「お小遣いがほしい」
「好きなことで少しでも稼げたら」
という思いから、副業を考える方もいますよね。
新型コロナウイルスや働き方改革をきっかけに、副業解禁を進める企業が増えており、追い風となっています。
ですが、本業が忙しく副業の時間がなく諦める方もいるのではないでしょうか。
私も副業をして1年半以上経ちますが、始めた頃は本業との両立や時間の確保に苦しみました。
今も本業で忙しい時だと10時間以上働く日もありますが、副業で月5万円以上稼げるようになりました。
今回はそんな経験を踏まえて、
- 副業する前に押さえておきたい3つのこと
- 本業が忙しくても時間を確保する秘訣
- 12時間働きながら副業で稼ぐコツ
をご紹介します。
副業の時間が取れない方のヒントにしてもらえたら嬉しいです。
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副業する前に押さえておきたい3つのこと
副業する前に押さえておきたいことを3つお伝えします。
今振り返ってみても、最初に知っておかないと「こんなはずじゃなかった」「副業しなければよかった」と後悔する内容でもあるので、チェックしておきましょう。
本業と同じく納期やクオリティに責任を持つ
1つ目は、副業でも本業と同じように納期やクオリティに責任を持つこと。
副業=サブ、片手間でできるものと認識している人が一定数いるのですが、お金をもらう以上は副業も次の2点を必ず守りましょう。
- 本業が忙しくての納期は絶対守る
- 副業でも本業と同じクオリティのものを出す
この2点が欠けると、2回目以降は依頼されなくなります。
よく考えてみると、2つとも本業であれば意識していることですよね。
実際、本業では業務委託の方とお仕事をする機会がありますが、この2点を意識しているかでその人に対する信用度は大きく変わります。
どちらも当たり前のことではあるので、副業も本業も責任を持って働くのを押さえておきましょう。
副業に充てる時間をブロッキングする
「時間があったら副業しよう」と考える方が多いかもしれませんが、これではいつまで経っても時間が取れないままです。
仕事でもプライベートでも、「余裕ができたらやろう」と思って数ヶ月、数年なかなか物事が前に進まないという経験は誰しも一度は経験があると思います。
一方で、本業かつ優先度の高い仕事は、納期に必ず間に合わせますよね。
それは、優先して進めたのはもちろんですが、あらかじめ作業時間をブロックしているからです。
副業でも「時間に余裕ができたら」ではなく、「〇曜日の〇時にやる」とあらかじめブロッキングすることで確実に時間を確保できます。
副業に充てる時間を先にスケジュール帳に書いておくのがベストです。
最初から高収入は稼げない
副業は楽に稼げると認識しているかもしれませんが、最初は期待しているほど稼げないケースがほとんどです。
楽に稼げる案件もありますが、ほとんどの場合は詐欺案件、正確には詐欺まがいのサービスです。
副収入で月数万〜数十万円を得ようとすると、それなりに知識やスキルが求められ、ゼロから始めて納品できるレベルや、実績を積むには1ヶ月以上かかります。
私はWEBライターで今でこそ月5万円以上(時給2,000〜2,500円)達成しましたが、始めた頃は月20時間以上時間をとっても数千円(時給400〜500円)しか稼げませんでした。
最終的には稼げる仕事でも最初の頃は稼げないケースが大半です。
もし、短時間で何万円も稼げる案件を見かけても安易に応募せず、本当に安全か確認してからトライしましょう。
副業で5万円稼ぐためのスケジュール
先ほど、副業で月5万円以上稼いでいるとお伝えしましたが、忙しい時には本業で一日12時間ほど働いている日もあります。
それでも副業の時間を確保し、一定の収入を得る方法をご紹介します。
下の図は私の平日と休日のスケジュールです。
平日
土日
平日は副業に使える時間は週2〜3日、帰宅後の2時間程度です。
通勤時間が片道1時間30分と長く、リサーチは家でやると沼にハマって1〜2時間かけてしまうので電車の中で終わらせると決めています。
