女性が今始めるべき副業17選｜スキマ時間に自宅で稼ごう

「本業の仕事はあるけど、もう少し収入が欲しい。」
「専業主婦だけど、自分で自由に使えるお金が欲しい。」

あと少し収入が増えたらいいのにと思っている人は多いです。

でも、副業に興味はあっても何をしたらいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、副業を選ぶときのポイントや、どのような副業があるのかをご紹介します。

副業で収入UPしたい！
そんなあなたへ！

未経験から学んだ卒業生の中嶋さんは、大好きなWEBデザインを学び、楽しみながら3～5万円の安定収入が得られるようになりました。単にWEBデザインのスキルを獲得しただけでなく、仕事や人生に対する姿勢も大きく変化し、今もなお成長中です！その秘訣をインタビューで大公開！

インタビュー記事を見てみる

データから見る女性副業の現状

今、副業をしている・してみたいと希望している女性が増えています。

物価上昇による生活圧迫を受け、少しでも家計を支えたい人やお小遣いを稼いでちょっと贅沢したい人、または本業以外にもスキルを身に着けたい人など、副業を行っている・希望している理由はさまざまです。

また、各企業の副業解禁が進んでいることで、本業の傍ら副業を始める会社員も多いようです。実際に副業をしている・希望している女性はどのくらいいるのでしょうか。

アンケート調査で明らかになったデータから、女性の副業について、経験者の割合と関心の有無などの観点から現状をみていきましょう。

副業する・したい女性は増えている

女の転職＠typeの「働く女のワーク＆ライフマガジン」が発表した副業に関する調査結果によると、副業経験が「ある」と答えた女性は34.0％。

引用：株式会社キャリアデザインセンター「データで知る「女性と仕事」」

回答者のうち、約3人に1人が副業経験があることがわかりました。

また、副業経験がない人を対象に今後副業をやってみたいか聞いてみると、「ぜひやりたい」と答えた割合は32.8％、「機会があればやりたい」と答えた割合は58.9％でした。

合わせて91.7％と、未経験者の約9割の人が副業に強い関心を示していることが明らかになっています。

既に3人に1人の女性が副業を経験していて、未経験でも大多数の人が今後やってみたいと思っているのです。

多くの人が副業で月1~4万稼いでいる

先ほどと同じ株式会社キャリアデザインセンターの調査によると、女性が副業で稼いでいる金額とその割合は次のようになります。

この結果から、女性が副業で稼ぐ収入は月1万円~4万円のゾーンが最も多いことがわかりました。

本格的にガッツリ稼ぐというよりは、家事や育児の合間や、本業をしながらスキマ時間でお小遣い程度稼ぐ人が最も多いという傾向にあることが明らかになりました。

また、20万円以上収入を得ている人も合計で6.8％と、副業でしっかり稼ぐ人も少数派ながら存在します。

女性が副業を選ぶとき5つのポイント

女性が副業を選ぶ際に意識すべきポイントを5つご紹介します。

ここではそれぞれについて詳しく解説するので、ぜひ副業を選ぶときの参考にしてくださいね。

安全な副業を選ぶ

女性が副業をする際に最も気をつけたいことは、安全性の高い仕事を選ぶことです。

ネットでよく見る「楽して高額を稼げる」と謳うような怪しい求人に応募してしまうと、詐欺被害などのトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意しましょう。

例えば、クラウドソーシングなどで安全な副業先を見つける場合は、大手など運営元がはっきりしたサービスを選ぶようにします。

実際に登録している人の口コミを見ることができるサイトもありますので、それぞれ比較検討してみるのもよいでしょう。

どんな職種が安全で、どういったものだと危険性があるのか知りたいという人は、この後の章で紹介する「おすすめできる副業」と「おすすめできない副業」も参考にしてみてください。

