、少なくとも次のスペックを満たすパソコンを用意しましょう。
CPU | intelのCore i5以上 |
メモリ容量 | 16GB以上 |
ストレージ | 500GB~2TB |
GPU | CPUに内蔵 |
動画編集ソフトに関してはAdobe社の「Adobe Premiere Pro」がおすすめです。
少し値段は高いですが、動画編集で稼いでいくなら持っておきたいソフトです。
▼動画編集におすすめのパソコンを詳しく解説した記事を載せておくので、ぜひ読んでみてくださいね!
ステップ2:動画編集のスキルを身につける
パソコンとソフトが準備できたら、動画編集のスキルを身につけましょう。
スキルを身につける方法は次の2つです。
- 独学で学ぶ
- スクールに通う
どちらも一長一短で、次のようなメリット・デメリットがあります。
独学 | スクール | |
メリット | ・費用がかからない ・自分のペースで勉強できる | ・質問ができる ・モチベーションを維持しやすい ・最短で習得できる ・添削がもらえる |
デメリット | ・全て自分で調べる必要がある ・モチベーションが維持しにくい ・習得までに時間がかかる ・添削してもらえない | ・費用がかかる ・自分のペースで勉強できない |
一番大きな違いは「プロからの指導があるか」です。
スクールの場合、プロに自分の作品を見てもらえるので、最終的には現場で通用する作品を作れるようになります。
一方、独学は完全に自己流なので、せっかく頑張ったのに動画が現場レベルのものにならないといったことがよくあります。
着実に動画編集のスキルを身につけたい方は、お金がかかってもスクールに通うのがおすすめです。
ステップ3:ポートフォリオを作成する
スキルを身につけたら次はポートフォリオを作成します。
ポートフォリオとは自己紹介と自分の作品を載せたもの。
案件を取るときにクライアントに見せることで「自分がどんな人で」「どれくらいのスキルを持っているか」をアピールできます。
ポートフォリオを作るのは難しくありません。
ポートフォリオサイトもしくは、自分のブログに自分が編集した動画を埋め込み、自己紹介と作品紹介を書くだけです。
あるかどうかで採用率が変わってくるので、必ず作りましょう。
ポートフォリオの作り方を詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
ステップ4:仕事を取りにいく
ポートフォリオが完成したら、実際に仕事を取りにいきましょう。
「本当に仕事を取れるのかな?」と不安な方もいると思いますが、安心してください。
真剣にスキルアップして、現場で通用するレベルの作品を作れるようになっているなら、問題なく仕事を取れます。
このあと仕事の取り方を3つお伝えするので、ぜひそちらを実践してみてください。
※もちろん1回目から取れるわけではありません。しかし、諦めず仕事に応募し続ければ、必ず案件は取れますよ。
動画編集の仕事を取るための3つの方法
動画編集で稼ぐときに多くの方が悩むのは仕事の取り方です。
特にこれまで営業活動をしたことがない人は、不安でいっぱいだと思います。
そこで、ここからは動画編集の仕事を取る方法を具体的にお伝えしていきます。
多くの人がイメージしているような本格的な営業ではないので、安心してくださいね。
クラウドソーシングサイトを使う
駆け出しの動画編集者におすすめなのが、クラウドソーシングです。
クラウドソーシングはワーカーとクライアントをマッチングさせるサービスで、基本無料で使えます。
また、クラウドソーシングには「未経験可」の案件も多く、実績がない駆け出しフリーランスでもポートフォリオが整っていれば、仕事を取ることが可能です。
ただし、クラウドソーシングは手数料がかかるのが難点。
なかには報酬の20%を手数料として取られるサイトもあります。
手元に残るお金がどうしても少なくなってしまうので、実績をつけたらクラウドソーシングから卒業することをおすすめします。
おすすめのクラウドソーシングを載せておくので、ぜひ使ってみてくださいね。
SNSで直接営業する
仕事を取るのにSNSを活用するのもおすすめです。
SNS上には動画編集の募集している投稿がたくさんあります。
特にTwitter上にとても多く、条件が良いものもたくさんあります。
SNSの良いところは手数料がかからないこと。
