近年、リモートワークやフリーランスといった働き方の多様化で、副業に興味を持つ方が増えています。
しかし、いざ副業をしようと思っても、本当に稼げるのかやどのような仕事を選ぶべきかなどの疑問を抱いたり、場合によっては「副業はやめとけ」と言われ、副業への不安を感じたりする方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、「軽い気持ちで副業するのはやめとけ」が正しいです。
副業は自分のプライベートな時間を削って行うため、休息に充てる時間が減ることになります。メリットも多い副業ですが、デメリットにもなりうる点を含めて検討するのがおすすめです。
本記事では、実際に副業からライターを始め、現在はフリーランスのWEBライターとして働く私が、実体験を交えて副業のメリット・デメリットをご紹介します。自分自身が副業をするべきか、しないべきかがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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結論:軽い気持ちで副業するのはやめとけが正しい

始めから厳しいことをお伝えするようですが、軽い気持ちで副業するのはおすすめしません。後で実体験もご紹介していますが、副業は以下のようなリスクが考えられます。
- 本業を終えても副業の時間が必要になり、休息できない
- 常に仕事をする状態になり、体力的にも精神的にも疲労する
- 生活が不規則になりやすく、本業に支障が出る可能性がある
本業と副業、両方をきちんとこなすには相応の時間と体力が必要です。働く時間が長くなれば当然休む時間は減りますし、仕事のことを考え続けると気持ちの余裕も減っていくでしょう。
どのような副業をするかは所属する会社の規定以外は自由ですが、細かなことを考えずに勢いで副業を始めてしまうと、あとで自分を苦しめることにもなりかねません。
とはいえ、副業にメリットが多くあるのも事実です。メリット・デメリットを理解しておけば、副業を始めてから後悔するリスクは低くなります。のちほど実体験から感じたメリット・デメリットをお伝えするのでぜひ参考にしてくださいね。

副業はやめとけと言われる3つの理由|実際に感じたデメリット

副業するのはやめとけと言われる理由には、以下の3つがあります。
- プライベートの時間が減る
- マルチタスクで頭が疲れる
- 続けられないと初期費用が無駄になる
1つずつ実体験を交えてご紹介していきますね。
プライベートの時間が減る
本業に加えて副業を始めれば、当然労働の時間が増え、プライベートの時間が減ってしまいます。家族がいる場合には、家族との時間も副業に充てなければならず、理解を得る必要があるでしょう。
私が副業を始めたころ、保育園児の子育てをしながらだったため、子どもが寝たあとに副業としてWEBライターの案件を行っていました。
自分の睡眠時間を削って働くため、不規則な生活になり気持ちの余裕もなくなっていったことを覚えています。
副業を始める前には、今の生活スタイルを振り返って「何時に」「どのくらいの時間を」副業に充てられそうか検討しておくことがおすすめです。
マルチタスクで頭が疲れる
私が副業を始めて一番苦しんだことは、この「マルチタスクによる頭の疲労」でした。
実際に副業をやってみると仕事内容も楽しく、クライアントから感謝の言葉をもらえることでやりがいにもつながっていたのですが、とにかく常に仕事のことを考えている状態になってしまっていました。
本業と並行して副業で複数の仕事を行っていたため、「どの案件を」「いつまでに」納品しなければならないか、スケジュール管理もとても大変でした。
また、案件によっては本業では使ったことのないツールを指定されることもあります。使い慣れないツールの場合、その使い方から調べる必要があるため、より業務コストがかかってしまうでしょう。
マルチタスクをこなす自信がないという方は、最初は1つの案件から副業を始めてみるのがおすすめです。
続けられないと初期費用が無駄になる
通常、会社に所属していれば、会社が整えたインターネット環境で貸与されるパソコンを使用できます。一方で副業によっては、以下のような初期費用が掛かることがあります。
副業の内容 | 代表的な初期費用 |
---|---|
WEBライター | ・パソコン代 ・インターネット通信費 |
WEBデザイナー | ・デザインソフト代 ・パソコン代 ・インターネット通信費 |
ブロガー | ・レンタルサーバー代 ・ドメイン取得費 ・パソコン代 ・インターネット通信費 |
ハンドメイド | ・材料費 ・商品の送料 |
上記のほかにも、初心者から始める場合には知識・スキル習得のための学習費用が必要になるでしょう。実は私自身、WEBライターのほかにも勉強して始めた副業がありました。
未経験からのチャレンジだったため、スクールでの受講料やスタートするための準備物購入など初期費用がかかりました。
しかし、思うように続けられず、結局やめてしまった苦い経験があります。すべてが意味のなかったこととは思いませんが、このように副業を続けられない場合にはかかった初期費用が無駄になってしまうと言えるでしょう。
本当にその仕事ができそうか、また続けられそうかなど慎重に検討してからスタートするのがおすすめです。

