近年では働き方改革の一環で、国が副業を推進しています。
家事や育児などに追われてなかなか外に働きにいくことができない専業主婦のあなたも、在宅・スキマ時間でできる副業であれば収入を得ることができるかもしれません。
そこで本記事では、専業主婦におすすめの副業を9件紹介していきます。
確定申告や扶養など、難しく感じがちな税金に関する内容もわかりやすく解説するので、副業に興味がある専業主婦の方はぜひ最後までご覧ください。
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専業主婦におすすめの副業【気軽に1~3万円稼ぎたい人向け】
月に1〜3万円程度を稼げる副業であれば、家事や子育ての合間に無理なくおこなえるのではないでしょうか。
そこでまずは、専門スキルも必要ない簡単に稼げる副業から紹介していきます。
おすすめの副業1:データ入力
データ入力は、手書きの文章や音声データをパソコンで指定されたフォーマットで入力する仕事です。
パソコンにExcelやWordのソフトが入っていればできる仕事なので、パソコンさえあれば誰でも在宅ですぐに始めることができます。
スマートフォンでも不可能ではないものの、かなり非効率なので可能な限りはパソコンでおこなうようにしましょう。
※また、昨今はAIの進歩により文字起こしや変換が一瞬でおこなえるようになりました。今後はデータ入力の仕事は需要がなくなるかもしれませんので注意しましょう。
- 高い集中力と忍耐力を持つ人
- 正確かつスピーディーに作業を進められる人
- 長時間単純作業を行うことが苦でない人
- 多少のパソコンスキル(WordやExcel)がある人
おすすめの副業2:アンケートモニター
アンケートモニターとは、オンライン上で募集されているアンケートに回答することで報酬が得られる副業です。
スキマ時間にスマートフォンで作業すればできるため、他の副業よりも気軽に取り組めます。
その分報酬額もかなり低いので、稼ぐための副業というよりはスキマ時間を活用したお小遣い稼ぎの感覚で取り組むと良いでしょう。
- これまで社会で働いた経験がない、または少ない人
- スキマ時間を有効に活用したい人
- 家事や育児などで忙しく働くためにまとまった時間を取るのが難しい人
おすすめの副業3:ポイ活
ポイ活もアンケートサイトと同様、スキマ時間にアンケートに回答したりタスクをこなすことでポイントを貯める副業です。
タスクの内容はシンプルなものが多く、CMの視聴やサービスへの登録などがほとんどです。
こちらもあくまでお小遣い稼ぎ程度の収入しか得られないため、自分が普段よく使っているポイントへの還元率が高いポイントサイトを登録して、スキマ時間を有効活用する目的で始めることをおすすめします。
- 副業初心者の人
- スキマ時間を有効に活用したい人
- 自宅で自分のペースで仕事をしたい人
おすすめの副業4:フリマアプリ
あくまで一時的な収入ですが、不用品をフリマアプリで販売することも副業のひとつとして数えられることがあります。
「メルカリ」を使ってスマートフォンから商品を出品し、購入されたあとは運営会社が構築した決済方法や発送システムに任せるだけで全てが完了するので、副業初心者でも安心しておこなうことができます。
継続的に収入を得たい場合は、ハンドメイドのグッズを作成して販売するなどの方向に移行すると良いでしょう。
- 家に多くの不用品がある人
- ハンドメイドのアクセサリーやグッズを作れる人
- スキマ時間を有効活用させたい人
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専業主婦におすすめの副業【しっかり稼ぎたい人向け】
続いては、月に3万円以上の収入を得たい人のための副業を紹介します。
専門スキルが必要になる副業もあるので、学習方法も合わせて解説していきます。
おすすめの副業5:WEBデザイン
WEBデザインは、SNSやWEBサイトに表示されるバナー広告の制作や、WEBサイト自体の制作をおこなう仕事です。
パソコンとインターネット環境があればできる仕事であり、フルリモートでの仕事も可能なことから昨今人気が高い副業となっています。
ちなみにWEBデザインにはセンスが必要だと思われがちですが、デザインには綺麗に見えるルールがあるので、正しい学び方をすれば未経験からでもWEBデザイナーとして稼げます。