将来性のある副業を選ぶ

長く副業を続けたい人にとっては、その仕事の将来性も考えて選ぶのが大切。

需要が減り続けると、仕事も収入も全くなくなってしまうという事態に陥りかねません。

短期間の副業であれば問題はありませんが、いずれは独立やフリーランスとして本業にしたいと考えている人は、将来性も含めて考慮する必要があります。

おすすめなのはIT系の副業。

IT人材の需要は年々増加しているため、WEBデザイナーやプログラマーなどのIT系の仕事は、将来的にも安定していると予測されています。

長期的に安定した収入を稼いでいきたい人は、その業界の状況をよく調べた上で、副業を選んでいくほうが安心だと言えます。

好きや得意を活かせる副業を選ぶ

好きなことや趣味・特技を仕事にしてみたいと思う人は多いでしょう。

本業では難しくても、副業なら趣味を仕事にすることが実現しやすいです。

例えば、ハンドメイドが得意な人やイラストが描ける人は、作った作品を売ってお金に変えることができます。

今はスキルマーケットのプラットフォームも充実しているので、自分の趣味や特技をコンテンツ販売として売って稼いでいる人が多いです。

副業は、好きなことをしながら楽しく仕事できるほうが長く続けられます。

未経験でも興味のある分野があれば、チャレンジしてみるのもよいでしょう。また、本業で培った経験やスキルを活かして副業にするのもおすすめです。

有資格者であれば、それを強みにして高単価案件などの条件がよい仕事を得ることもできます。

女性としての感性・経験を活かせる仕事を選ぶ

男性にはないような、女性としての繊細な感性や、経験してきたことを活かせる仕事もおすすめです。

例えば、手作り商品や写真、イラストや文章などのクリエイティブな仕事の場合、女性ならではのしなやかな感性で作られた、柔らかい雰囲気のものをなどという需要に応えることができます。

コンテンツ販売では物以外の特技や経験なども売ることができます。

美容や恋愛・婚活相談など、趣味や自分の知識・経験を売っている人もいて、きめ細やかな女性目線でアドバイスできることも強みになります。

また、女性に多い職種の事務職やテレオペなど、これまで経験した仕事を副業にして稼ぐこともできますよ。

安全に稼げる、女性におすすめの副業17選

女性が副業をするなら、やはり安全面を考えて選ぶのが一番大事です。

ここでは安全に稼げる副業として、女性におすすめできる仕事を17選ご紹介します。

未経験でスキルがなくてもお小遣い程度の少額なら稼げるものと、ある程度スキルや経験は必要だけど、しっかり稼げて将来的には独立が期待できるようなものと2つに分けています。

副業をする目的は何なのか、どのくらい稼ぎたいかということを考えた上で、自分に合ったもの、無理なくできそうな範囲のものを選んでください。

将来は独立も期待できる、しっかり稼げる仕事

最初はお小遣い程度の収入しか得ることができなくても、経験と実績を積むうちに認められれば、高単価案件が期待できる仕事です。

どれも未経験・スキルなしの状態から始めることができますが、案件をこなすうちにスキルと実力を身に着けていけば、次第にしっかり稼げるようになります。

努力次第で、将来的には独立することも夢ではありません。

副収入を得ることだけが目的ではなく、いずれは本業にしたいという人にもおすすめの仕事をご紹介します。

WEBデザイン

WEBデザイナーは特に資格は必要なく、スキルがあれば始めることができます。

パソコンとネット環境があれば、いつでもどこでも仕事ができるのもメリットです。

WEBデザインの仕事は、バナーやホームページを制作したりするので、PhotoshopとIllustratorが使える必要があります。

ネット上に無料や低額の学習サイトがあり、そこで基本を学ぶことができます。

また、スクールで学ぶ方法もあります。

費用は高めですが、実際に仕事で必要なスキルを最短で無駄なく身に付けることが可能です。

卒業後はお仕事を紹介してくれるスクールもあります。アルバイトか派遣社員になって、スキルを学びながら徐々にスキルアップしていく方法もあります。

レベルに合った仕事を担当させてもらえるので、仕事をしながらスキルが身につきます。すでにスキルがある方は、クラウドソーシングサイトに登録して案件を受注しましょう。

以下の記事では、歴15年のWEBデザイナーがWEBデザイナーの楽しさや魅力を紹介しています。クリエイティブなことが好きで副業でもWEBデザインが気になっている方はぜひ読んでみてくださいね。

