「グラフィックデザイナーに興味はあるけれど、実際どれくらい稼げるんだろう」
「未経験から転職して、今より収入を増やせるのだろうか」
そのような疑問を解消するため、この記事ではデータに基づいて解説していきます。
グラフィックデザイナーの年収は、勤務先や年齢、経験、働き方によって大きく変わります。
そのため、平均年収の数字だけを見るのではなく、どのような条件で算出されたデータなのかもあわせて確認することが大切です。
この記事では、厚生労働省のデータに加え、大手求人サイト3社の調査結果をもとに、グラフィックデザイナーの平均年収や年代別・働き方別の収入を比較します。
- 4つの調査結果をもとにしたグラフィックデザイナーの平均年収
- グラフィックデザイナーの年収が低くなりやすい4つの要因
- グラフィックデザイナーの年収を上げる6つの方法
- グラフィックデザイナーと他デザイナーの年収比較
- グラフィックデザイナーで年収1,000万円を目指す3つの方法
この記事を読めば、グラフィックデザイナーの平均年収だけでなく、収入を伸ばすために必要なことや、キャリアアップの道筋も見えてくるはずです。
グラフィックデザイナーの平均年収は約466万円

グラフィックデザイナーの平均年収は、4つの調査結果をもとにすると約466万円です。
ただし、調査機関によって数字に幅があります。
そのため、1つのデータだけを見るのではなく、複数の調査結果を比較しながら全体の傾向を把握することが大切です。
なお、本記事で紹介する年収データは、2026年8月時点で公表されている情報をもとにしています。では実際の数字を詳しく見ていきましょう。
4つの調査結果から平均年収を比較
グラフィックデザイナーの平均年収は、調査機関によって異なります。まずは、代表的な4つの調査結果を比較してみましょう。
| 調査機関 | 平均年収 |
|---|---|
| job tag(厚生労働省) | 539.6万円 |
| doda | 349万円 |
| Indeed | 約500万円 |
| 求人ボックス給与ナビ | 477万円 |
| 調査機関 | 平均年収 |
|---|---|
| job tag(厚生労働省) | 539.6万円 |
| doda | 349万円 |
| Indeed | 約500万円 |
| 求人ボックス給与ナビ | 477万円 |
4つの調査結果を単純平均すると、グラフィックデザイナーの平均年収は約466万円です。
日本の給与所得者の平均年収(約477万円)を下回ってはいるものの、実際のところ、調査結果には約190万円もの開きがあるため、この金額はあくまで目安になります。
平均年収を比較するときに知っておきたいポイント
平均年収の数字に差があるのは、調査対象や集計方法が異なるためです。
たとえば、厚生労働省のjob tagは公的な統計をもとに算出しています。
一方、求人サイトでは、掲載求人や利用者データをもとに集計しているため、調査対象が異なります。
また、年齢や経験、働き方(正社員、派遣社員、フリーランスなど)によっても平均年収は変わります。
そのため、平均年収を参考にする際は、「この金額を必ずもらえる」と捉えるのではなく、あくまで目安として考えましょう。
次の章で、年代別や働き方別の年収データを見ながら、より実態に近い収入の目安を確認していきます。
グラフィックデザイナーの年収データを詳しく見る

ここでは、グラフィックデザイナーの年収データを以下の観点で詳しく見ていきます。
- 年収中央値
- 年代別の平均年収
- 会社員とフリーランスの平均年収
グラフィックデザイナーに転職した場合の平均年収の目安を、よりあなたに近い条件で確認していきましょう。
グラフィックデザイナーの年収中央値
平均年収は一部の高年収層や副業・パート層などの影響を受けるため、実際の収入をイメージするには「年収中央値」も参考になります。
中央値とは、年収を低い順から高い順に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する金額のことです。
求人ボックス給与ナビによると、グラフィックデザイナーの年収中央値は477万円とされています。