実際、家では1時間以上かけていたものが電車の中で取り組むようにしてから30〜40分程度で終わるようになりました。
これはライティングに限らず、WEBデザインなら参考探しなど有効活用できると副業の時間を確保できます。
一方で休日は、土日合わせて10時間ほどまとまった時間を確保して、作業に集中しやすい午前中の時間を副業に充てています。
もちろん、用事がある時は土曜日に一気に終わらせる場合もありますが、土日でトータル10時間確保しています。
土日をどれくらい使えるかは人それぞれですが、スマホを見る時間を制限したり、ぼーっとしている時間を有効活用したりすれば副業で稼ぐことは不可能ではありません。
今回ご紹介したのは一例ですし、本業が忙しいタイミングでは平日の時間をほとんど確保できません。
本業と両立して月数万円は稼げる参考として見てみてください。
【実証済】本業で12時間稼働しても月5万の副収入を得た方法
副業の時間を確保する方法を8つご紹介します。
実際に私が試してみて効果的だったものばかりなので、きっとあなたの参考にもなると思います。
時給が上がっていく仕事を選ぶ
今では月5万円以上副収入を得ていますが、最初は5,000〜1万円からのスタートでした。
ですが、作業時間は始めた頃と同じかそれよりも少なくなり、逆に収入は当時の5倍以上になったのは、時給が上がる仕事を選んだからです。
WEBライティングはスキルを磨けば文字単価が上がり、書いた分だけ収入を得られる仕事。
最初は文字単価0.5円スタートでしたが、今では文字単価1.0円、1時間に2,000〜3,000文字(当初の3〜4倍)書けるようになり、同じ時間か短い時間で納品できるようになりました。
世の中の副業を見渡してみると、何度受注しても時給が変わらない仕事も少なくありません。
そういった仕事は最初から時給1,000円以上のものもありますが、経験を積んでも作業スピードを上げてもずっと同じ収入です。
一方で、WEBライティングやWEBデザインなどは、最初は作業時間の割に稼げませんが、実績を積んでスキルがあれば月10万円以上も可能です。
いきなり未経験の職種に挑戦するのは勇気がいりますし、どうせなら最初から稼ぎたいと思うのは普通です。
それでも将来的に稼ぎ続けたいのであれば、時給が上がる仕事を選択しましょう。
スマホの利用時間を減らす
時間がない最大の要因はスマホにあると言っても過言ではありません。
用があってスマホを開いても、いつの間にかネットサーフィンやSNSを眺めてしまっていませんか?
1回当たりは10分程度でも、1日単位で見ると2〜3時間ダラダラ使っていた方も少なくないと思います。
「1日の利用時間を1時間以内にする」と決めてもつい使ってしまうのが人間ですし、以前の私もそうでした。
そこで有効だったのが次の3つでした。
- 電源を切る
- 機内モードにする
- カバンの中にしまう
電源を切ると、再起動するのが面倒で、いつもなら開いていたものを開かずに済んだり、カバンの中にしまうと通知が来ていないかなと心配が解消されたりします。
同居家族がいれば預けるのも効果的です。
視界から携帯を消すだけで、作業時間を生み出せるのでオススメです。
移動時間やスキマ時間を有効活用する
一番効果的だったのが移動時間の使い方を見直すことでした。
先ほど私のスケジュールでもお伝えしたように、私は片道1時間半かけて通勤しているのですが、その時間にスマホでゲームしたりうたた寝したりしていました。
有効活用しようと思ってもパソコンを開くほどスペースに余裕があるわけでもないため、結局スマホを片手にネットサーフィンする毎日。
ですが、どうせスマホを使うなら記事を書くためのリサーチや構成作りに当てようと思い、試してみると意外と集中して取り組めたのです。
電車という制限時間のある中で作業するので、最寄り駅に着くまでに終わらせようと普段以上に集中して取り組めました。
もちろん、電車の中でできることは限られますが、普段なんとなくスマホに当てていた時間を見直して副業の時間を作れました。