あわせて読みたい

WEBデザイナーは楽しい！15年続けてみて感じた11の魅力 この記事の著者 久保 なつ美（クリックすると紹介記事を読めます）WEBデザイナー歴15年。24歳でWebデザイン業界に入りさまざま案件を担当。2015年5月に「日本デザインス…

テレオペ

テレオペは、コールセンターのような場所で就業するイメージですが、在宅でもできる仕事です。

受電の種類としては顧客からの問い合わせ対応、商品の予約や受注、テクニカルサポートなどがあります。

コールセンター勤務経験のある人はもちろん、営業事務などの事務職で電話応対を経験した人や接客業の経験がある人は、スキルを活かして働くことができます。

未経験の人であってもサポート体制が整っていて、研修がしっかりしている会社に登録すれば大丈夫です。

土日・祝日も営業しているところが多いため、本業が休みの週末に集中的に働く人も多いです。

シフトはありますが、週1日3時間~など少ない勤務日数・時間から選べて融通がきくため、本業に差し障りが出ない程度に無理なくできるのも魅力です。

時給は1,200円以上のところも多く、在宅ワークとしては比較的高いため、短時間・短期間でも効率よく稼ぐことができます。

WEBライター

ライターになるために必要な資格というものはありません。

そのため、誰でもいつでもライターを始めることができます。最初は、クラウドソーシングサイトに登録して、簡単なアンケートや字数の少ない記事から始めるのが良いでしょう。

クラウドソーシングサイトでは、ライティングのレベルを測るテストがある会社もあります。

そのテストに合格すると、金額の高い案件を担当させてもらえるようになります。

また、派遣会社に登録をして、コーディネーターと相談しながら、徐々にレベルアップしていく方法もあります。

その人のレベルにあった記事を担当させてもらえるので、確実に実力をつけていくことができます。

派遣会社のサポートもあり、わからないことなどは相談できますので、安心して仕事を始めることができます。

主なクラウドソーシングサイトは、下記のような会社があります。

主婦の方向けの在宅ワークを中心に扱っているサイトもあるので、自分に合った仕事を探してみましょう。

オンラインアシスタント

会社の業務をサポートするお仕事です。

その内容は多岐にわたり、会社の業務のほぼ全ての分野が対象です。

会社員や秘書の経験、WEBサイトの運用、デザインのスキルなど、あなたの経験やスキルが活かせます。

家事や育児と仕事の両立ができるよう、主婦の方や子育て中のママさんを応援するクラウドソーシングサイトも増えています。

登録されている案件は、在宅ワークが中心です。

今や、在宅でできない仕事はないのではないかと思ってしまうくらい、多種多様のお仕事を扱っています。

オンライン講師

最近は、習い事や講座の受講などもオンラインが主流になっています。

何か特技を持っていたり、資格やスキルがある人は、Zoomなどを使って自分で講座を開くことができます。

自分では講座にするほどではないと思っていても、世の中にはあなたのできることを学びたい人がいるかもしれません。

そんなあなたの特技やスキルを講座にしてくれるサイトがあります。

料理や語学、フィットネスなど定番の講座もありますが、趣味のカテゴリーでは、盆栽、焚き火、占いなど、種類は多種多様です。

自分の得意なことが講座になるかもしれません。

動画編集

私たちの日常生活の中で、動画が使用されている場面はたくさんあります。

スマートフォンやパソコン以外にも、街中のビルや電車内のCM、タクシーの座席の後ろなど、至る所で動画を見かけます。

動画の需要が増えているので、動画編集スキルのニーズは高まっています。

スキルの身につけ方は、WEBデザインのスキルと似ていて、学習サイトで学ぶ、スクールで学ぶ、アルバイトや派遣社員として実際に現場で学ぶなどの方法があります。

スキルが身についたら、クラウドソーシングサイトに登録して仕事を探します。

CREATORSという動画編集専門のサイトもありますが、動画編集に特化したクラウドソーシングサイトは少ないため、案件の多いCrowdWorksとランサーズには登録しておくのが良いでしょう。