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副業をしないほうがいい人の4つ特徴

ここまで副業のメリットを聞いて、副業へのモチベーションも高まってきたのではないでしょうか。
ですが、副業をするのに向いていない人、あるいは今副業を始めるべきではない人はいます。副業を始めてから後悔しないよう、あらかじめ確認しておきましょう。
会社で副業が禁止されている人
先ほどお伝えしたように、会社で副業が禁止されている場合は避けましょう。就業規則には法律的な義務はないものの、バレると懲戒処分になったり、職場に居づらくなったりします。
副業解禁の動きが加速しているものの、2022年の調査では3割の企業は副業を検討していない、あるいは認める予定はないとしています。
引用:日本経済団体連合会
そのため、今の勤め先が副業解禁しているのかどうかは事前に確認しましょう。また、これから就職する、転職する予定で、さらに副業を考えているのであれば副業が認められているかも重要な項目となるでしょう。
本業が忙しい人
副業が容認されている企業でも、本業で手一杯、仕事もプライベートも忙しい人は副業を避けましょう。冒頭でもお伝えしたように、副業をするということは仕事の時間がさらに増えるということです。
仕事量が増える以外に、気持ちの余裕も無くなり、精神的にも体力的にもキツくなるためどんどん追い込まれていきます。
もし、副業が必要なのであれば、家族に家事を手伝ってもらったり、同僚に副業していることを知っておいてもらったりする必要があります。
すぐにたくさん稼ぎたい人
副業したからといって稼げる保証はありません。ましてや、すぐに稼げるようになるのは、もともとスキルや経験が豊富な人くらいです。
そのため、副業を始めれば収入が一気に増えると考えているのであれば少し立ち止まって副業すべきかもう一度考えてみましょう。
近年、副業が普及し、簡単に稼げる、誰でもできるというイメージから、副業を始める人が増えていますが、現実は厳しく私も「これだけ時間をかけてもこれくらいしか貰えないのか」という経験もしてきました。
続けていれば徐々に収入を上げられますが、すぐに稼げるわけではないことは頭の片隅に入れておきましょう。
“とりあえず”副業したい人
目標や目的が定まらないまま、とりあえず副業したい人も副業には向いていません。
- なぜ本業以外に仕事に時間を投資するのか
- 副業して何を得たいのか
- 増えた収入を何に使いたいのか
このように副業する目的を事前に考えておきましょう。
確実に稼げる保証がないにもかかわらず、プライベートの時間を使って仕事に投資するため、目標や目的がないと時間や気持ちの余裕がなくなることが多いです。
「お金を稼ぎたい」のも立派な目的ですが、それを何に使うのかまで決めておくと、大変な時でも副業を続けられますよ。