中央値と平均年収は必ずしも一致するわけではありません。
しかし、今回紹介したデータでは、両者に大きな差はなく(年収中央値477万円|平均年収466万円)、グラフィックデザイナーの年収は400万円台後半が一つの目安になると考えられます。
20代・30代・40代の平均年収
グラフィックデザイナーの平均年収を年齢別に見ていきましょう。
求人ボックス給与ナビのデータを見ると、年齢が上がるごとに年収が上がっているのが確認できます。
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 約290万円 |
| 25〜29歳 | 約346万円 |
| 30〜34歳 | 約409万円 |
| 40〜44歳 | 約516万円 |
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 約290万円 |
| 25〜29歳 | 約346万円 |
| 30〜34歳 | 約409万円 |
| 40〜44歳 | 約516万円 |
40代になると管理職やディレクターを任される機会も増え、年収に影響していると考えられます。
また、job tagの年齢別年収では、30代で500万円を超え、40代で600万円台、そして50代後半で最も高くなる傾向が見られます。
出典:厚生労働省「job tag グラフィックデザイナー」
つまり、グラフィックデザイナーは20代のうちは年収が低めでも、経験や実績を積み重ねることで着実に収入がアップしていく職種といえるでしょう。
特に30代以降は、経験からキャリアアップの機会を得やすくなり、大幅な年収アップも期待できます。
会社員とフリーランスの年収
Indeedの求人データによると、正社員のグラフィックデザイナーの平均年収は約500万円です。毎月の収入が安定し、賞与や福利厚生を受けられるというメリットもあります。
一方、フリーランスのデザイナーは受注する案件数や単価によって年収が大きく変わります。
「フリーランス白書2025」によると、さまざまな職種を含むフリーランス全体の年収は次のとおりです。
- 年収400万円以上:全体の47.7%
- 年収400万円未満:47.2%
年収400万未満の層が5割近くいるのは、副業や駆け出しのフリーランスが多いことも影響していると考えられます。
独立してすぐに高収入を得られなくても、営業力や実績をもとに、単価の高い案件を継続的に受注できるようになると、会社員時代を上回る収入を得られる可能性もあります。
グラフィックデザイナーの年収が低くなりやすい4つの要因

グラフィックデザイナーになって「思うように稼げない」とすれば、次の4つの要因が考えられます。
- 要因1:若手・未経験者は補助業務からスタート
- 要因2:雇用形態や働き方によって収入に差が出る
- 要因3:勤務先の規模や業態によって給与水準が異なる
- 要因4:担当領域や役職によって年収が伸びにくい場合がある
4つの要因を知っておくことで、今後どのような経験を積めば年収アップにつながるのかが見えてきます。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
要因1:若手・未経験者は補助業務からスタート
若手や未経験のグラフィックデザイナーは、担当できる業務が限られるため、経験者よりも給与が低く設定される傾向があります。
最初のうちは、先輩デザイナーの指示を受けながら、画像の修正や文字組み、入稿データの作成などを担当し、少しずつ実務経験を積んでいくのが一般的です。
経験を積むにつれて担当できる業務が増え、より責任のある仕事を任されるようになります。
要因2:雇用形態や働き方によって収入に差が出る
同じグラフィックデザイナーでも、正社員・契約社員・派遣社員・フリーランスなど、働き方によって担当できる業務や収入は異なります。
たとえば、正社員は企画から制作まで一貫して携わる機会が多く、経験を積みながら昇給や昇進を目指しやすい働き方です。
一方、契約社員や派遣社員は、画像の修正やレイアウト調整、DTPオペレーションなど、特定の業務を担当するケースも多く、仕事内容によっては収入が伸びにくい場合があります。
