近年、新しい働き方として人気を集めている「副業」。
副業をする人も、解禁する企業も年々増えてきています。
ただ、副業には本業と同様に、面接がおこなわれることがあります。
副業での面接では、好印象を与えるポイントが就活や転職とは異なるので、副業の面接用の準備が必要です。
今回は
- 副業の面接で気をつけるべきこと
- 副業の面接で使える志望動機5選
- 副業の面接で好印象を与えるポイント
について解説していきます!
副業の面接に関するよくある質問にもお答えしているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
【お知らせ】
2000名以上の人生を変えるキッカケになった「好きなことで生きていく!WEBデザイナーという働き方セミナー」では、
などをお伝えしています。今だけ無料で開催しているので「WEBデザインの学び方がわからない」「WEBデザイン業界について知りたい」という方はぜひご参加ください。
>>詳しくはこちら
副業の面接で気をつけるべきポイント
副業の面接時で気をつけるべきポイントは次の2つです。
- 志望動機を「お金のため」にしない
- 履歴書に嘘を書かない
1つずつ解説していきます。
志望動機を「お金のため」にしない
副業で収入を増やしたい、というのが副業を始める主な動機のひとつだと思います。
しかし、志望動機として「お金が欲しいから」「収入を増やすため」と話すのはNGです。
就職や転職活動で、「志望理由は御社の年収が高いからです」と答える人は少ないですよね?副業のときも同じで、ただお金目的と言う人の印象はよくありません。
志望動機としてどのように答えるべきかはこの後詳しくお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
履歴書に嘘を書かない
副業の面接に限ったことではありませんが、履歴書には嘘を書かないようにしましょう。
生年月日や学歴、職歴は正直に書いてください。
万が一嘘をついて採用になったとしても、一緒に仕事をするうちに嘘がバレてしまう可能性があります。
そうなると企業側には不信感を与えてしまい、最悪の場合解雇になってしまう可能性があります。
自分のためにも企業のためにも、履歴書には嘘を書くのはやめてくださいね。
【例文付き】副業の面接で使える志望動機5選
「どのような志望動機を書けばよいかわからない……」と迷っている方はいませんか?
そんなあなたのために、ここからは副業の面接で使える志望動機5選を紹介したいと思います。
簡単な例文付きなので、ぜひ参考にしてくださいね。
経験を積みたいから
「将来の目標や夢に対して、さまざまな経験を積みたい」という前向きでポジティブな姿勢は、採用担当者に好印象を与えられます。
- 副業によってどのような経験を積みたいのか
- どのように経験の幅が広がると考えているのか
などの具体的に伝えるようにしましょう。
<志望動機例>
私は将来、飲食店を経営したいと考えております。
将来の夢のために接客スキルを磨きたいので、接客に力を入れている貴社に応募いたしました。
スキルを身につけたいから
「新たなスキルを身につけたい」「これまでの経験を活かしてスキルアップしたい」という志望動機は、説得力があるのでおすすめです。
身につけたいスキルが決まっている方は、志望する企業でどのようなスキルを身につけたいのか具体的に伝えるとよいでしょう。
さらに職務経験や資格が活かせる場合は、志望動機と交えて伝えることでより説得力や好印象を与えられます。
<志望動機例>
現在、コールセンターで働いておりますが、さらにトーク力や対人スキルを身につけたいと思い、貴社の営業職に応募いたしました。
過去の経験を活かしたいから
「過去の経験を活かして即戦力になりたい」という志望動機は、面接官にはとても好印象でしょう。
なぜなら企業は、仕事に対してやる気のある人材や戦力となってくれる人材を求めているからです。
同業他社での実務経験がある場合は、非常に強みになるので積極的にアピールしましょう。
<志望動機例>
飲食店でのアルバイトを4年経験していました。さらに居酒屋、ファミレス、ファストフードでの経験があり、接客には自信があります。
これまでの経歴を活かせると思い、貴社に応募いたしました。
スキマ時間を有効活用したいから
採用担当者が気になることは、あなたが副業としてどのくらい働けるかです。
志望動機には、しっかり働く意思があることに加えて実際に働ける時間帯や曜日を具体的に書くことで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
さらに、副業しても長期的に働けることや、スケジュール調整が可能なことを伝えると好印象でしょう。
<志望動機例>
現在の職場は平日の7時から12時までの勤務であるため、平日の午後は自由に働くことが可能です。時間を有効活用したいと考え、貴社を志望いたしました。
もし採用させて頂けた際には、長期的に働きたいと考えております。
生活費や学費のために稼ぎたいから
先ほどもお伝えした通り、「もっと収入を増やしたいから」といった理由で副業する方も多いと思います。
それも立派な志望動機ですが、ただ「お金のため」と伝えてしまうとあまり印象はよくありません。
その場合は「生活費のため」「学費のため」などとお金が必要な理由と必要な金額を具体的に伝えると、マイナスな印象を与えずに済みます。
むしろ正直に伝えた方が、採用担当者の共感を得られるかもしれません。
<志望動機例>
私には半年後に留学するという目標があります。そのために現在語学を勉強しており、短期で留学資金の100万を貯めるために貴社に応募いたしました。
副業の面接で好印象を与えるためには?