やめとけを無視して副業する場合に得られる3つのメリット

ここまで副業のネガティブな面を中心にご紹介してきました。しかし、実際に副業を行っている人が多くいるように、副業にはメリットもたくさんあります。
以下は「副業はやめておいた方がいいよ」という声を気にせずに、私自身が実際に取り組んで得られたメリットです。
- 自分で仕事を獲得し稼げるようになり自信がついた
- 知識の幅が広がりスキルアップにつながった
- 副業で得た収入でこころにゆとりができた
実体験をもとに、詳しく解説します。
1.自分で仕事を獲得し稼げるようになり自信がついた
私が副業を始めて、一番プラスになったと感じているのが「仕事への自信がついたこと」です。WEBライターとして副業をする場合、クライアントと直接かクラウドソーシング経由で契約します。
本業と大きく異なるのは、クライアントに自分を売り込まなければならない点です。
契約をもらえるようにそれまでの経験やスキルをアピールしますが、私はもともと自分の経歴に自信がありませんでした。
しかし、少しずつ実績を重ね、応募した案件でスムーズに契約をもらえることが増えるにつれ、自信につながっていきました。
収入という目に見える形で成果が得られたのも、自信になった1つの要因です。
2.知識の幅が広がりスキルアップにつながった
副業をしようとすることで、仕事に必要な知識を学ぶようになり、スキルアップにつながるというメリットがあります。
実際にWEBライターの副業を始めてからは、さまざまなクライアントと仕事をすることで、以下のような知識を身につけ、活かせるようになりました。
- SEOの知識を深められ、本業でのコンテンツ制作にも役に立った
- 未経験ジャンルを執筆するためにリサーチを重ね、対応できる幅が広がった
- クライアントに執筆した記事を添削してもらったことで、ライティングスキルが向上した
当時、本業では自社サイトへの集客アップのために、記事をはじめとしたコンテンツ制作に従事していました。
それまでは自社内のみで勉強していましたが、副業でさまざまな業種のクライアントとかかわることで新たな知識を身につけ、WEBライターとしてのスキルをぐっと高めていけました。
副業で深められたSEOやWEBマーケティングの知識は、記事のリライトや新規の執筆など本業でも活かせるようになったことが大きなメリットと言えます。
3.副業で得た収入でこころにゆとりができた
副業に取り組むと、本業にプラスの収入になるため、こころにゆとりができるようになりました。
単価は案件によってまちまちですが、「まずは副業で1万円」「その次は3万円」のように副業のみで1か月どのくらい稼げるかを考えてみるのもおすすめです。
副業で月に3万円は少ない金額に感じるかもしれませんが、本業で月3万円も給与アップするのは簡単ではありません。
例えばWEBライターなら、以下のような案件で月に3万円を達成できます。
- 1文字1円、5,000文字の記事を6本納品
- 1文字2円、3,000文字の記事を3本納品
- 1文字0.5円、10,000文字の記事を6本納品
私も副業で収入を得られるようになってからは、パソコンを新しくしたり子どもに好きなものを買う余裕ができたりしました。
副業でどのくらいの収入を得られれば、生活やこころに余裕ができるかを考えてみることでモチベーションにつながっていくでしょう。