お小遣いを稼ごう！少額からコツコツ貯める仕事

数十円単位や数百円単位などわずかな小銭しか稼げないものも多いですが、誰でもすぐ簡単に始められることがメリットです。

少額でもコツコツと地道に続けたり数をこなすことで、貯めていくこともできます。

未経験でスキルもないけどとりあえず何か副業を始めたいという人や、お小遣いや生活費の補足分を稼ぎたいという人にはこちらがおすすめ。

特に何か勉強したり難しいことを覚える必要もないため、忙しくてわずかなスキマ時間しか使えないという人でも気軽にチャレンジすることができます。

アンケートモニター

アンケートに答える仕事なので、誰でもすぐに始められます。

ポイントや現金などの謝礼や報酬がもらえます。

また、いろいろなタイプのアンケートがあり、スマホで完結するものから、指定された会場に行ってインタビューを受けるものもあります。

時間と場所が指定されるものは、報酬も高くなります。スキマ時間や空いている時間を使ってできるのは魅力です。

アンケートの仕事はいつでもあるとは限らないので、複数のサイトに登録しておくのが良いでしょう。

不用品の販売

メルカリやヤフオクなど、便利なフリマアプリやオークションサイトが増え、使わなくなった物やいらなくなったものは、とりあえず出品してみるということが普通になってきました。

自分にとってはいらない物でも、それを欲しいと思う人もいます。

売る方は不用品を処分できてお金になり、買う方は欲しい物が安く手に入るので、双方にとってwin-winの状態です。

アプリやサイトを利用するには、販売手数料、振込手数料などが掛かります。

手数料の方が高くて、収入がマイナスになってしまったということがないように、手数料や条件はよく確認しましょう。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、個人のブログやSNSで商品をPRする広告のことです。

特定のテーマでアフィリエイトサイトやブログの運営を行い、閲覧した人が商品を購入すると、運営者に広告仲介手数料として収入が入る仕組みです。

対象となる商品・サービスは1件あたり数百円単位から数万円前後のものなど幅広くあり、購入された分だけ収入になります。

始めるにはA8.netなどのアフィリエイトプロバイダーとの契約が必要です。Amazonや楽天などのECサイトでもアフィリエイト契約をすることができます。

化粧品やエステ、脱毛など、女性向けの商品やサービスもたくさんあるので、活躍できる場も多いでしょう。

ただ、数多くの人を集客する必要がありますし、閲覧されても商品が全く売れない場合は収入がないため、少しでも買ってもらえるような魅力的な内容にする工夫が求められます。

ポイントサイト

ポイントサイトを経由して、Yahoo!ショッピングや楽天など、いつも利用しているサイトで商品を購入したりすると、ポイントサイト独自のポイントが貯まります。

独自ポイントは、現金や電子マネーなどに交換できます。

銀行やクレジットカードの新規申し込みや、新しいアプリのダウンロードなどは、1回で5000ポイントなどの高いポイントはもらえますが、本当に自分にとって必要なものを利用するようにしましょう。