また、フリーランスは案件単価や受注件数によって収入を増やせる可能性がある一方、実績や営業力が十分でないと安定した収入を得るまでに時間がかかることもあります。
要因3:勤務先の規模や業態によって給与水準が異なる
勤務先の規模や業態によっても、グラフィックデザイナーの年収は変わります。
たとえば、大手企業や広告代理店では、大規模なプロジェクトや予算の大きな案件を担当する機会が多く、比較的高い給与水準になる傾向があります。
一方、中小規模の制作会社や印刷会社では、周辺業務など幅広い経験を積みやすい反面、企業規模の違いから給与水準が低めになるケースもあります。
要因4:担当領域や役職によって年収が伸びにくい場合がある
デザイン制作だけを担当するデザイナーと、企画やディレクションまで担当するデザイナーでは、年収に差が出る例が多くなります。
経験を積むと、アートディレクターやクリエイティブディレクターなど、チームをまとめる役割を担う機会も増えるでしょう。
デザインだけでなく、企画や提案まで担当できるようになると、市場価値が高まり、年収アップにつながります。
グラフィックデザイナーの年収を上げる6つの方法

グラフィックデザイナーの年収は、スキルや実績を積み重ね、自分の強みを増やしていくことで上がっていきます。
ここでは、実践しやすい「年収アップの土台を作る6つの方法」を紹介します。
- 方法1:制作スキルを高めて担当できる仕事を増やす
- 方法2:得意分野を作って専門性を高める
- 方法3:実績と成果が伝わるポートフォリオを作る
- 方法4:条件のよい企業へ転職する
- 方法5:副業で収入と実績を増やす
- 方法6:フリーランスとして独立する
方法1:制作スキルを高めて担当できる仕事を増やす
制作スキルを高めて担当できる仕事を増やすことは、年収アップにつながります。
「IllustratorやPhotoshopを使える」だけでは、担当できる案件は限られてしまいます。
収入を伸ばすためには、文字組みやレイアウト設計、配色、印刷や入稿データの知識など、実務で求められる制作スキルを身につけることが大切です。
これらのスキルを磨くことで、次のような幅広い制作物を担当できるようになります。
- ロゴ
- 商品パッケージ
- ポスター、チラシ
- カタログ、パンフレット
- 書籍の装丁、カバー
- 雑誌のレイアウト
- 新聞・雑誌広告
- 名刺、社内ツール
- 展示会ツール など
担当できる仕事の幅が広がることで、より高い評価や収入を得やすくなります。
方法2:得意分野を作って専門性を高める
得意分野を作って専門性を高めることも、年収アップにつながります。
グラフィックデザイナーとして、幅広い仕事に対応できることも大切ですが、「この分野なら任せたい」と思ってもらえる強みがあると、高単価の案件や指名での依頼につながりやすくなります。
専門性を「デザイン領域」と「業界・ジャンル」の2つの視点で考えてみるのがおすすめです。
- 広告デザイン
- ブランディング
- パッケージデザイン
- エディトリアルデザイン など
- 教育
- 美容
- 飲食
- 医療・福祉
- 金融・保険
- ライフスタイル
- アパレル・ファッション
- エンタテインメント(イベント、音楽、映画)など
専門領域を最初から一つに絞る必要はありません。さまざまな案件を経験する中で、自分の得意分野を見つけ育てていくことが、あなたの市場価値を高めていきます。
方法3:実績と成果が伝わるポートフォリオを作る
実績と成果が伝わるポートフォリオは、年収アップを目指すうえでは欠かせません。
ポートフォリオは、あなたのスキルや実績を伝える「作品集」です。
転職や副業、フリーランスとして案件を受注するときには、履歴書よりも重視されることが少なくありません。
作品を並べるだけでなく、次のような内容もあわせて紹介すると、あなたの強みが伝わりやすくなります。
- 制作の目的
- 担当した業務範囲
- 工夫した点
- デザインで解決した課題
- 制作後の成果(問い合わせ数の増加や売上向上など)
企業が見ているのは、デザインの美しさだけではありません。「どんな課題に対して、どのように考えてデザインしたのか」まで伝えられると、実務で活躍できる人材として評価されやすくなります。