未経験から副業を始めるなら押さえておきたい5つのポイント

未経験から副業を始めて失敗しないようにするには、適切な仕事選びが大切です。
やみくもに始めるのではなく、以下のポイントを意識して副業を選びましょう。
- いつでもどこでも働ける
- 長期で需要が見込める
- 副業でできる案件数が多い
- 初期費用が低い
- 単価が低すぎない
これらはすべて、本業で忙しい合間を縫って副業する時間を、無駄にしないための大切なポイントです。
1つずつ詳しく解説するので、ぜひ読んでみてください。
いつでもどこでも働ける
副業を選ぶうえで、時間と場所に縛られない働き方はとても重要です。
本業との両立を考えると、自分のペースで空いた時間に作業できる環境が理想的でしょう。
いつでも、どこでも働ける仕事は、以下のようなオンラインでできるものがおすすめです。
- WEBライター
- WEBデザイナー
- プログラマー
- 動画編集 など
オンラインで完結できる仕事なら、通勤時間や休憩時間を活用したり、本業が終わって帰宅後の時間で取り組んだりできます。
自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働ける副業は、無理なく続けられるのがポイントです。
また、場所に縛られない副業なら、旅行先やカフェなど好きな場所で仕事ができるというメリットもあるでしょう。
長期で需要が見込める
副業を選ぶ際には、将来性のある分野を見つけることが大切です。
トレンドであっても、一時的なブームで終わってしまわないかも見極めましょう。
例えば、以下のようなIT関連の仕事ならスキルを身につけても無駄にならず、活用できる場面が多いと考えられます。
- プログラミング
- WEBデザイン
- WEBマーケティング
- AI活用スキル など
副業を経て現在はフリーランスのWEBライターとして働く私も、ライターのほかにトレンドの副業にチャレンジした経験があります。
爆発的なブームは副業を始めた当初は追い風になってくれましたが、ブームが過ぎると思うような集客につなげられず苦い思いをしました。
継続して需要が見込まれるかを判断するのは簡単ではありません。
しかし、将来性を見越した副業の選び方は、その後の長期的なキャリア形成にも役立つでしょう。
副業でできる案件数が多い
副業にする仕事は、案件数が豊富であるものを選びましょう。
案件が多ければ自分のスキルや経験に合った仕事を見つけやすく、収入の安定にもつながります。
例えば以下のような仕事は、副業からでも取り組みやすい案件が比較的多いものです。
- WEBデザイン
- アンケート回答
- 記事作成
- SNS運用代行 など
クラウドソーシングサイトでは、実際にどのような案件が募集されているかを確認できるため、副業を始める前に調べてみるのがおすすめです。
初期費用が低い
副業を始めるにあたって、初期費用が低いことは大きなメリットです。
インターネットやSNSが広く普及している現代では、さまざまな副業があります。
なかには高額な初期費用が必要になるものもありますが、初心者の方にとってはリスクが高いと言えるでしょう。
例えばITやWEB系の副業はパソコンとインターネット環境があれば完結できるものが多く、初期費用だけでなくランニングコストも抑えられます。
私もこれまでにさまざまな副業にチャレンジしましたが、そのなかでも機材をそろえたり集客のための広告を打ち出したりなどで初期費用がかかったものや、副業を継続させるためにランニングコストがかかったものがありました。
しかし、副業を始めたばかりのころは、思うように収入が上がらないということも珍しくありません。
収入よりも支出が多いと、副業として継続するのが難しくなります。
初期費用を抑えられれば副業を始めやすく、万が一うまくいかなかった場合でも損失を最小限に抑えられるでしょう。
単価が低すぎない
副業においては、案件の単価が低すぎないものを選ぶのがおすすめです。
単価が低すぎる仕事ばかりを選んでしまうと、働く時間に対して収入が少なく感じてしまい、副業を続けるモチベーションにつながりません。
しかし、未経験や初心者の場合、最初は単価が低い案件から始めることが多いでしょう。
副業をスタートするときの単価については、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- 相場より低い単価でスタートする場合、スキルアップするにつれて高単価の案件に挑戦する
- 案件に応募する際はどのくらいの時間数がかかりそうかも確認し、時給換算で考える
- 実際に副業を始めてからもかかった労働時間を把握し、時給換算した際にどんどん高くなるように意識する
副業をしていたころの私は時給換算まで考えられず、つい作業時間が長くなってしまったことがあります。
今は作業時間を計測し、どの案件にどのくらいの時間がかかったかを記録し、時給換算するようになりました。
常にスキルアップできるよう、時給換算した金額が高くなっていくように意識して副業にも取り組みましょう。

やめとけば良かったと思わないようにするための副業の見つけ方

副業を始めてから「やめとけば良かった」と思わないようにするためには、自分に合った副業を見つけることが重要です。
後悔しないための副業の見つけ方として、志向別に以下のようにおすすめの副業ジャンルをご紹介します。
- 将来的にフリーランスも視野に入れたい:WEB系の副業
- 趣味や好きなことを仕事にしたい:ハンドメイド系の副業
- スマホだけで働きたい:配信系の副業
自分がどのような副業をしたいのか、また、副業を通して将来的にどうなりたいのかなどを考えながら探してみてくださいね。
フリーランスも視野にいれたい:WEB系の副業
WEB系の副業は、なんといっても時間や場所を問わず働ける点が魅力です。ほかにもWEB系の副業は、以下のようなメリットがあります。
- パソコンとインターネット環境があればいつでもどこでも作業を進められるため、本業と両立させやすい
- クラウドソーシングサービスに豊富な案件数があり、初心者からでも取り組みやすい
- 一生使える知識とスキルを身につけられれば、長期的な活躍が期待できる
また、将来的にフリーランスとして独立を考えている方にとっても、WEB系の副業はおすすめです。
フリーランスに向けたステップアップの機会となり、経験を積みながら独立後のイメージを膨らませられるでしょう。
このあと、具体的にWEB系の副業でどのような職種がおすすめか、7つピックアップして解説します。ぜひ併せて参考にしてください。
趣味を仕事にしたい:ハンドメイド系の副業
アクセサリー作りやイラスト制作、編み物といった趣味を活かして副業をしたい方は、ハンドメイド系の副業がおすすめです。
ハンドメイド系の副業には、以下のようなメリットがあります。
- 好きなことを仕事にできるため、楽しみながら収入を得られる
- 自分のペースで作業を進められるため、本業に支障をきたしにくい
- ハンドメイドマーケットやフリマアプリなどで気軽に販売できる
好きなことや趣味を仕事にするのは、決して簡単なことではありません。
しかし、近年ではアプリだけでなくSNSで発信をすることで自分の作品のファンが増え、そこから購入につながるケースも増えています。
また、制作途中の様子を撮影したり、作り方を解説したりする動画をYouTubeなどにアップするのも認知度拡大につながるでしょう。
工夫次第で売れっ子ハンドメイド作家になれるのが、魅力の1つです。
スマホだけで働きたい:配信系の副業
スマホとインターネット環境があれば、パソコンを用意せずとも始められるのが配信系の副業です。
スマホで使えるライブ配信アプリや、YouTubeなどの動画投稿サイトを活用し、自分の得意なことや好きなことを配信することで収入を得られます。
- 特別なスキルや機材がなくても始められるため、初心者でも挑戦しやすい
- 配信を通して多くのファンを獲得できれば、投げ銭や広告収入などでも稼げる
- 視聴者数やフォロワーが増えることで、企業案件を依頼される可能性がある
配信系の副業はクライアントワークと異なり、すべて自分で企画して実行し撮影します。
不特定多数の人に見られるため、プライバシーや個人情報に注意しながら取り組むことが大切です。