おすすめは、ポイントサイトを経由して、いつも使っているショッピングサイトにアクセスし、プラスアルファのポイントを獲得することです。

普通の買い物で、いつもより多くポイントが貯まるというのがメリットです。

データ入力

商品情報やアンケートの回答など、文字を入力するお仕事です。

パソコンがあり、WordやExcelが使えれば、すぐに始められます。

報酬は出来高制が多いです。

在宅ででき、勤務時間と場所は自由な場合が多いので、子育てをしながら仕事ができます。

自分の生活に合わせてスケジュールが組みやすいので、副業としても始めやすいです。

内職

内職は、昔からある副業の1つです。

自宅でできる手作業のイメージがありますが、今でも同様の仕事があります。

代表的なものは、シール貼り、袋詰め、部品の組み立て、宛名書き、アクセサリー作りなどです。

自宅で自分のペースで仕事ができることは大きなメリットです。

現在では、パソコンを使った内職もありますが、スマホやパソコンを使わない手作業の仕事がしたい方にはおすすめです。

短期バイト

週末や休みの日を利用して働く短期バイトという働き方もあります。

日給や時給が高い仕事が多いので、短期間に稼ぎたい人に向いています。

引越しスタッフや資材運びなど、体力を使う仕事が多い中、下記の短期バイトは女性におすすめです。

シール、ラベル貼り：時給¥1200〜¥1400くらい

イベントスタッフ：日給¥12000〜¥25000くらい

試験官：日給¥8000〜¥12000くらい

覆面調査員（ミステリーショッパー）

普通のお客としてお店に行き、食事や買い物をして、店のサービス状況や店員の接客態度などをチェックし、依頼主に報告するお仕事です。

実際に食事をした飲食代や、商品の購入代金を依頼主が支払ってくれる、または数千円の報酬をもらえるパターンがあります。

下記のような覆面調査員専門の登録サイトもあります。

美容系が多いですが、新商品を発売前に体験できたり、エステサロンの最新の施術を受けたりできます。

手作り商品の販売

手先が器用な人やハンドメイドが得意な人は、アクセサリーやバッグ、服など手作りの商品を売って収入にすることもできます。

趣味で作るのが好きという人や地域のフリマなど対面で売っていたという人も、

という方法で、全国の人に自分が作ったものを買ってもらうことができます。

ハンドメイド販売専用のアプリでは、個人のネットショップよりも販売手数料はかかりますが、初期費用や運営費用は無料でできます。

代表的なものに「minnne」がありますが、初心者でもスマホから手軽に出品できるためおすすめです。

販売数によっては月1,000円程度の少額の売上になってしまいますが、多い人では10万円稼ぐ人も。固定のファンが多数付くほどの売れっ子作家になれば、高収入や独立が期待できます。

写真販売

写真撮影が好きな方にはおすすめのお仕事です。

近年は、スマートフォンのカメラの性能が非常に良くなり、一般の人でもプロのような写真が撮れるようになりました。

写真販売サイトも増えており、手軽に自分で撮った写真が販売できるようになっています。

以前は一眼レフカメラで撮影した写真でないと採用してもらえませんでしたが、最近は、ほとんどの写真販売サイトで、スマートフォンで撮影した写真も登録OKになっています。

スマートフォンで撮影して、すぐに写真をサイトへアップすることができるので、撮影も登録申請も非常に簡単です。

また、一度登録された写真は、継続して販売されれば不労所得になります。

スマートフォンがあれば、すぐに始めることができますので、写真に興味のある方は、自分で撮影した写真を登録してみてはいかがでしょうか。

稼げるけどおすすめしない女性副業

女性が稼ぐことはできるかもしれないけど、リスクが大きいなどの理由からあまりおすすめできない副業も存在します。

いずれもネットなどで見かける仕事が多いので、もしかしたらやってみたいと思う人もいるかもしれません。

ただ、これらの仕事は万が一稼げたとしても、危険を伴うものが多く、性被害や詐欺などの思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。

また、男性に比べて体力がない女性にハードな副業は本業との両立が難しいです。

勤務する日時や場所が決められた雇用型のような仕事も日数や時間的に融通が効かず、家事・育児や本業に支障を来してしまう場合もあります。

そのため、副業としてはあまり行わないほうが安全です。

メール・チャットレディ

男性客を相手にメールやチャットでコミュニケーションを取る仕事です。

メールレディ・チャットレディ共にスキマ時間を使い、未経験・スキルなしでも簡単にできるというメリットはあります。

ただ、どちらも顔が見えない、見知らぬ男性を相手にくだけた会話をするため、性的なやり取りをしなくてはいけなくなる場合もあります。

そういったことに耐性がない女性はきつい思いをするので、やめておいたほうがよいでしょう。

また、大手の運営元なら安心ですが、所在がはっきりしないような怪しいところが多いのも確かです。

登録料や設備レンタル料などとして、働く側に不当な支払いの請求をしてくる詐欺会社も多いため、おすすめはできません。

パパ活

一般的に、若い女性が年上の男性と会ったり一緒に食事などをすることで、男性から直接金品の援助を受けることを指します。

異性と数時間会って話すだけでお金がもらえる手軽さから、マッチングアプリやSNSなどで募集するなどして始めてしまう人が多く、近年社会問題としても広く取り上げられています。