新しい実績を追加しながら定期的に更新し、「どのような価値を提供できるデザイナーなのか」を伝える資料として育てていきましょう。
方法4:条件のよい企業へ転職する
条件のよい企業へ転職することも、年収アップにつながる方法の一つです。
グラフィックデザイナーは、勤務先によって担当できる仕事や評価制度、給与水準が大きく異なります。同じ経験年数でも、どの会社で働くかによって年収に差が生まれることは珍しくありません。
転職先を選ぶ際は、求人票の給与額だけで判断するのではなく、入社後に収入を伸ばせる環境かどうかも確認しましょう。
たとえば、次のような点は重要なチェックポイントです。
- 昇給実績や賞与の支給実績
- デザイナーを評価する制度があるか
- 役職手当などの各種手当
- 企画やディレクションまで担当できる環境か
- 管理職やアートディレクターなど、上位ポジションのキャリアや年収例
企画やディレクションまで担当できる環境では、担当業務の幅が広がるため、評価される機会も増え、昇給や昇進につながりやすくなります。
企業の採用ページや社員インタビューを見ると、どのようなキャリアを歩み、どのように評価されているのかも確認できます。
目先の給与だけでなく、数年後に収入を伸ばせる環境かという視点で転職先を選ぶことが大切です。
方法5:副業で収入と実績を増やす
副業に取り組めば、本業の給与に加えて新たな収入を得られます。
グラフィックデザイナーは、クラウドソーシングや知人からの紹介などを通じて、個人でも仕事を受けやすい職種です。
チラシやポスター、名刺やショップカードなどの制作を請け負うことで、収入を増やしながら実績も積み重ねられます。
また、副業は、本業では携われない業界や制作物に挑戦できる機会にもなります。
副業で実績を積むことで、より高単価の案件を受注しやすくなります。
また、継続して依頼を受けられるようになれば、収入も安定しやすくなるでしょう。
最初から大きな案件を狙う必要はありません。対応できる仕事から経験を積み、実績や信頼を少しずつ増やしていくことが、収入を伸ばす近道です。
方法6:フリーランスとして独立する
グラフィックデザイナーとして十分な経験と実績を積んだら、フリーランスとして活動する方法もあります。
フリーランスは、案件ごとに報酬を受け取れるため、受注件数や単価によって会社員時代より収入を伸ばせる可能性があります。
ポスターやパンフレット、広告、ロゴ、パッケージなど各種印刷物から自分が得意とする制作物を中心に案件を選べることもメリットです。
これまでに培った専門性や実績が評価されれば、継続的な依頼や紹介につながり、収入を安定させやすくなります。
ただし、独立後はデザイン制作だけでなく、営業や見積もり、契約、請求、スケジュール管理まで、仕事に関わるすべてを自分で担うことを心得ておきましょう。
グラフィックデザイナーと他デザイナーの年収・仕事内容の違い

グラフィックデザイナーと類似する職種に、WEBデザイナーやUI/UXデザイナー、デザインに関わるディレクター職などがあります。
グラフィックデザインの経験はこれらの職種にも活かせますが、扱う媒体や担う役割によって、仕事内容や年収は異なります。
まずは、各職種の特徴を比較してみましょう。
| 職種 | 主な仕事内容 | 平均年収の目安(正社員) |
|---|---|---|
| グラフィックデザイナー | 広告・印刷物・ロゴ・パッケージなどのデザイン | 500万円 |
| WEBデザイナー | WEBサイトやWEB広告のデザイン | 525万円 |
| UI/UXデザイナー | デジタルサービスの画面や利用体験の設計 | 705万円 |
| アートディレクター | ビジュアルの方向性を決め、制作チームを統括 | 625万円 |
| クリエイティブディレクター | 広告・ブランド表現全体の方針を決める | 575万円 |
| 職種 | 主な仕事内容 | 平均年収の目安(正社員) |
|---|---|---|
| グラフィックデザイナー | 広告・印刷物・ロゴ・パッケージなどのデザイン | 500万円 |