もし、通勤時間をなんとなく過ごしていた方であれば、一気に副業に充てる時間を生み出す可能性を秘めています。
作業スピードを上げる
そもそもの作業スピードをあげるのも1つの手です。
ライティングでも、事務作業でも、SNSでも時間をかければ上手くいくわけではありません。
もちろん、慣れるまでは時間がかかるのは当然ですが、“かけた時間=成功確率”ではないのです。
今まで1時間かかっていた作業も、時間を意識すれば30分で終わる可能性もありますし、作業時間を圧縮できればその分副業に使える時間も増えます。
私が実際に取り入れてみて作業スピードが上がったのは次の2つです。
- 作業の目標時間を設定する
- 15分おきにタイマーを設定する
目標時間を設定するのは試した経験があるかもしれませんが、長続きしないのは設定した時間を過ぎてもそれに気づかないからです。
短い時間でアラームを鳴るようにすれば時間を意識できるようになりますし、これを毎日続けていれば時計を見なくても時間の感覚が掴めるようになります。
1時間早く起きる
朝の時間を見直すことも有効です。
午前中はリフレッシュした状態で作業に臨めるので、作業効率がアップします。
副業のイメージとして、定時後にうとうとしながらパソコンに向かって作業する姿を思い浮かべるかもしれません。
私も少し前まではそれをしていたのですが、やはり眠い中で作業しても捗りませんし、できたとしても誤字脱字などケアレスミスが多くなりがちです。
それなら、作業効率が高い朝の方が短時間で質の高い作品を納品した方が良いと思いませんか。
作業時間が固定される仕事では難しいかもしれませんが、ライティングやデザインなど、ある程度自分のペースで進められる仕事であれば朝の時間を活用してみてください。
休日も平日と同じ時間に起きる
休日も平日と同じ時間に起きると、作業時間が一気に増えます。
休みの日くらいゆっくりしたいかもしれませんが、先ほどお伝えしたように作業はできるだけ午前中に終わらせるのがベストです。
土日を丸ごと副業に充てる必要はありません。
普段6時に起きているなら土曜は7時に起きて3〜4時間作業に充てて、その後に休養に充てるサイクルを試してみてください。
今まで遅くまで寝ていた時間を少し頑張って作業に充てるだけでも、作業時間や生産性をあげられ、自己肯定感も上がります。
最初はきついかもしれないですし、いきなり早起きする必要はありません。
少しずつ起床時間を早めて朝活をしてみましょう。
やらないことを決める
誰でも平等に24時間しかなく、仕事や家事、趣味、子育て、SNS、人付き合いなど、やるべ
きこと、やりたいことを挙げればキリがありません。
その中で副業を始めようとしているのですから、何かをやめなければ副業はできません。
人からやめた方がいいと言われていることでも、あなたにとっては大事なことかもしれない、というように優先事項を自分で決めるのがポイントです。
そして、やらないと決めたものは1ヶ月断絶するくらいの覚悟を持ちましょう。
私の場合は、通勤時間にスマートフォンでゲームや野球関連のニュースを見て1時間が過ぎてしまうのを繰り返していましたが、1週間やらないだけでその習慣から抜け出せました。
最初は1日15分以内で納めるなど段階的にでも大丈夫なので、やらないことを決めてそれを実行するだけで時間が大幅に増えます。
飲み会の誘いは勇気を出して断る
副業のために時間をブロックしておく重要性をお伝えしましたが、人によっては飲み会が多い企業で断れない方もいるでしょう。
他にも友だちとのお茶会や長電話などで、自分の時間を無くしてしまうケースが多いです。
もちろん、飲み会やお茶など人付き合いも大切ですし、どうしても断れないケースもあるでしょう。
ですが、振り返ってみてください。
最優先にしなければならないほどの付き合いって月に何度もありますか。
確かに全部断っていれば「付き合いが悪い」と思われるかもしれませんが、ある程度参加していれば問題はないはずです。
もし、どうしても副業である程度の収入を得たいのであれば、月数回程度に絞って後は断るようにしてみましょう。
忙しい社会人でも高額な副収入を目指せる副業3選