会うだけでは違法ではありません。ただ、純粋に会うだけではなく、性的な関係を求めている男性が多いのも確かです。

性行為をすればもっと高額な手当を払うなどとの誘いに乗ってしまうと、売春防止法違反になる可能性があり、違法行為にもなり得ます。

既婚者の男性と違法行為をした場合は、男性の配偶者から慰謝料を請求されてしまう可能性もあります。

また、ストーカー被害にあうなどのトラブルに巻き込まれる危険性もあるため、決して安全な副業とは言えません。

SNSのみで募集している「スマホで高収入」稼げる仕事

InstagramやXなどのSNSでは、「スマホ1つで高収入稼げる」「ワンクリックするだけで○万円」というような怪しい誘い文句の広告が出回っています。

これらは詐欺が多く、おすすめできません。

金銭だけでなく個人情報まで抜き取られてしまう可能性もあり、大変危険です。

SNS以外にも、このような「楽な副業で大金を稼げる」というような過剰な誘い文句には簡単に乗らないようにしましょう。

勤務日や時間が固定されている仕事

雇用型やシフト制のように、働く日や時間帯が固定されている仕事は融通が効かないため効率的に稼ぐことが難しく、副業向きではありません。

また、勤務場所を固定される仕事も副業向きではありません。勤務場所が固定されてしまうと自ずと働く時間もある程度決まってしまい、そこへ向かうまでの通勤時間もかかります。

副業はあくまでも家事・育児や本業の傍らで行うものなので、希望日数・時間などの融通が効かないと両立は難しくなります。

本業の終わった夜や土日など、自由に自分の好きな日程や空いている時間でできるものが望ましいです。

かつ自宅やカフェなど、好きな場所でできる仕事のほうがよいでしょう。

体力や精神面でハードな仕事

一般的に、女性は男性と比べて体力がない場合が多いです。

そのため、立ち仕事や深夜勤務などといったハードな副業をしてしまうと体に負担がかかり、メインである本業に支障をきたしてしまう恐れがあります。

また、本業に支障が出るという同じ理由から、精神的な負担のかかる仕事も女性の副業にはおすすめできません。

体力や精神面で大きな負担がかかるハードな仕事を副業にしても、長続きしなかったり、すぐ辞めたくなってしまいます。

副業の場合は、もう少し楽な気持ちでできる仕事、楽しくできる仕事のほうが長く続けられて、その結果ちゃんとした結果や収入に繋がっていきます。

副業は30代以降でもできる？

30代や40代、50代以降の女性でも、副業はできます。

就職や転職とは違い、20代など若い年代のほうが有利になるということもありません。

むしろ、副業では自分の人生上の経験や業務上の経験・スキルを活かせるものも多いので、30代以降の人のほうができることが多かったりします。

副業こそ年齢に関係なく、いつでもチャレンジできます。

労働政策研究・研修機構の「副業者の就労に関する調査」では、副業を最も多く行っているのは40代だという結果も出ています。

年齢を考えて副業を行うことを躊躇していた人は、これを機に自分の引き出しを探して、何か強みになるものはないか、副業に活かせるものはないか考えてみるのも楽しいですよ。

参考：労働政策研究・研修機構「副業者の就業実態に関する調査」

女性が副業のモチベーションを保つコツ

女性が副業を長続きさせるには、3つコツがあります。

これらを行うだけで、副業を行う際のモチベーションを高いまま維持することができます。

結果、途中で飽きたり挫折してしまうこともなく副業を続けることができ、良い結果を生み出すことができます。

大げさなことは必要ありません。些細なことから始められる簡単なことばかりなので、ぜひ実践してみてください。

目標設定をする

まずは副業を始めるにあたって、金額目標を設定しましょう。具体的には

といったことを決めます。

目標を何も設定せずに始めてしまうと、次第に副業が面倒になりモチベーションが低下します。また、加減がわからずオーバーワークをしてしまい、本業にも支障をきたす危険性もあるでしょう。