| WEBデザイナー | WEBサイトやWEB広告のデザイン | 525万円 |
| UI/UXデザイナー | デジタルサービスの画面や利用体験の設計 | 705万円 |
| アートディレクター | ビジュアルの方向性を決め、制作チームを統括 | 625万円 |
| クリエイティブディレクター | 広告・ブランド表現全体の方針を決める | 575万円 |
※職種ごとに集計対象や求人件数が異なるため、年収の金額は目安としてご覧ください。
グラフィックデザイナーとWEBデザイナー
グラフィックデザイナーは、チラシやポスター、パンフレット、商品パッケージなど、主に印刷物や平面のビジュアルを制作します。
一方、WEBデザイナーは、WEBサイトやランディングページなど、パソコンやスマートフォンの画面上に表示されるデザインを担当する仕事です。
WEBデザインでは、端末ごとの表示やボタンの押しやすさなど、公開後の見え方・使いやすさも考慮します。
コーディングまで担当するケースもありますが、仕事の中心はあくまでデザインです。
配色や文字組み、レイアウトなど、グラフィックデザインで身につけた力も活かせます。
Indeedで見るWEBデザイナーの平均年収は525万円です。
WEB領域まで対応できれば、応募できる求人や仕事の選択肢も広げられます。
グラフィックデザイナーとUI/UXデザイナー
グラフィックデザイナーが情報や商品の魅力を視覚的に伝えるのに対し、UI/UXデザイナーは、WEBサイトやアプリなどのデジタルサービスを使いやすく、快適に利用できるよう設計します。
UIはボタンやメニュー、画面レイアウトなど利用者が触れる部分、UXはサービスを利用する中で得られる体験全体を指します。
そのため、見た目の美しさだけでなく、利用者の行動を調べ、課題を見つけ、画面や機能を改善する視点が必要です。
Indeedで見るUI/UXデザイナーの平均年収は705万円で、グラフィックデザイナーの500万円を大きく上回っています。
デザインに加えて、情報設計やユーザー調査、開発チームとの連携なども担うことが、給与水準の違いに表れていると考えられます。
グラフィックデザイナーとアートディレクター
グラフィックデザイナーが実際に手を動かして制作するのに対し、アートディレクターは、制作物のビジュアル全体に責任を持つ立場です。
クライアントの要望をもとにデザインの方向性やコンセプトを決め、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、イラストレーターなどへ指示を出します。
制作物の品質を確認し、必要に応じてクライアントとの調整や進行管理もおこないます。
Indeedによる平均年収は625万円です。
制作力に加えて、企画力や判断力、チームをまとめる力が求められる分、年収も高くなる傾向があります。
グラフィックデザイナーが経験を積んだ先に目指せる代表的なキャリアです。
グラフィックデザイナーとクリエイティブディレクター
クリエイティブディレクターは、広告やブランドにおける表現全体をまとめる責任者です。
アートディレクターが主にビジュアル面を統括するのに対し、クリエイティブディレクターは、デザインだけでなくコピーや映像、広告施策なども含め、何をどのように伝えるかを決めます。
クライアントの課題や事業目標を整理し、企画の方針を立てたうえで、アートディレクターやコピーライターなど各分野の担当者をまとめます。
グラフィックデザイナーからアートディレクターを経て目指すケースもあります。
Indeedによる平均年収は575万円です。ただし、企業や担当するプロジェクトによる差が大きく、実績や役職次第では年収1,000万円以上を目指すことも可能です。
グラフィックデザイナーで年収1,000万円を目指す3つの方法

グラフィックデザイナーとして年収1,000万円を目指すことは可能です。
ただし、制作スキルを磨くだけでは到達が難しく、役割や働き方、市場価値を高める工夫が欠かせません。
ここでは、高収入を実現しやすい3つの具体的な方法を紹介します。
- 方法1:会社員として管理職・経営層を目指す
- 方法2:フリーランスとして高単価案件を獲得する