WEB系副業おすすめ7選

多様な副業の中でもとくに今後の需要が見込まれ、副業から始めるのにもおすすめなのが「WEB系」の仕事です。
副業におすすめのWEB系職業として、以下7つをご紹介します。
- WEBデザイナー
- WEBライター
- SNS運用代行
- 動画編集
- ブロガー・アフィリエイター
- プログラマー
- WEBマーケター
上記はすべて、働く場所や時間が自由であることや、パソコンとインターネット環境があれば始められるため初期費用が抑えられることなどがメリットです。
それぞれの仕事の特徴や案件の相場などを詳しく解説します。
1.WEBデザイナー
WEBデザイナーは、業種を問わず需要の高い職業です。
自社サイトやSNSを持っているのが当たり前の時代になっていますが、多くの企業や個人事業主は自分でWEBサイトを作ることができません。
そのため、クライアントの要望を正確にくみ取り、デザインに落とし込んでくれるWEBデザイナーがとても重宝されるのです。
WEBデザインスキルは独学でも習得を目指せますが、未経験からスタートする場合は何から学べばよいのかわからない、という方もいるでしょう。
WEBデザインスクールなら講師が丁寧にレクチャーしてくれるため、スピーディーにスキルを身につけることができます。
WEBデザイナーに必要なスキル |
・デザインに関する基礎知識 ・WEBデザインスキル ・デザインツールを操作するスキル |
WEBデザイナーにおすすめの人 |
・デザインが好き ・一生使えるスキルを身につけたい |
WEBデザイナーの案件相場 |
・広告バナーの制作:5,000~2万円 ・ランディングページ(LP):5万円~50万円 ・WEBサイト制作:2万円~150万円 ※デザインの規模によって差があります |

未経験から学んだ卒業生の中嶋さんは、大好きなWEBデザインを学び、楽しみながら3~5万円の安定収入が得られるようになりました。単にWEBデザインのスキルを獲得しただけでなく、仕事や人生に対する姿勢も大きく変化し、今もなお成長中です!その秘訣をインタビューで大公開!
2.WEBライター
WEBライターは、企業のWEBサイトやブログ、インタビューページなど、インターネット上で閲覧できる記事の執筆を行う職業です。
WEBライターの案件は時間単価ではなく「1文字1円」など文字単価であることが多いため、スキマ時間を活用しながら作業を進められます。
クライアントから依頼される記事のジャンルは多種多様で、自分の得意分野に関する記事作成からチャレンジすることもできるでしょう。読みやすい文章作成のスキルはWEBライターに限らず、どの職種でも応用できるスキルです。
WEBライターに必要なスキル |
・正しい日本語で文章を執筆するスキル ・リサーチ、情報収集スキル |
WEBライターにおすすめの人 |
・特化した専門知識がある ・情報を正確に調べることができる |
WEBライターの案件相場 |
・1文字1円 など |
以下の記事では、どのようにWEBライターで副収入を得ていくかを解説していきます。WEBライターが気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