逆に「1月5万円稼ぐ」「3年後には独立してフリーランスになりたい」といった具体的な目標があれば、そこに向けて頑張ることができるため、やる気が持続しやすくなります。

家族がいる場合は、目標を共有することでより副業に対して理解を深めることもありますので、話し合ってみるのもおすすめします。

日々自分に小さなご褒美を与える

本業以外にも副業をする場合は、その分だけプライベートの時間が少なくなります。そのため、ストレスを発散させる機会も減ってしまいます。

働くこと自体が嫌になってしまわぬように、日々自分にささやかでよいのでご褒美を与えて、モチベーションを維持しましょう。

例えば、「今日この仕事を片付けたら、大好きなあの店のケーキを食べる」などでもよいのです。

これだけの金額が貯まったら、自分へのプレゼントとして欲しかった物を買っていいという、将来的なものでも構いません。

頑張った自分を褒めつつ、気分を上げてやる気を出していくことで、副業を長く続けていくことができます。

コミュニティに入って仲間を作る

副業をしていると、孤独を感じたり行き詰まってしまったりすることもあります。

その場合、副業をしている女性が集まっているコミュニティに入って仲間を作ることをおすすめします。

対面で集まるものもありますが、オンラインで自宅にいながらして参加できるものもあり、本業でなかなか時間が取れないという人でも気軽に入ることができます。

女性の働き方、副業、兼業についてのオンラインセミナーを行っている「ウェブネ」では、コミュニティで仲間を作ることができます。

悩みや疑問点などを相談することも出来ますし、他の人がどういった働き方・考え方をしているかなど、情報共有できる場にもなります。

1人ではないという意識も生まれ、やる気の向上にも繋げていけるため、おすすめです。

副業をする時の注意点

副業で収入が増えるのは嬉しいことですが、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。

会社の就業規則を確認する

副業をすることは違法ではありませんが、会社の就業規則で禁止されている場合、社内で処罰を受ける可能性があります。

会社によって罰則の内容は異なりますが、減給、降格、部署異動などの処分が下る可能性があります。

収入源が増えることは、自分にとってはプラスになることなので、本業とバランスよく両立できるよう、就業規則は確認しておきましょう。

安全な副業の選び方

実績のあるクラウドソーシングサイトや派遣会社などに登録し、トラブルが起こったり、わからないことがあった場合、相談できる会社を選びましょう。

困った時にサポートを受けられる体制が整っていれば、安心して仕事ができます。

また、簡単な仕事で高額な報酬が得られるとか、仕事を始める前に登録や道具の購入などで多額の費用がかかるような仕事は選ばないようにしましょう。

仕事内容に見合った報酬か

時間がかかる割に報酬が安すぎたり、労力に見合わない金額の仕事は受けてはいけません。

最初に仕事内容の詳細を確認し、時給に換算してみて妥当な金額かどうか、必ず確かめるようにしましょう。

年間所得が20万円以上か

副業の年間所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。

会社に副業をしていることを知られたくない場合は、確定申告の書類の住民税に関する事項のところで、「自分で納付」にチェックを入れます。

そうすると、会社の給与から副業で稼いだ分の住民税を差し引かれないので、副業をしていることを会社に知られずに済みます。

まとめ

副業を選ぶときのポイントや、いろいろな副業の仕事をご紹介してきました。

あなたがやってみたい、興味があると思ったお仕事はありましたか？

何から始めていいかわからない場合、いつもの買い物でプラスアルファのポイントをゲットしたり、自分の得意なことを活かしたりできる副業など、自分が取り組みやすいものから選びましょう。

「あと少し収入があったら。」というあなたの思いが実現することを願っております。