- 方法3:デザインに関連スキルを掛け合わせる
方法1:会社員として管理職・経営層を目指す
会社員として年収1,000万円を目指すなら、デザイン制作を担う立場から、組織やプロジェクトをまとめる管理職・経営層へキャリアアップすることが重要です。
たとえばアートディレクターやクリエイティブディレクター、デザイン部門の責任者になると、制作だけでなく以下のような業務も担うことになります。
- 企画立案
- 予算管理
- 品質管理
- 人材育成
- プロジェクト全体のマネジメント
責任は大きくなりますが、その分、高い報酬を得られる可能性があります。
特に大手企業や広告代理店では、役職や企業規模によっては、年収1,000万円に達する可能性もあります。
方法2:フリーランスとして高単価案件を獲得する
フリーランスとして年収1,000万円を目指すには、多くの案件をこなすだけでなく、高単価案件を継続して受注することが重要です。
そのためには、企業との直接契約を増やして仲介手数料を抑えたり、ブランディングやパッケージデザインなど専門性の高い分野に強みを持ったりすることが効果的です。
また、適切な単価交渉をおこない、継続案件や紹介につなげることで、安定した収入を確保しやすくなります。
方法3:デザインに関連スキルを掛け合わせる
グラフィックデザインに加えて、WEBデザインやUI/UX、ブランディング、マーケティングなどのスキルを身につけることで、担当できる業務が広がり、市場価値も高まります。
たとえば、デザインだけでなく「売れる仕組み」や「ブランド戦略」まで提案できるデザイナーは、企業からより高く評価されやすく、高単価案件にもつながります。
年収1,000万円を目指すには、単にスキルの数を増やすのではなく、複数のスキルを組み合わせて顧客の課題を解決し、提供できる価値を高めることが重要です。
グラフィックデザイナーの年収に関するよくある質問
最後に、グラフィックデザイナーの年収について、よくある質問に回答します。
- WEBデザイナーとどちらが稼げるのか
- 資格を取ると年収が上がるのか
- 未経験から年収アップを目指せるのか
気になる疑問を解消し、今後のキャリアを考える参考にしてください。
まとめ|グラフィックデザイナーの年収は積み重ねたキャリア次第で大幅なアップも可能
この記事では、グラフィックデザイナーの平均年収や年収アップの方法、他のデザイナー職との違い、年収1,000万円を目指すためのキャリアについて解説しました。
グラフィックデザイナーの年収は、働き方や経験、担当する業務によって大きく変わります。
実務経験を積み、専門性を高めたり、転職や副業、独立などキャリアの選択肢を広げたりすることで、収入アップを目指すことは十分可能です。
最後に、本記事のポイントを振り返っておきましょう。
- 平均年収は約466万円だが、経験や働き方によって差がある
- 制作スキルだけでなく、得意分野や専門性を身につけることが重要
- ポートフォリオを充実させ、実績を積み重ねることが年収アップにつながる
- 転職や副業、独立によって収入や働き方の選択肢を広げられる
- 管理職や関連スキルの習得などで、年収1,000万円を目指すことも可能
大切なのは、「平均年収」のデータだけで将来を判断しないことです。
グラフィックデザイナーは、経験を積むほど担当できる仕事が増え、市場価値も高められる職種です。
目先の給与だけではなく、「数年後にどのようなデザイナーになりたいか」という視点を持ってキャリアを考えることが、将来の収入アップにつながります。
この記事を通して、あなたの「働き方」や「今後のキャリア」について考えるきっかけになれば幸いです。
もし、「デザインを仕事にしたいけれど、自分に向いているのかわからない」「未経験からデザイン業界へ転職できるのか知りたい」と思うなら、【WEBデザイナーという働き方セミナー】がおすすめです。
WEBデザイナーという仕事のリアルや、未経験からデザインを仕事にするためのステップを、実例を交えながらわかりやすく学べます。
グラフィックデザインとの共通点や違いを知ることで、あなたに合ったキャリアを考えるきっかけにもなるでしょう。