3.SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人のSNSアカウントの運用を、代理で行う仕事です。
SNSの利用が一般的になり、企業や商品の認知度拡大にX(旧Twitter)やInstagram、Facebookなどを活用するケースが増えてきました。
投稿する内容の検討やコンテンツの作成、データ分析など依頼内容は案件によってさまざまです。
企業のブランディングや購買促進に直結するため、責任は大きいながらも成果につながれば、よりやりがいを感じられるでしょう。
SNS運用代行に必要なスキル |
・トレンドをリサーチするスキル ・伝えたいことを簡潔にまとめられるスキル |
SNS運用代行におすすめの人 |
・日常的にSNSを使用する ・年代、ジャンル問わずさまざまな流行を追える |
SNS運用代行の案件相場 |
・投稿作成:1投稿あたり数百円~数千円 ・コメント返信、DM送付など:時給1,100円~ など |
4.動画編集
動画編集は、企業の紹介や商品のプロモーション、YouTubeにアップするためのコンテンツなどさまざまな動画を作る仕事です。
テロップやBGM、効果音の挿入や、動画の不要部分をカットするなど幅広い業務があります。
動画を効果的に活用したいと考える企業も増えており、時代に伴って変化するトレンドをキャッチすることも大切です。
案件のレベルも幅広く、初心者向けのライトな編集案件も見つかりやすいでしょう。
動画編集に必要なスキル |
・動画編集ツールの使用スキル ・テロップやBGM、効果音などの知識 |
動画編集におすすめの人 |
・日常的に動画を視聴している ・ものづくりが好き |
動画編集の案件相場 |
・長めの動画」1万円~5万円 ・ショート動画:3,000円~5,000円 など |
以下の記事では、動画編集での副業について詳しく解説しています。動画編集が気になっている方はぜひ読んでみてくださいね。

5.ブロガー・アフィリエイター
ブロガーやアフィリエイターは、クライアントワークではなく自分でブログを立ち上げて広告を貼り、成果によって報酬を得られる職業です。
ブログ上で紹介した商品が購入されたり、サービスの申し込みがあったりすると、広告主から報酬が支払われるという仕組みです。
ブログ開設に必要なレンタルサーバーやドメイン取得など初期費用はやや発生しますが、コツコツ投稿し続ければブログは資産にもなります。
どのような記事なら読まれるか試行錯誤を繰り返し、自分ならではのブログを作れるとよいでしょう。
ブロガー・アフィリエイターに必要なスキル |
・SEOの知識 ・ブログを作成するスキル |
ブロガー・アフィリエイターにおすすめの人 |
・自分のペースで作業を進めたい ・しっかりとスケジュール管理できる |
ブロガー・アフィリエイターの案件相場 |
アフィリエイトの場合は広告のジャンルや商品によって単価が幅広くあります。商品の購入やサービスの契約による成果報酬は単価も高め、資料請求や無料体験申し込みなどの成果報酬は単価も低めの傾向です。 |
6.プログラマー
プログラマーは、IT技術が進化を続ける現代にとって不可欠な職業です。
ひとくちにプログラマーと言ってもその業務範囲は広く、企業のWEBサイト制作やアプリケーションの開発、業務管理ツールの作成など多岐にわたります。
プログラミングはHTMLやCSSといった基本的な言語から、PHP、JavaScriptなど応用的な言語までさまざまありますが、使用する言語によって案件の数や報酬が異なります。
クラウドソーシングサービスやIT技術者向けの案件紹介サイトには豊富な案件があるため、自分のスキルレベルに合ったものを見つけられるでしょう。
プログラマーに必要なスキル |
・プログラミングスキル ・論理的思考力 ・問題解決力 |
プログラマーにおすすめの人 |
・長時間パソコン作業するのが苦ではない ・もくもくと作業が進められる |
プログラマーの案件相場 |
・プログラマー:9万円~70万円 ・システムエンジニア:50万円~200万円 など |
以下の記事では、プログラミングでの副業について詳しく解説しています。副業としてプログラミングが気になっている方はぜひ読んでみてくださいね。