学習の方法としてはオンラインスクールを受講して体系的な学習をおこなうか、独学で動画教材を使って効率よく学ぶ方法が一般的とされているので、気になる方は検索してみてください。
- 最新のトレンドに敏感な人
- コツコツと地道に行う作業が得意な人
- クリエイティブな人

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以下の記事では、中嶋さんが副業で着実に収入を増やしていけた秘訣を詳しく紹介しています。安全な副業をするうえでのヒントを得られるはずですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめの副業6:WEBライティング
WEBライティングは、企業のコラムや個人のブログなどWEBサイト上に掲載する文章を書く仕事です。
文章のジャンルは金融や不動産、医療など専門的なものから、脱毛、就職・転職活動、資格取得、英語学習まで多岐に渡ります。
自分自身が興味のあるジャンル、または経験がある分野であると書きやすいでしょう。
また、WEBライティングの副業に興味がある場合は、SEOに関する知識を身につけておくことをおすすめします。
SEOとはWEBの検索エンジンで上位表示されるためのノウハウのことで、書籍やYouTubeの動画を通じて独学でも身につけられるので、高収入を目指す方は勉強してみましょう。
- 文章を読んだり書いたりすることが好きな人
- 好奇心が旺盛で、新しいことを学ぶことが好きな人
- タイムマネジメントが得意で、納期を守れる人
- 1人で黙々と作業に取り組める人
おすすめの副業7:動画編集
動画編集はYouTubeやTikTokの動画編集代行や、商品のPR動画作成などを請け負う副業です。
仕事内容は音声やテロップを入れるだけのシンプルなものから、動画の構成の企画、撮影への参加などの上流工程まで多岐に渡ります。
簡単な編集の単価は1本500〜5,000円、PR動画の制作などであればぐっと相場が上がり5〜10万円も実現できるので、高収入を目指す方にはおすすめの副業だと言えます。
今後まだまだ動画の需要は伸びていくので、いずれ子供の手が離れたら本業にしたいと考える人にはピッタリかもしれません。
- 丁寧に仕事ができる人
- 作業をするためにまとまった時間を取れる人
- 地味な作業が苦にならない人
おすすめの副業8:プログラミング
学習の難易度は高いものの、将来性や高単価を考えるのであれば「プログラミング」もおすすめの副業です。
プログラミングの世界には複数の言語があり、どの言語を学ぶかによって対応できる業務が大幅に変わってきます。
なのでまずは「何をしたいか」をハッキリと決めてから、その業務に使えるプログラミング言語を学ぶようにしましょう。
- アプリ制作
- WEBサイト制作
- システム構築
- 機械学習
プログラミングの知識は書籍やオンラインサイトで身につけることもできますが、とにかく難解なので可能であればスクールに通い、プロの講師にいつでも質問できる環境で学ぶことをおすすめします。
- 集中力がある人
- 論理的思考力がある人
- いつでも学習する意欲が高い人
- コミュニケーション能力がある人
おすすめの副業9:オンライン秘書
オンライン秘書とは、秘書業務の一部をオンラインで請け負う仕事です。
オンライン秘書になるために必要な資格は特になく、Web会議やGoogleドライブなど最低限のITツールを使うことができれば、未経験者でも参入しやすい副業だと言えます。
ただし「秘書業務」の名の通り空いた時間に自分のペースで働くことは難しいので、自由な時間が少ない方(家事が忙しい、子育て中の方)にはおすすめできません。
参考として、オンライン秘書がおこなう業務の一部を紹介します。
- 事務作業代行
- 資料作成
- カスタマーサポート
- 会食予約
- リサーチ業務
- ライティング業務
- メールの返信
これらを効率的に企業(社長)ファーストでおこなわなければならないので、マルチタスクが得意な方、過去に秘書業務をおこなっていた方にはおすすめの副業だといえるでしょう。
- 最低限のビジネスマナーを兼ね備えている人
- 報告・連絡・相談をきちんとできる人
- わからないことは自分で調べて解決できる人
専業主婦が副業をする場合の確定申告と住民税
専業主婦の方が副業で稼ぐ場合、気になるのが「税金」についてではないでしょうか?