最後に、忙しい社会人でも高収入を目指せる副業をご紹介します。
副業を探してみるとモニターや文字起こしなどすぐに始められるものもありますが、どうしても収入の天井があるものばかりです。
今回ご紹介するものは、スキルや実績次第で月10万円以上も狙えるものなので、ぜひチャレンジしてみてください。
WEBライティング
1つ目は私も副業でやっているWEBライティングです。
仕事内容は、WEBサイトやブログに掲載する文章(記事)を書くこと。
業界を問わずに求められる仕事なので、本業の知識や経験、趣味、特技を活かして稼げます。
文章を書くことが得意な方はもちろんオススメですが、得意ではなくても1ヶ月あれば知識ゼロからライティングスキルを学べます。
他の副業と大きく違うのが、WEBライティングは文字単価で収入が決まること。
最初は数千円しか稼げないかもしれませんが、スキルを磨いて実績を積めば同じ文字量、短時間で最初の2〜5倍以上の収入も可能です。
オススメの人 | ・文章を書くのが好きな人 ・得意なジャンルがある人 |
収入目安 | 時給:1,000〜1,500円 単価:1文字0.5〜2円程度 |
WEBデザイン
WEBデザインは、企業や個人事業主のWEBサイト、広告バナー、LP(商品・サービスについての詳細をまとめた縦長のページ)など、WEB上のレイアウトやデザインを作る仕事です。
オンライン化の流れが高まっており、規模にかかわらずWEBサイトやページを持つ企業や店舗が増えているため、今後ますます需要が高まっていくでしょう。
専門学校を卒業しないとできない、センスがないとできないと思われがちですが、未経験からでもルールとコツさえ身につければ誰でも稼げるのがWEBデザイン。
単発の案件も豊富なのに加えて、スキルを磨けば1つ20万円以上の案件も珍しくありません。
そのため、安定して時間が取れない方にもオススメの副業です。
オススメの人 | ・クリエイティブな仕事がしたい人 ・デザインするのがが好きな人 |
収入目安 | 1件1,000円~数万円程度※案件によって異なる |
動画編集
動画編集の仕事は、商品・サービスのPR動画の作成やYouTuberが作成した動画の編集です。
クライアントによって依頼内容は異なり、テロップ入れのみの案件や動画の構成を考えるところからの案件もあります。
そのため、本業の忙しさをみて仕事量を調整しやすく両立しやすいといえます。
コロナをきっかけに在宅やリモート勤務もメジャーになり、今まで以上にYouTubeが見られるようになったことから、動画編集ができる人のニーズは高まっています。
動画編集は高度なテクニックが要求されるイメージもあるかもしれませんが、テロップ入れやカット、効果音のみであれば短期間でスキルを習得して受注するのも可能です。
オススメの人 | ・動画を見るのが好きな人 ・細かい作業が得意な人 |
収入目安 | ・1本3,000円~10,000円前後 |
まとめ
今回は本業で10時間以上働きながら、副業で月5万円を達成した秘訣をご紹介しました。
ポイントは次の3つです。
- 副業でも本業と同じように時間をブロックして納期を守る
- スキルや実績次第で時給が上がる副業を選択する
- 通勤時間や朝、休日など時間を有効活用する
今本業で忙しい方だと、副業の時間を作れないと思うかもしれません。
私も最初は同じように思っていましたし、本業と副業の両立は大変でした。
それでも、通勤時間やスキマ時間の使い方を見直したり、本業副業関係なく作業スピードを意識したりするなかで副業の時間を作り出せました。
そして、途中でもお伝えしたように、副業を始めたての頃に比べて作業時間を短縮しながら収入は増えています。
私は元々文章が得意だったわけでもなく、知識ゼロから始めました。
つまり、最初は数千円からのスタートかもしれませんが、今回お伝えした内容を使えば誰でも月5万円以上稼ぐことは可能です。
最初は本業と副業の両立で辞めたいと思うかもしれませんが、地道に続けていれば収入を上げられます。
ぜひ副業スタートの参考にしてもらえたら嬉しいです。
質問や感想があればご記入ください