案件の報酬がそのまま入ってくるので、クラウドソーシングで同じくらい働いたとしても手元に残るお金はSNSを使ったときのほうが多くなります。
もちろん、直営業だからこそのデメリットもあります。
「仮払い制度(クライアントが報酬を事務局渡してから、仕事を始められる制度)」がないので、お金のトラブルが起きやすいのです。
後悔してからでは遅いので、SNSで仕事を取るときには、クライアントが日頃どんな発信をしているかを必ず確認してくださいね。
知人・友人から仕事を受ける
知人や友人から仕事を受ける方法もあります。
仕事を取るというとハードルが高い感じがしますが、知人や友人の手伝いと考えるとハードルが低いのではないでしょうか。
実際、動画編集者として活躍している人のなかにも、友人や知人から仕事をもらっている人がたくさんいます。
どこにあなたのスキルを求めている人がいるかわからないので、積極的に自分のやっていることを発信してみてください。
ちなみに最初の頃は無料で仕事を引き受けるのがおすすめです。
相手側も頼みやすいですし、安全に挑戦できます。
無料で作った動画のクオリティが高ければ、自然と2回目も頼んでもらえるので、そのときに報酬をもらいましょう。
副業をやるなら知っておきたい税金・社会保険のこと
動画編集で副業するときには、税金や社会保険についても知っておく必要があります。
税金や社会保険についての知識がないと、必要以上に税金を支払ったり、副業がバレて懲戒免職になったりするからです。
ここでは副業をしようと考えている人に知っておいて欲しいことをお伝えするので、ぜひ読んで参考にしてくださいね。
確定申告が必要な所得は人によって違う
副業で一定の所得を得た場合、確定申告(自分で税金を納めること)をする必要があります。
ただ、「一定の所得」は人によって違うので注意しましょう。
確定申告が必要になる所得額 | |
本業で収入を得ている人 | 年間の所得が20万円超過 |
育児・家事を専業にしている人 | 年間の所得が48万円以上 |
一般的には副業で20万円より多くの所得を手にすると確定申告が必要になってきます。
ただ、専業で育児や家事をしている場合は所得が48万円以上になったときに、初めて確定申告をする必要が出てくるので間違えないようにしましょう。
所得が103万円を超えると扶養から外れる
両親や配偶者の扶養に入っている人は、所得額に注意しましょう。
副業の所得額が103万円を超えると扶養から外れ、これまで扶養控除で免除されていたお金を支払う必要が出てきます。
扶養は2段階に分かれており、所得額によって外れるものが違います。
所得額 | 起こること |
103万円以上になった場合 | 所得税を支払う必要が出てくる |
130万円以上になった場合 | 年金保険料も健康保険料も負担する必要が出てくる |
所得税、年金保険料、健康保険料を合わせると、それまでよりも取られる税金が数万円〜十数万円多くなります。
両親や配偶者と相談しながら、「いくらまで稼ぐか」「扶養を外すか」を考えてみてくださいね。
会社に副業がバレる大きな原因は住民税
なかには諸事情で、会社にはできるだけバレずに副業をしたい方もいると思います。
副業をできるだけバレないようにする方法はあります。
そもそも副業がバレるのは確定申告で住民税を「特別徴収」という形で支払おうとするからです。
特別徴収で提出するとその情報が自分が勤めている会社にいきます。その結果、経理をしている人に副業をしているのがバレるのです。
逆に徴収方法を「自分に納付」にしておけば、税金関係で副業がバレることはありません。
まとめ
今回は動画編集で副業する方法をご紹介してきました。
お伝えした稼ぐまでのロードマップをもう一度、お伝えすると次のようになります。
- 必要なものを揃える
- 動画編集のスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- 仕事を取りにいく
本文でもお伝えしたように、まずは動画編集のスキルを身につけて仕事を取りにいくのがおすすめです。
身につける方法として「独学」と「スクール」があるので、費用を抑えたいのか、少し費用がかかっても着実にスキルを身につけたいのかを考えて選んでくださいね。
そして、スキルが身についたらポートフォリオを作って仕事を取りにいきましょう。
スキルが身についており、ポートフォリオのクオリティが高ければ未経験でも十分仕事を取れますよ。
質問や感想があればご記入ください