ここでは確定申告と住民税の申告が必要になる金額の目安について解説します。
年間の所得が48万円以上だと確定申告が必要
パートで働いていない専業主婦が1月から12月までの1年間で得た副業の所得が48万円を超える場合は、確定申告が必要です。
所得とは、収入から経費(仕事にかかった費用)を引いた金額のことを指します。
※売上と所得は異なるので、その違いを以下で簡単に解説します。
たとえば、ハンドメイドのグッズを作って販売する副業をしており、毎月5万円の売り上げがあると想定しましょう。
この場合、年間売り上げは5万円×12ヶ月=60万円となります。しかし、ハンドメイドのグッズを作るための材料費は「経費」です。
経費が毎月2万円かかっているとすると、年間の経費は2万円×12ヶ月=24万円となります。所得は上記にもあるように売上から経費を引いた金額です。
そのため、この場合の所得は60万円-24万円=36万円となり、所得が年間48万円以下なので、確定申告は不要であることがわかるでしょう。
しかし、副業だけでなくパートやアルバイトなど別の収入源がある場合は、副業での収入が年間で20万円を超えたら確定申告が必要になるため注意してください。
所得額が一定ラインを超えると住民税の申告が必要
年間の所得の金額が一定ラインを超えると住民税の申告が必要になるため、その点も気をつけてください。
住民税がかかる所得金額は居住する市区町村ごとによって異なりますが、年間の所得が28万〜35万円以上になると住民税の申告が必要になるケースが大半です。
副業に興味のある専業主婦の方は、居住している地域の住民税申告のルールを知ってから副業を始めるようにしましょう。
専業主婦はいくらまで稼げる?副業における扶養の考え方
税金だけでなく「扶養」についても気になる専業主婦の方は多いのではないでしょうか?
本項目では、扶養についても詳しく解説します。
前の項目と合わせて専門的な用語が増えてしまいますが、大切なことなので必ず目を通すようにしてください。
年収が100万を超えると住民税の扶養から外れる
専業主婦が副業で得た収入が年間で100万円を超えると 、住民税の納税義務が発生します。
住民税とは、居住している都道府県や市区町村に納める税金のことです。
住民税で納付する金額は共住する地域によって「均等割」または「所得割」のいずれかの方法で計算されることが一般的です。
- 均等割…年収額に関係なく毎年定額で科される
- 所得割…所得金額に応じて10%(都道府県税4%+市町区村税6%)課される
なので自分の居住地域の住民税の金額がどのように計算されているのか、副業を始める前に調べておくことをおすすめします。
年収が103万円を超えると所得税の扶養から外れる
続いて、専業主婦が副業で得た収入が年間で103万円を超えると、所得税の納税義務が発生します。
所得税とは、就労者の所得に応じて発生する税金のことです。
2017年までは被扶養者の給与収入が103万円以内であれば、扶養者の所得税を抑えることができました。
しかし、2018年より、被扶養者の年間の収入が103万円以下であれば「配偶者控除」、130〜201万円であれば「配偶者特別控除」となり、段階的に控除が受けられるようなシステムに変更されています。
この場合、扶養者の所得が900万円以上であれば控除額が減少し、1,000万円以上であれば控除が適用されなくなるため、扶養者に相談しながら副業で稼ぐ金額を調整することが必要です。
年収が130万円を超えると社会保険の扶養から外れる
最後に、専業主婦が副業で得た収入が年間で130万円を超えると、社会保険の扶養から外れてしまい、保険料の支払い義務が発生します。
社会保険の扶養とは、自分自身が社会保険の被扶養者にならなくても、医療や年金で不利益を被らずに済む制度です。
つまり、社会保険被保険者の扶養に入ることで社会保険料や国民年金保険料を支払わなくても、医療機関で保険診療を受けられたり一定の年齢に達すると年金を受給できたりします。
年収130万円を超えて社会保険料の支払い義務が発生した場合、勤務先の社会保険に加入するか、自分自身で国民健康保険や国民年金に加入することが必要です。
国民健康保険料は収入や居住地によって変動があります。国民年金保険料は、収入に関係なく、毎月16,590円(令和5年)支払うことが必要です。
さらに40歳以上になると健康保険の他に介護保険料の支払い義務も発生するので、ここは十分に注意してください。
まとめ|専業主婦でもスキマ時間を活かして副業収入を得よう
本記事では、専業主婦におすすめの副業から、気を付けるべき確定申告や扶養についての解説をおこないました。
専業主婦は環境によって、パートに出てしまうとイレギュラーがあったときに対応しづらいなどの問題があります。
なので子供が小さかったり、家族の介護が必要な場合などはできるだけ在宅で働くことが望ましいのではないでしょうか。
今回紹介した副業はほとんどが在宅でもできるものなので、ある程度自分の裁量で自由にスケジュールを組みながらパート以上の稼ぎが実現できます。
少しでも興味を持った方は、自分に合った副業から始めてみましょう。
※最後に、安定して月に10万円を稼いでいる専業主婦の「津田聖子さん」の動画を紹介するので、具体的に「専業主婦×副業」について知りたい方はぜひ視聴してみてください!