たった数分間の面接の間に、あなたの印象が決まってしまいます。
そのため、短い時間でいかに好印象を与えるかが大切です。
では、好印象を与えるには一体どうしたらよいのでしょうか?ここからは副業の面接で好印象を与えるポイントを3つ解説します。
その企業を選んだ理由を明確に伝える
具体的な志望動機を書くのは大切なのですが、それに加えて「その企業を選んだ理由」を伝える必要があります。
なぜなら、面接官は「なぜうちの企業を選んだのか?」という視点であなたを見ているからです。
抽象的な志望理由だと、「それは違う企業でも実現できるのではないか?」と思われてしまい、採用されにくくなってしまいます。
そのため、「この企業でなければいけない」という理由を明確に伝えることが大切です。
より明確に伝えるには、企業研究をしっかりおこなうとよいでしょう。
志望する企業の商品を実際に使ってみたり、店舗に実際に行ってみたりすると、具体的な話をしやすくなります。
明確であればあるほど説得力が増すので好印象を与えられます。
企業が求める人物像との共通点を伝える
企業によって求める人物像は異なります。
どれだけやる気や熱意があっても、求める人物像とかけ離れていたら採用されにくいでしょう。
そのため、面接では企業が求める人物像とあなたの共通点をアピールすることが大切です。
求人情報には企業が求める人物像が書かれている場合が多いです。
もし書かれていなくても、なにかヒントが隠されているはず。これらの情報を参考にして、自分との共通点をあらかじめ考えておくとよいでしょう。
求める人物像とあなたの間に共通点があるとわかれば、企業側に「一緒に働きたい」と思わせられます。
入社後の活躍がイメージできる内容を伝える
面接の際に、熱意を伝える方はたくさんいます。
しかし、熱意だけあっても「なにがやりたいのか」「どのようにして企業に貢献してくれるのか」が伝わらないと採用されにくいでしょう。
「入社後にどのような仕事がしたいのか」「どのようなことをして企業貢献するのか」を明確に伝えることで、面接官もあなたの入社後の活躍をイメージしやすくなります。
そうなると、企業側にもあなたを採用するメリットが伝わるので好印象を与えられるでしょう。
【Q&A】副業の面接に関する質問
最後に、副業の面接に関する質問に答えていきます。
質問は次の3つです。
- 面接時の服装は?
- 面接のない副業ってあるの?
- 面接で副業の詳細について確認するのはNG?
1つずつ見ていきましょう。
面接時の服装は?
面接時の服装について、気になる方は多いのではないでしょうか?
「第一印象は見た目が9割」ともいわれるように、見た目は第一印象を決める重要な要素。
面接の身だしなみで一番重視することは「清潔感」です。
清潔感を与えられるような服装について、女性・男性それぞれ説明していきます。
女性の場合、無地または淡い柄の開襟シャツやカーディガンなど、カジュアルよりも少し改まった服装で面接に挑みましょう。もちろんスーツでも大丈夫です。
髪型は清潔感を意識し、肩につく場合は後ろでまとめるようにしてください。
大きめのアクセサリーはもちろんNG。できればアクセサリーは控えるほうが無難です。メイクは基本的にナチュラルメイクにしてください。
男性の場合、スーツや開襟シャツで面接に臨むようにしましょう。
Tシャツなどのカジュアルすぎる服装だと、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。迷っている方はスーツを着ていけば間違いないでしょう。
前髪は目にかからないようにしてください。靴は革靴がベストですが、飲食や販売などの私服OKの会社であればきれいめのスニーカーでも大丈夫です。
面接のない副業ってあるの?
なかには「副業したいけど忙しくて面接の準備ができない」などの理由で副業できない人もいるのではないでしょうか?
面接のない副業をしたい方には「クラウドソーシングサイト」がおすすめです。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい企業や個人のクライアントが、仕事を探している不特定多数の人に仕事を依頼するマッチングサービスです。
仕事内容もさまざまで、データ入力や文字起こしなどの簡単作業から、WEBデザイン、プログラミングなどのスキルが活かせる仕事もあります。
面接を受けずに副業をしたい方におすすめなので、ぜひ活用してみてくださいね。
面接で副業の詳細について確認するのはNG?
結論からお伝えすると、NGではありません。
求人情報に「副業OK」と書かれていても、条件が設けられているケースがあるので、むしろためらわずに確認したほうがよいといえます。
採用されたときのギャップをなくすために面接では、企業側の「副業OK」に対する考え方や、自分がやろうとしている副業は認められるのかどうかを確認しましょう。
まとめ
この記事では副業の面接で気を付けるべきポイントや面接で使える志望動機、面接で好印象を与えるためにはどうしたらよいかについて解説しました。
副業の面接や履歴書で嘘を伝えるのはよくありません。
だからといって「お金のため」とだけ伝えるのもNGです。
「留学のために貯金したいから」「スキマ時間を活用したいから」など、副業をしたい理由はみんなそれぞれあると思います。
それを企業にしっかり伝えることが大切です。
悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして面接に挑んでみてくださいね。
この記事があなたのお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問や感想があればご記入ください