7.WEBマーケター
WEBマーケターは、インターネット上で行う集客や販売促進などをマーケティング視点から支援する職業です。
WEBサイトの数値分析やSEO対策、SNSマーケティングなどさまざまな手法を用いて、クライアントの目標達成をサポートします。
クライアントの課題を把握し、どのような方法なら課題解決が叶えられるか多角的に思考することが大切です。
専門性が必要なためその分報酬額も高めの傾向にあり、培ってきたスキルや経験を活かした副業をしたい方におすすめです。
WEBマーケターに必要なスキル |
・WEB広告運用のスキル ・リサーチ、解析スキル ・プレゼンテーションスキル |
WEBマーケターにおすすめの人 |
・物事をあらゆる側面から観察できる ・コミュニケーション能力が高い |
WEBマーケターの案件相場 |
・WEBサイトのSEO対策:5万円~50万円 ・SNS戦略の立案と施策:5万円~50万円 など |
以下の記事では、WEBマーケターとしての副業について詳しく解説しています。副業としてWEBマーケティングが気になっている方はぜひ読んでみてくださいね。


副業にはおすすめしない仕事とは

最後に、副業にはおすすめしない仕事の特徴を3つ解説します。
- 時間を切り売りする
- 自分に向いていない
- 先行投資が高すぎる
副業は、仕事内容によっては始めるための準備に時間やお金がかかるものもあります。
とくに未経験や初心者の方が副業を始めようとする場合、学習コストがかかることもあるでしょう。
チャレンジしたい副業の内容が、自分の性格やライフスタイルに合っているかも含めて検討することが大切です。
時間を切り売りする
時間を切り売りする仕事とは、時給制のアルバイトや単純作業の繰り返しなど、自分の時間と労働力を提供することで対価を得る仕事です。
副業で得たい収入が少額だったり働く期間が短期だったりする場合には向いているかもしれませんが、比較的簡単に始められる反面、スキルアップにはつながりにくいでしょう。
収入を増やすためには働く時間を増やすしかなく、本業と両立させながら働く副業では時間の制約があり、必然的に収入の上限が限られてしまいます。
副業で大きく稼ぎたい方や将来的に独立を考えている方などは、経験やスキルを活かせる仕事を副業に選ぶのがおすすめです。
自分に向いていない
自分に向いていない仕事を副業に選んでしまうと、モチベーションを維持するのが難しく長続きしません。
例えば人と話すのが苦手な人が営業の仕事を選んだり、細かい作業が苦手な人がハンドメイドの副業を選んだりすると、ストレスを感じやすく副業自体が苦痛になってしまう可能性があります。
私自身もいくつか副業をした経験がありますが、自分に向いていないと感じた仕事は収入も上がりにくく、継続できませんでした。
反対に自分に向いていると感じた副業は、難易度の高い案件でも前向きに取り組むことができます。
自分に向いている仕事かどうか判断できない場合は、単発の案件に取り組んでみて検討するのがおすすめです。
先行投資が高すぎる
高額な初期投資が必要な仕事は、副業として始めるにはリスクが高いと言えます。
例えばフランチャイズビジネスや高価な機材が必要な仕事のほか、未経験から副業を始めるために、スクールに学習費用を払うこともあるでしょう。
私も未経験から始めた副業の1つに美容系の仕事がありますが、スクールの受講料と副業を始める初期費用を併せると、70万円ほどかかった経験がありました。
高額な初期費用を回収するまでには時間がかかり、副業で得られる収入が投資額に見合わないと感じる場合もあります。
副業を始める際には先行投資を抑え、リスクを最小限にすることが大切です。

リスクを抑えて副業するなら自分に適した仕事を選ぼう
本記事では、「副業やめとけ」は本当か、実体験から副業をしない方がいいのか判断するためのポイントや、メリットデメリットなどを解説しました。
- プライベートの時間が減るから
- マルチタスクで頭が疲れるから
- 続けられないと初期費用が無駄になるから
副業は本業と並行して行うため、費用だけでなく自分の休息時間も消費することになります。
無理をしてしまうと本業に支障をきたしたり体調に影響したりすることもあるため、自分の性格やライフスタイルに合う職業を選び、無理のない範囲で行うことが継続できるコツと言えるでしょう。
未経験や初心者の方が副業を始めて、スキルアップや将来的にフリーランスを目指すなら「WEB系の副業」がおすすめです。
- WEBデザイナー
- WEBライター
- SNS運用代行
- 動画編集
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なかでもWEBデザイナーは需要が高く、どのような業界でも必要とされる職業です。
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